家庭用フラッシュ脱毛器(ケノン等)の正しい使用方法、メリット・デメリットを徹底解説!

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フラッシュ脱毛はエステサロンでの脱毛法として知られていますが、2010年代に入ってからは「家庭用のフラッシュ脱毛器」も登場するようになりました。「自宅で気軽に脱毛!」という点が最大の魅力です。

ただし、製品によっては「思っていたのと違った…」という口コミも見られています。また仕上がり良く脱毛するには少々コツも必要となので、使い方をきちんと知っておきたいところです。

ここでは人気製品である『ケノン』を始めとした家庭用フラッシュ脱毛器の使い方だけでなく、選び方やメリット・デメリット等を詳しく解説していきます。


  • 家庭用フラッシュ脱毛器とは?
  • 使い方
  • 使用時の注意点
  • 選び方
  • 家庭用フラッシュ脱毛器のメリット
  • 家庭用フラッシュ脱毛器のデメリット
  • 家庭用フラッシュ脱毛器とエステサロンのフラッシュ脱毛と比較すると?
  • おわりに

家庭用フラッシュ脱毛器とは?

フラッシュ脱毛とは、IPL(インテルス・パルス・ライト)という特殊な光を当ててムダ毛を弱らせ、再生力を低下させる脱毛法です。光を当てる方法であるため「光脱毛」とも呼ばれています。

家庭用フラッシュ脱毛器の使い方

家庭用フラッシュ脱毛器の利用手順

  • 【1】事前シェービング
  • 【2】プレ洗浄
  • 【3】ラッピング(保護)
  • 【4】肌の冷却
  • 【5】目の保護
  • 【6】照射
  • 【7】マーキング
  • 【8】クールダウン
  • 【9】保湿

【1】事前シェービング

脱毛処理をする2~3日前に、電気シェーバーで一度毛を剃っておきます。長いままでの処理はNG。毛が短く、なおかつきちんと生えている状態に整えておくことが重要です。

【2】プレ洗浄

脱毛直後にはしっかりとお風呂等に入れないので、脱毛する部位は事前にキレイに洗っておきましょう。

【3】ラッピング(保護)

絆創膏

ほくろやシミがある箇所は、絆創膏等で覆います。

【4】肌の冷却

保冷剤を肌に当て、しっかりと冷やします。ヒザ下等の範囲が広い部分は、氷水に浸して固く絞ったタオルを当ててもOKです。この場合、冷却後には水分をよく拭き取りましょう。

【5】目の保護

サングラス

IPL(インテルス・パルス・ライト)の光が目に入らないよう、サングラス(もしくはゴーグル)をかけます

【6】照射

家庭用フラッシュ脱毛器を起動させ、照射を開始します。Vライン脱毛でアンダーヘアのデザインをしたい場合には、下着を付けた状態で照射を行うのがオススメです。

【7】マーキング

アイブロウ

広い範囲を脱毛する場合、照射した箇所に印を打っていきます。色のごく薄いアイブロウペンシル、医療用のマスキングテープ等を使うと印が付けやすいです。照射した箇所を確認でき、照射ムラを防ぎます。

【8】クールダウン

一定部位の照射が終わったら、再度保冷剤でしっかりと肌を冷やします。毛穴が閉じきるようにクールダウンは丁寧に行ってください。

【9】保湿

ローション保湿

アルコールやメントール不使用等の刺激が少なく保湿力の高いローション・ジェルで肌に水分補給を行います。一度塗ってから乾かし、再度保湿を繰り返すのが理想的です。

家庭用フラッシュ脱毛器使用時の注意点

脱毛前の日焼けはNG!

フラッシュ脱毛で使われるIPLの光は、メラニン色素=黒い色に強く反応します。日焼けした肌はメラニン色素がたくさんある状態。ケノン等の家庭用フラッシュ脱毛器を使うと火傷・炎症といった肌トラブルになる可能性が大きいです。4週間以内に日焼けをしている場合、フラッシュ脱毛は行なえません。


ほくろ・シミには照射しない!

日焼けと同じようにメラニン色素が多い箇所が、ほくろや大きなシミです。ほくろ部分やシミ部分は絆創膏等を小さく切ってカバーし、IPLが直接当たらないよう必ず保護します。


必ず目を保護する

IPLの光が目に入るのは厳禁。目に甚大なトラブルが起きる可能性があります。必ずサングラス・専用ゴーグル等で目を保護しましょう。脱毛時には下を向いて処理することが多いので、ズレにくいものを選んでください。

合わなければ...

ちなみにケノンには付属のサングラスが付いてきます。ただしカーブがついたデザインであるため「顔のサイズに合わない」「鼻の形に合わない」という人もいるようです。この場合には市販サングラスに切り替えてOKです。


同じ箇所に照射しない

繰り返して同じ箇所に照射を行うと、火傷等の肌トラブルの原因になります。現在どこの範囲を照射しているのか、しっかり確認することが大切です。


脱毛した日はお酒・運動・お風呂NG

脱毛当日は、血行が良くなり刺激が高まる以下の行動を控えます。

脱毛後のNG行為

  • アルコールを飲むこと(飲酒)
  • 激しい運動
  • 長い時間の入浴(浴槽に浸かる)

どうしても汗を洗い流したい場合、当日はぬるめのシャワーで済ませましょう。また皮膚も刺激を受けやすい状態なので、石鹸等の使用は控えた方が安全です。


脱毛後も日焼けしないこと

日焼けNG

脱毛前も日焼けNGですが、脱毛後の肌を太陽にさらすのもできる限り避けます。長そで・日傘・帽子等で直接日光が当たるのを避け、また適宜日焼け止め等も使用してUV対策してください。

なお脱毛当日は日焼け止め使用も避けたいところ。特に4月~9月は脱毛したらその日は日が暮れるまで外出しない方が無難です。


肌がデリケートな時期は使用しない

以下の状態の時には家庭用フラッシュ脱毛器が使用できません。

使用できないケース

  • 生理中
  • 生理前後
  • 妊娠中・産後1ヶ月
  • その他体調が悪い時

家庭用フラッシュ脱毛器の選び方

照射範囲で選ぶ

大小

「照射範囲」とは、一回でIPLライトを浴びせられる範囲のこと。この範囲が広い方が照射の回数を減らせ、よりスピーディに脱毛処理を進められます。

例えば『2PS(ツーピーエス)』の場合、照射範囲は6.511㎠。対して『ケノン』では、照射範囲が最大9.25㎠(※)です。つまり『ケノン』の方が1回で広い範囲を照射できます。※エクストララージカートリッジの場合
商品名 照射範囲
(㎠)
2PS(ツーピーエス) 6.511
ケノン 9.25

※エクストララージカートリッジの場合

ケノン
ケノン

ケノン

  ケノンの公式サイトはこちら

ヒザ下・ヒザ上・腕などなど、広い範囲を全身脱毛するのであれば、照射範囲が広い方が良いでしょう。

ただし、ワキ等の小さな範囲のみの脱毛なら、そこまで照射範囲を気にする必要はありません。特に顔・指といった狭い範囲の脱毛を行う場合、照射面積が狭い方が細かく脱毛を行っていけることもあります。

照射回数で選ぶ

フラッシュ脱毛器本体(+初回付属カートリッジ)で照射ができる回数には、1,000ショット程度から10万ショット以上と、製品によって大きな開きが見られます。

『ケノン』は照射回数20万発。照射回数では最上位クラスと言えるでしょう。対して『エピナード』は最初の照射回数は1,500回。基本的に定期コース等でカートリッジを購入しながら脱毛を行っていくスタイルです。

最初から全身脱毛をする意気込みであれば、ケノンのような照射回数が多いものを選んでおくと良いでしょう。ただ「ワキだけ」「Vラインだけ」ということなら、価格が安く照射回数がやや少なめのものを選び、もっと脱毛したくなったら付属カートリッジを購入するという手もアリです。

ここもチェック!

なお照射回数チェックをする場合、必ず出力最大での回数を確認しましょう。低出力で照射回数が多くても、高出力にすれば回数がぐっと減ることになってしまいます。

  ケノンの公式サイトはこちら

連続照射機能で選ぶ

連続照射ができる製品を選べば、よりスムーズに照射処理を行えます。「できるだけ時間をかけずに処理を」と考えるのであれば、連続照射機能付きを選んでおくと良いでしょう。

ただし、家庭用脱毛器の場合、冷却機能が無い(もしくは非常に弱い)ので、連続照射を行いすぎると機器の冷却が追いつかず、火傷などのトラブルとなることもあります。その点には注意が必要です。

家庭用フラッシュ脱毛器の優れた点・メリットは?

マイペースに処理ができる

考える女性

自宅で自分の好きな時間に脱毛ができる点が、家庭用フラッシュ脱毛器の最も良いところです。予約を取ったりお店に向かったりという手間が無く「脱毛をする」と決めたら処理をスタートできます。自分のペースで脱毛を進めたい人にとって、非常に嬉しいポイントと言えるでしょう。

レーザーより照射範囲が広い

発売当初こそ照射範囲が狭かった家庭用脱毛器ですが、モデルチェンジを繰り返す中で各メーカーとも照射範囲が広いものを発売するようになっています。レーザー脱毛器に比較すれば一度にたくさんのムダ毛処理ができるので、できるだけスピーディに家庭脱毛をしたい人におすすめです。

肌のキメを整えてくれる

元々IPL(インテルス・パルス・ライト)は、肌の角質細胞のキメを整えて毛穴を目立たなくする「スキンケア対応」のために研究されていた技術でした。そのためフラッシュ脱毛処理を施した肌は、きめ細やかでツルツルになることが期待できます。またケノンやエピナードのように、美顔器機能を備えているものもありますよ。

黒ずみ・色素沈着が無し

フラッシュ脱毛は脱毛シェーバー(ソイエ等)や毛抜きのように物理的に毛を引き抜くわけではないので、毛穴に大きな負担がかかりません。毛穴の開きや繰り返しての処理による色素沈着といった心配が無く、健やかな肌へと導くことができます。

家族でも使える

母娘

姉妹やご夫婦での家族間で、一台の家庭用フラッシュ脱毛器を共有して使うことも可能です。特に男性の場合にはエステに行くのをためらう人も多いでしょう。

脱毛器を家庭で共有する前提で購入すれば、一人当たりの出費を抑えることができるうえ、誰にも見られずこっそり脱毛できます。

家庭用フラッシュ脱毛器の良くない点・デメリットは?


処理に時間がかかる

照射範囲が狭い家庭用脱毛器を選ぶと、脚や腕等の広い範囲に対して何度も照射を行わなくてはなりません。また照射範囲が広くても、照射ができるまでのチャージ、連続照射回数と言った点は業務用に劣るのが現状です。そのため1回の脱毛を終了させるのにかなりの時間がかかることになります。

またフラッシュ脱毛を安全に行うには、肌をきちんと冷却し、丁寧なアフターケアも行わなくてはなりません。広い範囲の脱毛では事前冷却が一度では行いきれず、少しずつ肌を冷やしながら脱毛を進める必要もあります。「気軽にいつでも脱毛」が魅力の家庭脱毛器ですが、脱毛のための時間をある程度確保しないと処理ができないのです。


出力パワーが弱い

現在では家庭用フラッシュ脱毛器の価格破壊が進み、最安値1万円台でも脱毛器が購入できるようになっています。しかし安い価格のフラッシュ脱毛器は、その分出力パワーが低いことが多いのです。業務用の1/3以下というものも珍しくありません。

パワーが弱いと毛穴の根元の部分にまで照射が届かず、毛幹部(毛母細胞)への働きかけが適切に行われなくなります。つまりムダ毛の再生力が弱まらないのです。フラッシュ脱毛では毛周期にあわせて何度か処理を行いますが、出力パワーが弱い機器では10回以上の処理をしても、ムダ毛が再生してしまうこともあります。


痛み・熱さがある

フラッシュ脱毛では照射の際に弾いたような刺激が起きます。照射パワー(照射レベル)を上げるほど痛みが強くなります。また繰り返しての照射で機器が熱を持つので、特に連続照射を行った場合には熱さにも要注意です。

この痛みや熱を軽減するために肌をきちんと冷やす必要があるのですが、自己処理の場合には冷却が不足しがち。そのため強い痛みを感じたり、無理をした連続照射で火傷をするといったトラブルも散見されています。


色黒の人・ほくろが多い箇所はNG

毛を弱らせるIPL光線は、メラニン色素(肌や毛の黒い色素)に強く反応します。そのため日焼けをして肌が黒くなっている人、ほくろが非常に多い箇所、そしてシミが密集した箇所には使用ができません


照射失敗・打ちムラができやすい

フラッシュ脱毛器を初めて扱う人の場合、どうしても照射の失敗は起こしてしまいがちです。何度も同じ場所に打ったり、打った範囲にムラが生じたりします。同じ場所に何度も打つのは肌トラブルの元。またムラができる(照射していない場所がある)というのが仕上がりに影響してきます。

照射がきちんとされない場所は、当然ながら毛が抜けません。再生力も弱まらないので照射した場所に比べて、いつまでも毛が出てくることになります。結果として全6回程度の照射を行っても「ここだけ伸びてくる」という状態に。「あともう1回照射しないと…」とムダに照射回数が増えます。更なる照射のためのカートリッジを新たに購入する必要が出てくるのです。


ファン音がうるさい

フラッシュ脱毛器は照射の際に熱を発するので、常に冷却を行う必要があります。ファン(羽)を回して製品内にこもった熱を外へ放出する方式を取る製品がほとんどです。つまり脱毛時には高速回転でのファン音が出ることになります。

製品によって駆動音の大きさは異なりますが、静音方式を取るものでも静かめのドライヤー程度の音はします。家族と同部屋の場合や、深夜帯の脱毛には向いていない製品が多いと考えた方が良いでしょう。


Iライン・Oライン脱毛ができない

「全身脱毛」を謳う家庭用フラッシュ脱毛器も多いですが「VIO脱毛」に対しては対応が弱いのが現状です。ビキニライン(Vライン)に対応していても、Iライン・Oライン脱毛が可能な製品はほとんどありません


背面処理がしにくい

首のうしろ(襟足)・背中といった背面部の脱毛処理を自分だけでキレイに行うのはかなり難しいです。照射ムラ・照射の失敗が起きやすい上に、火傷等の肌トラブルを起こす危険性もあります。

家庭用フラッシュ脱毛器とエステサロンのフラッシュ脱毛と比較すると?

1回の処理時間は コスト VIO脱毛 全ての処理の早さ
家庭用フラッシュ脱毛器 × ×
エステのフラッシュ脱毛 ×

1回の処理時間では?

エステで使う業務用フラッシュ脱毛器は、照射範囲が広いだけでなく、連続照射30回クラス、即時チャージ、早期冷却といった機能を兼ねそなえています。大きくて幅を取る業務用機械である分、脱毛処理の速さに長けているわけです。例えば両ワキ処理の場合、照射時間は3分~5分で済みます。

「指だけ」「ワキだけ」といったごく小範囲なら、照射範囲が広い家庭用脱毛機を選べば同じ程度のスピード処理も可能でしょう。ただ処理範囲が広くなるほど、機器性能の差による処理時間の違いは大きくなっていきます。特に全身脱毛の場合、1回の処理にかかる時間はエステの方が遥かに短くラクです。

コストでは?

小さい範囲なら

キチンとしたパワーが出せる家庭用フラッシュ脱毛というと、8万円~10万円近いものになります。ケノンの場合は定価が税込み98,000円。キャンペーン価格だと70,000円くらいです。1万円~5万円以下の家庭用脱毛器については、残念ながら満足いく結果にならない可能性も高いので、あまりおすすめできません。

対してエステの場合、ワキ脱毛だと6回~12回の脱毛料金が平均4,000円程度。「ワキだけ脱毛」で考えると、エステサロンの方が断然安上がりと言えそうです。

広い範囲なら

次に全身脱毛(照射6回)の場合です。全身脱毛の場合、照射回数の多い家庭用脱毛器でも「初期カートリッジでは足りない」となる人がほとんどです。追加カートリッジ代は平均5,000円~6,000円。

カートリッジがいくつ必要になるかは製品・体毛の濃さによっても異なりますが、追加カートリッジ代として20,000円~30,000近くかかる人も多いようです。6回~7回の全身脱毛を行うのに本体価格+カートリッジ代で安くて9万円くらい、場合によっては10万かかると考えておくと良さそうです。

対してエステサロンの場合、全身脱毛6回の最安価格は11万円台にまで下がっています。ただ6回で終わらなかった場合には追加料金がかかりますから、コスト面だけを見れば家庭用脱毛の方がやや安上がりと言えるでしょう。

VIO脱毛をするなら?

家庭用フラッシュ脱毛器のVIO脱毛

VIO脱毛(ハイジニーナ脱毛)については、家庭用フラッシュ脱毛器は残念ながらかなり不利です。Vラインに対応した機器は増えていますが、粘膜に近いIラインやOラインの処理を行える機器はほとんどありません。また自分でVラインのデザインを行おうとして失敗してしまうケースも散見しています。

エステサロンのVIO脱毛

対してVIO脱毛に対応したエステサロンでは、Vライン・Iライン・Oラインすべての処理を行ってくれます。またVラインを好みのデザインにしたり、自然な薄さにするといった処理も可能です。VIOラインをしっかり整えたい場合には、エステサロンの方が良いでしょう。

全部の処理が終わるのは?

フラッシュ脱毛は一度の照射でムダ毛が生えなくなるものではありません。毛の周期にあわせて何度か照射を行い、徐々に毛の再生力を弱らせていきます。毛の太さや密集度によって異なりますが、効果が見られる回数は6回程度の照射が必要というのが一般的です。


エステサロンの場合

エステ脱毛の場合、2回目・3回目の照射には2ヶ月~3ヶ月程度の間を空けます。これは毛が生える周期に合わせたもの。そのため6回照射が終わるのに1年~1年半くらいかかるわけですね。ただ混み合った店舗だと予約が取れず、時間がさらにかかる可能性も考えられます。


家庭用脱毛器の場合

家庭用脱毛器の場合、予約を考える必要はありません。そのため6回程度の処理を終えるまでの時間を短縮することが可能です。ただし、あまり頻繁に処理を行っても効果が格段に上がるわけではないのがネック。

人間の体毛には成長期・停滞期・休止期という3つの時期があり、体毛の2/3は休止期となっています。2~3週間間隔で処理を行っても休止期の毛が出揃っていない状態なので、照射する回数がムダに増えてしまうのです。

「とにかく早く脱毛を進ませたい!」という場合であれば3週間おきといった処理は可能ではあります。

ただし、全てのムダ毛の発毛を弱らせるまでに多量のカートリッジが消費される可能性は高くなります。費用面の覚悟はしておきましょう。また1週間といった短期間隔処理は甚大な肌トラブルとなりかねませんので止めておくべきです。

家庭用脱毛器で脱毛期間を急ぐと

  • 終了時にカートリッジ費用がかさむ
  • 肌トラブルの危険

合わない場合が不安なら...

家庭用脱毛器の意外と大きな問題が「自己理由での返品ができない」という点です。故障や初期不良以外の返品を受け付ける機器はほぼありません。つまり「使ってみて、フラッシュ脱毛が合わないとわかった」という時に費用が丸損となってしまいます。

その点、エステサロンは無料でのテスト照射を行う店舗も多く、自分にフラッシュ脱毛が合っているかを確認することができます。痛みや刺激など、フラッシュ脱毛に不安があるようであれば、エステで確認しておくことをおすすめします。

おわりに

「いつでも脱毛」が魅力の家庭用フラッシュ脱毛器。しかし処理時間の長さ、前処理・後処理の面倒さから「こんなはずでは…」と思う人も多いようです。

また、価格の安すぎる製品については「何度使ってもムダ毛の発毛が弱まらない」という声も聞かれています。家庭用機器の特性を知った上で、選択を行った方が良いでしょう。

【家庭用フラッシュ脱毛器が向いている人】

  • 脱毛する一定の時間を確保できる(1回1時間~1時間30分以上)
  • ふだんもボディのスキンケアを丁寧に行っている(前処理・後処理を丁寧に行える)
  • 処理中のマーキングや冷却処理が苦ではない
  • 痛みに強い
  • VIO脱毛の予定は無い
  • 背中・うなじ脱毛の予定はない
  • 毛質が細い・密集度が薄い
  • 追加費用がかかっても良いので脱毛を早く進めたい

以上に当たる人の場合、「家で処理ができる」という家庭用脱毛器の良さはメリットとして感じられるのではないでしょうか。

※本記事で紹介している製品の価格等の情報は公式サイト等で最新をご確認ください。





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