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白ニキビとは?特徴と見分け方
まずは「白ニキビ」について、その特徴や見分け方を知っておきましょう。
赤みや黒みがなく白っぽい
白ニキビはその名の通り「色が白っぽい」「色味がほぼ無い」というのが最大の特徴です。
最初は皮膚がただ盛り上がっただけのように見え、徐々に先端部がプツッと白く見えてきます。
この「盛り上がり」の原因は、皮脂(顔のアブラ)や老廃物です。
毛穴にこれらの要らないものが詰まってしまっている状態は、言ってみれば「ニキビの赤ちゃん」のようなもの。
この状態は、医学的には「面皰(めんぽう)」、または「コメド」とも呼ばれます。コメドが酸化すると「黒ニキビ」に、さらにアクネ菌が増えて炎症を起こすと「赤ニキビ」へと症状が進化していきます。
サイズが比較的小さい
白ニキビによる肌の盛り上がりはそれほど大きくなく、初期には0.1mm~5mm程度のごくわずかな突起程度です。
極小の白ニキビが慢性化している場合、ニキビができていることに本人が気づいていないケースも珍しくありません。
頬・口周り・額・体にできやすい
白ニキビは、顔の中では頬(ほっぺた)・口元(くちびるの周辺)・額(おでこ)等に多くできやすいです。
また、人によっては背中やデコルテ(胸元)・首等に白ニキビができることもあります。
体調や年齢で一気に大量にできることもある
症状や原因によっては、とても小さな白ニキビが頬・おでこ等に5個~10個以上も同時に発生することもあります。
特に10代の思春期や、女性の場合には生理前後・生理中といったホルモンバランスが乱れやすい時には、一晩で肌の状態が大きく変わりやすいです。
痛み・かゆみはほとんど無い
白ニキビは、一般的な「ニキビ」でイメージされる「アクネ菌」の大量増殖や角質層の炎症が起きていない状態のニキビです。
そのため、赤ニキビのような「痛み」や「かゆみ」といった違和感はほとんど感じません。
またニキビ周辺の肌も「赤み」や「腫れ(ハレ)」といった炎症が起きているケースは少なめです。
白ニキビについてのよくある誤解・NG対策
白ニキビは上記のように、初期でごく軽い状態のニキビです。
痛みやかゆみといった症状が無いため、油断してしまう人も少なくありません。
またこの段階で対応を間違えたことでニキビ跡を作ってしまったり、ニキビを慢性化させてしまっている人もいます。
代表的な誤解や、白ニキビを悪化させるNG対策には以下のようなものがあります。
白ニキビはよく洗顔すれば治る?
ニキビができると「洗顔が足りなかったのかも」と思う人は多いです。
ニキビの原因は皮脂ですから、念入りに洗えばニキビ予防・解決に繋がるかも・・・というイメージが湧きやすいですよね。
でも白ニキビを治す・予防するために、とにかく念入りに顔を洗えば良い!というのは「やりすぎ」の可能性が高いです。
洗いすぎや誤った洗顔方法によって肌のバリア機能を低下させ、かえってニキビを悪化させてしまうこともあります。
白ニキビは何もしないで治る?
「以前はニキビは放っておけば治ったから」「赤ニキビになったことが無いし」とニキビを放置していませんか?
「白ニキビができた」ということは、顔の皮膚の油分バランスが崩れているサインです。
ニキビができる「原因」を見つけて見直しを行わないと、今のニキビだけでなく「これからの白ニキビ」が繰り返しできやすくなります。
気づいた時には肌のあちこちにニキビやニキビ跡が・・・症状がひどくなってからだと、自分でニキビ対策をすることは難しいです。
白ニキビ対策は薬を塗るだけでいい?
白ニキビにはとにかく薬を塗っておけばOK--残念ながら、これもかなりの「誤解」と言えます。
元々、ニキビ治療では「アクネ菌」等の菌を殺す効果(殺菌効果・菌の抑制効果)をもった薬を使うのが一般的でした。
例えばレゾルシン、イフプロフェンピコノール、レゾルシン、エタノールといった抗菌成分で菌をやっつけていたのです。
ところが、白ニキビ(コメド)の段階の場合、まだアクネ菌等の菌の量はそこまで多くありません。
そのため赤ニキビ用の薬をいくら塗っても、白ニキビの症状を抑えることはなかなかできなかったのです。
現在ではコメド(白ニキビ)の状態で使える薬も開発されていますが、肌の状態によってはピーリング効果による刺激が強く、肌にかえって負担をかけてしまうこともあります。
繰り返し市販薬を塗り続けることで肌のバリア機能が落ち、かえってニキビができやすい肌となってしまうこともあるのです。
白ニキビは治らないニキビ?
「一年経っても白ニキビが治らない」このような悩みはネット上でも多く見られます。
白ニキビは治らないニキビなのか?というと、そんなことはありません。
実はこの状態、「白ニキビが治っているのだが、繰り返し再発している」というケースが多いのです。
白ニキビを治すには、「今できているニキビ」に対処するだけでなく「これからニキビができにくい肌」を作っていくことが重要になります。
白ニキビを治すには?5タイプ別の対策法
「なかなか治らない・治りにくい」と言われることが多い白ニキビに対処するにはどうしたら良いのでしょうか?
白ニキビ肌に多いケースを5タイプに分けて、対策法をご紹介します。
1.短期白ニキビタイプ
- 基礎化粧品(化粧水等)を最近新しいものにした
- ファンデーションや下地を切り替えた
- 現在、季節の変わり目(春~夏、夏~秋等)だ
- 色々なシートパックを使うことが多い
- 化粧品をすぐに使わなくなることが多い
原因は油分バランスの一時的な乱れ?
上記チェックリストにあてはまる点が多い人の場合、白ニキビの原因は基礎化粧品やメイクアップ用品、もしくは外気等による「一時的な肌の油分バランスの乱れ」である可能性が高いと考えられます。
水分・油分のバランス状態に敏感で不安定な肌の場合、ほんの少しの油脂の多さに肌がデリケートに反応して、一時的に白ニキビができることがあるのです。
ニキビができた時は「一週間」様子を見る
化粧水やメーキャップ用品によって一時的に傾いた肌の油分バランスは、数日~1週間程度で元に戻っていくケースが多いです。
「1回使ったら翌日に白ニキビが1つできたから使用中止」という決断は、少々早すぎる可能性も大。
あきらかにヒリヒリする・かゆいといった違和感があったり、ニキビが急激に大きくなる・赤ニキビになる場合は別ですが、そうでない場合は数日使い続けて様子見をしてみましょう。
不安定な時期の新しい化粧品導入は避ける
以下のような時期は肌が不安定な状態になりやすく、基礎化粧品・メーキャップ用品による白ニキビ等の肌荒れが起きやすいです。
白ニキビができやすい時期
- 生理中・生理前後
- 妊娠中
- 気温上昇・低下が激しい時期
また花粉症等のアレルギーを持っている人の場合、花粉飛散の時期は非常に皮膚が敏感になります。
この時期には新しい基礎化粧品やメーキャップ用品の切り替え・導入は避けましょう。
肌が揺らぐ時には無添加スキンケアを
短期間の白ニキビが定期的にできる人は、その時だけ「肌が不安定になっている状態」と考えてみましょう。
この時期には強い美白作用やアンチエイジング作用等がある基礎化粧品を使うと刺激が強く、肌のバランスが余計に乱れることがあります。
肌をフラットな状態に保つ無添加タイプの基礎化粧品を使うことをおすすめします。
シンプル成分でおすすめ「ULU ウルウ シェイクモイストミルク」
余計なものは入れずに保湿で勝負
赤ら顔対策とのコンセプトですが、ニキビの赤みにも対応できるオールインワン化粧液です。
商品名はミルクとなっていますが、オイル層と水層の2層のパシャパシャと使える化粧水のようなテクスチャーです。
特筆したいのはその成分のシンプルさで、主な成分は特種浸透水と保湿成分に植物オイルやエキスのみとなっています。
保湿の基本成分には人の肌とのなじみがとてもいい「スクワラン」を取り入れ、さらに
5つのセラミドを惜しみなく配合、低刺激でありながら高い保湿効果を期待できます。
赤みケアには希少植物のエキスを
シグナルの分泌を沈めて赤みを抑える対策として、希少植物のアンボラのエキスを使っています。
肌への浸透アップのため、医療向けに特殊な技術でつくられた水を基材として使い、肌に浸透しても安心に使えるよう乳化剤や防腐剤など6つのフリーにしています。
若干のオイル使用はありますが、全体に対する量は1%以下です。確かに天然オイルのオレイン酸はアクネ菌の餌となりますが、それは過剰に与える場合のこと。
これ1本にケアを絞り必要なものだけを肌に与えれば、肌本来の力を取り戻せるでしょう。
- 110mL:4,950円税込
- メーカー:日本ドライスキン研究所
- お試し定期便:110ml 3,960円税込※送料無料
おすすめ化粧水「アトピロジー スキンケアローション」
ヨモギを120枚分も濃縮して配合
天然のうるおい成分である「ヨモギ」を120枚分も濃縮してとじこめた「ヨモギエキス」配合の保湿ローションです。
刺激物を徹底して入れない設計なので、赤ちゃんの敏感な肌も使うことができます。
やわらかなジェル状なので、少量でも肌に伸ばしやすくなじみが良いのもポイント。
保湿成分であるセイヨウハッカ葉エキスやクララエキスが、白ニキビのある肌を穏やかに整えてくれます。
- 価格: 1,430円税込
- 内容量:140ml
- メーカー:サンスター
2.甘やかし白ニキビタイプ
- スキンケアやヘアメイクが好き
- 乳液や美容液、クリームでしっかりスキンケアをしている
- 基礎化粧品はとりあえずシリーズで使う
- ピュアオイル等でヘアケアをしている
- ニキビ用市販薬やかゆみ止めの薬ををこまめに塗っている
- BBクリームやリキッドファンデーションを使うことが多い
白ニキビの原因は外からの「油分」の多さ
美容が好きで「アンチエイジング」や「美白」の対策をしっかり取っていたり、肌乾燥に敏感な人がなりやすいのがこの「甘やかし白ニキビ」のタイプです。
このタイプの肌は、外側から与えられる油分の量が多すぎる状態です。
長年のスキンケアで、肌の水分・油分のバランスが大幅に乱れてしまっていることもあります。
保湿はオイルではなく「保水成分」で
乾燥対策の「保湿」というと、クリームやオイル(ピュアオイルや合成エステル)等で「フタ」をすることをイメージする人が多いです。
しかし実際に肌が必要としているのは「油」ではなく「水分」です。
単なる「油」の多すぎは乾燥の根本的解決にならないだけでなく、毛穴の皮脂づまりを起こし、白ニキビを招きます。
基礎化粧品はできるかぎりオイルフリーを基本として、水を抱え込むことができる「保水成分」が多く配合されているものを選びましょう。
おすすめの保水成分
- スーパーヒアルロン酸(アセチルヒアルロン酸ナトリウム)
- リピジュア(R)
- コラーゲン
- アミノ酸(天然保湿因子)
- セラミド(スフィンゴ糖脂質)
セラミド配合のアクネ保湿ジェル「エトヴォス 薬用アクネVCクリームジェル」
ニキビ対策と乾燥対策を同時に叶えてくれる、アクネケアのジェル状クリームです。
ヒト型セラミドを3種類(セラミドNG・セラミドNP・セラミドAP)を配合、ヒアルロン酸・アミノ酸も入っていて、ゆらぎやすい大人の肌に水分をしっかり蓄えて、バリア機能を整えてくれます。
さらに有効成分として油溶性ビタミンC誘導体や抗炎症成分の甘草エキスを加えていて、ベタつかずにさらりとニキビケアができます。
※商品情報は公式サイト等で最新をご確認ください。
- 価格:4,950円税込
- 内容量:50g
- メーカー:エトヴォス(ETVOS)
セラミド高配合でおすすめ「ヒフミド エッセンスローション」
基本スキンケアラインにヒト型セラミドをたっぷりと配合してあるブランドが「ヒフミド」です。
化粧水には3種類のヒト型セラミドとリピジュアを配合、肌表面ではなく内部へ水分を与える内容になっています。
肌の外側はさらりとしていながらも中はしっとり感が保たれている、という評価もみられる保湿化粧水です。
少々値がはりますが、スーッと全体に伸びていくので中には2ヶ月弱持ったという方もいるほど。
最初から1本丸ごと購入するのにためらう方は、スターターキットやローション現品のお試しセットから始めるのがいいでしょう。
- 120mL:3,300円税込
- 180mL:4,730円税込
- メーカー:小林製薬
治療薬にも油分は入っている!
白ニキビで肌がかゆいから・・・と、軟膏薬・かゆみ止め等をたくさん塗りすぎていませんか?
皮膚炎を治すための医薬品クリーム(薬)にも、当然のことながら油分は多く含まれています。
コッテリと市販薬を塗り続けていることが毛穴づまりを起こし、ニキビを招いているケースもあるのです。
「シンプルケア」で軽い肌断食を
長年しっかりとしたスキンケアをしてきた人の場合、甘やかされた肌の水分バランス・油分バランスが大きく乱れてしまっていることがあります。
「導入液→化粧水→乳液→美容液→クリーム・・・」といったステップの多いフルコースのスキンケアは少しお休みしてみて、肌本来の油分バランスを取り戻すことが大切です。
「まったく何もしない」といういわゆる肌断食をする必要はありませんが、「化粧水+軽い乳液」「化粧水+美容液」等、必要最低限のアイテムでのシンプルケアを心がけてみましょう。
3.隠れ乾燥白ニキビタイプ
- クレンジングオイルやクレンジングリキッドをよく使う
- 「ニキビ用」と書いてある洗顔料を使っている
- サッパリ系の化粧水が好き
- ダイエットをしている
白ニキビの原因は「インナードライ」
上記のリストに思い当たる点が多い人の場合、肌の内部が乾燥している「インナードライ(隠れ乾燥)」である可能性が考えられます。
インナードライとは、角質層の水分・油分量の極端な低下によって、表面の皮脂分泌だけが過剰になっている状態のことです。
つまり内部がカサカサになった肌を潤そうとして、肌がどんどん「皮脂だけ」を生んでいる状態なのです。
さらに皮脂を取るケアでニキビが悪化
隠れ乾燥肌の場合、一見すると見た目はテカテカ・ベタベタなので、「自分はオイリー肌だ」と思いこんでいることがほとんどです。
そのため、皮脂を取るためのスキンケアやサッパリ系のケアをしがち。
また白ニキビ対策のために、強い洗浄作用の洗顔料や化粧水を使って肌に負担をかけているケースも見られます。
この隠れ乾燥白ニキビタイプは、かつては20代後半以降の大人がほとんどだったのですが、最近では10代後半の思春期ニキビ世代にも増えている様子。
特にメイクを初めた頃の女性や過剰なダイエットをしている女性に多く見られるようになっています。
乾燥・敏感肌のための酵素洗顔「コラージュ リペアホワイトピール」
酵素配合の低刺激洗顔パウダー
エタノールや防腐剤などを使わず、乾燥や敏感な肌状態でも使える酵素洗顔パウダーです。
洗浄成分にも皮脂を過剰に洗い落とさないアミノ酸系洗浄成分「ラウロイルグルタミン酸Na」を使っていて、使用する成分も少なくシンプルな構成になっています。
酵素には古い角質や毛穴に詰まった角栓を柔らかくして落とす働きがあり、ゴシゴシとこする物理的な洗浄ではないため、肌に余計な摩擦をかけずに洗顔できます。
たっぷりとしたモコモコの泡が立つのもポイント。毛穴が詰まり始めた初期のニキビにおすすめです。
クレンジングはマイルドなミルクタイプで
隠れ乾燥で白ニキビができている人がまず見直したいのが、毎日のメイクを落とすクレンジング剤です。
ウォータープルーフのマスカラやアイライナーも一度に落とせるクレンジングオイルやクレンジングリキッドは脱脂力や洗浄力が強すぎるため、現在の肌の状態には向いていません。
肌への刺激が比較的おだやかなクレンジングミルクに切り替えてみましょう。
アイメイク・リップメイク等のポイントメイクは、専用のポイントメイクリムーバーで落とします。
おすすめクレンジングミルク「アクセーヌ ミルキィクレンズアップ」
大人の不安定肌におすすめ
大人のアトピー性皮膚炎やニキビ肌等、肌トラブルがある人向けの化粧品ブランドである『アクセーヌ』のクレンジング剤です。
やわらかく伸びる乳液タイプで、肌の中心から円を描くようにのばしていくだけで肌に負担をかけずにメイクを浮かせることができます。
洗い流し・ふきとりの両用タイプですが、肌負担を減らすにはぬるま湯で洗い流しをするのがおすすめ。
価格がやや高いですが、1回の使用量がティースプーン3杯程度で済むので、コストパフォーマンスは悪くありません。
- 120g:3,080円税込
- 200g:4,180円税込
- メーカー:アクセーヌ株式会社
乾燥白ニキビ化粧水には「抗炎症」+「アルコールフリー」
隠れ乾燥で白ニキビができている肌の場合、一般的な「ニキビ用化粧水」は肌に向いていません。
これは殺菌成分の「サリチル酸」や「ピオニン」にピーリング作用があり、肌乾燥を促進させてしまう恐れがあるためです。
隠れ乾燥で白ニキビができている場合には、炎症を抑える成分が入っていて、なおかつ刺激物であるアルコール等が入っていない化粧水がおすすめです。
やさしい保湿化粧水で肌をケアしてあげましょう。
おすすめの抗炎症成分
- グリチルリチン酸2K
- グリチルリチン酸ジカリウム
- 甘草エキス
- ハトムギエキス
- ヨクイニンエキス
- オウゴンエキス
- カミツレ花エキス 等
炎症は抑えてバリア機能を整える「ファンケル アクネケア化粧液」
殺菌剤は使わず炎症を鎮める成分のみ
ニキビだけでなく肌のバリア機能との関係にも着目し、ニキビのできにくい肌を目指すのがファンケルのアクネケアラインです。
水分と油分のバランスが崩れ、
敏感な肌状態になっていても使えるよう殺菌剤等の添加物を使わず、薬用成分はグリチルリチン酸2Kのみ。
その他はトラブルを鎮める芍薬エキス・抗炎症作用を持つ桃仁エキスなど、独自の「和漢植物エキス」を配合して、ニキビを抑制しつつしできにくい肌へと整えます。
100円玉程度の量でしっかり浸透
1本30mlと容量がとても少ないのですが、ファンケル化粧液の1回使用量は100円玉程度でOK、ギュッと濃縮された成分で美容液のように浸透していきます。
- 価格:1,650円税込
- 内容量:30ml
- メーカー:ファンケル
トライアルでは化粧液とアクネジェルをたっぷり1ヶ月試せて、初回限定1,600円です。マイクレや洗顔、アクネケアエッセンスのお試しサイズも付くので、まずはトライアルからおすすめします。
白ニキビ向けおすすめ化粧水
「資生堂ベネフィーク マルチコンディショニングローション」
抗炎症&保湿のマルチ薬用化粧水
抗炎症成分としてグリチルリチン酸ジカリウム・オーガニックカミツレエキス・ヨクイニンエキスを配合している他、トラネキサム酸も加えられている「整肌重視」のニキビ化粧水です。
テクスチャーはサラリとしていますが、ヒアルロン酸やオウバクエキス等の働きで後からじっくりと肌が潤ってくるのが感じられます。
シートやコットンにたっぷりと含ませて、コットンパックをするのにもピッタリ。ボタニカルアートが施されたボトルデザインも口コミ人気の理由となっているようです。
ただハーブの配合が多いので、薬効系の香りは好き嫌いが分かれるかもしれません。
なお製品キャッチコピーは「20代のニキビに」となっていますが、10代でも30代でも「乾燥を感じるニキビ肌」には向いている成分設計と言えます。
- 実売価格:3,850円税込
- 内容量:145ml
- メーカー:資生堂
4.食事で白ニキビタイプ
- 甘いお菓子や菓子パン、砂糖入りの飲み物が好き
- お酒をよく飲む
- 脂っこい揚げ物やスナック菓子が好き
- コーヒー・紅茶・緑茶・エナジードリンクをよく飲む
- 外食とインスタントの率が高い
肌の皮脂量は体内のビタミンで決まる!
肌の皮脂分泌量を決めているのは、実は体内の「ビタミン」の多さだって知っていましたか?
砂糖(糖質)やアルコール・油脂等が多い食事を摂っていると、それらの分解のためにビタミン群がどんどん使われてしまいます。
するとビタミン群が肌の皮脂量コントロールをできなくなり、アブラっぽいベタベタっとした肌になってしまうのです。
分泌過剰になった皮脂が毛穴につまると、白ニキビは繰り返しできることになり、これでは外からいくら皮脂を取るスキンケアをしても意味がありません。
ビタミンB2でベタつかない肌作り!
白ニキビを治す対策では、油脂の多い外食や、飲酒習慣・お菓子やラーメン等をできるだけ控えることが大切です。
でもいきなり飲み会を全カット、揚げ物無しの生活に切り替えるのはなかなか厳しいですよね。
まずは今までの食事で失われがちな「ビタミンB」を意識的に摂取するところから始めてみましょう。
白ニキビができやすい肌の場合、特に不足していると考えられるのが「ビタミンB2」です。
ビタミンB2が豊富な食品
- 納豆
- 卵
- レバー
- うなぎ
- たらこ
- うに
- ホルモン 等
ビタミンB2が特に豊富なのはレバーやうなぎです。
でも毎日食べるのはちょっと難しいですから、納豆や卵・たらこ等を積極的に食べて、ビタミンB摂取を心がけましょう。
デカフェで無理なくカフェイン軽減
白ニキビを治す対策のために、できるだけ早く控える習慣をつけたいのが「カフェイン」です。
カフェインはコーヒーや紅茶・エナジードリンク等にも含まれており、ビタミン類の吸収をジャマする働きを持っています。
またカフェインには血管を収縮する働きがあるため、飲みすぎると血行が悪くなり、肌のターンオーバーが低下するのも問題です。
とは言え、毎日のお茶の時間をまったく無くしてしまうとストレスになる人も多いことでしょう。
現在では様々なデカフェ(カフェインレスコーヒー)や、カフェインレスのお茶が登場するようになっています。
白ニキビを増やさないために、このような製品を毎日の食後やお茶の時間に取り入れてみてはいかがでしょうか。
おすすめデカフェ
「ネスカフェ ゴールドブレンド カフェインレス」
97%カフェインカットなのに香りしっかり
自然の水をたっぷりと使ったネスカフェ独自の製法で、カフェインを97%にまでカットしたインスタントコーヒー(ソリュブルコーヒー)です。
カフェインレスながらコーヒーの香りがしっかりとするのが魅力となっています。
ややマイルドな口当たりですが、日常的なお茶の時間には十分満足できるクオリティと言えるでしょう。
- 内容量:80g(30g瓶や詰替60gもあり)
- メーカー:ネスレ日本
5.ホルモンバランスで皮脂過剰タイプ
- 夜ふかし・徹夜することが多い
- 最近、引越や進学・転職をした
- 生理周期が不安定なことが多い
- イライラする事が多いと思う
- パソコンやスマホを見る時間が長い
白ニキビの原因は自律神経の乱れ?
ニキビの主な原因となるのは、思春期や成長期・更年期・生理前後等に激しくなる「ホルモンバランスの乱れ」と考えられています。
女性ホルモン(エストロゲン)が低下したり、男性ホルモン(アンドロステロン・テストステロン)が優位になったりすると皮脂分泌が活発になり、ニキビができやすくなるのです。
しかしホルモンバランスが乱れるのは上記のような年齢的な要素や、妊娠・生理等だけではありません。
不規則な生活やストレス等で自律神経が乱れると、それに反応してホルモンバランスの乱れがますます激しくなってしまうのです。
ストレスが多い時ほど早く寝る
イライラすることが多い、慣れない環境で毎日緊張している・・・こんな時には脳が多量のストレスを受けていてホルモンバランスが乱れがちな状態です。
睡眠不足になると脳の疲れがさらに取れなくなるので、気持ちが疲れた時ほどできるだけ早く寝てしっかりと睡眠を取るようにしましょう。
良質な睡眠を取ることで成長ホルモンが分泌され、肌のターンオーバーも正常化されやすくなります。
白ニキビを治すのに、良質な睡眠は最高の薬とも言える存在なのです。
睡眠2時間前からはスマホをOFF
眼球から光刺激を受けると脳が活発になり、睡眠が浅くなります。
つまりスマホやパソコンを見ていると脳がぐっすりと眠れず、毎日睡眠不足の状態になりやすい=肌がベタつきやすいのです。
睡眠時間が短くなりがちな人ほど、睡眠の質を上げることが大切!
寝る2時間前くらいからはスマホやパソコンはOFFにして、目をブルーライトの刺激から休ませるようにしましょう。
白ニキビをつぶすのは大丈夫?セルフケアの注意点
「ニキビは潰すと早く治すことができる」「ニキビは潰してはダメ」・・・両方の説がネットであって、「どちらが良いのかわからない」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
結論から言いますと、「ルールに沿ってきちんと潰せるなら大丈夫」です。
「ニキビを潰す」という方法は、皮膚科等でも用いられるニキビ治療法のひとつ。専門用語では「面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)」といいます。
毛穴の中に詰まってしまったコメドを押し出す療法です。そのためニキビを潰すこと自体が絶対にダメ!というわけではありません。
ただし、ニキビを潰すには以下のような手順を踏む必要があります。また注意点が多いので、必ずそれらを守りましょう。
白ニキビをつぶす方法
用意するもの
- アクネプッシャー/コメドプッシャー(ステンレスのもの)
- 消毒用アルコール
- ガーゼ
- コットン
- 低刺激タイプの化粧水
- ビタミンC誘導体配合の化粧水
白ニキビを潰す手順
つぶす前に顔や手を洗う
事前にていねいに顔を洗っておきます。お風呂に入って毛穴を開いておくとさらに効果的です。作業前には手もよく洗っておきます。
器具やニキビ部分の消毒
画像引用:グリーンベル「ステンレス製角栓取り」
コットンを消毒用アルコール(エタノール)で浸し、アクネプッシャーを拭いてよく消毒します。別のコットンを消毒用アルコールに浸し、白ニキビの部分を軽く拭いて消毒します。
押し出し
プッシャーのリング部分でニキビを囲むように押さえ、角栓(コメド)をゆっくりと押し出します。角栓が出たらガーゼで優しく取り去ります。
消毒と引き締め
消毒用アルコールを浸したコットンで患部を拭き、しっかりと消毒します。別のコットンに低刺激の化粧水を含ませて、白ニキビのあった箇所をコットンパックして引き締めます。
当日とその後のスキンケア
ニキビを潰した当日は低刺激の化粧水でコットンパックを繰り返します。ニキビを潰してから2週間程度は、ビタミンC誘導体配合の化粧水でコットンパックを続けます。
やってはいけないニキビ潰しとは?
ニキビを潰してもOKとはいえ、何でもかんでも手当たり次第潰していいわけではありません。潰してはいけないニキビもあります。
また潰し方によっては、肌の奥深くを傷つけてしまい2度と治らないニキビ痕になってしまう可能性もあります。
ここではニキビを潰す際の注意点を解説します。
指で潰すのは絶対にNG
ニキビを手指や消毒していないプッシャー等で潰すのは厳禁です。潰した箇所から雑菌が入って、ニキビを悪化させる原因になります。
消毒は絶対に必要!
「新しいプッシャーだから」「顔を洗えば大丈夫」等、消毒を省略する人がいますがコレもNGです。新しいプッシャーでも雑菌はたくさん付着しています。
また洗うだけでは殺菌できない菌もいますので、必ず消毒にはアルコール類を使ってください。
潰せるのは初期の白ニキビだけ!
白ニキビを発見してから数日以上が経過している場合、ニキビを潰してはいけません。
セルフケアで潰しても大丈夫なのは、炎症が起こっていない状態のニキビ(完全な白ニキビ)のみです。黒ニキビや赤ニキビは潰さないでください。
また、見た目が白ニキビでも数日が経過している場合、肌の内側で炎症がすでに起きている可能性があります。
この状態のニキビをつぶすと、皮膚の深い層までがダメージを受けてしまい、ニキビ跡(クレーター跡)ができやすくなります。
セルフケアで基底層までが損傷を受けてしまった場合、専門的な皮膚科治療でもニキビ跡が元に戻らないことがありますので注意しましょう。
強く押し出しすぎない
「ニキビの芯をしっかり出そう」と、ギュウギュウとアクネプッシャーを押しすぎるのも避けましょう。
押し出す際の圧迫でニキビ周辺の肌細胞が強く傷つくと、肌を保護するために「メラニン色素」という黒色色素が生まれます。
これが茶色っぽいニキビ跡や、ホクロのような黒いニキビ跡の元になってしまうのです。
ビタミンCでのケアを続ける
黒ずみや茶色っぽいニキビ跡(メラニン色素)を生み出さないためには、「ビタミンC誘導体」や「アルブチン」等、いわゆる「美白成分」によるケアを行うことが大切です。
最低でも2週間程度はこまめにコットンパックをしましょう。
またコットンパック終了後も、顔全体の保湿は欠かさないようにすることが大切です。
潰した後はメイクで隠さない
白ニキビを潰した部分は、肌が強く傷ついている状態です。2~3日は潰した箇所にはメイクを一切しないようにしましょう。
ファンデーションやコンシーラー等の油分が入り込むと傷口から雑菌が繁殖し、ニキビが再発したり膿んだニキビ(黄ニキビ)になることがあります。
潰してから2週間は日焼け不可
白ニキビを潰した傷ついた箇所が紫外線を浴びると、強い刺激で傷が深くなる恐れがあります。
またUVB(紫外線B波)によるメラニン色素の発生も起きやすいので、ニキビを潰してから2週間前後は日焼けをしないようにしましょう。
- スキー等のウィンタースポーツ
- 海・プール
- その他屋外でのレジャー
上記のような紫外線を避けられない行動はNGです。また日常生活でも日傘や帽子等で紫外線をカットするように工夫することが大切です。