クレンジングリキッドの徹底比較!使い方・特徴・オイルと違う?~おすすめ12選で検証
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まつげエクステをする人が増えたことで、一気に利用者率がアップしたとも言われている「クレンジングリキッド」。
ビオレやソフティモといった主力ブランドのラインにもリキッドは定番化しています。
でも中には「リキッドを使ったのにマツエクが取れた」「リキッドを使ったら肌荒れした」という人も居るようです。
一口に「クレンジングリキッド」と言っても、その成分配合は製品によってかなりの違いがあります。
リキッドクレンジングの特性や成分の特徴等を抑えて、自分の肌に合った一本を選びたいですね。
今回はリキッドクレンジングのメリット・デメリットや製品選びのポイントや肌質に合わせたおすすめ商品の解説等を行っていきます。
知っておきたいクレンジングリキッドのメリット・デメリット
クレンジングリキッドとは、水やアルコール基材をベースに界面活性剤(乳化剤・洗浄剤)や保湿剤・美容成分等を加えたメイク落としです。
オイル成分をまったく含まない・もしくは配合量が少ないのが特徴となっています。
そのため油分ベースであるクレンジングオイルやクレンジングクリーム等のメイク落としと比較すると、メリット・デメリットも大きく異なります。
クレンジングリキッドのメリット
マツエク(まつげエクステ)をしていても原則OK
濡れた手で使える製品が多い
使用感が比較的サッパリしている
拭き取りのみがOKの製品が多い
オレイン酸によるニキビ増加の心配が無い
なんと言っても「マツエクOK」
最も大きなポイントは「マツエク使用可」という点ではないでしょうか。
まつげエクステに使うグルー(接着剤)の中には油分に弱いものもあるため、マツエクサロンの多くはクレンジングオイル及びオイル率の高いクレンジングクリーム・ジェルの使用を控えることを推奨しています。
しかしオイル配合の無いクレンジングリキッドであれば、マツエクのグルーが緩んでしまう心配はほとんどありません。
ニキビの原因になる成分が少ない
またオリーブオイル等の天然油脂成分を使用したオイルやクリームの場合、オイルに含まれる「オレイン酸」がアクネ菌を増やし、ニキビを悪化させることがあります。
しかし天然油脂成分を使用しないクレンジングリキッドなら、この心配もありません。
利便性がいい
この他、多少の水と混じっても成分が不安定にならない界面活性剤を使用するため、クレンジングリキッドには「濡れた手での使用OK」の製品が多いんです。
そしてコットンに浸して拭き取る形でのクレンジングが可能なタイプもある等、利便性に強い製品が多いのも特徴です。
クレンジングリキッドのデメリット~意外に刺激は強い!
界面活性剤の配合量が比較的多い
アルコール系基材の配合率が比較的高い
洗浄力はオイルより弱め
水性のリキッドがなぜ油性のメイクを落とせる?
クレンジングリキッドは「リキッド(液体)」という名前の通り、「水」を基材としたメイク落としです。
ファンデーションや口紅といったメーキャップ製品は元々「油性」のもので、その汚れは油に溶けて水に溶けない「油溶性」。
本来であれば「油」が無いとなかなか溶かし出すことができないんです。
界面活性剤のチカラに頼っている
水性であるクレンジングリキッドが油性のメイクを洗浄するためには、界面活性剤をたくさん入れる必要が出てきます。
また配合する成分を分離させず安定して混合させるために、アルコール系の基材の使用も必要です。
「界面活性剤とアルコール系基材が多い」ということは、すなわち「肌に対する刺激・負担はやや強い」ということになります。
オイルほどのクレンジング力は持てない
また界面活性剤を多めに使用しても、油分を溶かすという点ではやはりオイルのパワーには勝つことはできません。
オイル並のクレンジング力を持たせてしまえば肌はボロボロになってしまいます。
メイクを溶かし出す洗浄力という意味ではクレンジングオイル等にはやや劣り、ポイントメイク等は落とせない製品もあります。
しっかりメイクだからやはりオイル派!という方は、おすすめのクレンジングオイル9選から肌質に合う製品がわかる、こちらのページがおすすめです。
肌質で選ぶクレンジングオイルのおすすめ9選!自分にピッタリのオイル探し
クレンジングリキッドはこんな時におすすめ!
以上の特徴を踏まえると、クレンジングリキッドは以下のようなシーンや使い方に向いた製品と言えます。
- マツエクをしている時のクレンジング
- ニキビの増加が気になる時のクレンジング
- お風呂でメイク落としをしたい時
- クレンジング時間を短縮したい時 等
クレンジングリキッドの選び方・11のポイント
ではどんなクレンジングリキッドを選ぶと良いのでしょう?今度は製品選びのコツをチェックしていきましょう。
クレンジングリキッドには、以下のようなタイプがあります。
- 手でなじませる→水/ぬるま湯ですすぐ(洗い流しタイプ)
- コットン等で拭き取る→水/ぬるま湯ですすぐ(拭き取りタイプ)
- コットン等で拭き取り、その後の洗顔不要(拭き取りタイプ)
- 手で馴染ませてもコットンで拭き取ってもOK→水/ぬるま湯でのすすぎ推奨(両用タイプ)
1.洗い流しタイプ?拭き取りタイプ?両用タイプ?
ジムやレジャー等で長時間洗面台が使えない、メイク落としの時間を短縮したいという場合には「拭き取り」タイプが便利ですね。
でも毎回コットンで顔をこすると、摩擦による肌負担が増えてしまうことも。
特に乾燥やエイジングが気になる方は、洗い流しタイプもしくは両用タイプを選んだ方が良いでしょう。
肌の摩擦が気になる方は、柔らかい感触でメイクが落とせるクレンジングクリームを検討してみては?こちらのページで特徴や使い方・おすすめ製品の比較をしています。是非ご覧下さい。
徹底比較!クレンジングクリーム人気おすすめ6選~成分や特徴で賢く使い分け
2.ダブル洗顔は不要?
クレンジングをした後に更に洗顔料で顔を洗う「ダブル洗顔」。この方法には賛否両論がありますが、乾燥肌・インナードライ肌・敏感肌等の場合には「ダブル洗顔無し」の方がおすすめと言えます。
水分量が減った肌に強すぎる脱脂と皮膚摩擦が起こると、肌にダメージが蓄積してしまうためです。
ただ皮脂分泌量が非常に多い方、過剰皮脂でニキビが増えている方等の場合、「ダブル洗顔」で残った成分をきちんと落としきった方が良いこともあります。
ダブル洗顔後の状態 |
タイプ |
1分後には肌乾燥やつっぱりを感じる |
ダブル洗顔無し |
5分経過しても顔が乾燥しない ダブル洗顔しないとベタつきが取れない |
ダブル洗顔あり |
上記のような目安で、製品タイプを選んでみてはいかがでしょうか。
3.濡れた手でも使える?
「クレンジングリキッドはお風呂で使えるもの」と思われがちですが、実際には「濡れた手NG」としているものも少なくありません。
「入浴中にクレンジングを行う」という場合には、顔や手が濡れてもOKと明記されている製品を購入しましょう。
製品パッケージ、もしくは公式サイトに「製品の使い方」が掲載されていますので、購入前には必ず使用方法をチェックしておくことが大切です。
使い勝手はどう?人気クレンジングリキッドランキング
人気のクレンジングリキッドについて、ポイントを絞って比較してみました。
こちらでは拭き取りと洗い流し両用など「洗浄のタイプ」「ダブル洗顔不要か」「濡れた手の使用」「マツエクOKか」といった気軽に使えるか?のポイントで比較していきます。
手軽さでおすすめのトップ7
4.界面活性剤の種類
クレンジングリキッドに使われる界面活性剤には様々な種類があります。メーカーによっても使用しているものが異なりますが、主に以下の3種類に分類できます。
イオン系界面活性剤
水に溶けた時にプラスもしくはマイナスのイオン化をする界面活性剤で、肌に残留しやすかったり、刺激が強いのが特徴。
特に海外ブランドや海外メーカー製品だと配合率が高いことがある。
イオン系界面活性剤の中でも、カチオン系(陽イオン)やアニオン系(陰イオン)界面活性剤というさらに細かい分類がある。
非イオン系界面活性剤(ノニオン界面活性剤)
水に溶けてもイオン化をせず、肌への残留・刺激はイオン性界面活性剤よりは穏やか。
アミノ酸系界面活性剤
イオン系界面活性剤の一種で、一般的な界面活性剤とは違い、肌の元となるタンパク質「アミノ酸」を挟んだ形になっている。
そのため弱酸性で刺激が少なく、肌にも残りにくい。
肌負担を軽減するという意味では、アミノ酸系界面活性剤、もしくは非イオン界面活性剤を使用したクレンジング剤を選んだ方が良いでしょう。
そもそもイオンって何?
イオン系とか非イオン系とか・・・といわれてもピンと来ませんよね。イオンとはざっくり言うと、電気を帯びることです。
例えばイオン系界面活性剤は水に溶けるとマイナスの電気を帯びます。対する皮脂汚れ、実はプラスの電気を帯びています。
プラスとマイナスは引き合う、だから皮脂汚れとイオン系界面活性剤は引き合うんです。これがクレンジングの簡単なメカニズムです。
実際にはこの性質だけでなく、他の界面活性剤や配合されたオイルが持つ、いくつもの性質が機能してクレンジングが成り立っています。
5.アルコール系成分の種類
エタノール(エチルアルコール)は防腐剤等のために配合されるアルコール成分です。殺菌・消毒のために医療用等にも用いられるものであり、毒性が高いものではありません。
しかし肌が敏感な方の場合にはアルコールの刺激によって肌がピリピリしたり、赤くなるといった炎症が起きることがあります。
- 日本酒配合等、アルコール入りの化粧水で肌が荒れたことがある
- 注射の際等の消毒で肌が赤くなりやすい
上記のような人の場合、アルコール類への反応が強い可能性が高いです。
最近の製品は殆どが「アルコール(エタノール)フリー」ですが、中には入っているものもあるので、しっかり明記されている製品を選んだ方が安心です。
「PG」にも要注意
PG(プロピレングリコール)やDPG(ジプロピレングリコール)とは、石油から作られた多価アルコールの一種です。
クレンジングリキッドにはベースとしてこれからの多価アルコール類を使用することが多く、また植物などからエキスを抽出する溶媒としても使われます。
PGは各成分の肌への浸透性を上げる効果を持ち、かなり刺激が強い成分です。
敏感肌はPGを避けるべき
そのため現在ではPGの使用を避けて、敏感肌でも可能なグリセリンやBG、またPGではなく作用が比較的穏やかなDPGに切り替えたりDPGの使用量を下げるといった工夫を行うメーカーも増えています。
しかし安価な製品の中にはPGを多量に使用した製品も珍しくありません。特に敏感肌の方の場合には、PG配合率が高い製品は避けた方が無難。
また全成分表示を確認して、DPGでも配合比率の低い製品を選んだ方がより安心です。
PGについては「PGってどんな成分?」で詳しく説明していますので、そちらもあわせて参考にしてみて下さい。
6.オイル類が含まれるかどうか
使いやすさのランキングで、マツエクがOKかどうかを解説しましたね。
これはオイル成分が含まれるかどうかで決まります。
すべてのクレンジングリキッドには「オイルは一切入っていない!=マツエクOK」と思われがちですが、オイル(油剤)を入れているリキッドは意外と多いのです。
オイル成分でメイク落ちがアップ
オイルの配合率を上げれば、当然のことながら油性のメイクの溶解力は上がり、濃いめのメイクもすんなり落ちるようになります。
しかしオイル配合率が上がっている場合、オイルの種類・油溶性界面活性剤の種類によってはマツエクのグルー(接着剤)がゆるんでしまうことがあります。
判断の基準として「ポイントメイクも一気に落ちる」といった洗浄力を謳うものには少し注意する必要があるでしょう。
ニキビのもとにもなる
またオリーブオイル等の天然油脂を配合した製品の場合、オイル類に含まれるオレイン酸が肌に残留し、アクネ菌を増やす元となる恐れもあります。
ニキビ肌の方の場合には特に、「完全オイルカット」と明記されている製品を選ぶようにしましょう。
洗浄成分や肌への優しさは?人気クレンジングリキッドランキング
人気のクレンジングリキッドについて、こちらでは「界面活性剤の種類」「アルコール系基剤」「オイル使用」の観点から比較していきます。
低刺激・メイク落ちのよさでおすすめのトップ9
7.保湿剤は配合されている?
肌の水分バランスを整える「保湿剤」がキチンと入っているかどうかも確認しておきたいところです。
クレンジングリキッドに配合される保湿剤の例
- ヒアルロン酸Na
- スクワラン
- アミノ酸類(セリン・グリシン等)
- 植物エキス(カミツレ花エキス、ローズマリーエキス等)
- セラミド(ヒト型セラミド、合成セラミド)
- トレハロース、キシリトール等
宣伝文句に釣られないで
なお製品によっては、パッケージに保湿剤の種類を多量に並べて「いかにもしっとり!」といった印象に思わせておきながら、実際には配合率が1%にも満たないというものもあります。
特に乾燥肌・インナードライ肌の方の場合、全成分の表示順をチェックし、特にセラミドやヒアルロン酸の配合順位ができるだけ高い製品を選んだ方が安心です。
8.美容成分
保湿以外の美容効果がある成分が入っていれば、クレンジングをしながらニキビ等の肌トラブルを抑えたり美白やアンチエイジング等のスキンケア対策も狙うことができます。
クレンジングリキッドに配合される有効成分・美容成分の例
- グリチルリチン酸2k(抗炎症)
- ローズマリー葉エキス(抗酸化作用、抗炎症作用)
- カモミラエキス/カミツレ花エキス(抗炎症、収れん、血行促進)
- ビタミンE(血行促進)
- シャクヤクエキス(美白、抗炎症、血行促進、収れん)
- ハトムギ種子エキス(美白、抗炎症、収れん) 等
しっとり洗える?人気クレンジングリキッドランキング
人気のクレンジングリキッドについて、こちらでは「保湿成分」「美容成分」の観点から比較していきます。
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9.防腐剤の種類や配合量
クレンジングリキッドは「水」という変質をしやすい材料をベースにしているため、防腐剤を一切入れないという作り方ができません。
一定期間に安定した使用ができるよう、アルコール類もしくはなんらかの防腐剤を配合し、品質を保持する必要があります。
防腐剤の種類には様々なものがありますが、特に肌への刺激が問題視されているのが「パラベン」の使用です。
クレンジングリキッドに配合される防腐剤(パラベン)の例
- メチルパラベン
- エチルパラベン
- プロピルパラベン
- ブチルパラベン
この中でも特にブチルパラベン・プロピルパラベンは抗菌力・刺激性がともに高く、特に敏感肌・アレルギー肌の方は避けた方が良いと言われています。
肌荒れをしやすい方は「パラベンフリー」と明記されている製品を選んだ方が安心ですね。
パラベンの代わりに使われる防腐剤
この他の防腐剤としては「フェノキシエタノール」が有名です。こちらはパラベンよりは刺激が穏やかなのですが、その分殺菌力がやや弱いのが特徴。
製品によっては、長期間の品質安定のためにフェノキシエタノールの配合量を多くしているものもあります。成分の表示順位で防腐剤の配合量が上の方に無いか、よく確認しておきましょう。
10.香料
敏感肌の方、花粉アレルギーや動物アレルギーをお持ちの方の場合、人工香料だけでなくエッセンシャルオイル等の天然香料でも粘膜の刺激を受けることがあります。
香料による刺激が苦手な方は、「無香料」の製品を選んだ方が安心です。
11.たっぷり使える価格帯?
クレンジングリキッドはオイル・クリーム等に比べてテクスチャーの弾力が少ないため、使用量を減らすと肌の摩擦による負担が一気に増えやすくなります。
ケチケチせずに適量をきちんと使い続けられる価格帯かどうかも、チェックしておきたいところです。
防腐剤やコスパはどう?人気クレンジングリキッドランキング
人気のクレンジングリキッドについて、こちらではパラベンフリー・香料使用・コスパに注目して比較していきます。
シンプルでコスパがいいおすすめトップ8
※商品情報は公式サイト等で最新をご確認ください。
肌質別クレンジングリキッドのおすすめ!成分比較や使い方
上記のクレンジングリキッド選びのポイントを元に、人気のクレンジングリキッドを比較してみました。
同じクレンジングリキッドでも、成分をよく見ると特徴には意外と違いがあるのです。「リキッドならどれも同じ」と考えず、自分の肌に合った製品を選ぶことが大切です。
上記で比較した製品の中から、オイリー肌・ドライ肌等、各肌タイプに合った製品をご紹介していきましょう。
オイリー肌向けクレンジングリキッド
ロゼット クレンジングリキッド
ロゼット・180ml
通常 1,800円
web価格 税込1,738円
ダブル洗顔 |
濡れた手 OK |
界面活性剤 の種類 |
アルコール フリー |
不要
|
不可
|
非イオン系
|
不使用 DPGやや多い
|
マツエク OK |
パラベン フリー |
価格(税抜) |
ポイント |
対応
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防腐剤は使用
|
1,800円 web価格は税込1,738円
|
朝の拭き取りにも サッパリタイプ
|
毛穴や角質ケアがこれ1本でOK
『洗顔パスタ』等でも知られているメーカー『ロゼット』によるクレンジングリキッド。
洗い流しはもちろん拭き取りオンリーでも使え、その後の洗顔無しでスキンケアに入れる!という手軽さが魅力となっています。
マルチクリア成分がポイントメイクも毛穴汚れやくすみも浮かせて吸着、洗顔とクレンジング・化粧水と導入液・毛穴&角質ケアの計6役を1本でこなします。
使用感が比較的軽く、すすぎ無しでもサッパリとした仕上がりになるのが特徴です。ジムやスポーツ等の時にササッとメイク落としをしたい時にも便利です。
オイル成分の残りが不安
エイジング対策としても注目される「ローヤルゼリーエキス」や、美白効果のあるシナロピクリンを含んだ「アーティチョーク葉エキス」、抗酸化作用のある「セイヨウシロヤナギ樹皮エキス」等の美容成分が含まれているのもポイント。
肌のくすみ、過剰な皮脂による毛穴の黒ずみ等が気になるオイリー肌さんに向いています。
ただ保湿系の成分がアルコール系成分のDPG+天然エキス系のみなので、保湿力はそこまで高くありません。オイリー肌さんでも使用後には軽く乳液等で保湿をしてあげた方が良さそうです。
基本は洗い流し使用で
使用されている界面活性剤「ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル」は、比較的一般的なノニオン界面活性剤であり、そこまで刺激が強いものではありません。
ただ毎日「メイク拭き取り→すすぎ無し」という使用方法をしていると、摩擦負担と成分負担で肌にダメージが蓄積する恐れがあります。
急ぎの時だけ「拭き取り」として使用する・普段は使用後にぬるま湯ですすぎを行うというケア方法にした方が、肌負担は抑えやすくなるでしょう。
アルファピニ28 セラムクレンジング
shellwomb(シェルゥーム)
120ml 3,100円税抜
ダブル洗顔 |
濡れた手 OK |
界面活性剤 の種類 |
アルコール フリー |
不要
|
不可
|
非イオン系
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不使用 やや刺激ある基材
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マツエク OK |
パラベン フリー |
価格(税抜) |
ポイント |
OK
|
不使用
|
120ml 3,100円税抜
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普通の水を使わないボタニカルリキッド
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天然由来の美容液成分でつくったリキッド
普通の水を使わずクマタケランの蒸留水をベースにし、鉱物油を一切使用せずに作ったボタニカルクレンジングリキッドです。
奄美大島に自生するアオノクマタケランには、肌荒れを防ぐ作用やうるおい成分があり、また森林のような爽やかな香りにはリラックス効果もあります。
濃密リキッドで毛穴ケアも
吸いつくようなリキッドで毛穴奥の汚れもスッキリ。
AHA(フルーツ酸)が肌にたまったくすみも取り去って、透明感のあるなめらか肌に導きます。
オイリー寄りな人におすすめ
乳化力が高い、また脱脂力のある界面活性剤を使っているので、しっかりメイクでも落ちが良く洗い上がりはさっぱりな印象です。
美容成分が非常に豊富で嬉しいのですが、敏感肌にはそれが刺激となってしまう心配があります。
そのため、どちらかというと肌の強いオイリー肌やオイリーに傾きやすい混合肌におすすめのリキッドです。
アルファピニ28のスキンケアライン5種をすべて試せるトライアルセットもあります。
ノーマル肌~混合肌向けクレンジングリキッド
【水タイプでおすすめ】ビオデルマ サンシビオエイチ・ツー・オーD
ビオデルマ
250ml 2,300円
100ml 1,200円(税抜)
ダブル洗顔 |
濡れた手 OK |
界面活性剤 の種類 |
アルコール フリー |
不要
|
不可
|
非イオン系メイン イオン系微量配合
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エタノール フリー
|
マツエク OK |
パラベン フリー |
価格 |
ポイント |
対応
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不使用
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2,300円
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手軽に使えるが、 強めの界面活性剤が心配
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ウォータークレンジングを広めた製品の1つ
口コミサイト「アットコスメ」でベストコスメを受賞した経験もある人気のクレンジング水。
フランス国内では皮膚科医師が推奨するスキンケア用品として販売もされており、全世界で2秒に1本は売れる大ヒット製品として知られています。
医療用等にも使用されるマンニトール、甘味料としても有名なキシリトール等、肌への負担が穏やかな保湿剤が使用されているのが特徴。
消炎・収れん作用のあるローズマリーエキス、鎮静・消炎作用のあるグリチルリチン酸、抗酸化作用のあるシャクヤクエキス等も配合されています。
特にシャクヤクエキスは近年、UVA(紫外線A波)による肌のサビつきを抑える作用があるとして、注目されている成分。
クレンジングしながらエイジングケアもできるというのは、なかなかポイントが高いですね。
拭き取りのみが不便
ただこちらは基本的に「拭取り用」に特化したクレンジング剤なので、摩擦負担をできるだけ抑える工夫する必要があります。
柔らかなコットンを多用して、常にコットンのキレイな面が接触するようにしながら優しく拭き取っていきましょう。クレンジング剤もケチらずたっぷり使うのがコツです。
敏感肌には少し不安のある成分
また「洗顔どころかすすぎも不要」がウリの製品ではありますが、毎回「すすぎ無し」の使い方はあまり推奨できません。
界面活性剤として、イオン系の中でも刺激の強い陽イオン系界面活性剤「セトリモニウムブロミド」が配合されているためです。
配合量は1%未満で、乾燥肌や敏感肌ではない人に問題はなさそうですが、最も刺激の強い界面活性剤を肌に付けっぱなしにする使用法には疑問を感じます。
できれば使用後にぬるま湯ですすぎを行うことをおすすめします。
アットコスメでは定番の上位ですが、評価の温度差が激しいのはこのような成分によるものかもしれません。
【コスパ重視の方に】オルビス クレンジングリキッド
ORBIS(オルビス)
150ml 1,467円
つめかえ 1,268円税抜
ダブル洗顔 |
濡れた手 OK |
界面活性剤 の種類 |
アルコール フリー |
必要
|
OK ボトルも 浴室使用想定の デザイン
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非イオン系
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不使用 アルコール系 基剤多め
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マツエク OK |
パラベン フリー |
価格 |
ポイント |
対応
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不使用
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1,467円 詰替:1,268円
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使い勝手とコスパよし DGPが肌に問題なければOK
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オルビスで常に売上ナンバーワン
オルビスで常に売上ナンバーワンという大ヒット製品。ダブル洗顔不要の洗い流しタイプなので、肌摩擦による負担を抑えられるのがメリットです。
また水濡れをしてもメイク馴染みが良い成分配合をしたり、プッシュ圧力による水滑りを抑えたボトルデザインを採用する等、「お風呂場でサッとメイクを落としたい」という需要に答えた製品づくりになっています。
「できるだけクレンジング時間を短縮したい」「お風呂に入った時にササッとメイクを落としたい」という人にはかなり便利な製品です。
洗浄力・利便性と全体のバランスがいい
保湿剤にはわずか1gで6リットルもの水分を溜め込んでおけるという「ヒアルロン酸Na」に加え、セリン・グリシンといったアミノ酸が配合されています。
アミノ酸は元々人の肌にも存在するものであり、肌なじみが良く刺激も弱いのが特徴。成分配合量は多くはありませんが、消炎作用のあるグリチルリチン酸2kも入っているので、肌トラブルを抑える作用も期待できます。
洗浄力は同ブランドのクレンジングオイルにはやや劣るものの、洗浄力・利便性と全体的にバランスが取れた製品で、価格帯も比較的お手頃。より安い詰替え用もあるのも助かりますね。
アルコールやエタノールで反応する方は要注意
ただアルコール系の保湿基剤であるDPGの配合量が成分表示のトップとなっており、かなり配合量が多いことが予測されます。
「保湿力を高める」といった意味合いで配合量を増やしているのかもしれませんが、DPGをここまで入れる必要性があるのかは疑問です。
エタノールフリーではありますが、アルコール系基材による刺激で肌荒れしたことがある人の場合は使用前にパッチテストをした方が良いでしょう。
【香りで癒やされたいなら】ポーラ アロマエッセゴールド クレンジングリキッド
POLA(ポーラ)
200mL 2,750円税込
ダブル洗顔 |
濡れた手 OK |
界面活性剤 の種類 |
アルコール フリー |
必要
|
乾いている方がよい
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非イオン系
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基材はDPG
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マツエク OK |
パラベン フリー |
価格 |
ポイント |
成分的にはOK
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不使用
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200ml 2,750円税別
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香り重視な方に
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ホテルアメニティで有名
クレンジングよりヘアケアに知名度のある商品ですが、クレンジングはホテルアメニティに数多く採用されています。
ホテルで使用してファンになった、という方も多くいるようです。
香りが最大のポイントなので香料に敏感な方は使えませんが、さっぱりとした爽やかな甘い香りが好評です。
シンプルな配合で肌負担は少なめ
香りが強いので肌に刺激がありそうなイメージがありますが、成分自体はかなりシンプルで水やDPGの基材に界面活性剤と植物エキス、といった内容です。
保湿成分が少ないので洗い上がりにつっぱり感を感じる場合があるかもしれませんが、成分的には際立って乾燥するものは含まれていません。
メイク落ちについては賛否両論があるため、どちらかといえばナチュラルメイク向きなようです。
余計な成分がない分肌への負担も少なく、好みの香りでリラックスしたい普通肌の方におすすめです。
店舗での扱いがないのでネット販売のみの商品です。
【美容成分が欲しい方へ】プモア クリアクレンジング
日本盛
115mL 2,530円税込
ダブル洗顔 |
濡れた手 OK |
界面活性剤 の種類 |
アルコール フリー |
しなくてもOK
|
OK
|
非イオン系
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不使用 DPGやや多い
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マツエク OK |
パラベン フリー |
価格 |
ポイント |
OK
|
OK
|
115ml 2,530円
|
酵母エキスなどを配合
|
唯一アミノ酸系の洗浄成分を配合
日本酒でおなじみの日本盛が作ったクレンジングリキッドです。
今回の商品の中で唯一、アミノ酸系洗浄成分を配合しています。
アミノ酸系の界面活性剤は、肌に必要な皮脂は残して汚れだけを落とすため、優しい洗浄成分として敏感肌用の石鹸や洗顔等に使われています。
その分洗浄力も落ちるのでガッツリとした濃いメイクを落としきれないことがあります。
しかし、このリキッドは主力の洗浄剤に一般的な界面活性剤を使用しアミノ酸系成分は補助的な役割なので、ある程度のメイク溶解力を持つでしょう。
美容成分が豊富
美容成分が72%というだけあって、その種類も豊富です。
酵母エキスに定番のヒアルロン酸やコラーゲン、さらにセラミドや果実エキスなどがたっぷりと含まれています。
とろみあるリキッドですばやくメイクとなじみます。
「普通肌だけど、すこし優しいクレンジングリキッドを使いたい」という人におすすめの商品です。
【毛穴の黒ずみ・ざらつきに】シュープリームノイ ディープミネラルクレンジング
シュープリームノイ
120ml 2,400円税抜
※割引あり
ダブル洗顔 |
濡れた手 OK |
界面活性剤 の種類 |
アルコール フリー |
不要
|
OK
|
非イオン系
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基材はDPG
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マツエク OK |
パラベン フリー |
価格 |
ポイント |
OK
|
不使用
|
120ml 2,400円税別
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クレンジング力が高め
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海藻のぬめり成分がメイクを吸着
肌の上をスルスルとすべる、まるでオイルのようなテクスチャーですが、完全オイルカットのクレンジングリキッドです。
適度なクッションがあり、摩擦を抑えながらクレンジングができます。
海藻生まれのメイクキャッチ成分が毛穴の奥に入り込んだメイクにからみつき、包み込みながら洗い流します。
肌に効果的なエキスを厳選
肌トラブルを抑えるセージエキス、保湿やバリア機能を助ける月下香エキスなど、肌が必要とする成分を厳選して配合しています。
また、保湿成分に肌とのなじみがよいヒト型コラーゲンⅠを配合し肌の潤いをしっかりと守ります。
洗浄力がオイル並みとのコメントも
洗浄成分は一般的なリキッドと同じで、メイク落ちも悪くありません。
抗炎症の成分であるグリチルリチン酸を配合しているため、ニキビ肌にも向いています。
皮脂を取る力もわりと強めなので、やはり普通肌~オイリー肌向けといった印象です。
リキッドにクレンジング力を重視する方におすすめな内容です。
ドライ肌~インナードライ肌向けクレンジングリキッド
【時短したい時のみに】花印 ディープクレンジングローシションMa500ml
花印
500mL 1,628円税込
ダブル洗顔 |
濡れた手 OK |
界面活性剤 の種類 |
アルコール フリー |
不要
|
不可
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非イオン系
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基材は低刺激のBG
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マツエク OK |
パラベン フリー |
価格 |
ポイント |
OK
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不使用
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500ml 1,628円
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刺激を抑える工夫を凝らした水タイプ
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ピンクがおしゃれな水クレンジング
ピンクのボトルがパット目を引く、ローションタイプのクレンジングです。
アットコスメでもトップ10にランクインし、アジアやアメリカなどの海外でも人気がある商品です。
たっぷりのボトルでも1,000円台という価格で、ケチらずにバシャバシャと使えますね。
アルコールフリーでツンとしたニオイもなく、時短クレンジングとしておすすめです。
低刺激の基材を使用
成分としては、同じく水クレンジングで安定の人気を誇るビオデルマと似た成分構成になっています。
ただ、こちらの花印ディープクレンジングローションは主成分の基材に、皮ふに対する刺激がほとんどないBGを選んでいるのがビオデルマとの違いです。
界面活性剤も数種配合されていることもあり、「ローションのわりにひと拭きでもしっかりメイクが落ちる」というクレンジング力に驚く方も多いようです。
脱脂力はありますが「メイク落ちの良さを持たせた中での低刺激」という面では、成分を考慮した印象です。
定番の保湿成分をしっかり配合
ヒアルロン酸と、浸透の良い加水分解コラーゲンといった保湿成分を配合してあるため「拭き取った後のつっぱり感がない」といった感想も多くあります。
植物や果実のエキスはアロエベラ葉エキスのみ、何種類も入れていないシンプルな成分構成という点で敏感肌にもおすすめです。
380mlと500mlでは成分がすこし違う
コスメの口コミサイトでは「花印クレンジングローション Ma 380ml」の人気が高いのですが、500mlとはなぜか成分にちょっとした違いがあります。
380mlにはメチルパラベンが加えられ、主成分である基材もBGより刺激のあるDPGが使われています。
「380mlは刺激が強い」ということでは全くありませんが、インナードライや敏感肌など肌が弱めで「なるべく負担少ないクレンジング」を求めるなら、おすすめなのは500mlタイプです。
また、低刺激とはいえ摩擦自体が肌には刺激となるため、拭き取りタイプのローションは毎日使わないようにしましょう。
ニキビ肌向けのクレンジングリキッド
NOV ACアクティブクレンジングリキッド
常盤薬品工業
120mL 2,750円(税抜)
ダブル洗顔 |
濡れた手 OK |
界面活性剤 の種類 |
アルコール フリー |
洗顔が 必要ステップ
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2018年 新製品から
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非イオン系
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不使用 アルコール系 基剤は使用
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マツエク OK |
パラベン フリー |
価格 |
ポイント |
エステル系オイル 配合あり マツエクは心配
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不使用
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2,750円
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ニキビ肌特化の医薬部外品 大人ニキビには不向き
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抗炎症成分配合の医薬部外品
ニキビケアのブランドとしても有名なNOVの「AC アクティブシリーズ」。中でもクレンジングリキッドは、「過剰皮脂によるニキビを本気で治したい!」という人向けのかなり攻めた成分配合になっています。
炎症の鎮静作用がある「グリチルリチン酸ステアリル」を有効成分としているのが大きな特徴のひとつ。有効成分が一定量以上入っているため、化粧品ではなく「医薬部外品」という扱いになっています。
水溶性のグリチルリチン酸ジカリウム等に比べてもグリチルリチン酸ステアリルはは炎症抑制効果が強いので、ニキビ炎症を抑え込む結果も期待できますね。
ニキビの元にはならないオイル配合
合成エステル系の油剤が入っていますが、これはグリチルリチン酸ステアリルが油溶性なので、その溶剤という意味合いが大きいのではないでしょうか。
油剤入りではありますが天然油脂ではないので、アクネ菌を増やす「オレイン酸」等の心配はありません。
AHAで角質ケアも
またAHA(グリコール酸)も指定成分として配合されています。「フルーツ酸」とも呼ばれるAHAはケミカルピーリング等にも使用される成分で、表皮の厚くなった角質を融解させる働きを持っています。
角質肥厚によるくすみや毛穴づまり等を取り除き、肌をツルツルの状態へと導いてくれるというわけです。
皮脂によるニキビのみ
以前の製品では濡れた手での使用ができませんでしたが、2018年の製品リニューアルにより濡れた手OKという利便性もアップしています。
ただしAHAはピーリング成分としては穏やかな方ではあるものの、ある程度の刺激のある成分です。
またダブル洗顔を念頭に置いた製品なので、洗顔料の選び方次第によっては「クレンジング+洗顔」で皮脂が取られすぎる可能性もあります。
「過剰な皮脂によってニキビが出ている」というニキビ原因がハッキリしている方向けの製品と考えた方が賢明です。
プチプラ系クレンジングリキッドをおすすめしない理由
今回おすすめした製品を見て、「ビオレやソフティモなど、もうちょっと安いプチプラのリキッドはどう?」と思った方も多いのではないでしょうか?
しかしクレンジングリキッドの場合、100mlあたり500円を切るようなプチプラ製品は、残念ながらあまりおすすめできないのです。
比較表でもプチプラのクレンジングリキッドを2点挙げてみましたが、この他のプチプラ系でも以下のような傾向が見られます。
プチプラ系リキッドのココが心配
- 刺激の高い保湿基剤「PG」を使っている
- PGの配合量が高い
- 油剤(合成エステル、天然油脂)を配合した製品が多い、配合率が高い
- 防腐剤の配合率が高い
PGってどんな成分?
PGとはプロピレングリコールといい、クレンジングではジェルやリキッドなどに基剤・保湿の目的で配合される成分です。
人によっては皮膚トラブルの原因となりやすいため、現行以前の法律では、化粧品に配合する場合に必ず成分表示することが義務付けられていました。
クレンジングリキッドの成分表で3番め以内には入る場合は配合量が30%近くある可能性が高いです。
現在では使用をやめ、別の成分に切り替えるメーカーが殆どですが、プチプラ系の中にはまだ配合されている場合があります。
(→「敏感肌はPGを避けるべき」の項目に戻る)
プチプラ系になぜPGやオイルが入ってる?
PGは配合するとすうっと染み込むのにベタつかない、など使用感がよくなります。
そしてオイルを入れればメイク落ちが上がるので、カンタンに言うと、
「安い油で洗浄力を上げて、メイクが一発で落ちるようにしよう!」
↓
「でもベタベタするから、使用感を高めるためにPGを入れよう!」
という作りがプチプラ系のクレンジングリキッドなんですね。
オイルを配合すれば、メイク落ちが良くなるのは当然です。しかし本来消費者が求めている「水で落としたい」という需要には答えていません。
更に、現在では使用を控える化粧品メーカーも多い「PG」を多用しているのは大きなデメリット。その上で防腐剤の配合量が多ければ、その分だけ肌への負担が増えます。
リキッドはもともと「刺激が強め」
クレンジングリキッドは、成分構成としては「肌刺激がちょっと強い」という傾向のある製品です。
その上で更に「安く作る」を念頭に置いた製品になると、かなり肌負担の大きい製品となる可能性が高まります。
「クレンジングオイルは肌に悪い→リキッドの方が優しい」と思って使ってみたら、実際には肌刺激は同程度かそれ以上・・・という可能性もあるんです。
「マイルド」や「高保湿」に惑わされない
敏感肌・乾燥肌、アレルギー体質の方は特に、クチコミで評価が高い商品やパッケージに高保湿を謳っていてもリキッドタイプのクレンジングは避けたほうが無難です。
リキッドクレンジングにこれから切り替えるという場合には、一定価格以上の製品を選ぶことをおすすめします。
おわりに~実は脱脂力の高いリキッドクレンジング
「水成分だから肌に優しい」というイメージもあるクレンジングリキッド。しかしオイル含有量が少ないためメイクの油分をなじませる効果は比較的低めです。
その分、界面活性剤を多くしてメイク洗浄力を補うので、脱脂効果はイメージより高いのが現実なんです。
「サッパリ」が裏目に出ることも・・・
また、クレンジングリキッドは、オイル・クリームに比べてすすぎ後のベタつきが残りにくいという特徴も持っています。
「すぐにサラッとするからすすぎをしっかり行わない→界面活性剤が肌に残る→肌荒れ」というケースも意外と多いようです。
「サラッとしているから大丈夫」と考えず、他のクレンジング剤と同じようにキチンとしたすすぎを行うことも忘れずに!
クレンジングリキッドを上手に使いこなして、今よりもキレイな肌を目指しましょう。
他のクレンジング剤について、もっと知りたい方はこちら!オイルやクリームなど主なクレンジング剤を比較した下記のページがおすすめです。
クレンジング剤6種を徹底比較!オイル、クリーム、リキッド...肌に合うのはどれ?