抑毛剤・抑毛ローションの使用法やメリット・デメリットを解説!

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抑毛ローション

豆乳ローションを始めとした抑毛剤(抑毛ローション)の効果的な使用方法や選び方、メリット・デメリット等を解説していきましょう。

抑毛剤(抑毛ローション)とは?

抑毛剤・抑毛ローションとは、含まれる天然成分の働きかけによって、濃いムダ毛を徐々に細く柔らかい毛へと変え、ムダ毛を目立たなくしていくことを目的とした製品です。

肌を傷めない手軽なムダ毛対策として選ばれることが多いですが、効果実感までに時間がかかる等、評価には個人差が見られています。


  • 効果的な使用法
  • 使用時の注意点
  • 抑毛剤の選び方
    • 返金保証期間アリ
    • テクスチャー
    • 成分
  • メリット・デメリット
  • 抑毛剤・抑毛ローションとカミソリと比較すると?
  • おわりに~総評~

抑毛剤の効果的な使用法

塗る

抑毛剤(豆乳ローション等)の基本的な使用法は非常にシンプル。適量を手に取って、ムダ毛の気になる場所に塗るだけでOKです。使用回数は製品によって異なりますが、1日1回~2回の使用が平均的となっています。

しかし抑毛ローション使用者の口コミ・アンケート等からは「工夫した塗り方をした方が、早く効果を実感できた」という評価が多く見られました。以下には、抑毛剤の効果をより適切なものとするための使用手順をご紹介します。

抑毛剤(豆乳ローション等)の使用手順

  • 【1】入浴・洗顔
  • 【2】体毛処理
  • 【3】抑毛剤を塗布
  • 【4】重ね塗り
  • 【5】パック

【1】入浴・洗顔

入浴でしっかり体を温めたり、温かいお湯で洗顔をして毛穴を開いた方が、抑毛剤(抑毛ローション)に含まれる成分が毛穴の奥にある毛乳頭へより浸透しやすくなります。また毛穴汚れ等が残った状態よりもスッキリとした状態であった方が毛乳頭への働きかけが期待できるため、特に体毛の気になる場所の洗浄はキチンと行うことが薦められています。

【2】体毛処理

カミソリ・除毛クリーム・電気シェーバー等で体毛を自己処理しておきます。男性のヒゲ対策の場合には、髭剃りをしておくと良いでしょう。

【3】抑毛剤を塗布

説明書に書かれている使用量を手に出し、皮膚に塗ります。洗浄後の肌に他の化粧水やボディクリーム(特に油分の多いもの)を最初に使用してしまうと、肌に油膜ができてしまうため成分の浸透度が落ちます。必ず最初に抑毛ローションを付けましょう

【4】重ね塗り

豆乳ローション等の抑毛剤が皮膚に染みこんだら、再度ローションを付けて上塗りします。2~3回程度の重ね塗りを行った方が効果実感が早まるとの評価が多いです。

【5】パック

特に効果を早めたい場合や体毛が太くて気になる場合には、該当箇所をパックします。シートパック用のシート、もしくはコットン等に抑毛ローションを染み込ませ、気になる場所につけたら10分~15分程度放置します。

パックに「ひと工夫」♪

ヒザ下等の広い範囲をパックする場合、ペーパータオル等を使う人も多いようです。また顔パック用のマスクカバーやラップ等でパックした肌を保護するとパック時間を延長でき、成分の浸透を促進できます。

抑毛剤使用時の注意点

使用開始前には...

抑毛剤(抑毛ローション)は肌に優しい成分で構成されている製品が多く、他の体毛処理対策に比較すると肌荒れの心配は低めです。しかし人によってはイソフラボン成分等が肌に合わないこともあるため、使用をスタートする前には必ずパッチテストを行いましょう。

抑毛剤パッチテストの手順

  • 【1】絆創膏に抑毛剤(抑毛ローション)を染み込ませ、二の腕の内側(肌の柔らかい部分)に貼ります。
  • 【2】貼って1時間後に一度剥がし、肌の状態をチェックします。異常が見られた場合にはこの時点でテスト終了です。
  • 【3】再度別の絆創膏にローションを染み込ませて貼り直し、48時間程度放置します。
  • 【4】絆創膏を剥がし、赤み・痒み・腫れ等のトラブルが起こっていないかを確認します。

適正量以上を使う

「コストを抑えたいから」と使用量を減らしてしまうのはNGです。説明書に書かれている適正量、もしくはそれ以上の使用が推奨されています。適正使用量は製品によって異なりますが、平均的な1回あたりの使用量は以下のとおりです。

1回あたりの平均的使用量

  • うなじ・首周り:小さじ2弱(10ml)
  • 顔:小さじ2弱(8ml~10ml)
  • 腿(ヒザ上):大さじ2弱(25ml~)
  • 脛(ヒザ下):大さじ1強(15ml~)
  • ワキ:小さじ2弱(8ml~)

抑毛剤(抑毛ローション)の選び方

返金保証期間アリのものは安心

保証

抑毛剤を初めて使用する場合、肌に合わないことや効果が見られるかどうかが心配という人が多いはず。返金保証期間を設けている製品であれば、万一自分の肌質・毛質に合わなかった場合でも安心です。

例えば『パイナップル豆乳ローション』は30日間の返金保証期間を設けていますし、『コントロールジェルME』では最長60日間の返金保証を付けています。

テクスチャーで選ぶ

抑毛剤には現在、以下のようなテクスチャーの製品が販売されています。

  • ジェルタイプ
  • ローションタイプ
  • クリームタイプ
  • ミルクタイプ

ミルクタイプ・クリームタイプの方が肌の保湿効果はやや高くなりますが、ローションタイプではパックが手軽にできるといったメリットもあります。抑毛剤は普段のスキンケア・ボディケアの代替としても使用可能なので、今までのボディケアと同等のテクスチャーを選ぶのも手です。

成分を確認する

抑毛剤・抑毛ローションには、大きく分けて以下の様な成分が主成分として配合されています。


女性ホルモン様成分
大豆系 大豆種子エキス、大豆イソフラボン、ハイドロライズド大豆プロテイン、豆乳発酵液等
その他イソフラボン プエラリアミリフィカ、ペルベチアカナリクラタエキス、アイリスエキス、ヒオウギエキス等
ザクロ系 ザクロ果皮エキス、ザクロエキス、ザクロ花エキス、ザクロ種子エキス等

大豆イソフラボンには抑毛効果をもたらす女性ホルモン『エストロゲン』に類似した働きがあると考えられており、その働きが注目されています。「抑毛ローション=豆乳ローション」と呼称されやすい理由もここにあるのでしょう。その他のイソフラボンも同様の効果が期待されている成分です。

大豆

またザクロ系成分についてはザクロの種等にクメステロールというエストロゲンに似た成分が発見されたことから、発毛抑制効果を見込まれていると考えられます。


タンパク質分解系成分
パイナップル系 パイナップルエキス等
パパイヤ系 パパイン酵素等

パイナップルやパパイヤ等にはタンパク質を分解する酵素が含まれているため、体毛を柔らかくする効果が見込めます。また毛根部の発毛組織に働きかけ、発毛力を弱められるとする製品もあります。


二本立てがおすすめ

抑毛剤(翌毛ローション)でムダ毛対策を行う場合、まずは『タンパク質分解成分』で現在有る体毛を目立たなくさせながら、『女性ホルモン様成分』で毛乳頭に長期的に働きかけるという二本立ての方式を行った方が良いと考えられます。両方の成分がバランスよく配合されている製品であるかチェックしておくと良いでしょう。

精製度を確認する

食品アレルギー(大豆アレルギー等)がある人の場合、抑毛ローション(豆乳ローション)を使えるのかが心配という人も多いはず。

中には大豆成分をそのまま使用せず、アレルギーの元となりやすい高分子タンパク質やアレルゲンを除去したイソフラボンを使用している製品もあります。メーカー側にイソフラボンの内容・精製度等を確認しておくと安心です。

抑毛剤のメリット・デメリット

抑毛剤(抑毛ローション)の優れた点・メリットは?

肌へのダメージがほぼ無い

カミソリや電気シェーバーといった剃毛(シェービング)、また脱毛クリームなどを使用した自己脱毛は、どうしても肌に負担がかかるのが問題です。その点、抑毛剤(抑毛ローション)は肌ダメージを心配することなくムダ毛対策ができます

特に肌が弱いけれどムダ毛対策をしたい人、小さなお子さん等、穏やかで肌に優しいムダ毛対策をしたい人には助かる製品です。

美肌・美白効果も期待できる

製品によっては、毛穴の引き締め、美白、ハリ・ツヤ等のアップ、毛穴の黒ずみ対策等、スキンケア用品としての機能をもたせているものもあります。ボディケアと体毛対策が同時にできる点は、特に女性には嬉しいポイントと言えるでしょう。

手軽にムダ毛対策できる

基本的な使用方法は「塗るだけ」であり、換気をしたり、お手入れ後のアフターケアをしたりといった手間はかかりません。特に顔のケア等であれば普段の洗顔後のスキンケアに抑毛ローションをプラスすれば良いだけなので、かなり手軽です。

幅広いパーツに使用できる

製品によって使用可能な部位は異なりますが、例えば『豆乳パイナップルローション』の場合、顔(産毛対策)にも使用が可能です。眉毛・まつ毛・髪の毛等は抜けないので、安心して使用できます。

またVライン等に使用可能な製品も多く、全身の幅広いパーツでムダ毛対策ができるのも嬉しい点です。いわゆる「塗りムラ」をあまり心配しなくて良いので、首のうなじ部分等、体の後部分にも使いやすいですね。

妊娠中・生理中でもOK

肌への作用が穏やかであるため、多くの抑毛ローション(豆乳ローション等)が妊娠中・生理中の使用をOKとしています。また塗布系の薬品(外用薬)でなければ、薬で療法中の使用もOKとしている製品が多い傾向です。

他にはないメリット

もちろん使用前のパッチテストは必要ですが、体調や健康状態に因われずムダ毛対策ができる点は、他の脱毛・除毛対策製品には無いメリットです。



抑毛剤(抑毛ローション)の良くない点・デメリットは?

待つ時間

効果が感じられるまでに時間がかかる

抑毛剤(抑毛ローション)での抑毛効果は、例えば「塗って翌日には減る」といったものではありません。豆乳ローションでの使用結果アンケートでは、使用効果を感じるまでに最短1ヶ月~3ヶ月、人によっては6ヶ月~1年以上という回答が得られています。

製品によって効果期間は異なるものの、平均して3ヶ月程度の継続使用を目安としているところが多いようです。エステサロンやクリニックでの脱毛のような早期的な対策を望む人には「効果をなかなか実感できない!」と感じられるかもしれません。


効果に個人差がある

抑毛効果の程度については、例えばサロン脱毛等と比較すると個人差の開きが大きいのが現状です。元々非常に体毛が太い人、男性ホルモンの分泌量が多い人、ヒゲ等の毛自体が太いパーツ等の場合、効果を実感できるまでに時間が非常にかかったり、なかなか効果が得られないという人もいます。


カミソリ等との併用が必要

上記のとおり抑毛剤(抑毛ローション)は即効性を持つものではないため、現在気になる腕や足のムダ毛についてはカミソリ・電気シェーバー・除毛クリーム等で引き続き自己処理を継続する必要があります。

女性の切り替えは...

男性であれば「現在体毛処理をしていない」という人もいますが、女性の場合には全てのムダ毛処理をいきなり抑毛剤に切り替えるというわけにはいかないでしょう。

根気よく継続する必要がある

製品によって異なるものの、多くの抑毛剤は1日2回程度の使用を推奨しています。特に抑毛をしたい範囲が広い場合、早く効果を実感するために重ねづけ・パックを行う場合には、日々の抑毛にかける時間が意外とかかる可能性大です。

朝の忙しい時間にも抑毛剤を塗らなくてはいけないことや、夜のお風呂あがり等に毎日必ず抑毛ローションで手入れをすることを負担に感じる人もいるかもしれません。


購入手段が限られる

抑毛剤・抑毛ローションは一般の薬局・ドラッグストアでの取り扱いは少なく、商品が限られてしまうのがネックです。幅広い商品を選択肢に入れる場合、インターネットもしくは電話での通信販売購入が主となります。

現在ではスマホ等で手軽にネット通販ができますし、コンビニ受け渡しOK等、購入方法に手軽さにしているメーカーが増えてはいます。

しかし、シャンプーや化粧品、カミソリ等のように店頭で気軽に買って比較したい人、通販に抵抗があるという人の場合にはややハードルが高く感じられるかもしれません。

抑毛剤・抑毛ローションとカミソリと比較すると?

仕上がり 肌への優しさ 仕上がり
抑毛剤・抑毛ローション ×
カミソリ ×

コストパフォーマンスはあまり良くない

カミソリでのケアにかかる費用は、月100円~高くて1,000円程度で済むのが平均的。対して抑毛剤(抑毛ローション)の場合、部位が広いと大量にローションを使用しなくてはならず、コストが意外とかかります。

使用量は部位や製品によっても異なりますが、両足・両腕といった全身パーツを抑毛していく場合、1ヶ月3,000円~5,000円といった費用が必要となるケースもあるようです。

更に同時進行で除毛クリーム等の自己処理も重ねて行う場合、1ヶ月あたりの費用は更に嵩みます。もはや安い脱毛サロンの月額制料金とあまり変わらないレベルと言えるでしょう。そのためコスパ的にはカミソリの方が安上がりということになります。

コスパを良くするコツ

顔や体のカミソリ後のボディケアを既にきちんと行っている人の場合、今までの化粧水・ボディクリーム等を抑毛剤に置き換える方法を取れば、相対的なコスパはそこまで嵩まないケースもあります。


肌ケア面では抑毛剤の圧勝

カミソリの肌影響

カミソリでのムダ毛対策では、表皮細胞(毛穴部分)を削ってしまうことが避けられません。そのため肌の乾燥やポツポツとした毛のう炎、色素沈着といったトラブルが起きやすいのが問題です。


抑毛剤(抑毛ローション)の肌影響

その点、抑毛剤(抑毛ローション)単体での使用であれば、肌への負担を心配する必要はほぼ無し。「とにかく肌に負担をかけたくない」「蓄積する肌ダメージによるシミやシワが心配」という人には抑毛剤利用が適しています。

仕上がり・手触り面では一長一短?

カミソリの仕上がり

カミソリでは一時的な肌のツルツル・すべすべ感は味わえますが、剃毛の効果が維持される時間が非常に短いのが問題です。早い人だと半日~1日程度でチクチクとした短い体毛が再度生え始めてしまいます。


抑毛剤(抑毛ローション)の仕上がり

反対に抑毛剤(抑毛ローション)では徐々に毛を細く柔らかくしながらムダ毛を徐々に目立たなくしていく方式であるため、剃った直後やサロンで脱毛した場合のような「ムダ毛が完全除去された状態(ツルツル感)」とはやや違う結果となることもあります。またムダ毛が目立たなくなるまでに時間がかかるのもネックです。


優劣が...

仕上がりという面ではそれぞれメリット・デメリットがあり、TPO等によっても求められる効果が違うため、優劣付けがたいところです。抑毛ローションを継続して使うことで、シェービングや除毛クリーム等によるお手入れの頻度や回数が減ったという人も多いので、両者の良い面を合わせながら使っていくという手もあります。

おわりに ~抑毛剤総評~

抑毛剤(抑毛ローション)はそのカジュアルさと肌ダメージの少なさが魅力です。ただ早めに効果を感じるには或る程度のコストと手間はかかり、個人差も大きいことから、意外と人を選ぶ製品です。

抑毛剤(抑毛ローション)が向いている人は?

  • 妊娠中等でサロン脱毛等の本格的なムダ毛対策が行えない人
  • 体毛が元々柔らかめ・細めな人
  • 他の脱毛・除毛をメインとしており、補助手段としたい人
  • お手入れを飽きずに毎日コツコツ続けられる人
  • 除毛クリーム等でのお手入れ回数・頻度を減らしたい人
  • 効果が出るのに時間がかかってもOKな人

以上のような人には向いている製品です。




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