美容院で白髪染め!注文のコツは?~気になる料金とサロンの白髪カバー法を徹底解説

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美容院

一時期の「白髪染めは自分で染める(セルフカラーする)」という時流が落ち着き、最近ではまた「白髪染めを美容院でする」という人が増えてきています。

これには「セルフカラーでは髪が傷む」「自分でやると色が抜けやすい」「リタッチ・部分染めがうまくできない」といったセルフカラーの問題を、美容院ではカバーしやすいということが理由となっているのでしょう。

ただ美容院で白髪染めをしても、「思っていたのと色が違った!」といった失敗をしてしまうケースも見られます。


オーダーをどう伝えていいかわからない人も

また「美容師さんに『白髪を染めたい』って言いづらい」「何で染めたらいいのかわからない」「美容院で白髪染めをすると値段が高い・・・」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか?

今回は美容院でできる白髪カバー対策や注文のコツ、失敗しない美容院選びのポイント等についてご紹介していきます。

いっそのこと「白髪染めをやめる」という選択もあります。

白髪が魅力的な芸能人をお手本にして、グレイヘアにしてみるのはいかがでしょうか?

下記のページで、ついマネしたくなる白髪が魅力的な芸能人を紹介しています。是非参考にしてみて下さい。

白髪を染めないおしゃれな有名人~厳選7人!マネしたい芸能人のグレイヘア




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美容院で白髪染め~基本はグレイカラー

ヘアカラーする

「白髪が気になってきたんだけど、もう白髪染めをしないとダメ?」「『白髪染めしたい』と言うのに抵抗がある・・・」という考えている人、意外と少なくありません。

美容院では白髪染めの他、ファッションカラー(おしゃれ染め)やへマニキュア、ヘナ(ヘナカラー)といった様々な髪染めのためのメニューがありますよね。

これらのメニューで白髪染めの対策って取れるんでしょうか?まずはヘアサロンでできる白髪対策について知っておきましょう。


「暗くする」「落ち着かせる」のが得意な白髪染め(グレイカラー)

「白髪を黒髪部分と馴染ませたい(目立たなくしたい)」「髪全体を落ち着いた色合いにしたい」という場合、やはり最適なのは「白髪染め(グレイカラー)」です。

「白髪染め(グレイカラー)」とはヘアカラーの種類の一種。仕組みとしては髪を茶髪等にするための「ファッションカラー(おしゃれ染め)」とほとんど同じです。

アルカリ性成分で髪のキューティクルを開き、化学染料を髪の中に入れていきます。


色がしっかり入るのがポイント

髪をさわる女性

ただヘアサロンで使われるグレイカラーは、ファッションカラー(おしゃれ染め)よりも過酸化水素濃度を低くしたり、刺激となる成分量を抑えることで髪へのダメージを軽減できるようになっています。

またグレイカラーはファッションカラーよりも色素成分の「ブラウン」「ブラック」系の含有量が多いため、白髪にしっかりと色を入れられるのがメリットです。


豊富な色展開

カラーリングの展開も幅広くなり、ローズブラウン・カッパーブラウン・アッシュ系といったオシャレな色合いも多数登場しています。

なお現在では「白髪染め」という言い方をする美容院・ヘアサロンは少数派。「グレイカラー」という言い方が定着しています。

「『白髪染め』って言いたくない」という時には「グレイカラーにしてみようかと思っている」と相談をしてみてはいかがでしょうか。

グレイカラーでの白髪対策はこんな人にオススメ

  • 白髪を黒髪に自然に馴染ませたい
  • 髪全体を落ち着いた色味に染めたい
  • 褪色しにくい髪染めを行いたい(美容院に行く回数を減らしたい)
  • 髪が堅い、太い

やはり自宅での白髪染めをしたいという方は、セルフカラーで気をつけるポイントや色落ちさせないテクを解説した下記のページを是非ご覧下さい。

セルフカラーで失敗しない!白髪を自分でキレイに染めるコツを徹底解説


美容院ならでは!白髪対策に黒髪用ファッションカラーを使いたい

髪の長い女性

茶髪等にするための「ファッションカラー(おしゃれ染め)」は、元々「黒髪を明るい色に染めるため」に作られたものです。

「白髪」は黒髪部分よりもメラニン色素が無い分、固くて色が入りにくいという特徴を持っています。

同じ「ダークブラウン系」でも、ファッションカラーの場合には白髪部分に色が入りにくく、退色(色あせ)をしやすいのがネック。


黒髪の脱色成分で髪にダメージ

また黒髪部分を明るい色に染めるには脱色成分を強くしなくてはならないので、髪へのダメージも激しくなります。

しかしブラウン・ブラックの色素含有量が多いグレイカラーでは、明るい色合いを出すのは苦手です。そのため「髪色を明るくしながら、白髪カバーをしたい」という時にファッションカラーが用いられることもあります。


カット+ファッションカラーで対応可能な場合も

ヘアカット

白髪の量が数本程度で、更に髪色を明るくしたいという場合には、白髪部分を根元から丁寧にカットし、その他の髪を全体的にファッションカラーで調整する手もあります。

白髪の原因が生活習慣・血行不良等によるものだった場合、早めにカットして血行改善・生活習慣改善をすることでその後に黒髪が生えてくることも。

ただエイジング等で白髪が増えている場合、カットをした部分からも更に白髪が伸びてくるため、後々に白髪がピョコンと出てきて目立つ可能性もあります。

こまめに美容院に行き、カット後の状態をチェックしてもらった方が良いでしょう。


髪を明るくする「ダブルカラー」

「金髪に近いようなライトブラウン」といった明るいトーンの髪にするには、白髪染め(グレイカラー)は不向き。

このような場合「ダブルカラー」という方法を取るヘアサロンもあります。

ダブルカラーとは、先にブリーチ(脱色)をして髪全体を明るくし、そこからファッションカラーで色素を入れる方法です。

黒い紙の上に白い糸を一本置いたらとても目立ちますが、白い紙の上だと目立ちませんよね。これと同じで、髪色をとても明るい状態にしておくと、白髪自体がほとんど染まっていなくても、色合いの差がわかりにくく、白髪が目立ちにくいんです。

ただダブルカラーの場合、強い過酸化水素等で髪のキューティクルを破壊するため、髪へのダメージは激しくなります。既に髪が傷んでいる人の場合「ダブルカラーができない」と断るヘアサロンも少なくありません。


自宅ではできない!グレイカラーとファッションカラーの混合

市販の白髪染め・ヘアカラーとは異なり、美容院ではグレイカラー・ファッションカラーを混合して使うことができます。

ファッションカラーの色展開の多さ・グレイカラーのしっかりとした染まり具合の「いいとこ取り」を狙えるわけです。

またヘアサロンによっては、「白髪部分の多い箇所にグレイカラーを多用、全体的にはファッションカラー」といった使い分けをすることもあります。

ファッションカラーでの対策はこんな人におすすめ

  • 髪色を全体的に明るい色合いにしたい
  • 「どうしてもこの色にしたい」というこだわりがある
  • 髪質が比較的細い
  • 現在、髪に痛み(パサ付き・乾燥・枝毛など)は見られない

黒髪用のファッションカラーと白髪用のグレイカラー、2つの違いをもっと詳しく知りたい方は下記のページをご覧下さい。

白髪染めとおしゃれ染めの違いは何?違いを知って上手に使い分け


髪を痛めたくない人のための「ヘアマニキュア」

「ヘアマニキュア」はグレイカラー・ファッションカラーとは異なり、髪の表面を覆うように色素を付ける髪染め材です。

髪の内側のキューティクルを破壊しないので、ダメージはヘアカラー(グレイカラー・ファッションカラー)よりも少なめ。また色展開も幅広く、艶やかで鮮やかな色合いがメリットとなっています。


根元の白髪には向かない

根元を染める

ただし脱色作用が無いので「黒髪部分」の色は変えられません。また地肌に付くと色素が落ちにくいので、ヘアカラーのように「地肌0ミリから染める」といった塗布方法もNG。

技術力のある美容院なら根元にかなり近いところから染めることもできますが・・・

「生え際だけ」「伸びてきた部分だけ」といった細かな部分染めや、リタッチ等にはあまり対応できない髪染め製品です。

また外側のみをコーティングする形なので、ヘアカラーに比べると褪色は早く、維持期間は平均3週間程度となっています。

ヘアマニキュアでの白髪対策はこんな人におすすめ

  • 白髪の量が多い(70%以上)
  • 白髪を明るい色・鮮やかな色に染めたい(白髪カバーよりも色味を楽しみたい)
  • 髪の痛みが気になっている
  • 髪染めのために1ヶ月に1回以上のペースで美容院・ヘアサロンに行ける

ヘアマニキュアが髪に優しいと言われる理由はこちら!ヘアマニキュアのメリットやデメリットも解説した下記のページがおすすめです。

白髪対策にヘアマニキュアがいい理由とは?4つのメリットとおすすめ商品


オーガニック素材が多い「ヘナカラー」

ヘナ粉末

「ヘナ(ヘンナ)」とは北アフリカ・中東に自生する、赤い色素を含んだ植物のことです。ヘナカラーではこのヘナの色素を使って髪に色を付けていきます。

自然の成分であるため、髪・地肌への刺激が穏やかなのがメリット。ただ「へマニキュア」と同じく髪の表面に色を付ける方式なので、ヘナ単体の利用で黒髪部分の色を変えることはできません。


ナチュラルヘナでは色が少なめ

またヘナは、植物に含まれる「ローソン」という赤~オレンジ色の色素で髪に色を付けます。単体利用では白髪部分は「オレンジ~濃い赤色」に染まるわけです。

暗くしたい場合にはこれに更に「藍(インディゴ)」等を加えて色味を黒っぽくしますが、これらの自然素材のみでの染色の場合、ヘアカラー程の色展開の多さは望めません。


色の豊富なヘナは化学成分配合

現在のヘナサロンでは様々な色合いに髪を染められるようにもなっていますが、これはヘナにヘアカラー(グレイカラー・ファッションカラー)と同じ化学成分を混ぜて使っているため。

この場合、髪や地肌への刺激やダメージ等は基本的にヘアカラーと同じと考えた方が良いです。(オーガニックカラー・ヒアルロン酸カラーもこれと同じで、仕組みはヘアカラーと変わりません。)


アレルギーのある方は100%ヘナがおすすめ

「グレイカラー・ファッションカラーではアレルギーが出る、刺激が強いので避けたい」という方の場合は、ヘナの単体利用といった自然素材のみでの髪染めを行った方が良いでしょう。

なお自然素材のヘナでの髪染めは、他の方法に比べて染まり切るまでに時間がかかります。またヘナ単体等、自然素材のみでの髪染めの場合、色の維持期間も2週間~3週間程度と短めです。

ヘナカラーでの白髪対策はこんな人におすすめ

  • 白髪の量が多い
  • 髪の痛みが気になっている
  • 白髪部分の色味にそこまでこだわりは無い
  • 美容院に3時間~4時間以上居る時間が取れる

ヘナカラーについて、「ヘナとは何?デメリットはない?」といった疑問を下記のページで詳しく解説しています。是非参考にしてみて下さい。

頭皮や髪の痛みが気になるならナチュラルに白髪を染められるヘナカラー!



白髪染めで失敗しないためには?美容院での注文のコツ

こちらでメニューを指定しない

スマホ操作する女性

「これからベストな白髪対策を選びたい」という人の場合、「できるだけ事前にメニュー指定をしない」のが理想的だって知っていましたか?

「えっ、でも、予約の時にメニューを聞かれるよね?メニューは決めないとダメではないの?」と思った人も多いはず。

でも「ファッションカラー・グレイカラー」の基本の仕組みやかかる時間はほぼ同じ。またヘアマニキュアの場合でも、そこまで施術時間の違いはありません。


ファッションカラーからグレイカラーへの変更は問題ない

美容院側として「メニュー指定」が必要なのは「予約の時間(施術時間)」をできるだけ正確に確保しておきたいからなんです。

例えば「カットだけ」で予約をしてきた(施術時間45分~1時間)のに後からカラーやパーマ(施術時間90分~120分以上)を追加されたらヘアサロン側も困ります。

でも「ファッションカラー → グレイカラーへの変更」であれば、ほぼ問題は無いわけですね。


染める方法は当日の相談で、と伝えておくといいかも

電話予約等の場合であれば、「カラーリングをしようと思うけど、何で染めるかは相談したい」と言ってみるのも手。

Web予約であれば、グレイカラーで予約をしておいて、備考欄に「ファッションカラーなのかグレイカラーか迷っている」「ヘアカラーかマニキュアで迷っている」と追加しても良いでしょう。


「ファッションカラー指定」は避けた方が無難

「相談したい」といった事前連絡がなく「ファッションカラーでの予約指定」が来た場合、美容院や美容師によっては白髪が目立つ状態でもそのまま「ファッションカラーでの髪染め」を進めていく場合があります。

黙ってグレイカラーを配合して白髪カバーしてくれる美容師さんもいますが・・・必ずしもこのような対応を取るとは限りません。

これは「グレイカラー・白髪染め」に対して、強い拒否感を覚えるお客様も居るため。


白髪対策をしたいことは伝えておく

20代~30代の方の中には「白髪染めを進められた」とショックを受ける方も居ますし、40代以上の方でも「そんなに白髪が目立つのか」と思われる方も居ます。

仕上がり・結果の面では白髪染めの方が良くても、気分を害されてしまってはお店も困りますよね。美容院側としても、デリケートな「白髪」の話を持ち出すのは難しいところなのです。

できれば顧客の方から「グレイカラーを視野に入れている(=白髪対策をしたいと考えている)」ということを伝えておくことをおすすめします。


施術前の髪の状態チェックを依頼しよう

美容室でカウンセリング

予約時に「メニューの相談をしてから決めたい」という時に、「髪の状態をチェックして貰ってから決めたい」と添えるのも手です。

前述したとおり美容院でできる白髪対策には様々なものがありますが、ベストな対策は「白髪の量」「髪質」「髪の痛みの状態」でも変わってきます。

例えば白髪が2~3本程度なら「カット+ファッションカラー」でも十分に対策は可能です。でも本人が気づかない後頭部・襟足・髪の内側部等に白髪が増えている場合だったらどうでしょうか?


自分では見えない後頭部や生え際をチェックしてもらおう

ファッションカラーでは白髪部分が十分に染められず、アップスタイル・ショートカット等にした時にすぐに白髪が目立つ・・・ということもあるのです。

「髪の状態を見て欲しい」と先に言って貰えれば、美容師は髪全体の状態を丁寧にチェックしてからカラーリング剤を考えていくことができます。

「白髪が気になる」と言いづらい人は、「髪の内側のダメージがちょっと気になっている」と言ってみるのも良いでしょう。


なりたい髪色を伝えるのにも「写真」は必須!

ヘアカタログを見せる

ヘアカットで髪型やスタイルを決める時に、「こういう髪にしたい」と雑誌を持っていく、スマホの写真を見せるという人は多いですね。

それと同様に、白髪染めの「髪色」を決めるときにも、本当は希望の写真があるのが一番なんです!


白髪染めの色見本は個人に対応していない

というのも、白髪染め(グレイカラー)の色見本は「白髪100%(真っ白の状態)」と「白髪50%/黒髪50%」のグレイの状態で染めたものしかありません。

人によって白髪の量や髪の太さは違いますから、色見本で「この色が良い」と言われても、その通りにならない・・・ということが多いんですね。


「色の名前だけ」も伝わりづらい

茶色の違いイラスト

また「アッシュブラウンにしたい」「カッパーブラウンが良い」という「色名前での指定」も、美容師さんにとっては悩みのタネ。

同じ「アッシュブラウン」でも、実はメーカー等によって色味は様々です。色のトーンによっても雰囲気は変わります。

言われたとおりにアッシュブラウンで染めても、お客様が思っていたのとは違った・・・というケースが増えてしまうんです。

「白髪対策をしながら、自分の思った髪色にしたい!」という方は、ヘアカタログ・髪型見本サイト等でも良いので、参考になる写真を持参しましょう。


「室内」と「室外」では髪色が変わる

ロングヘア女性

白髪染めで染めた髪色は、太陽の光に晒される時と暗い場所に居る時でも色味が大きく変わって見えます。

陽光に透けると髪は明るく、赤っぽく。反対に室内の暗い場所ですと、色味は濃く見える傾向です。

ちなみにヘアカタログ・髪型見本の場合、写真は屋外もしくは明るい部屋での撮影が多いですよね。カタログどおりの色で染めても、室内ではちょっと暗く見える・・・ということもあるわけです。

写真を見て「この色にしたい!」と思ったら、それの明るさや色味が「室外での見え方か、室内での見え方なのか」をあらかじめ決めておき、美容師さんに伝えましょう。


「真っ黒指定」はキケン?

黒髪女性

ファッション・ヘアスタイル等にこだわりの無い方に多いのが「とにかく黒くして欲しい(黒染め)」という指定です。

これも実は、失敗の元って知っていましたか?「白髪が目立たない色=黒」という思い込みが、この失敗を生んでいます。

私達日本人の髪は一見「黒」に見えますが、実は「真っ黒(青みの強い黒)」という人は殆どいません。どちらかというと赤みの強い「濃い焦茶」という人が多いんです。


「自毛に近づける」「自然な濃いめ」がおすすめ

グレイカラーの場合、このような髪色の特徴を踏まえて「ブラウン系」のカラー展開が豊富です。

ファッションカラーでは「青みの強い黒」やいわゆる「黒染め」をすることもできますが、髪がカツラっぽく見える、自毛よりも暗くなり不自然に仕上がるということもあります。

色味の指定が特に無く自然に仕上げたいという時には、安易に「黒指定」をするよりも、「黒髪の部分に近づけたい」「自然に濃い目の色にしたい」といった指定をされてみてはいかがでしょうか。


安くキレイに仕上げたい!白髪染めをする美容院選びのポイント

グレイカラーに慣れているか

シャンプーする女性

「美容院のメニューに白髪染めって書いてないんだけど・・・」この手の心配は、基本的には不要です。カラーリングをする美容院なら、ファッションカラーだけでなくグレイカラー(白髪染め)はほぼ必ず置いてあります。

今まで通っていた美容院のメニューに「グレイカラー(白髪染め)」が無くても、相談すればやってもらえるというわけです。


「グレイカラー」の表記がある美容院がおすすめ

ただこれから美容院を選ばれる場合、公式サイトや『Hot Pepper Beauty』等の美容院検索サイトに「グレイカラー」のメニュー表記があるお店を選ばれることをおすすめします。

「なんで?どこでも受けられるんでしょ?」と思うかもしれませんね。でもこれは「グレイカラーに慣れているか?」という大きな要素なんです。


店舗・施術者の「経験値」が結果に出やすい

前述した通り、白髪対策に何を選ぶかは白髪の量・傷み具合によってもベストな方法が変わってきます。

また白髪染めの染まり具合がどの程度か、グレイカラー・ファッションカラーの配合量等は?といった点は「知識だけ」ではカバーしきれません。

店舗や美容師がどれだけグレイカラーを扱ってきたか、白髪対策をしてきたかという経験値が問われるんです。

「グレイカラー」をメニューに出している店舗の場合、グレイカラー指定で通うお客様がそれだけ多い=白髪対策の施術量が多いという目安になります。


「大人向け」って書いてある?

美容師のハサミ

「グレイカラーをやってる店舗がいくつもあって、迷ってしまう・・・」と思ったら、店舗や美容師の紹介に「大人」というワードが入っているかどうかをチェックしてみるのも手です。

例えば「大人の女性のための」「大人女子が多い」といった店舗・美容師紹介の場合、客層が30代~40代以上が多いことを示しています。

大人の女性が多く通うヘアサロンの場合、白髪や年齢による髪の傷みには敏感に対応してくれますよ。

例えば東京の場合、青山・銀座・表参道といったオシャレな立地でも「大人向けサロン」が増えてきています。


ヘナカラーやヘアマニキュアメニューも充実度もチェック

美容室_女性

「これからベストな白髪対策をしたい」という時には、美容院のメニューにファッションカラー・グレイカラーだけでなくヘアマニキュア、ヘナカラーまでメニューに表記されているかをチェックしてみましょう。

「ダブルカラー対応」「ダブルプロセスカラー対応」といったカラーメニューの展開が多いところも良いですね。

カラーメニューをきちんと多く出している店舗の方が、カウンセリングの際に提示される選択肢も増える可能性が高いです。


カラーリスト在籍の「カラーリング専門サロン」

「色味や髪の傷みにしっかりこだわりたい!」という方の場合、カラーリングのみを行うヘアサロンのカラーリング専門店や「白髪染め専門店」を選ぶのも手です。

カラー専門のサロンであれば、ヘアカラーを専門で学んだスペシャリストである「カラーリスト」が在籍しているサロンもあります。

これまでなりたい色に染まらなかった方もカラーリング専門サロンであれば希望の色に染めてくれるかもしれません。


施術時間が長めに取られている?

洋風の時計

美容院での白髪染め・ヘアカラーにかかる時間は、「カット+カラー」で平均的に以下のようになっています。

Webサイトからの予約等の場合「カラー予約」で大体何時間が取られるかが書いてあることも多いですね。

いくつかの店舗で迷ったら、できるだけ「施術時間を長く取っている店舗」を選ばれることをおすすめします。

白髪染めの方法 所要時間
ヘアカラー
(ファッションカラー・グレイカラー)
2時間~4時間
ヘアマニキュア 2時間~2時間半
ダブルカラー・ヘナカラー 3時間・4時間~

時間がなくなると慌ただしい対応に?

特にこれから白髪対策を行う場合、事前にしっかりとカウンセリングを行ってもらう必要があります。

丁寧にカウンセリングする店舗では、相談に30分かけるところもあるほどです。

また髪質・髪の長さによっても染まりきるまでの時間は代わるので「グレイカラーが3時間で全行程が終わらない」というケースも有り得るわけです。

「枠」を短く取っている店舗の場合、時間を過ぎれば後から来たお客様の対応にも追われることになってしまいます。

カウンセリングを短く済まされる、染まりのチェックが甘い、カラーリング後のカットやブローを粗雑に済まされるといった可能性も出てくるというわけですね。

時間枠がWebでわからない場合には、電話等で「何時間くらいかかりますか?」と聞いてみるのも手です。


Tゾーンカラー・リタッチメニューの料金システムがある?

白髪の分け目

「美容院・ヘアサロンで白髪染めをすると料金が高い」この点を不安に感じている人も多いことでしょう。

でも「Tゾーンカラー」や「リタッチ」のメニューがあれば、美容院での白髪染めにかかるコストを安く抑えることができます。


伸びてきた部分を染める「リタッチ」

「リタッチ」とは、髪の伸びてきた部分を集中的に部分染めすることを指します。生え際や分け目等の白髪が目立ちやすい部分とともに、髪全体の根元部分をカラーリングする方法です。

リタッチ料金は通常のカラー料金から20%~30%程度安い料金に設定しているお店が多いです。

リタッチに向いている人

  • 白髪の量が多い人
  • つむじ部分・襟足部分の白髪が目立つ人
  • 髪色が明るめの人(自毛とカラーリングの境目が目立ちやすい人)
  • Tゾーンカラーだけではカバーがしにくい人
  • 髪が短めの人
  • アップスタイルによくする人 等

生え際と分け目を染める「Tゾーンカラー」

Tゾーンカラー(Tゾーンリタッチ)とは、特に伸びてきた白髪が目立ちやすい生え際と分け目を集中的にカラーリングする方法です。

全体のリタッチよりも更に液剤を塗布する箇所が狭くなるので、施術時間も比較的短め。

Tゾーンカラー料金は通常のカラー料金の40%~50%以下に設定しているお店が多いです。

Tゾーンカラーに向いている人

  • 白髪の量が少なめの人
  • 髪色が暗めの人(自毛とカラーリングの境目が目立ちにくい人)
  • 髪が長めの人
  • 前髪アップスタイルにすることが多い人
  • 分け目をハッキリと作っている人
  • こまめに白髪カバーをしたい人 等

リタッチやTゾーンカラーで髪の痛みを抑える

最初にフルカラー(全体染め)を行い、白髪が目立ってきたら「リタッチorTゾーンカラー」を1~2回行うようにすれば、次のフルカラーまでの頻度を抑えられます。

髪全体を染めないため、毛先等へのダメージが蓄積しないのもメリットです。

ただ「リタッチ」「Tゾーンカラー」は、どこの店舗でも必ず行っているサービスではありません。また「他店で行ったフルカラーのリタッチ(Tゾーンカラー)はNG」といった規定を設けている店舗もあります。

これから美容院で白髪染め対策をされる場合には、後々のコストのことも考えて「リタッチ」「Tゾーンカラー」がメニューにある店舗を選んでみるのがおすすめです。


リタッチやTゾーンカラーが可能な長さもチェック

リタッチ・Tゾーンカラーは店舗によって「2センチまで」「3センチまで」と塗布できる範囲(根元からの長さ)が決められています。

次回カラーリングまでの期間を置きすぎて髪が伸びすぎてしまうと、「リタッチでは対応できない」とリタッチを断られてしまう可能性もあるので注意しましょう。

リタッチなら自分でしたい!という方はこちらのページがおすすめです。部分染め向きのおすすめセルフカラー剤や商品選びのポイントを詳しく解説しました。

「部分染め」で白髪をカバー!失敗しないリタッチ製品のやり方や選び方を徹底解説


ミディアム/ロングの追加料金表示に注意!

スーパーロング

Webサイトで「白髪染めをできる美容院、安いところはどこかな」と探している時、気をつけたいのが「ミディアム/ロング料金」です。

「ミディアム料金」「ロング料金(スーパーロング料金)」とは、髪の長さによってカラー料金に追加料金が発生する制度のことを指します。

髪が長ければ長いほど、白髪染めのために使われるカラー剤の使用量は増えますよね。

また一般的に、髪が長い人ほど全体染めにかかる時間が伸びる傾向です。このような理由から、「追加料」を貰う形にしている店舗もあります。

髪の長さの目安

  • ショート:髪の先端が顎よりも短い/肩につかない
  • ミディアム:髪が肩に付く~鎖骨までの長さ
  • ロング:髪が鎖骨よりも長い
  • スーパーロング:髪が肩甲骨よりも長い
※店舗によって長さの区分けが異なる場合があります

カラーリングの追加料金相場

  • ミディアム:500円~1,000円アップ 
  • ロング:1,000円~1,500アップ
  • スーパーロング:2,000円~アップ

ぱっと見の安さで決めないこと

中にはカラー料金(ショート料金)を非常に低く設定し、ミディアム・ロング料金の追加料を高めに設定している店舗もあるのが現状です。

メニューの上の方に書いてある「カット+カラー(グレイカラー)」の料金で「安い!」と思っても、よくよく見たら下側に追加料金のことも書いてあった。追加料金が加わったら他店より高くなってしまった・・・というケースも少なくありません。


ロング料金設定がないところを探す

特に髪が長い方の場合、「追加料金(ロング料金)」という制度を設けない店舗を選んでみるのも手です。メニューを見ても追加料のことが書いていないという場合には、予約前に問い合わせをしておいても良いでしょう。

また男性等で常に髪が短い方であれば、ショート料金を安く設定しているお店を選ぶというのもテクニックのひとつです。


おわりに~まずはなりたい髪色・髪型を決める

一口に「美容院での白髪染め(白髪カバー対策)」と言っても、その方法は様々。また店舗や注文の仕方によっても、最終的な仕上がりは大きく変わってきます。

白髪カバー対策に長けている店舗でしっかりと相談をしてからカラーリングをすれば、ナチュラルかつキレイな髪の状態を維持できますよ。

まずは髪型サイト等をチェックして「どんな髪色にしたいか」を考えるところからスタートしてみましょう!

自宅で行うセルフカラーとどちらがいいのか迷っている方は下記のページをチェック!セルフカラーと美容院での白髪染め、それぞれのメリット・デメリットを解説しています。

白髪染めは自宅で?ヘアサロンに行く?セルフカラーと美容院のメリット・デメリット比較




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