紫外線対策グッズの賢い選び方~日傘の色は?服の素材は?UV対策のコツを徹底解説

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日焼け止めグッズ

紫外線による日焼けは、シミやそばかすを増やすだけでなく、シワやたるみといった肌老化ももたらす困りモノ。

毎日きちんと対策して、肌を紫外線から守ることが大切!ということで、日焼け止めを使っている人は多いですよね。

でも「日焼け止めを塗ったから、後はUV対策は何もしない」...これは絶対にNGって知ってましたか?


日焼け止めだけは防ぎきれない紫外線

残念ながら日焼け止めだけでは、体中に降り注ぐ紫外線は防止しきれません。肌をキチンと守るには、小物や衣類、また日頃の生活習慣等も見直していくことが重要なんです。

ここではしっかりと紫外線対策をするために、日傘等のUV対策アイテム・紫外線カット衣類の正しい使い方や選び方、またインテリアやライフスタイルの注意点等をご紹介していきます。




紫外線対策の定番!日焼け止めアイテムのおすすめ商品

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UV対策アイテムの正しい使い方 ~傘・帽子・サングラス~

日傘を賢く選ぶ~色や形・持ち方も重要

日傘で散歩

日傘を使うのはいつ?

日傘をさすのは夏だけ?

「7月・8月にしか日傘をささない」という人も多いですね。でもこれは不正解。紫外線A波(UVA)・B波(UVB)は4月頃から増え始めています。そしてUVAが最も高くなるのは6月。

UVBも5月には8月と同量程度に降り注ぐのです。そして両者は9月下旬頃にまでピークを維持し続けます。つまり日傘等の紫外線対策アイテムの使用は、4月~9月には必須というわけですね。


曇の日には日傘をささなくていい?

曇りだからといって、安心はできません!紫外線A波(UVA)は波長が非常に長く、雲を通して肌に降り注ぎます。その量はなんと、晴れの日の91%程度。また紫外線B波の量も、最盛時の50%近くあります。肌を若々しく保つためには、曇りの日でも日傘をさすことが大切なのです。


適した日傘の形状

日傘は黒なら大丈夫?

日傘をさす女性

黒は紫外線吸収率が高いため、一般的には「日傘は黒が良い」とされがち。しかしUVカット加工のパーセンテージや遮光率が高ければ、表側の色にはそこまでこだわる必要はありません。黒い日傘(UVカット加工無し)よりは、白い日傘(UVカット加工あり)の方が、効率的に紫外線をシャットアウトできるというわけです。

なお、どちらかというと重要なのは「傘の裏」の色。いくら黒い日傘でも裏地が白や明るい色だと、アスファルト等から反射した紫外線が照り返しを起こし、日傘の中で肌が日焼けしてしまいます。裏地は暗色のものを選んだ方が良いでしょう。


古い日傘を使い続けるのはNG!

日傘表面のUVカット加工は、使用するほどに剥がれていきます。UVカット率が維持できるのは平均1年~2年が限度。使用頻度にもよりますが、3年以上の使用の場合にはUVカット率が60%~70%に落ち込み、顔に紫外線が降り注いでいる可能性が高いです。「いつ買ったか思い出せない」という日傘は、早急に買い替えた方が無難と言えるでしょう。

晴雨両用の日傘でも良い?

晴雨両用だからといって、製品の紫外線カット率が低くなるわけではありません。しかし一般的な日傘のUV加工は、雨等の水に濡れることでも劣化が激しくなります。UVカット率を長く維持するのであれば、晴雨兼用ではなく「日傘専用」のものを購入しておいた方が良いでしょう。

日傘の理想のサイズは?

日傘は大きければ大きいほど、体の紫外線を全体的にシャットアウトしてくれます。例えば女優さんやモデルさん等が撮影の休憩時等に使用される日傘は、直径1メートル50センチ~70センチ以上もあることも。しかしこれだけ大きな日傘になると、普段のもち運びが大変ですよね。

通常に使用することを考え、同時に紫外線をきちんと遮れるサイズというと、最小サイズが直径85センチ~90センチ程度。理想サイズが100センチ以上ということになります。


折り畳み傘でも良い?

折りたたみタイプの日傘は、毎日気軽に持ち歩けるのが魅力ですよね。上記でご紹介した「直径85センチ以上」をクリアする日傘でUVカット加工があるものならば、もちろん折りたたみ傘でもOKです。

ただしコンパクトさ・軽さをウリにする日傘の場合、その多くが直径80センチ以下となるため注意が必要です。あまりに小さく軽い日傘では、肩・腕等が強く日焼けしてしまいます。こちらは「急場用」のアイテムとしておき、普段使いにはきちんとした大きさのものと準備しましょう。


日傘の持ち方

日傘は「低く持つ」が基本!

日傘は大きさや素材だけでなく「持ち方」でも紫外線カット率が変わってきます。昔の映画の女優さんのようにパラソルを高く持って歩いているのでは、残念ながら紫外線をキチンと防ぐことはできません。

「雨水」というハッキリとした刺激を受ける雨傘をさす時を思い出してみましょう。大雨の時には誰でも傘を低く持って、肩や腕に雨があたらないようにしますよね。これと同じで、日傘も「できるだけ低く持つ」が基本。

顔や肩等の肌と日傘の距離は、「30センチ以内」に留めるようにするのが大切です。

無意識に傘を高くもってしまう人の場合、柄(え)が短い日傘を選ぶのも手ですよ。

帽子の選び方~選ぶ時のポイント

つばの広い帽子

できるだけ「つば広」のものを

UV対策のための帽子は、つばの広さが決め手。ツバ(ブリム)の部分が10センチのものと7センチのものでは、受ける紫外線量に25%もの違いが出ています。


「ハット型」が理想的

キャップ型等の前ツバのみの帽子より、全方面にツバがあるハット形を選ぶのが理想的。うなじや耳の裏側は非常に紫外線を受けやすい場所なので、後にもツバがある形の方が良いのです。

なおブリム部のみで構成されたサンバイザーは、髪型が崩れないのが良い点。ただ髪の日焼けは促進されますので、髪のパサつき・痛みが気になる人は避けた方が無難です。


UV加工の生地・UVカットスプレー

特にUVA(紫外線A波)から肌を守るには、UVカット加工が施された地厚の帽子を被ることが大切です。


衣類用のUVカットスプレー

気に入ったデザインの帽子が無い...という時には、生地にUV加工が施せる『衣類用UVカットスプレー』を使うと良いでしょう。

紫外線吸収剤が含まれたUVカットスプレーを施せば、お気に入りの帽子もUVカット帽子へと早変わり。


衣類用のUVカットスプレー
KAWAGUCHI 衣類の紫外線カットスプレー

UVカットスプレー

420mlの大容量でブラウスなら目安で8~10枚が可能です。綿100%生地のほうが、UVカット率は若干高いです。

  • 内容量:420ml
  • メーカー:KAWAGUCHI

注意点

スプレー式の場合、帽子の洗濯をする度に再度スプレーを行う必要がありますので、その点にはご注意ください。

また、ストローハット・レース等、素材に光を通す「穴」が開いている帽子では、UVカットスプレーをしてもなかなか有効な紫外線対策とはなりません。

どんなに紫外線対策をしても、「紫外線を絶対に浴びない」ということは不可能です。そんな時は美白化粧品による早めの美白対策で、日焼けによるシミやソバカス、乾燥ジワを最小限に抑えましょう。

下記のページで化粧品で美白ケアする場合の、化粧品の選び方やおすすめのアイテムを紹介しています。是非ご覧下さい。

シミの無い白い肌へ!徹底美白したい人のための化粧品・食事・サプリとは?


サングラスは必ず「UVカット加工」を!

UVカットサングラス

サングラスがメラニン発生が止める

日本ではUV対策としてサングラスをかける人はまだ少なめ。でも「目」を光から守ることこそが、肌全体を守ることにも繋がるのです。

瞳孔から入りこんだ紫外線は脳を刺激して、肌を黒くする色素・メラニンの生成を促進させてしまいます。

目を閉じて体中に紫外線を浴びた状態と、他を隠して目だけに紫外線を浴びた状態、どちらがメラニンを多く出すでしょうか?
実は「目だけ」の方が、脳はたくさんのメラニンを出させています。

つまり目から入る紫外線を防がない限り、メラニン発生の信号は止められないのです。


色のサングラスをかける必要は無し

「サングラスって女優みたいでちょっと恥ずかしい...」という人も多いはず。でも必ずしも黒や茶色のレンズのサングラスをかける必要はありません。

UVカット加工が施してあるレンズであれば、レンズの色は透明や明るい色でも大丈夫です。


目元の紫外線カットに
Zoff UVクリアサングラス

zoff_uvレンズ

紫外線カット率はついに100%に!ふつうのメガネに見える透明レンズでも、紫外線A波(UVA)・紫外線B波(UVB)両方を完全シャットアウトしてくれます。

伊達メガネ感覚で気軽にかけられ、汚れが拭き取りやすい「超撥水コート」で毎日使用でもお手入れカンタンです。

  • メーカー:zoff(ゾフ)

ふつうのサングラスじゃダメ?

「昔のサングラスならあるけど、UV加工は無いかも...」残念ながら、そのサングラスは紫外線対策には使えません。

UV加工が無いサングラスは、単に遮光をするだけのもの。更に紫外線対策としては、役に立たないというより「足を引っ張るもの」になってしまうんです。

暗い場所に行くと、人間の目も猫の目のように瞳孔が開きます。これはサングラスをしている場合も同様で、瞳孔が日中でも大きく開いた状態に。

そしてUVカット加工が無いレンズでは、紫外線はレンズを通過して入り込んできます。

つまりサングラスをしない時より、たくさんの紫外線が目に入り込む可能性大ということになってしまうのです。


 UV加工か分からない時は?

現在ではUVカット加工のサングラスを2,000円~3,000円程度から購入することができます。UV加工の有無がわからないようであれば、新たにサングラスを購入された方が良いでしょう。



衣類でも紫外線対策しよう!

紫外線対策の服は「素材」で選ぶ

UV対策の衣類(生地で作られたもの)には、大きく分けて以下の2種類があります。

  • UVカット繊維使用製品
    繊維素材段階(糸を作る段階)でチタン・セラミック・耐光性特殊カーボン等のUV効果のある原料が織り込み/練り込みされてから、衣類製品が制作されたもの

  • UVカット後加工製品
    通常の繊維素材(綿・レーヨン・ポリエステル等)で制作された衣類製品(もしくは布地)に、UVカット加工が後から施されたもの

前者で有名なのが「ダクロン」という成分を使ったUVカット衣類です。またナイロンやステープル・ファイバー等も比較的高いUVカット率を示しています。

反対に後者の中でも元々の素材が綿・麻等の自然素材で外側からUV加工をしただけの場合、UVカット効果の維持率はかなり弱いと考えられます。

現在の日本では、上記の二種類のいずれも「UVカット加工」と表示することが許可されている状態です。

そして繊維から作られたUVアイテムの方が高額で、後から加工したアイテム方がリーズナブルです。

そのため多くの方が「後から加工」のアイテムを購入されています。

ところが後加工の製品は、水濡れや洗濯によってUV加工が剥がれやすいのも問題です。特に夏場のアームカバーやストール等は汗で濡れるため、頻繁に洗濯もしたいですよね。

きちんとしたUV効果を維持させるのであれば、繊維自体に特殊素材が入ったものを選んだ方が良いでしょう。


素材自体がUVカットなら、暑くない!

安価なUVカット衣類を買って「暑くて着ていられない...」という経験は無いでしょうか?

後からUVコーティングしただけの製品の場合、「通気性が悪い」という問題があります。これは繊維の目が詰まった状態でないと、後からのUV加工がしづらいため。

また目が粗い素材では紫外線が素材を通り抜けるので、表示できるUVカット率が低くなってしまうからなんです。

しかし紫外線が強くなる夏場にこそ、UVカット衣類は身につけたいもの。通気性が悪い服を無理して着込んで熱中症になるのでは、意味がありませんよね。

そのためにも「繊維加工」のUV衣類を選ぶことが大切になってきます。

例えば通販サイト『通販生活』で販売されている『UVカットボレロカーディガン』は、酸化チタンを練り込んだ「トライクール(R)」という特殊素材を使用しています。

紫外線94%カットという高いUVカット率でありながら、綿に比較して430%もの通気性を持っています。

涼しく快適にUVカットをするために、上記のような上質なUV対策繊維を使った衣類を選びましょう。


UVカット加工なら「黒」でなくてもOK!

UVカットアイテムというと「色は黒でなければ!」と思いがちですよね。

しかしストールもアームカバーもネックカバーも真っ黒...というのでは、夏場のファッションとしてはかなり暑苦しいものになってしまいます。

また黒い色は紫外線と一緒に熱もどんどん吸収しますから、暑く感じることでしょう。

きちんとしたUVカット加工繊維が使われているものであれば、色を気にする必要はありません。自分の好みの色を選んでOKなんです。

ただネックカバーについては「白色系」は避けた方が無難。紫外線の反射(照りかえし)で顔が日焼けしやすいので、やや暗色のものを選んだ方が良いでしょう。


ストール・アームカバー...各種UV対策衣類の選び方のコツ

ストール

多様な使い方をするのなら、大判タイプを選びましょう。カーディガン代わり、高く巻いてネックカバー代わりと、用途範囲が広くなります。シワになりにくく軽い素材を選ぶと、携帯するのにも便利です。


ネックカバー

襟元、特に耳の後部分が高くなっているものを選びます。首周りは熱がこもりやすい箇所なので、衣類製品の中でも特に通気性の良い素材を選ぶことも重要です。


アームカバー

ズリ落ちを防ぐために、ゴム部がしっかりとしたものを選びましょう。「どうしても落ちてくる...」という場合には、靴下を止めるための「ソックタッチ」を併用すると安心です。形としては、グローブと一体型となった指ぬきタイプがおすすめ。なお店舗では、たまにUV加工がされていないアームカバー(エアコン防寒用のもの)が一緒に販売されていることがあります。表示はよく確認しましょう。


カーディガン

カーディガン選びで大切なのはサイズ。後からコーティング加工をした製品の場合、ピッタリサイズや小さめサイズだと繊維の間が開きやすく、そこから紫外線が入り込みます。ゆとりあるサイズを選んだ方が安心です。


パーカー

UV対策用のパーカーは、できるだけフードが大きいものを選びましょう。被ってみて7センチ~10センチ以上顔を覆うフードがあれば、帽子が無い時の対策にもなってくれます。また袖口が長く、手首の先(手の甲の半分程度)まで覆うものであると理想的です。


UV加工がない服はどうする?~濃いめの服やUVカット洗剤

例えばオシャレをして出かけたい時などには、UVカットアイテムばかりを選ぶわけにもいきませんよね。このような時、紫外線対策はどのように行えば良いのでしょうか。いくつかのコツをご紹介します。


白い服・薄い色のトップスを避ける

白や薄い色は紫外線を透過させ、反対に黒や濃い色は紫外線を吸収する作用を持ちます。

そのためUV加工が無い服を着る時には、濃いめの色を身に着けた方が安心と言えるでしょう。特に気をつけたいのが、シャツやブラウス等のトップス類です。

白いトップスを着ると紫外線は反射を起こし、顔に向かって照り返します。

その時には光によって顔を明るく見せてくれるのですが、その分、フェイスライン等の肌を強く焼くことになってしまうのです。


UVカット洗剤を使う

UV加工されていない衣類でも、「UVカット洗剤」を使えばUVカット衣類に早変わりしてくれます。

洗剤に紫外線吸収剤が含まれており、普段来ているお洋服の繊維が「紫外線吸収型」になってくれるのです。


洗って衣服の紫外線カット
ファーファ UVカット洗剤

UVカット洗濯洗剤

洗うたびにUVカット効果がアップする衣類洗剤です。紫外線カット効果もありながら抜群の洗浄力を発揮します。やわらかなベビーフローラルの香りです。

1回の使用でUVカット率は92%にまで上昇し、5回使用をすればUVカット率は97%にまでさらに上昇。

10回使用でUPF(Ultraviolet Protection Factor:紫外線保護係数)は40以上にまでアップします。「洗濯をするだけで良い」という手軽さがうれしいですね。

ただしUVカット洗剤は800ml~1000mlで800円~1000円以上と、通常の洗濯用洗剤よりもやや高額になるのが難点です。

とは言え、すべての衣類をUVカット素材のものに切り替えることを考えれば、リーズナブルでもあります。

  • メーカー:NS FaFa Japan



うっかり日焼けの原因!日常生活の紫外線対策

窓から入る紫外線をカットしよう!

「室内や車の中に居るだけなら、紫外線対策は必要ない」...こう思っていませんか?

UVA(紫外線A波)は部屋や車のガラスを通過して肌に注ぎ込みます。UVAがもたらすのは、黒くなる・赤くなるといった「日焼けらしい症状」ではなく、時間をかけてしわになる・たるむといったエイジング問題。将来的な肌を若々しく保つために、窓から入る紫外線対策にも気をつけましょう。


UVカットカーテンで手軽な対策

窓からの紫外線対策として第一にあがるのが、UVカット素材が使われたカーテン等に切り替える方法。現在は以下のようなUVカット製品が販売されています。


カーテンタイプ

現在は薄地で色が明るいものでもUVカットできる素材が増えています。今までのいわゆる目隠しカーテンをUV素材のものに切り替えれば、部屋の強い遮光はせずに紫外線のみをカットすることも可能です。


ブラインドタイプ

アルミブラインド・木製ブラインド等があります。紫外線カット率が高いのがメリットですが、遮光率が高いため部屋が暗くなるのが難点です。


スクリーンタイプ

モダンなスタイル等のインテリアの雰囲気を損ねないのが魅力です。ただしロールアップをした箇所からは紫外線が注ぐため、部屋を暗くしたくない人は薄地のものを選んだ方が良いでしょう。


UVカットフィルムなら明るく紫外線対策

「カーテンをかけると部屋が暗くなるのがイヤ」「車でも紫外線対策したい」という人にオススメなのが、窓ガラス・車のサイドガラス等に貼れるUVカットフィルム。現在は透明度の高いものでも、紫外線カット率99.5%以上という高いUVカット率を誇るものが登場しています。

1メートル四方程度のサイズで1,200~1,500円程度と、価格も比較的安価です。夏場の室温の上昇も抑制できるので、エアコン等の使用による乾燥も抑えられますね。ただし6ヶ月~8ヶ月程度でUVカット加工が劣化するため、年2度程度の定期的な交換が必要です。また熱線反射ガラス、網入りガラス等の特殊ガラスには使用することができません。


もっと手軽に!ガラス用UVカットスプレー

シートタイプのUVカットフィルムは、サイズに制限があるのが難点。また貼るのにコツがいるので「うまく貼れない」「空気が入ってしまった...」という人も多いようです。このような人に嬉しいのが、スプレータイプの窓用UV対策アイテム。ビニル樹脂成分の中に紫外線吸収剤が含まれているので、サッとスプレーするだけでUVA・UVBをカットしてくれます。スプレーの他リキッドタイプもありますので、好みのタイプを選びましょう。

例えば通販サイト『フェリシモ』では、「窓ガラスにぬりぬり 日焼け止めローションUVカットの会」では、98%という高いUVカット率の液状タイプが販売されています。価格も2,000円程度なので、手軽にUV対策がスタートできますね。

ただシートタイプに比較すると、スプレー・液状タイプはUVカット加工の劣化が激しいのが難点。紫外線カット効果が維持できるのは2ヶ月程度なので、こまめにスプレーしておきましょう。また車のフロントガラスへの使用をNGとする製品が多いので、自動車に使用する際には注意事項をよく確認してください。


庭やベランダで浴びる紫外線対策

洗濯物を干す時やベランダ掃除をする時「少しの時間だし...」とUV対策を何もしないという人も多いようです。ところが日当たりの良い庭やベランダでは、たった5分程度でも多量の紫外線を浴びてしまいます。ベランダでのUV対策もきちんとしておきたいところです。


玄関・窓辺にUV対策グッズを置く

毎日の洗濯やゴミ出し等の際に、わざわざストールやアームカバー等を取りに戻るのは面倒になってしまうもの。家用のUV対策グッズはカゴ等にひとまとめにして、玄関や窓辺等に置いておきましょう。

【まとめておくグッズ類】

UV対策イラスト

スプレータイプの日焼け止め

メイクの上からでもスプレーできるタイプが理想的。短時間であればSPF・PA率は低めでもOKです。下側からの「照り返し焼け」をしやすいので、フェイスライン・首周辺には特に丁寧にスプレーしましょう。


帽子・サンバイザー・フェイスカバー

短時間であれば、髪が崩れないサンバイザーが便利。ツバ部分を下にひきさげられるフェイスカバータイプだと、顔への紫外線照射を効率的に防げます。


アームカバー

短時間用の場合には、サッとつけられる指なし型が便利です。庭などで長い作業を行う場合には、グローブ一体型やズレ落ちにくいボレロ一体型等が良いでしょう。


羽織もの

特に作業等をしないのなら、ショールでも十分。しかし掃除や庭仕事等をするなら、袖付きのパーカータイプが便利です。


シェードを付ける

ベランダが広い場合、半分もしくは一部にシェードをかけてみるのも手です。作業をする場所側にシェードを付けることで、直接日光にあたる時間を大幅に短縮できます。


床材を変える

コンクリートでできた床面は、紫外線を全体の10%近くも反射させています。つまり「下側から日に焼ける」というわけですね。土素材でできたレンガや、緑の芝等を敷くと、反射量は5%程度にまで抑えられると考えられています。芝の場合には自然芝が理想とされていますが、人工芝でも一定の効果が得られるようです。


打ち水は最後にする

気温を下げるために夏場に「打ち水」をする人もいるはず。しかし打ち水をして水面のようになった床面は鏡のように反射をするため、紫外線反射量が全体の20%近くと大幅に上がります。打ち水を行うのはできるだけ後にして、行った後の場所には近づかないようにしてください。


紫外線量の多い時間帯・場所を避ける

ウォーキング・ジョギング等は朝方か夕方以降に

起床する女性

紫外線は朝から徐々に増え始め、紫外線A波(UVA)・B波(UVB)共に10時頃には第一ピークを迎えます。午後2時頃までにはUVA・UVB共に非常に高い状態で、減り始めるのは午後4時を過ぎてからです。

日傘等でしっかりとしたUV対策を行うのが難しいウォーキングやジョギング等の運動は、朝方、もしくは夕方の時間帯に行うのが理想的と言えるでしょう。


12~1時の外出はできるだけ避ける

紫外線がもっとも強くなるのはお昼時。12時から1時頃の外出の場合、たった5分の日焼けでも朝方30分に匹敵する紫外線量を浴びることになります。この時間の外出は可能な限り避けたいところです。お昼休憩等でどうしても出かける必要がある場合には、万全のUV対策を取りましょう。


「自転車」の利用には注意

徒歩・ジョギング・自転車の中で、実は最も日に焼けやすいと言われるのが自転車。日陰を選びながら動くのが難しい上に、自転車でも動きやすい広い道を選ぶため、アスファルトの照り返しを強く受けることになります。

前述した紫外線量の強い時間の自転車利用は、できれば控えたいところ。でもライフスタイルによっては自転車ナシの生活は難しいですよね。自転車利用の際には、以下のようなUVアイテムでしっかりとした対策を取りましょう。


【自転車に乗る際のUV対策アイテム選び】

  • 日焼け止め:通常よりもSPF、PAの強いもの(SPF45以上)を選びます。
  • アームカバー:ボレロタイプのものだとずれ落ちの心配がありません。
  • グローブ:手の甲は多量の紫外線を受けます。しっかりとしたUVカット効果のあるグローブで、滑り止めがあるものを使います。
  • サングラス:視認性の良い透明レンズで、UVカット効果のあるものを選びます。
  • ヘルメット:おすすめは好みのキャップと組み合わせられるカスクタイプ。ツバが10センチ以上あるUV対策生地のキャップを選べば、顔への紫外線量を70%近くカバーできます。
  • ネックカバー:首周りは非常に焼けやすいので、できればフェイス一体型を選ぶのが理想的です。

紫外線対策の定番!日焼け止めアイテムのおすすめ商品

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  • 光コントロールでツヤのバラ色肌に


おわりに

日傘やサングラス等の小物で工夫する、衣類をUVカットのものにする、インテリアを変えてみる...紫外線防止のためにできること、意外とたくさんあります。シミやシワの無い白い肌を手に入れるために、早速今日からUV対策生活をスタートしてみましょう!

ちなみに、紫外線対策グッズは日焼け止めと併用して使うと効果大です。UV対策に欠かせない日焼け止め、選び方や塗り方は下記のページで詳しく解説しています。是非参考にしてみて下さい。

紫外線から肌を守る!正しい日焼け止めの選び方徹底講座





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