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オールインワンジェルで美白をする4つのメリット
ある化粧品メーカーのアンケート結果によれば、美白ケアにオールインワンジェルを取り入れる女性は増加する傾向を見せています。
なぜ多くの女性がオールインワンジェルでの美白を選んでいるのか、まずはその理由を見てみましょう。
オールインワンジェルの使いやすさ
- 時短で美白
- 摩擦カット
- 季節にあわせた切り替えがカンタン
- コストダウン
1. 時短ケアでも美白できる
仕事・家事・育児、そして趣味や自分磨き...現代の日本人女性は「24時間をフルに使っても足りない」というほど忙しい人がほとんどです。
「日焼けした肌の黒さが気になってきた」「早めにシミ予防をしておきたい」
そう思っても、なかなかゆっくりとスキンケアに取り掛かれる時間が無い人も多いのではないでしょうか?
単品アイテムの場合
単品アイテムでの美白ケアの場合、美白化粧水をコットンでしっかり入れ込んだり、パックをしたりといったスキンケアの手間暇がかかるのがネックです。
いくら美白用基礎化粧品を購入しても、使う余裕があるのは週に一度か二度だけでは、効果を実感するまでにも時間がかかってしまいます。
オールインワンゲルの場合
その点オールインワンゲルであれば、朝・晩のスキンケアは「1本のみ」でOKです。1分~3分程度のシンプルスキンケアでも、ゲルに含まれた成分をしっかり肌に浸透させて美白ケアを完了できます。
「忙しいけどお肌の手入れもしっかりしたい」「将来の肌のために今から対策しておきたい」そんな人のために、美白オールインワンゲルはうってつけのアイテムなのです。
結果にこだわりたい方は最新の成分が投入されやすい「オールインワン美容液」がおすすめ。下記のページでオールインワン美容液のメリットや向いてる人を解説。是非チェックしてみて下さい。
化粧水や美容液も!オールインワン化粧品の使い方と選び方~タイプ別の特徴とおすすめ紹介
2. シミを増やす原因・摩擦を減らせる
日焼けによって肌が黒くなる、シミやソバカスができる...この「肌が黒くなる」原因は、メラニン色素という黒い色素が肌に発生するためです。
紫外線(熱・光)等で刺激を受けると、脳が「肌を守らなくては!」と認識し、肌を強くするためにこの色素を出すのですね。本来は体を守るための機能なのですが、美容面からすると嬉しくない結果になってしまいます。
気付かないうちにメラニン色素を増やしてる?
この「メラニン色素」は、実は紫外線だけでなく「肌の摩擦」でも生まれるものです。
こすったり、叩いたりといった刺激でもシミはできやすくなります。
そして「私は肌をこすっていない!」という人が無意識に肌に負担をかける時、それが多数の製品によるスキンケアの時間なのです。
化粧水、美容液、乳液、クリームと言ったステップを踏んでいく時には、ひとつひとつの製品を浸透させるために肌をプレスしますし、中にはパッティングを行う人もいます。
スキンケア全体での肌摩擦(刺激となる回数)は平均70回~80回です。朝晩のスキンケアとなると、これが一日2回行われるわけですね。
百貨店や専門店にいるBA(ビューティーアドバイザー)さんのように丁寧で繊細なスキンケアを行っていかないと、シミの原因となる肌負担を却って増やすことになります。
オールインワンゲルなら
対してオールインワンゲルであれば、1回のお手入れで肌に触れる回数を10回以下にまで抑えることが可能です。
シンプルケアで摩擦刺激を減らすことでも「予防的な美白」ができます。
摩擦による刺激は肌のシワやたるみにもつながるため、オールインワンジェルならアンチエイジングケアとしても役立つアイテムです。
下記のページで、エイジングケアに特化したおすすめのオールインワンジェルを紹介していますので、あわせてチェックしてみて下さい。
エイジグケア用オールインワンジェルの選び方~シワやたるみに!成分別のおすすめ
3. 季節に合わせた切り替えがしやすい
「年間しっかり美白する」という人もいますが、肌質によっては「冬場は乾燥対策がメインで、春夏には美白メイン」等、肌の状態や気候によって使用する基礎化粧品を切り替えたい人も多いことでしょう。
基礎化粧品を利用すると
しかし、基礎化粧品は一度開封すると、2ヶ月~長くても3ヶ月程度で使い切る必要があります。
防腐剤を入れた製品でも、その量は「開封後3ヶ月低度の使用」を目安にしたものなのです。
開封後1年もが経過すれば品質が著しく劣化したり、雑菌繁殖で肌に刺激となる可能性が考えられます。
「今年は美白アイテムはもう使わないから、来年また使う」という方法は原則できないわけですね。シリーズ揃え(ライン使い)等の場合、「すべてを上手に使い切って切り替える」というのが難しいところです。
オールインワンゲルなら
オールインワンゲルであれば、このようなスキンケアアイテムの切り替えも比較的カンタンになります。
使用量の把握もしやすく、無駄を出さずに季節や肌に合った製品に気軽に切り替えられるのです。
4. 割高な美白系コスメのコストを抑えられる
美白系基礎化粧品は、同じブランドの基礎アイテムに比較すると1製品につき400円~1,000円以上も高額となる傾向があります。
現在のフルライン(基礎的な保湿系ライン/化粧水・乳液・美容液・クリーム)をすべて美白ケア向けのラインナップに切り替えれば、従来の総額に比べ1.5倍近くまで美容コストがかかる可能性も高いのです。
美白ケアではこの他にも下記の対策も必要となるものですし「美白をしたいけど、お金がかかって困る」という人が少なくありません。
オールインワンゲルなら
オールインワンゲルなら、基礎化粧品アイテムの購入はゲル1本で済ませられます。
最近ではドラッグストアや薬局等でも購入できるリーズナブルな価格のゲルも登場し、より手軽に美白ケアがスタートできるようになりました。
「できるだけお金をかけずに美白したい」という人にとっても、オールインワンジェルは心強い存在と言えるでしょう。
また、時短、コストをおさえたベースメイクといえばBBクリーム。
下記のページでお金も時間もかけずにキレイになれるBBクリームの選び方・使い方を解説しています。是非参考にしてみて下さい。
人気のBBクリームとは?塗り方や選び方、機能別のおすすめアイテムを紹介
美白成分で選べば失敗なし!オールインワンジェルの選び方
シミができるのを早い段階で阻止「トラネキサム酸」
トラネキサム酸は、抗炎症作用・抗出血作用があり、喉の痛みや歯茎の腫れ・出血を抑えるとして、医薬品や歯磨き粉などに使われる成分です。
美肌成分としては、肝斑治療薬の成分のイメージが強いかも知れませんね。
シミができる流れを断ち切る!
肌にシミができる原因は1つではなく、いくつかの要因があり段階を踏んでシミが発生します。
シミができる流れ
- 肌表面が紫外線や摩擦などの刺激を受ける
- メラニン生成工場であるメラノサイトを、活発にする因子(プラスミン)が生まれる
- メラノサイトの中でアミノ酸がメラニンに変化する
- メラニンを増やす酵素(チロシナーゼ)が生まれる
- 量が増えメラニンが肌表面に現れる
シミができないようにするには、この過程の中のどこかの働きをブロックすればいい、ということなのです。
トラネキサム酸は、2番目にあるのメラニン活性化因子(プラスミン)ブロックする、つまり比較的早い段階でメラニン予防をします。
紫外線対策にプラスして美白効果アップ
最もおなじみのシミ予防といえば、1つめの「紫外線防止」ですね。
しかし、どんな厳重な対策をしても、浴びる紫外線をゼロにすることはできません。
そのために、外からの紫外線防止対策と内側からのメラニン予防対策を同時にしていくのが、効果的な美白ケアになるのです。
日焼け止めや防止など、外側からの紫外線対策については、下記のページで詳しく解説しています。
是非あわせて参考にしてみて下さい。
紫外線対策グッズの賢い選び方~日傘の色は?服の素材は?UV対策のコツを徹底解説
紫外線から肌を守る!正しい日焼け止めの選び方徹底講座
トラネキサム酸配合のおすすめオールインワンジェル
NALC 薬用スリープロテクトジェル
メラニン対策だけじゃない!年齢男女問わず家族で使える
前述のトラネキサム酸を配合したオールインワンジェルです。化粧水・乳液・美容液・クリームの代わりにこれだけで済み経済的。オールインワンゲルには珍しいチューブタイプで使い勝手がよい容器はシンプルでおしゃれなパッケージです。女性だけでなく男性も子供(7歳から)..と家族で使用でき、マスクによる肌荒れ(ニキビ)でお困りの方にもぴったりです。
- 香り:無香料
- 内容量:100g
- 発売元:NALC
- 通常価格:3,520円 ⇒ 定期購入:3,168円
シミ・黒ずみのできにくい肌へ。予防美白には「アルブチン」
アルブチンとは元々天然植物・果実から発見された物質で、特に「これからシミ・ソバカスを作りたくない人」のための予防美白に向いた成分です。
チロシナーゼを阻害してシミを予防!
肌が黒くなる原因が「メラニン色素」ということは広く知られていますね。
ではこのメラニン色素を作ろうとする体内酵素が「チロシナーゼ」なのはご存知でしたか?
チロシナーゼは、紫外線や摩擦といった刺激を受けると活発に働き、メラニン色素が増える原因となります。
つまりこのチロシナーゼの働きを抑えれば、シミやそばかすを予防できることになります。
アルブチンはこのチロシナーゼの働きを抑制し、肌の色素沈着(シミ・色黒肌)といった問題を予防してくれます。
日焼け直後のアフターケアにもピッタリ
「日焼け止めが汗で取れてしまった」「日傘を忘れてしまった」等、UV対策を忘れてタップリと紫外線を浴びてしまうこともありますよね。
こんな時にはチロシナーゼの働きが活発になる前に、アルブチンでしっかりケアをしておくと安心です。
もちろんUVカット対策を万全にしておくことは大切ですが、「しまった!」というウッカリが多い人にアルブチンは助かる存在となっています。
刺激が穏やかで使用しやすい
後述する「ハイドロキノン」に比較して肌への刺激が穏やかであり、幅広い肌に使いやすい成分となっています。
マイルドな美白ケアが行いたい人にも向いた成分と言えるでしょう。
「β-アルブチン」と「α-アルブチン」はどっちを選べばいい?
アルブチンには、「βアルブチン(ベータアルブチン)」と「αーアルブチン(アルファアルブチン)」の二種類があります。
アルブチンの種類
- 1. βアルブチン(ベータアルブチン)
- 2. αーアルブチン(アルファアルブチン)
1. β-アルブチン
コケモモ(サンタベリー)・ウワウルシ・ナシ等の植物の果実エキスから抽出した成分です。
主に自然派化粧品メーカーの美白化粧品等に配合される傾向にあります。
天然植物成分であり添加物が少ない点が魅力です。ただし、肌質によっては赤み・かぶれといった刺激が起きることもあります。
2. α-アルブチン
ハイドロキノンにブドウ糖を結合させ、化学変化させた合成成分です。
チロシナーゼ抑制作用はより強いとされており、肌への刺激性も抑えられています。
大手化粧品メーカーや、成分配合に力を入れるブランド等では、こちらのα-アルブチンが採用されることが多いです。
「できてしまったシミ」には不向き?
前述したとおりアルブチンは「メラニン色素生成の抑制」を主な働きとしているため、出来てしまったメラニン色素(シミ・日焼け肌等)に対する働きはそこまで強くありません。
既にシミがある肌にアルブチンのみの対処では、「シミが気にならなくなる」といった結果を期待するのはやや難しいと言えるでしょう。
併用がおすすめ
一つシミが出来た肌の周辺には、他のシミが増えやすくなっている状態です。「シミが出来た!」と発見した時、シミ箇所に対してはスポット用美白美容液等で集中ケアしつつ、アルブチン配合のオールインワンジェルでシミが増えないように予防ケアをするのがおすすめです。
くすみやニキビも気になるなら「ビタミンC誘導体」
ビタミンCは「美白と言えばビタミンC」と言われる程の有名な成分ですね。
ただしビタミンCそのものは「酸素と熱に弱い」という特徴を持っています。
オールインワンゲル等の美白系基礎化粧品では「ビタミンC誘導体」という、肌に浸透してからビタミンCとしての活躍を開始する成分を配合するのが一般的です。
メラニン生成を抑えて肌をトーンアップ
ビタミンCもアルブチン同様、メラニン色素の生成を邪魔する役割を持っています。
つまりシミ・肌の黒ずみを未然に防ぐ「予防美白」に強いというわけです。
また近年の研究では、ビタミンCの継続投与によって、肌に作られたメラニン色素に対しても一定の結果が見込めることもわかってきました。
「予防」と「できたシミへの対処」という二面の働きが期待できます。
くすみや毛穴開き改善の期待も
またビタミンCは、肌を作る構成要素である「コラーゲン」を作る上で欠かせない栄養素です。
積極的に補えばコラーゲン生成が活発になり、ターンオーバーが活性化されることにも繋がります。
そのため「くすみ」問題の改善にも繋がり、肌のトーンが一段明るくなったという「美白効果」を感じる人も多いようです。
美白しながら大人ニキビケアも
ビタミンC誘導体は炎症の鎮静作用や過剰な皮脂の抑制といった働きも持っており、いわゆる「吹き出物」や「ニキビ」への対処やニキビ跡へのケアにもよく使われます。
「頬や顎にプツッと腫れ物ができやすい」という人、大人ニキビのケアをしながら美白をしたい人には向いた成分です。
大人ニキビの詳しい対策は、下記のページで解説しています。
10代ニキビとはちがう、大人ニキビならではの対策を、食事や生活習慣・おすすめのコスメから紹介していますので、あわせてチェックしてみて下さい。
大人ニキビには洗顔?サプリ?皮膚科?10代ニキビとの違いと対策
安価な製品で気軽に美白チャレンジ
ビタミンC誘導体の中でも水溶性のもの(L-アスコルビン酸等)は成分価格が比較的安く、水溶性ビタミンC誘導体を配合した美白ゲルの製品価格はリーズナブルな傾向にあります。
「とりあえず予防的に美白を始めたいけど、コストはかけたくない」という人でも気軽に美白スタートできる点も魅力です。
アルブチンの働きを強力にサポート
ビタミンCは前述した「アルブチン」の働きを強める作用も持っています。
更にしっかり美白を行いたい場合には、「アルブチン+ビタミンC誘導体」が配合されたオールインワンゲルを選んでみましょう。
また2ステップで美白ケアをするのなら、高濃度アルブチンを配合したスポット美容液等でケアした後に、ビタミンC誘導体入りのオールインワンゲルで顔全体のケアをするのも手です。
3つの種類とビタミンC誘導体の働き方
ビタミンC誘導体には以下の3種類があり、それぞれ異なる特徴を持っています。
水溶性ビタミンC誘導体(リン酸アスコルビン酸Mg等)
即効性が期待できますが、皮脂抑制作用も強く、肌質によっては乾燥しやすいことがあります。
油溶性ビタミンC誘導体(ジパルミチン酸アスコルビル等)
脂抑制作用は穏やかで、乾燥の心配は少なめです。即効性はなく、水溶性に比べると少しゆっくりになります。
APPS(パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na)
水溶性に比較し皮脂抑制力が抑えられ、乾燥度が穏やかです。また
浸透率がL-アスコルビン酸の100倍程もあるとされ、「強力な第三のビタミンC」という位置づけをされています。
乾燥肌はAPPS配合のゲルがおすすめ!
オールインワンゲルの基材であるゲル(ジェル)には水溶性の成分を含ませやすいため、美白ゲルに配合されるのは主に水溶性ビタミンC誘導体もしくはAPPSということになります。
そのため、乾燥ぎみの肌に水溶性ビタミンC誘導体が高配合された化粧品を塗ると「パサパサした」といった仕上がりになる可能性もあります。
オイリー肌・ニキビ肌の人なら水溶性ビタミンC誘導体でも問題は無いでしょう。
しかし「季節によっては乾燥が気になる」という人の場合には、皮脂抑制の穏やかなAPPSが配合された製品の方が安心です。
ビタミンC誘導体配合のおすすめ美白オールインワンゲルは?
保湿成分の良さでもおすすめ!「メディプラスゲル」
累積1,000万本を突破した保湿オールインワンゲルの「メディプラスゲル」です。
水溶性のビタミンC誘導体を配合しています。
他に、肌となじみのよいスクワランや、5つのセラミドに浸透の高い加水分解ヒアルロン酸・加水分解コラーゲンなど、肌をうるおす成分を惜しみなく配合しています。
厳選された高機能の保湿成分で、インナードライ肌や乾燥肌の保湿ゲルとしても十分ですが、さらにビタミンC誘導体で美白効果までが見込める内容となっています。
たっぷり180gで約2ヶ月使えるコスパの良さも嬉しいですね。
お試しするなら、通常価格から1,000円OFFでミニボトルやサンプルの嬉しい特典がつく定期便初回限定がおすすめです。
- 通常価格:4,070円税込
- 内容量:180g
- メーカー:メディプラス
- 定期初回限定:2,980円税込
※定期初回は送料無料、購入回数指定なし
Wフラーレン オールインワンジェルリッチ APPS+E(TPNa)
乾燥しにくい新型ビタミンC誘導体「APPS」だけでなく、ビタミンCの働きを促進する「ビタミンE」もプラスされた理想的な配合をしたオールインワンゲルです。
またヒアルロン酸の1.3~1.4倍以上という高い保水力を持つ成分「プロテオグリカン」、浸透力を高めた「ナノ化ヒアルロン酸」等の保湿成分も多めに配合され、美白をしながら潤いのある仕上がりになることも期待できます。
製品価格がやや高額なのがネックですが、
多種のアミノ酸を含む「プラセンタ」等も加えられており、肌の結果を求める人向けの製品と言えるでしょう。
- 通常価格:5,500円税込
- 内容量:100g
- メーカー:Beauty Mall(ビューティーモール)
ビタミンCの肌への働きや、効果的な摂取方法などを、下記のページで解説しています。是非参考にしてみて下さい。
ビタミンCのウソホント!誤解しやすいポイントと本当の効果とは
自然派成分で美白したいなら「紫根」
紫根とは、ムラサキ科の植物「ムラサキ(紫草)」の根のことです。
昔は日本でも「紫雲膏」等の有名な薬に配合され、現在も漢方薬(内服薬・外用薬)に配合される成分となっています。
美白の他にも幅広い肌への働きを持つ自然派成分としてテレビや雑誌等でも紹介され、注目度が上がっている成分です。
血行の促進作用で肌をスッキリと明るく
紫根は血行を促進させるため、年齢やストレス等によって滞った肌のターンオーバーが活性化される働きが期待できます。
新しい角質層が増えて紫外線の刺激を受けた古い角質層を押し出すことで、肌のトーンアップができるだけでなく、出来てしまったシミを目立たなくする結果も期待できるというわけです。
湿疹や皮膚炎で荒れた肌の鎮静にも
紫根には熱を持った肌を冷ます鎮静効果もあるため、日焼けあと・ニキビ・湿疹・吹き出物等がある肌(熱を持っている肌)にも比較的向いた成分となっています。
「他の美白成分では刺激になるけれど、紫根ならOK」という人も多いようです。
「手作りエキス」には要注意!
近年では紫根の原料をネット購入してエキスを作ったり、エキスだけを購入してゲル基材に入れる「手作り紫根オールインワンゲル」にチャレンジする人も増えています。
しかし紫根の作用はそもそも「薬」として使われる程のものであり、自分で基礎化粧品を作ることはおすすめできません。
毒性がある
手作りをおすすめしない理由は、紫根には毒性の成分が含まれるからです。
紫根には元々ピロリジジンアルカロイドという肝毒性のある成分が含まれています。
市販製品ではこれを精製して取り除いていますが、手作りでは成分除去が不十分で、毒性成分を肌に入れる可能性もあります。
ピロリジジンアルカロイドの国内での健康被害はありませんが、自己判断でのエキスの使用や作成は避けたほうがいいでしょう。
使用期間
更に天然成分である紫根エキスは雑菌等も繁殖しやすいことから、ゲル剤に独自にエキスを混ぜた場合の使用期間限度は長くても一週間です。
「安上がりだから」と紫根ゲルを手作りして、肌の刺激になる上に使用期限の短い製品を作るのでは、却ってコストが無駄になるばかりです。
紫根配合の美白オールインワンゲルを使うのであれば、きちんと精製をしたエキスを使い、安定した配合を行った市販品を購入することをおすすめします
。
紫根配合のおすすめ美白オールインワンゲルは?
シミウス ホワイトニングリフトケアジェル
プラセンタでメラニン排出も期待!
マッサージジェルや化粧下地としても使える10役のオールインワンゲルです。
シコンエキスの他に、美白有効成分として「プラセンタエキス」と「グリチルリチン酸ジカリウム」を配合しています。
プラセンタエキスは、メラニンの生成を防ぐ作用に加え、
メラニン排出を促進する作用で、できてしまったシミへの対策もできる成分です。
抗炎症成分のグリチルリチン酸で、メラニンのできやすい肌状態をしずめ、ダブルの美白ケアができます。
もっちりジェルでマッサージ
外側をマッサージ層、内側に美容成分を閉じ込めた「ダブルクリスタル製法」が、シミウス独自のジェル形状です。
ぷるぷるジェルの弾力でやさしくマッサージしながら、ジェルが乾くことなく有効成分を肌に届けることができます。
製薬会社が作った、医薬部外品のジェルを試してみたい方は、是非公式サイトをチェックしてみて下さい。
できてしまったシミには「ハイドロキノン」
ハイドロキノン(ヒドロキノン)は、非常に強力な美白作用をもつ成分です。
その強い還元効果で写真現像にも使用され、現像した人の手が白くなったことから、美白効果が発見されました。
莓や麦芽といった植物から抽出する天然成分ですが、現在は合成で作成し、大量生産が可能となっています。
メラニン色素を薄くする働きを持つ
ハイドロキノンはメラニン生成を阻害しますが、最も期待される効果はシミを薄くする作用ですね。
その効果の高さから「肌の漂白剤」とも呼ばれるほどです。
一度できたシミ(メラニン色素)は、酸化が促進されるとより色が黒くなっていきます。つまりシミが大きく色が濃くなるということですね。
ハイドロキノンはこの「メラニン色素の酸化」を還元する作用を持つため、色を薄くしたり目立たなくすることができます。
「顔全体にシミが増えた」「頬・額等の広い範囲に散らばったシミ対策をしたい」という人には、ハイドロキノン配合の製品が有用な対策となり得るでしょう。
昔は「薬」としてしか使えなかった高機能成分
ハイドロキノンは欧米では一般的に使用される美白成分ですが、日本では2000年までは購入において医師の処方箋が必要でした。
効果・作用が強いことと管理の難しさがあるため、「薬」としてしか手に入れられなかったのです。
しかし現在では法律の規定が変わり、2%配合までであれば市販品にもハイドロキノンが配合できるようになっています。
肌質によっては刺激となることも
ハイドロキノンはその強力な美白作用から、刺激となることも多い成分です。
使用前には必ずパッチテストを行い、肌に痒みや赤み・炎症等が起きないかをよく確認しましょう。
特に敏感肌の場合にはテスト後48時間は様子を見るようにしてください。
紫外線でシミが悪化する
ハイドロキノンは使用直後に紫外線を照射すると、却ってシミを濃くする作用を持ちます。
そのため使用後にはUV対策を万全に行わなくてはなりません。
また継続使用で肌が弱くなることがあるため、長期的な使用には向いていません。
シミや日焼けした肌への効果を感じたら使用を終わらせる必要があります。
シミの種類によっては効果が出にくい
肝斑やソバカスといった種類のシミの場合、色素の発生経緯が通常のシミ(紫外線による色素の沈着)とは異なることがあるため、ハイドロキノンによる美白作用が起こりにくいことがあります。
7mm以上の大きなシミには
ひとつのシミの大きさが7mm以上ある場合など、広範囲で黒色濃度が高いシミの場合、メラニン色素が真皮にまで届いており、市販のハイドロキノン配合製品では対処できないケースも見られます。
肝斑や大きなシミに対処したい場合には、市販品よりも美容皮膚科で専門医に相談をした方が良いでしょう。
エステやクリニックでのシミ対策について、その治療メニューや金額などを下記のページで詳しく解説しています。
あわせて是非チェックしてみて下さい。
エステ・クリニック・皮膚科でできるシミ対策の違いとは ~ ガンコなシミにはイオン導入?レーザー治療?
ハイドロキノン誘導体配合のオールインワンゲルは?
アンプルール ラグジュアリーホワイト エマルジョンゲルEX
ハイドロキノンを安定させ使用しやすくした「ハイドロキノン誘導体」を配合したオールインワンゲルです。
シアバター、スクワラン、βグルカン等の保湿成分も多く含み、肌トーンを明るくしながらしっとりとした肌になることが期待できます。
またゴマから抽出したタンパク成分「セサリフト」を配合しているので、ハリ・弾力が気になる人にも向いた製品です。
- 50g:4,730円税込
- 販売元:ハイサイド・コーポレーション
トライアルセットなら、ラグジュアリーホワイト エマルジョンゲルEXの他、ルミナスHQブースター、ローションAO、薬用アクティブクリアD、その他サンプルもついて7日分を1,500円でお試しできます。
敏感肌や乾燥肌の美白対策に
シミトリー パーフェクトホワイトアップ リフティングジェル
「脱乾燥」と「メラニン対策」で美白
まず、シミ・そばかす等を直接的に予防する成分として、メラニンの黒色化を防ぐ「ハイドロキノン誘導体」に加え、「ビタミンC誘導体」も配合しました。
さらに、シミのできにくい肌にするために、セラミドやスクワラン等のたっぷりの保湿成分を配合しているのがシミトリーのポイントです。
日本で唯一!独自のナノ粒子
水分不足の肌はバリア機能が弱まっていて、外部刺激から守るためにメラニンができやすい状態になっている上、痒み等の刺激があるとメラニン生成はさらに加速します。
保湿は美白の最重要ポイントなのです。
シミトリーのゲルは、ガチガチに乾燥した角質層にうるおい届けるため、保湿成分をナノサイズ粒子に小さくしました。
その粒子は独自技術で水性と油性が層状にした「ラメラ構造」で、スーッとしみこむような肌なじみにしてあります。
保湿力は
乾燥小ジワを目立たなくするという効能評価試験済みです。
界面活性剤等の7つの無添加で敏感肌の方にもおすすめです。
- 価格:通常5,478円税込
- 内容量:60g
- 販売元:フォーマルクライン
シミ・そばかすに有効となる成分は、紹介した他にもいろいろあります。
人によって効果の出る成分は違うので、下記のページで美白成分や状況別の美白対策を参考にしてみて下さい。
シミの無い白い肌へ!徹底美白したい人のための化粧品・食事・サプリとは?
オールインワンジェルで美白をする時の注意点
ピンポイントの美白には不向き
美白オールインワンゲルは「顔全体」に対する美白を目的とした製品です。皮膚の薄い部分への刺激を抑える必要があるため、美白スポットケア用美容液等に比較すると、美白成分の濃度はやや低くなります。
「頬の一箇所のみにあるシミが気になる」「鼻の付け根のシミをどうにかしたい」といったピンポイント対策には、美白オールインワンゲルの単体使用は向いていません。
できやすい場所には?
ただし前述したとおり、目立つシミの周辺はこれからシミができやすい(増えやすい)箇所でもあります。ポイント用美容液でシミ箇所のみに美白対策をしていても、その他にまたシミが増える可能性が高い...というわけです。
現在既にシミができており、なおかつ範囲が狭い・数が少ないという場合には、シミ箇所にはビタミンC誘導体等を高配合したスポット美容液等で対処し、顔全体には美白オールインワンゲルを塗布して、シミの拡大・増殖を抑える方法が向いています。
シミ箇所 |
ビタミンC誘導体等を高配合したスポット美容液 |
顔全体 |
美白オールインワンゲル |
いつもの美白ケアで全く改善しない...それはシミに似た肌悩みの「肝斑」かもしれません。肝斑治療には専門のケアが必要です。
下記のページを参考に、シミなのか肝斑なのかをチェックしてみましょう。
肝斑とは?シミとは違うの?原因と治療法と薬~肝斑の疑問をわかりやすく解説
トーンアップの副産物
既にシミがある肌に美白系オールインワンゲルを単体使用した場合、シミが濃くなったように見えることがあります。
これはゲルによるトーンアップ(肌の明るさ感のアップ)が行われたためです。つまり肌が白くなったため、残っているメラニン色素がよく見えるようになったということですね。
対処法は?
継続使用によってシミ箇所も目立たなくなることが多いですが、気になる場合にはハイドロキノン配合のスポット用美容液・クリーム等で「シミ箇所のみ」の対処もあわせて行った方が良いでしょう。
現在ドライ肌だと効果が出にくい
「美白オールインワンゲルを使ったのに、全然肌が白くならない」という人の場合、現在の肌の水分量が低くなっている(乾燥している)可能性があります。
ビタミンC誘導体やアルブチンといった美白成分は、角質層が健康な状態(水分をタップリと含んだ状態)でこそ働きやすい成分です。
ドライ肌・インナードライ肌等で水分不足な状態、角質細胞が収縮した状態では、効果がなかなか感じられないことがあります。
まずは乾燥対策から
現在肌乾燥が気になっている場合には、まずは「保湿系」のオールインワンゲルで水分不足の状態を改善してから、顔全体の美白に取り掛かることをおすすめします。
どうしても美白したい時は
また「乾燥しているけれど、どうしても美白したい」という場合には、以下のような代替手段を取るのも手です。
- 1. 紫根等の保湿もできる美白成分が配合された製品を使用する
- 2. 高濃度ビタミンC誘導体(油溶性)が配合された製品でスポットケア後、保湿系オールインワンゲルで顔全体をケアする
- 3. アミノ酸・ナノ化ヒアルロン酸・リピジュア(R)等の高保湿成分が配合された化粧水で水分補給後、美白オールインワンゲルでケアする
UV対策は不可欠
いくら美白オールインワンゲルで毎日美白ケアをしても、降り注ぐ紫外線をそのままにしている状態では、メラニン生成の抑制効果が追いつきません。日焼け止め・日傘・帽子といったUV対策グッズで、きちんと紫外線を避けましょう。
- 日焼け止めを買う
- 日傘や帽子で紫外線をカット
- サングラスで目から入る紫外線を防止
夏だけはNG
なおシミや日焼けの元となるUVB(紫外線B波)の光線量が強くなるのを「夏の間」と思っている人が多いですが、実際には4月~10月という長期間です。
特に5月の紫外線B波量は、盛夏の頃と同程度となっています。また雪の日、スキー・スノボ等のアウトドア、登山等では、冬季でも紫外線量が一気に増えるので注意が必要です。
紫外線の種類によって肌にどんな影響があるのかを、下記のページで解説しています。是非参考にしてみて下さい。
紫外線から肌を守る!正しい日焼け止めの選び方徹底講座