ほうれい線はエクササイズと効果的なツボ押しで消す!加齢だけじゃない原因と予防対策
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顔年齢を決める大きな決め手のひとつが「ほうれい線(法令線)」と呼ばれる頬の線です。
おじいちゃん・おばあちゃんを絵で書く時、頬の部分にサッとこの線を入れますよね。
「法令線で頬と口が区切られる=年齢を重ねている」と感じるこの感覚は、美容にまったく興味がない男性や子供でも持っている共通認識となっています。
反対に言えば、ほうれい線にきちんと対処をしていけば、顔年齢は「-5才」「-10才」と大きく若返らせられるということですね。
ところが現在では、非常に早い年齢からほうれい線で「老け顔」になる人も多いのだとか。なぜこのようなことが起きるのでしょうか?
ここではほうれい線ができる原因や対策、予防・改善のためのスキンケアやエクササイズ・マッサージについて、詳しく解説をしていきます。
エイジングだけじゃない!ほうれい線が深くなる原因
「ほうれい線ができるのは年齢のせい」と思っている人は多いことでしょう。
確かにほうれい線の原因のひとつには、エイジングによるコラーゲンやエラスチンの減少が関係しています。
これらの成分が体内から減少すると、皮膚の中のバネの役割を果たす膠原線維(こうげんせんい)・弾力繊維が作れなくなり、「ほうれい線」を作る一因となるのです。
そのためエイジング化粧品では、コラーゲンやエラスチンの減少に対抗する成分が多めに配合されるようになっています。
ただ気をつけたいのが、ほうれい線ができる原因は必ずしも「弾力成分の減少」だけではないという点です。
その他の様々な原因が重なりあってほうれい線を作ることもあり、そのため早い人では20代前半から「ほうれい線が気になる」という人もいます。
まずはひとつひとつの原因を知っておきましょう。
慢性的な乾燥(ドライ肌・インナードライ肌)
初期性のほうれい線の最初の原因と言われるのが「肌の乾燥」です。
真皮(肌の奥側)にまで至ったほうれい線をより深くしたり、乾燥によるちりめんジワがほうれい線を大きく見せる原因ともなっています。
特に肌の細胞間脂質である「セラミド」の量が少ないドライ肌(乾燥肌)の人は、ほうれい線対策のために徹底した保湿を行う必要があるのです。
また近年「ほうれい線が気になる」という人の平均年齢が下がっている一因として、「インナードライ肌」が増えている点も関連していると言われています。
インナードライ肌とは?
インナードライ肌とは、外側にはベタつきが見られ、内側は乾燥している状態の肌です。内側が激しく乾燥しているため、肌表面はそれを潤そうと過剰な皮脂を出します。
そのため本人は「乾燥していない」「脂ぎっている」と感じ、保湿を少なくしたり、あぶらとり紙等で何度も皮脂を取り去ろうとします。
この繰り返しが更に内側の乾燥を激しくしていることが少なくありません。
ドライ肌・インナードライ肌ともに角質層や真皮は水分不足な状態であり、肌の弾力性・しなやかさは衰えやすい状態となっています。これがほうれい線を深く刻む一因なのです。
インナードライ肌になる最大の原因とは?下記のページでインナードライ肌の原因と対策について詳しく解説しています。是非参考にしてみて下さい。
インナードライ肌になりやすい6つの原因と対策~改善は洗顔や食べ物で
血行の不良(むくみ)
「電車や映画館で長く座っていると靴がキツくなる」「夕方になると足首がパンパン」このような経験がある人、多いのではないでしょうか?
これは血行不良・リンパ液の停滞によって起こる「むくみ」の仕業です。
静脈やリンパ管を通って体から排出されるはずの不要な水分や老廃物が溜まり、まるでその部分だけが太ったかのようにむくんでしまうのです。
「むくみ」は足や手だけでなく、顔にも起こります。むくんだ状態の皮膚は不要な水分を蓄えており重いですから、下へ下へと垂れ下がる重力に逆らえません。
鼻~口元まわりのむくみが悪化するとたるみが悪化し、これもほうれい線を作る原因となります。
下記のページでむくみの原因とむくみを解消するリンパマッサージの方法を詳しく解説しています。是非ご覧下さい。
リンパマッサージで「むくみ・くすみ」のない小顔に!リンパを効果的に流す方法
筋肉量の低下
顔の皮膚と表情筋は密接に繋がっているため、筋肉量が落ちると外側の皮膚が目に見えて垂れ下がります。
特に日本人の場合には口元の表情筋の使用量が元々少ない上、昨今の生活習慣・ライフスタイルによって更に表情筋の使用量が落ちているようです。
頬・口元の筋肉の衰え、またそれらの筋肉に繋がる部分の血行不良等が顔の下を全体的に伸ばしてしまい、ほうれい線を作りやすくしていきます。
代謝の低下(ターンオーバーの乱れ)
人間の肌の生まれ変わりである「ターンオーバー」が正常に行われていれば、肌は常に新しい状態であり、柔らかくしなやかな状態をキープできます。
しかし食生活や生活リズムの乱れ、ストレス等によってターンオーバーが遅くなると、肌にはいつまでも古い角質が残るようになるのです。
古い角質は水分量も少なく、肌はカサカサでゴワついた状態になります。
この状態では顔の動きによるシワや線の跡が刻まれやすく、浅くできたほうれい線が徐々に深くなってしまうのです。
厚く硬く重なった角質へのスペシャルケアが「ピーリング」です。
下記のページでピーリングのしくみやおすすめのピーリング石鹸を解説。ピーリング向きの肌質かチェックリストもあるので是非参考にしてみて下さい。
ピーリングとは?おすすめピーリング石鹸や使い方・向いている肌質を解説
体・口元の歪み
体や口元(骨や歯)が左右対称ではない状態だと、筋肉の付き方や使い方も左右均等ではなくなってきます。
するとほうれい線の深さ・大きさ等も左右で大きな違いが見られるようになるわけですね。
このアンバランスな状態は、ほうれい線をより目立たせる一因となっています。
また重力がかかる片方にばかり力が入るため、一方のほうれい線が過剰に深くなりやすいの問題です。
知らずにやってるかも?ほうれい線を深くする習慣と対策
過剰なダイエットをしている
肌のたるみは「贅肉(皮下脂肪)の低下」でも起こります。
もちろん皮膚はある程度の伸縮には対応できますから、ゆっくりとした変化(減量・サイズダウン)なら垂れ下がりは起こりません。
しかし急激に脂肪が低下すると皮膚の収縮はその速さに追いつけず、余った肌がたるんでしまうのです。
このような急激な垂れ下がりを起こした肌を元に戻すのは、なかなか難しくなってしまいます。
また1ヶ月3キロ以上といった痩せ方をするには、極端な食事制限(栄養制限)をしなくてはなりません。
この栄養バランスの崩れも肌の状態を著しく悪化させ、ほうれい線を更に深くします。
対策:ダイエットは「3ヶ月5%」を目安に
肌に負担をかけず、美容・健康ともに推奨されるダイエットの速度は「3ヶ月で現体重の5%」が目安であると言われています。
例えば体重50キロの場合、3ヶ月で痩せてもOKな量は約2.5キロ。1ヶ月あたりでは800グラム~多くて900グラムが限界というところでしょう。
「1ヶ月1キロ以内」というゆるやかなダイエットなら、肌のたるみをそこまで心配する必要はありませんし、肌荒れやリバウンドといった弊害も抑えられます。
ファストフードやコンビニ食が多い
ファストフード・コンビニ・レトルト・カップ麺等は「ほうれい線の大敵」とも言える存在です。
その理由には様々なものがありますが、特に以下2点が重要となります。
塩分が多い
2015年に厚生労働省が規定した日本人のナトリウム摂取目標量(塩分摂取量)の上限は、男性で1日(三食で)8グラム、女性が1日7グラムです。
ハンバーガーとポテトのセットの場合、一食だけで塩分摂取量が3グラムを超えます。更にカップ麺の平均塩分量は5グラム~6グラム以上です。
たった2食で理想摂取量の上限を超える計算ですね。塩分の過剰摂取は体を必要以上にむくませてしまいます。
やわらかすぎる
ファストフード・レトルト類は原則的に柔らかい食べ物が多いため、咀嚼回数が大幅に減る傾向が見られています。
そのため口元の筋肉量が落ちやすく、ほうれい線を作りやすいのです。
また咀嚼の少なさは消化器官にも負担をかけ、これも肌を乾燥させる原因となります。
対策:回数をできるだけ減らす
ほうれい線対策として考えるならば「ファストフード・レトルトは全カット」とするのが理想的です。
でもライフスタイル上それが難しいという場合には、まずは「1日に1回まで」「週2回まで」といった制限を設けて、回数を減らすことを目標とするのも手です。
またファストフード類でもなるべく塩分の少ないものを選び「しっかり噛んで食べる」を意識しましょう。
シートクレンジング・オイルクレンジングでメイクを落とす
ポイントメイクまで一気に落とすシートタイプのクレンジングは、手早く化粧が落とせるので人気がありますね。
しかしシートタイプの化粧落としは石油系界面活性剤の使用量が多く、更に摩擦の刺激が加わるため、肌が本来必要とする潤いまで取り去ってしまいます。
またオイル系の場合、界面活性剤使用が多い傾向があるだけでなく、洗顔後も顔に油膜が残りやすいため、化粧水等での水分補給がきちんと行えなくなるのが問題です。
このようなクレンジングの繰り返しが肌をインナードライ肌に傾けさせ、ほうれい線を悪化させていきます。
対策:クレンジングはミルクもしくはクリームで
日頃のクレンジングは、肌負担が少ないクレンジングミルクもしくはクレンジングクリーム(洗い流しタイプ)を使用しましょう。防腐剤・アルコール類等が添加されないマイルドな製品が理想的です。
種類豊富なクレンジング剤、どんな違いがあるのかを知りたい方は下記のページがおすすめ!主なクレンジング剤6種の特徴やメリットなどを比較してみました。是非参考にしてみて下さい。
クレンジング剤6種を徹底比較!オイル、クリーム、リキッド...肌に合うのはどれ?
「今日は一日ほとんど喋らなかった」という日がある
人間の表情筋は、「自分一人で居る場合」と「他人と喋る場合」でその使用量が大きく異なります。
現在は核家族化で一人暮らしの人が増えた上、インターネットの普及によって買い物等の日常生活でも他人との接触回数が極端に減っている状態です。
そのため表情筋は昔よりも衰えやすく、これもほうれい線ができる一つの要因と考えられています。
対策:しゃべらない日は歌や電話でカバー
口元を適度に動かすことは、ほうれい線の防止・改善の上でとても大切です。
しかしライフスタイルによっては、「明日から他人とたくさん会話をしましょう」というのが少々難しいこともありますね。
このような場合には、テレビにあわせて歌を歌ってみたり、お友達と電話やSkype等でおしゃべりをしてみるのもおすすめです。
「人前に居る感覚」で表情を作ってみるとより高い効果に繋がりますよ。
あまり笑わないと思う
口角を自然に引き上げた笑顔が多いと、ほうれい線を防止する口周辺の筋肉が適度に引き締められます。
芸能人や接客販売の人たちにほうれい線が少ないのは、スキンケアをしっかり行っているだけでなく、一日の中で笑顔でいる時間が多いからとも言えるでしょう。
反対に他人と話すことが多くても笑わない人は、ほうれい線が深くなりがちです。
対策:「にこやかな顔」を意識して
ちょっとした時に口角を軽く引き上げ、穏やかに微笑む顔を作ることを意識してみましょう。
笑顔と言っても、やたらに目尻を下げたり「破顔大笑」の顔をつくる必要はありません。
また、エクボができるような「ニッコリスマイル」を作り続けるのはNGです!
口角を上げすぎた顔を不自然に作り続けると、かえってほうれい線や他のシワが深く刻まれてしまうこともあります。
この一ヶ月間運動をしていない
肌のターンオーバーに関わる体の代謝や血行の良さは、日々の運動量によっても大きく差がつきます。
以下のような人の場合、代謝が年齢平均よりも衰えてターンオーバーが落ちており、体や顔がむくみやすく、ほうれい線が深くなる可能性が大きいと言えるでしょう。
代謝が落ちやすい生活習慣
- 通常の移動は車がほとんどである
- 勤務はデスクワークである
- 週末・余暇には家でゴロゴロしていることが多い
- エレベーターやエスカレーターを必ず使う
対策:日常生活から運動量を増やす
運動というと激しいスポーツやレジャーを思い浮かべる人が多いですが、慢性的な運動不足の人の場合にはいきなり激しいスポーツを行ってもなかなか続かないことも多いようです。
まずは日常生活の運動量を増やすことから始めてみましょう。
代謝を上げるちょっとした行動
- 1日20分~30分以上歩く習慣を付ける
- 階段を使うことを心がける
- 立っている時に時々3センチ程度かかとを上げて「つま先立ち」をしてみる
- 時間が空いた時に「片足立ち」をしてみる
このような「スキマ運動」を重ねていくだけでも、運動量の低下を抑えていくことができます。
いつも足を組んでいる
血行が悪い人は、足に「だるさ」を感じやすい傾向にあります。そのため座っている時にはそのだるさを解消しようと、足をどちらかに組んでしまいがちです。
ところが同方向ばかりに足を組んでいると、骨盤が歪んできます。
この歪みが体全体のバランスも崩し、ほうれい線が左右アンバランスに刻まれるようになってくるのです。
対策:入浴やストレッチで血行を改善
座る時に両膝を付けるよう意識するのはもちろんですが、元々のだるさの原因「血行」を改善することも大切です。
「夜の入浴はシャワーだけ」という人も、まずは5分で良いので浴槽に浸かる習慣づくりをしてみましょう。
体をしっかりと温めて血行を良くするには、38℃程度のお湯に10分程度全身浴をするのが理想的です。
またお風呂上がりに軽くストレッチ等を行うと、血行をより良くできるだけでなく、体の歪み改善にも繋がります。
パソコンやスマホを見る時には猫背
液晶画面を見ている時、ついつい姿勢が前に傾いて猫背に・・・という人も多いことでしょう。
しかし猫背の姿勢を長時間続けると、肩・首の血行は著しく悪くなり、顔がむくみやすくなってしまいます。
更に猫背の姿勢では顎(口元)が前に出やすく、これも表情筋が衰える一因となるのです。
対策:机の高さ・スマホを持つ姿勢の見直しを
パソコンの場合、非常に多くの人が「モニタが近すぎる・高すぎる」という状態であると言われています。
椅子に深く腰掛け、背もたれにピッタリと付いた状態で、モニタと顔の距離は30センチ以上、なおかつ斜め下にあるのが理想的です。
顔が近すぎる・モニタが高すぎるという場合、机と椅子の高さ調節を行って、姿勢を見直してみましょう。
スマホを見ていても背筋を意識する
またスマホの場合も同様で、座っている時も立っている時も「背筋を伸ばす」を意識することが大切です。
顔をスマホに近づけるのではなく、スマホを顔のやや下に持ってくるようにしてみましょう。
スマートフォン用のホールドリング等を使用すると、姿勢が前に傾くのをやや防げます。
ただし腕の筋肉の弱い女性の場合、スマホを高く持てるのは15分程度が限度という説もあります。
あまり長時間のスマホ視聴をせず、適度に休憩を挟むようしましょう。
スペシャルスキンケアでほうれい線に攻めの一手!
「ほうれい線が気になり始めてきた」「このほうれい線、どうにかしたい!」そんな時には、上記の生活スタイルを取り入れつつ、更に攻めの対策として特別なスキンケアをスタートしてみましょう。
「ビタミンC誘導体」でピンと張った肌に
「スキンケアにビタミンC」というと「それは美白ケアでは?」と思う人も多いかもしれません。
確かにビタミンCは、シミ・ソバカスの原因「メラニン色素」の生成を抑制する働きを持っています。
しかしそれだけではなく、肌のハリの元である「コラーゲン(コラーゲンファイバー)」を作るのにも必要な栄養素なんです。
「ほうれい線が目立たない肌」を作るためには、ビタミンCが不可欠というわけですね。
ただビタミンCは熱や酸素との接触(酸化)に弱いため、ビタミンCそのものを肌に塗っても浸透する前に成分が壊れてしまいます。
そのためリン酸をプラスし、肌の奥に入ってからビタミンCの働きを出せるようになるる成分が開発されました。これが「ビタミンC誘導体」なのです。
ビタミンC誘導体は「油溶性」or「APPS」!
「今持ってる美白化粧水にもビタミンC誘導体が入ってるみたいだし、これでほうれい線対策にもいいかな?」残念ながらこれは早合点かもしれません。
多くの美白化粧水には、水溶性のビタミンC誘導体(リン酸アスコルビン酸Na、リン酸アスコルビルMg等)が配合されています。
これらの水溶性ビタミンC誘導体の場合、皮脂が出るのを過度に抑制してしまうことがあるのです。
オイリー肌の人ならばこれでも問題はほぼ無いですが、ほうれい線の原因が乾燥にある人の場合、肌乾燥が進んで余計にほうれい線が深くなってしまう可能性も考えられます。
ドライ肌・インナードライ肌・エイジング肌の場合には、皮脂抑制があまり行われない「油溶性ビタミンC誘導体」もしくは「APPS」を使用した方が良いでしょう。
ビタミンCは、間違った知識を持つ人が多い栄養素です。下記のページでビタミンCについて間違いやすいポイントを解説していますので、是非参考にしてみて下さい。
ビタミンCのウソホント!誤解しやすいポイントと本当の効果とは
油溶性ビタミンC誘導体の成分例
- パルミチン酸アスコルビル
- ジパルミチン酸アスコルビル
- テトラヘキシルデカン酸アスコルビル
APPSの成分
- パルミチン酸アスコルビルリン酸(パッケージ裏面表記)
※パッケージ表面には「APPS」もしくは「アプレシエ」と表記されることが多いです。
おすすめコスメ:ドクターシーラボ VC100APPSスペシャルエッセンス
出典:ドクターシーラボオンラインショップ
水溶性ビタミンC誘導体の100倍以上の浸透率を誇るという「APPS」を7%も配合したリッチな美容液です。
粒子パウダーをローションに混ぜあわせて使うスタイルのため、劣化しやすいのがネックのAPPSを新鮮なうちに使い切ることができます。
医師監修のドクターズコスメ「ドクターシーラボ」の製品ですから、もちろんパラベンやアルコールといった刺激物は配合されていません。
高品質のビタミンCケアをしたい人に向いています。(ドクターシーラボ 1剤(パウダー)0.72g 2剤(エッセンス)8mL 各4本)
※商品情報は公式サイト等で最新をご確認ください。
「リピジュア(R)」で肌の奥まで潤いを
ドライ肌・インナードライ肌の人がほうれい線対策を行う場合、忘れてはいけないのが「保湿」です。
他の高機能成分でどんなに肌を活性化させても、そもそもの水分量が足りていなければ意味がありません。しっかりとした保水成分を毎日補っていく必要があります。
効果の高い保水成分として、現在注目をされているのが「リピジュア(R)」です。
ヒアルロン酸を大幅に超える保水力
保水力というとヒアルロン酸が有名ですが、リピジュアはヒアルロン酸の約200%という非常に強い保水力を持っています。
人体の細胞膜を作るリン脂質に類似した成分となっているため、肌への浸透力・肌馴染みに優れているのも特徴です。
水溶性成分なので、毎日使う化粧水等でリピジュアを補ってみると良いでしょう。
おすすめコスメ:ETVOS アルティモイストローション
上記で紹介したリピジュア(R)の他、ホスホリルオリゴ糖Ca・グルコシルセラミドといった機能性の高い保湿成分をたっぷりと配合した保湿系化粧水です。
ホスホリルオリゴ糖Caには肌のセラミド生成をサポートする力もあるため、「これからの肌の潤い力」を押し上げる効果も期待できます。
また、ヒト型セラミドとナイアシンアミドを配合しているので究極の保湿体験ができます。
シリコン・着色料等の刺激物を廃した配合なので、ドライ肌の人にはもちろん、
敏感肌の人にも使いやすいアイテムと言えるでしょう。
- 価格:4,180円税込
- 内容量:120mL
- メーカー:エトヴォス
ちょっと試してみたい方には14日間【アルティモイスト トライアルキット】がおすすめです。化粧水(ローション)・美容液(セラム)の他、クリーム、洗顔フォーム、泡立てネットも入っているのでトータルケアができます。14日間試して自分の肌との相性も確認できます。
「レチノール」でできたほうれい線にアタック
既にできてしまったほうれい線に対して強い働きを見せてくれるのが、レチノール(レチノイン酸)です。
レチノールとは脂溶性ビタミンAの一種で、肌のターンオーバーを活性化し、ハリのある状態へと導く効果を持っています。
ほうれい線やシワ等の「真皮にまで刻まれた跡」をなくすほどの強さを持つのが特徴です。
レチノール高配合のクリーム等は、美容皮膚科・美容外科等で美容対策・傷跡対策等にも使用されています。
ただしレチノールは皮膚に対する刺激が強く、肌質によっては刺激や炎症となることもあります。
使用前には徹底したパッチテストを行い、肌トラブルが起こらないかを確認した方が良いでしょう。
おすすめコスメ:トゥベール アクアナノライズジェル
レチノール誘導体とレチノイン酸誘導体の2種類を配合し、微小なカプセルに閉じ込めて肌の奥へと届けるタイプの美容液です。
更に「若返り成分」とも呼ばれる線維芽細胞増殖因子や複数のペプチド(アミノ酸)もプラスするなど、エイジング肌をイキイキとさせる成分配合が行われています。
成分開発に強いブランドであるため、高機能成分が多量に配合されている割に価格が抑えられているのもポイントです。
※商品情報は公式サイト等で最新をご確認ください。
筋肉低下対策に!今日からできる「顔エクササイズ」
いくらスキンケアで肌に良い成分を補っても、「顔の筋肉」に作用させることはできません。
ほうれい線を改善するには、衰えてしまっている表情筋を鍛える、いわば「顔筋トレ」をすることも大切です。
1日3分もかけずにエクササイズできるので、毎日少しずつ続けていきましょう。
舌を鍛える簡単エクササイズ
舌の奥側にある筋肉は、口の周辺と密接に繋がっています。舌をいつもとは違う動きをさせるだけで、口元の筋肉を引き締められるというわけですね。
舌で押す
舌で自分の右側のほうれい線(頬の内側)を、上から下へ撫でるように押していきます。今度は左側のほうれい線を、同じように押していきます。この左右の動作を3回繰り返します。
舌を回す
歯の外側に舌を這わせるようにして、舌をゆっくりと時計回りに回します。最初は5回程度でOKで、慣れてきたら10回くらい回しましょう。今度は反対に、反時計回りに5回~10回程度回します。
口角を鍛えるエクササイズ
コンビニ等でも付いてくる「割り箸」を使って、口の横にある「口角」周辺の筋肉と「頬」の筋肉を引き締めます。
割り箸一膳(割らない状態)を唇でくわえます。歯で噛んだり、強くくわえる必要はありません。落ちない程度でOKです。
口をイの形に
割り箸を落とさないように、口を「イ」の形にして、ゆっくりと10秒を数えます。
そのまま「笑顔」に
そのまま口角を少し上げて、笑顔を作り、ゆっくりと5秒を数えます。割り箸を口から離し、静かに表情を元に戻します。
エクササイズは「やりすぎ」NG!
今回ご紹介したエクササイズは、いずれも「1日1回」でOKです。
顔の表情筋は普段意図的に使われることがほとんど無いため、1日1回・3分もかけないエクササイズでも、続けていけば早めに効果が現れてきます。
「早く効果を出したいから!」と、何度もエクササイズを繰り返したり、耐える時間を伸ばして負荷を上げるのは厳禁です。
エクササイズやマッサージは、やりすぎると却って肌の皮膚に負担をかけ、別の箇所のシワ等ができやすくなってしまいます。
「マイペースに少しずつ」を意識してみましょう。
むくみ対策に!1分でもできる「顔ツボマッサージ」
ほうれい線の元ともなる「むくみ」の対策としては、ツボマッサージがおすすめです。血行不良やリンパの滞りで溜まってしまった水分や老廃物をスッキリ流していきましょう。
「地倉」で口元スッキリ!
「地倉(ちそう)」は口元周辺及び顔全体の血行のツボです。ほうれい線対策になるだけでなく、顔の血色改善・くすみ改善等の効果もあると考えられています。
口の横が「地倉」
両手の中指で口角に手を当て、外に向かって平行に動かしていきます。上の図の赤い点のように、ほうれい線とぶつかる場所が「地倉」です。
気持ちいいと感じる強さでOK
地倉をゆっくりと中指で押します。無理に強く押す必要はありません。「押されているな」「気持ちが良いな」と感じられる程度の強さで十分です。静かに4~5秒押したら静かに離します。これを5回ほど繰り返します。
「巨りょう」で頬スッキリ!
「巨りょう(こりょう)」は頬上部の筋肉の気の流れが溜まる場所です。このツボを押すことで頬全体の血行改善に繋がり、むくみをスッキリとさせていきます。
またかみ合わせ等による顔の疲れ、表情筋のこわばり(筋肉疲労・凝り)の改善等にも用いられるツボです。
「巨りょう(こりょう)」は両頬の中央あたり
小鼻の横に両手の中指を起き、両手を外に向かって平行に動かしていきます。自分の黒目の真下にまで持ってくると、ちょうど頬骨の下側、両頬の中央あたりになります。ここが「巨りょう」です。(上図の赤い点)
中指でゆっくり押す
両手中指で、ゆっくりとツボを押して4~5秒を数えます。静かに手を離します。これを5回ほど繰り返します。
おわりに~ほうれい線対策が顔全体のエイジングケアに
ほうれい線対策の様々な方法は、ほうれい線部分のみだけでなく、頬全体や目元下等、顔全体の血行も良くしてエイジング対策になってくれます。
いつまでも若々しい「マイナス5才肌」を目指すなら、ほうれい線対策は欠かせないわけですね。
毎日の日常生活に少しだけ気をつけたり、カンタンなエクササイズを続けていけば、現在の肌だけでなく5年先・10年先の肌も変わってきます。
「未来の肌」を大切にするためにも、さっそく今日からほうれい線対策をスタートしてみましょう!
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