脱毛する男性が増える中、特に注目度が上がっているのが「メンズ腕脱毛」です。半袖を着る時期、腕の毛が濃くて恥ずかしい...こんな時に「男性向けの脱毛で、腕の毛をスッキリさせたい」と考える人も多いのではないでしょうか
とは言え実際に腕脱毛しようとしても「料金がいくらかかる？」「脱毛バレは嫌かも」といった不安が多く、なかなか行動に踏み切れないこともありますね。まずは「わからない」を解消しましょう！
ここではメンズ腕脱毛に興味がある人向けに、T脱毛の料金相場や回数等、よくある8つの疑問を詳しく解説していきます。
大学機構マーケティング調査データでは、特に「腕」や「手」の脱毛について積極的な意見が多く、注目度の高さを示しています。なぜ今、メンズ腕脱毛が注目を浴びているのでしょうか。
関心が高まるメンズ脱毛
株式会社リクルートライフスタイルが2019年に行った市場調査では、20代男性の13.7％、30代男性の11％以上がメンズ脱毛の経験があると回答しています。今や10人に1人はメンズ脱毛をしている時代です。メンズ腕脱毛希望者から最も多い意見が「半袖やノースリーブを堂々と着こなしたい」というものです。腕の毛が濃く太い人にとって、腕を晒すことになる春夏シーズンはユウウツな時期と言えます。夏らしいオシャレを楽しみたい、長袖で腕を隠したくない...そんな人達から、メンズ腕脱毛は選ばれているのです。
腕の毛は目に止まりやすいため、毛が濃かったり太かったりするとどうしてもワイルドすぎる印象を与えがちです。特に女性からは「清潔感が無い」「ちょっと怖い」といった印象を持たれてしまうこともあります。
でも男性向けの腕脱毛で腕の毛をスッキリさせれば、見た目の印象は爽やかに。合コンや街コン等での第一印象アップを狙えるだけでなく、職場等での好印象も期待できます。
腕の毛が気になるから...と、カミソリやシェーバー等でお手入れしていませんか？男性の腕の毛は女性に比べて一本一本が太いため、剃り跡が青黒くなり目立ちやすいです。またカットした毛がすぐに伸びてくるので、さわり心地がジョリジョリ・チクチクとしてしまいます。
メンズ腕脱毛で余分な毛を処理すれば、仕上がりは自然でキレイに。また脱毛法によっては肌の角質のキメが整い、よりスッキリとした肌感になることも期待できます。
腕の毛が濃いのや太いのが気になるけど「メンズ脱毛をしている」とバレるのは恥ずかしい...そんな人も多いのではないでしょうか。現在の男性向け腕脱毛では「バレない脱毛」をすることもできるのです。
「光脱毛」や「レーザー脱毛」では、何度か照射を繰り返すことですべての毛穴にアプローチをしていきます。でも途中で照射を止めてしまえば、毛が抜けず、従来どおりの毛穴が少し残ることになります。
メンズ脱毛の場合、このような「ツルツルにしない脱毛」「ナチュラルな仕上げにする脱毛（減毛）」を選ぶ人も多いです。
腕の毛が一切なくツルツルの人を見たら「脱毛をしたのかな？」と考える人は居ることでしょう。でも毛が薄く生えている状態であれば、見た目にも自然ですし「脱毛をした」という印象を与えることはありません。
脱毛時には毛穴の奥の毛母細胞に対して光やレーザーを当てるため、熱反応が起き、肌に赤みが残ります。肌質にもよりますが、施術後2日間くらいは肌が赤っぽくなると考えておいた方が良いです。
ただ肌が赤いからと言って「脱毛をした」と直結して考える人はほとんどいませんし、腕の赤みは長袖の服等でもカバーができます。脱毛完了までのバレを心配する必要はほとんど無いと言って良いでしょう。
男性向けの腕脱毛をしたいけど、脱毛に行くのが恥ずかしい、女性に施術されるのはちょっと...現在ではそんな人のための店舗や施設も増えています。
「メンズ脱毛サロン」は、男性だけを対象にした光脱毛ができるサロンです。施術を受けるお客さんは男性のみなので、ロビー等で女性と出くわして気まずい思いをすることもありません。
現在ではメンズ専門の脱毛サロンが各地域で増加しており、男性向けの腕脱毛を受けることができます。
医療レーザー脱毛を受けたい場合には、医師や看護師等が在籍する「医療機関（美容クリニック、脱毛クリニック等）」で脱毛施術を受ける必要があります。
クリニックは男女共通の外来であるケースが多いですが、最近では都市部を中心に「男性のみ」を対象にしたメンズ院をオープンさせるクリニックも登場しています。
メンズ脱毛サロンの中には、施術をするサロンスタッフ（エステティシャン）はもちろん、受付スタッフ等も全員を男性で揃えているところもあります。「女性スタッフに脱毛施術をされるのは抵抗がある」という人は、このようなサロンを選ぶのも手です。
なお医療機関（クリニック）の場合だと、施術をする看護師の多くは女性スタッフとなります。男性の指定やスタッフ指名ができるクリニックは少数です。
光脱毛やレーザー脱毛のプランでは、照射する範囲を部位（パーツ）ごとに区切っています。腕脱毛の場合、照射範囲はどこからどこまでになるのでしょうか。
脱毛サロンや脱毛クリニックでは、一般的に「腕」は次のような部位（パーツ）として分類されます。
パーツの大きさの扱いは店舗により異なりますが、おおむね「Mサイズの部位の料金」または「Lサイズの部位の料金」となることが多いです。これは腕の照射面積というより、体毛の密度が濃いことが関係しています。
いずれにしても「肩～手首」を脱毛したい場合、部位脱毛では「2パーツ分」の料金が必要になります。腕脱毛の料金表を見る際には、この点に注意しておきましょう。
腕の体毛は、「肘上」よりも「肘下」にかけて濃く密集しやすい傾向があります。そのため毛を減らすタイプ（ツルツルにしないタイプ）の脱毛の場合、「肘下パーツ1ヶ所」だけの脱毛にして自然に腕毛が少ない印象にするという人も多いです。
このやり方だと部位脱毛が1パーツ分だけで済むので、脱毛料金をほぼ半額にまで抑えられます。
「腕」の脱毛で照射されるのは、手首のあたり（手首の骨関節がグリグリするあたり）までです。「手の甲（指先含む）」は、部位脱毛では別の扱いになります。
脱毛サロンの中には「腕（肘上＋肘下）」と「手の甲（指含む）」をセットにしたプランを提供しているところもあります。まとめて3パーツを脱毛する分だけ料金が割引されており、1パーツごとに別々に脱毛するよりもお得です。
「腕だけでなく手の毛・指毛にも悩んでいる」という人は、「ひじ上・ひじ下・手」のセットプランがあるサロンを選ぶとコスパの良い脱毛ができることでしょう。
「男性向けの腕脱毛」と一口に言っても、脱毛方法には様々なものがあります。フラッシュ脱毛かレーザー脱毛か、また光脱毛の中でもIPL方式かSHR方式か、どれにすべきか悩んでいる人も少ないないはずです。腕脱毛の方式選びの目安をご紹介していきます。
IPL脱毛（インテンス・パルス・ライト脱毛）は、毛の黒さの元である「メラニン色素」に反応する特殊な光を当てて、毛母細胞に働きかけるタイプの脱毛法です。サロン脱毛では一番ポピュラーな種類と言えます。
このタイプの人には、脱毛効果が比較的早く出やすいというメリットがあります。また多くのサロンで導入している分、脱毛料金が安めなのも魅力です。コスパ重視の人に向いています。
医療レーザー脱毛は、肌の奥にまで届いて反応する特殊なレーザー光線をあてて、毛母細胞を破壊するタイプの脱毛法です。「医療」という名前のとおり、医師・看護師しかこの施術を行うことはできません。
米国FDA（アメリカ食品医薬品局）が「一定の脱毛効果が長期的に維持される」と認めているのは、ニードル脱毛とこの医療レーザー脱毛のみです。ただニードル脱毛は痛みが非常に強いため、広範囲を脱毛する腕脱毛には向いていません。「腕脱毛で永久脱毛をしたい」という場合には、医療レーザーの一択ということになります。
上の「IPL脱毛」や「医療レーザー脱毛（アレキサンドライトレーザー脱毛）」には欠点もあります。「照射の際の刺激が比較的強い」という点です。
特に肌の黒い色（地黒さ、シミ、ホクロ等）には強く熱反応を起こし火傷をさせてしまうため、日焼けした肌等ではIPL方式やアレキサンドライトレーザーでの脱毛ができません。このような問題を解決したのが「SHR脱毛」です。
SHR脱毛法では45℃程度の温かな光をじっくりと蓄積し、毛を生やす司令塔に対して働きかけを行います。そのため刺激がほとんど無いのが特徴です。
上のような人には、熱刺激の無い「SHR脱毛法」がピッタリと言えます。
IPLやSHR等の「フラッシュ脱毛」、そして「医療レーザー脱毛」は、即効性のある脱毛法ではありません。照射をしてから毛が抜け始めるまでにはタイムラグがありますし、すべての毛穴に対してアプローチするまでには何度も照射を重ねる必要があります。
脱毛に即効性を求める場合には、ひとまず「ワックス脱毛」を選んだ方が良いかもしれません。
ワックス脱毛を受ければ、すぐに腕全体を毛の無い状態にすることができます。ワックス脱毛はセルフ脱毛でも行うことができますが、特に上腕部の脱毛が難しいので、クオリティを重視するならワックス脱毛専門サロン（ブラジリアンワックスサロン）等を選ぶのがおすすめです。
過去ワックス脱毛とその他の脱毛法（フラッシュ、レーザー）を併用することは原則できませんでした。しかし、最近ではワックス脱毛後にSHR方式の光を当てるダブル脱毛（サロンにより呼び名は様々でミックス脱毛というところも）できるサロンもよく見るようになってきました。
「男性向け腕脱毛をしたい！」と考えた時、気になるのが脱毛料金です。1回あたりのメンズ腕脱毛の料金相場を、脱毛方式ごとに見ていきます。
| サロン名 | プラン | 料金 |
|---|---|---|
| メンズTBC エピラッシュ 所在地
|
ボディLパーツ（ひじ上＋ひじ下） （フラッシュ脱毛） |
11,000円×2 |
| フィーゴ（FiGO） 所在地
|
都度払い 時間制 MLパーツ各20分 | 1回 60分コース 11,000円 （20分2箇所） |
IPL方式の腕脱毛の料金相場は、1回あたりひじ上とひじ下を合わせると20,000円～23,000円前後となっています。やや割高に見えますが、これは「1回毎の支払い（都度払い）」の料金相場であるためです。
IPL方式のメンズ脱毛サロンだと、回数制のチケットや定額制等を導入しているところも多いです。定額制のサロンの場合、月2,500円～3,000円前後の支払いで腕脱毛をスタートすることもできます。
| サロン名 | プラン | 料金 |
|---|---|---|
| メンズラココ |
パーツ2ヶ所（ひじ上＋ひじ下） | 1回13,200円×2 ＝26,400円 |
SHR脱毛によるメンズ腕脱毛の料金相場は、1回あたり22,000円～25,000円前後です。SHR脱毛を導入しているサロンは「全身脱毛」をメインコースにしている店舗が多く、部位脱毛だとやや割高になる傾向があります。
| サロン名 | プラン | 料金 |
|---|---|---|
| メンズエミナル 所在地
|
肩から指先まで | 5回 75,000円 |
| メンズリゼ 所在地
|
肘上＋肘下＋手 | 5回 79,800円 |
※一括払いの場合
医療レーザー方式によるメンズ腕脱毛の料金相場は、1回あたり28,000円～32,000円前後となっています。ただしこれは「手の甲の脱毛」も含んでいる価格です。
メンズ脱毛クリニックの場合、腕から手の甲までを含めたプランを提供しているところがほとんどで、「腕のみ」の部位脱毛は行われていません。「腕から手の甲まで毛を無くしたい」という人の場合だと、コストパフォーマンスに優れた脱毛ができます。
| サロン名 | プラン | 料金 |
|---|---|---|
| ロミオワックス |
肘上＋肘下 | 6,600円×2 ＝13,200円 |
| Queen’s Wax |
腕 all | 8,800円 |
ワックス脱毛によるメンズ腕脱毛の料金相場は、1回あたり12,000円～13,000円前後です。通常、ワックス脱毛の料金は基本的に他の脱毛に比べて料金が割安になりやすいのですが、腕については少し高額になります。
これは腕の毛の密集度が高い上に、筒状になっているため「ワックス剥がし」が難しいためです。またワックスの場合は料金システムはすべて「都度払い」となり、回数制や定額制等による割引はできません。
腕脱毛が完了するまでには、何回か繰り返しての照射が必要です。腕の毛がスッキリするまでには、どれくらいの時間がかかるのでしょうか。
IPL方式は「体毛の毛周期」に合わせて照射を行います。1回の照射でアプローチができるのは、体表に出ている成長期の毛の毛穴のみです。そのためツルツルの腕にするまでには、8回～12回程度の照射が必要となります。
毛周期に合わせて2ヶ月に1回程度のペースで照射を行うと考えた場合、1年半～2年位がかかる計算です。
SHR方式の脱毛は、熱刺激が弱い分、脱毛効果が出るまでに少し時間がかかる傾向があります。腕の毛量を減らす場合には8回くらいの照射でも効果が感じられる人が多いですが、ツルツルにしたい場合には10回以上の照射が必要となると考えておいた方が良いでしょう。
ただしSHR方式では、IPL方式とは違って毛周期を気にせずに脱毛することができます。とは言え肌負担がゼロというわけではないので、大体2週間～1ヶ月に1回ペースでの照射をおすすめしているサロンが多いです。
1ヶ月に1回ペースで照射を続ければ、1年～1年半位でツルツルの腕を手に入れることも期待できます。
医療レーザー脱毛では毛母細胞を強い光線で破壊するので、比較的早くに脱毛効果を実感できます。毛質等にもよりますが、8回程度の照射で満足行く結果を得られる人が多いです。
ただ肌負担の大きさ等も考えて、医療レーザーでは2～3ヶ月に1回程度の照射がすすめられます。早めに予約が取れて2ヶ月1回の照射ペースだとしても、1年～1年半程度はかかると見込んでおいた方が良いでしょう。
また痛みに弱い人向けに照射レベルを落とした場合には、脱毛効果を得られるまでにさらに時間がかかりやすくなります。
ワックス脱毛は粘着力のあるワックスで体毛を一気に引き抜くので、「現在生えている毛」はその場で一気に無くすことができます。「速攻でツルツル肌を手に入れたい！」という時に便利です。
ただし毛を生やすための細胞である「毛母細胞」はそのまま残っていますし、休眠期の毛穴等にも一切アプローチはされていません。毛穴からは体毛が繰り返し生えてくるので、定期的なお手入れが必要です。
「手入れをしなくてもツルツルの肌をキープしたい」と思ったら、適度なところで医療レーザーまたはフラッシュ脱毛への切り替えを検討することをおすすめします。
腕の脱毛中に気をつけておくべき点には、どのようなものがあるのでしょうか。
フラッシュ光線やレーザーを浴びた後の肌は、強いダメージを受けて乾燥し、敏感な状態になっています。カンタンに言うと、うっすらと軽いヤケドをしてヒリヒリしてる状態のようなイメージです。
そのため、絶対にやってはいけないのが「脱毛後の日焼け」です！たとえ夏の日差しではなくても、紫外線A波（UVA）と紫外線B波（UVB）による刺激は肌に大きな負担を与えます。
肌が炎症を起こすリスクがあるだけでなく、脱毛後の肌にシミができるといった恐れもあるのです。
脱毛後の肌は、2～3日は熱を帯び、うっすらと赤みがかった状態にもなります。赤み隠しのためにも日焼け防止のためにも、脱毛後2～3週間は「長袖」で腕の肌を保護しておくのが理想的です。
どうしても半袖を着たい時には、日焼け止めクリームで保護を。ただし脱毛後一週間～10日間は、たとえ日焼け止めをしていても強い日差しを浴びるのはNGです。
腕脱毛を受けている間、日焼けとともに気をつけておきたいのが「乾燥」です。脱毛後の肌はダメージを受けて乾燥状態になりやすく、それが肌の炎症等のトラブルを招くことがあります。
また肌の乾燥が続くことで、脱毛器の照射時の痛みが激しくなりやすいという悪影響も。肌乾燥をできるだけ早く治めるように、腕の保湿は毎日行う習慣をつけましょう。
バシャバシャつけるタイプの化粧水・ボディミストでは保湿力がやや弱いので注意を。ボディ用の乳液・クリーム等がおすすめです。
男性向け腕脱毛の料金や回数、範囲等について解説しましたが、腕脱毛についての疑問は解決できたでしょうか？半袖から出る腕は、人から目に止まりやすい場所です。ここを自然にスッキリとさせれば、全身の印象を変えることにも繋がることでしょう。
上でも解説しましたが、腕脱毛の完了までには1年～2年程度の時間がかかります。「腕脱毛やってみようか」と思ったら、早いに越したことはありません！まずは気になるサロンやクリニックの公式サイトをチェックしてみてはいかがでしょうか。
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