口周り脱毛の回数は?効果は?8つの疑問で徹底解説~脱毛範囲やおすすめサロン&クリニックも
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口元は会話をする時に目が行くため、口周り脱毛を考えているという人は実はとても多くいます。
でも「回数は?期間は?」「脱毛料金はいくらかかるの?」とわからないことが多くて、なかなかチャレンジできない人も多いのではないでしょうか。
今回は口周り脱毛の範囲や脱毛効果の違い、回数、サロンの選び方等、誰もが疑問に思うことを7つのポイントに分けて詳しく解説していきます。
口周り脱毛【サロン・クリニックをチェック】
関連する説明を飛ばして『口周り』の脱毛ができるサロンやクリニックの一覧を見たい方はコチラ!
脱毛サロンとクリニックの異なる点とは
関連ページもCHECK
口周りが気なる方の中の多くは顔の他の部位も気になります。下記のページでは顔の他の部位脱毛について確認できます。
口周りはココで脱毛!
脱毛サロンなら
ジェイエステ
「口周り」だけ脱毛OK!
- 初回限定プランがあるからお得
- 40年以上の実績あるサロン
医療脱毛なら
湘南美容クリニック
コスパが良い医療脱毛
- 契約期間に縛られずマイペース脱毛
- 全国展開で通いやすい
サロンやクリニックの「口周り」脱毛の範囲とは?
サロンやクリニックにおける「口周り脱毛」とは、顔脱毛の中のどこからどこまでを脱毛することを意味しているのでしょうか。
その名前のとおり「口の周辺」ではあることは間違いないのですが、その範囲の解釈については店舗によっても違いが大きいのです。
このページでは「口周り脱毛」を行っているいくつかの店舗の定義を元に、「口周り脱毛」の範囲を以下のように定めています。
口周りの範囲
- 上唇のすぐ上と両端
- 口角の横・口角周辺
- 下唇のすぐ下
基本は「唇の周囲」が口周り部位
端的に言えば、リップラインをとりまく5mm~1センチ程度の周辺部分が「口周り」ということになります。
ちなみに上唇の上でも、より鼻の穴に近い上側の部分は「鼻下」というパーツの扱いになります。
また、下唇の下3センチ程度の部分は「あご上」というパーツに含める脱毛サロンが多いです。
口周りの部位脱毛OKの店舗は少ない?
リップラインの周辺のムダ毛・ヒゲのような産毛が気になって「口周りだけ」を脱毛したいと思っても、なかなかお店が見つからない、という人もいることでしょう。
実は「口周り脱毛」と公式サイト等に書いているサロンはかなり少ないのです。口周り脱毛の扱いについて、いくつかのサロンや美容クリニックの例を見てみましょう。
脱毛サロンの口周り脱毛の対応
サロン名 |
対応 |
詳細 |
ジェイエステ
|
◎ |
「口周り」で鼻下~口角横、下唇の下の照射が可能 |
ディオーネ
|
◯ |
フェイスメニューの「鼻下」と「アゴ」で口周りOK |
ラココ
|
◯ |
パーツセレクト「口上」「口下」で口周りOK |
ミュゼ
|
◯(△) |
顔全体脱毛で脱毛可能だがパーツのみは無し |
リンリン
|
△× |
新規契約は全身脱毛のみ。全身に顔(鼻下)も含むプランあり |
医療脱毛クリニックの口周り脱毛の対応
クリニック名 |
対応 |
詳細 |
湘南美容クリニック
|
○ |
「鼻(上口ひげ)」・「顎」で口周り脱毛OK |
レジーナクリニック
|
○ |
「鼻下」・「あご」で口周り脱毛OK |
聖心美容クリニック
|
○ |
「鼻下」・「あご」で口周り脱毛OK |
リゼクリニック
|
△× |
顔全体脱毛セットで脱毛可能。単品は無し |
アリシアクリニック
|
△× |
全身脱毛のオプションの顔脱毛はあるが、口周りだけは無い |
「組み合わせ」「顔全体脱毛」で口周り脱毛できるところもある!
「口周りというパーツが公式サイトに無い...」と、その脱毛サロンやクリニックを諦めることはありません。
上で紹介したいくつかのサロンやクリニックのように、「鼻下」+「あご」等の周辺パーツを組み合わせることで「口周り」の脱毛ケアができる店舗もあります。
また「フェイス脱毛全パーツ」「顔下(鼻から下)の全パーツ」のコースを選択することで、唇周辺を脱毛してくれる店舗も少なくありません。
口周り以外のフェイス脱毛も考えている場合、お店に詳しく相談をしてみると良いでしょう。
口周り脱毛、男女同じ方法では無い?
口周りのムダ毛やヒゲが気になるのは、男性も女性も同じですよね。
でも残念ながら、口周り脱毛に最適な脱毛方法や料金・回数等は、男性と女性で大きく変わってきます。これには以下のような理由が挙げられます。
ヒゲと産毛では毛質・太さが違う
女性の顔に生える産毛の太さは、平均0.0001mm~0.005mm程度という極細のもの。
まれにホルモンの作用で「男性のヒゲのような太い口ヒゲが生える」という女性も居ますが、それでも平均の太さは0.01mm程度です。
また女性の場合、全体的に黒い色素(メラニン色素)が少なく、毛の色が茶色っぽい傾向も見られます。
男性のヒゲ、太さは女性の100倍以上
これに対して、男性のヒゲの太さは平均0.1mm。女性の産毛の10倍~100倍以上という太さを持っています。
しかも髪の毛のように太い毛・細い毛が入り交じることがほとんどなく、すべてが太く強い毛であるのも特徴です。
そして黒い色素(メラニン色素)は濃く、しっかりと色がついています。
そのため「ヒゲ」と「産毛」では、脱毛効果が出やすい方法や、脱毛による肌へのダメージが大きく変わってきます。
口周りのヒゲに悩んでいる男性が女性と同じ脱毛法を選んでもなかなか効果が出にくかったり、回数が必要となるケースもあります。
また施術時間も、男性の方が長くなりやすいです。
脱毛サロンは「女性専用」が多い
脱毛サロンは女性専用という印象がありますよね。男性専用の脱毛サロンもありますが、まだまだ普及中といったところ。店舗数でも女性専用が圧倒的に多いです。
競争率が高い点に加え、女性の口周りのムダ毛は男性より出力が弱めな照射なので女性向けの顔脱毛の料金の方が平均的に低い設定となっています。
クリニックでも男女別料金となりやすい
男女どちらも脱毛を受けられる脱毛クリニックでも、口周り・顔脱毛については男女別料金としている施設が少なくありません。
これも施術内容・施術時間等が男女で大きく異るためです。
本記事では、主に女性の口周り脱毛の方法や料金・回数等について解説しています。
「男性向けのメンズ口周り脱毛がしたい!」という場合は「ヒゲ脱毛」をチェックしたほうが、より的確な情報を手に入れられるでしょう。
口周り脱毛には光?レーザー?メリット・デメリットを比較
サロンのフラッシュ脱毛とクリニックの医療レーザー脱毛、費用や効果も含め口周りにベストな脱毛方法はどれなのでしょうか?
フラッシュ脱毛(IPL・SHR)と、医療レーザー脱毛、そして電気脱毛(針脱毛・美容電気脱毛)で口周りを脱毛した場合のメリット・デメリットを比較していきます。
口周りをIPL脱毛のサロンで脱毛する
脱毛サロンで主流のIPL脱毛は現在のエステサロン・脱毛サロンで最も多く取り入れられている光脱毛(フラッシュ脱毛)の種類のひとつです。
毛の黒さを作る「メラニン色素」に反応するIPL(インテンスパルスライト)というライトを照射することで毛母細胞等を熱変性させ、ムダ毛を生やす力を弱らせていきます。
IPL脱毛のメリット
- 脱料金が安い
- くすみ・ハリ・小じわ対策等の美肌ケアもできる
- 通いやすい脱毛サロンが選べる
- 無料体験脱毛・ワンコイン体験ができるサロンも多い
破格の脱毛ができる
IPL脱毛は導入しているサロンが多い分、各店舗の脱毛料金が「価格破壊」と呼べるレベルにまで下がっています。
「顔全体」や「顔+全身脱毛」の場合には料金が特に割安になる傾向です。
脱毛を受けられるサロンが多い分だけ料金の比較も細かくできますし、「家や職場から近いサロンを選ぶ」といった選択肢の広さも魅力の一つとなるでしょう。
またIPLを照射された肌はターンオーバーが活性化するため、美白やハリ対策等の効果も期待できます。
口周りのエイジングが気になっている人には、特に嬉しい効果と言えそうです。
IPL脱毛のデメリット
- 「口周り単体」で脱毛できるサロンはやや少ない
- 産毛が細いと効果が出にくい
- 産毛が太いと刺激が強い
- 日焼け肌・色黒肌だと施術できないことがある
うぶ毛への効果は遅くなる
IPLは1回での照射範囲が比較的広く、「とても小さいパーツだけを集中的に脱毛する」ということが得意ではありません。
そのため、「口周りだけ」といった部位脱毛、パーツ単体での脱毛を行うIPL脱毛サロンは少ない傾向にあります。
「顔全体」「顔下」等の脱毛で、唇を隠して照射するケースが多いです。
またIPLは「黒い色素」の色味に反応する仕様なので、色が薄い口周りの産毛だとなかなか脱毛効果が出にくいことがあります。
また反対に黒く太いヒゲのようなムダ毛の場合、パチっと弾くような痛みがあったり、肌に対するダメージが大きくなる可能性も考えておいた方が良いでしょう。
口周りのIPL脱毛がおすすめな人とは?
- 安い料金で口周り脱毛をしたい
- 口周りのムダ毛が比較的太い・黒い
- 口周り以外のフェイス脱毛・全身脱毛もしたい
- 肌に特にトラブルは無い、肌は丈夫な方
- 色黒肌・日焼け肌ではない
口周りをSHR脱毛のサロンで脱毛する
SHR脱毛(スーパー・ヘアリムーバル脱毛)は、エステサロンで行う光脱毛の中でも比較的新しい脱毛方法です。
ムダ毛の毛包全体に弱い熱を溜め込んで毛の発生機能を弱らせるという仕組みで、「蓄熱式脱毛法」とも呼ばれています。
SHR脱毛のメリット
- 産毛に対しても脱毛効果が出やすい
- 敏感肌やアトピー肌でも脱毛できる
- 痛みや肌ダメージがほとんど無い
- 当日からメイクOKのサロンもある
産毛にも効果的、痛みも少ない
SHR脱毛の光は、IPLとは違って毛のメラニン色素(黒い色素)に脱毛効果が左右されません。
そのためIPLのように「毛が黒くないと抜けにくい」ということが無く、産毛にも脱毛効果が現れやすいと言われています。
また、ジンワリと温かい光を当てていく方法であるため、肌に対する刺激や痛みがほとんど無いのも魅力として挙げられるでしょう。
脱毛サロンによっては、敏感肌の他、アトピー肌・色黒肌でも脱毛OKとしている場合もあります。
SHR脱毛のデメリット
- 導入している脱毛サロンが少ない
- 毛質が太い・濃いと脱毛回数がかかりやすい
- 頻繁に通う必要がある
脱毛ペースの早さがネックになる可能性も
SHR脱毛を導入しているサロンは、IPLのサロンに比べてまだ少なめです。
「ストラッシュ」や「ラココ」等の一部サロンに限定されるため、お住いの地域によっては近くにサロンがなかなか無いという可能性も考えられます。
うぶ毛への効果や痛みの少なさなど、似た特徴を持つ方式としては「ハイパースキン脱毛」があり、ディオーネが採用しています。
またどちらの方式でもIPLよりも早く1ヶ月1回ペースといったハイペースで脱毛をすることが可能です。
その反面、こまめにエステに通う必要が出てくるので、忙しい人には不向きかもしれません。
SHR脱毛がおすすめな人とは?
- 敏感肌・乾燥肌等でダメージに弱い
- 痛みに弱い
- 産毛が比較的細い方だと思う
- 通いやすい場所にSHR導入サロンがある
医療脱毛で口周り脱毛をする
医療レーザー脱毛は、医師・看護師等の医療従事者だけが行う脱毛方法です。エステサロンで行う光脱毛(フラッシュ脱毛)よりもさらに照射力が強いレーザーでムダ毛の毛母細胞を破壊して、毛の再生力を停止させます。
医療レーザー脱毛は、「脱毛クリニック」「美容外科クリニック」等で受けることができます。
医療脱毛のメリット
- 口周りの単体パーツの脱毛ができる施設が多い
- 医師によるサポート・アフターケアが受けられる
- 有料だが麻酔を受けることができる
細かい範囲の照射も可
医療レーザー脱毛は、フラッシュ脱毛に比べて細かく小さい範囲に照射をするのも得意です。
そのため「口周りだけの脱毛」といった小さいパーツの脱毛を受け付けているところが比較的多い傾向にあります。
また1回あたり3,000円~5,000円程度の出費がかかりますが、麻酔クリームで痛みを軽減することも可能です。
「美容」の範疇に入るエステサロンとは異なり、「医療」としてより専門的な施術・対処ができる点がクリニックでの医療レーザー脱毛の大きな魅力と言えます。
医療脱毛のデメリット
- 麻酔無しだと痛みが強い
- クールダウンの期間がやや長い
- 脱毛料金が高め
- 細い毛・色素が薄い毛だと効果が出にくい
パワーの強さによる痛み
医療レーザー脱毛はフラッシュ脱毛(IPL脱毛)よりも出力が強い分、肌に対する刺激は強くなります。
特に口周りは皮膚が薄く、デリケートで刺激を受けやすい部位。麻酔なしで口周り脱毛をするとなると「かなり痛い」を覚悟した方が良いです。基本的に麻酔は必須と考えた方が良いでしょう。
また施術後には、肌に赤み・腫れ等が残る可能性があり、施術当日にはメイクができない可能性も考えられます。
スケジュールに余裕がある人でないと、定期的に脱毛に通うのが難しいかもしれません。
医療脱毛がおすすめな人とは?
- 産毛が比較的太い
- 産毛の色が濃い
- 「口周りだけ」を集中的に脱毛したい
- サポート体制が手厚い施設で脱毛したい
- ある程度の出費があってもOK
口周りを針脱毛(ニードル脱毛・美容電気脱毛)する場合
針脱毛(ニードル脱毛・美容電気脱毛)とは、とても細い針やプローブを毛穴に挿入し、電気(高周波電流)を流して毛母細胞等の発毛機能にダメージを与える方法です。
エステサロンで行えるものは「美容電気脱毛」、クリニックで行うものは「医療電気脱毛」「絶縁針脱毛」等と呼ばれて区別されます。
針脱毛(ニードル脱毛・美容電気脱毛)のメリット
- 産毛や薄い毛にも効果が出る
- 効果実感までの期間が比較的短い
- 硬毛化の心配は無い
金髪や白髪も脱毛可能
針脱毛(ニードル脱毛・美容電気脱毛)では直接的に毛母細胞・毛包に対して熱刺激を与えるため、「色素の濃い/薄い」「毛が太い/細い」といった要素では脱毛効果がまったく左右されません。
口周りの細い産毛や白髪のような色味の無い産毛に対しても脱毛効果が出ます。
またフラッシュ脱毛・レーザー脱毛だと起こる恐れがある『硬毛化』の不安が無いのも魅力です。
『硬毛化』については、このページの「硬毛化した時のアフターサポート」のセクションでも詳しく解説します。
針脱毛(ニードル脱毛・美容電気脱毛)のデメリット
- 痛みが非常に強い
- 施術時間が長い
- 料金が割高
- クールダウン期間が長い
- 施術できる施設が限られる
痛みレベルは数ある方法で最も強い
針脱毛(ニードル脱毛・美容電気脱毛)の最大のデメリットはその痛みの強さです。
医療用の電気針には絶縁体が巻かれており、熱刺激を与えるのは毛包等の一部分のみ。70年代~80年代頃に行われていた施術に比べれば、痛みはかなり軽減されています。
またクリニックで行う場合は麻酔を受けることも可能です。
とは言えデリケートな口周りの肌に対する刺激は大きなものです。麻酔有りでも「我慢できなかった」と、途中で口周り脱毛を諦める人も居ます。
1本ずつの施術で時間がかかる
また針脱毛(ニードル脱毛・美容電気脱毛)は、一本一本に対して施術をしないといけないので、他の脱毛法に比べて時間がかかるのも欠点のひとつと言えるでしょう。
時間と手間に比例して、料金も他の脱毛方法に比べ高めです。
さらに当日は顔が赤く腫れるため、原則としてメイクは不可。場合によっては翌日も赤みが消えないこともあります。
さらに扱いの難しさ・高い技術力の必要性から、針脱毛(ニードル脱毛・美容電気脱毛)を行う施設は現代の日本では少ないです。
エステの場合だと大手では『TBC(TBCスーパー脱毛)』一択です。
施術できる看護師の数の低下によって、針脱毛を行うクリニックも減少傾向にあります。
針脱毛(ニードル脱毛・美容電気脱毛)がおすすめな人とは?
- 口周りの一部だけを集中的に脱毛したい
- 硬毛化したムダ毛を処理したい
- 肌が丈夫、肌トラブルは無い
- 口周り脱毛のためにコストがかかってもOK
- スケジュールに余裕がある
脱毛方法選びのポイント:効果実感や価格も考えてトータルで判断
口周りの脱毛に最適な脱毛方法は、上記で解説したように「肌質」や「ムダ毛の毛質・色味」、「その他のパーツの脱毛をするかどうか」「痛みに強いか」といった要素でも変わってきます。
そのため一口に「口周りの脱毛にはこの脱毛法が一番!」といった断定はしにくいところです。
脱毛効果実感までの回数や料金等の要素も見ながら、「自分に最も合っている」と感じる脱毛方法を選ぶのがベストです。
口周り脱毛の回数や値段はどのぐらい?
脱毛効果を実感できる回数とは?
口周りの脱毛で「効果が実感できた」「脱毛がほぼ完了した」となるまでの平均的な回数は以下のようになっています。
口周りの脱毛の平均回数
脱毛方法 |
回数 |
期間 |
フラッシュ(IPL)脱毛 |
18回~24回 |
3~4年 |
フラッシュ(SHR)脱毛 |
20回~36回 |
2~3年 |
医療レーザー脱毛 |
10回~18回 |
2~3年 |
美容電気・ニードル脱毛 |
6回~8回 |
1年~1年半 |
どの方法も年単位での継続が必要
IPL脱毛・医療レーザー脱毛では、色素の薄い産毛に対して効果が出にくいので、他のパーツ(ワキ・膝下等)に比べて口周りの脱毛は回数が増えます。
反対にムダ毛にダイレクトにダメージを与えられる美容電気・ニードル脱毛では産毛でも早めに効果が出やすいため、比較的少ない回数で脱毛完了できるケースも多いです。
ただし施術によるダメージで肌荒れした場合等には施術期間が3ヶ月以上空けられることもあるため、脱毛完了までの期間がさらに長くなることもあります。
いずれにしても、口周り脱毛は「4~5回で終わる」「数ヶ月で完了する」といったものではありません。
「ヒゲのような産毛が目立たない口周りにしたい!」と思ったら、早めに本格的な脱毛に取り掛かることが大切です。
口周り脱毛の料金はいくらぐらい?
脱毛方法 |
回数・時間 |
料金 |
フラッシュ(IPL)脱毛 |
6回 |
10,000円~12,000円 |
フラッシュ(SHR)脱毛 |
6回 |
18,000円~20,000円 |
医療レーザー脱毛 |
5回 |
20,000円~25,000円 |
美容電気・ニードル脱毛 |
15分 |
8,000円~10,000円前後 |
セット脱毛や全身脱毛で割安になることも
1回あたりの料金的に最も安いのはIPL脱毛です。またIPL・SHR等のフラッシュ脱毛の場合、「顔を全部まとめて脱毛」「全身脱毛」等のコースを選ぶことでさらに割引率がよくなります。
1回20,000円で前身50パーツ以上を脱毛できるサロンもあるので、この場合には1パーツあたりの料金は1回400円~500円にまで下がります。
なお「口周り」が単体パーツになっておらず、「鼻下」+「アゴ」等の2パーツ必要な場合には、パーツ料金が2倍かかることになりますので注意しましょう。
また医療脱毛(医療レーザー脱毛・医療電気脱毛)で麻酔を使用する場合、1回あたり2,000円~5,000円の麻酔料金が別途発生します。
次のセクション「サロンやクリニックの選び方」をとばして、実際に通える口周り脱毛におすすめなサロンやクリニックを確認したい方は下記よりジャンプできます。
口周り脱毛のサロン・クリニックの選び方は?
口周りの脱毛で失敗しないためには、きちんとした脱毛サロンやクリニックを選ぶことが大切です。サロン・クリニック選びでは、以下のようなポイントをチェックしましょう。
回数多めのコースが安い?
口周りの脱毛は、上でご紹介したように一般的な部位に比べて脱毛回数が多くなりがちです。
「5回・6回」といった少なめの回数の値段で勝負しているサロンより、「24回~36回以上」の回数制で割引率が良い脱毛サロンを選んだ方が最終的にトクする可能性が高くなります。
回数消化までの期限は長い?
脱毛サロンによっては、契約したコースの脱毛回数を消化するまでの期限を定めていることがあります。
もちろん期間無制限なのが理想的ですが、どうしても制限アリのサロンを選ぶ場合には「4~5年以上」と定めているところの方が安心です。
口周り脱毛は上記のとおり回数が多くなりがちですし、ニキビ・肌荒れ等で脱毛を先延ばしにする・・・といったケースも起こりがち。
何らかのトラブルで脱毛を延期しているうちに期限が来てしまわないように、スケジュールに余裕を持たせてくれるサロンを選びましょう。
無料キャンセル・日時変更ができるのはいつまで?
口周りにニキビや吹き出物ができていると、その部分には脱毛施術ができません。
口周りは脱毛範囲が狭い分、施術できないところがあると「照射ムラ」が目立ってしまいます。
口元に肌トラブルがある時には、できたら施術予定をキャンセルして、日程を変更してもらった方が最終的な仕上がりは良くなります。
前日までの無料キャンセルができるのか、日程変更に柔軟に応じてもらえるのかはしっかり確認しておいた方が良いでしょう。
口周りの体験脱毛ができる?
口周りの脱毛では、上でも紹介したとおり「かなり強い痛みを感じたことがある」という人がほとんど。
どの程度の出力までガマンができるのか、医療脱毛の場合は麻酔が必要になるかどうか等は、事前に確認しておけるのが理想的と言えるでしょう。
無料またはワンコインと言った低料金で脱毛体験ができれば、脱毛完了まで無理せず続けられるかどうかの目安にもなります。
カウンセリングの際に体験可能かどうかは、カウンセリング申込みの前に確認しておくことをおすすめします。
硬毛化した時のアフターサポートがある?
「硬毛化(こうもうか)」は、フラッシュ脱毛・レーザー脱毛によって起こる可能性がある現象のひとつです。「硬毛」という名前のとおり、体毛が照射によってかえって硬く強いものになるという現象です。
硬毛化は特に産毛等の細く柔らかな毛で起こりやすいため、女性の口周り脱毛では必ず知っておきたいリスクと言えます。
硬毛化した毛は太くなってメラニン色素が増える分、IPLやレーザーの効果が出やすくなるので、多くの場合には硬毛化してもフラッシュまたはレーザー照射を続けることで改善します。
しかし脱毛完了までが長期化する恐れがあるのが問題です。万一の硬毛化に備えて、以下のような制度を設けている施設を選ぶと良いでしょう。
硬毛化のアフターサポート制度・硬毛化保証制度例
- 安価な通い放題プランへの移行
- 1年~2年の無料での再照射
- 硬毛化部分に対して使用機械を変更 等
歯のホワイトニングもできる?
脱毛サロンの中には歯のセルフホワイトニングができるところも最近増えてきました。口周りのムダ毛処理をしたら、気になってくるのが歯の着色汚れではないでしょうか。脱毛ついでにホワイトニングを行えるところを探すのもいいでしょう。
口周り脱毛におすすめの脱毛サロンと医療脱毛クリニック
前述した脱毛サロンやクリニックの選び方に加えて、通いやすさや脱毛できる範囲等も考慮したおすすめのサロンやクリニックを紹介していきましょう。
組み合わせで口周りを脱毛
ページの上部で説明した通り「口周り脱毛」を1パーツとして扱ってるところはほとんど無く、「鼻下」と「あご」(さらに頬が必要な場合もある)を組み合わせることによって口周りを脱毛することができます。
口周り脱毛におすすめの脱毛サロン
口周り脱毛ができる唯一のサロン
おすすめの理由
- 口周りだけ脱毛できる
- わかりやすく明確な脱毛範囲
- 設定回数も豊富
①口周り(sパーツ) 4回 |
②フェイス6プラン(初回限定 各2回) |
①+②=口周り 6回 |
8,800円 |
2,200円 |
11,000円 |
剃毛代やキャンセル料
- 当日キャンセル:1回消化
- シェービング代:多少の剃り残しは剃毛可、多すぎる時は照射不可
口周りをリーズナブルに脱毛
ジェイエステでは「口周り」の脱毛ができます。脱毛範囲は鼻下から口角横・下唇の下を通った口周りで、顔脱毛でも最も人気の部位となっています。
小さい範囲なのでSパーツとなり4回脱毛が
8,800円です。
ジェイエステの口周り範囲
初回限定プランを活用しよう
口周りだけでなく頬やあごなど顔全体のムダ毛が気になる場合は、初回限定で2回の顔脱毛を
2,200円でできるプランがあります。この料金ならば口周り脱毛のお試しとしても良さそうです。
上記のSパーツ4回と合わせて
口周り8回を
11,000円と、とてもリーズナブルに脱毛できます。
脱毛の期間やキャンセルは?
脱毛期間は無制限では無いようです。キャンセルに関しても記載が少なく、正確な脱毛の有効期限や予約取消・変更の期限、またキャンセル料等はカウンセリングでの確認が必要です。
回数多く脱毛したい人に
おすすめの理由
- オーダーメイドで自由に設計
- 痛くない脱毛
- 産毛にも効果的
オーダーメイド脱毛 50回の場合 |
総額 |
月額
4,500円 (36回払) |
165,000円 |
口元周辺をたっぷりと脱毛
口周りやアゴなど、口元周辺を幅広く脱毛したい人におすすめなのが、ラココの「オーダーメイド脱毛」です。
月額
4,500円で始められる点が魅力です
。
ラココでは口周りを「口上」「口下」と分けているので、口周りを脱毛したい場合は2回分消化する点に注意が必要です。
脱毛範囲について公式サイトでは図で説明されていないため、自分の脱毛したい部分がしっかり入っているかどうかは契約前にしっかりと確認しておきましょう。
痛みが少ない♪産毛もOK
ラココの「LUMIX-A9」
ラココの脱毛方式は「SHR方式」という蓄熱式です。
メラニンをターゲットとしていないので、産毛や色の薄い毛にもしっかり対応できるところが、顔部分の脱毛としては魅力的ですね。
さらに日焼け肌やほくろのムダ毛にも照射が可能です。毛周期に関わらず1ヶ月に1回の早いペースで脱毛できます。
大手脱毛サロンをご紹介してきましたが、大切なのは通える範囲に店舗があるかどうかです。さらに、家の近くにある個人サロンも一緒に検討したい方は下記より地域に絞って探すことができます。
大手から個人脱毛サロンまで一括で
お近くの地域で探す
口周り脱毛におすすめの医療脱毛クリニック
顔全体を脱毛するなら
おすすめの理由
- コースの有効期限が無い
- 独自と楽天の両方のポイント獲得
Sパーツを2つ組合せた料金
6回脱毛 料金 |
施術部位 |
58,560円 |
鼻下・アゴの2か所 |
口周りを含む顔脱毛の料金
顔脱毛 6回 |
施術部位 |
40,800円 |
額、もみあげ周囲・頬、鼻下、アゴ、アゴ下 |
◎税込
約5万円で顔脱毛
口周りだけに絞らななくていいなら顔脱毛で全体を脱毛するのも良い方法です。
顔脱毛するなら、おすすめなのが全国に多数のクリニックを展開する湘南美容クリニックです。6回脱毛を
40,800円という最安価格で受けられ、コース消化の有効期限もありません。
脱毛機には「ジェントルレーズ」と「メディオスターNextPRO」の2つを備えて、あなたに最適な方法で脱毛します。
湘南美容には会員制度があり、年会費無料の会員になると割引もあります。
さらに、クリニック独自ポイントだけでなく楽天ポイントも貯まります。これは美容クリニックでは珍しい嬉しいサービスです。
顔脱毛に口周りも
顔全体脱毛セット5回コースの料金例
総額 |
月額払い(
84回払)
|
81,600円 |
1,200円 /月 |
顔脱毛の範囲
リゼクリニックは、提携院を含め東北から九州まで、クリニックを展開する人気のクリニックです。顔全体の施術時間の目安は30分なので買い物ついでにも気軽に通えます。脱毛範囲も隅々まで脱毛してくれます。
部位や毛質に合った機械を複数の脱毛機からセレクトして最適な出力レベルで脱毛します。顔は痛みが出やすい部位ですが、声掛けや細やかなアイシングでカバーします。
カウンセリングや再診料、処置料、
剃り残しの剃毛料まで無料となっているところは、さすが人気クリニックといったところでしょう。
なるナビでは全国からお近くの口周りを脱毛できるクリニック(病院)を探すことができます。市区町村を絞って表示させた後でもマップを動かしてカンタンに気なる地域も確認できます。
口周りの脱毛できる医療機関を
近所で探す
口周りを脱毛する時の注意点はある?
口周りをエステやクリニックで本格的に脱毛する時、その他に注意するべき点はあるのでしょうか。多くのサロン・クリニックが口周り脱毛中に禁止している行為等をピックアップしてみました。
紫外線は絶対ダメ!
どのような脱毛方法でも、施術一週間~三週間は直射日光を浴びるのは禁止されています。特に口周りは皮膚が薄くデリケートなので、施術直後の肌を紫外線にさらすのは絶対にNGです!
夏場以外でも、日傘や帽子・マスク等で肌をしっかりと防護しましょう。また施術1ヶ月程度までは、山登りやスキー等のアウトドアもできるだけ避けることをおすすめします。
スクラブやピーリング習慣もお休みを
口周りの脱毛中は、肌が常に敏感になっている状態です。強い刺激を肌に与えるような美容法は美肌を作るどころか、かえってシミやシワを作る原因になってしまいます。
特に表面の角質層を削り取る「ピーリング」や「スクラブ洗顔」等は厳禁。
またフェイスエステでフォトフェイシャル、マッサージ等を受けるのも控えましょう。
プールや海・温泉もNG
口周りの脱毛をしている時に起こりやすいのが「毛嚢炎(もうのうえん)」です。毛嚢炎とは、パッと見にはニキビに似た肌トラブルのことです。
アクネ菌が元となる一般的なニキビ(尋常性ざ瘡)とは違い、毛嚢炎はマラセチア菌や黄色ブドウ球菌といった常在菌が肌に入り込むことで起こります。
そのため脱毛で毛嚢炎が起こるかどうかは、肌質や常在菌の多さといった個人差でも左右されると考えられます。
しかし、プール・海・温泉等で「他の人の菌」を貰ってしまうと特に毛嚢炎になりやすいです。脱毛期間中にはできるだけ公共の浴場等には行かないことが大切です。
一度毛嚢炎が起きてしまうと、その部分には脱毛施術が行えなくなります。
一箇所程度ならテープで保護をして照射を避けることもできますが、何箇所にもできると施術自体がNGとなることも。できるだけ毛嚢炎を起こさないよう、予防対策をしっかり行いましょう。
新しいコスメを使うのも避けて
脱毛中の肌のデリケートさは、まるで生理中・生理前後のような不安定な状態です。
ちょっとした刺激でもニキビ等のトラブルに発展しやすいため、できるだけリスクを避ける必要があります。
脱毛施術後1ヶ月程度までは、化粧水や美容液等の基礎化粧品・ファンデーション等に新しい製品を取り入れるのは避けた方が良いでしょう。
おわりに~ムダ毛を気にせずに堂々と対面できる
人は対面時には目を真っ直ぐに見るのではなく、鼻や口元に視線を落とすことが多いとされています。
つまり、口周りはとても狭く小さいパーツながらもかなり人から見られる部分、ということです。
口周りがヒゲや産毛の無いスッキリとした状態なら、若々しく清潔感のある明るい印象になり、さらに気分の上でも前向きになれます。
不満を感じながら続けていたカミソリや電気シェーバーのお手入れを終わりにして、本気の口周り脱毛を始めてみてはいかがでしょうか?
※本記事で紹介している価格情報は公式サイト等で最新をご確認ください。