行列

「○○するだけでお金がもらえる」そんな売り文句の仕事ほど、実はハードな仕事な場合が多いの現実。でも並び代行は違います。厳密な意味で、並ぶだけでお金がもらえる仕事なんです。

コンサートのチケット販売や限定グッズの販売、iPhoneの新作の発売など人気のお店には行列がつきもの。それをお客さんの代わりに並ぶことでお金をもらうのが並び代行です。

ここでは並び代行がいかに手軽に稼げる仕事かを、初期コストや仕事内容、時給の相場などの観点から紹介します。
 





 

始めるためには

暇つぶしの道具は必要

並び代行の仕事は基本的に並んでさえいれば何をしていても構いません。1時間や2時間の仕事でない場合はその時間を潰すためのグッズは持って行った方がいいでしょう。ただぼんやりと過ごしていても問題はありませんが、やはり限界があります。そのため、場合によっては携帯ゲーム機や本などを購入する必要はあります。

忍耐強さも必要

「ただ並ぶだけなんて退屈すぎて耐えられない!」という人には並び代行は不向きです。同じ場所でじっとしていることに耐えられる人でなければ務まらない仕事と言えます。

仕事内容を徹底解剖!

仕事内容は並ぶだけ!

並び代行の仕事内容は本当に「並ぶだけ」です。ならび屋本舗(東京)の場合はアルバイトの登録をすると、登録したメールアドレスに仕事の詳細が送られてきます。そのメールを見て引き受けられる場合は実際に並びに行くという手順です。

「並ぶだけ」が結構ハードな場合も……。

しかしこの「並ぶだけ」が、場合によってはかなりハードな仕事になる場合もあります。真夏の炎天下での行列や、真冬の夜中の行列などの仕事は場所を移動できない分、肉体労働よりもハードです。炎天下で汗をかいても、体が冷えてトイレに行きたくなっても、行列から抜け出すことはできません。この点が並び代行の見落としがちなデメリットと言えます。

並び代行は準備がものを言う

こうしたデメリットを解消するには準備あるのみです。食糧や飲み物、防寒具や日差し対策グッズ、小型の折りたたみ椅子など並んでいる時間を快適に過ごすための対策を万全にしていれば問題ありません。ただしトイレばかりはどうにもならないので、水分の補給に関しては必要最低限にとどめるべきでしょう。
 





 

いくら稼げる?元手は?

基本的に初期コストはゼロ

まずは初期コストについて考えてみましょう。並び代行を始める場合、基本的にはすでに並び代行ビジネスを展開している会社の求人に応募することになります。

自分自身でビジネスを立ち上げて集客などを行うのであれば広告用のサイトの開設などにコストはかかりますが、そうでもない限り初期コストはゼロです。

売上

並び代行の時給は1,000円から3,000円とも言われます。「大阪一安い並び代行」を謳うピカピカ本舗(大阪)の利用料金はスタッフ1名につき、基本料金1時間2,000円(7時から23時)、深夜料金1時間2,500円(23時から翌7時)です。

ここに交通費が加算された金額が業者に支払われるようになっています。先ほども紹介したならび屋本舗の場合は基本料金は1時間あたり2,000円で、そこに深夜手当てやお盆・お正月手当て、購入代行費などのオプションが加わるシステムです。

このように業者はもちろん依頼の内容によって業者に入るお金が変わるため、一概に「時給はいくら」ということはできません。しかし時給の相場が1,000円から3,000円と高額であることと、並んでいるだけで特に難しい仕事を覚える必要がない点を考えると、かなり「おいしい」アルバイトだと言えるでしょう。

おすすめサイトは?

ならび屋本舗

http://www.narabiyahonpo.com/index.html
並び代行専業の業者です。

便利屋大阪

http://www.xn--wtqs2dm0o.osaka.jp/
便利屋事業の1つとして並び代行事業を展開している業者です。

便利屋東京アットマン

http://attoman-bs.com/index.html
この業者も便利屋事業の一環として並び代行事業を展開しています。

似ている副業は?

  • ペット散歩代行
  • 結婚式・披露宴出席代行
  • 墓参り代行
  • セミナー出席代行など