コピーライターになるための勉強は、どこですればいいのでしょうか?
調べてみると、いくつかの講座・学校を見つけることができました。
未経験者・初心者向けのコピーライター講座・学校の特色をまとめてみました。
なお、各講座の要項等は2015年4月時点で確認できた内容を元にしております。受講のご検討・お申し込みにあたっては、必ずリンク先にて詳細をご確認ください。
通学系
講師の“生”の指導で学ぶ。仲間やライバルと高めあう。
開講59周年、トップクリエイターの卒業校。
宣伝会議コピーライター養成講座
広告づくりの論理やセオリー、広告表現の基本、コピーライティングの実技・ノウハウを習得し、実務で通用するスキルを体系的に学べるカリキュラム。
発想力トレーニング、実在の商品のキャッチフレーズやネーミング、テレビやラジオのCM企画など、さまざまな課題に取り組む。
日本の広告界をけん引している一流のコピーライターたちが講師を務める。
初歩から学べる入門コース。
「基礎コース」
期間:約6ヶ月
回数:全40回(1コマ2時間・週2回)
受講料:160,000円
受講方法:通学(東京、大阪、名古屋、福岡、札幌)
「上級コース」
期間:調整中
回数:東京・全25回(1コマ2時間)
受講料:190,000円
受講方法:通学(東京、大阪、名古屋、福岡)
※会場により回数・1コマ時間・受講料が異なります。
その他、専門コース、ボディコピー特訓コースなども用意されている。
主催 株式会社宣伝会議
URL http://copy.sendenkaigi.com/
少人数による定員制で、コピーのプロを養成。
東京コピーライター養成講座
最新の広告理論とライティングの添削実習を効果的に組み合わせたカリキュラム。
広告の基本を学びながらコピーを書く、そして書きながら広告を覚えていくことで、コピーの基礎力と実戦力を同時に養っていく。
講義は、広告業界の第一線で活躍中のディレクターが担当。
講師自身の体験に基づいた広告制作の実際、ノウハウなどリアルな講義と丁寧な添削指導が行なわれる。
「コピー総合コース」
期間:約5ヶ月
回数:週1回
受講料:167,000円
受講方法:通学(東京)
「コピー研究コース」
期間:約4ヶ月
回数:週1回 ※詳細は案内書参照
受講料:168,000円
受講方法:通学(東京)
主催 株式会社広告研究所
URL http://www.tokyo-copy.com/
通信・オンライン系
全国どこにいても受講可能。自分のペースで実力アップする。
初心者から短期間で技術を身につける通信講座。
実践コピーライター講座
面白く楽しく学びながら、コピーライター思考とライティングテクニックを身につけるカリキュラム。
「広告の現場で通用する」コピーを書けるコピーライターをめざす。
「コピーの仕事を疑似体験したい」「実務で通用する考え方や技術を身につけたい」「初心者でも実績を残したい」そんな思いに応える講座。
短期間であること、メールによる通信制であることも、特徴のひとつ。
期間:約2ヶ月
受講料:32,000円
受講方法:メールでのやりとり(PDFを見られる環境)
主催 コピー大学
URL http://learning.copywriter-college.com/
分厚い添削・個別プログラムが評判の通信講座。
オンライン型コピーライター養成講座OCS
キャッチコピー・ボディコピーの添削、広告設計の指導、コピーライティングノウハウの伝授を中心としたプログラム。
余力があればテレビCM作成、ラジオCM作成等にも挑戦する。
一人ひとりのレベルや習熟度に応じて課題内容や順序が変わる「個別プログラム」、1回で確実に成長させる「分厚い添削」などが特徴。
受講・添削はすべてメールでのやりとりになる。
期間:5~8ヶ月(目安)
受講料:68,000円
受講方法:メールでのやりとり
期間:7~13ヶ月(目安)
受講料:90,000円
受講方法:メールでのやりとり
その他、10回パック、ボディコピー講座なども用意されている。
主催 Online Copywriter School
URL http://copywriter.iinaa.net/
なお、「コピーライティング」を謳うサイトの中には、怪しい「情報商材」系のものも多数存在するようですので、ご利用・ご検討の際にはくれぐれもご注意ください。
おまけコラム
「もしあなたがコピーライターをめざす高校生なら」
専門学校の中にも広告制作の勉強ができるところはあるようですが、多くの広告会社が「大卒」を採用条件にしていることから、将来の可能性を広げる意味でも大学には行っておいたほうがいいでしょう。
学部は特に問われませんが、大学の講義の中でも広告の勉強をしたいなら、商学部・経営学部などビジネス系の学部・学科を選ぶといいと思います。
また「広告研究会」のようなサークルに所属したり、公募の賞やコンテストにチャレンジしたり、上で紹介したようなコピーライター講座を「Wスクール」として受講してみるのもいいかもしれません。