茶クマ・青クマ・黒クマに合う原因別の消し方!コンシーラーやツボ押しで根本改善
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「クマが気になるからマッサージしてるけど、全然良くならない」「コンシーラーでうまくクマが隠せない」「対策をすればするほど、クマが酷くなるような気がする」・・・
その理由、もしかしたら「クマのタイプ」と対策が合っていないのかもしれません。
目の隈(クマ)とは「目の下の色が暗くなる」という現象を指すものですが、実はそのタイプには「青クマ(青グマ)」「茶クマ(茶グマ)」「黒クマ(黒グマ)」の3種類があります。
タイプごとに原因がまったく異なるため、「クマに良いはず!」と思って行うスキンケアや対策が、却ってクマを酷くしてしまうこともあるんです。
クマの無いスッキリした顔になるためには、自分のクマのタイプをきちんと知って対策をすることが重要になります。
ここでは青クマ・茶クマ・黒クマの見分け方と、それぞれのクマの原因や対策について詳しく解説していきましょう。
あなたのクマはどのタイプ?
「青クマ」「茶グマ」「黒クマ」と3タイプがあると言われても、クマの色はなかなか判別しづらいものです。
「青いようにも見えるけど、黒っぽくも紫っぽくも見える・・・」「茶なのか黒なのかわからない」等、自分のクマタイプがわからずに困っている人も多いのではないでしょうか?
ここでは3タイプを見分ける目安として、3つのグループの質問を用意してみました。
グループA・B・Cのそれぞれの質問に回答し、どのグループで最も「YES」が多いかを調べてみましょう。
グループA 青グマの可能性
- 目の下の皮膚を引っ張ってみても、クマは動かないし消えない
- 温めた蒸しタオルを目の周辺にあてると、クマが少し薄くなる
- 顔の皮膚が比較的薄い方だと思う
- 朝起きた時の顔色が悪いと思う
- 手足が冷たくなりがちだ
- 下痢・便秘等、胃腸が弱い方だと思う
グループB 茶グマの可能性
- 目の下の皮膚を引っ張ると、クマが一緒に動く
- 温めたタオル・もしくは冷やしたタオルを目元にあてても、クマが薄くならない
- どちらかというと肌が敏感だと思う
- 目元の日焼け対策(日焼け止め・サングラス等)はあまりしていない
- アイライナーやマスカラにはウォータープルーフタイプを使っている
グループC 黒グマの可能性
- 目の下の皮膚を横に引っ張ると、クマが見えなくなる
- クマができた箇所に横・下からライトをあてると、クマが見えなくなる
- 最近、小じわが気になるようになった
- 頬に涙型の毛穴が目立つようになった
- 10代・20代の頃と同じスキンケアを続けている
さて上記3つのグループの中で、最も「YES」が多かったのはどのグループでしょうか?
Aグループに思い当たる点が多い人は、そのクマが「青グマ」である可能性が大。
Bグループの場合には、「茶グマ」、そしてCグループの場合には「黒クマ」である可能性が高いかもしれません。
見た目の色にとらわれない
クマの色は元々の肌の色や血色状態によっても微妙に変わってきます。
色だけにとらわれず、「クマが動くか」「温めると消えるか」といった点からクマの種類を判別することが大切です。
「もしかして、これかも・・・」と思うものが見つかったら、その原因やクマの種類にあった対策を行っていきましょう。
「青クマ」の原因と対策・消し方~ツボ押しや「オレンジ色」で対応
青クマになる原因は「血行不良」?
青みがかったクマ、青紫のクマ、青黒いクマである「青クマ」ができる原因は、主に目の周辺の『血行不良』によるものです。
血液の循環が滞ったことで目の下の皮膚から「静脈」が見えてしまい、その色が皮膚に浮き出て「青い」「青黒い」と感じさせます。
目の周辺の血行不良が起こる原因には、以下のようなものが挙げられます。
青クマの原因
- 慢性的な運動不足
- パソコン・スマホの見すぎ
- 睡眠不足・睡眠時間の乱れ
- エアコンによる冷え
ツボ押しとメイクで青クマ対策!
ツボ押しマッサージで血流アップ
目の周辺で滞ってしまった血行は「ツボ押し」で改善していきましょう。朝起きた時・夜寝る前のスキンケア時・目が疲れた時等、1日2回程度行うことで血流が改善されていきます。
ツボ押しマッサージの方法
両手の中指で、以下の3つのツボを順番にそっと優しく抑えていきます。抑える時間は3秒~5秒程度、グッと押さずに柔らかく押さえることを意識しましょう。
睛明(せいめい)
目頭のやや上、鼻筋に近い位置の骨のくぼんだ位置にあります。
承泣(しょうきゅう)
目の下の眼窩の窪み(目の周辺の骨の際)の中心にあります。黒目からまっすぐ下におろした下瞼のあたりです。
太陽(たいよう)
目尻と眉尻の中間地点に手を置き、そこから1センチ程度こめかみに向かって外側に動かした位置にあります。
朝の「蒸しタオル習慣」を!
血行不良による青グマは、蒸しタオル等で温めることによって改善されやすくなります。水かお湯で絞ったタオルを電子レンジで1分程度あたため、閉じたまぶたの上に乗せて2~3分置いておきましょう。
「蒸しタオルを一回毎に作るのが面倒」「もっと長く温めたい」という時には、電子レンジでカンタンに温められる目元専用湯たんぽやホットアイマスクを使ってみるのも手です。
おすすめ血行改善法:リラックスゆたぽん目元用
電子レンジでチン!とするだけで、温かい状態を約5分間キープできる簡易型ゆたんぽアイマスクです。
内部には小豆(あずき)とセラミックが使われており、温められた2つの原料から生まれた蒸気が目元を優しく包んでくれます。
温め効果だけでなくリラックス効果も得られるため、自律神経が乱れがちな「青グマタイプ」の人にはピッタリです。
200回程度の繰り返し使用ができ、コストパーフォーマンスに優れた点も魅力ですね。
※商品情報は公式サイト等で最新をご確認ください。
- 価格:※実売価格650円~750円前後
- 内容量:1個
- メーカー:白元アース
オレンジ系コンシーラーでクマ隠し
「温めてもクマが取れない・・・」そんな時には、オレンジ系のコンシーラーで青グマをカバーしましょう。
青の「補色」であるオレンジを使うことで、光の効果がクマを目立たなくしてくれます。
青グマの場合にはまぶた全体をコンシーラーで隠すより、気になる部分だけをやや堅めのテクスチャーでポイント隠しした方がナチュラルにクマをカバーできます。
おすすめコンシーラー:オルビス カバーリキッドクリエイター
伸びの良い筆ペンタイプのコンシーラーです。光コントロールパウダーが青グマを目立たなくさせてくれる他、くすみもカバーしてくれます。
2種のヒアルロン酸配合で保湿効果が高いので、「コンシーラーをつけると乾燥して見える・・・」と困っている人にもオススメです。
- 無香料
- SPF25・PA++
- メーカー:オルビス(ORBIS)
※商品情報は公式サイト等で最新をご確認ください。
クマ・シミ・赤みなど、悩み別のコンシーラーの選び方は、下記のページで詳しく解説しています。是非あわせて参考にしてみて下さい。
クマ・シミ・赤み隠しに!コンシーラーの使い方と選び方~おすすめアイテムや使う順番も解説
食生活でも青クマ対策!
「ポリフェノール」で血行改善
血行を良くしてくれる栄養素として注目されているのが、植物の苦味や渋み・香り成分である「ポリフェノール」です。
中でも「アントシアニン」は眼精疲労への働きかけがあると考えられており、血行の悪さに加えて目が疲れやすい「青クマタイプ」の人は積極的に摂取しておきたい成分となっています。
アントシアニンが豊富な食べ物
- ブルーベリー・ビルベリー
- カシス
- アサイーベリー
- アロニア
ただアントシアニン豊富な果物類については、残念ながら日本では「生食」をする習慣があまりありません。
生の果実を購入するのが難しい場合には、果実を使ったジュースやサプリメント等でアントシアニンを補給してみると良いでしょう。
ポリフェノールのは血行改善の他にも実にたくさんの効果があります。ポリフェノールのその他の効果やおすすめのポリフェノール食品については下記のページで詳しく解説しています。是非ご覧下さい。
ポリフェノールの効果と美肌の関係~種類や摂取のコツとスキンケアへの取り入れ方も徹底解説!
生活習慣で青クマ対策
適度な運動で血行を促進
血行不良になりやすい大きな原因が運動不足です。特にデスクワーク主体の人の場合、慢性的な運動不足のために筋肉量が落ち、これが体全体を冷やして「青グマ」を作っていることがあります。
1日15分~30分程度でも良いので、毎日続けられる運動を取り入れるようにしましょう。
オススメの運動
- ジョギング
- ウォーキング
- ストレッチ
- ヨガ
- 筋肉トレーニング(ダンベル運動等含む)
足元・首元を冷やさない
冬の寒さはもちろんですが、女性の体が冷える大きな要素が「夏のエアコン」です。
冬季だけでなく夏季も「冷やさない服装」を心がけるようにしましょう。ポイントとなるのが「足首」そして「首周り」です。
家の中ではレッグウォーマー等を付け、下半身の血管が集まる場所である足首~ふくらはぎを温めておきます。
またエアコンが付いた場所に入る時にはストール等で首や肩をガードし、冷風が直接当たらないように気をつけましょう。
「冷え」で起こる肌悩みは青グマだけではありません。冷え性による肌トラブルや解決法を下記のページで紹介しています。是非参考にしてみて下さい。
冷え性改善で美肌を作る!冷えの種類や解消のポイントを徹底解説
毎日の入浴で体ポカポカ
青グマができる人には、入浴をシャワーだけで済ませてしまう傾向が見られています。
熱いシャワーを浴びても温まるのは体の表面のみで、根幹部は冷えたままです。
38℃前後のお湯を張った浴槽に10分程度浸かり、毎日体をしっかり温めて血行を良くしていきましょう。
長時間連続のスマホ・PC閲覧は避けて
スマホ・パソコン等の液晶画面を長時間閲覧すると、瞬きの回数が減り、目は乾燥して疲労を溜めていきます。
いわゆる「疲れ目」になるということは、目の周辺の血行も滞らせているのと同じです。
スマホやパソコンの視聴時間にタイマー等で区切りを付けるようにし、適切な休憩時間を取るようにしましょう。
「茶クマ」の原因と対策・消し方~メイクやスキンケアで改善
茶クマの原因は「色素沈着」!
薄茶色っぽいクマができる、目の下の皮膚だけ他よりも色がくすんでいる・・・
このような「茶クマ」の原因は青クマとはまったく異なり、血行に関連したものではありません。
皮膚の色が濃くなってしまう「色素沈着」が主な要因となっています。目の下側に色素沈着が起きる原因としては、主に以下の3つが挙げられます。
- まぶたへの皮膚刺激(摩擦による刺激)
- 紫外線による刺激の増加
- 落とし残したアイメイクの酸化
スキンケアとメイクで茶クマ対策!
ポイントメイクアップリムーバーで優しくメイクオフ
近年「茶クマタイプ」が増えている理由には「アイメイクの落とし残し」が大きいと考えられています。
落ちないアイライナー、涙を流しても取れないウォータープルーフマスカラ、粒子のきめ細かいアイカラー・・・
このような製品は、きちんとポイント用のメイク落としで落とさないと色素やポリマー等が皮膚に残ってしまうのです。
皮膚に残った色素が酸化して紫外線を浴びると、皮膚に色素が沈着しやすくなります。
しっかりとアイメイクを施した日には、必ず専用のリムーバーでメイクを落とすようにしましょう。
またメイク落としを行う際には、ゴシゴシとこすらないことも大切です。
リムーバーをコットン等に浸してからまぶたに乗せてしばらく置き、メーキャップを十分に緩ませてから優しく拭き取ってください。
「ビタミンC誘導体」で美白ケア
摩擦によって肌に沈着する色素は「メラニン色素」です。これは日焼け等で肌が黒くなったり、シミができるのと同じ色素ということになります。
そのため茶クマに対しては、日焼け対策・シミ対策と同様に「美白ケア」を行うのが基本です。
茶クマに対する美白ケア対策では、「ビタミンC誘導体」等の成分が含まれた基礎化粧品を使用します。
目元ケアには乾燥しにくいタイプを
ただし「水溶性ビタミンC誘導体」(L-アスコルビン酸等)は皮脂の抑制力も強いため、目の周辺の薄い皮膚では乾燥を起こしてしまうことも考えられます。
特に肌がデリケートな人の場合等には、乾燥しにくい「油溶性ビタミンC誘導体」(ステアリン酸アスコルビル等)、もしくは「APPS(パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na)」で穏やかな美白ケアを行った方が良いでしょう。
おすすめ美白ケアアイテム:エトヴォス 薬用アクネVCクリームジェル
油溶性ビタミンC誘導体を配合したジェル状のクリームです。
ビタミンCを油溶性で配合している他、保湿成分の代名詞とも言えるヒト型セラミド・ヒアルロン酸・アミノ酸も配合されていて、乾燥しやすい目元のうるおいを長時間持続してくれます。
さらりと伸びやすいので摩擦せずに塗れるのもいいですね。
※商品情報は公式サイト等で最新をご確認ください。
- 価格:4,950円税込
- 内容量:50g
- メーカー:エトヴォス(ETVOS)
おすすめ美白ケアアイテム:エクスキン フューチャーセラム
【100倍浸透型ビタミンC(APPS)】と【ナノ化ヒアルロン酸ビタミンC】の2種類の先進ビタミンCで角質層の隅々まで浸透させる「高濃度ビタミンC美容液」です。
「美白ケアでは乾燥する」という問題をクリアしています。ビタミンCだけでなく新たに「バクチオール」配合ではりや弾力も高めてくれます。
ケアをする際には美容液を一度顔全体に塗布した後、気になるクマ部分に重ね付けをするようにしていのがおすすめです。
- 価格:4,950円税込
- 内容量:30mL 朝晩各1回使って約1カ月分
- メーカー:マードゥレクス(madrex)
※商品情報は公式サイト等で最新をご確認ください。
茶グマ=メラニンなら下記のサイトも是非参考にしてみてはいかがでしょうか?美白化粧品の目的や肌悩み別の美白対策などを詳しく解説しています。
シミの無い白い肌へ!徹底美白したい人のための化粧品・食事・サプリとは?
茶グマは「お湯オフ」タイプのコンシーラーでカバー
茶グマをメイクで隠す時、気をつけたいのが「お湯や洗顔料で落とせる化粧品かどうか(落としやすいかどうか)」という点です。
コンシーラーはファンデーションに比べて肌との密着度が強く、その分、肌に色素が残りやすくなります。
いくら上手に茶グマを隠せても、メイク色素が肌に残ってしまえば更に酸化をして色素沈着が進み、茶グマが濃くなってしまいますよね。
また色素を残さないために超強力なクレンジング剤をクマ部分に使えば、界面活性剤や洗浄剤による肌へのダメージが蓄積して沈着が進むことも考えられます。
しっかりとカバーをしつつ、お湯もしくはマイルドなクレンジング剤で落とせるコンシーラーを選びましょう。
おすすめコンシーラー:エトヴォス ミネラルコンシーラー
植物性のオイルと天然ミネラルのみで作られた自然派のコンシーラーです。気になるクマをしっかりとカバーしつつ、お湯や洗顔料だけでオフすることができます。
また美容成分としてビタミンC誘導体が配合されており、メイクをしながら美白ケアが続けられるのも嬉しいポイントです。
界面活性剤や防腐剤等を使っておらず、茶グマが起きやすい
敏感肌の人でも使いやすいアイテムと言えるでしょう。
※商品情報は公式サイト等で最新をご確認ください。
- 価格:2,750円税込
- メーカー:ETVOS(エトヴォス)
肌悩み別のコンシーラーの選び方については、下記のページでより詳しく解説しています。こちらもあわせてチェックしてみて下さい。
クマ・シミ・赤み隠しに!コンシーラーの使い方と選び方~おすすめアイテムや使う順番も解説
食生活で茶クマ対策!
「ビタミンC」の抗酸化力で色素を減らす
茶クマ対策では、外側からだけでなく体の内側からもビタミンCを多く補給することが大切です。
特に色素沈着の元となる紫外線B波(UVB)を浴びやすい4月~10月にかけては、意識的にビタミンCを多めに補うようにしましょう。
なおビタミンCは一度に多量に補給しても尿として体外に排出されてしまうため、3食の中で少しずつ補っていくように意識してください。
ビタミンCが豊富な食べ物
- ピーマン(赤ピーマン・黄ピーマン)
- パセリ
- ケール
- ブロッコリー
- じゃがいも
ビタミンCというと「果物から摂取する」という印象が強いですが、実際には上記のような野菜類の方がビタミンCを豊富に含んでいます。
中でもジャガイモのビタミンCは熱を加えても壊れにくいので、毎日の献立にも取り入れやすいです。
ケールやパセリ等は生ジュース・青汁等で摂取すると、手軽にビタミンCを多く補給できます。
おすすめドリンク:ヤクルトヘルスフーズ 私の青汁
良質なビタミンCが豊富な「ケール」と「大麦若葉」を使った青汁ドリンク(粉末タイプ)です。
原料はすべて国産で、大分県国東半島周辺地域の契約農家における徹底した管理栽培が行われています。国産原料青汁の中では比較的リーズナブルな価格で、続けやすいのも魅力です。
粉末タイプなので、牛乳やジュースに入れて飲む等のアレンジも楽しめます。
※商品情報は公式サイト等で最新をご確認ください。
美白だけではないビタミンCのメリットは下記のページで詳しく解説しています。是非参考にしてみて下さい。
ビタミンCのウソホント!誤解しやすいポイントと本当の効果とは
生活習慣で茶クマ対策!
「メガネ習慣」で摩擦を回避
茶クマタイプの人に多いのが、無意識のうちに目をこする習慣を持っているケースです。
「目がかゆい」「目が疲れた」と感じた時に、ゴシゴシと目の周辺をこすってしまう・・・約0.1mmと非常に薄い目の周辺の皮膚は、このような刺激に耐えられません。
「強い刺激を受けた」と感じた脳が酵素「チロシナーゼ」を生成し、その部分の肌の色を濃くして肌を強くしようとしてしまうのです。
こんな時には無意識の目への摩擦を回避するために、一定期間「メガネ」をかけてみるのも手です。
目に触れようとするとレンズが先に手に当たるため「無意識に目に触れる習慣」を自覚することができます。
特に花粉アレルギー(花粉症)等で目元にかゆみを感じている場合、目・目の周辺への花粉付着を防ぐメガネをかける習慣は有効です。
「隠れアレルギー」の対策を
「無意識に目に手をやっている」「なんとなく目をこすってしまう」・・・これらの原因には、目の粘膜部分のかゆみや、チクチクとした違和感が隠れていることがあります。
なんらかのアレルゲン(花粉・ハウスダスト・動物等)によるアレルギー症状として、目のかゆみ/違和感が起こっている可能性も高いのです。
特に近年ではイネ科アレルギー、キク科アレルギー等の植物花粉によるアレルギーが増えていると言われており、自分の症状がいわゆる「花粉症」であると気づいていないケースも多いとされています。
目のかゆみや違和感を覚えたら、目の周辺をよく洗った上で、アレルギー対策となる目薬等で早めに対処するようにしましょう。
また痒み・違和感が強い場合にはアレルギー専門医を受診し、アレルゲンを特定した上での対策を取ることも必要です。
黒クマの原因と対策・消し方~くぼみやたるみによる影が原因
「クマ」と言うと上記の青クマや茶クマのように「皮膚の色自体が変わって見える」という印象がありますね。
しかし黒クマの場合、皮膚自体の色が黒くなるわけではありません。目の下の皮膚に「たるみ」が起きており、たるんだ部分の「影」として黒さが目立っている状態なのです。
そのため黒クマの場合、下から光をあてたり、目元の皮膚を伸ばすと黒・グレーの色味が消える点が特徴となっています。
目の下の皮膚がたるむ理由としては、以下のような原因が考えられます。
- 顔筋(顔の筋肉量)の低下
- 皮下脂肪の増加
- 皮膚の乾燥
- エイジングによるコラーゲン・エラスチン量の低下
目元がたるんでしまう詳しい原因については、下記のページの解説がおすすめです。あわせてチェックしてみて下さい。
目の下・目元のたるみをエステや整形なしで改善!原因とセルフケアを解説
スキンケアとメイクで黒クマ対策!
高保湿系のスキンケアで「ハリ」「弾力」をアップ
年齢を重ねるに連れ、肌の中で生成されるコラーゲン量は減っていきます。そのため水分を保持できる量が低下し、肌が乾燥しやすく・たるみやすくなっていくのです。
「若い頃はオイリー肌だった」という人も、エイジングサインを感じたら「保湿」と「ハリ」を重視したケアに切り替えていきましょう。
特に目元周辺には、保湿力の強いアイクリームでのケアを行います。
ヒアルロン酸やワセリン、グリセリンといった保湿剤が多く含まれ、なおかつテクスチャーの伸びが良いものを選ぶことが大切です。
おすすめアイクリーム:ポーラ B.A アイゾーンクリーム
1日15,000回以上ものまばたきを行う、「動く目元」への密着度を考えたテクスチャーが特徴です。
大人気だった「B.A ザ アイクリーム」が更に進化、「B.A アイゾーンクリーム」として新発売されました。
3段階に変化する感触
特徴的なのはその3段階に感触が変わるテクスチャーです。
出した時は弾力のあるクリームで肌に密着、肌に伸ばすとクリーム内の水の層が一気にはじけてみずみずしい感触に変わります。
最後は、しっとりとしたオイル成分が肌をぐっと引き上げたままキープ、再びこっくりとした感触に変わり、より一層密着感が増していきます。
ポーラの最先端の保湿成分と処方技術が搭載された、高機能クリームです。
まぶただけでなく、顔の印象を決める目周辺の範囲にも使うと効果的です。
※商品情報は公式サイト等で最新をご確認ください。
セルフケアではなく、エステやクリニックでシワを改善しふっくら肌を取り戻す方法もあります。
詳しくは下記のページで解説していますので、あわせて参考にしてみて下さい。
エステ・クリニック(皮膚科)でのシワ取りメリット・デメリット~ 光エステやボトックスも解説
「パールタイプ」のコンシーラーでクマを飛ばす
正体が「影」である黒クマの場合、「色味を隠す」を目的とした硬めテクスチャーのコンシーラーを使ってもなかなかカバーリングができません。
却って目の下の乾燥等が目立ってしまい、ヨレやすくなってしまいます。
黒クマ隠しには薄付きで、なおかつパールタイプのコンシーラーを選びましょう。
光の力によって影を飛ばし、更に窪みの無いふっくらとした印象を与えることができます。
おすすめコンシーラー:イブ・サンローラン・ボーテ ラディアントタッチ
「全世界で10秒に1本売れている」というサンローランの超ロングセラーアイテムです。筆ペンタイプのコンシーラーをサッとひと塗りすることで、肌に明るい透明感が生まれます。
薄付きなので「隠している」という不自然さが無く、目元周りがナチュラルに仕上がるのが特徴です。全6色と色展開も多く、自分に合った色味を選べます。
黒クマが気になる場合、No.1の「ルミナスピンク」もしくは
アジア限定色であるNo.1.5「ラディアンスシルク」を選ぶと良いでしょう。
自分の肌に合わせ、2色を混ぜて使うのも手です。
※商品情報は公式サイト等で最新をご確認ください。
- 価格:5,500円税込
- 内容量:2.5ml
- メーカー:イブ・サンローラン・ボーテ
肌悩み別のコンシーラーの選び方を、下記のページでさらに詳しく解説しています。是非参考にしてみて下さい。
クマ・シミ・赤み隠しに!コンシーラーの使い方と選び方~おすすめアイテムや使う順番も解説
食生活で黒クマ対策!
「ビタミンE」でふっくら肌に
黒クマの元となる「肌のたるみ」が起こる一因としては、「肌の酸化」も挙げられます。
体内の悪玉活性酸素によって肌細胞が攻撃を受けると肌が錆びつき、弾力を失った状態へと向かってしまうのです。
ビタミンEにはこのような酸化に対抗する「抗酸化力」(ラジカル除去力)がある他、肌をふっくらとした状態に保つ役割も持っています。
更にビタミンCの体内での働きもサポートしてくれる存在であり、「アンチエイジングビタミン」「若返りビタミン」とも呼ばれています。
肌のエイジングを感じたら積極的に摂取しておきたい栄養素です。
ビタミンEが豊富な食べ物
- アボカド
- くるみ・ピーナッツ・カシューナッツ
- うなぎ
- ゴマ・ごま油(えごま油)
- 豆乳
ただしビタミンE豊富な食べ物は比較的カロリーが高い傾向があるため、「食べ過ぎ」には注意が必要です。
ダイエット中等でビタミンE含有量の高い食品を摂取しにくい場合には、サプリメント等での補給も視野に入れてみましょう。
ビタミンEが豊富な豆乳は肌にいいとされていますが、その理由を知っていますか?
下記のページでは豆乳の美肌効果の理由や効果を活かす飲み方を解説しています。是非参考にしてみて下さい。
豆乳で美肌になる6つの秘密~効果を引き出す飲み方とアレンジレシピ
おすすめ黒クマ対策サプリ:小林製薬 ビタミンEお徳用約90日分
一粒で142mgのビタミンEが補給できる、ソフトカプセルタイプのサプリメントです。
パッケージでは「1日2粒」の飲用とされていますが、1日のビタミンE推奨摂取量は成人女性の場合で約15mgなので、一粒でも十分に推奨量をカバーできるでしょう。
180粒を一日一粒飲んだ場合には半年もちますし、一粒あたりのコストは大手製薬系サプリの中で最も抑えられます。
無理なくビタミンE補給を続けていきたい人にピッタリの製品です。
※商品情報は公式サイト等で最新をご確認ください。
- 参考価格:1,566円税込
- 内容量:180粒(約90日分)
- メーカー:小林製薬
生活習慣で黒クマ対策!
「マッサージのやりすぎ」はNG
黒クマに悩む人で多いのが、「青グマ」との混同で過剰なマッサージをしてしまうケースです。
たしかに血行不良が原因の青グマの場合、マッサージで血液循環が良くなればクマは改善されやすくなります。
しかし「たるみ」が原因の黒クマの場合、目の周辺の皮膚をグイグイと押してしまうのはあまり良くありません。毎日の過剰なマッサージが、かえって皮膚をたるませてしまうこともあるのです。
またマッサージ以外の洗顔・スキンケアにおいても、目の周辺の皮膚に触れる時には「引っ張らないこと」を意識するようにしましょう。
物理的な引っ張り上げでリフトアップができるのは、ほんの短期間のことです。
何度も皮膚を伸ばしてしまうことによってたるみが酷くなるばかりか、シワが深くなる可能性も考えられます。
「目の筋トレ」で筋肉量アップ
たるみが原因の黒クマの場合には、外側から皮膚を押すよりも内側にある「筋肉」を鍛えた方が効果的です。
1日1分~3分程度でできる簡単なエクササイズで、衰えがちな目元の筋肉量を増やしましょう。
目の筋トレ方法
- アゴを首につけるイメージで顔を下に向け、目だけを上に向けて5秒数えます。
- 頭を後ろに倒し、目だけを下に向けて5秒数えます。1)~2)を3回繰り返します。
- 顔を右に向けて、目だけを左へ(前方向へ)向け、5秒数えます。
- 顔を左に向けて、目だけを右へ(前方向へ)向け、5秒数えます。
- 目を時計回りにゆっくりと一周させます。
- 目を反時計回りにゆっくりと一周させます。
おわりに
青クマ・茶クマ・黒クマの3タイプの対策法はいかがでしたか?
血行の改善・美白・筋肉量の増加と、対策の方向性はそれぞれ大きく違いますが、3タイプのクマに共通しているのは「継続したケアが必要」という点です。
「月に一度のスペシャルケア」という形ではなく、「デイリーケア」に対策を取り入れ、毎日行っていくことが重要になります。
三日坊主にならないように、無理の無い対策を取り入れていきましょう。
自分のクマに合ったケアをキチンと続けていくことで、「あれ?今朝はクマが目立たない!」と感じられる日も近づいてきますよ。
目の下のクマはコントロールカラーの色で消せる場合があります。詳しくは下記のページをチェックしてみて下さい。
コントロールカラーの使い方を解説!色の選び方&おすすめコントロールカラーも
※本記事で紹介している製品の成分内容・価格などは最新の情報をサイトでご確認下さい。