ハイブリッド脱毛・MIX脱毛・ダブル脱毛とは?メリットや選び方を徹底解説
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最近の脱毛業界で注目を浴びている脱毛方法として以下のものがあります。
自分の毛質や部位などに合わせて脱毛法を使い分けることで、より快適に、より手軽にツルツルの素肌を手に入れられる脱毛法です。
ここではハイブリッド脱毛・MIX(ミックス)脱毛・ダブル脱毛について、その特徴やメリット・注意点などを詳しく解説していきます。また実際にハイブリッド脱毛を導入しているサロンの選び方や料金相場等も案内するので、お店選びの参考にしてみましょう。
ハイブリッド脱毛・ダブル脱毛・ミックス脱毛とは?
ハイブリッド脱毛(ダブル脱毛・ミックス脱毛)の定義はキッチリと定められているわけではありません。ただほとんどのサロンやクリニックでは、「2種類以上の脱毛方法」を取り入れて行う脱毛法をハイブリッド脱毛(ミックス脱毛・ダブル脱毛)と呼んでいます。
実際にどのような脱毛法の組み合わせがあるのかを見てみましょう。
- 最新式の機械1台で光を打ち分け
- 2種類の光脱毛マシンを使用
- 光脱毛 + 美容電気脱毛の組合わせ
- 光脱毛 + ワックス脱毛の組み合わせ
- 2種類のレーザー脱毛の組み合わせ
(1) 最新式の機械1台で光を打ち分け
エステサロンで行うフラッシュ脱毛(光脱毛)には、IPL脱毛、SHR脱毛、SCC脱毛等、複数の種類があります。「ハイブリッド脱毛」という名称で多いのは、1台の機械で2種類以上の光線を打ち分けられる最新型の脱毛機器を使った脱毛です。
例)
- IPL脱毛+SHR脱毛
- IPL脱毛+SCC脱毛 など
ワンタッチで「IPL」「SHR」を切り替えながら照射ができる機器を使い、部位や毛質に合わせて打ち分けを行ったり、1回の施術で同時照射を行うこともあります。
(2) 2種類の光脱毛マシンを使用
光脱毛(フラッシュ脱毛)の機器を2種類以上使って、部位によって使い分けていくサロンもあります。この場合も上記の「機器1台での打ち分け」と同じように『ハイブリッド脱毛』と呼ぶサロンもあれば、『ダブル脱毛』等と呼ぶ店舗もあり、名称はまちまちです。
例)
- IPL脱毛機+SHR脱毛機
- IPL脱毛機+SCC脱毛機
- IPL脱毛機+THR脱毛機 など
(3) 光脱毛 + 美容電気脱毛の組合わせ
美容電気脱毛とは、とても細い針を毛根に指して微弱な電気を流し、毛母細胞を破壊して脱毛する方法です。40年以上の歴史・実績のある脱毛法であり、現在の光脱毛(フラッシュ脱毛)が主力になる前には脱毛と言えば美容電気脱毛でした。
「ミックス脱毛(ダブル脱毛)の中には、現在の主流である光脱毛(フラッシュ脱毛)と美容電気脱毛を組み合わせるものもあります。それぞれの長所を伸ばすことで、ツルツルの素肌へとスピーディに導いてくれます。
(4) 光脱毛 + ワックス脱毛の組み合わせ
ワックス脱毛(ブラジリアンワックス脱毛)とは、粘度の高いワックスを肌に塗って剥がすことで、物理的にムダ毛を引き抜くタイプの脱毛法です。「ダブル脱毛」「ミックス脱毛」の中には、光脱毛(フラッシュ脱毛)とこのワックス脱毛を組み合わせたものもあります。
(5) 2種類のレーザー脱毛の組み合わせ
レーザー脱毛(医療レーザー脱毛)とは、毛根を破壊する特殊なレーザーを肌にあてて、ムダ毛が生えてこないようにする脱毛法です。一口にレーザー脱毛と言っても、次のような種類があります。
- アレキサンドレーザー脱毛
- ダイオードレーザー脱毛(熱破壊式)
- ダイオードレーザー脱毛(蓄熱式)
- YAGレーザー脱毛
医療レーザー脱毛を行うクリニックの中には、上のような種類の中から複数のレーザー脱毛を使い分ける施設もあります。このような脱毛法についても「ダブル脱毛(ダブルレーザー脱毛)」「ハイブリッドレーザー脱毛」と呼ぶことがあります。
ハイブリッド/ミックス/ダブル脱毛のメリットは?
組み合わせは様々ですが、複数の脱毛方式を組み合わせることによるメリットがたくさんあります。
- 産毛や細い毛にも効果が出やすい
- パーツに合わせた脱毛ができる
- VIO脱毛やフェイス脱毛も安心
- 照射ペースを上げられる
- 早く脱毛効果を出せることも
産毛や細い毛にも効果が出やすい
脱毛法にはそれぞれ、得意な毛とニガテな毛があります。例えば「黒くて太い毛には早く効くけれど産毛はニガテな光脱毛」もあれば、「産毛や白っぽい毛にも効果が出る脱毛」もあります。
2種類の脱毛法を組み合わせれば、それぞれの長所を伸ばすことができます。ハイブリッド脱毛やダブル脱毛であれば、従来は難しいと言われた産毛・細い毛等もしっかり弱らせつつ、目立つ黒いムダ毛は早く生えてこないようにする...そんな「理想的な脱毛」ができるのです。
パーツに合わせた脱毛ができる
例えば「おなか」や「背中」といった広く平らな部位であれば、一気に広い範囲を照射できる脱毛法を選んだほうが施術時間を短くできますよね。時間が短いほうがお店の回転数も良くなりますから、脱毛料金も安くなりやすいです。
反対に凸凹が多いパーツ等は、小さく打てる脱毛法を選んだ方が照射漏れのリスクも少なくなります。複数の脱毛法を使い分ける「ハイブリッド脱毛(ミックス脱毛・ダブル脱毛)」であれば、それぞれの部位の状態や毛質などに合わせて脱毛を行えるのです。
VIO脱毛やフェイス脱毛も安心
光脱毛(フラッシュ脱毛)やレーザー脱毛等だと、脱毛の際の熱や痛みが心配という方も多いのではないでしょうか。特にVIO脱毛(ハイジニーナ脱毛)やフェイス脱毛等の肌がデリケートな箇所だと、肌へのダメージや痛みが気になることでしょう。
様々な脱毛法の中には、「照射時の痛みがほぼまったく無い」という穏やかな脱毛法もあります。「痛くない脱毛法」を組み合わせることで、デリケートな部位の脱毛も安心して行えます。
照射ペースを上げられる
脱毛法の中には、毛周期(毛の生え変わり)に合わせて照射をするものと、毛周期は関係無いものがあります。毛の生え変わり時期に合わせなくてはならないものだと、照射は2~3ヶ月に1回位しか行うことができません。
しかし毛周期に関係ない脱毛法であれば、2週間に1回くらいのハイペースで照射をすることができます。例えばハイブリッド脱毛に毛周期を選ばないSHR脱毛が含まれていれば、頻繁にSHR脱毛を行って照射ペースを上げ、脱毛完了までの時期を短くすることも可能です。
早く脱毛効果を出せることも
様々な脱毛法の中には、即効性に優れた脱毛法もあります。例えばワックス脱毛や美容電気脱毛であれば、施術をしたその日にムダ毛が抜けるので肌表面はツルツルです。
ミックス脱毛であれば、このような即効性のある脱毛法と、時間をかけて少しずつ発毛細胞を弱らせる脱毛法を組合わせることもできます。
ハイブリッド脱毛・ダブル脱毛の選び方と料金相場
様々な魅力とメリットがあるハイブリッド脱毛・ダブル脱毛ですが、実際にサロン選びをする時には種類が多くて迷ってしまうでしょう。
ハイブリッド脱毛・ミックス脱毛・ダブル脱毛の代表的な種類の長所短所や料金相場等を見ながら、サロン選びのためのポイントを説明します。
スピーディに全身脱毛するなら:IPL脱毛+SHR脱毛
「IPL脱毛+SHR脱毛」は、大手脱毛サロンでも近年導入が増えているハイブリッド脱毛法です。
【脱毛法1 IPL脱毛】
フラッシュ脱毛の一種です。メラニン色素(ムダ毛の黒い色素)に働きかける「インテンス・パルス・ライト」を照射し、毛母細胞の停止を狙います。照射範囲は広め。黒く太い毛には特に脱毛効果が出やすいです。軽い熱と輪ゴムで弾く程度の刺激があります。
【脱毛法2 SHR脱毛】
フラッシュ脱毛の一種です。45℃位の温かい位の熱を少しずつ溜め込んで、ムダ毛を作る司令塔である「バルジ領域」に働きかけます。脱毛時の刺激が弱く穏やかなのが特徴です。
IPL+SHRの特徴・長所短所
IPL+SHRの優れているところ
- 施術が早い
- 受けられるサロンが多い
- 産毛や薄い色の毛にも効果が出やすい
- 脱毛料金が比較的安い
IPL脱毛もSHR脱毛も、照射スピードが早く範囲が広いのが特徴。そのため全身脱毛でも1回の施術時間は60分~90分程度で終わります。顔から足先まですべてツルツルにしたい人にはピッタリです。
また従来の「IPL脱毛のみ」だと難しかった産毛や細い毛の処理を「SHR脱毛」がカバーするため、より美しい脱毛の仕上がりを期待できます。大手サロンの導入が増えた分、自宅や会社・学校から通いやすい店舗が多いのも魅力です。
IPL+SHRのイマイチなところ
- 日焼肌だとハイブリッドにならない
- 予約が取りにくいサロンも?
色が黒い肌ほどIPLの熱刺激が強まるため、IPL方式が使えなくなります。SHR方式一本となる可能性も。また大手の人気店の場合、予約がなかなか取れない店舗もあることは考慮しておいた方が良いでしょう。
IPL+SHRの脱毛サロンと料金相場
ハイブリッド脱毛(IPL+SHR)の料金相場は、全身脱毛で1回あたり19,000円~22,000円です。なおキャンペーン等が充実している大手系列サロンが多いため、制度をうまく使えばさらに10%~20%コストを抑えることができます。
STLASSH(ストラッシュ)
STLASSHは早くからSHR脱毛を導入してきた脱毛サロンです。近年ではIPL脱毛とSHR脱毛を組み合わせ、さらに美肌成分を含むジェルを塗布する「ISGトリプルアタック脱毛」というハイブリッド式の脱毛方式が人気となっています。
全身脱毛 月額制プラン |
月額
4,400円 |
全身脱毛 6回パックプラン |
125,400円 |
すぐにツルツル+本格脱毛なら:ワックス脱毛+SHR脱毛
ワックス脱毛+SHR脱毛は、元々ブラジリアンワックス脱毛を導入していた比較的小規模な脱毛サロンで近年人気となっています。
【脱毛法1】ワックス脱毛
高温で溶けるワックスを肌に塗って固め、剥がす力でムダ毛を引き抜きます。即効性があるのが特徴。ただし光脱毛等とは違い毛母細胞へは働きかけないので、時間が経てば再度ムダ家は生えてきます。
【脱毛法2】SHR脱毛
光脱毛(フラッシュ脱毛)の中でも刺激が穏やかな脱毛法。ほの温かい光をあてるだけで、痛みや刺激はありません。そのため、ワックス脱毛をした後の肌にも照射ができます。少しずつバルジ領域に働きかけてムダ毛の発生を抑制していきます。
脱毛機ではLUMIX A9という機種が代表的です。その名前を取って「ルミクス脱毛」と呼ばれることもあります。
ワックス+SHRの特徴・長所短所
ワックス+SHRの優れているところ
- 1回でツルツルになる
- 産毛や細い毛も抜ける
- 産毛や薄い色の毛にも効果が出やすい
- 少しずつムダ毛が生えにくくなる
ワックス脱毛なら、太いムダ毛から細い産毛まで1回でツルツルに。パーティーや海、デート等、ツルツル肌を見せる機会が迫っている時にも向いています。
また従来のワックス脱毛だと長期効果は無いため「繰り返し脱毛をしなくてはならない」というのが欠点でしたが、抑毛効果のあるSHR脱毛を組み合わせたことで、永続的な脱毛効果が期待できるようになりました。
ワックス+SHRのイマイチなところ
- ワックスを剥がす時に痛い
- 敏感肌には不向き
- 長期の効果を得るには回数がかかる
ワックスを剥がす時間は一瞬ですが、それでもムダ毛を引き抜く痛みはあります。全身脱毛でワックスだと少々つらいかもしれません。どちらかというと部分脱毛向きです。またワックスを剥がす際に肌表面の角質にも作用するため、敏感肌の人には不向きです。
また、SHR脱毛で脱毛(抑毛)効果を発揮するには、個人差がありますが、10回~15回程度の照射が必要となります。IPL脱毛やレーザー脱毛などに比べるとやや照射回数がかかりやすい点は検討しておいた方が良いでしょう。
ワックス+SHRの脱毛サロンと料金相場
ミックス脱毛(ワックス+SHR)の料金相場は、ワキ等の小さなパーツで1回あたり3,000円~4,000円、VIO脱毛で10,000円~12,000円です。ワックス脱毛を組み合わせたミックス脱毛の場合、都度払いOKのお店が多いです。
Gluck
ワックス脱毛とSHR脱毛を組み合わせた「ダブル脱毛」を展開。4週間~2ヶ月以内のリピーターだと更に割引を受けることもできます。
脱毛部位 |
料金(税込) |
Sパーツ (ワキ、Vライン等1箇所) |
4,950円 |
Mパーツ (Iライン、ひじ下等1箇所) |
5,400円 |
Lパーツ (太もも、背中等1箇所) |
9,500円 |
KIND
ヘアメイク、スタイリスト等をマネージメントする会社から生まれたトータルビューティーサロン。ヘアスタイリングの他に、ワックス脱毛とルミクス脱毛(SHR脱毛)を組み合わせたブラジリアンワックス脱毛メニューがあります。
脱毛部位 |
料金(税込) |
VIO脱毛 |
9,350円 |
ノーズ(鼻毛) |
2,200円 |
Sパーツ(おでこ、ワキ等1箇所) |
3,300円 |
Mパーツ(ひじ下等1箇所) |
4,400円 |
Lパーツ(両膝下等1箇所) |
5,500円 |
埋没毛や白髪・鼻毛のケアも:IPL脱毛+美容電気脱毛
IPL脱毛+美容電気脱毛を組み合わせたダブル脱毛プランは、どちらかというと老舗の脱毛サロンやエステサロンで見られるプランです。
【脱毛法1 IPL脱毛】
光脱毛(フラッシュ脱毛)の中でも最もポピュラーであり、広範囲に一気に照射できる脱毛法です。毛質により個人差はありますが、6回~10回程度の照射で脱毛効果が得られます。
【脱毛法2 美容電気脱毛】
「ニードル」と呼ばれる針を刺して電気を流し、毛母細胞を壊してムダ毛を生えなくする脱毛法です。ムダ毛の一本一本を技術者が処理していきます。「IPL+美容電気脱毛」の場合、まずはIPLで広範囲のムダ毛を処理してから、対応しにくいムダ毛を部分的に美容電気脱毛で施術していく店舗が多いです。
IPL+美容電気の特徴・長所短所
IPL+美容電気の優れているところ
- 白髪や産毛も残さない
- うなじ等の細かいデザインができる
- 埋没毛や硬毛化の対策ができる
美容電気脱毛はムダ毛を生やす元である毛母細胞を直接的に破壊するため、ムダケの毛質や色等を問わず脱毛効果が得られます。また一本ずつ処理をしていくので、うなじや額(おでこ)等、毛がある部分と無い部分の細かなデザインをしたい時の脱毛にもピッタリです。
IPL脱毛だけだと埋没毛(ムダ毛が肌に埋もれる)や硬毛化(刺激によってムダ毛が硬くなる)といったリスクがありました。しかし美容電気脱毛であればこのような毛の脱毛処理も行うことができます。
美容電気脱毛の施術中には強い痛みがあります。また処理時間も長くかかりやすいですし、料金も高めです。ただ安価なIPLでできるだけ処理をしておき、残った部分だけを美容電気脱毛で処理するようにすれば、料金を抑えやすくなります。
IPL+美容電気脱毛の脱毛サロンと料金相場
ダブル脱毛(IPL+美容電気脱毛)の料金相場は、IPL照射が1回あたり全身で30,000円~35,000円、美容電気脱毛処理が1本あたり120円~150円となっています。
TBC
エステサロン業界の最大手とも言える存在です。美容電気脱毛では40年以上の歴史を誇ります。美容電気脱毛(TBCスーパー脱毛)とIPL脱毛(TBCライト脱毛)を組み合わせた「TBCスーパー&ライト脱毛」を展開しています。
方式と部位 |
料金(税込) |
TBCスーパー脱毛 (美容電気脱毛) |
ワキ等 1本132円 デリケートゾーン 145円 (ビジター価格) |
TBCライト脱毛 Sパーツ |
6回 14,850円 1回あたり2,475円 |
TBCライト脱毛 全身プラン |
8回 253,000円 1回あたり31,625円 |
RON
メンズ脱毛専門のサロンです。コース契約の必要がなく、1回毎の都度払い型の料金設定となっています。
方式と部位 |
料金(税込) |
美容電気脱毛 |
11,000円 |
光脱毛 全身(VIO・顔除く) |
1回 82,180円 |
光脱毛 VIOセット |
1回 15,000円 |
レーザーの痛みが不安な人に:ダイオードレーザー+YAGレーザー
ダイオードレーザー+YAGレーザー脱毛は、美容皮膚科や脱毛クリニック等の医療施設で受けることができる脱毛法です。
【脱毛法1】ダイオードレーザー脱毛
ダイオードレーザーは、半導体と利用した近赤外線レーザーです。レーザー脱毛の中でも刺激が弱く、敏感肌や日焼け肌等でも脱毛することができます。また産毛への効果が比較的高いことでも知られています。
脱毛機種の例
- メディオスターネクストプロ
- メディオスターモノリス
- ソプラノアイスプラチナム
- クリスタルプロ 等
【脱毛法2】YAGレーザー脱毛
レーザー脱毛の中でも波長が長いレーザーを使う脱毛法です。皮膚の深部にまで作用するため、太い毛・濃い毛にもしっかりと作用し、高い脱毛効果が期待できます。照射時の刺激は強めです。
脱毛機種の例
ダイオードレーザー+YAGレーザーの特徴・長所短所
ダイオードレーザー+YAGレーザーの優れているところ
- 脱毛効果が早く得やすい
- パーツごとの打ち分けができる
- 医師・看護師の施術だから安心
- 麻酔を受けることもできる
ダイオードレーザー+YAGレーザーであれば、ヒゲ等の太く濃い毛が生える箇所にはしっかりと効果のあるYAGレーザーを。そして皮膚が薄くて刺激が怖い場所には作用の穏やかなダイオードレーザーを...といった具合に、パーツによる打ち分けを行うことができます。
レーザー脱毛は効果が強く早い分、刺激や痛みが目立つのがデメリットでした。しかし作用の穏やかな方法を使い分けたり、麻酔を受けることなどで、「痛み」への不安を取り除いていくことができるようになったのです。
ダイオードレーザー+YAGレーザーのイマイチなところ
クリニックでのレーザー脱毛は平均的に料金はエステ脱毛(光脱毛)より高いです。さらに何種類もの機器を置くハイブリッド脱毛になるほど、料金は上がりやすい傾向が見られます。また脱毛料金以外に、麻酔代や診察代がかかる点がかかります。ある程度脱毛にコストをかけられる人向きです。
ダイオードレーザー+YAGレーザーのクリニックと料金相場
ダブルレーザー脱毛、ハイブリッドレーザー脱毛(ダイオードレーザー+YAGレーザー)の料金相場は、全身脱毛で1回あたり40,000円~60,000円です。なお医療脱毛は自由診療となるため、各種保険は適用されません。
ビューティースキンクリニック
ダイオードレーザーやYAGレーザーを含め、4種類のレーザー脱毛機を備える脱毛クリニックです。初診料や再診料がかからない他、うなじや背中のシェービング代金も無料とするなど、安心して通える制度が充実しています。
部位 |
料金
|
全身+うなじ |
4回 173,360円 1回あたり43,340円 |
全身+うなじ+顔 |
4回 217,360円 1回あたり 54,350円 |
青山外苑前クリニック
医療脱毛のほか、メソセラピーやヒアルロン酸注射等、幅広い美容施術を行うクリニックです。学割制度等も設けられています。
部位 |
料金(税込) |
脱毛時間割 (時間制、部位自由) |
30分 25,000円 |
全身脱毛 (顔・くび・うなじ除く) |
5回 638,000円 1回あたり127,600円 |
利用の際の注意点
ハイブリッド脱毛・ミックス脱毛・ダブル脱毛を検討している場合、次のような点によく注意しておきましょう。
脱毛法をよく確認!
上でも解説したように、「ハイブリッド脱毛」や「ミックス脱毛」には、様々な組み合わせがあります。「ハイブリッド脱毛」と書いてあるからといって、必ずしもIPL+SHR脱毛である!といった決まりは無いのです。
「ハイブリッド脱毛(ミックス脱毛・ダブル脱毛)」を受ける際には、その前に公式サイトでどんな脱毛法を組み合わせているのか、よく確認するようにしましょう。脱毛法の名前がよくわからない時には、事前に問い合わせておくと良いですよ。
日焼け肌・色素沈着は注意!
脱毛方法の中には、肌の黒さやホクロの黒さ、色素沈着の色等に光が反応して、ヤケドとなる恐れがあるものがあります。そのため脱毛の種類によっては、日焼け肌や色黒肌等には照射ができません。
黒い肌NGの脱毛法
- IPL脱毛
- アレキサンドレーザー脱毛(アレキサンドライトレーザー脱毛)
地黒さんや日焼け肌さんがハイブリッド脱毛やミックス脱毛を選んでも、一方の脱毛法が「IPL」や「ダイオードレーザー」だったら、その方法は使えない...ということになってしまいます。これでは、ハイブリッド脱毛を選んだ意味がありませんよね。
2種類の脱毛方式のうち、できれば両方の脱毛法を受けられるサロンやクリニックを選んだ方が、より的確に脱毛を進めていけます。
スタッフさんと相談を
2種類の光を打ち分けるタイプのハイブリッド脱毛では、利用者の「痛みに対する弱さ」等に応じてスタッフさんが使用する光を切り替えてくれます。
でもあまりお客さんが「痛いのが怖い」といい続けると、スタッフさんが気を使って、痛くない方の蓄熱方式等に全面的に切り替えてしまうことも...。
SHR脱毛等の蓄熱式の脱毛はまったく痛くないのが魅力ですが、その他の脱毛法に比べると脱毛完了までに回数や時間がかかりやすいです。
もちろん痛みを無理をする必要はありません。でもスピーディーに脱毛を終わらせるためにも、IPLやレーザーでどの程度までなら平気なのかな?というのはよく確認をした方が得策。
スタッフさんとよく相談をしながら、使用する脱毛法や照射レベルを決めていきましょう。
都度払いや月額制をフル活用!
ハイブリッド脱毛やミックス脱毛は2種類~3種類の脱毛法を組み合わせるので、従来よりも選択肢がさらに多くなった状態と言えます。また2種類の組み合わせが合っているのかどうかも、個人差が大きく出やすいです。
まずは1回ずつの「都度払い(つどはらい)」や、好きな時に辞められる月額定額制等の気軽なプランを活用してみましょう。2種類の脱毛方式が自分に合っている!とわかってから、本格的なコース契約をすると良いですよ。
最近ではハイブリッド脱毛・ミックス脱毛でも、月額1,000円~3,000円程度のお手軽なおためしプランを設けるサロンが増えてきました。このようなお試し月額制を活用するのも良い手と言えそうです。
おわりに
ハイブリッド脱毛・ミックス脱毛・ダブル脱毛の特徴や選び方等の情報は、あなたの脱毛プランのお役に立ちそうですか?ハイブリッド脱毛の中には「即効でツルツルになるけれど、しばらくは通い続けるスタイル」もあれば「料金は高いけど、5回位で長期的な結果が出るスタイル」のものもあります。
一口に「ハイブリッド」と言っても、その差が大きいのです。ハイブリッド脱毛(ミックス脱毛・ダブル脱毛)選びで失敗をしないためには、いま自分が求めている「ムダ毛の無い状態」はどんなものかをしっかり決めておくことが大切。
脱毛料金だけでなく「いつまでに脱毛効果を出したい?」「どこをツルツルにしたい?」等をキチンと決めてからお店を選ぶと、満足のいく結果を手に入れやすいですよ。
※本記事で紹介している料金等の情報は公式サイト等で最新をご確認ください。