インナードライ肌を化粧水で改善!厳選おすすめ11選~原因と保湿成分を解説

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頬杖_女性

「乾燥肌かな?と思うけど、午後になると顔がテカテカ」「肌がベトつくのに、保湿しないとつっぱるような感じもする・・・」

こんな「カサカサ&テカテカ・ベトベト」が気になる肌の人は、もしかしたらインナードライ肌(隠れ乾燥肌)かもしれません。

インナードライ肌とは、肌表面は皮脂が過剰に分泌されてベトつきがちなのに、肌の水分量は低く内側が乾いている肌のこと。「乾燥性脂性肌」とも呼ばれます。

インナードライ肌を改善するには、適切なスキンケアを行うことも大切!

ここではインナードライのチェック法や化粧水選びのポイント、おすすめ化粧水等について詳しく解説していきます。

インナードライ肌改善の第一歩はクレンジング。下記のページで皮脂を取りすぎないおすすめクレンジングを紹介しています。

まだ読んでいない方は、まずこちらからどうぞ。

インナードライ肌の改善は化粧水よりクレンジングから!原因と正しい対策を解説





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インナードライ肌とは?簡単チェックリスト

頬と額を触る

現代の日本人の肌質は平均的にインナードライ(隠れ乾燥肌)に傾きやすいとも言われ、現代女性のうち60%~70%が「隠れ乾燥」になっているとも言われています。

インナードライ肌の判定には本来は専用機器での水分量チェックが必要ですが、ここでは目安としてカンタンなチェック方法をご紹介しましょう。


インナードライの肌傾向

  • 肌が硬いように感じる
  • 肌のキメが整っていない(肌質が粗いと思う)
  • 頬の毛穴が目立つ
  • 鼻・顎などに角栓が詰まりやすい(角栓が目立つ)
  • 洗顔後にすぐに保湿をしないと顔がつっぱる
  • メイクがTゾーンだけでなく頬も崩れやすい
  • あぶらとり紙・ティッシュ等を使うと皮脂がたくさん取れる
  • 冬はカサつき、夏はベタつきを顔全体に感じる

表面のベタつき・皮脂の浮きを顔全体に感じるのに、同時にキメの粗さ・角栓詰まり・角質肥厚を感じる場合には、肌内部が乾燥している可能性大。インナードライ肌である確率が高くなります。


手の甲の肌質でチェック

  • セロハンテープを3~4センチ程度にカットします。
  • 手の甲の中心部に、カットしたセロハンテープを貼ります。
  • 反対側の指で、セロハンテープを軽く抑えて3~5秒待ちます。
  • テープの端を持って、勢いよく剥がします。
  • テープが白っぽくなっているかどうかをチェックします。

テープに移る白っぽいものは、角質層の一部が剥がれたものです。肌表面の細胞が脆くなりバリア機能が低下している人ほど、細胞がテープに移りやすくなります。

肉眼でハッキリと白さがわかるという人の場合、肌機能が低下している可能性大。

前述した肌トラブルに思い当たる部分が多く、なおかつテープでの判定で白さが目立つ人の場合、インナードライに傾いている可能性は高くなります。


インナードライ肌とは?間違ったスキンケアが起こすことも

女性の頬杖

カサカサ肌の「乾燥肌」、皮脂分泌が過剰な「オイリー肌」等の場合、その肌質は先天的な要素(生まれつき)のものであることも多いもの。

でも「インナードライ肌」の場合には、日々の生活環境やスキンケアといった後天的なものが原因であることが多いと言われています。

インナードライ肌になる原因例

  • 過剰な洗顔
  • 強すぎるクレンジング剤・洗顔料の使用
  • 紫外線の浴びすぎ・UV対策の不足
  • 誤ったスキンケア・保湿
  • 乾燥した環境に居る時間の長さ(エアコン等)

中でも大きな要因とされているのが、以下の3つです。


皮脂の取りすぎ

洗顔すすぎ

角質の水分量が減ると、肌は水分の蒸発を防ごうとして多くの皮脂を分泌します。そのためインナードライ肌の肌の表面は、顔全体が常にベタつきます。

この「ベタベタ感」が気になるから・・・ということで、皮脂を取り除くための洗顔・クレンジングを行いすぎてしまいがち。

しかし洗顔やクレンジングで皮脂を過剰に取り除くと、肌はますます皮脂を分泌してしまいます。

皮脂を取れば取るほどベタつき、でも中は乾いていくという悪循環が生まれてしまうわけです。


保湿の不足

化粧水と白衣女性

インナードライ肌の人が洗顔後に保湿をしないでいると、最初に乾燥を感じますが、徐々に肌表面に皮脂が浮いてきます。

そのため「ペタッとしているから、保湿は必要なし」と考えてしまう人も多いようです。

しかし肌の水分量が低下したインナードライ肌が保湿をしないと、水分はどんどん蒸発していくことに。

それを守ろうと更に皮脂が分泌され、インナードライが進行して本格的な乾燥肌になってしまいます。

インナードライ肌を含めた乾燥肌の6タイプを下記のページで解説しています。是非チェックしてみて下さい。

乾燥肌6タイプの特徴を解説!かゆみや赤みの原因とおすすめのスキンケア


油分の与えすぎ

アロマオイルを使う

近年多いと言われているのが、スキンケアによる「油分の与えすぎ」。

油分(オイル)には水分を蒸発するのを防ぐ力はそれなりにありますが、「水分補給」の働きはありません。

「保湿をしなくては」といくらクリーム等をたっぷり塗っても、角質が必要としている水分補給は行われないのです。


インナードライの改善は「水分量UP」

インナードライ肌を改善していくには、肌にたっぷりと水分を与え、肌が水分を保持をしやすくする成分を浸透させる必要があります。

クリーム・美容オイル等に多く含まれる「油分」は、水分ならびに水溶性の成分を弾いてしまうことになりますから、「クリームのみ」「オイルたっぷり」といったスキンケアはNG。

化粧水でしっかりと水分を与えて肌を潤わせ、その後に蒸発を防ぐためのクリーム・オイル等を適量使うのが基本です。


インナードライ肌の化粧水の選び方・4つのポイント

1.インナードライ肌にNGの化粧水成分をチェック

バツの女性

まずチェックしたいのが、インナードライ肌に合わない成分が入っているかどうか?という点です。

他の肌質には良い作用をもたらす成分でも、インナードライ肌には不向きというものもあります。お手持ちの化粧水の成分もチェックしてみてくださいね。


水溶性ビタミンC誘導体(美白化粧水・ニキビ化粧水等)

ノーマル肌~オイリー肌には「肌に良い成分」なのに、インナードライ肌には向いていない・・・

そんな美容成分の代表格が「水溶性ビタミンC誘導体」です。

「ビタミンC誘導体」は肌に入り込むことでビタミンCの働きを発揮し、シミの元になるメラニン色素を作る酵素・「チロシナーゼ」の働きを抑える作用を持つ成分です。

またコラーゲンやヒアルロン酸の生成を助ける働きも持つため、以下のような化粧水によく配合されています。

  • 美白化粧水(ホワイトニング化粧水等)
  • ニキビ対策用化粧水
  • アンチエイジング化粧水
  • イオン導入用化粧水

ビタミンC誘導体は乾燥しやすい

「シミやハリに良いのに、なんでダメなの?」と思われる方も多いことでしょう。

しかし化粧水に使われる水溶性ビタミンC誘導体の多くは、皮脂の吸収作用がかなり強いのです。

インナードライ肌の場合、水分を保護するために必要な皮脂までもが吸い取られてしまい、肌内部の乾燥が促進してしまう恐れがあります。

避けたい水溶性ビタミンCの例

  • リン酸アスコルビルNa(APS)
  • リン酸アスコルビルMg(APM)
  • イソステアリルアスコルビルリン酸2Na 等

ビタミンCが肌に良いと言われる理由を、下記のページで解説しています。あわせて参考にしてみて下さい。

ビタミンCのウソホント!誤解しやすいポイントと本当の効果とは


美白対策はクリーム等で

「インナードライ肌だけど美白したい」という場合には、乾燥作用が比較的穏やかな油溶性ビタミンC誘導体(脂溶性ビタミンC誘導体)が配合された美容液・クリーム等でケアをした方が無難。

どうしても化粧水・導入化粧水等でのケアをしたい場合には、水にも油にも溶け比較的乾燥しにくい両性ビタミンC誘導体である「APIS」や「APPS(アプレシエ)」が配合された製品を使った方が良いでしょう。


APIS配合の化粧水
シーボディ プラチナVCローション

プラチナVCローション

すばやく浸透・すばやく働く「APIS」
これまでのビタミンC誘導体の100倍もの浸透力といわれる最新型のAPPS、それをさらに進化させて安定性を高めたのが「APIS(イソステアリルアスコルビルリン酸2Na)」配合の化粧水です。

ビタミンC誘導体はビタミンCに変換されて初めて効果を発揮しますが、その変換に必要な酵素が「APPS」が2つです。それに対して「APIS」は1つだけ、つまりすばやく浸透してすばやく働くのがAPISです。

他にもプラチナナノコロイド、新安定型ハイドロキノン、植物エキスコンプレックスを配合し、肌がトラブルを起こす前に整えてくれます。

  • 価格:4,180円税込
  • 内容量:100mL(約1ヵ月分)
  • メーカー:シーボディ

1週間使えるトライアルセット
プラチナVCローション

自分の肌に合うかチェックしたい方にはセラムやミルク、さらに次回本品購入に使える20%OFFクーポン付きで、1,980円(税込・送料無料)からお試しできます。

美白成分の詳しい解説や肌状態に合わせた美白ケアなど、シミ対策については下記のページを是非参考にしてみて下さい。

シミの無い白い肌へ!徹底美白したい人のための化粧品・食事・サプリとは?


ひどいインナードライ肌は美白より保湿優先

ただし基礎化粧品による美白作用は、肌水分量が正常な状態の方が働きやすいと言われています。

現在インナードライの症状がかなり重いという場合には、美白よりも保湿をまず優先させることをおすすめします。


おすすめ保湿化粧水
コラージュビーケーエイジ BK化粧水R(しっとり)

コラージュ_bk化粧水

40年の敏感肌研究!筋金入りの乾燥肌へ
コラージュシリーズでおなじみ持田製薬がつくった、エイジングによる乾燥性敏感肌のためのスキンケアラインです。

インナードライ肌の保湿に必要なセラミド・コラーゲン・ヒアルロン酸の3つをしっかり配合してあります。

さらに抗炎症成分「トラネキサム酸」が、ヒリつきや赤みを抑えてくれるので、みずみずしく刺激に負けない肌へと導いていきます。

肌荒れがさらなる肌荒れを呼ぶ「肌荒れスパイラル」を断ち切る一役となってくれるでしょう。

  • 内容量:120ml
  • メーカー:持田製薬

アルコール(エタノール)

エタノール(エチルアルコール)は主に防腐剤の目的のために化粧水に配合されます。

また水に溶けにくい成分を化粧水の中に安定して溶け込ませるために、溶剤として使われることも多いです。

エタノール自体は医療行為等でも消毒・殺菌等のために使われるものであり、毒性がある成分ではありません。

しかし肌のバリア機能が弱まっている場合、アルコール成分が刺激となり、肌に以下のような炎症を起こしてしまうことがあります。

  • 赤く腫れる
  • ピリピリする
  • 痒みが出る
  • 乾燥する

肌の水分量が落ちているインナードライ肌の場合、肌のバリア機能は低下している状態。刺激となるアルコール(エタノール)は避けた方が無難です。

アルコールフリー(エタノールフリー)と明記されている製品を選びましょう。


メントール(さっぱり化粧水・メンズ化粧水・涼感化粧水等)

ペパーミント

メントールというと「ハッカ・ミントのことでは?」と思う人も多いはず。

しかし実際にはメントールには、天然のハッカやミントから抽出される「l-メントール」と、チモール還元という化学合成によって作られる「合成l-メントール」があります。

いずれも触れた時に涼感が得られる、肌がサッパリした気分になる、抗菌作用があるといったことから、以下のような化粧水に配合されることが多いです。

避けたいメントール系化粧水

  • メンズ向け化粧水
  • ニキビ対策用化粧水
  • 涼感化粧水(さっぱり化粧水、夏用化粧水等) 等

メントール入りはアルコール配合の可能性が高い

しかしメントール成分は「水に溶けにくい」という特徴を持つため、化粧水等に配合される場合にはエチルアルコール(エタノール)等の溶剤に溶かし込むことが必要です。

またミントの持つ冷感を感じる神経の刺激作用が、肌への刺激となってしまうことも。

成分表示を確認し、メントール配合・ミントの香り配合等の化粧水は避けた方が無難です。


ミネラルオイル・天然油脂(オイルイン化粧水)

オリーブオイル

「一本でしっとり」「保湿に強い!」と謳う化粧水の中には、オイル成分が配合されているもの(オイルイン化粧水)もあります。

配合されているオイル成分は製品によって異なりますが、以下のようなものが多いです。

  • オリーブオイル
  • スクワランオイル
  • ホホバオイル
  • 馬油
  • 米ぬかオイル
  • アルガンオイル
  • 柚子種子オイル
  • ローズヒップオイル
  • ミネラルオイル 等

化粧水の浸透がうまくいかない

これらのうち、天然成分であるオリーブオイル等は特に「肌に悪いもの」というわけではありません。

しかし油分自体に「水を弾く」という作用があるため、化粧水に配合されていると「水分と水溶性成分が肌に浸透せず、肌表面に留まる」ということになりがちです。

使用した直後にはオイル成分で肌がしっとりとしますが、肌内部が潤わない・・・ということになります。

化粧品に使われるオイルの特徴を、クレンジングオイルを例にわかりやすく解説したページがこちらです。ぜひご覧下さい。

肌質で選ぶクレンジングオイルのおすすめ9選!自分にピッタリのオイル探し


水分補給は通常の化粧水で

水分量バランスが取れているノーマル肌等であれば、オイルイン化粧水も「手軽なスキンケア」として使えるでしょう。

しかし肌の奥に水分を届けたいインナードライ肌のスキンケアの場合、上記のようなオイル成分を配合した化粧水は不向き。オイル類の使用は化粧水でたっぷりと水分補給をした後に、クリーム・美容オイル等のステップで行いましょう。


2.インナードライ肌におすすめの化粧水成分をチェック

オーケーの女性

インナードライ肌を改善するには、肌内部の水分を補う保湿成分の配合が重要になります。


アミノ酸(NMF、PCA等)

アミノ酸とは、肌の元となる「タンパク質」を構成している成分のことを指します。私達の肌細胞が元々持っている成分なので馴染みが良く、刺激も少ない保湿成分の代表格です。


NMF(天然保湿因子)

NMFとは「Natural Moisturizing Factor」の略称です。外気の水分をキャッチすると共に、体内の水分も吸収し、肌細胞を潤す働きを持っています。

体内のNMFの数はエイジングや生活習慣等によっても減るため、肌水分量が落ちている人はNMFを外側からも積極的に補うことが良いと言われています。

NMF(天然保湿因子)の例

  • セリン
  • トレオニン
  • アスパラギン
  • プロリン 等

PCA(ピロリドンカルボン酸)

アミノ酸が代謝し、変化してできた「アミノ酸代謝物」の一種です。外気から水分を吸収する吸湿効果が強く、肌の潤いを自然にキープしてくれます。


アミノ酸とPCAの両方を配合
デルメッド プレミアム ローション

デルメッド_ローション

化粧品成分開発のプロがつくる高品質コスメ
開発した有用成分はなんと100種類以上!50年以上もの歴史を持つ、成分開発メーカー三省製薬の化粧水です。

セリンやプロリン、PCAのアミノ酸はもちろん、高保湿のディープモイストコラーゲンにヒアルロン酸など、インナードライ肌に必要な成分がたっぷりと配合されています。

「美白」というくくりですが、紫外線の影響はシミ以外にも及ぶということで、角質層をうるおすための保湿成分も重視したつくりになっています。

  • 価格:7,700円税込
  • 内容量:200mL
  • メーカー:三省製薬


ヒアルロン酸

わずか1gで6リットル以上の水分を溜め込んでおける、非常に強い保水力を持つ保湿成分です。

元々人体の中にもヒアルロン酸はあり、細胞の弾力繊維・膠原線維を埋めて肌のハリを保つ役割も果たしています。

アミノ酸同様、体内に存在する成分であることから肌馴染みや安全性が高く、多くの保湿系化粧水に配合されています。

ヒアルロン酸の種類

  • ヒアルロン酸(ヒアルロン酸Na)
  • 加水分解ヒアルロン酸(低分子ヒアルロン酸)
  • アセチルヒアルロン酸(スーパーヒアルロン酸、スーパーヒアルロン酸Na)

おすすめは「加水分解ヒアルロン酸」「アセチルヒアルロン酸」

このうちインナードライ肌さんにおすすめなのは、「加水分解ヒアルロン酸」と「アセチルヒアルロン酸」です。

通常のヒアルロン酸は分子が大きい+粘度が高いという特徴があります。「肌表面の水分を保護する」という力は強いのですが、肌内部には浸透しにくいのです。

その点、加水分解ヒアルロン酸・アセチルヒアルロン酸は分子量をさらに小さくしているため、角質層の奥にまで浸透して水分を保持させられます。

肌内部の乾燥が激しいインナードライ肌の場合、浸透率の良いヒアルロン酸の方が向いているというわけですね。


コラーゲン

コラーゲンとは皮膚を構成するタンパク質のことで、真皮・表皮の元とも言える物質です。水分を蓄え保護する力があるため、保湿成分としても使用されます。

原料によって、豚や馬等から抽出される動物性コラーゲン(アニマルコラーゲン)と、魚介類等から抽出される海洋性コラーゲン(マリンコラーゲン)に分類されます。

またコラーゲンにもヒアルロン酸と同様に、分子量の大きさの違いがあります。

高分子コラーゲンは肌外側の保湿に使われ、分子の小さいコラーゲンには肌の角質層への浸透を目的にして使われることが多いです。

低分子コラーゲンの種類

  • 加水分解コラーゲン
  • ナノコラーゲン
  • コラーゲンペプチド 等

低分子コラーゲン製品では全成分をチェック

肌の奥に水分を届けたいインナードライ肌の化粧水選びでは、分子量の小さいコラーゲンの方が向いていると言えるでしょう。

ただしコラーゲンやヒアルロン酸等の低分子成分が配合されている場合、刺激の強い成分が同時に配合されていると、刺激物までもが肌に浸透されてしまうことがあります。

低分子成分を配合した製品の場合、全成分をよくチェックすることが大切です。


加水分解コラーゲン配合の化粧水
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アテニア_ドレスリフト化粧水

「ハリ形成」の濃密化粧水
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乾燥小ジワやキメの粗さ・夕方のくすみを、ふっくらとしたハリで対抗しようというコンセプトです。

他にも独自原料「サーチュライザー6S」等を配合して浸透力と密着力を高め、乾燥小じわを目立たなくする効能評価試験済みです。

ほどよいとろみで、乾いた肌をもっちりと潤すのに、肌表面はぷるぷるとしていてベタつかない仕上がりです。

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  • 内容量:150mL
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セラミド

角層

「セラミド」とは肌細胞間脂質の一種で、皮膚の表面にある角質層に存在します。

角質層はレンガのように連なった肌細胞が重なっていて、その隙間を埋める役割をセラミドが果たしています。

元々肌にあった細胞間脂質が減少していることによって、インナードライ肌が起こっていることもあるんです。

外側からセラミドを補うことで細胞の隙間をしっかりと埋めれば、水分や保水成分が肌から逃げていくことを防げます。

セラミドの種類

  • 天然セラミド(動物性セラミド)
  • ヒト型セラミド(バイオセラミド)
  • 植物性セラミド
  • 人工セラミド 等

ヒト型セラミドがおすすめ

このうち保水力が比較的あり、なおかつ刺激が弱い成分としては「ヒト型セラミド」(セラミド1、セラミド2、セラミドNP、セラミドAP)が挙げられます。

動物性セラミドは保水力はあるのですが、肌質によっては刺激が強いことも。セラミド配合製品を選ぶのであれば、ヒト型セラミド配合のものが良いでしょう。


他の保湿成分も配合されているものがベスト

なおヒト型セラミドは原則として脂溶性であるため、化粧水にはあまり高い率での配合はできません

セラミドのみ配合の製品ではなく、ヒアルロン酸やアミノ酸・リピジュア等にセラミドも加えているといった配合の製品を選んだ方が安心です。


リピジュア(R)

「ヒアルロン酸の約200%」という非常に強い保湿力を持つ新型の保水成分です。水に触れても洗い流されにくく、保水力を長時間キープできるという点も特徴となっています。

最先端医療にも用いられるほどの注目成分で、水分量が大きく落ちている人にはリピジュア(R)が合いやすいとも言われています。

しかし新型特許成分であることから、成分そのものの原料価格がかなり高いです。そのためリピジュア(R)を高配合した製品の場合、価格帯が高額になりやすいという傾向を持っています。

リピジュアだけでなく、セラミドやヒアルロン酸も配合してあり、保湿に特化した成分になっています。


3.化粧水のテクスチャーにも注目

化粧水1滴

使用する化粧水のテクスチャーについては、使用感の好み等もあるため一概に「これが絶対に良い」とは言えません。

しかしインナードライ肌のケアの場合、あまりにも粘度の強いもの(とろみが付きすぎているもの)は合わない可能性が高くなります。


とろみ化粧水は表面のみの保湿になりがち

粘度が高い(とろみが強い)化粧水は一見すると保湿力が強そうに見えますが、その役割の基本は「肌表面に留まり、表面の水分を保護する」というもの。

トロッとしていますから、肌の奥に入るのは苦手です。

反対にサラリとした水っぽいテクスチャーは、毛穴の奥・角質のキメの奥にまで入り込み、成分を浸透させることができます。

インナードライ肌の場合、「サラリとした化粧水で水分補給→表面の水分保護は乳液・美容液で」というステップを踏んだ方が、肌の奥への水分補給がしやすいと考えられています。

製品選びで悩んだ時にはテスターを使ってみて、テクスチャーを確認してみても良いでしょう。


4.化粧水はたっぷり使える価格帯?

500円玉

化粧水の1回の使用量は、平均5ml前後とされています。液体で5mlというと、手のひらに出した時に、500円玉よりも大きな円を描く程度です。

化粧品企業のモニターテストによれば、実に72%の女性が「適量よりも1回の使用量が少ない(5ml推奨の場合に3ml前後)」という状態であったことが判明しています。

いくら良い成分が配合された化粧水でも、ケチケチ使っていては水分補給の意味がありません。

手のひら・コットン等に吸収されてしまう分も考えると、1回の使用量はできるだけたっぷり目であることが理想的です。

美容にかけられるコストによって製品価格帯の上限は変わってきますが、「無理せず使い続けられる」「ケチらずたっぷり使える」という価格帯の製品を選びましょう。


インナードライ肌におすすめの化粧水

ETVOS アルティモイストローションPR

アルティモイストローション

植物の力を採用し皮膚科学に基づいた製品開発で人気の「ETVOS」の保湿化粧水。肌本来の保湿力をあげようというコンセプト

皮膚科学に基づいた製品開発のエトヴォス

「ナイアシンアミド」と5種の「ヒト型セラミド」配合で角層までうるおい、肌を整えます。また、水なす由来の美容水分と2種類のヒアルロン酸で肌の水分を逃しにくくします。

ジャガイモデンプンから作られるリン酸化オリゴ糖カルシウム(POs-Ca(R)・ホスホリルオリゴ糖Ca)も配合しています。

同成分は食品や歯磨き粉等にも使われるほど安全性が高く、また表皮成分の分化を促進させ、バリア機能を高める働きも持っています。 肌本来が持つセラミドの形成力を高めてくれることが期待できます。

  • 価格:通常4,180円税込
  • 内容量:120mL
  • メーカー:エトヴォス(ETVOS)

2週間の究極の保湿体験「アルティモイスト トライアルキット」
アルティモイスト_トライアルキット

アルティモイストライン(化粧水・美容・クリーム)のセットが洗顔フォーム付で2週間試せます。ローションとともにセラム(美容液)を使うことでよりうるおい肌を実感できます。

アルティモイストセラム(美容液)にはローションと同様にナイアシンアミドと5種類のヒト型セラミドをバランスよく配合、さらっとなじむテクスチャーなのでメイク前のお手入れにもピッタリです。



ヒフミド エッセンスローション

ヒフミドローション


日焼け止めベースまで、全ラインにおいて「ヒト型セラミド」を配合し、セラミドケアに特化したスキンケアシリーズのヒフミドです。

通常のケアでは乾燥が知らぬ間に乾燥が進んでしまうインナードライ肌におすすめの優秀品です。

ヒト型セラミドを3種も配合

ヒト型セラミドを3種類(セラミド1、セラミド2、セラミド3)を配合しているのが大きな特徴の化粧水。

更に保水性の強いリピジュア(R)(ポリクオタニウム-51、ポリクオタニウム-61)を加えてあり、肌の内側を潤す成分配合となっています。

セラミド+リピジュアという配合なので、テクスチャーは粘度が低く、かなりサラリとしています。

粘性のあるアルギン酸Naが入っているので「シャバシャバ」ではありませんが、つけた直後はやや頼りないくらいにサラッとしていて、後からしっとりというタイプですね。

ライン使い推奨の配合

抗炎症成分であるカンゾウ葉エキス等も配合されています。刺激の緩和・肌トラブルの抑制といった働きがあり、肌を穏やかに整えてくれるでしょう。

また香料等が配合されていないのも、製薬会社製品らしいですね。

ただシリーズ使いを想定した成分配合と考えられるため、「化粧水一本」というよりも「化粧水+シリーズのクリーム」といった使い方をした方が、より保湿効果は高まると考えられます。

通販限定なのでまずはおためしから

通常製品は120ml(使用目安1ヶ月~1ヶ月半)で「ちょっと少ないな」という印象。

しかし最近では大容量タイプ(180ml・定期購入で4,730円税込)も販売されるようになりました。

大容量タイプだと2ヶ月前後使える容量なので、コストはやや抑えられます。

通販限定で現物確認ができないのが難点ですが、初めての方は、割安の「お試し」からスタートしてみると良いのではないでしょうか。

  • 価格:通常3,300円税込
  • 内容量:120mL
  • メーカー:小林製薬

やってはいけないインナードライ肌のスキンケア

洗顔後に何もつけず放置

顔拭く女性

洗顔後にタオルで水気を拭いた後に放置をすると、肌表面の水分が気化を始めます。放置していると肌表面だけでなく内部の水分もどんどん奪い取られてしまうため、肌の内部乾燥も促進されることに。

肌の水気を取ったら、できるだけ早く化粧水を付けることが大切です。

美容のためのスキンケアでは「タオルで柔らかく水を取った後、1分以内」に化粧水での保湿をスタートすることが理想的とされています。


パッティング

拭き取る女性

「パッティング」とは、コットンもしくは手のひらで顔を軽く叩く行為を指します。

かつては化粧水を入れ込むために、肌を軽くピタピタと叩くようにしてパッティングをすることが推奨されてきました。

しかし現在では顔の皮膚の薄さ・皮膚細胞の脆さ等から、パッティングは皮膚を傷める行為(シミやシワ・たるみの原因)であるとして推奨されなくなっています。

特にインナードライ肌のように水分量が落ちている肌の場合には、余分な刺激をできるだけ避けることが大切です。叩くのではなく柔らかく抑えるように化粧水を付けていきましょう。


大量の化粧水を一気につける

「水分をたっぷり与えたいから」と、多量の化粧水を一気に付けるのはNG。角質層が一度に吸い込める水分の量には限りがあります。

一度に多くの化粧水を付けても肌表面が濡れて、その後に蒸発するだけになってしまいます。

肌をしっかり潤わせたい場合には、適量を1回丁寧に肌に付けて浸透をさせ、時間を置いてから再度重ね付けをしましょう。

特に乾燥が気になる部分・化粧崩れが気になる部分には丁寧に重ね付けをしてあげると良いですよ。

メイク崩れを防ぐポイントは下記のページでより詳しく解説しています。原因やちょっとしたコツを知って、賢く化粧崩れを防ぎましょう。

今日からできる化粧崩れ防止テク!ヨレない・テカらないためのコツを徹底解説


化粧水だけで終らせる

いくら保湿力が強い化粧水でも、「水」をベースとした化粧水だけでは水分蒸発を防ぎきれません。水分の蒸発保護をするためには、その後に乳液・クリーム等で軽くフタをしてあげることが必要です。

  • 朝の洗顔後:化粧水→乳液(必要な場合は美容液)→メイク・日焼け止め等
  • 夜の洗顔後:化粧水→乳液(必要な場合は美容液)→美容クリーム

なお肌乾燥が気になる場合には、乳液・クリームの使用量を増やすのではなく「化粧水」の使用量・使用回数を増やすようにしましょう。


化粧水直後に美容液・乳液を塗る

頬にクリーム

「化粧水を付けたから、次は乳液・・・」この方法は実はあまり良くありません。化粧水が肌にしっかりと浸透されるまでには、ある程度時間がかかります。

肌表面に化粧水が残った状態で乳液・クリームを塗ると、化粧水と油分が混じり合い、本来の成分の浸透がきちんと行われなくなってしまうのです。

化粧水後のスキンケアの次のステップまでには、できれば5分~7分程度は間を空けるのが理想的。

「時間が無い」という場合でも、最短2分は間を空けたいところです。

洗顔をしたらすぐに化粧水を付けて、他の何かの作業をしてから乳液にとりかかる・・・というように、スキンケアを段階に分けて行うようにすると、それぞれの製品の浸透度が高まります。



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おわりに~インナードライ改善は長い目で

遠くを見る女性

インナードライ肌は、長年の生活習慣やスキンケア等の蓄積によって生まれることが多いと言われています。

そのためインナードライを改善するには1~2週間といった短期的な対策ではなく、長期的に対策を取っていくことが大切です。

毎日使う化粧水とその使い方をしっかりと見直していけば、肌バランスが整っていくことを実感できるはず。

早速今日から化粧水ケアを見直して、美肌への一歩をスタートさせましょう!

これまで紹介したインナードライの原因を下記のページでさらに詳しく解説しています。

インナードライ肌をより深く理解したい方は、こちらのページもあわせてご覧下さい。

インナードライ肌になりやすい6つの原因と対策~改善は洗顔や食べ物で





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