ハンドパーツ

モデルと名の付く職業は、特に女性にとって憧れですよね。モデルと一言で言っても、その仕事内容は多岐に渡ります。

雑誌の表紙を飾るのは、顔を含めた全身をモデルとしている方、全体で言えばほんの一握りでトップクラスの方々です。

ここでご説明するモデルは、ヘアモデルとパーツモデルです。例えばハンドクリームやキッチン洗剤PRで使われる手のアップ、足を細くする商品広告の脚画像、美容室のチラシに掲載されている髪型の写真、どれもそれを本職にしている方とは限りません。副業として、気軽にチャレンジしている方もなかにはいます。

男性でも女性でも、年齢は関係なく、人間のパーツはどこをとってもモデルとなれる要素を持っています。きれいな手になれるハンドクリームを売り出す場合に、実際に美しい手を商品広告に使用すると説得力が生まれるからです。

副業でモデルだなんてありえない!と決めつけず、一度モデルの副業について、参考にしてみてください。詳しくご説明していきます。

始めるためには

必要な能力・技術とは?

副業でできるモデルを、大きく2つに分けて必要な要素についてご説明します。
「ヘアモデル」と「パーツモデル」です。もちろん、読者モデルなどさまざまなモデルがありますが、ここでは代表的な2種類をご紹介します。

ヘアモデル

【サロンモデル】
サロンモデルは、髪の毛と顔をセットにしたモデルです。美容師がカットを行い、「この髪型素敵だわ、この美容院に行きたいな」と思ってもらうための写真撮影を伴うモデルです。髪の毛が極端にいたんでいないこと、思い通りのカットを行うために十分な長さがあることが条件となります。決して、髪質が素晴らしく良い必要はありませんが、きついくせ毛や枝毛たっぷりの場合はアレンジしにくいため難しいかもしれません。また、チラシや雑誌、Webに画像を掲載されることが多いため、顔を含めたビジュアル要素も必要不可欠です。

【カットモデル】
美容師に対して髪の毛を商品として提供するカットモデルです。ヘアモデルは顔と髪の毛をセットとして、主に写真撮影などを商品とするのに対して、カットモデルは美容師さんがカットやカラーリングをする練習台となるものです。どのようなお客様に対してもしっかりカットできるようにするための練習台なので、特に必要な能力はありません。モデルという言葉を含んでいますが、写真撮影などを伴わないので比較的ハードルが低いものです。

パーツモデル

手タレ、足タレなど
手や足などのパーツモデルは、手や足を商品として販売することになるモデルです。ハンドクリームのCMに使われる美しい手など、手タレが活躍しています。

手タレや足タレなどのパーツモデルになるためには、手や足などのパーツが美しいことが必要な条件です。もちろん、ガサガサな手や美しくない足が求められるケースもありますが、多くの場合は「この商品を使えば、こんなにきれいな手・足になれる」ことを求められる仕事です。

手足などのパーツの造りが美しいことに加えて、丁寧で念入りなケアしていることも必要な能力・技術になります。手や足が商品になることを考えれば当然のことですね。

必要なもの、初期投資

初期投資や必要な物品についてもそれぞれ見ていきましょう。

ヘアモデル

【サロンモデル】
雑誌やチラシに掲載されることを想定すると、髪や顔の手入れは必須です。もともと持っている美しさに加えて、それを維持するためのエステ、化粧品、ヘアケア製品などの初期投資+継続投資が必要です。

【カットモデル】
特にありません。

パーツモデル

【手タレ、足タレなど】
サロンモデルと同様、パーツの手入れは必須です。ハンドクリームなどの化粧品やエステなどの初期投資+継続投資が必要です。

その他の条件

パリコレでランウェイを歩くモデルは、日々ファッションブランドに面接へ行き、モデルとして使ってもらうことに合格した方々です。レベルは違っても、「モデル」と名の付く仕事は、美容院や企業から採用されることで収入を得ます。そのため、美容院や企業への働きかけをする作業が必須条件となります。

仕事内容を徹底解剖!

副業内容と仕事の流れについて

ヘアモデル・サロンモデル

美容院・美容師と契約し、カタログや雑誌などに掲載する美容院の宣伝用写真を撮影するためのモデルです。時には、ショーやメディアに出演する場合もあります。

美容院やサロンが街でスカウトをする場合が主ですが、募集をしているサロンで直接面接などを行い採用されるケースもあります。

特に女性が気になるのは年齢制限かもしれませんが、必ずしも若い必要はありません。美容院を利用するのは幅広い年代のため、男性女性年齢を問わず必要とされています。

ただし、ヘアモデルやサロンモデルの場合は、美容師が希望する髪型やカラーリングを受け入れることが必須です。時にはショーなどで奇抜なカラーリングやきついパーマをあてられることもあるかもしれません。

終了後はできる範囲で元に戻してくれることが多いようですが、本業との兼ね合いでどこまでの奇抜さを受け入れられるか自分で決めておいた方が良いでしょう。

カットモデル

カットモデルは、美容院や美容師にとってカットの練習台となるモデルです。カットモデルになるためには、店舗やサロンHPで募集している場合は直接連絡、あるいはカットモデル募集サイトやアプリなどで見つけることが一般的です。サロンモデルとは異なるため、面接などは行われません。

練習台とはいえ、お客様からの要望に応えることができるかどうかという練習なので、希望の髪型やカラーリングをリクエストすることができますし、丁寧にカウンセリングしてくれます。シャンプーやトリートメントのサービスがある場合もあります。

ただし、カットモデルを募集している美容師さんは多くの場合、経験年数の浅い美容師さんです。リクエストした通りにならない場合や、切られ過ぎてしまうこと、カットが終わるまでの時間が長くかかってしまうことも多々あります。

手タレ、足タレなどのパーツモデル

パーツモデルは、パーツモデル専門のモデル事務所に登録し、仕事を請け負います。CMや雑誌できれいな手のモデルを探している、となった場合に、業界では専門の事務所へ仕事を依頼するからです。

ヘアモデルやカットモデルとは異なり、パーツモデルを副業とする場合は、事務所に所属するモデルの一員になるということをしっかり認識しておきましょう。

パーツモデル専門の事務所に登録するにあたっても決して広き門ではありません。パーツモデルとしてニーズがあるかどうか、厳密に審査されます。その上で登録が叶ったとしても、その後、その美しさを維持することが大切です。ちょっとした小傷や蚊に刺されるなども厳禁です。

また、マニュキュアやペディキュアなども、すぐに落とせないものをしていると、撮影に支障をきたす場合があります。副業とはいえ、クライアントの要望にすべて応じる必要があるため、日常生活から大きな変革が求められるお仕事です。もちろん、日焼けもNGです。

副業:パーツモデルの将来性

【増え続ける美容院と美容師、そして実力世界のパーツモデル】
美容院の数は2015年現在約24万軒、毎年1.2%程度の割合で増加しています。新設されたサロンは広告宣伝が必須なのでサロンモデルの必要性は高まっています。

そして美容免許取得者の数は毎年2万人弱のペースで増加しています。2万人すべてが美容師さんになれば、その分練習台も必要となります。美容師の多くはカットモデル探しに苦労していると言われているため、カットモデルの必要性も今後さらに高まっていきます。

一方パーツモデルについては、需要と供給のバランスが取れていて、決してさらに必要性や成長性が高まる仕事とは言えないでしょう。

ただし、手や足はいくらケアを頑張っても、年齢が表れてきます。年齢によってパーツモデルも引退することになります。決して、入り込む隙がないわけではありませんが、美しさとケアをする努力などの頑張りによる実力世界です。

いくら稼げる?費用は?

売上

収入面をそれぞれ見ていきましょう。残念ながらいずれの副業についても、大きな収入は見込めないようです。

サロンモデル

1回あたり、2,000円~1万円程度の謝礼金

カットモデル

謝礼金はなし。カットの施術代金が無料になる。ただしカラーリングやパーマなどの場合は薬剤代などの実費が500円~2,000円程度必要になる場合も。無料か格安で美容院を利用できると考えた方が良さそう。

手タレ、足タレなど

1回の撮影で1万円~10万円
雑誌やスチール、CMなど媒体によって波があるようです。

費用

髪の毛やビジュアルを商品とする副業なので、費用はかかりませんが、サロンやショー、撮影現場までの往復の交通費がかかります。

おすすめサイトは?

シンフォニア

http://sinfonia.cc/
「人を育てることで世界一を目指す」を合言葉に多くの新人モデルを育てているモデル・芸能事務所です。ファッション誌の読者モデル・有名美容室のサロンモデル・タレント・ママモデルのオーディションを東京、大阪、名古屋で行っています。家族との信頼関係を重視していて、オーディションや事務所の食事会等でも保護者立ち会いOKな安心できる事務所です。
 
シンフォニア

エーディープロモーション

http://ad-promotion.biz/
ファッションモデル・タレント・役者・女優・アーティスト・歌手・声優などのマネージメント事業をする芸能事務所です。個々の能力を引き出すために選任のマネージャーを新人タレントにも必ず選定し、その才能と夢に合わせたカリキュラムマネジメントを行っています。自社でファッションイベントを開催していたり、所属には脚本家や演出家もいるので年間6回の舞台公演を行うなど精力的に活動しています。

ミニモ

https://minimodel.jp/
サロンモデル・カットモデルを募集・登録できるアプリです。

カトモ

http://cutmo.com/
サロンモデル・カットモデルを募集・登録できるアプリです。

ジャズモデルエージェンシー

http://www.jazz-model.co.jp/
パーツモデル事務所です。

モデル事務所のクリエートジャパンエージェンシー

http://www.cja.co.jp/model_parts.htm
パーツモデル事務所です。

SOS MODEL AGENCY

http://www.sos-model.com/category/tokyo?cat=parts-tokyo
パーツモデル事務所です。

似ている副業は?

読者モデル

雑誌などに掲載されるモデル。収入面では大きな期待はできないものの、将来モデルを目指している人の副業や、楽しいことやキレイにしてもらえることが好きな方におすすめです。

フィッティングモデル

アパレル企業で商品発売前にサンプルを着用する仕事です。デザイナーやパタンナーが、パターンやシルエットを微調整するためのモデルになります。募集しているアパレル企業へ応募することで仕事ができます。