徹底比較!クレンジングクリーム人気おすすめ11選~成分や特徴で賢く使い分け
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「肌負担を抑えてくれる」と、最近見直されているクレンジングクリーム。
でも「アイメイクが落ちない」「効果を実感できない」「どの製品が良いのかわからない」と悩んでいる方も多いようです。
一口に「クレンジングクリーム」と言っても、実はその成分内容にはかなりの違いがあります。自分の肌やライフスタイルに合う製品を見つけることが、とても大切なんです。
ここではクレンジングクリームのメリット・デメリットや選び方、人気製品の成分比較、肌質に合ったおすすめクレンジングクリーム等についてご紹介していきましょう。
クレンジングクリームを使う前に!知っておきたいメリット・デメリット
クレンジングクリームとは、オイルと水を程よく配合したクリーム基材に界面活性剤・保湿成分等を加えたメイク落としです。
日本ではかつては「拭き取り型」のコールドクリームが主流でしたが、現在では拭き取り・洗い流し両用型、もしくは洗い流し専用型が増えています。
クレンジングクリームのメリット~肌摩擦が少ない
肌の潤いを取る力がオイルより弱い
肌の摩擦によるダメージを減らしやすい
保湿成分を配合した製品が多い
マッサージにも使用可能な製品もある
クレンジングクリームはオイルに比べて肌の潤いを奪い取りすぎない「優しい洗い上がり」が大きなメリットとなっています。
クレンジングクリームには基剤としてオイルだけでなく水分が入るため、オイルの配合量や合成界面活性剤の配合量が平均的に少なくなるのです。
またこっくりとしたクリーム系のテクスチャーは指先と肌が直接触れにくい上に、ほどよい弾力があるので摩擦の力がかかりすぎないのもメリット。
シワやシミの原因となる肌摩擦によるダメージを防ぎやすくなります。
「一気に落とす」が目的のクレンジングオイル
これに対し、「ポイントメイクも一度で落ちる!」が魅力のクレンジングオイル等の場合、脱脂力の強いミネラルオイルの使用や油溶性の合成界面活性剤の配合量が多く、肌が本来必要とする皮脂や潤い成分までも奪い取られてしまうことがあります。
特に乾燥ぎみの方の場合、脱脂力の強いクレンジング剤で肌乾燥が促進されることもあるのです。
クレンジングクリームのデメリット~使い勝手とメイク落ち
強力なメイクは落としきれず脱脂力はそこそこある
濡れた手では使えない
ダブル洗顔必須の製品が多い
防腐剤の配合量がやや高い
クレンジングクリームは、「メイクの洗浄力」という点ではオイルほど強くないメイク落としです。
ウォータープルーフタイプのクリームファンデーション、泣いても落ちないマスカラ、カップにうつらない口紅・・・このような油剤配合量・合成ポリマー配合量の多い「強力なメイク」は、残りやすいです。
それでいて実は「脱脂力」はそこそこあるのです。肌にやさしい、とはオイルと比べての話しです。
水が入るとクレンジング力は低下
またクレンジングオイルやリキッドのような「濡れた手で使える」といった利便性もありません。必ず乾いた手で使うことが必須です。
洗い上がりのぺったり感からダブル洗顔を必須とする製品も多く、原則的には「乾いた手でクレンジング→すすぎ→洗顔」という3ステップで使い勝手がいいとは言えないタイプです。
クレンジングクリームはどんな時に使うのがいい?
ではクレンジングクリームは、どんな時に使うと良いのでしょうか?
- 普段はオイル使用で肌の乾燥が気になる時
- 季節等による肌のゆらぎが気になる時
- 毎日の薄めのメイク・ナチュラルメイクを落としたい時
- ポイントメイクアップリムーバーと併用する余裕がある時
上手にクレンジングクリームを選んで使いこなせば、キレイにメイクを落としつつ、肌負担を減らすことも期待できますよ。
そもそも、「クレンジング製品の違いがあまり良くわからない」という方は、まずこちらのページからご覧下さい。
クレンジング剤6種を徹底比較!オイル、クリーム、リキッド...肌に合うのはどれ?
クレンジングクリームを賢く選ぶポイント
クレンジングクリームは、クレンジングオイルにはない使い方をするものもあり、大きく分けて3つの種類に分類できます。
- 洗い流し専用タイプ
- 拭き取り専用タイプ
- 洗い流し/拭き取り両用タイプ
1.洗い流しタイプ?拭き取りタイプ?
「拭き取りタイプ」は使用直後の洗顔の必要が無く、手軽にメイク落としができるのがメリット。レジャーや運動の後等にサッとメイクを落としたい時には便利です。
でもティッシュペーパー等で顔を「こする」という必要があるため、摩擦による肌への負担がかかってしまいます。
また、洗い流しタイプに比べて肌表面に油分の残りを感じるのも欠点です。
摩擦は厳禁!
摩擦等の刺激を肌が受けると「肌を強くしなくては」とメラニン色素を生み出し、くすみやシミの原因となってしまうことも。
毎日のクレンジングで「拭き取りクレンジング」をするのは避けたいところです。
そのためクレンジングクリーム選びでは、洗い流し専用か洗い流し/拭き取り両用タイプを選ぶのが原則と言えます。
2.ダブル洗顔は必要?
「ダブル洗顔(W洗顔)」とは、クレンジング後にお湯ですすぐだけでなく、更に洗顔料(洗顔フォーム・洗顔石鹸等)を使って顔を洗うことを指します。
ダブル洗顔が良いか悪いかについては、皮膚科医・美容研究家等の専門家の間でも意見が分かれており、一概には「どちらが良い」とは言えないところです。
肌質・肌の状態によって「スキンケアで重視されるポイント」は変わります。自分の肌質等を見ながら「ダブル洗顔の要・不要」を選んでいくのが現状のベストと言えます。
乾燥肌・インナードライ肌・敏感肌の場合
肌の水分量が落ちている乾燥肌やインナードライ肌、また刺激に弱い敏感肌の場合には、ダブル洗顔はおすすめできません。
摩擦刺激を増やすこと、また洗顔料の追加で界面活性剤との接触が増えると、肌の潤いが奪われてしまうからです。
肌摩擦の負担を抑えられる「ダブル洗顔なし」のクレンジングクリームで、穏やかにクレンジングを行った方が良いでしょう。
乾燥肌の6タイプの特徴を、下記のページで詳しく解説しています。改善方法とあわせて是非チェックしてみて下さい。
乾燥肌6タイプの特徴を解説!かゆみや赤みの原因とおすすめのスキンケア
ニキビ肌・オイリー肌の場合
洗浄力の弱いクレンジングクリームでは、毛穴の奥の汚れが取り切れないこともあります。
肌に酸化脂質が残りやすいニキビ肌・オイリー肌の場合、汚れ残りがザラつきや毛穴の黒ずみ等が気になってしまうことも。
このような場合には、ダブル洗顔を推奨しているクレンジングクリームを選んだ方が良いでしょう。
肌がつっぱったらダブル洗顔の見直しを
ただクレンジング+洗顔後、化粧水をつけずに1分間置いた肌に「突っ張り」を感じた場合には要注意!
オイリー肌ではなく、インナードライ肌である可能性があります。
オイリーだと感じたのは、肌の潤いを取りすぎて皮脂が過剰に出ていたからかもしれません。
「顔がテカテカだからオイリー肌だと思っていたら、実は水分量の少ないインナードライ肌だった」というケースは意外と多いです。
このような状態の時は、洗顔料を洗浄力が弱めのものに切り替えるか、ダブル洗顔無しや乾燥肌向けのクレンジングクリームを使ってみて、肌の状態をよくチェックしてみましょう。
オイリー肌の特徴や改善の方法を、下記のページで詳しく解説しています。是非参考にしてみて下さい。
オイリー肌改善のスキンケアと食べ物~6つの原因とおすすめ洗顔や化粧下地&サプリも解説
3.テクスチャー
クレンジングクリームの魅力は、弾力があるこってりとした柔らかなテクスチャーです。クリームが肌表面と指の間にしっかりと入るため、クレンジング時の肌摩擦による刺激を減らしてくれます。
ただ同じクレンジングクリームでも、テクスチャーが重い(硬い)ものもあるので要注意!できれば店頭でテスター等を確認したいところです。
柔らかくなるのに時間がかかるクレンジングクリームも
製品によっては、使用開始時にはクリームが固まったような硬い状態で、35℃程度の温度にふれることで油性成分が溶解し、オイルのように滑らかなテクスチャーとなるものもあります。
このタイプの場合、温かな手のひらの上にクリームをしばらく載せて、しっかりと柔らかくさせることが大切です。
クリームが溶解しない状態で無理に肌に伸ばすと洗浄力が出ないばかりか、肌を引っ張ってシワ等の原因にもなります。
「手早くクレンジングを終わらせたい」という人の場合には、このタイプは少々不向きかもしれません。
使い勝手はどう?人気クレンジングクリームランキング
人気のクレンジングクリームについて、ポイントを絞って比較してみましょう。
こちらでは拭き取りと洗い流し両用など「洗浄のタイプ」「ダブル洗顔不要か」「テクスチャー」といった使用感の観点から比較していきます。
使いやすさでおすすめのトップ3
4.配合されているオイルの種類
クレンジングクリームの基材である「クリーム」とは、油と水を混ぜて作られたものです。使用されている油(オイル)、更にその使用量は製品によって異なります。
ミネラルオイル(炭化水素油)
ミネラルオイルは鉱物(石油)から作られた油のことを指します。原料価格が比較的安いこと、品質の安定が見込めること等から、多くのクレンジング剤に使用されているオイルです。
ミネラルオイル配合のクレンジングクリームは、平均的に洗浄力が強めで成分配合によってはある程度の濃いめメイクも落とせるものもあります。
ただし脱脂力・洗浄力がある分、肌刺激が強いものもあるので要注意です。
また下記に紹介する天然油脂成分のように、オイル自体にはビタミン・ミネラルといった美容成分は含まれていません。
天然油脂系オイル(植物性オイル、天然オイル)
植物の葉や根・種、動物等から抽出した天然由来のオイルです。クレンジングクリームでは、以下のような天然油脂が使われています。
オリーブオイル
ビタミンA、ビタミンE、オレイン酸、リノール酸等の栄養素を豊富に含む。
ホホバオイル
ワックスエステルという種類のオイル成分を多量に含む。人肌に馴染みやすく、保湿力が高い。
ちなみにこのワックスエステルを化学合成で作ったものが合成エステル。ホホバ油は天然エステルです。
アボカドオイル
ビタミンEの含有量がオリーブオイルの約2倍。匂い等のクセもオリーブより弱い。
ローズヒップオイル
ターンオーバーを高めるトレチノイン酸、美白作用のあるビタミンC等を豊富に含む。
マカダミアナッツオイル
人間の肌にもあり、年齢と共に減少するパルミトレイン酸等を豊富に含み、肌の修復を助ける。オレイン酸やビタミンE、ミネラルも豊富。
洗浄力or保湿、どちらを重視?
天然油脂によるクレンジングクリームは、平均的に脱脂力が少なく、クレンジングによる乾燥を防いでくれるのがポイント。
反面、製品によっては洗浄力が弱いものもあります。
またニキビ肌等の場合、天然オイルが持つ「オレイン酸」がアクネ菌を増やす元となるため、オリーブオイルやアボカドオイル配合のクレンジングクリームを使うのはおすすめできません。
合成油・合成エステル系オイル
合成エステルとは、肌に刺激の少ない高級脂肪酸に高級アルコールを結合させて作った「合成の油」のことを指します。
クレンジングクリームの成分表示では下記ものが多いと思われます。
合成エステルの表示例
- パルミチン酸エチルヘキシル
- パルミチン酸ステアリル
- エチルヘキシル酸セチル 等
- イソノナン酸イソトリデシル 等
「合成=肌に悪い」ではない
「合成の油」というと肌に良くないもののように感じる方が多いでしょう。
ですが、例えば「パルミチン酸」等の原料となっているのは天然のヤシ油等の自然素材なんです。
それに、脱脂力は天然油脂ほどのソフトさではないもののミネラルオイルほどは無く、ちょうど中間程度となっています。
天然油脂にはできない働きも
エステルオイルには基材の柔らかさ・粘度・粘り気等を調節する働きもあるため、エステルオイル配合のクレンジングクリームは「肌の上での滑りの良さ」があるのも魅力です。
すすぎが比較的ラクで、肌に残りにくいように設計されている製品も多く、使い勝手の良さがポイントとなっています。
5.合成界面活性剤の種類
メイクをキレイに落とし、なおかつお湯でクリームを流し落とすためには、「洗浄+乳化」をさせる働きが重要になります。
これらの働きを担っているのが合成界面活性剤です。
クレンジング剤では必須とも言える成分ですが、中には刺激の強いものもあるので注意する必要があります。
刺激が強いとされる石油系界面活性剤
石油由来の界面活性剤は、一般的に洗浄力が非常に強いとされ皮脂を取りすぎる恐れがあります。
またイオン系界面活性剤は水と混じりあうことで「イオン化」という状態となります。水で洗い流すクレンジングでは避けることのできない現象ですね。
このイオン化された状態は、とても簡単に言うと油分を取り去る力が非常に強くなります。
そのため過度に脱脂してしまい角質層や細胞間脂質を壊すだけでなく、肌に残った成分が刺激となって炎症等のトラブルとなることもあります。
石油系界面活性剤の表示例
- ラウリル硫酸ナトリウム
- ラウレス硫酸ナトリウム
- ポリオキシエチレングリコールモノ脂肪酸エステル 等
刺激の穏やかな界面活性剤
対して、非イオン化界面活性剤(ノニオン界面活性剤)は水に触れてもイオン化しません。
成分が肌に残留することが少なく、脂質の取りすぎや肌刺激が穏やかになっていることがポイントです。
特にアミノ酸系界面活性剤は肌への作用が少ないとして、近年注目されています。
非イオン系界面活性剤の表示例
- パーム脂肪酸グルタミン酸Na
- ステアリン酸グリセリル
- テアロイルグルタミン酸
- トリイソステアリン酸PEG20グリセリル 等
「オイル成分」「界面活性剤」については、特徴やメリット等を詳細に解説してあるクレンジングオイルのページがおすすめです。ぜひご覧下さい。
肌質で選ぶクレンジングオイルのおすすめ15選!自分にピッタリのオイル探し
洗浄成分はどう?人気クレンジングクリームランキング
人気のクレンジングクリームについて、こちらでは「使用オイル」「界面活性剤の種類」の観点から比較していきます。
必要な皮脂は残す!洗浄力が穏やかでおすすめ
6.保湿成分は配合されてる?
保湿成分が入っているクレンジングクリームは、洗浄によって奪われてしまう潤いをすばやく補ってくれます。
特に乾燥肌・インナードライ肌の方は、保湿成分の配合に着目しておきましょう。
保湿成分の表示例
- コラーゲン
- セラミド(細胞間脂質)
- グリセリン
- スクワラン
- オレイン葉エキス
- トコフェロール 等
7.美容成分
抗酸化成分・美白成分等が含まれたクレンジングクリームなら、メイク落としをしながら攻めのスキンケアをすることもできます。
特にエイジングが気になる方・肌アレが気になる方等は、美容成分の配合も見ておきたいですね。
保湿成分の表示例
- ビタミンC(美白)
- ビタミンE(血行改善)
- カミツレエキス(抗炎症、保湿)
- オウレンエキス(消炎、殺菌)
- アロエベラ葉エキス(美白、保湿) 等
ビタミンCが美肌にいい理由を知っていますか?下記のページでその理由を詳しく解説していますので、是非チェックしてみて下さい。
ビタミンCのウソホント!誤解しやすいポイントと本当の効果とは
洗い上がりはどう?人気クレンジングクリームランキング
人気のクレンジングクリームについて、こちらでは保湿成分と美容成分について比較していきます。
しっとり洗い上げてくれるおすすめのトップ4
8.アルコール(エタノール)
特に肌刺激に弱い敏感肌の方の場合、アルコール(エタノール)によって肌が反応し、赤み・かゆみ・乾燥といった炎症を引き起こしてしまうことがあります。
「今まで化粧水等で肌荒れをしたことがある」「注射の時などのアルコール消毒で肌が赤くなる」という方の場合、エタノール無配合の製品を選んだ方が安心です。
イソプロピルアルコール、変性アルコールという名称にも注意が必要です。
9.香料
香料にはエッセンシャルオイル等を基とした「天然香料」と、人工的に作られた「合成香料」があります。
肌刺激に弱い人の場合、合成香料だけでなく「天然香料」でも刺激となることがあるので注意が必要です。
特に花粉アレルギー・果物アレルギー等の何らかのアレルギーをお持ちの方の場合には、事前にテスター等でテストを行うか、無香料製品を選んだ方が良いでしょう。
10.防腐剤の種類と配合量
クレンジングクリームは、その殆どがジャータイプで「指と製品が直接接触する」という使用方法であることから、防腐剤を全く入れないという作り方ができません。手が触れた部分から雑菌が繁殖してしまう恐れがあるためです。
近年、他のクレンジング剤では「パラベンフリー」の製品も多く出回るようになっていますよね。
しかしクレンジングクリームでは上記のような事情から、原則としてプロピルパラベン・メチルパラベン等が防腐剤として配合されています。
パラベンは低刺激だが・・・
パラベンは皮膚刺激が少ない防腐剤ではありますが、近年ではエイジングを促進させるのではないかという指摘も受けるようになっている成分です。
気になる場合にはパラベンフリーの製品を選ぶか、パラベンの表示順位ができるだけ下にある(配合量が少ない)製品を選ぶようにしましょう。
防腐剤フリーの選択は個人の好み
ただし防腐剤配合量が少ないと、その分だけ製品の品質劣化も早くなります。
クレンジングクリームはお風呂場のような温度・湿度変化の激しい場所に置くことが多いもの。防腐剤が入っていることも製品の安全を考える上では大事なのです。
結局、パラベンフリーを選ぶかどうかは個人が何を重視するかに委ねるところとなります。
ちなみに大容量商品ほど防腐剤の量が増えることが予測されますので、その点にはご注意ください。
添加物はどう?人気クレンジングクリームランキング
人気のクレンジングクリームについて、こちらではアルコール・香料・パラベンの有無やその他添加物も考慮して比較していきます。
添加物の少なさでおすすめクリーム
商品名 |
アルコール (エタノール) フリー |
香料 |
パラベン |
ちふれ ウォッシャブル コールドクリーム |
アルコール (エタノール) フリー
|
無香料 着色剤も不使用
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メチルパラベン プロピルパラベン
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大容量のためパラベン配合、でも全体の成分はシンプル
|
ハウスオブローゼ ミルキュアピュアクレンジングクリーム |
アルコール (エタノール) フリー
|
無香料 着色剤も不使用
|
プロピルパラベン メチルパラベン
|
同じく容量が多い点でパラベンを配合
|
商品名 |
アルコール (エタノール) フリー |
香料 |
パラベン |
ママコスメ クレンジングバーム |
エタノール不使用
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グレープフルーツ油等 天然精油
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パラベンフリー
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精油成分がOKなら気にせず使える
|
11.価格帯と買える場所
クレンジングクリームの魅力である「肌当たりの柔らかさ」を実感するには、ケチらずたっぷり使える価格帯であることも大切ですね。
「クレンジング剤にいくら出せるのか?」というのは人それぞれなので一概に「いくらが良い」とは言えませんが、「1~2ヶ月に1回買うペース」を続けられるかどうか?というのを判断材料にしてみると良いでしょう。
コスパはどう?人気クレンジングクリームランキング
人気のクレンジングクリームについて、こちらではこちらでは価格と買える場所で比較していきます。
買いやすくてコスパよしのおすすめトップ5
商品名 |
価格 |
購入場所 |
ちふれ ウォッシャブル コールドクリーム |
300g・715円税込 100gあたり238円
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ドラッグストア等多数
|
たっぷり300gで1,000円を切るコスパの良さと、取扱店舗の多さでダントツ1位!
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トレフル クレンジングマッサージクリーム |
通常180g 初回1,800円
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公式サイト ネットショップがメイン
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初回限定で100gあたり1,000円となりかなりお得!実店舗での扱いはなさそうです。
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ラフラ バームオレンジ |
100g・3,520円 200g・5,500円 定期便なら200g・20%OFFの4,400円
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ネットショップ ロフトやハンズ等
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200g定期便利用で100gあたり2,200円とやや高め。公式サイトやバラエティショップで購入可。
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商品名 |
価格 |
購入場所 |
プレディア スパ・エ・メール ファンゴWクレンズ |
300g・4,500円 100gあたり1,500円
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薬局・化粧品専門店 ネット等
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一見高いが内容量が多く100g単位だとお得。取扱店舗は限られます。
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ハウスオブローゼ ミルキュアピュアクレンジングクリーム |
100g 2,750円
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ファッションビル デパートの一部 ネット等
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価格はデュオより低め設定。店舗が少なめ、ネットでは送料がかかるので少し買いづらいです。
|
※商品情報は公式サイト等で最新をご確認ください。
【総合評価】肌質に合わせたおすすめのクレンジングクリーム
ここまでは人気のクレンジングクリームについて、成分特徴をもとに使用感や洗い心地などでに絞ってランキングしてきました。
ここからは解説したクレンジングクリームの選び方や細かい成分なども考慮し、総合評価としてどの肌質にどの商品がピッタリなのかを比較します。
一口に「クレンジングクリーム」と言っても、成分の配合内容にはかなり違いがありますね!
そこで大切になってくるのが、「自分の肌タイプ」に合った製品を選ぶということ。
製品の特性を見ながら、オイリー肌・ドライ肌等、できるだけ肌質に合いやすい製品をご紹介していきましょう。
オイリー肌におすすめのクレンジングクリーム
ポーラ モイスティシモ クレンジングクリーム
なめらかクリームがオイルに変化
メイクを浮き上がらせるような感覚でマッサージしていくと、透明なオイル状に変化するクレンジングクリームです。
洗浄タイプ |
ダブル洗顔 |
テクスチャー |
使用オイル |
界面活性剤 の種類 |
価格 |
洗い流し 専用
|
必要
|
なめらか
|
ミネラルオイル等
|
非イオン系
|
120g 3,850円
|
保湿剤 |
美容成分 |
アルコール フリー |
香料 フリー |
パラベン フリー |
ひとくち メモ |
疑似セラミド入り
|
オウレン根エキス等
|
使用
|
使用
|
使用
|
セラミド入りがポイント高い
|
保湿系ラインながら脂性肌もOK
ポーラのモイスティシモは乾燥肌の角質に潤いを与える保湿系のブランドですが、クレンジングに関してはオイリー肌にもOKです。
ミネラルオイルとエステルオイルが洗浄成分の主体で、さらにオイル状に変化することでアイラインなどのポイントメイクや皮脂汚れもある程度落とせる洗浄力があります。
ただ、水分が加わっている分、クレンジングオイルより洗浄力は控えめです。
保湿成分もバッチリ
サクラエキスやオウレンエキス等の保湿成分で、メイクは落ちているのに洗い上がりはもっちりした感触です。
肌への吸着が強いミネラルオイルが使われているので、ダブル洗顔が必要となります。
オイリー肌で、しっかりメイクも落としたいけどつっぱるような洗い上がりが苦手な方や、乾燥する部分とオイリー部分の差が激しい混合肌に向いたクレンジングクリームです。
- 価格:3,850円税込
- 内容量:120g
- メーカー:POLA(ポーラ)
プレディア スパ・エ・メールファンゴWクレンズ
洗浄タイプ |
ダブル洗顔 |
テクスチャー |
使用オイル |
界面活性剤 の種類 |
価格 |
洗い流し 専用
|
基本不要
|
柔らかい
|
ミネラルオイルが主
|
アミノ酸系
|
300g 4,500円
|
保湿剤 |
美容成分 |
アルコール フリー |
香料 フリー |
パラベン フリー |
ひとくち メモ |
スクワラン等
|
天然 ミネラル泥
|
使用
|
使用
|
使用
|
皮脂取り成分が 多い印象
|
天然泥でオイリー肌・毛穴の黒ずみ対策に
天然ミネラル泥を配合した、新しいタイプのクレンジングクリーム。
「mer(フランス語で海)」の名前のとおり、海水や温泉水等のミネラルの度合いが高い水を使用したり、マイカ(雲母)等の鉱物系成分を配合する等、ミネラル系の美容成分配合に力を入れています。
天然ミネラル泥は油分を吸着する力が強いので、オイリー肌さんの肌に浮きやすい過剰な油や酸化した皮脂を落としてくれるのが嬉しいポイントです。
また、酸化皮脂による「毛穴の黒ずみ」が気になる方にも比較的向いた製品と言えるでしょう。
オイル成分の残りが不安
ただ原則「洗い流し不要」となっているのですが、合成界面活性剤のうち乳化剤の配合量が比較的少ないのが不安材料。
ぬるま湯のみだと、粘度の高いミネラルオイルのオイル成分が肌に残ることも考えられます。
洗浄力がソフトなものでも良いので、ダブル洗顔でスッキリと洗い上げた方が良いかもしれません。
揺らぎ肌には向かないかも
なおアルコール由来成分の使用量が比較的高いこと、香料や顔料を使用していること、また天然泥成分等がスクラブのような役割を果たすことなどから皮脂を取る力が強いように見受けられます。
「とにかく刺激に弱い!」という方にはあまり向いていません。
自分の肌に合うかが不安な場合には、最近登場した150gの少量パックからスタートしてみることをおすすめします。
- 150g 2,500円
- 300g 4,500円(税抜)
- メーカー:KOSE Predia(コーセー プレディア)
ノーマル肌~混合肌におすすめのクレンジングクリーム
コスメデコルテ AQミリオリティ リペアクレンジングクリーム
洗浄タイプ |
ダブル洗顔 |
テクスチャー |
使用オイル |
界面活性剤 の種類 |
価格 |
基本拭き取り
|
原則不要
|
馴染めば 柔らかい
|
ミネラルオイルが主
|
ダイズタンパクと 非イオン系
|
150g 10,000円
|
保湿剤 |
美容成分 |
アルコール フリー |
香料 フリー |
パラベン フリー |
ひとくち メモ |
ダブルペプチド等
|
オウレン根エキス等
|
アルコール等の 表記なし
|
天然香料 使用
|
使用
|
毎日続けるには難しい価格
|
ベストコスメ賞の実力派
口コミサイト・アットコスメでベストコスメ賞を受賞した経験もある実力派のクレンジングクリーム。
肌の元である「アミノ酸」の複合体である「ペプチド」を配合し、更に天然保湿成分であるオレイン葉エキスやライチ種子エキスを加える等、ふっくらとした肌作りを考えた配合になっています。
美白成分である米ぬかエキス、抗酸化作用を持つエゾウコギ根エキス等、美白・エイジング対策系の成分配合も目立ちますね。
「クレンジングをしながらスキンケア」という主旨で作られていることが伝わります。
濃いめのメイクにも対応
洗浄力が比較的強いので、ある程度の濃いめメイクであればこのクリーム1本で落とせるはず。
ただテクスチャーが序盤硬く、馴染ませることで柔らかくなっていく仕様なので、人肌でじっくりと温めることを意識しないと汚れ落ちが悪くなります。
その点にさえ気をつければ、拭き取りにも対応・ダブル洗顔不要など、使い勝手にも優れたクレンジングクリームと言えるでしょう。
乾燥気味の方には保湿が足りないかも
また比較的脱脂力の強いミネラルオイルの配合量が多いので、乾燥気味の方だと配合されている保湿成分では間に合わない可能性も。
オイリーとノーマルを行ったり来たりする…という混合肌、肌水分量には特に問題の無いノーマル肌の方の方が、クレンジング後の肌の仕上がりが良いはずです。
価格がかなり高いですが、「ワンランク上の肌にしたい」という方には納得のいくクレンジング剤と言えます。
- 価格:10,000円税抜
- 内容量:150g
- メーカー:COSMEDECORTE(コスメデコルテ)
ラフラ バームオレンジ
肌をこすらない濃厚とろりバーム
手のひらで温めるとじんわりあったかくなり、とろけていくバームです。
洗浄タイプ |
ダブル洗顔 |
テクスチャー |
使用オイル |
界面活性剤 の種類 |
価格 |
洗い流し 専用
|
不要
|
手で温める
|
ワセリン オリーブ油
|
非イオン系
|
100g 3,300円 定期便割引あり
|
保湿剤 |
美容成分 |
アルコール フリー |
香料 フリー |
パラベン フリー |
ひとくち メモ |
水溶性コラーゲン ヒアルロン酸Naなど
|
ローヤルゼリーなど
|
不使用
|
天然の香り
|
不使用
|
メイク落ちとしっとり感に定評あり
|
温感バームで毛穴汚れからめとり
ほんのり温かなバームでじっくりマッサージすることで、オリーブオイルやヒマワリオイル由来の洗浄成分が毛穴の汚れやメイク汚れになじみ、気になる毛穴汚れや黒ずみをスッキリクレンジングします。
水を殆ど含まない重めのねっとりしたタイプなのでゆっくりめにマッサージすると、肌をこすらず優しく洗顔できます。
夜の洗顔はコレ1つでOK
テクスチャーは油分感が多少ありますが、低刺激の界面活性剤を使用し、乳化させて落とすようになっています。
コラーゲンやヒアルロン酸、ハチミツ等の保湿成分でうるおいパックをしたような洗い上がりでダブル洗顔は不要です。
スイートオレンジとビターオレンジのフレッシュな香りでリラックス効果も得られます。
充分な洗浄力と保湿成分で、部分的にオイリーな混合肌やノーマル肌の毛穴悩みや潤い保持におすすめできる1品です。
シンプルめの配合成分
オイル成分と界面活性剤に保湿成分という全体的にシンプルめの配合になっているところに好感が持てます。
少し気になる点としてグリセリンとオリーブオイルの量が多めなところです。
グリセリンは温感クレンジングにはよく用いられ、水分を加えることで発熱する性質があるため、水を加える際は温感の様子を見ながら少しずつ調節していきましょう。
オリーブオイルはニキビの原因となるアクネ菌が好む、オレイン酸が多く含まれているため、現在ニキビ肌である方は使用しない方がいいかもしれません。
- 100g 3,520円税込
- 200g 5,500円税込
- メーカー:RAFRA(ラフラ)
- 定期便20%OFF 200g4,400円
乾燥肌でもメイク落ちが欲しい人のクレンジングクリーム
ママコスメ クレンジングバーム

ママコスメ
60g 3,250円
洗浄タイプ |
ダブル洗顔 |
テクスチャー |
使用オイル |
界面活性剤 の種類 |
価格 |
洗い流し 専用
|
不要 必要に応じて
|
体温で溶ける
|
スクワラン
|
非イオン系
|
60g 4,800円 初回割引あり
|
保湿剤 |
美容成分 |
アルコール フリー |
香料 フリー |
パラベン フリー |
ひとくち メモ |
水溶性コラーゲン ヒアルロン酸Naなど
|
ローヤルゼリーなど
|
不使用
|
天然の香り
|
不使用
|
洗い上がりはもっちり感触
|
毛穴もくすみもスッキリのクレンジング
こちらも、とろりとしたバームタイプのクレンジングです。
DUOのクレンジングバームのオイル成分が合成エステルであるのに対し、こちらはスクワランやグリセリンを使用しています。
スクワランはミネラルオイルと同じ炭素油脂ですが、もともと人の皮ふに含まれる油脂のため、ミネラルオイル等に比べて肌への馴染みが良くなっています。
界面活性剤にはオリーブオイル由来のものを使用し、メイク落ちと肌負担軽減の2つを考えて作られた印象です。
リピジュアやヒアルロン酸を配合
保湿成分には高い抗酸化作用で知られるフラーレンに、保水成分の定番リピジュアとナノヒアルロン酸を配合。
さらにホホバ種子油などを配合して、洗った後もハリのあるぷるんとした肌にしてくれます。
マツエクOKでダブル洗顔不要なところも、毎日のクレンジングとして嬉しいメリットです。
果実や花のエキスが比較的多いため、インナードライから敏感肌へと傾いている肌にはそれが刺激となる可能性があります。
- 価格:4,800円税抜
- 内容量:90g
- メーカー:ママコスメ
- 2ヶ月お試しコース:2個3,600円税抜※送料無料・永久返金保証
ニキビ肌におすすめのクレンジングクリーム
トレフル クレンジングマッサージ
洗浄タイプ |
ダブル洗顔 |
テクスチャー |
使用オイル |
界面活性剤 の種類 |
価格 |
洗い流し 専用
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不要 必要に応じて
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なめらか
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合成エステルがメイン
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非イオン系
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180g 3,900円 初回割引 1,800円
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保湿剤 |
美容成分 |
アルコール フリー |
香料 フリー |
パラベン フリー |
ひとくち メモ |
加水分解コラーゲンなど
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スクワランオイル 天然イオウ
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不使用
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原料エキスの香り
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プロピルパラベン等
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500店舗のサロンで採用
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サロン専売のマッサージクレンジング
エステサロンで使われる、一般販売はされていないクレンジングクリームです。
ニキビ肌向に嬉しいイオウ配合で、ニキビのもととなるアクネ菌の殺菌作用が期待できます。
さらに抗炎症・組織修復成分のアラントインも含まれていて、ニキビで荒れた肌を優しくクレンジングします。
オイル成分には、ニキビ肌が避けたいオリーブオイルなどの天然オイルではなく、人の皮ふとなじみのよいスクワランを配合しています。
保湿成分も充実
洗浄成分としては、刺激の少ないエステルオイルにミネラルオイルがプラスされていて、あまりに濃いメイク以外は落とせる配合です。
保湿成分にはナノ化したヒアルロン酸やコラーゲンを採用、肌への浸透を高めています。
伸びがよく肌当たりの柔らかいクリームで、肌の摩擦を抑えたソフトな感触で洗い上げてくれます。
- 価格:3,900円
- 内容量:180g
- メーカー:トレフル
- 初回割引で1,800円
ちふれ ウォッシャブルコールドクリーム
ちふれ
300g 650円
詰替用 560円(税抜)
洗浄タイプ |
ダブル洗顔 |
テクスチャー |
使用オイル |
界面活性剤 の種類 |
価格 |
洗い流し 専用
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必須
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とても 柔らか
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ミネラルオイル メイン
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非イオン系
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300g 650円
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保湿剤 |
美容成分 |
アルコール フリー |
香料 フリー |
パラベン フリー |
ひとくち メモ |
PG (プロピレングリコール)
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トコフェロール のみ
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不使用
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着色料も 不使用
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使用
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肌の強い方向け 大人ニキビには不向き
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ニキビ肌には天然油脂ではないものがおすすめ
ニキビ肌の方の場合、炎症部分を刺激しないように香料やエタノールといった刺激物が入っていないクレンジングクリームを選ぶことが大切。
加えてニキビ部分を摩擦刺激しないよう、テクスチャーが柔らかく、ほどよい弾力がある製品を選びたいところです。
またドライ肌さんにはオススメの「天然系油脂」はアクネ菌を増やすオレイン酸を含むことが多いため、ニキビ肌さんは避けた方が無難。
洗い流しタイプでオイルを残留させない
これに加えて、ニキビ肌さんの場合は「拭き取り形式」は特に向いていません。万一油性成分が肌に残留した場合、酸化した油脂がニキビを悪化させてしまう恐れがあるためです。
できればクレンジング後にダブル洗顔をして、成分をキレイに落としておいた方が良いでしょう。
上記のような点から、ニキビ肌さん向けにはシンプル設計の「ちふれ」のクレンジングクリームがおすすめ。
アルコールや香料、着色料等を配した低刺激設計になっているだけでなく、テクスチャーにほどよいハリがあり、摩擦による肌刺激を抑えてくれます。
コスパは最高レベル
大容量300gで低価格なので、量を惜しまずたっぷり使えるのも嬉しいですね。更に詰替え用もあり、更にリーズナブルな価格設定となっています。
「美容への出費を抑えたい」「ニキビ用の基礎化粧品等の方に力を入れたい」という人にも助かる価格帯です。
なお「ちふれ」のコールドクリームは特に「水濡れ」には弱いというのがネック。
濡れた手でクリームに触ると洗浄力が一気に落ちてしまうので、その点には気をつけましょう。
また容器のジャーにも水やお湯が入らないように注意してください。
- 300g:650円
- 詰替用:560円
- メーカー:ちふれ
敏感肌におすすめのクレンジングクリーム
ハウスオブローゼ ミルキュア ピュアクレンジングクリーム
洗浄タイプ |
ダブル洗顔 |
テクスチャー |
使用オイル |
界面活性剤 の種類 |
価格 |
拭き取り 流し 両用
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ダブル洗顔の 表記ナシ
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比較的 柔らか
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ミネラルオイル 主体
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非イオン系
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100g 税込2,750円
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保湿剤 |
美容成分 |
アルコール フリー |
香料 フリー |
パラベン フリー |
ひとくち メモ |
ホエイ (乳清)
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トコフェロール のみ
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不使用
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着色剤も 不使用
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使用
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軽めのクリームで使用感がいい
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刺激物をできるだけなくした配合
自然派のコスメブランドとして人気の「ハウスオブローゼ」のクレンジングクリーム。
ハウスオブローゼではエッセンシャルオイル等の天然香料を使った製品が多いですが、こちらの「ミルキュアシリーズ」では香料・着色料・エタノールの全てが使用がされておらず、肌に刺激をできるだけ与えない成分配合が考えられています。
ホエイ(乳清)を保湿成分に
また保湿成分として、ミルク(牛乳)から乳脂肪分・カゼイン等を取り除いた「ホエイ(ホエー/乳清)」が使われているのもポイント。
天然成分であるホエーには良質なビタミン・ミネラル・タンパク質等が豊富に含まれており、保湿性に優れています。
更に抗炎症作用等があるとされて、海外では皮膚薬代わりに使うところもあるほどなんですよ。
洗浄力は低め
「ハウスオブローゼ」のミルキュアシリーズでは、原材料となる牛乳も北海道・旭川の提携牧場のみと指定しています。
天然牧草を食べて育った牛達による良質な牛乳を低温殺菌したものをホエイ原料としているんですね。
良質な保湿成分で肌のバリア機能を高めれば、肌が丈夫になることも期待できます。
なお刺激の強い成分をできるだけ避けた配合である分、洗浄力は比較的穏やか。
ウォータープルーフマスカラ等の濃いめメイクの時にはポイントメイクリムーバーを併用した方が良いでしょう。
- 価格:2,750円税込
- 内容量:100g
- メーカー:ハウス・オブ・ローゼ
おわりに~使い方で機能を存分に引き出す
「クレンジングクリームは肌に優しい」というのが定説ですが、オイル成分や界面活性剤が比較的多めに使われているため、脱脂効果はイメージより高いのが現実。
間違った思い込みで使い方を間違えると却って肌トラブルの元になることもあります。
クレンジングクリームおすすめの使い方
- 拭き取りクレンジングを毎日は行わない
- 肌をこすりすぎない(マッサージをしすぎない)
- すすぎ前の乳化をきちんと行う
- 開封後の古い製品を使わない(早めに使い切る)
クレンジングクリームもしっかり乳化を!
とくに、「乳化をさせるのはオイルだけ」と思っていた方は意外と多いのではないでしょうか?
オイルの比率がクレンジングオイルに次いで多いのがクレンジングクリーム。
しっかり乳化をさせて肌にオイル成分を残さないようにしないと、吹き出物や肌老化の元となってしまいます。
正しい洗顔方法で上手にクレンジングクリームを使いこなしていきましょう。
※本記事で紹介している製品の成分内容・価格などは最新の情報をサイトでご確認下さい。