私の生活はアマゾンで成り立っている!という声をよく耳にしませんか?Amazonさえあれば、一歩も外に出なくても生活ができてしまうという人もいるくらい、取り扱い商品はバラエティに富んでいます。
食品、生活雑貨、CD、DVD、本などはもちろんのこと、食品、医薬品、おもちゃに洋服、そして、最近ではなんと、車やバイクまで購入可能なショッピングサイトです。そのAmazonを使って稼ぐ方法の一つAmazon輸出入があります。
みなさんもよくご存知かと思いますが、Amazonは日本だけではなく、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、カナダ、メキシコ、ブラジル、イタリア、スペイン、オランダ、インド、オーストラリア、そして中国にもサイトがあります。
会員登録をすれば、これらの国々から商品を購入することができます。そのシステムを使って、Amazon輸出入で副業をする方法が注目されています。Amazon輸出入で副業する方法について詳しくご説明していきたいと思います。
Amazon出店を検討中なら
【グッズステーション】は「Amazonに出店したいと思っているけどちょっと不安」という方におすすめのサービスです。以下のような方をサポートしてくれます。
- 自分で輸入する自信がない
- どんな商品が売れているのか知りたい
- 差別化するための商品が思いつかない
Amazon輸出入で副業とは
まず、Amazon輸入について説明します。
例えばアメリカのAmazonから商品を仕入れて、日本のAmazonで販売する。それがAmazon輸入の仕組みになります。ここでポイントとなるのは、日本Amazonで売れる商品、人気のある商品をアメリカのAmazonから仕入れるということです。
アニメのBlu-rayDVDで説明
簡単に流れを確認してみましょう。日本で買うよりも海外版が安くて人気急上昇!というアニメのBlu-rayを参考にしてみましょう。日本のAmazonとアメリカのAmazonで同じ商品の販売ページを探し、商品の販売価格を比較します。
大ヒットアニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」のシーズン1のパート2、北米版のBlu-rayとDVDのセット商品です。
「PSYCHO-PASS サイコパス:シーズン1 Pt.2 北米版」
さて、こちらの商品は現在日本では6,600円で販売されています。同じ商品をアメリカのAmazonで探してみると、
「Psycho-Pass: Part Two (Blu-ray/DVD Combo)」
販売価格は、37.39ドル、1ドル121円(2015年10月時点)で計算すると4,524.19、約4,524円で販売されていることになります。
商品の大きさやレートでも左右されますが、この商品を購入した場合、日本への送料は約1,000円になります。仕入れ=輸入にかかる費用は、商品代金(4,524円)+送料(1,000円)=5,524円になります。この商品を日本のAmazonで6,600円で販売すると…。
販売価格(6,600円)-仕入(輸入)価格(5,524円)=1,076円
となり、この1,076円が単純な利益となります。人気商品なので仮に、10枚輸入して販売すると…売上は10,000円をさらっと超えるいうわけです。
ポイントは、売れ筋となる商品を仕入れることです。アニメなどのDVDを海外から購入するユーザーも増えていますが、多少なりとも語学力が必要になってきますので、日本のAmazonで販売されている輸入盤を購入するというユーザーも少なくありません。
また、同じ商品を、アメリカだけではなく、他の海外のAmazonサイトでの販売価格を比較して、一番安く輸入できる商品を選択すれば、さらに利益は増えるということになります。
特に、アニメは世界各国で人気があるので、どの国のAmazonでも同じ商品を見つけることができるのもおすすめポイントのひとつです。
北米版だからといって、アメリカ、カナダで安くゲットできるというわけでもないようで、他の国でさらに安い価格で販売されているのを見つけることもできます。
これはひとつに、売れる!と思って北米版を輸入してみたけれど、その国では需要がなく、値下げをしているという場合があるのです。ここが意外に狙い目だったりします。
ただし、そこで注意しなければならないのは、輸入する商品が“日本”のAmazonできちんと売れるということです。売れ筋ランキングに入っているもの、日本で人気のあるものは、常にしっかりとリサーチしておく必要があります。
Amazon輸入とは、輸入で仕入れた商品を日本のAmazonで販売し、実際の販売価格と仕入価格との差額で利益を得る方法です。では、次にAmazon輸出について説明していきたいと思います。
さきほどご紹介したAmazon輸入とは逆のパターンです。Amazon輸入のほうで具体的な商品の販売ページなどで流れをご紹介したので、ここでは簡単に説明していきたいと思います。
Amazon輸出では、日本のAmazonで商品を仕入れて、海外のAmazonで販売する方法です。海外ではどんな商品が求められているのかをチェックしてみましょう。さきほどのAmazon輸入と同じく、Blu-rayを対象商品として考えていきたいと思います。
日本のアニメのBlu-rayは、海外でとても人気が高いということはみなさんもよくご存知だと思います。海外のAmazonをチェックしていると、日本版のBlu-rayもたくさん販売されています。
規格の違いで、日本のBlu-rayを海外のプレーヤーでそのまま観ることができない場合もありますが、リージョーンフリーのプレーヤーやパソコンで視聴する人も多いので、視聴環境を心配する必要はありません。
むしろ、日本のアニメは日本版でというこだわりのファンにとっては、多少高くても手に入れたい貴重な商品ということになります。
なので、プレミア価格でも売れてしまう!というありがたい環境にあります。日本の文化として注目されている今だからこそ、このチャンスを利用してみてはいかがでしょうか?
Amazon輸出とは、日本で仕入れた商品を海外のAmazonで販売し、実際の販売価格と仕入価格との差額で利益を得る方法です。
こんな人におすすめ
能力・技術
海外のAmazonから商品を購入して、日本のAmazonで販売する方法はわりと簡単です。海外からの商品購入に必要なのは、利用する国の言語で、商品が購入できること。
これさえクリアしてしまえば、あとは日本でどのように売っていくのかということにかかっています。日本の商品を海外Aamazonで販売するときに注意する点をまとめたいと思います。
基本的な使い方は同じです。まずはじめに商品の出品登録をします。日本のAmazonで商品を販売経験があれば、流れはすぐに把握できます。
不安がある場合は、まず日本で小口出品の流れを覚えておくといいでしょう。日本語でその流れを把握するだけでもOKですが、一番いいのは、実際にいくつか商品を出品してみることをおすすめします。
流れを知るためなので、大きな利益を得ることは考えずに、まず、商品を出品→販売→納品→入金を実際に経験してみましょう。
さて、ここからが海外のAmazonで商品を販売する方法、つまりAmazon輸出のやり方をご紹介していきたいと思います。
海外のAmazonで商品を販売するとき、FBA(フルフィルメント by Amazon)納品以外を利用する場合は、大口出品の登録が必要になってきます。
小口出品ではなぜNGなのかというと、発送までの日数の変更ができないため、発送遅延扱いになってしまうからです。
FBA納品
ここで、FBA納品について簡単に説明しておきたいと思います。
Amazonで商品を販売したことのある方にはおなじみですが、「フルフィルメント by Amazon=FBA」とは、販売商品をAmazonフルフィルメントセンター、つまりamazonが運営している倉庫に納品すれば、受注管理、出荷業務、出荷後のカスタマーサービスまでをAmazonが代行してくれるサービスのことです。詳しくはこちらでチェックしてみましょう。
さて、海外のAmazonで商品を販売するときには、大口出品の登録が必要ということになってきますが、ここで気になるのは入金に関することですよね。売上の受け取りには法人用口座が必要になります。
ここで、「あ、無理だ」と諦める必要はまったくありません。今は、レンタルの法人口座というものも存在しています。実際に海外のAmazonでの売上金を受け取る口座として、ユーザーが利用している口座としては下記の2つが人気です。
Payoneer(ペイオニア)
こちらが一番使われている口座ですが、アメリカAmazonでの売上の受け取りが対象となっています。こちらは法人レンタル口座が利用できます。
World First
US、ユーロ口座だけでなく、UKポンドとカナダドル口座の開設が可能です。こちらは、レンタル口座ではなく本人名義の口座となります。
どちらも日本語のHPなので、じっくりサービス内容を比べて検討してみることをおすすめします。
必要なもの・初期投資
売上の受取口座の準備ができれば、あとは大口出品の登録が完了できるので、海外Amazonでの商品の販売が可能になります。これでバンバン商品をアップして販売していける!と思ったところで、注意事項です。
たくさん販売すれば、多くの利益を得るチャンスが広がっていきますが、納税問題が出てくることを覚えておきましょう。海外の売上は海外で納税?と思う方も多いかもしれません。
ですがAmazon輸出の場合には、日本で納税することになります。ここは難しく考える必要はないでしょう。海外、法人、口座などと絡んでくれば、納税がちらついて、手軽に考えていたAmazon輸出をためらってしまう人も出てくるかもしれません。
ですが、登録画面で「アメリカ非居住者」であることをきちんと告げることで、日本で納税ということになるわけです。何も難しいことはありません。
その他の条件
ショッピングサイトを見て回るのが好き!という人は、売れる商品などもこまめにチェックするので、楽しみながら、売れそうな商品を探すことができるAmazon輸出入は向いていると思います。
暇さえあれば、なんとなくアマゾンのサイトを見ている!という人も意外に多いですよね。どんな商品が求められているのか、どれくらいの値段で取引されているのかなどを見たり、自分もこんな商品が欲しいな~と常にトレンドが気になる人にもおすすめではないでしょうか。
仕事内容を徹底解剖!
何を売るのか、どんなものが売れるのか
ポイントは、海外で人気もあり、まだ日本に入ってきていないもの、そして、日本で人気があり海外にまだ進出していないもの…いわゆる”流行りもの””新商品”は注目を集めやすく、値段も高く売れる傾向にあります。
日本でしか手に入らない!海外のサイトでしか手に入らない、海外版、限定版、というように、それぞれの国のオリジナリティーがしっかり出ているものや、希少価値のあるものなども人気があります。
また高く販売するためのポイントとしては、コレクターさんなど、ちょっと高めの金額を払ってでも手に入れたい!という人たちをターゲットにした商品選びをするのも利益を上げるひとつのテクニックです。
はっきりと金額がつけられないものを、価値の分かる人に高く付けてもらうという方法です。これもリサーチが必要になりますが、売上アップにつながるのであれば、楽しい時間になるのではないでしょうか。
amazon輸出入の将来性~
【amazon輸出入のサイト利用者は増加中】
誰もが簡単に海外のAmazonをチェックできるようになっているので、住んでいる国に関係なく、いろいろな国の人たちがいろいろな国の商品に興味を持つようになっています。
日本のAmazonで気になる商品を見かけたけれど、日本語がわからないので購入せずに諦めてしまったという海外の方がいるとします。自身の国のAmazonをチェックしていたら日本のAmazonで見かけたあの商品を発見!となれば、思わずクリックってことになると思いませんか?
海外から直接取り寄せるよりも、送料も安上がりな自身の国のAmazonで商品を購入するほうが、ちょっと安心だったりするものです。そんな購入者の気持ちを利用して、上手に販売していけば、売上アップにつながっていくものです。
いくら稼げる?費用は?
売上
売上は、日本のAmazonで販売する場合も、海外のAmazonで販売する場合も、仕入と売上の差額が利益となります。仕入れをいかに安くしていくか、そして、どうプレミアを付けて高い値段で販売するかで売上額が変わってきます。
費用
商品購入代はある程度必要になります。海外のAmazonから商品を購入する場合は、ほぼクレジットカード決済です。カードなので仕入にかかる費用=商品代金を現金で準備する必要はありませんが、カード決済日にはきちんと引き落としができるような金額の準備をしておくようにしましょう。
日本のAmazonから商品を購入する場合は、クレジットカード、インターネットバンキング、コンビニ支払、ポイント支払いといった支払方法が選べますが、いずれもやはり、必要となるのは、仕入れ代金ということになります。
アマゾンには出品に当たっていろいろなオプションサービスが選べるのが特徴です。FBAで利用すれば、発送に際して、梱包の手間、送料などもすべてAmazonが代わりに行ってくれるので、手数料さえ支払えば面倒なことはすべて行ってくれます。安心して任せられますよね。
もちろん直送する場合もあります。FBAで出品しないものは、直送です。自身で商品を保管し、梱包し、発送します。保管場所の確保、梱包材、送料が必要になります。
送料は、商品売上代金と併せて、購入者持ちにすることも可能ですが、送料無料!というのをアピールして販売することも注目してもらうためのひとつの方法です。
商品代金を安くして、送料を負担してもらうのか、商品代金はそのままで送料を自身で負担するのか、どちらが購入者の目に止まるのかなども、競争相手(他の出品者)がいた場合は、工夫する必要が出てきます。
はじめる人におすすめの本
「時給1万円稼ぐ 図解Amazon輸入ビジネス」
図解なのでとてもわかりやすく、入門編としてはおすすめです。副業から始めて専業にしていきたい!という目標がある方にも読み応えのある内容になっています。
「Amazon輸出でまずは手堅く稼ぐための本」
最初は手堅く!コツコツとはじめようと思っている人向けです。
「現役トップセラーが教える Amazon輸出の教科書」
Amazon輸出入の超決定版!と人気のマニュアル本です。Amazon輸出入に慣れてきて、もう少し売り上げを伸ばしてい行きたいと感じたときに読むのがおすすめです。
マニュアル本や参考資料を選ぶときには、長く人気があるもの、ベストセラーなどをチェックするのもおすすめですが、新しいものを選ぶのもひとつのポイントです。
例えば、少し前までは、海外の出品登録に必要な「口座」を作れる銀行はそれほどなかったはずなのに、半年後には選択肢がグッと増えていたなんてことはよくあることです。
最新の本で、新しい情報をチェックしたり、ネットと合わせて情報収集していくことをおすすめします。
当ページはAmazonを利用した輸出入を解説していますが、物販ビジネスは輸出入だけではありません。下記のサイトでは、輸出入も含め物販全般について広く解説していますので初めての方は参考にしてみるとよいでしょう。
物販とは何か?初心者が物販ビジネスで稼ぐには!? | アクシグ
こんな人におすすめ
Amazon輸出入は、要するに物販です。常に在庫との戦いが発生することは覚悟しておきましょう。
リサーチをしっかりして自信を持って仕入れた商品も、いざ販売を開始したら思うように売れなかった…ということは、頻繁に発生します。そんなときに、悩んでしまうタイプの人は向いていないと言えます。
というのも、モノが売れる要因はいろいろあり、「これだ!」と判別するのは簡単なことではないからです。「なぜ、売れない…」と考え始めてもすぐに答えが見つかるわけでもありません。
ましてやその商品が自分の興味の延長で買ったものではなく、情報収集をベースとして選んだ商品だとしたら、売れない原因を特定するのは、かなり難しいと言えるでしょう。
在庫を増やさないようにするには、在庫になってしまっても価値が下がらないものというところを意識して購入するのもひとつの方法です。
利益が出る月もあれば、出ない月もあります。
毎月安定した利益を上げるのはなかなか難しいことでしょう。そんなに簡単に利益が上がればみんながAmazon輸出入をやるはずです。だからといって、期待ができないというわけではありません。
気をつけるべき点をしっかりおさえて、なるべく損が出ないように、無駄な経費が出ないように工夫をしながら、いろいろな商品を取り扱って、傾向と対策を練る、失敗しながらも、挑戦し続ける、これが、成功への秘訣です。その中で、自分なりのオリジナルのビジネススタイルが出来上がっていくものです。
最初は自分の興味のある商品を取り扱ったり、Amazon輸出であれば、日本のアニメ、ゲーム、フィギュアなどをチョイスすれば、無在庫販売も可能になるでしょう。
手軽に始められる上に、コツコツ派にも大きく稼ぎたい派にもおすすめできる、やりがいのある副業のひとつだと言えるのではないでしょうか。