男性にはメンズ用の脱毛石鹸がおすすめ~ヒゲ・剛毛にも?特徴や選び方ポイントを解説
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剃っても剃っても目立つ青ヒゲ、清潔感をなくしてしまう濃い胸毛や腕毛、自分では手入れしにくい背中の毛・・・体毛の濃さに悩んでいる!という男性、意外と多いのではないでしょうか?
ムダ毛の処理には様々な方法がありますが、現在ネットで注目を浴びているのが「脱毛石鹸」を使う方法です。
顔や体を石けんで洗うだけでムダ毛を目立たなくできるスピーディーさ・手軽さが、大人気の理由となっています。
メンズのムダ毛は「メンズ用」で!
ただ一口に「脱毛石鹸」と言っても、製品によってその特徴は異なるものです。
また男性のムダ毛の悩みには、やはり「メンズ専用」の脱毛石けんを選んだ方が良いという意見が多く見られます。
今回は男性のムダ毛の悩みに特化させ、男性専用の脱毛石鹸の選び方・メンズ脱毛石鹸の製品比較等を詳しく解説していきましょう。
メンズの脱毛には他にどんな方法があるのでしょうか?脱毛を考え始めた男性にはこちらのページもおすすめです。
男性脱毛(メンズ脱毛)を成功させる!知っておきたい4つのポイント
脱毛石鹸とは何?
脱毛石けんとは、通常の洗浄成分(石けん素地)に以下のような成分を加えたムダ毛の悩みに答える石けんです。
- 現在はえている毛(表面の毛)を溶かして除去する除毛成分
- 現在はえている毛の構造体を分解して、毛を細く・柔らかくする除毛成分
- 新しいムダ毛を生えてきにくくする抑毛成分
脱毛石けんには、上記の1)~3)の成分のすべて、もしくはいずれかの成分は配合されています。
厳密には「脱毛」ではない
美容皮膚科クリニックやメンズエステで行うような「レーザー脱毛」「フラッシュ脱毛」のように、直接的に毛乳頭等に作用をさせて毛を抜くというわけではないので、厳密には「脱毛」をしているわけではありません。
ただ日本でのムダ毛処理法として「脱毛」という言葉がよく使われることから、通称として「脱毛石鹸」という用語が使われることが多いようです。
近年ではレーザー脱毛等との区別を付けるために、「抑毛石けん」という呼称を用いる製品も増えています。
脱毛石鹸のおすすめの使い方や選び方などをざっと知りたい場合は下記のページがおすすめです。
脱毛石鹸のおすすめの使い方や成分別の人気ランキング
男性が「メンズ脱毛石鹸」を選んだ方が良い3つの理由
脱毛石鹸は元々、男女共通の製品(どちらかというと女性ユーザーが多い製品)として登場しました。
しかしSNS等で脱毛石けんの人気が高まった結果、より「男性のムダ毛対策」を考えた「メンズ向け脱毛石鹸」が多数販売されるようになったのです。
従来のユニセックス製品を男性が使用しても、もちろん問題はありません。しかし実際に使用した人たちからは、「やはり男性専用製品の方が良かった」という声が多く聞かれます。
これには以下のような理由があるようです。
顔(ヒゲ処理)に使える製品が多い
ムダ毛の中でも「なんとかしたい!」と考える男性が多い「ヒゲ」。洗顔するだけでヒゲを薄くできたら、ラクですよね。
でも男女共通の脱毛石鹸の場合、「顔への使用は不可」「顔に使うのは推奨しません」という製品も意外と多いんです。
しかしメンズ脱毛石けんの場合には、その多くがヒゲ(頬~顎)への使用を考慮した作りになっています。
「胸毛や腹毛だけでなく、ヒゲも自然に薄くしていきたい」という人には嬉しいポイントですね。
胸毛・腕毛等の太い体毛に対応
体毛の濃さ・太さには体内の男性ホルモン量が大きく関係していると考えられています。
男性ホルモン量が多い男性の方が、女性よりも平均的に体毛の生える周期が早くなりやすく、また体毛が濃く・太くなりやすいのは当然とも言えるでしょう。
脱毛石鹸では自然酵素等を使い、現在生えている毛のケラチン(タンパク質)を分解して、毛を細く柔らかくしていきます。
しかし毛が非常に太い・濃い男性の場合、ユニセックス製品だとなかなか体毛のケラチンが分解しきれず、効果実感までに時間がかかってしまうことも多いようなんです。
太く濃くなりやすい「男性の体毛」を考えて設計されたメンズ専用製品の方が、効果を実感しやすいというわけですね。
脱毛石鹸では間に合わないほどのムダ毛には、サロンやクリニックでの脱毛がおすすめ。費用や痛みなどについては下記のページを参考にしてみて下さい。
男性の胸毛を永久脱毛するにはどれぐらいの費用が必要?
体臭対策にもなる
体毛の濃さに加えて、男性が女性から嫌われるポイントとなりやすいのが「体臭」ですね。
近年では「スメルハラスメント」という言葉が出てくるほど、男性の体臭に対する周囲の姿勢は厳しいものになっています。
10代~20代前半に目立ちやすい「汗臭(ワキ臭)」、30代~50代に匂いやすい「ミドル脂臭(ジアセチル)」、そして50代後半になると目立ってくる「加齢臭」・・・と、それぞれの年代で「気になるニオイ」があるのが困りものですね。
メンズ専用脱毛石けんでは、上記のような体臭を消したり、気にならなくするための成分を配合した製品が多数登場しています。
石けんを使って体を洗うだけで、ムダ毛対策をしながら同時にデオドラントもできるというわけです。
メンズ脱毛石鹸選びの9つのポイント
「それではメンズ専用の脱毛石けんを買おう!」・・・と、いきなり脱毛石けんを買うのはNG!
「男性向けの脱毛石けん」と言っても、その成分配合には意外と違いがあるんです。
自分にピッタリの脱毛石けんを選ぶために、まずは以下の9つのポイントをチェックしておきましょう。
1.天然除毛成分(自然酵素)入りか?
天然除毛成分とは、天然自然の果物等に含まれる「酵素」の成分を指します。代表的なのはパイナップル、またはパパイヤから抽出される成分です。
天然酵素成分表示の例
- ブロメライン(パイナップルに含まれる消化酵素)
- パイナップル抽出エキス
- パパイン(パパイヤに含まれる消化酵素)
- 青パパイヤエキス
- パパイヤ抽出エキス
- パイナップル果実エキス 等
酵素でムダ毛を分解
ブロメラインやパパインには、「タンパク質」を分解する力があります。
ムダ毛を構成しているのもこのタンパク質(ケラチン)なので、酵素の力でムダ毛を少しずつ分解し、細く目立たなくさせることが期待できるというわけです。
またパパインやブロメラインはムダ毛を生やす元の部分である「毛乳頭」のタンパク質にも作用し、ムダ毛のターンオーバー(生え変わり)を遅くする作用もあると考えられています。
天然だから肌にも安心
天然植物から抽出された酵素は比較的肌に優しく、顔などにも使いやすいのも魅力です。ただ肌への刺激がゼロというわけではありません。
肌のタンパク質を分解する作用もあることから、肌が薄い人等の場合には刺激となったり、乾燥を引き起こすこともあります。
2.人工除毛成分は入っているか?
人工除毛成分(合成除毛成分)とは、天然酵素よりもより早く強く、今はえているムダ毛を除去する力がある成分です。
人工除毛成分表示の例
- チオグリコール酸+水酸化カルシウム
- チオグリコール酸Ca(チオグリコール酸カルシウム)
- メルカプト酢酸
脱毛クリームにも使われる成分
チオグリコール酸Ca等の人工除毛成分は、脱毛クリームや除毛フォーム等にも使われています。タンパク質を分解する力が強いので、比較的濃い体毛も溶かすことができます。
体毛が濃い人・太い人でも、早めに効果が感じられるのがメリットです。
ただ肌に対する刺激も強いため、皮膚が薄い人・敏感肌の人等は使用できないことがあります。
またチオグリコール酸には独特のアルカリ臭があるため、人によっては洗浄中の匂いが気になるかもしれません。
人工除毛成分が肌に与える刺激について気になる方は、下記のページで解説しています。参考にしてみて下さい。
脱毛クリーム(除毛クリーム)の使用法やメリット・デメリットを解説!
3.抑毛を目的にした成分は配合されているか?
抑毛とは、新しい毛がドンドン生えてくるのを抑えつつ、ムダ毛の伸びを目立たなくしたり、太い毛を生えにくくすることを指します。抑毛効果を狙った成分には以下のようなものが挙げられます。
抑毛効果を狙った成分表示例
- ダイズ種子エキス
- 大豆イソフラボン
- 豆乳発酵液、豆乳発酵エキス
- ラレアディバリカタエキス(ラレアディバリカタ葉エキス、キャピスロー抽出エキス)
女性ホルモンに似た働きのイソフラボン
大豆に含まれる「イソフラボン(ダイズイソフラボン)」は、その分子構造が女性ホルモンの一種である「エストロゲン」に近しいことで知られています。
形状・構造が似ているため、体内でエストロゲンの代わりとなって働くことができるのです。
女性ホルモン・エストロゲンは、体毛を女性らしく細く柔らかくしたり、反対に髪の毛を増やす働きを持つホルモンです。
イソフラボンがエストロゲンの代わりに働いてくれれば、体毛を自然に減らすことが期待できる・・・というわけですね。
このようなイソフラボンの働きを狙ったものとしては、抽出したイソフラボンの他、ダイズ種子エキス・豆乳発酵液等があります。
酵素成分やイソフラボンのような成分がなぜムダ毛にいいのか?また、こちらに挙げた以外の成分について詳しく知りたい方は、下記のページで説明しています。参考にしてみて下さい。
抑毛剤・抑毛ローションの使用法やメリット・デメリットを解説!
最近注目の成分「ラレアディバリカタエキス」
また近年注目されているのが、キャピスローという樫科の植物から抽出された「ラレアディバリカタエキス」です。
この植物のエキスには細胞増殖を抑える作用があると考えられています。体毛が伸びるのも「細胞増殖」の一環ですから、キャピスロー抽出エキスで増殖を抑制できれば、より抑毛効果を高めることが期待できるというわけです。
抑毛作用をメインに狙うのであれば、できれば大豆イソフラボン系の成分に加えてラレアディバリカタエキス等の細胞増殖抑制系の成分も配合した製品を選んだ方が良いでしょう。
おすすめ脱毛石鹸10選をひと目で比較~その1
人気の脱毛石鹸10アイテムについて、ここまでに解説した3つのポイント「1.天然除毛成分」「2.人工除毛成分」「3.抑毛成分」の有無で比較してみました。
※青字の商品名をクリックすると商品の解説に進みます。
4.顔に使えるか?
「メンズ石けんを選んだ方が良い理由」でご紹介した通り、ほとんどのメンズ向け脱毛石けんは「ヒゲ対策」にも使える成分配合となっています。
しかし製品によっては、顔への使用が以下のように制限されていることもあるので注意が必要です。
脱毛石けんの顔への主な使用制限
- 顔に使用できない(使用不可)
- 顔への使用を推奨しない(刺激が強い成分配合なので不推奨)
- 目から下だけは使える(頬・顎には使用OK)
- 顔全体に使うことができる(額等にも使用OK)
強力な成分だと眉やまつ毛まで除毛される可能性も
強い除毛成分が配合されている場合等だと、顔全体に泡がつくことで眉・まつげ等が抜ける・溶ける可能性が考えられます。
また成分配合によっては、眼球に入ると危険な場合もあるため、顔の下半分にしか使えないということもあるんです。
5.消臭効果成分は配合されているか?
男性の気になる「ニオイ」を除去する消臭効果成分の配合もチェックしておきたいところです。脱毛石鹸には、以下のような消臭成分が配合されています。
消臭成分の例
カキタンニン
柿に含まれるポリフェノールの重合体で、いわゆる「柿渋」です。タンパク質・アルカノイド等に反応して強く結合し、ニオイの元を分解します。
ニオイをカットする力が97%とも言われるほどの強力な消臭剤です。また防腐作用、抗菌作用等もあり、肌の状態を清潔に保つ力も持っています。
近年では抗酸化作用・活性酸素除去作用が強いことも判明し、アンチエイジング成分としても注目されています。
炭
不純物を吸着してニオイを取り去る力が強く、日本では古くから「炭(竹炭、備長炭、活性炭、泥炭等)が消臭剤として使われてきました。
カルシウムやカリウムなどのミネラルも多く含み、皮膚上の汚れ(古い角質や皮脂等)をアルカリ成分で溶かしてスッキリと洗浄する力も持っています。
ただ皮脂の吸着力が強いので、乾燥肌の人には不向きなこともあります。
茶葉エキス(カテキン)
緑茶のエキスに含まれるカテキンも、ポリフェノールの一種です。抗酸化作用・消臭作用がある他、抗菌力があることでも知られています。
近年ではワキガ対策のクリーム等にもカテキンが用いられるようになりました。
また茶葉エキス(カテキン)は加齢臭の消臭に相性が良いと言われており、シニア向けの消臭グッズにもよく用いられています。
6.ツルツルすぎにならない?
「濃くてボウボウの体毛」は異性から嫌われやすいポイントですが、かといって一気に「ツルツル」になるのも困る・・・という人も多いのではないでしょうか。
あまりにツルッとした仕上がりになってしまうと不自然ですし、いかにもムダ毛処理をしました!という雰囲気になるのを嫌う人も居ますよね。
急激な見た目の変化が困るという場合には、まず2)でご紹介した「人工除毛成分(チオグリコール酸Ca)」が含まれる脱毛石けんは避けることをおすすめします。
また現在生えている毛に作用する「天然酵素成分」よりも、毛の生え変わり(ターンオーバー)等に働きかけていく「抑毛」を目的にした成分が多く配合された製品の方が、「徐々に、少しずつ」という結果は得やすいでしょう。
おすすめ脱毛石鹸10選をひと目で比較~その2
人気の脱毛石鹸10アイテムについて、ここまでに解説した3つのポイント「4.顔(ヒゲ)への使用」「5.消臭成分」「6.ツルツルすぎにならないかどうか」で比較してみました。
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7.肌をキレイにしてくれる?
いくらムダ毛が目立たなくなっても、カサカサ肌や吹き出物が目立つ肌では、清潔感のある印象は作りにくいですよね。
整肌成分や美肌成分が配合された脱毛石鹸を選んで、ムダ毛対策をしながら同時にフェイス&ボディのスキンケアも行っていきましょう。
整肌・美肌成分の例
プラセンタエキス
動物の胎盤から抽出されたエキスのこと。ビタミンB1・B2・B6・ビタミンD、ロイシンやリジン・トリオニン等の必須アミノ酸、核酸等、肌に必要な栄養素を豊富に含みます。
グリチルリチン酸2K
カンゾウ(甘草)等からも抽出できる成分です。強い消炎作用・鎮静作用を持ちます。吹き出物、ニキビ、肌荒れ対策にもピッタリです。
オウゴンエキス
シソ科の「コガネバナ」の根から抽出するエキスです。抗炎症作用がある他、チロシナーゼ阻害による美白作用も持ちます。
また近年では男性ホルモンを抑制する働きがあることがわかり、ムダ毛の生成を抑制する効果(抑毛効果)もあるのではないかと考えられています。
ローズマリーエキス(ローズマリー葉エキス)
シソ科常緑樹「ローズマリー」の葉から抽出したエキスです。抗酸化・抗炎症・抗菌作用を持ち、古くからアンチエイジング成分として愛用されてきました。敏感肌用化粧品等にも使われます。
ヒアルロン酸Na
わずか1gで6リットルもの水分を貯めておける保水成分。乾燥肌の人には特にオススメです。
8.コスパは良いか?
脱毛石鹸の効果を出すには、たっぷりの泡でムダ毛全体を包み込むような使い方をすることが大切です。「高いから」と少量ずつしか使わない・・・といった使い方をしていると、なかなか効果が出ません。
無理をして買うのではなく、惜しげなく使えるような価格帯の製品を選んだ方が良いでしょう。
また製品購入の際には、以下のようなポイントも口コミ等でチェックしておきたいところです。
脱毛石鹸の使いやすさ・コスパのポイント
- 石けんの泡立ちは良いか?
- 風呂場保管で溶けやすくないか?
泡立ちがあまり良くないと、その分、一回の洗浄で多くの石けんを消費することになります。また石けんが溶けやすいものである場合、風呂場等に放置するのは厳禁。
置いておくだけで溶けてしまい、コストパフォーマンスを落としてしまいます。
9.便利に買えるか?続けられるか?
脱毛石鹸は、1日~一週間といった短時間で効果が現れるものではありません。
個人差もありますが、毛が柔らかくなるのを感じるのに数週間、ムダ毛が減るのを実感するのには1ヶ月~3ヶ月以上の継続した使用が必要です。
「使用の途中でお店の在庫が無くなった」というのはちょっと困りますよね。
ふだん自分が使っているネットモール(amazon・楽天等)で取扱があるか、まとめ買い等で割引になるかといった点もチェックしておくと良いでしょう。
おすすめ脱毛石鹸10選をひと目で比較~その3
人気の脱毛石鹸10アイテムについて、ここまでに解説した3つのポイント「7.整肌・美肌成分」「8.価格やコスパ」「9.購入しやすさ」で比較してみました。
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※料金など詳しい情報は公式サイト等で最新をご確認ください。
人気のメンズ脱毛石鹸、おすすめはどれ?
では実際に販売されているメンズ脱毛石鹸を、上記の「選ぶポイント」を参照しながら比較してみましょう。価格は全て税込です。
ジェントルブラックエピ
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試しやすい価格
発売から4ヶ月でメンズ脱毛石けんランキングの上位に躍り出たという、人気の脱毛石鹸。実売価格は1,050~1,500円前後です。
1,000円代前半というかなりお手頃価格でありながら、プラセンタやカミツレ花エキス、セイヨウノコギリソウエキス等の整肌成分も豊富に配合しています。
天然酵素成分も抑毛目的の成分も、配合率は比較的高く良心的。お得感のある成分バランスです。
「初めて脱毛石けんにトライする」という人も、この価格ならチャレンジしやすいですね。
皮脂取り力がちょっと高すぎ?
ただ抑毛系を目的にした成分が大豆種子エキスのみなのが、ちょっと心もとないかな?というところ。
それと炭の配合率がかなり高いので、脂性肌(脂でベタつく肌)でない人が使うと、肌の皮脂をゴッソリ取られてカサつく恐れがあります。
乾燥肌の人・カサカサ肌の人にはちょっと不向きかもしれません。
顔には様子を見て使用
また製品説明では「顔の洗顔(全体)に使える」ということなのですが、保湿剤として「尿素」が含まれているのが少々ネック。
尿素も天然酵素同様、肌や毛のタンパク質(ケラチン)を分解して剥がす作用を持っています。
肌が丈夫な人であれば余計な角質を剥がし、同時にムダ毛も細くしてくれる良い成分なのですが、肌が弱い人(薄い人)だと肌のバリア機能低下をもたらすこともあるんです。
肌質が不安定な人・荒れやすい人は少量の泡を肌に載せたテストを行い、ピリピリ感・赤み・腫れ等が起きないかを確認した方が良いでしょう。
ジェントルブラックエピはこんな人にオススメ
- 肌がオイリー肌~ノーマル肌
- とりあえず脱毛石けんを試してみたい
- 慣れているamazon等で手軽に買いたい
ブラックバニッシュソープ
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抑毛に力を入れた石鹸
海外で人気の火が付いたという脱毛石けん。男性用脱毛石けんランキング部門で、売上・満足度・リピーター率1位を獲得しています。
抑毛を目的とした「ラレアディバリカタ葉エキス」が配合順位4番目に入っており、天然酵素成分よりも早い順序なのがポイント。
どちらかというと除毛よりも長期目線の「抑毛」に力を入れた配合と言えるかもしれません。
保湿成分多め
整肌成分ではハチミツ・ローヤルゼリー等の保湿系成分が多めに配合されています。男性向けの製品の中では比較的珍しく、しっとりとした仕上がりを考えた成分配合ですね。
肌のパサつきが気になり始めた人や、冬場の乾燥しやすい時期等には特に向いているのではないでしょうか。
溶けやすい可能性がある
ハチミツ等の配合量が高いと、その分だけ高温での溶けやすさが上がります。使用後にお風呂場や風呂場の窓等に放置すると、かなり溶けて量が減りすぐ無くなってしまう可能性もあります。
専用のソープケース等に入れて、乾燥した場所に保管した方が良いでしょう。
ブラックバニッシュソープはこんな人にオススメ
- 肌がやや乾燥気味~ドライ肌
- じっくりと体毛を目立たなくしていきたい
- ネットでキャンペーン等を定期的にチェックできる
ケースルー(K THROUGH)
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除毛・抑毛成分のバランスがいい
ネットショッピングモールで売上第一位を獲得し、Twitter・Facebook等でもたびたび話題となっているメンズ脱毛石けんです。
口コミではかなり高い評価を得ており、日本国産製品であるのも安心です。
天然酵素系成分にはパパイヤとパイナップルの両方の酵素と抽出液、また抑毛目的の成分としてはイソフラボンとラレアディバリカタエキスの両方を配合していることが公言されています。
さらに、抗炎症成分であるグリチルリチン酸2kを配合し、除毛・抑毛・肌荒れ対策に必要な成分をバランス良く取り入れているところが、人気の理由なのかもしれません。
ケースルー(K THROUGH)はこんな人にオススメ
- 人気の製品を試したい
- amazonや楽天などの大手ネットショップで手軽に買いたい
デリケートハーバルEPイレーサー
※青字の成分名をクリックすると成分の解説に進みます。
天然酵素 |
人工除毛成分 |
抑毛成分 |
ヒゲ(顔) への使用 |
消臭対策 |
パイナップル果実エキス |
配合ナシ |
ラレアディバリカタ葉エキス等 |
ヒゲ可 顔全体不明 |
柿タンニン ビワ葉 炭 |
除毛しすぎないか |
整肌成分 |
価格・コスパ |
購入しやすさ |
コメント |
穏やかな抑毛 |
カミツレエキス セージエキス等 |
実売1,200円~ |
市販ほぼナシ ネット販売あり |
泡立ちのよさがポイント |
石けんの製法にこだわった作り
シリーズ累計で10,000個以上を売り上げているデリケートハーバルシリーズの脱毛石けん。
石けんの製法にこだわり、高級サロン等で販売する石けんだけが使う「コールドプロセス製法」で作られています。
コールドプロセスで作られた石けんは、石けん素地(洗浄成分)の量を60%前後にまで抑えて、その分だけ美肌成分・除毛成分等を入れられるのが大きなメリット。
消炎効果のある成分も配合
また泡立ちが良く、濃密な泡でムダ毛をすっぽりと包めるのも魅力です。
消炎効果のあるグリチルリチン酸2k、カミツレエキス、セージエキス等も配合されており、肌荒れ・炎症を穏やかに抑える効果も期待できます。
ネットショップで1,200円~という安さで買えるのは魅力的ですが、脱毛石鹸は価格の変動や店舗による価格差が激しいため、価格相場が定まらない傾向があります。
気になる方はいくつかのショップで価格チェックをしてみることをおすすめします。
今ある毛の抑毛成分は低め
ただ現在はえている毛を分解する天然酵素系成分が「パイナップル果実エキス」のみで、配合順序もやや低めなのが少々気になるポイント。
「今はえている毛をすぐに何とかしたい!」という人よりも、「時間をかけて抑毛したい」という人に向いている可能性が高そうです。
デリケートハーバルEPイレーサーはこんな人にオススメ
- 石けんを泡立てる手間等をできるだけ省略したい
- 製品を選ぶ時にはコストパフォーマンスの良さが気になる
- 即効性よりも、じっくりとムダ毛対策をしたい
メンズシェーバーレスプレミアム
※青字の成分名をクリックすると成分の解説に進みます。
天然酵素 |
人工除毛成分 |
抑毛成分 |
ヒゲ(顔) への使用 |
消臭対策 |
ブロメライン等 |
チオグリコール酸Ca |
ラレアディバリカタエキス等 |
明記ナシ |
柿タンニン 炭 |
除毛しすぎないか |
整肌成分 |
価格・コスパ |
購入しやすさ |
コメント |
配合成分から見ると 高めの除毛効果 |
スクワラン等 |
2,500円~ |
取扱店舗 が少ない |
泡立ちのよさがポイント |
今回の製品で唯一、人工除毛成分入り
脱毛石鹸としてはやや割高な部類に入るメンズシェーバーレスプレミアムですが、除毛成分として「チオグリコール酸Ca」が配合されているのが大きなポイント。
天然酵素に比べてケラチンの分解力があるので、体毛の毛質が太い人・濃い人でも比較的効果を実感しやすい製品と言えます。
またラレアディバリカタエキス・豆乳発酵液・ダイズ種子エキスの表示順位も比較的高いので、抑毛の効果も期待できるでしょう。
顔への長期使用は避ける
ただチオグリコール酸Caはかなり刺激が強い成分なので、敏感肌の人・肌が乾燥しやすい人にはかなり不向き。
その刺激を考えて、少量でも強力な保水力を発揮する「ポリクオタニウム51(リピジュアR)」や、細胞間脂質である「セラミド3」といった高級な保湿成分が配合されているのは良いポイントなのですが・・・
元々の肌が弱い人だと、これらの保水成分だけでは心もとないところ。丁寧にパッチテストをする、使用後に保湿ケアをきちんとするといった対応が必要になりそうです。
また顔使用への明記はありませんが、チオグリコール酸を顔に長期使用するのはあまりおすすめできません。
メンズシェーバーレスプレミアムはこんな人にオススメ
- 今あるムダ毛をできるだけ早く目立たなくしたい
- 肌が比較的丈夫、肌荒れ・炎症等の経験がない
- 肌質はノーマル肌~オイリー肌
ジェイビーブラック イレイザーソープ
※現在は販売していない可能性があります。ご了承下さい。
出典:楽天市場
https://www.rakuten.co.jp/
※青字の成分名をクリックすると成分の解説に進みます。
天然酵素 |
人工除毛成分 |
抑毛成分 |
ヒゲ(顔) への使用 |
消臭対策 |
パパイン |
配合ナシ |
ラレアディバリカタ葉エキス等 |
明記ナシ |
柿タンニン 炭 |
除毛しすぎないか |
整肌成分 |
価格・コスパ |
購入しやすさ |
コメント |
穏やかな 抑毛 |
アルブチン セイヨウハッカエキス等 |
1,980円から |
ネット販売 |
抑毛というより 美肌用の石鹸? |
美白成分のアルブチンや保湿のヒアルロン酸入り
メンズ脱毛石鹸にしては珍しく、ムダ毛対策+肌全体のバランスをよくする「モテ肌づくり」を考えているような成分配合になっています。
毛穴ケアにも使われる「ハマメリス葉エキス」、美白成分の代表格である「アルブチン」、保湿成分にはヒアルロン酸Naやオリーブオイル、コラーゲン・・・と、贅沢美容液か?というような成分ラインナップです。
モロッコの大地から生まれた粘土「ガスール(溶岩クレイ)」で穏やかに皮脂を取り除けるのも良いですね。
即効性への期待は薄い
抑毛を目的とした成分としては「ラレアディバリカタエキス」+「大豆種子エキス」+「豆乳発酵液」の3種が配合されており、こちらの成分表示順位もかなり高めで良心的。
単品買いだと2,500円以上と価格帯は少々高いですが、それも納得の成分配合と言えます。
ただ天然酵素はパパインのみで、さらに配合量がかなり低めである可能性大。「今はえている毛」に対する即効性はあまり期待できません。
ただその分、肌に対する刺激が抑えられているのはメリットとも言えます。
ニキビ肌には不向き
なおオリーブオイルが含まれているので、ニキビがある箇所への使用は不向き。
オリーブオイルに含まれる「オレイン酸」がニキビの元・アクネ菌の好物なので、ニキビを悪化させてしまう恐れがあります。
ジェイビーブラックレイザーソープはこんな人にオススメ
- 敏感肌だが脱毛石けんにチャレンジしてみたい
- 加齢や日焼けによるシミ・シワ等が気になっているが、なかなかスキンケアする時間がない
- 顔・背中等にニキビ・吹き出物は無い
おわりに
脱毛石けんは「1個買って使って終わり」というムダ毛対策アイテムではありません。
何ヶ月間以上は継続して使い続けることが基本です。短期的なアイテムに比べると、以下のような点がとても重要になります。
- 自分の肌に負担をかけないか?
- 月々、定期的にムダ毛ケアに出費できるか?
- 毎日の風呂の時に使いやすいか?
体毛ケアにかけられる出費限度や肌質・毛質といった体質、風呂の長さといったライフスタイルは、人によって大きく異なるもの。
そのため「誰にでもピッタリ合う、絶対的ナンバーワンのメンズ脱毛石けん」というのは紹介しづらいところです。
自分の肌質・毛質等をキチンと振り返りながら、「自分にピッタリ来る石けん」を選ぶことが、青ヒゲや濃い胸毛等にオサラバする近道と言えるでしょう。
メンズ向けの脱毛石鹸は女性には少々刺激が強い場合があります。女性向けに作られた脱毛石鹸は下記のページで紹介しています。是非ご覧ください。
脱毛石鹸の人気10選を徹底比較~VIO使用はOK?コスパは?選び方と口コミ実感