医療脱毛とは?レーザー脱毛のしくみや必要な回数と費用を解説~フラッシュ脱毛との違いも

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開放される女性

医療脱毛は、医療用のレーザーを使ってムダ毛を処理する脱毛方法です。

2度とムダ毛が生えない永久脱毛として人気があり、フラッシュ脱毛から医療脱毛に乗りかえる人も多くいます。

しかし、医療脱毛の効果が高いと知っていても、痛みの度合い・かかる費用や回数・効果などがに不安があり、医療脱毛をためらっている人もいるのではないでしょうか?

このページでは医療レーザーのしくみ・脱毛にかかる費用と回数・痛みのレベル、という3つの疑問から医療脱毛をわかりやすく解説しています。

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医療脱毛とはどんな脱毛方法?

医療脱毛

「医療脱毛」とは、医療用の脱毛に適した特殊なレーザー光を肌に照射し、毛根の組織を破壊して新しい毛を生やさないようにする脱毛法です。

よく比較されるものにエステの「フラッシュ脱毛」がありますが、フラッシュ脱毛の光とレーザー光は性質や出力が全く違う別物です。


医療脱毛は毛乳頭や毛母細胞を破壊する

毛根しくみ_イラスト

毛の1本1本には皮膚の中に隠れた毛根があり、その毛根の末端の丸っこい部分(毛球)の中に毛母細胞と毛乳頭があります。

毛乳頭には血管や神経が集まっており、発毛の指令を出したり、栄養を送ったりします。

その栄養を受け取るのが毛母細胞(イラスト水色の点)です。

栄養をもらった毛母細胞はどんどん細胞分裂を繰り返して、細胞を堅くさせながら上へ上へと押し上げていきます。

そうして押し上げられた細胞が皮膚表面に出てきたのが「毛髪」となります。

いくら毛を抜いても、また新たな毛が生えるのは毛乳頭や毛母細胞の働きによるものです。

医療脱毛ではレーザーの高いエネルギーをこれらの組織に与えて壊すことで、毛を再生させないようにしているのです。


医療脱毛は「永久脱毛」

永久脱毛とは、アメリカの「米国電気脱毛協会」によって次のような定義がなされています。

「最終脱毛から1ヵ月後の毛の再生率が、20%以下である脱毛法であること」

医療レーザー脱毛は永久脱毛と言われますが、再び毛が生えてくる可能性はゼロではないのですね。

しかし医療レーザー脱毛の歴史はまだ浅く、「永久」と呼べるほどのデータがないためにこのような定義にせざるを得ないのです。

つまり、医療レーザーで脱毛した場合はほぼ永久に近い結果が得られるということなのです。

日本にはこのような永久脱毛の定義がないので、「永久脱毛」という場合にはほとんどがこのアメリカでの定義を指します。

医療レーザーは本当に安全?~フラッシュ脱毛との違い

医療とサロン違い_イラスト

医療脱毛は毛根の発毛組織にダメージを与える、と解説しました。

高いエネルギーを持つレーザーが、皮膚を傷つけずに毛髪だけにダメージを与えられるのはなぜでしょうか?


医療脱毛のレーザーは黒色だけに反応する

レーザー光にはもともと特定の色や物質に反応する性質があります。

医療脱毛ではその性質の中で、黒色だけに反応するレーザーを使っているのです。

医療脱毛用レーザーを照射すると毛が持つ黒いメラニンにだけ熱が集まるので、周辺の皮膚や組織にはダメージを与えることはありません

よって、肌に影響を与えずに安全に脱毛ができるのです。


脱毛サロンのフラッシュ脱毛とは何が違う?

フラッシュ脱毛と医療脱毛はどちらも光を照射して脱毛する方法なので、ほとんど同じもの思われることもありますが、実は全く違う脱毛方法です。


光の種類が違う

サロン脱毛では、キセノンランプから出る「フラッシュライト」と呼ばれる光を使います。

キセノンランプはカメラのフラッシュにも使われる、ごくごく一般的な光で自然光に近い特徴を持ちます。


光の性質が違う

光には長さがあり、それを「波長」と言います。

フラッシュライトには長い波長・短い波長といういろいろな波長が混ざり、さらに四方八方に分散して広がっていきます。

それぞれの波長が打ち消し合ったり、あちこちに進んだりするので強力なエネルギーを持つことができません。

一方レーザーには特定の波長があります。

強い直進性(まっすぐに進む性質)があり、光源から1mでも100mでも伝わるエネルギーがほぼ変わらないという特徴があります。

つまり、レーザーなら肌の深部にあるムダ毛にも十分ダメージを与えることができるのです。

さらに光を1点に集める力が非常に強いので、毛根という1部分に短時間で圧倒的な熱ダメージを与えることができます。

これらのレーザーが持つ性質が、医療脱毛の効果が高いと言われる理由です。

特徴 医療レーザー フラッシュライト
光源 レーザー発振器 キセノンランプ
波長 単一で強力 バラバラで弱い
直進性 強い 弱い
ムダ毛に対する効果 メラニンへの吸収が強い
深い部位まで強いエネルギーが届く
メラニン色素に熱を集中させられる
メラニンへの吸収が弱い
深くなるほど光が届かない
性質上、強力な光ではない

医療脱毛のメリットとクリニックの選び方

近場にコスパのいい脱毛サロンがあるのに、価格が高く通うのも大変な医療脱毛にする、そんなメリットはあるのでしょうか?


脱毛効果の違いは歴然

上記のレーザーとフラッシュ脱毛の光との違いでも解説した通り、医療レーザーはフラッシュの光とは全く違うもので、持っているエネルギーの強さや光の到達度はまるで違います。

特に毛量が多いく密集している部位・濃く剛毛である、という場合では脱毛効果の差がハッキリ現れるでしょう。

全身脱毛でツルツルになりたい方、脱毛完了までをできる限り早くしたい、ムダ毛が密集する部位が多いという方は、医療脱毛をおすすめします。


脱毛料金がハッキリとわかりやすい

医療脱毛のクリニックは「病院」のため、脱毛は診療のひとつです。

部位ごとの明確な料金を公式サイト上でも見ることができるのが、脱毛サロンと違うポイントです。

一部の脱毛サロンのように、お得な料金や情報のみを少し紹介し残りはカウンセリングで伝えるということはぼぼないので、カウンセリングに足を運ばなくてもある程度クリニック情報を知ることができます。

医療脱毛にかかる料金はこの後の章で詳しく解説しますので、是非そちらをチェックしてみて下さい。


トラブルの時は即時対応

肌荒れ

医療脱毛のメリットは、脱毛効果の高さだけではありません。

医師免許を持ったスタッフが医療機関において施術するので、万が一ヤケドなどのトラブルが起きてもすぐに対応してもらえるという安心感があります。

万が一ヤケドなどをした場合はじんわりと熱が広がっていくので、1秒でも早くこれを食い止めねばなりません。

脱毛サロンにも医療機関と提携しているところはありますが、それはあくまで「提携」です。

実際にトラブルが起きた際は、提携の病院に自分で行き、自分で症状を伝える必要があり、ヤケドなどが起きても応急処置のみでその場の治療等はできません。

トラブル回避の第一歩

医療脱毛クリニックではまず施術前のカウンセリングがあります。肌へのダメージやレーザーについてなど疑問点は全て相談しましょう。

万が一、患者が抱く不安を軽く扱うような医師であれば、残念ながら施術においても信用できるとはいい難いです。そのまま施術を受けてもなんらかのトラブルの起きる可能性が高いので、そのクリニックは避けたほうが良いでしょう。

自分に合うクリニックの選び方

外レーザー_クリニック

医療脱毛も脱毛サロン同様、多数のクリニックがある上に口コミ等の情報も多いため、どこを選べば良いのか分からないですよね。

そんな時に役立つクリニックの比較ポイントを紹介します。


公式ホームページはわかりやすいか

クリニックを知る1番手っ取り早い方法は、そのクリニックの公式サイトを見ることです。

料金や診療項目が書いてあるのはもちろんですが、

  • 自分が探している情報に行きやすいか
  • 脱毛知識や使っている脱毛機の解説があるか
  • 初診料や薬代等、脱毛費用以外のことも記載があるか
  • 支払い方法はどのぐらい詳しく書かれているか

これらの情報を詳しく書いてくれているところは、信用のおけるクリニックです。

また公式サイトを詳しく見ておくと、カウンセリングに行った時に「サイトにあったことと違うな」という点にすぐ気づけるというメリットもありますよ。


スタッフの態度をチェック

ある程度行きたいクリニックが決まると、電話でカウンセリング予約したり、実際に院に行くという流れになります。

ここで見ておきたいのがスタッフの対応です。

丁寧な施術を心がけている医師のいるクリニックは、電話や受付にその姿勢が出ます。

脱毛を受けることに対する不安な気持ちをきちんと受け止め、こちらが安心できるような態度で接してくれるところなら、まず大きく外れる心配はないでしょう。

もちろん、施術を受けるこちら側にも良識ある態度は重要です。


医療脱毛のデメリットも伝えてくれる

カウンセリングの際に、きちんとレーザー脱毛のデメリットについて話してくれるところは良心的です。

レーザー自体にメリット・デメリットがあるにもかかわらず、良いことばかりをアピールするクリニックはすこし考えものです。

ただし、下記のようなパターンではその場の契約を見送ったほうがいいでしょう。


勧誘があまりにしつこすぎる

また、カウンセリングや施術では化粧品や希望する部位以外の脱毛を勧められたりすることがあるでしょう。

相手もボランティアではないですから、1度や2度度勧められただけで「悪いクリニック」と決めつけるのは早すぎです。

  • 何度も断っているのに勧誘を続ける
  • 断った途端、態度が豹変する
  • こちらの質問には答えずに勧誘を優先する

責任感のある医師は、まず患者さんの気持ちや肌の状態を優先させるものです。

レーザー脱毛の痛みや料金、ヤケドのリスクなどもきちんと説明してくれるところ、なにより自分が安心感を持てるクリニックに脱毛を任せましょう。


患者さんの数が安定している

いくら接し方が丁寧でも、肝心の腕がついてこない医師も少数ながら存在します。

いつ行っても待合室がガラガラなところや周りの評判がいまいちなところは、念のため避けたほうが良いでしょう。

また、人気のあるクリニックはそれだけの実績を持っています。

予約が取りづらいという問題は出てきますが、レーザー脱毛はそれなりのリスクを伴う脱毛法なので、腕の確かな医師にお願いするようにしましょう。


医療レーザー脱毛の費用~料金は明確

お金

医療レーザー脱毛を扱うクリニックの公式サイト等では、脱毛サロンと違ってどのサイトにも明確な料金が提示されています。

フラッシュ脱毛を扱う一部の脱毛サロンのように、お得な料金だけを表記しその他の料金はカウンセリングで伝える、ということがありません。

ハッキリとわかりやすい料金表示があることは医療脱毛のメリットでもあります。


医療脱毛の料金相場

医療脱毛は決して安くなく、仮に全身の施術を受けるとなれば数十万ほどかかるため、かなりの出費となります。

しかし、過去に比べれば医療脱毛もかなり安くなっていて、ワキやVIOなど部位を絞るならフラッシュ脱毛とさほど変わりない価格で脱毛できることもあります。

1度毛が抜けてしまえば面倒な自己処理はなくなります。

脱毛に使っていた時間を有効に使える、カミソリや電気シェーバーなどの費用かからなくなり、長い目で見れば支払っただけのメリットは十分あります。


クリニックごとにかなりばらつきがある

医療脱毛は医療行為ではありますが、「自由診療」と言ってクリニック側で自由に料金を決めることができます。

また治療ではないので保険は適用されません

同じ施術でも、例えば全身脱毛となれば数十万の差が出る場合もあります。

では、各部位の平均的な施術料金を見ていきましょう。


全身脱毛

医療脱毛で全身を脱毛する場合は、平均で20万円~50万円ぐらいの費用がかかります。

クリニックによる料金差はかなりあり、高いところではトータルで70万円という場合もあるので、事前にリサーチして無理なく払えるところを探しましょう。

分割払いやローンが可能なクリニックも多いので、必要な場合は相談してみましょう。


部位別脱毛

部位別の場合は、平均で1回あたり1万円~5万円ぐらいが相場です。

ワキや手の甲は比較的安く、範囲の広いひざ下などの部位は高めになる傾向があります。

クリニックによって脱毛回数が違い、1回・3回・5回・8回、というふうに脱毛回数を細かく設定しているところもあれば、1回か6回のみというところもあります。

コース終了後は1回の脱毛が安くできたり、別のメニューと組み合わせたりすると割引になるケースも多いので、プランやサービス内容をよく調べることが大事です。


初診料や処置料のチェックも忘れずに

医療レーザー脱毛は「医療行為」に当たるので、初診料・再診料・処置料・薬代といった脱毛施術以外の料金がかかることがあります。

大手医療脱毛クリニックではこれらの費用は無料になっていますが、中・小規模のクリニックでは別途必要な場合もあります。

初診料等の費用の有無は、ほとんどのクリニックで公式サイトに明記されているので、もしそのような表記がない場合は、電話やカウンセリングで確認をしておきましょう。


トライアルやキャンペーンを上手に利用

医療脱毛のクリニックにはトライアルプランを用意してくれているところがあります。

プランの内容はクリニックによって様々で、回数を少なめにして料金を安く抑えている、施術院を限定することで通常プランを破格で脱毛できる、といった内容になっています。

また、脱毛サロンのように、初めての人を対象にした非常にお得なキャンペーンを打ち出しているクリニックもあります。

ワキやVIOの人気部位では、通常プランでも始めやすい価格に設定しているクリニックが多いので、まず脱毛したい部位を決めることから始めましょう。


他の脱毛方法と料金を比較するとどうなる?

医療脱毛以外の主な方法にかかる費用の目安は次の通りです。

クリニックに通うとなると、最低でも1万円程度からとなりますが、自宅脱毛では1回1回は安く思えても、長く続けるとコストがかさんでくるものです。

普段自分が選んでいる方法と比較してみて、医療脱毛とどちらがお得なのかを考えてみましょう。


フラッシュ脱毛(エステ脱毛&家庭用)

サロン施術

脱毛サロンで行うフラッシュ脱毛は、システムやお店によってかなり金額が変わります。

近頃主流の定額制は毎月1万円程度、部位別なら数百円~数千円でその都度指定した部位のみ脱毛してもらうことになります。

全身脱毛のコースなら、トータルで数十万円必要となるでしょう。

脱毛効果は数年~続きますが、医療脱毛のような「永久脱毛」ではありません。

もしムダ毛が再生してしまった場合は、また照射を受ける必要があります。

フラッシュ脱毛の効果や回数など、もっと詳しく知りたい方は、下記のページを是非チェックしてみて下さい。

フラッシュ脱毛はほくろでも大丈夫?脱毛の仕組みや効果を解説~脱毛方式や特徴も


家庭用フラッシュ脱毛器

フラッシュ脱毛は専用マシンを購入すると家庭でもフラッシュ脱毛ができます。

家庭用のフラッシュ脱毛器はかなり高性能で、自宅にいながらエステ並みの脱毛をすることができます。

本体価格は機種によって違いますが、一番人気のケノンは約7万円~8万円程度。

カートリッジは消耗品なので、無くなれば買い足すことになります。

自宅用と言っても使うランプなどは威力のあるものなので、目の周囲を照射するのはやめましょう。

家庭用フラッシュ脱毛器の選び方や使い方を、下記のページで詳しく解説しています。あわせてチェックしてみて下さい。

家庭用フラッシュ脱毛器(ケノン等)の正しい使用方法、メリット・デメリットを徹底解説!


ブラジリアンワックス

脚のワックス脱毛

脱毛用に砂糖やはちみつ等で作られたワックスを肌に塗り、上からシートを貼り付けて一気にべりっと剥がすのがブラジリアンワックスです。

セルフでワックス脱毛する場合は材料代として500円から5,000円程度、ワックス脱毛のサロンに行くと各部位1回の脱毛ごとに1,000円~1万円程度です。

ブラジリアンワックスでの脱毛方法やサロンの選び方などを下記のページで紹介していますので、あわせて参考にしてみて下さい。

ブラジリアンワックスの使い方と選び方~サロンの上手な選び方も


除毛クリーム

除毛クリーム

塗って洗い流すだけの除毛クリームは、1本600円から3,000円程度です。

処理する範囲が広い場合はすぐになくなってしまい、また脱毛ではなく除毛なので毛のないスベスベの状態は長持ちしません。

除毛クリームの正しい選び方や使い方は、下記のページを是非参考にしてみて下さい。

脱毛クリーム(除毛クリーム)の使用法やメリット・デメリットを解説!


電気シェーバーや電気脱毛器

安いものなら2,000円ぐらい、メーカー品でも3~4,000円程度で買えますが、電池代や電気代も別に必要です。

また、部品の交換が必要となる場合にはそのコストもかかります。

家庭用の電気シェーバーや脱毛器について、詳しくは下記のページをチェックしてみて下さい。

女性用電気シェーバーの使用法やメリット・デメリットを解説!

家庭用脱毛器(抜くタイプ)の使用法、メリット・デメリットを徹底解説!


カミソリ

カミソリとポーチ

最もコストが安いのがカミソリで、3本入りの簡単なつくりなら100円台で売っています。

4枚刃や5枚刃の高機能カミソリでも1,000円以内買えます。

コンビニにも売っていて旅先で急に脱毛したくなった時にも重宝します。

脱毛したてはキレイな肌に仕上がりますが、肌への負担がかなり大きいのでトラブルの原因になりやすいです。

カミソリ除毛でカミソリ負けを防ぐ方法やシェーバーの選び方を下記のページで解説していますので、是非チェックしてみて下さい。

カミソリ負けさせないシェービング、正しい使用法やメリット・デメリットを解説!


医療脱毛は本当に痛い?

レーザーを使う医療脱毛は痛いのか?答えは「痛い」です。

フラッシュ脱毛を選ぶ人の中には、医療脱毛の痛さを避けたいためにフラッシュ脱毛を選んでいる人もいます。

確かに、フラッシュ脱毛やブラジリアンワックスなどの方法に比べると医療脱毛のほうが多少痛みが強いですが、レーザーの出力が高いのである程度の痛みは仕方ないことです。

その分、他の脱毛方法と比較して脱毛効果は確実です。


脱毛機の進化で痛みは軽減されている!

以前に比べ、医療脱毛でも照射時の痛みはかなり軽くなりました。

脱毛機には痛みを抑えるための冷却機能がありますし、痛みを最大限に抑えた脱毛方式を持つマシンもあります。

どうしても痛みに耐えられない場合は、医療機関ならではの麻酔という手もありますので、必要以上に不安になる必要はありませんよ。


医療脱毛の「麻酔」とは?

「麻酔」と聞くと注射を想像する方もいるかと思いますが、医療脱毛に使う麻酔では注射はしないので安心して下さい。

医療脱毛で使う麻酔には、「麻酔クリーム」「麻酔シール」「笑気ガス麻酔」の3種類があります。

医療脱毛の麻酔の種類

  • 麻酔クリーム
  • 麻酔シール
  • 笑気ガス麻酔

麻酔クリーム(1回1,000~3,000円程度)

肌に直接塗るタイプの麻酔で、皮膚表面の神経を麻痺させることで痛みを軽減します。

塗ってから効き目が出るまでに30分ぐらいかかるので、使いたい場合は早めにその旨を申し出ておきましょう。


麻酔クリームの2つのデメリット

多くのクリニックで非常によく使われているものですが、油分が含まれるのでヤケドのリスクが高まるところが難点です。

腕の良い医師が使わないと、思わぬ肌トラブルを招く可能性があります。

また、麻酔クリームに含まれる「リドカイン」という成分にアレルギー反応の出る人がいるので、これまでに歯医者さんの麻酔などで異常を感じた経験がある場合は、必ず申告するようにしてください。


笑気ガス麻酔(1回30分3,000円程度)

脱毛に使われる麻酔の中で、最も効果が高いと言われているのが笑気ガス麻酔です。

クリームやテープは皮膚の浅い部分までしか浸透しないので、比較的深い場所まで光が届くレーザー脱毛においては効果が薄く、痛みの軽減はされるものの、痛みを完全に取り去ることは難しいのです。

笑気ガス麻酔は鼻の部分に装置を付け、そこからガスを吸うことでお酒に酔ったような状態を作り出します。

痛みに対する不安が軽減するので体の緊張が解け、ふわふわとした気分のまま施術を終えることが可能です。


笑気ガスでは痛みを感じてしまう人も

脱毛に使われる笑気ガス麻酔はかなり濃度が低いので、人によっては痛みを感じてしまう場合もあります。


麻酔テープ(1枚200円程度)

肌に直接貼り、じわじわと麻酔薬を浸透させるタイプの麻酔です。

麻酔クリームと同じく、効いてくるまでに30分ぐらいの時間がかかるので、こちらの場合も事前に使いたい旨を申告しておきましょう。

こちらにも「リドカイン」を含むので、アレルギーに注意してください。


男性のヒゲ脱毛では静脈麻酔を使う場合もある

女性のレーザー脱毛では、ほとんどの場合は軽い麻酔をするだけで耐えられる痛みです。

しかし、男性のヒゲなどは濃くて太いために、かなり強い痛みを伴います。

どうしても耐えられない人には腕から点滴で麻酔薬を注入する静脈麻酔が使われることもあります。

料金は、1回あたり10,000円程度です。

施術後にしばらく安静にする必要があったり、車の運転ができなかったりといった制約があるので、よく計画を立ててから受けるようにしましょう。


テスト照射で痛みをチェック

痛みに対する不安が強い場合は、本格的な脱毛を始める前にテスト照射を受けることもできます。

テストといっても料金が無料なところ・有料のところがあります。有料の場合は通常1回ごとに数千円かかります。


実際の痛みを体験が痛み軽減に

テスト照射を受けるメリットは、実際の痛みを体験することで心の準備ができることです。

痛みの感じ方はその時の精神状態によって大きく左右されるので、あらかじめどの程度かを知っておくことで、多少は緩和させることができるのです。


テストしてやはり耐えられない痛みだったら?

もちろん、テストをしてみて耐えられそうにないと思えば、正直にそう申し出れば大丈夫なので安心してください。

クリニックによっては本契約に進むとテスト照射代を返してもらえることもあるので、事前によく確認しておきましょう。

医療脱毛の痛みを軽減する方法としては、痛みの少ない脱毛機を選択するという手もあります。

クリニックでよく使われる医療レーザー脱毛機の種類については、次の章で解説していきます。


医療脱毛で使う3タイプのレーザーとはどんなもの?

医療脱毛の人気は、脱毛価格が安くなったことに加え、脱毛機の進化によって従来より痛みが少なくなったことも理由に挙げられます。

ここでは、医療脱毛に使う3つのレーザーと、多くのクリニックで採用される中心的な脱毛マシンを取り上げて、特徴やメリットを紹介していきます。

レーザーの特徴を知ると、自分が脱毛したい部位にはどのレーザーが向いているのかがわかってきます。

医療脱毛クリニックを選ぶ時には、そのレーザー脱毛機を扱うところを選ぶと、自分の理想に近い脱毛効果が得られますよ。


医療脱毛で使う3種のレーザーの比較ポイント

医療脱毛で使われるレーザーは3種類です。3つがそれぞれ違うところは波長、つまり光がのびる長さです。

それぞれ異なる波長をもつので、脱毛効果やおすすめする肌タイプも微妙にですが変わってきます。


波長と脱毛効果の関係

医療脱毛で使うレーザーは単一の波長を持っています。

波長とは光の長さのことで、特定の波長を持つということは特定の色にエネルギーを与えやすく、医療脱毛でいえば「黒色」に特化してエネルギーを与えられます

波長が短いと肌の浅い部分にとどまり、波長が長ければ肌の深部まで到達します。

つまり、波長が長いレーザーはより奥深くの根深いムダ毛にも効果があるということです。

しかし、波長が短いレーザーはメラニン色素との反応がいいので、どちらが有効とは一概に言えません。

ムダ毛の毛根は真皮に集まっていて、全てのレーザーが真皮まで届くので、どのレーザーを使っても確実に脱毛効果を得られますよ。


アレキサンドライトーザーの特徴

アレキサンドライトという宝石をつかって発生させる、医療脱毛の主流とも言えるレーザーです。

波長は3つの中で最も短い755nm(ナノメートル)で、皮下組織手前まで到達します。

波長の短いレーザーはメラニン色素によく反応するので、濃い毛や太い毛であるほどしっかり反応してよく抜けます。

ムダ毛が黒く、肌とのコントラストがしっかりしている日本人には最適な、脱毛効果の高いレーザーです。


シミや小ジワの改善が期待できる

アレキサンドライトレーザーは、もとはシミやあざ治療に使われていました。

表皮のメラニンを破壊してしてシミ・ソバカスを改善したり、また、真皮のコラーゲン生成を活性化させて小ジワやたるみを改善する、という幅広い美肌効果があります。

美容治療と全く同じ効果が出るわけではありませんが、肌の透明感アップといった効果が期待できるのは嬉しいことですね。


ジェルなしで照射できる

脱毛サロンや一部の医療脱毛で使うジェルですが、アレキサンドライトレーザーではこのジェルを使いません。

ジェル塗布や拭き取りの時間がなく、照射するだけでスピーディに施術ができます。

また冬場のヒヤッと寒い感覚を味わわなくていいのも嬉しいですね。


色黒肌や日焼け肌は使えない

メラニン吸収率の高いレーザ-なので、皮膚にメラニンがあるとその部分にもエネルギーが伝わって、ヤケドをする可能性があります。

そのため、日焼けでメラニンが増えている人やもとの肌にメラニンが多い人、ほくろやそばかすのある部分には照射できません。


YAGレーザーの特徴

3つの中で最も波長の長い1064nm(ナノメートル)で、真皮の奥の皮下組織まで到達します。

メラニンにダメージを与えるレベルは3つの中では最も穏やかですが、男性のヒゲのようにアレキサンドライトレーザーでは届かない根深いムダ毛にも有効です。

痛みは3つのレーザーの中で最も強いです。


褐色肌や色素沈着の部分でも使える

YAGレーザーは肌表面のを通り越して深部まで到達するので、肌の浅い部分にあるメラニン色素には反応しません。

また波長の長いレーザーはメラニンへの反応が穏やかになっているので、乳輪周りやVIOなどの色素沈着のある部分や褐色の肌の人でも、低リスクで照射ができます。

アメリカでは黒人やメラニンの多いヒスパニック系の方の脱毛にも使われるレーザーです。

また、色の薄い産毛にも比較的効果があります。


たるみや赤ら顔改善の期待も

YAGレーザーは赤色にも反応するので、赤ら顔や毛細血管拡張症(皮膚の上からうっすら見える細い血管)の治療にも使われます。

また真皮を刺激してコラーゲン生成を高めるので、たるみ改善や肌のハリアップの効果も期待できます。


ダイオードレーザーの特徴

ダイオードレーザーの波長は800nmまたは810nm(ナノメートル)で、アレキサンドライトとYAGレーザーの中間程度になっています。

レーザーの特徴も2つの中間程度で、多少の色黒肌でも照射可能・メラニンへのダメージも強めで脱毛効果が高い・根深いムダ毛にも対応できる、というメリットがあります。

ただし、3つの中で唯一美肌効果には期待できません。


産毛への効果

ダイオードレーザーの脱毛機には「ショット式」「蓄熱式」の2つがあります。

「ショット式」は毛根に熱ダメージを与える方式なので他のレーザーと同じですが、「蓄熱式」は毛根ではなく、毛根の中間程度にある「バルジ領域」という組織に熱ダメージを与えます。

バルジ領域は毛の元となる毛母細胞に指令を出す部分で、ここを破壊して発毛指令を止めて発毛自体を止める、という理論です。

黒いメラニン色素が関係しないので、細い毛や色素の薄い毛でも効果があります。

顔の産毛に特化するなら、糸脱毛という方法もあります。脱毛と同時に糸の軽い刺激で血行を良くすることも期待できます。

糸脱毛について詳しくは下記ページで解説していますので、あわせて参考にしてみて下さい。

糸脱毛の特徴やメリット、セルフ脱毛からサロンまで解説!美肌効果や痛みは?


医療脱毛で使われる主なレーザー脱毛機を解説

医療脱毛_ベッド

医療脱毛のクリニックで扱うさまざまな脱毛機について、レーザーの種類やその他の特徴を交えて代表的なマシンを紹介していきます。

また、自分の好みのレーザーを使うには、該当するレーザー脱毛機を扱うクリニックを選ぶ必要がありますので、そちらもあわせて紹介していきます。


ジェントルレーズ・プロ(Gentle LASE Pro)

日本のクリニックで最も多く採用されているのが、アレキサンドライトレーザーのジェントルレーズ・プロ(Gentle LASE Pro)です。

製造はアメリカのシネロンキャンデラ社で、ここは他にもシミ・ほくろ・アザ・いぼ等のレーザー治療機、アトピー治療などに使われる紫外線マシンも扱っており、世界的に有名な医療用レーザー装置のメーカーです。

ジェントルレーズ・プロは、さすが日本で最も使われるレーザー脱毛機だけありおすすめの理由が盛りだくさんです。

ジェントルレーズ・プロのおすすめポイント

  • 日本シェア第1位で実績が多く安心
  • 日本初の厚労省承認脱毛機
  • マイナス21度の冷却機能つき
  • 肌のシミやたるみ改善も期待
  • 1秒に2ショットのスピード
  • 最大24mmのスポットで施術時間短縮
  • パルス幅の調節で肌を守りながら高い効果

ジェントルレーズ・プロ(Gentle LASE Pro)のメリット

ワキやVIOなど濃くて太い部位に最適

ジェントルレーズ・プロはアレキサンドライトレーザーの脱毛機で、黒いメラニンに強く反応する性質を持ちます。

ムダ毛が黒ければ黒いほどダメージを与えられるので、ワキやVIOなどの濃くて太い毛に高い脱毛効果を発揮します。

他の部位でも肌と毛のコントラストがハッキリしている部分で、高い脱毛効果を得られます。


信頼度の高いマシン

ジェントルレーズ・プロは日本で初めて、厚生労働省の「医療レーザー脱毛」としての薬事承認を受けた脱毛機です。

ではその他のマシンは日本の薬事承認を得ていないから危険なのか?というと、決してそうではありません。

医療レーザー脱毛マシンの多くは、アメリカのFDA(米国食品医薬品局)から認可を得た安全な脱毛機です。

ジェントルレーズ・プロはもちろんその認可があり、さらに2017年、日本での薬事承認も受けました。

つまり、日本とアメリカの両方から「医療レーザー脱毛」としての効果を認められたレーザー脱毛機なんです。


使用実績が豊富で安心

日本でのシェアNo.1脱毛機ということは、それを使った人が最も多い=実績が多いことを表します。

極端な例ですが、100人が使って安全な脱毛機と1万人が使って安全な脱毛機であれば、どちらで脱毛したいと思うでしょうか。

症例数が多く、より安全性の信用が高いのがジェントルレーズプロ、というわけなのです。


痛みを軽減するマイナス21度の冷気

ジェントルレーズ・プロにはレーザー照射直前に冷却ガスを噴射する冷却システムが搭載されています。

その温度はマイナス21度!この強力な冷気を直前に噴射することで表皮の温度を下げて、痛みを軽くし肌をやけどから守ります。

この冷却システムのおかげで、ヒヤッと冷たいジェルなしで照射ができます。


シミやくすみ・たるみ改善の美肌効果

アレキサンドライトレーザーは、シミやアザ治療にも使われるレーザーのため脱毛時にも美肌効果が期待できます。

また、レーザー照射による刺激で真皮でのコラーゲン生成が活性化されて、小ジワ改善や肌の透明感アップ、毛穴ひきしめという効果も期待できるんですよ。


ジェントルレーズから改良されたポイントとは?

ジェントルレーズ・プロにはもととなるマシンがあります。

それが「ジェントルレーズ」で、1つ前の型と言っても機能的に非常に優れていて、現在でも多くのクリニックに使われる人気脱毛機です。

このジェントルレーズとジェントルレーズ・プロは基本的な機能はほぼ同じですが、ショットスピードや照射口の大きさなどが進化しています。

その進化ポイントを詳しく解説していきましょう。

ジェントルレーズ・プロの進化ポイント

  • 1秒間に2ショット(従来の1/4)
  • 照射口が最大24mm
  • パルス幅の調節ができる

大きな照射口とショットスピード

ジェントルレーズでは18mmまでしかなかった照射口が、ジェントルレーズ・プロでは最大24mmまでになりました。

さらに1秒に2ショットできるというショットスピードがあります。

早くショットできる上に照射口が大きいということは、同じ時間でも広範囲を処理できるので、必然的に早い時間で脱毛処理を終わらせることができます。


パルス幅調節で低ダメージで高い効果

パルス幅というのは光を照射する時間のことです。

パルス幅があまりに短すぎると、瞬間的に伝わるエネルギーが莫大になってしまい、毛のメラニンだけでなく肌に含まれるメラニンにもダメージを与える可能性が高くなります。

一方、パルス幅が長い場合はレーザーのパワーが長くとどまって広範囲に広がってくれるので、レーザー脱毛機の多くはロングパルスレーザーを使っています。

ジェントルレーズ・プロには、そのロングパルスの中でもパルス幅調節の機能があります。

皮膚に与えるエネルギーや熱が伝わる時間を調節できるようなっていて、毛質や肌質にあわせて最適な照射ができるように進化しています。

ジェントルレーズ・プロにおすすめの脱毛部位一例

鼻下ひじ下ひざ下VIOお腹などの毛が濃い部位には特におすすめ

ジェントルレーズ・プロのデメリットとは?

ジェントルレーズ・プロは、日本人向きの優れた機能を持つ脱毛機ですが、もちろん万能ではありません。

ここからはジェントルレーズ・プロのデメリットを解説していきます。

ジェントルレーズ・プロのイマイチなポイント

  • 脱毛部位によっては痛い
  • 産毛や色の薄い毛には効果が出にくい
  • 照射口が丸いため照射漏れが起きやすい

脱毛部位によっては痛みがある

ジェントルレーズ・プロのアレキサンドライトレーザーは、黒い毛ほど脱毛効果が高く出ます。

つまり毛が黒ければ黒いほど熱エネルギーが発生して痛みが出るということです。

冷却装置はしっかりついていますが、特にVIOやワキの毛が濃い部分・太ももなど皮膚が薄い部分では、冷やしていても痛みを感じることがあります。

自分が痛みに弱いと感じる方は、まずはカウンセリングなどでお試しの照射をしてもらい、どうしてもガマンできない場合は麻酔を処方してもらうのがいいでしょう。


産毛や色の薄い毛には効果が出にくい

アレキサンドライトレーザーはメラニンによく吸収されるレーザーです。

メラニンの薄い産毛や細い毛などはレーザーのエネルギーが伝わりにくいため、脱毛効果がなかなか出ない、ということがあります。


照射もれと重ね打ちのダメージ

打ち漏れ_イラスト

ジェントルレーズ・プロの照射口は丸くなっているので、キレイに並べて照射しても隙間が空きます。

もちろん照射もれがないように重ねて光を当てていくのですが、照射口が四角いライトシェア・デュエットなどに比べると、照射もれの起きやすい構造になっています。

また重ね打ちをする部分には複数回レーザーが当たるので、肌ダメージの心配もあります。

ジェントルレーズ・プロで脱毛できるクリニック

ジェントルレーズ・プロは下記のクリニックで扱っています。また、前身のジェントルレーズで脱毛できるクリニックも一緒に紹介していますので、参考にしてみて下さい。


ライトシェア・デュエット(Light Sheer DUET)

ライトシェアd

出典:ルミナス・ビー・ジャパン

ジェントルレーズ・プロと同じくらい知名度と実績を持つのが、ライトシェア・デュエット(Light Sheer DUET)です。

ダイオードレーザーの脱毛機ならライトシェア・デュエットがダントツの人気を誇ります。

製造はイスラエルに本社を持つルミナス社で、美容治療だけでなく医療分野でも高い技術を持つ世界的なレーザー製品企業です。

肌の美容治療として有名な「フォトフェイシャル」、実はこのルミナス社のフォトフェイシャルマシンを使った治療だけが「フォトフェイシャル」と呼べるのですよ。


アメリカFDAの薬事承認脱毛マシン

世界で初めてFDA(アメリカ食品医薬品局)、日本の厚生労働省に当たる機関から承認を受けた脱毛機がライトシェアで、ライトシェア・デュエットはその後継機に当たります。

もちろんライトシェア・デュエットもFDAの承認を受けていて、高い安全性と効果が認められています。

独自の脱毛システムを備え、またダイオードレーザーということもあってジェントルレーズ・プロとはまた違ったメリットがあります。


ライトシェア・デュエットのおすすめポイント

  • 独自の吸引機能がスゴイ
  • 多少の色黒肌でも照射可能
  • 産毛や細い毛にも効果
  • 冷却ジェルが不要
  • パルス幅が可変式
  • 大小ヘッドで施術スピード短縮
  • 打ち漏れ・重ね打ちが少ない

ライトシェア・デュエット(Light Sheer DUET)のメリット

独自の吸引機能がスゴイ

ライトシェア吸引_イラスト

出典:ジョウクリニック

ライトシェア・デュエットだけが持つ独自の機能が、吸引システムです。肌を吸引して引っ張ったところでレーザーを照射します。

皮膚を吸引して脱毛することには2つのメリットがあります。


照射パワーを効率よくムダ毛に送れる

肌を少し引っ張ると皮膚が白っぽくなり血管が見えなくなることはありませんか?ライトシェア・デュエットはこれを利用して脱毛効果を高めています。

通常、レーザーをムダ毛に照射すると、皮膚表面のメラニンやヘモグロビンという赤色にも多少反応してしまい、全てのパワーをムダ毛に届けることは難しくなります。

ライトシェア・デュエットの場合、肌を引っ張り吸引してメラニンどうしのすき間を空けて血管を収縮させます。

肌が白っぽくなると、血流の赤色にレーザーのエネルギーが吸収されなくなり、ムダ毛のメラニンに絞って確実にレーザーのパワーを与えられるのです。


少ないパワーでも脱毛効果が出る

皮膚を吸引すると毛根と照射口が近づき、パワーを下げてもレーザーのエネルギーがしっかりと毛根に届きます。

また吸引により、メラニンどうしの間隔が開くので、少ないエネルギーでも脱毛効果が上がるのです。

皮膚を引っ張るは、痛みを感じにくくする効果もあ


痛みの軽減

例えば、腕の皮膚をそのまま触るのとつまんだ皮膚を触る場合は、つまんだほうが感覚が鈍いことはありませんか?

吸引システムの刺激で、痛みが脳に伝わりにくくする、つまり痛みを軽減する効果も期待できます。

ちなみに「吸引」といっても、イメージ図のようにしっかりと引っ張られるわけではなく、実際にはほんの少し吸われる程度なので安心して下さい。


多少の色黒肌でも脱毛

ライトシェア・デュエットはダイオードレーザーを使用していて、アレキサンドライトレーザーよりも深くエネルギーが届きます。

浅い部分でとどまらないので、日常レベルで日に焼けた程度であればメラニンに反応せず照射可能です。


パルス幅調節で産毛にも効果的

ライトシェア・デュエットにはパルス幅(照射時間)調節の機能があり、細い毛や産毛でも臨機応変にパルス幅を変えて脱毛できます。

また、さきほど解説した照射口と毛根を近づけられる吸引システムで、産毛にも確実にエネルギーが伝わるというメリットもあります。

ダイオードレーザーは、3種のレーザーの真ん中ぐらいの波長をもち、表皮のダメージは抑えながら剛毛・産毛どちらも一定の効果を持つ、バランスのいいレーザーです。


大小のヘッド&冷却ジェル不要で施術が早い

ライトシェアd_ヘッド

ライトシェア・デュエットには大小2つのハンドピースがあり、大きなスポットは22x35mmのビッグサイズで施術時間が大幅にスピードアップできます。

しかも、照射口が大きいとより深くエネルギーが届くんですよ。

小さい照射口は9x9mmで、口周りやもみあげ周辺の細かい部分に最適で、部位にあわせて使い分けできます。

冷却ジェル不要という点も、施術スピードアップにつながっています。


四角のヘッドで打ち漏れ・重ね打ちが少ない

四角の照射_イラスト

ライトシェア・デュエットのヘッドは丸型ではなく四角です。

丸型タイプに比べるとすき間なく打てるので、打ち漏れのリスクが少なく、また重ね打ちによる肌へのダメージも軽減できます。

ライトシェア・デュエットにおすすめの脱毛部位一例

ワキひじ上ひじ下ひざ上ひざ下VIO背中など、比較的どの部位でもおすすめ

ライトシェア・デュエットのデメリットは?

ライトシェア・デュエットのイマイチなポイント

  • 白髪や金髪には効果がない
  • ある程度の痛みはある
  • しっかりとした日焼け肌は施術不可
  • 美肌効果は期待できない

白髪や金髪には効果がない

ライトシェア・デュエットはショット式の脱毛機でメラニンをダーゲットにしているので、メラニンが少ない金髪や全くない白髪には反応せず、脱毛効果はありません。


痛みが全くないワケではない

独自の吸引機能で、痛みがかなり軽減されているライトシェア・デュエットですが、全く痛みがないということではありません。

濃くて太い毛が生えるVIOやワキは痛みがあります。

また、吸引機能のない小サイズのハンドピースは通常のショットで痛みも感じますが、ヘッドそのものに冷却機能がついて痛みをなるべく軽くするようになっています。


しっかりとした日焼け肌には使えない

普段のちょっとした日焼け肌であれば多少対応できますが、海で日焼けしたなど強いメラニン発生の状態では、やはりヤケドのリスクがあって照射ができません。

また黒めの肌の場合でも照射できない場合があります。

日焼け肌でも脱毛ができる、というのはアレキサンドライトレーザーと比較した場合の感覚、と思っておきましょう。


美肌効果はあまり期待できない

こちらも他の2つのレーザーと比較した場合、シミやそばかす改善や毛穴ひきしめ・小ジワやたるみ改善などの美肌効果は、あまり期待ができません。

アレキサンドライトレーザーのように表皮に近くなく、YAGレーザーほど深く浸透しないのがその理由です。

ダイオードレーザーもシミ治療等に使いますが、脱毛機は美肌治療用として作られてはいないので、皮膚治療用とは細かい部分に違いがあります。

ライトシェア・デュエットで脱毛できるクリニック

ライトシェア・デュエットは、幅広い毛質に対応し高い脱毛効果があるのに、痛みが軽減されいる・肌ダメージを抑えているというバランスの良さで大人気の機種です。

中には医療脱毛クリニックはライトシェア・デュエットがあるかどうかで決める、という人もいます。

ライトシェア・デュエットは下記のクリニックで扱っています。


ジェントル・ヤグ(Gentle YAG)

ジェントルヤグ

出典:國武整形外科皮膚科クリニック

ジェントル・ヤグはその名の通り、YAGレーザーの脱毛機です。

ジェントルレーズシリーズ同様シネロンキャンデラ社のマシンですが、現在このマシンは販売終了しており、後継機としてジェントル・ヤグプロ(GentleYAG Pro)が出ています。

しかしYAGレーザー単体のマシンとしてはこのジェントル・ヤグを使うクリニックはまだまだ多く、YAGレーザーのメイン脱毛機となっています。


ジェントル・ヤグのおすすめポイント

  • 根深い剛毛に最適
  • 大きなスポットサイズですばやく施術
  • 高機能の冷却装置つき
  • 日焼け肌・色素沈着部分でもOK
  • 産毛にも効果あり
  • リフトアップの美肌効果
  • 細かいパルス幅調節
  • 他の脱毛機で効かなかった人向け

ジェントル・ヤグ(Gentle YAG)のメリット

根深い剛毛に最適

ジェントル・ヤグの最大のポイントは剛毛への脱毛効果です。

ジェントル・ヤグのYAGレーザーは、脱毛のレーザーでは最も深い1,064nmという皮下組織の少し先まで到達します。

濃く太い毛は毛根が皮膚の奥深くにあることが多く、そのようなムダ毛はアレキサンドライトレーザーやダイオードレーザーでは脱毛できないことがあります。

他のレーザー脱毛マシンで思うような効果が出なかったという方も、ジェントル・ヤグなら脱毛できることがあります。


大きなスポットサイズですばやく施術

ジェントル・ヤグのスポットサイズは最大18mm、ショットスピードも「ピッ、ピッ、ピッ、...」といったイメージで、リズミカルに照射が進んでいきます。

YAGレーザーはメインのレーザーというよりは、男性ヒゲ・VIO・ワキなどのピンポイントの部分に使うことが多いので、このような小さな部位なら短時間で照射が終わります。

ちなみにスポットサイズは全部で6タイプ(6mm・8mm・10mm・12 mm・15mm・18mm)あり、最小は6mmです。

この小ささならヒゲやVIOの細かいデザインにも対応できますね。


-26度の冷却ガスで肌を冷やす

ジェントル・ヤグに搭載されている「ダイナミッククーリングディバイス(DCD)」は、照射直前にマイナス26度の冷却ガスを肌表面に吹き付けます。

このガスで表皮が冷やされ、レーザーの熱から肌を守りながら脱毛します。

ヒゲ脱毛には痛みが伴いますが、0.25msec~250msec(※)でのパルス幅設定があるので、耐えきれない時は出力調整もできます。(※msec=ミリ秒は1000分の1秒)


ほくろも照射OK&産毛も効果あり

ジェントル・ヤグのYAGレーザーは、脱毛のレーザーでは最も深い1,064nmという皮下組織の少し先まで到達します。

アレキサンドライトレーザーでは肌のメラニンにも反応してしまいますが、YAGレーザーならメラニンの集まる部位を通り越してしまうので、日焼け肌や色黒肌・シミやほくろ部分・色素沈着のある乳輪周りやVIOも照射ができます。

またジェントル・ヤグはそのレーザー到達度の深さで産毛にも効果が高いとされています。


美肌効果もある

ジェントル・ヤグのレーザーは皮下組織まで到達するので、肌深部のコラーゲン生成を活発にし、リフトアップ効果や小ジワ改善効果を期待することができます。

他にも、そばかす・ニキビやニキビ跡・黒あざ等の治療にも使われています。

ただ、あくまで脱毛用としてのマシンなので、美肌効果はおまけと思っておきましょう。

ジェントル・ヤグにおすすめの脱毛部位一例

ワキVIO背中うなじもみあげ男性の胸毛男性のすね毛メンズ脱毛など主にしつこく根深い剛毛

ジェントル・ヤグのデメリット

ジェントル・ヤグは「ヒゲ脱毛」のイメージが強いせいか、女性専用の大手クリニックではあつかっているところがあまりありません。

また、下記のようなデメリットもあります。

ジェントル・ヤグのイマイチなポイント

  • 痛みが強い
  • 全身脱毛には時間がかかる
  • 取扱クリニックは少なめ

痛みが強い

ジェントル・ヤグには高機能の冷却装置がついていますが、YAGレーザーの特性上痛みが最も強くなっています。

また濃く太い剛毛部位に使うことが多いことも痛みが強い理由です。

他レーザーのマシンでは届かないムダ毛や産毛まで脱毛できるメリットは大きいので、痛みに耐えきれない場合は麻酔などを活用するといいでしょう。

ジェントル・ヤグのパルス幅調節機能で、パワーを下げてもらうのもおすすめです。

全身脱毛には時間がかかる

ジェントル・ヤグのスポットサイズは最大18mmで、狭い部分ではスピーディに脱毛できますが、広範囲となると時間がかかります。

また、円形スポットのため打ち漏れや重ね打ちによる肌ダメージリスクも可能性としては考えられます。

取扱クリニックは少なめ

ジェントル・ヤグは、ジェントルレーズやライトシェア等で脱毛しきれない場合の「サブ的マシン」という位置づけであることが多く、女性専用の人気医療脱毛クリニックでは取扱っているところがなかなかありません。

ヒゲ脱毛用として定評があり、メンズ専門の医療脱毛クリニックではある程度扱いがありますが、それでも他のマシンより少ないでしょう。

YAGレーザーのクリニック探しでは、ヤグを含む2種以上のレーザーを搭載する脱毛機を扱うところを探すほうが早いかもしれません。

ジェントル・ヤグやYAGレーザーを扱っているクリニックの一部を下記で挙げていますので、是非参考にしてみて下さい。

ジェントル・ヤグで脱毛できるクリニック

ジェントル・ヤグは下記のクリニックで扱っています。
またジェントル・ヤグではありませんが、YAGレーザーで脱毛ができるクリニックも紹介しています。


メディオスター・ネクストプロ(MeDioStar NeXT PRO)

メディオスターnpro

画像出典:メディカルユーアンドエイ

メディオスター・ネクストプロはダイオードレーザーの蓄熱式脱毛機です。ドイツのエスクレピオン社製です。

ここまで紹介してきたレーザー脱毛機は、毛根に熱ダメージを与えて組織を破壊する「ショット式」というものです。

ショット式ではなく「蓄熱式」という新しい脱毛方式を採用しているのがメディオスター・ネクストプロです。

メディオスター・ネクストプロのおすすめポイントを紹介する前に、蓄熱式の脱毛を簡単に解説しましょう。


蓄熱式脱毛とは

蓄熱式はSHR方式とも呼ばれ、ショット式と全く違う画期的な方法と思われがちですが、決してそうではありません。

「レーザーの熱エネルギーで毛に関わる機能を破壊する」という点では同じで、「どこに熱をあたえるか」「どのように与えるか」この2つがショット式との違いです。

メディオスター・ネクストプロは、毛根より浅い部分にある「バルジ領域」にゆっくりと熱を与えて破壊します。

バルジ領域とは毛根に発毛指令を出す・栄養を与える部分で、ここを壊してしまうと命令が行き渡らずに毛が生えなくなるというわけです。

バルジ領域の破壊では毛母細胞ほどの強いエネルギーは必要ないため、痛みが軽くなっています。


メディオスター・ネクストプロのおすすめポイント

  • 痛みが格段に少ない
  • 2つの波長を同時に照射
  • 大きなスポットサイズ&ショットやパルス調節もOK
  • 産毛・細い毛・ほくろにも対応
  • 硬毛化や増毛化が起きにくい

メディオスター・ネクストプロ(MeDioStar NeXT PRO)のメリット

痛みが格段に少ない

メディオスター・ネクストプロの最も大きなメリットは、これまでのどのマシンよりも痛みが少ないということです。

蓄熱式は一瞬で毛根に強いパワーを与えるのではなく、弱いエネルギーを小刻みに何度も与えることでターゲットにダメージを与えます。

じんわりと温めていくことから「蓄熱式」と呼ばれています。

しかもこの方法であれば、肌表面が極端に熱くならないので肌ダメージの軽減もできるのです。

肌の上を滑らせるように照射していくので、通常の太さの毛では殆ど痛みを感じない人もいます。


2つの波長を同時に照射

ダイオードレーザーは、800nmまたは810nm(ナノメートル)の波長を持ちますが、メディオスター・ネクストプロは808nmとさらに940nmという長めの波長まで出せるのがポイントです。

しかも、この2つの波長は切り替え式ではなく同時に照射できるので、ワンショットで幅広い深さまでレーザーが浸透できるのです。


大サイズスポットに多様なショット法

メディオsnproスポット

XL-Lのスポットサイズ

メディオスター・ネクストプロには3種類のスポットサイズがありXL-Lは24mm×38mmとかなり大きく、照射口は四角のタイプなので打ち漏れ・重ね打ちのリスクも低くなっています。

照射パルス幅の調整(6ms~400ms)はもちろんショットのさせ方も変更が可能で、ある強さの照射を分割して「パパッ」と照射するダブルパルスと、弱いレーザー光を細切れに複数回照射させるスムースパルス方式での照射ができます。

メディオwパルス_イラスト

ダブルパルスのイメージ


メディオsパルス_イラスト

スムースパルスのショットイメージ
画像引用:全てメディカルユーアンドエイ

産毛・細い毛・ほくろや色黒肌にも対応

メディオスター・ネクストプロはバルジ領域にダメージを与える方法のため、毛の太さや濃さに比較的左右されず脱毛ができます。

産毛や細い毛でも脱毛ができるという効果が実績としても認められているマシンなんですよ。

また、ダイオードレーザーはメラニンに吸収されにくい上に皮膚の深いところまで到達するので、肌表面にあるメラニンには反応しにくくなっています。

さらに必要以上に肌に熱を与えない蓄熱式なので色黒肌やほくろでも照射ができるのです。


硬毛化や増毛化の心配が少ない

硬毛化・増毛化とはレーザーやフラッシュなどの光を使用する脱毛をして、逆に毛が増えたり濃い毛が生えてしまったりする現象です。

ハッキリとした原因は解明されていませんが、光の熱量不足でエネルギー届き切らなかった毛根が活性化して硬毛化・増毛化が起こる、というのが1つの原因と考えられています。

メディオスター・ネクストプロは毛根へアプローチする脱毛方式ではなく、ダイオードレーザーも硬毛化・増毛化が起こりにくいタイプのレーザーのため、そのリスクはかなり抑えられています。

メディオスター・ネクストプロにおすすめの脱毛部位一例

ひじ上ひざ上背中うなじもみあげヒップなど、産毛が多い部位に、またどうしても痛みに耐えられない場合のヒゲ脱毛などにも使われることもあります。

メディオスター・ネクストプロ(MeDioStar NeXT PRO)のデメリット

メディオスター・ネクストプロのイマイチなポイント

  • 効果を実感しにくい
  • ジェルが必要
  • 脱毛例の少ないマシンである

効果を実感しにくい

メディオスター・ネクストプロでは、ジェントルレーズ・プロ等のような、数日後にポロっと毛が抜け落ちる脱毛実感がありません。

毛を生やすことを止める方式なので、今ある毛は伸び続け抜け毛が抜ける実感までは約1ヶ月程度が必要と言われています。

また、全体的に減ったかなという効果実感までは5~6回の照射が必要です。


痛みが全くないわけではない

痛みの少なさが売りのメディオスター・ネクストプロですが、皮膚内にある組織を熱で壊そうとするわけですから、全然痛みがないということではありません。

ショット式脱毛機で痛みの激しいVIOや男性のヒゲ、といった部位ではやはり多少の痛みがあります。

ただその痛みは毛根が焼かれるようなバチッとした痛みとは種類が違い、内側から熱を感じるジリジリするような痛みです。

どちらの痛みのほうが耐えやすいかは、クリニックで相談したり実際にショットを体験してみるのがいいでしょう。


冷たいジェルが必要

メディオスター・ネクストプロはヘッドを滑らせて照射していくので、滑りを良くするためと冷却のための冷たいジェルが必要です。

ヒヤッとする感覚は冬場では辛いかもしれません。

ジェル塗布と拭き取りの時間がかかりますが、最大1秒に12ショットというショットスピードの早さで施術時間に影響するほどではないでしょう。


脱毛例の少ないマシンである

バルジ領域を破壊し脱毛する理論は比較的最近のことで、メディオスター・ネクストプロは最新理論の脱毛機です。

最新、とはいいことばかりのように聞えますが、長く使われるジェントルレーズシリーズ等と比べると脱毛実績や効果に対する裏付けが少なくなってしまうのです。

最近では導入するクリニックも増えてきましたが、メイン脱毛機に比べるとこれもまだまだ少ないという印象があります。

メディオスター・ネクストプロで脱毛できるクリニック

メディオスター・ネクストプロは下記のクリニックで扱っています。

メイン脱毛機以外の人気マシンを紹介

ソプラノアイス・プラチナム(Sopranoice PLATINUM)

ソプラノアイスプラチナム

画像出典:ALA Medica

ソプラノアイス・プラチナムはイスラエルの美容機器メーカー「アルマレーザーズ」の、蓄熱式ダイオードレーザー脱毛機です。

アルマレーザーズは医療・美容レーザー機器で世界トップレベルの技術を誇る企業です。


3種のレーザーで全ての肌色・毛質に対応

ソプラノアイス・プラチナムはアレキサンドライト・ダイオード・ヤグレーザーの3種類の波長を1度に照射できる高性能のレーザー脱毛機です。

3波長を1度に照射できるということは、浅いところから深い部位まで様々なタイプムダ毛を1度で処理できる、ということです。

肌にゆっくりと熱を与える蓄熱式なので痛みも少なく、日焼け肌OKです。


照射面と冷却面が1つでクルクルと照射

冷却口と照射口が別になっているヘッドでは、ワンショットずつずらして肌を冷やしながら照射しますが、冷却口と照射口を一体型にしたソプラノアイス・プラチナムなら連続してクルクルと回しながら照射ができます。

そのため打ち漏れや、重ね打ちで起こる肌ダメージを減らし施術時間も短縮できるのです。


フェイシャルチップで耳も脱毛OK

ソプラノアイスP_顔用チップ

画像出典:ALA Medica

通常ヘッドの他に細い管のようなフェイシャルチップを使えば鼻や眉付近の細かい部位から、なんと耳までも脱毛ができるのです。

ヘッドにかぶせる使い捨てチップチップもありVIO等の施術後に交換することで、衛生面に配慮して施術をすることができます。

ただし、これらは特殊付属品なので、希望する場合はそのクリニックに扱いがあるかどうかを確認する必要があります。

ソプラノアイス・プラチナムで脱毛できるクリニック

ソプラノアイス・プラチナムは下記のクリニックで扱っています。

ジェントルマックス・プロ(Gentle MAX Pro)

gmaxpro

画像出典:ジョウクリニック

ジェントルシリーズと言えば、アメリカ・シネロンキャンデラ社のレーザー脱毛機です。

このジェントルマックス・プロはジェントルシリーズの最新版で、アレキサンドライトレーザーとYAGレーザーの2種類を出せます。

前身であるジェントルマックスでも、同じ2種類のレーザーを搭載しています。

ちなみに、アレキサンドライトとYAGを同時に出すのではなく、切り替えることで1種類ずつのレーザー照射ができるようになっています。

ジェントルマックス・プロで脱毛できるクリニック

ジェントルマックス・プロまたはジェントルマックスは、下記のクリニックで扱っています。

ベクタス(Vectus)

vectus

画像出典:Cynosure社

ベクタスはアメリカ・サイノシュア製の最新ダイオードレーザー脱毛機です。

最大級の大きさを持つ照射口とスポット的に施術できる小さいタイプの、2つの照射口を持ち、また照射スピードも現時点では最速となっています。

特殊装置「スキンテル」という独自のメラニンチェック技術で、施術前に肌のメラニンを数値化、出力を調整して最適な照射ができます。

ベクタスで脱毛できるクリニック

ベクタスは下記のクリニックで扱っています。

レーザー脱毛に必要な回数

数字

レーザー脱毛は照射力が強いので、一般的なエステでは10回以上かかる部分が、その1/3ぐらいでできてしまいます。

毛周期があるので1度や2度で終了とならないのは残念ですが、脱毛のためにお店やクリニックへ通うのは大変なので、少しでも早く進んでいくのは大助かりですね。

脱毛にかかる回数は部位やムダ毛の濃さによっても違いますが、ワキやVIOなら5~6回、腕や足、背中なら4~5回、顔の産毛なら10回ぐらいが目安。

ワキ,VIO 腕や足、背中 顔の産毛
5~6回 4~5回 10回

ここまでくるとムダ毛がかなり細く目立たなくなり、ほとんど自己処理の必要がない状態になります。さらに完璧なスベスベ肌を目指す場合は、続けてあと3回ぐらい追加すると良いでしょう。


家庭用のレーザー脱毛器でも「永久脱毛」はできる?

家庭用レーザー

近頃では「自宅でレーザー脱毛ができる!」という触れ込みの器械も売られています。しかし、これはあくまでも「フラッシュではなくレーザーで脱毛する」という意味であり、クリニックで使われているような高出力の処理ができるわけではありません。

もちろん、きちんと処理をすればしばらくは生えてきませんし、ムダ毛はだんだん細くなっていきますが、それはフラッシュ脱毛でも同じこと。「家庭用のレーザー脱毛器でコストを抑えつつ、永久にムダ毛が生えてこないようにする」などという都合の良い話は転がっていないので、くれぐれも注意してください。

家庭用レーザー脱毛器のメリット

レーザーがムダ毛のみに反応するので、フラッシュ脱毛に比べて肌へのダメージが起きにくいというメリットはあります。

まとめ:レーザー脱毛でお手入れ不要のつるすべ肌!

レーザー脱毛は痛みが強かったり、料金が高かったりといったデメリットはあるものの、施術が完了すれば一生ムダ毛に悩まなくても良くなるので、上手に利用してみましょう。

ただし、クリニック選びはくれぐれも慎重に! レーザーの扱いは難しいので、経験と実績があり、信頼できる医師にお願いするようにしましょう。



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