エステサロンでのたるみ対策
まずは「美を作る場所」の代名詞とも言える「エステサロン」のたるみ対策メニューについて見ていきましょう。
エステサロンでできる「たるみ対策メニュー」とは?
エステサロンのフェイシャルメニューでは、以下のようなたるみ対策ケアが行われています。
エステサロンでの「たるみ対策メニュー」
- ハンドマッサージ
- リンパマッサージ
- ツボ押しマッサージ
- スカルプケア
- デコルテ・肩のコリ改善
- 頭蓋骨矯正・クビのズレ矯正
- 超音波マッサージ
- 高周波照射
ハンドマッサージ
エステサロンのフェイシャルの基本はハンドマッサージと言われています。
マッサージのメソッドはサロンによって異なりますが、プロのエステティシャンの手によるマッサージは皮膚に余計な負担をかけず、同時に血行をアップさせて肌のハリ・弾力を生み出します。
肌のたるみは血行不良による乾燥・表情筋のコリ等によっても起こりがちなものです。丁寧かつ適度なマッサージを受けることで、肌がイキイキとした状態を取り戻し、頬の位置等もグッとアップしてくれます。
リンパマッサージ
体内に張り巡っている「リンパ」は、余分な水分や老廃物等を排出するための器官です。
顔等のあまり動かさない場所はリンパに水分や老廃物が詰まってしまいやすく、これが目元・口元等のたるみを引き起こすこともあります。リンパは血管(動脈)のようにポンプ機能や弁が無いので、一度流れが詰まると老廃物が溜まりやすくなります。
リンパマッサージで流れを改善すれば、詰まっていた老廃物もスッキリとし「たるみが気にならなくなった」という他に、「顔がひとまわり小さくなった」と感じる人も多いようです。
ツボ押しマッサージ
古代中国から伝わる「経絡治療(けいらくちりょう)」を取り入れたマッサージです。「血と気」の通り道である経穴(ツボ)を刺激することで詰まっていたエネルギーの淀みを無くしていきます。
スカルプケア
頭皮(スキャルプ/スカルプ)と顔の皮膚がくっついています。実は、頭皮のゆるみや硬さが顔の皮膚のたるみを促進させていることもあります。
エステサロンのスカルプケアでは、丁寧なクレンジングやローションの塗布、スチーム等による温め、マッサージ等によってスカルプにハリ・潤いを与え、たるみを改善していきます。
デコルテ・肩のコリ改善
鎖骨はリンパの集まる「出口」とも言えるポイントで、この部分のリンパの巡りが悪くなっていると顔のたるみ・むくみ等が起こりやすくなります。
また肩や首が凝っている場合、筋肉の収縮による血行不良で肌に栄養が行き届かず、たるみが促進されている可能性も大です。フェイシャル(顔部分)だけでなく鎖骨を含むデコルテや肩・首周りのマッサージ(リンパドレナージュ)を行うことで、たるみがより改善されることが期待できます。
頭蓋骨矯正・クビのズレ矯正
特に顔の左右のたるみが異なる場合や、口元ばかりに強いたるみが見られる場合、頭蓋骨の歪みや首の骨のズレ等がたるみを起こしている一因となっているとも考えられます。骨のズレ・歪みは毎日の姿勢の悪さ、食品を噛む時の不均等等の習慣によっても起こりがちです。
整体・矯正も行うサロンであれば、このような顔の歪み・首の歪み等を矯正してたるみにアプローチすることが可能です。適切な頭蓋骨矯正を行えば、たるみ対策と同時に小顔効果を得ることもできます。
超音波マッサージ
空洞現象から生まれる超音波を使った「キャビテーション」等を使用して肌をマッサージしたり、栄養成分の浸透を高める方法です。
肌のたるみは保水成分であるコラーゲン、エラスチン等の体内生成力が衰えることによっても起こります。多くのエステサロンでは、これらの成分をたっぷりと含んだローションやジェルを皮膚に塗ってから超音波を当てて、肌にしっかりと栄養分を補っていきます。
高周波照射
ラフォス
新型ラジオ波等の高周波を肌に当て、肌を温める方法です。高周波では「深部加温」と言い、体の内側を的確に温めることが可能です。
「ラフォス」等の新型ラジオ波を発生する装置をあてることで肌の血行の促進が見込める他、顔のコリをほぐす働きもあります。
筋肉や肌のコリをほぐすことで、リンパも流れやすい状態になります。ハンドマッサージ・リンパドレナージュ等と併用することで、より高いたるみ改善効果が期待できます。
エステサロンでたるみ対策をするメリット
プロの美容家であるエステティシャンにおまかせをすると、どんなメリットがあるのでしょうか?
エステサロンでたるみ対策をするメリット
- セルフケアより即効性がある
- ダウンタイムを置く必要が無い
- 手術ではないので気楽
- 安価な料金でもチャレンジできる
セルフケアより即効性がある
セルフケアだと...
たるみ対策を自分で行う場合、美顔ローラーや表情筋トレーニング等でケアをする人が多いですよね。これらはいずれも「効果がない」というわけではないのですが、即効性に欠けるのがネックです。
時間がかかる
例えば表情筋トレーニングの場合、「顔の雰囲気が変わってきたな」と感じるには1週間~2週間以上のトレーニング持続が必要となります。表情筋の筋肉量が衰えている人の場合、結果が出るのに1ヶ月以上かかってしまうことも。
急ぎ過ぎて良くないことが...
また「早く効果を出したいから」と自己流ケアを頑張りすぎてしまうのもNGです。表情筋トレーニングをやりすぎると顔の形が大きく変わってしまったり、不必要な場所にシワが出来てしまうこともあります。
他にも、美顔ローラー等の使い過ぎで肌に負担をかけ、たるみをかえって促進させてしまうこともあります。
エステなら♪
セルフケアに比較して、エステサロンでのフェイシャルケアでは利用した早い時点で「顔が明るくなった」「若々しくなった」と感じる人が多いです。
「週末の旅行の前ににこやかな顔にしておきたい」「来週の記念写真撮影の前に、ちょっとでもたるみ対策しておきたい!」といった早めの結果が欲しい時には、エステサロンでプロの手を頼った方が良いでしょう。
ダウンタイムを置く必要が無い
美容クリニックだと...
「美容クリニック(医療機関)」でのたるみ対策(施術)の場合、針を刺す・糸を入れる・注射をするといった強い刺激を肌に与えることから、施術後2日間~1週間程度は顔にハレ・むくみ・一時的なアザ等の作用が起こることがあります。
ハレ等の問題が沈静化するまでの期間は「ダウンタイム」と呼ばれるのが一般的です。ダウンタイム中にはメイクができなかったり、外出時には腫れやむくみを隠すためにマスク・サングラス等で顔を隠す必要が出てきます。
エステなら♪
「エステサロン」での対策の場合、このようなダウンタイムを置く必要はありません。例えば特別な日の前日にフェイシャルケアを受けて、たるみが上がった最高の状態でお出かけをすることもできます。エステなら、手軽に、誰にも知られずにできるたるみ対策ができるのです。
手術ではないので気楽
現在では美容クリニックでも「メスで切らない手術」が多数用意されるようになっています。とは言え、顔に針や糸を入れたり、強いレーザー光線等を当てるといった強力な施術に抵抗感があるという方も多いことでしょう。
セルフケアでの限界を感じており、「もっと本格的なたるみケアをしたい」という方のファーストステップとして、エステサロンでのケアは適しています。
安価な料金でもチャレンジできる
エステサロンのフェイシャルケアというと「料金が高いのでは?」と心配される人もいるかもしれません。しかし最近では、リーズナブルな料金のたるみケアメニューを提供するエステサロンも増えています。
初回料金3,000円台というサロンもあるほどです。ネイルサロン・ヘアサロンに行くような感覚で、気軽にたるみケアができるのが嬉しいですね。
エステサロンでたるみ対策をするデメリット
気楽さ・手軽さが魅力のエステサロンでのたるみ対策ですが、デメリットも存在しています。
エステサロンでたるみ対策をするデメリット
- 1回の効果維持期間が短い
- エステティシャンの技術力が出やすい
- 年齢・肌の状態によっては効果を感じにくい
1回の効果維持期間が短い
エステサロンでの施術の場合、1回での効果が感じられるのは「頬のトップの位置が上に上がった」「肌が引き締まった」といった表面的なものであることがほとんど。またその維持期間も平均2~3週間程度と長いものではありません。
「リフトアップした」「たるみが気にならない」というハッキリした効果実感を得るには、複数回のマッサージ施術等を定期的に受ける必要があります。効果実感までの期間には肌の状態・たるみの状態等によっても個人差があるため、一概には言えません。ただ平均すると最低3ヶ月間~6ヶ月間程度のエステ通いを続けている方が多いようです。
エステティシャンの技術力が出やすい
エステサロンでのたるみ対策の基盤となるのは、エステティシャンによるオールハンドマッサージです。
最新機器を使用する脱毛やシミ対策等に比較して、ハンドマッサージは「エステティシャンの手業=技術力」の差がかなり大きく出ます。
マッサージの技術力があるエステティシャンの場合であれば「顔をつくる(造顔)」というレベルで1回の施術で頬のリフトアップ+小顔効果、更にはシワの初期対策も可能です。
しかし経験・実績の浅いエステティシャンの場合、なかなかこのような効果が出せないこともあります。「安いから」「近いから」といった理由で適当にサロン選びをしてしまうと、たるみに対する結果がなかなか得られない可能性もあるのです。
年齢・肌の状態によっては効果を感じにくい
エステサロンのマッサージや機器では、肌の引き締めや皮膚の表面層に対する働きかけはできますが、皮膚の深い層にある筋膜等への働きかけはできません。
皮膚の奥の奥にある筋膜等の層に届くほどの作用を起こさせるには、医療レベルの超音波や手術等が必要となります。
医師の在籍する「クリニック型エステサロン」であれば、後から解説する医療施術も行なえます。しかし一般的なエステサロンができるのは「美容施術」に限定されており、人体に対する作用が強い施術は行えないのです。
そのためエステサロンで改善ができるのは、原則として「初期的なたるみ」であると考えた方が良いでしょう。ここで言う「初期的なたるみ」とは、以下のような状態を指します。
【初期的なたるみの例】
- フェイスラインが昔と変わったと感じる
- 楕円形に広がった毛穴が頬に増えた
- 顔を横に向けた時に頬の肉が流れる感じがする
- 顔に力を入れないと顔が暗い・老けたように感じる
- 頬のトップの位置が少し下がったように思う
たるみの状態は皮膚の質感・表情筋の量等によっても変わるため一概に「年齢」では括りにくいのですが、上記のような初期的なたるみの状態は30代後半~40代中盤頃までというのが平均的です。反対に以下のような状態の場合には、たるみが中期~後期に移行している可能性が高まります。
【中期~後期のたるみの例】
- 昔よりも目が小さくなったと感じる(まぶたが下垂している)
- アイラインが引きにくい、引けない
- まぶたの下・口元が、真顔の時にハッキリと下がっている
- 真顔でいる状態の時にほうれい線がクッキリ見える
- 顎・口元・目元等のたるみが指でつまめる
上記の例にあてはまる部分が多い場合、たるみが皮下組織・筋肉組織まで進行していることもあります。
この場合、マッサージでもある程度のリフトアップは見込めますが、しっかりとした「若返り」は少々難しいかもしれません。
高いリフトアップ効果を望むのであれば、美容クリニックで更に本格的な対策を検討されることをおすすめします。
また、加齢により目の瞼が垂れ下がって目が小さくなっている状態(眼瞼下垂)の方はクリニックでの美容整形もおすすめです。「整形で二重まぶたに!埋没法・切開法のメリット・デメリット、費用や期間を比較」のページでは眼瞼下垂に対応している二重切開法も紹介しているので参考にしてみてください。
たるみ対策のできるエステサロン
ジェイエステ
お手頃価格で試せる
ジェイエステの主なたるみ対策
- リンパ重視のオールハンドケア
- コラーゲン塗布&フラッシュフォト
- パックや美容液とミルクで保湿
たるみにアプローチする3つのコース
コース |
概要 |
光コラーゲンケア |
4大美容成分配合のコラーゲンを塗布後、フラッシュフォト照射してより吸収を良くし、パックでキメを整える...詳しくはこちら |
リラックストリートメントケア |
全て手技によるリンパを意識した施術を顔を中心にデコルテまで行う。凝りをほぐして流れをスムーズに...詳しくはこちら |
ハリツヤ美顔ケア (エイジングケア) |
温かいLED「ファインライト」をあてた後に、軟水パックで保湿。最後はオリジナルローションとクリームで仕上げ |
初めての方限定でお得に試せる
ジェイエステフェイシャルの注目すべき点は、初回限定2回2,200円(税込)で試せるという点です。
他のサロンと比べると各段に手の届きやすい料金となっています。「興味があるけど..料金が..」と迷われている方におすすめです。
老舗ならではのノウハウで美しく
3つのコースでいずれも、施術前にカウンセリング、エステティシャンの指導の元セルフ洗顔、施術後にはメイクブースでメイクが可能です。
カウンセリングでは専用器具を使った肌チェックもできるのでより自分の肌のコンディションをより詳しく調べることができます。
また、ジェイエステは40年以上の歴史ある老舗です。培ったノウハウを活かしより良い状態へ導いてくれます。
遺伝子レベルからチェック!
ジェイエステでは遺伝子検査の結果から、より良いフェイシャルコースを提案する「遺伝子フェイシャルエステ」があります。
たるみが気になっていたけど、たるみ対策とは違う方向のアプローチが有効かもしれません。専門的なデータから科学的に対策したい方におすすめです。
⇒ ジェイエステの『遺伝子フェイシャルエステ』はこちら
エステティックサロン シーズ・ラボ
切らないたるみとシワのケア
エステティックサロン シーズ・ラボの主なたるみ対策
- ラジオ波(高周波)
- リフトマッサージ
- 角質やくすみ除去洗顔
- 美白と引き締めパック
メス不要の最新リフトアップ「プロリフトRF」
シーズラボのプロリフトRF
ドクターシーラボグループの「エステティックサロン シーズ・ラボ」は、医学的な根拠に基づいた施術を行うエステティックサロンです。エステより結果を重視しクリニックより身近なサロンを目指しています。
皮膚の専門家のもとで自社開発したマシン「プロリフトRF」を使ったコースでは、ラジオ波によるリフトアップの施術ができます。
ラジオ波は高い方がリフトアップ効果も高くなるのですが、通常エステサロンでは約0.5MHzとのころ、シーズ・ラボでは4MHzの医療機関超えの周波数を持っています。
ラジオ波でなぜたるみ改善に?
ラジオ波とは、赤外線や紫外線などの電磁波のひとつです。ラジオ波を照射すると肌の内部に熱が伝わり、その熱で肌深部のコラーゲンが引き締まってハリが生まれます。
この照射自体のハリ持続効果は短いのですが本当のケアはここからで、皮膚が持つ自己治癒力がコラーゲン修復するために新しいコラーゲンを作り出そうとします。これによりリフトアップ効果の持続が期待できるのです。
プロリフトRFは、放射状ではなく面で照射ができるため施術のムラなく照射ができるというメリットもあります。
プロリフトRFの照射
マッサージもついた4ステップ
コース内のマッサージ
コースには、リンパの集まる首周辺の血流ケアのリフトマッサージが入っていて、さらににフルーツ酸とWビタミンの毛穴洗浄、最後はひんやり引き締めパックで仕上げます。
初回体験のスペシャルコースでは、4ステップ全てが通常の約1/3の料金で施術できます。
エルセーヌ
結果追求型のエステサロン♪
エルセーヌのたるみ対策を試せるプランを2つご紹介します。エルセーヌは施術だけなく、食事指導や生活改善指導もしてくれるので自分の求める結果への道筋をサポートしてくれます。
若見えハリ美肌コース体験
「若見えハリ美肌コース」の主なたるみ対策
- 全身イオンパック(+スーパーベイビースキン)
- 潤いパック
- 光フェイシャル
イオンパック
公式サイトより引用
クレンジングの後、スーパーベイビースキン(動画)を見てリラックスした後は全身にイオンパックを行います。微弱電流と温熱効果でぐんぐん血行を促進し、ポカポカに。悩みに適した美容液をタプタプに含んだシートパックでお顔を包んだ後光フェイシャルをして完了です。フェイシャルメニューですが全身のめぐりも良くなります。
フェイススリムコース体験
顔のむくみが気になる方には、「フェイススリムコース」体験もおすすめです。リンパをめぐらすハンドトリートメントの後、超音波振動で表情筋をケアしてハリのある肌へ導きます。フェイスラインを整えたい方にも適したコースです。1回2,000円とリーズナブルなので気軽に試せます。
ミス・パリ
3種類から選べる
※ミス・パリ公式サイトより引用
ミス・パリの主なたるみ対策
- 手技によるリフトアップ
- 専用器具による筋肉強化
- 美容液導入
たるみにおすすめのフェイシャルコース
- フェイスアップ
- フェイシャルフィットネス
- フェイスコントーリング
初回体験は通常と比べてかなりお得な料金設定となっていますです。まずははちょっとやってみたいという方にぴったりです。体験コースのある2つを比較して紹介します。
フェイスアップ
フェイスアップは手技による施術で、肩や首からトリートメントし顔全体をリフトアップします。エステティシャンの手による施術が希望の方はフェイスアップがおすすめです。
フェイシャルフィットネス
※ミス・パリ公式サイトより引用
フェイシャルフィットネスは機械を使って深い筋肉層から顔の筋肉を鍛えるのが特徴です。ミス・パリ独自の機器で刺激した後は、顔の筋肉が引き締まり軽くなる感覚になります。モニター全員が引き上げられたと実感の声を寄せています。
2コース共通サービス:肌質から整える
上記2つのコースで共通してクレンジングで毛穴を洗浄、施術後はローションパックやミルクで潤いをケアします。
たるみだけでなく、肌から綺麗になれるコースとなっています。
美容クリニックでのたるみ対策
美容クリニックとは、美容皮膚科・美容外科等の医師が在籍する医療機関のことを指します。法律で医療機関のみが行えると定められている、本格的な美容施術が受けられるのが魅力です。
近年では医師が在籍するエステサロン(クリニック型エステ)も登場し、エステとクリニックの両方の施術が受けられることで人気を集めています。
美容クリニックでできる「たるみ対策メニュー」とは?
美容クリニックのたるみ対策メニューは下記の4つです。
美容クリニックできる「たるみ対策メニュー」
- ハイフ/HIFU(超音波)・高周波・レーザーなどの照射
- 脂肪溶解注射(BNLS)
- ヒアルロン酸注入
- 糸(糸リフト)
- 切開リフトアップ(外科手術)
超音波やレーザー照射・高周波照射
超音波や高周波、レーザーなどを照射して、肌の奥にある真皮層や筋膜にまで働きかける方法です。
これらを照射すると、細胞が一時的に熱によって変性し、体がそれを治そうとして新陳代謝が活発になります。肌のハリの元となるコラーゲンの生成が活発になり、皮膚が弾力を取り戻してたるみ改善することが期待できる、というわけです。
クリニックでのレーザー照射・高周波照射は目的の筋肉部にだけピンポイントで照射を行うため、肌の表面にはほとんどダメージが残りません。
「切る・針を顔に入れる」という施術に抵抗感がある人でも受けやすい施術として、近年人気が上がっているリフトアップ方法です。
一般的にはハイフ(HIFU)やウルセラ、サーマクールなど、方式名やマシンの名で浸透しています。
ハイフ(HIFU)とは
ハイフ(HIFU)とは「高密度焦点式超音波療法」という治療方式を指しています。虫めがねで太陽光を1点に集中させるイメージです。
皮下組織のさらに奥にある「SMAS筋膜」まで到達できる上に、肌表面や周囲の組織を傷つけること無く、狙った部分だけにピンポイントで熱エネルギーを届けることが可能です。
クリニックでは「ウルセラ」や「ダブロ」といったマシンが有名で、「切らないリフト」として浸透し始めています。
サーマクールとは
サーマクールはアメリカThermage社が開発したマシンの名称です。高周波(RF・ラジオ波)を使って真皮層から皮下組織にかけてエネルギーを届けます。
光エネルギーであるレーザーと違い、電気エネルギーである高周波は色素に吸収されないため、肌の深いところもまで届く特徴があります。
サーマクールTC3、サーマクールNXT(ネクスト)、サーマクールCPTといった種類があります。
脂肪溶解注射(BNLS)
薬剤の注入により脂肪を溶かして体外に排出する施術です。
脂肪が原因による、ほほ・口の横・フェイスライン・あご下のたるみ(二重顎)改善に使われ、「小顔注射」「顔やせ注射」といった施術名で呼ばれることもあります。
薬剤には「PPC・BNLS・BNLSneo・MITI」の種類がありますが、顔には植物成分を使ったBNLSとBNLSneoが使われます。
BNLSはクルミや海藻などの植物由来の成分を使用しており、BNLSneoにはさらに、アメリカFDAで脂肪分解効果が認められた「デオキシコール酸」が配合されています。
ヒアルロン酸注入
基礎化粧品等の保湿剤としても有名な「ヒアルロン酸」を、直接的に注射で肌へと送り込む施術方法です。
なぜヒアルロン酸?
ヒアルロン酸は非常に保水力のある成分で、たった1グラムで6リットル近い水を取り込む力を持っています。加齢によって体内から失われがちなヒアルロン酸を直接的に補うことで、肌はふっくらとハリと弾力を取り戻します。頬や目元等にハリが生まれることで、下垂していたたるみの部分が目立たなくなるのです。
注射って怖い?
美容クリニックでは、水分を多量に含んだジェル状のヒアルロン酸液を打ち込む方法が主流となっています。「注射」というと不安に思われる方もいるかもしれませんが、現在では毛細血管等を傷つけにくい先端の丸い針・世界ナンバーワンの細さの針等が使われているため、痛み・ハレ等が大きく軽減されるようになっています。
最近ではヒアルロン酸注入の他、ボツリヌス菌を注入する方法も人気です。
糸(糸リフト)
糸リフトとは、その名のとおり特殊な糸等をこめかみから入れて、頬骨~ほうれい線に向かって挿入し、ほほ全体を持ち上げる美容手術です。糸の種類には様々あり、使用する糸によって手術名称や料金・維持期間等も変わってきます。
ゴールデンリフト
金の糸を真皮内に埋め込む技術。古くは古代エジプトでも行われていたという伝統的な美容技術です。「金」という異物が入ることでその周辺にマクロファージが集まり、繊維芽細胞が刺激されてコラーゲン・エラスチン等の生成が活発になります。
スプリングリフト
出展:共立美容外科
https://www.kyoritsu-biyo.com/shinryou/wrinkle/springlift.php
伸縮性のある「スプリングスレッド」という糸を使う技術です。突起(コグ)が付いた糸であるため周囲の筋組織を強く持ち上げ、更に伸び縮みが良いため顔の筋肉を動かしやすいという特徴を持っています。顔の中で溶けないため、効果が長続きします。
ハッピーリフト
切り込みが入った「ケバケバ」がある糸を使う方法です。毛羽の部分で組織を引っ掛けて持ち上げますが、毛羽の状態によっては組織を持ち上げる力が弱いことも。また場合によっては毛羽がめくれてしまい、筋組織を持ち上げる力一気に弱まることがあります。医療手術等にも使用される素材(PLA糸等)が使用されており、一定期間が過ぎると糸は体の中で溶けます。
ミントリフト
「ケバ」ではなく「トゲトゲ」を付けたような形の糸を使う方法です。ハッピーリフトよりも組織を持ち上げる力が強く、効果維持が長くなっています。
3Dリフト
糸にいくつもの円錐形の引っ掛かりを取り付けてあり、持ち上げる力を強めた糸を使用します。ハッピーリフトのように溶けるタイプの糸もあれば、スプリングリフトのように溶けずに体の中に残るタイプもあります。
「糸リフト」ではこめかみの上の部分(髪の内側)から糸を入れていくので、顔に穴が開く心配は要りません。またこめかみ~頬下全体に入れた糸で上に引っ張り上げる=引き上げ範囲が広く、リフトアップ効果がしっかりと感じられるのが魅力となっています。
切開リフトアップ(外科手術)
いわゆる「美容整形」と言われて多くの人が思い浮かべるのが、この切開リフトアップではないでしょうか?切開手術とはその名のとおり、メスで頭の横側を切る手術のことです。
リフトアップ手術では多くの場合、耳の前側~側頭部の髪の中側・髪の生え際を切開し、たるみの原因となる余分な皮膚を切ってから、顔の皮膚を引き上げるようにして縫いあわせていきます。
たるみによって余ってしまっている皮膚を物理的に取り除き、上へ向かって皮膚を引き上げるため、そのリフトアップ効果は絶大です。
切開リフトアップで懸念されること
しかし、耳周辺の皮膚を上に引っ張り上げるので、特にもみあげ部分等が後頭部方向へ向かって引き寄せられ、切開量によっては毛髪バランスがおかしく見えてしまうこともあります。
また耳周辺に切開の影響が出やすく、耳が前方に向かって広がる「立ち耳」になりやすい、耳たぶが大きく広がりやすいといったリスクがあることも考慮しておいた方が良いでしょう。
クリニック選びは慎重に
切開リフトアップの場合、手術を行う医師の「デザイン力」「技術力」によっても結果に大きな違いが出てきます。
クリニック選びに慎重になるのはいずれの方法でも同じですが、特に切開手術の場合には徹底したクリニック選びが必要です。
美容クリニックでたるみ対策をするメリットは?
美容クリニックでたるみ対策を行う魅力には、以下のようなものが挙げられます。
美容クリニックでたるみ対策をするメリット
- 効果がハッキリと感じられる
- 短時間で施術できるたるみ対策も登場
- リスクが少ない方法を選べる
効果がハッキリと感じられる
美容クリニックでの施術は肌の真皮層・筋層等に直接的に働きかける方式であるため、施術後の効果が目に見えてわかりやすいのが特徴です。「たるみを根本的になんとかしたい」という方、「5才~10才以上若返ったように見せたい」という方等、しっかりした結果を望まれる方には美容クリニックでの対策が向いています。
短時間で施術できるたるみ対策も登場
かつてのクリニックでの美容施術というと「切開リフトアップ」が基本でしたから、「入院が必要」「大変な手術」といったイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか。
しかし近年のレーザー照射・ヒアルロン酸注入といったいわゆる「プチ整形」の施術は当然のように日帰りできるだけでなく、施術時間も1回あたり1時間かからないといった超短時間施術も珍しくなくなっています。エステサロンやヘアサロンでケアをするような時間で、リフトアップケアを行うこともできるのです。
リスクが少ない方法を選べる
従来の顔にメスを入れる切開手術の場合、効果が絶大である分、リスクも大きいというのがネックでした。しかし現在では低リスクの美容施術に人気が集まるようになっています。
例えば「ヒアルロン酸注入」の場合、ヒアルロン酸は元々体内や顔の皮膚にもある成分なので身体との馴染みが良く、安全性が高いのが魅力です。
また「糸リフト」で使われる「溶けるタイプの糸」とは、医療手術でも使われるPLA等の吸収糸が使用されているものです。時間が経てばコラーゲンに置換されながら徐々に体内へと吸収され、最後は溶けてなくなってしまいます。「体の中に異物が残ってしまう」「一度やったら顔のデザインはそのまま」といった心配がありません。
美容クリニックでたるみ対策をするデメリットは?
技術の進化によってメリットが増えているクリニックでのたるみ対策ですが、いまだデメリットも少なくないのが現状です。
美容クリニックでたるみ対策をするデメリット
- 料金が高い・コストがかかる
- ダウンタイムが原則として必要
- 低リスク施術ほど維持期間が短い
料金が高い・コストがかかる
美容クリニックでのたるみ対策は、効果実感がしっかりとできる分、料金が高いのが大きなネックと言えるでしょう。美容施術は自由診療となるため、料金設定は各医院によって異なります。しかし「たるみ対策」の平均相場というと、概ね最低料金が以下のようになっています。
【美容クリニックでのたるみケア平均相場】
ヒアルロン酸注入 |
20万円~ |
糸リフト |
20万25万円~(※1) |
高周波レーザー照射 |
15万円~ |
切開手術 |
30万円50万円~(※2) |
※1 使用糸により異なる
※2 最低価格は部位により異なる
「ヒアルロン酸や糸リフトで、もうちょっと安い価格が書いてあったけど」と思われた方もいるかもしれません。
確かに小さな部分のプチ整形の場合であれば、ヒアルロン酸の注入量も少ないですし、糸リフトで使用する糸や手術時間も短いので、料金価格は比較的抑えられます。しかし頬全体・顔全体のたるみ治療を行う場合、ヒアルロン酸ではアンプル3本以上は使用するのが平均的です。また糸リフトも8本程度は入れる必要があるでしょう。
現在のたるみの状況・改善レベル等によっても必要となる美容クリニックのコストは異なりますが、エステサロンでのマッサージ等に比較するとコストが嵩む傾向です。
ダウンタイムが原則として必要
「エステサロン」の項目でも解説しましたが、顔の皮膚や筋肉に対して強い作用のある施術を行うと、一時的な赤み・腫れ・むくみ・アザ等の反応が出ることがあります。
インフルエンザ等の予防注射を打った時に、一時的に注射をした箇所が赤くなったり、ポコッと腫れることがありますよね。美容手術では更に細い注射針を使用しますが、やはり同じような反応が出ることが多いのです。
これらの反応が落ち着く(沈静化する)までの間には、メイクをすること等はできません。また外出時にはマスクをする・サングラスをかけるといった方法でお顔を保護する必要があります。なお、反応が落ち着くまでのダウンタイムの期間は施術によっても異なります。
【ダウンタイムの期間比較】
高周波照射・レーザー照射
ダウンタイムは基本的にはなく、当日メイク可とするクリニックもあります。ただし肌の状態等によっては赤み・腫れが2~3日間程度出ることもあるので、冷却対応を撮った方が無難です。
ヒアルロン酸注入
当日には腫れ等は起こりにくいが、治療後2~3日で青黒いあざ(内出血)が起きる場合があります。ほとんどの場合、徐々に黄色いあざに変化し、1週間~2週間ほどで自然に消えます。黄色いあざに変化すれば、コンシーラー等でカバーが可能です。
糸リフト
使用糸によってもダウンタイムは異なりますが、平均2日~3日間程度で初期の腫れがおさまることが多いです。溶ける糸の場合の方が引きつれ・痛み等の違和感を持つ期間は短いのですが、赤みや違和感が2週間程度続くこともあります。溶けない糸の方が糸が太いため、違和感がやや長く残りやすいようです。
切開リフトアップ手術
初期の腫れ等が収まるまでに最低1週間はかかります。その後も部位によっては1ヶ月~2ヶ月程度は引きつれ・痛み等の違和感が残りやすいです。
ヒアルロン酸注入・溶けるタイプの糸リフトといった低リスクの施術の場合の方が、ダウンタイム期間は全体的に短い傾向にあります。とは言え、万全の体制を取るのであれば施術後2日~3日間はお仕事のお休み等を取って、腫れを引かせた方が安心です。
低リスク施術ほど維持期間が短い
体に対するリスクが低いのが魅力の「ヒアルロン酸注入」や「消える糸リフト」といったプチ整形があります。でも低リスクな施術ほど、施術による効果の維持期間は短くなってしまいます。
注入されたヒアルロン酸は徐々に体内に吸収されてしまいますし、溶けるタイプの糸もコラーゲンに徐々に変化して、体内に吸収され自然に排出されていきます。
「異物が残らない」という安全性の高さがある分、溶けてしまえばリフトアップ効果が薄れてしまうのです。たるみの状態、注入する液剤や糸の量等によっても維持期間は異なりますが、平均的な効果維持期間は以下のようになっています。
【プチ整形の効果維持期間】
ヒアルロン酸注入 |
6ヶ月~1年 |
糸リフト(糸が溶けるタイプ) |
12ヶ月~18ヶ月(※) |
高周波レーザー照射 |
3ヶ月~6ヶ月 |
※しっかりしたたるみ対策が感じられる期間
プチ整形の効果が薄れてしまった場合には、繰り返して施術を受けることは可能です。ただその都度の料金が発生しますから、費用が嵩みやすくなってしまいます。
また、エステとクリニックの間ともいえる美容鍼で、顔のむくみに対する効果を感じている方が多いようです。美容鍼の効果や注意点については「東洋式エステでキレイに!ヨモギ蒸しや美容鍼、アカスリ等の効果や注意点」にて解説しているので一緒にご覧ください。
たるみ対策のできる美容クリニック
品川スキンクリニック 美容皮フ科
気軽なプチ治療から本格的な施術まで
品川スキンクリニック美容皮フ科の主なたるみ対策
- 糸によるフェイスリフト(美肌アモーレ)
- 脂肪溶解注射
- プチしわ取り(ヒアルロン酸注入)
- ハイフ/HIFU(ダブロシリーズ)
- レーザーや超音波照射各種
- 切開によるたるみ除去治療
エイジングケアNo.1!糸リフトの「美肌アモーレ」
※品川スキンクリニック公式サイトより引用
症例件数14万件突破の人気エイジングケアが「美肌アモーレ」です。ほほやフェイスラインのたるみ改善と美肌を同時に叶えます。
微細なトゲと特許取得の固定フックがついた特殊なとける糸を挿入し、物理的にたるみを引き上げる施術です。糸1本で2kgを持ち上げる強靭さで、術後に切れる心配は殆どありません。
アゴ下等の見えにくい部分から挿入し、腫れや傷跡を最大限目立たないよう施術します。
内部からたるみを引き上げて、
肌本来の状態に近づけることで周囲の血行の促進にもなり、肌細胞の活性化で若々しい肌を自ら取り戻すことも期待できます。
「美肌アモーレ」を公式サイトでチェック
最短翌日には実感「1日脂肪取り® 顔やせ」
注入箇所の例
※品川スキンクリニック公式サイトより引用
注射で余分な脂肪を溶かして排出する施術です。
脂肪が原因のほのたるみほや二重顎、輪郭のもたつきにおすすめです。
ダイエットでは脂肪細胞が小さくなっても数は減りませんが、この施術では数そのものを減らせるため、よほど激太りしない限りリバウンドを起こすことはありません。
最短で翌日には効果を実感し、赤みや腫れによるダウンタイムもほぼないのがメリットです。
「1日脂肪取り®
顔やせ」を公式サイトでチェック
ほうれい線には「ヒアルロン酸 プチシワ取り」
顔のシワが気になる部分にヒアルロン酸を注入し、肌をふっくらとさせる施術です。ほうれい線や口元のシワ、目尻やおでこのシワにおすすめです。
ヒアルロン酸自身が肌にもともとある成分なので安全面も問題ありませんし、治療時間は5分~10分程度と短く、施術後はすぐに効果を実感できるのが特徴です。
他の治療に比べ料金も手頃で、注射なので跡が残らないというメリットもあります。
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ハイフ(HIFU)も可能
品川スキンクリニックではHIFU(ハイフ)ができるマシン「ダブロ」での施術も可能です。
HIFU(ハイフ)は切らないリフトアップとして注目を集めており、たるみの原因であるSMAS筋膜に超音波をピンポイントで当てていく美容施術です。
照射された部分はコラーゲンがぎゅっと収縮し、さらにそれを修復しようとする働きでコラーゲンが増え、たるみが改善していくのです。
ダブロには「ダブロ」「ダブロ-S+」「ダブロGOLD」の3タイプがあり、それぞれのマシンで扱える院が異なるので詳しくは公式サイトでご確認ください。
湘南美容クリニック
プチリフトアップから外科手術まで
湘南美容クリニックの主なたるみ対策
- サーマクール・ウルセラ
- ダブルHIFU
- 小顔注射
- シークレットリフト
- シルキーリフト
- 脂肪吸引 など
施術の種類が非常に豊富
湘南美容クリニックは、言わずと知れた大手美容外科クリニックです。クリニック数も90院以上と最大ですが、施術の種類も非常に多くどれを選べばいいのか迷うほどです。
メス不要なものから外科手術まで扱うので、希望に沿ったケアが必ず見つかることでしょう。若返り治療で140万件以上の症例数を誇るのも、湘南美容クリニックのメリットのひとつです。
サーマクールやHIFUはもちろんありますので、その他の注入や糸リフト、外科手術等を少し紹介します。
脂肪による頬や顔まわりのたるみに
エイジングというより脂肪が気になる方のたるみに向いた施術です。
「脂肪溶解注射 BNLS アルティメット」は脂肪を溶かす注射で、頬や顎下のたるみを改善していきます。
植物由来の「BNLS」という脂肪溶解成分と、新たに脂肪溶解効果が米国FDAで認められた「デオキシコール酸」など、9種類の有効成分が入った製剤を注入し、破壊された脂肪はリンパ管等を通って自然と排出されていきます。
糸リフトや外科リフトアップも
「シークレットリフト」は、引きつれにくい柔らかい特殊な混合スレッドを、1点だけ開けた穴から入れていきバランスを見てリフトアップするたるみ対策です。
メスを使わない・自然さと約1年半という長い持続効果・施術跡は髪に隠れて全く気にならないというメリットがあります。
「ナチュラルクイックリフト」は、耳の形に沿った切開でたるみを除去して目立たないよう縫合します。ダウンタイムも1~2週間と短く傷跡も言われなければわからないほどです。
たるみを物理的に除去できるため、持続が長いというメリットがあります。
聖心美容クリニック
手術、マシン、糸から選べる
聖心美容クリニックの主なシワ対策
- フェイスリフト
- プレミアムPICO肌再生療法
- ウルトラセルQプラス
- ウルセラシステム
- サーミRF
- イントラジェン
- TESSリフト(テスリフト)
手術治療:フェイスリフト
手術による「たるみ治療」であるフェイスリフトは、深部から引き上げるため首周りのたるみやほうれい線、下ぶくれなどがすっきり解消されます。縫合部分は可髪の毛で隠れるので傷跡もほぼ目立ちません。はりが出ると毛穴も目立ちにくくなるというメリットもあります。
フェイスリフトを公式サイトでチェック
マシン治療:プレミアムPICO肌再生療法
たるみだけでなく、シミ、ニキビ跡など肌悩み全般に効果を発揮する「プレミアムPICO肌再生療法」は、従来のレーザーよりもダウンタイムも少なく、効果も早く実感できます。痛みが少ないというメリットもあり、たるみだけでなくトータル治療したい方にぴったりの治療法です。
「プレミアムPICO肌再生療法」を公式サイトでチェック
糸による治療
糸による治療はTESSリフト(テスリフト)、YOUNGSリフト(ヤングスリフト)、G-Cogプレス(Gコグプレス)、アンカーPlus、アンカーDXダブルなど複数あります。切らないタイプの施術方法も複数あり、他の施術方法も含めどのタイプが良いか迷った場合は無料カウンセリングがおすすめです。
医師による無料オンライン診察が可能なので家に居ながらカウンセリングが受けられます。時間は30分程度なので気軽に試せます。是非ご利用ください。
KMクリニック
頬だけでなくまぶたのたるみにも
KMクリニックの主なたるみ対策
- サーマクール
- スマスセラ(HIFU)
- ヒアルロン酸注射
- ボトックス注射 など
最新の第3世代マシンを使用「サーマクール」
サーマクール
KMクリニックでは、たるみ治療でおなじみの「サーマクール」施術ができます。
サーマクールは高周波を当て真皮や皮下組織に熱を加え、コラーゲン収縮を起こしてハリを蘇らせる施術です。さらにコラーゲンを新しく生成する機能も促進するので、継続したリフトアップが見込めるのです。
サーマクールの第3世代マシンは大幅に痛みが軽減されています。
目元専用のハンドピースを使えば、 冷却機能や痛み軽減のための振動機能で、皮膚の薄いまぶたのたるみにも効果的にリフトアップができます。
傷跡もできずダウンタイムがほぼないので、翌日から日常の生活を送ること可能です。
たるみ改善が大幅アップ「スマスセラ」
スマスセラ
スマスセラは、SMAS層(筋膜層)という顔の皮膚を根本から支える部分を、点状に加熱する「HIFU」という治療ができるマシンです。
SMAS層は皮下組織のさらに奥にあり、そこに超音波を集中して照射することで新しいコラーゲン生成を促進することができます。
皮膚表面は通り抜け深層だけにピンポイントで作用するのがメリットです。
サーマクールでは届かないSMAS層まで作用する「スマスセラ」とサーマクールとの併用で、より高い効果を持つリフトアップが期待できます。
各種の注入治療もできる
たるみの気になる部分に直接注入する治療も各種揃っています。
KMクリニックのヒアルロン酸注入では、「マジックニードル」という長く先の丸い針で注入していきます。
痛みや内出血などのリスクを抑えながら、年齢を重ねれば重ねるほど減っていくヒアルロン酸を注入できるのがKMクリニックの特徴です。
施術自体は10分程度で終わりますが、肌に入ったヒアルロン酸は約1年をかけて吸収されていき効果を発揮し続けます。(個人差があります)
その他、ボトックス注射やグロースファクター注射もできます。
マジックニードル