白髪対策にヘアマニキュアがいい理由とは?4つのメリットとおすすめ商品

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ヘアマニキュア

「白髪染めを繰り返していたら、髪の傷みが気になるようになってきた」
「もっと髪へのダメージを少なく白髪をカバーしたい!」

そんな人達から支持されている白髪対策が「ヘアマニキュア」です。「ヘアマニキュア」とは、酸性の染料で髪をコートするように色を付ける髪染め剤のことを指します。

一般的な「白髪染め」に比べて髪に優しく色味も鮮やかでキレイといった様々な魅力があります。

ただ、いわゆるヘアカラーや白髪染めとは異なる特徴を持っているので、使用するにあたっては注意点を知っておくことも大切です。

ここではヘアマニキュアのメリットやデメリット、上手な使い方、おすすめの製品等、ヘアマニキュアを白髪対策に使う場合に役立つ様々な情報をご紹介していきます。



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ヘアマニキュアで白髪対策!そのメリットとは

髪へのダメージが少ない!

髪へのダメージ

一般的な「白髪染め(グレイカラー)」や「ヘアカラー」で髪を染めたら、髪がパサパサしたり細くなってしまった・・・という経験がある人も多いのではないでしょうか?

ヘアマニキュアは白髪染めのような「酸化染毛剤」ではなく「酸性染毛料」に分類されます。

刺激の強いアルカリ成分を使って髪の細胞を破壊する方式は取っていません。

脱色せずに染料を髪の表面に染めこんでいく方式なので、髪のダメージはヘアカラー・グレイカラーに比べて大幅に抑えることができます。

白髪染めとの違い:白髪染めは髪をどのように色を付ける?

ヘアカラー・グレイカラーはアルカリ成分で髪のタンパク質の繋がりを一度破壊し、そこに化学染料を入れる方式を取っています。

アルカリ成分による髪へのダメージはかなり大きいものです。

何度も繰り返しヘアカラー・グレイカラーを行うことで髪のキューティクルが元に戻らずに、髪内部の栄養が流れ出し非常にパサついた状態になってしまう人もいます。

かぶれ・炎症の恐れは少なめ

女性横顔

「酸性染毛料」であるヘアマニキュアは、ヘアカラートリートメント等と同じ「化粧品」という扱いになっています。

アルカリ成分を配合していないため皮膚への刺激は比較的穏やかであり、パッチテストの義務付けも行われていません。

また詳しくは後述しますが、ヘアマニキュアは頭皮に直接触れないように塗布するタイプの毛染め製品なので、頭皮に対する刺激は更に抑えることができます。

「ヘアカラーやグレイカラーでは髪が地肌の反応が強くて染められなかった」という肌質の方でも「ヘアマニキュアならOK」という人は多いです。

白髪染めとの違い:肌への刺激

ヘアカラー(白髪染め)の肌への刺激はどのようなものなのでしょうか。

白髪染めのアルカリ性は皮膚への刺激が強い

ヘアカラー・グレイカラー(白髪染め)のアルカリ成分による刺激は、髪だけでなく頭皮(皮膚)も受けることになります。

肌が弱い人・敏感肌の人等の場合、ヘアカラーをすると頭皮がヒリヒリしたり、赤く腫れてしまうこともあるほどです。

またヘアカラーは甚大なアレルギー症状を引き起こすこともあります。

上記のような肌トラブルが起こる可能性があるため、ヘアカラーやグレイカラー(白髪染め)等の「酸化染毛剤」は、使用するにあたって必ず「パッチテスト」を行うよう説明書に表記することが義務付けられています。

強い成分を使うため、法律では「医薬部外品」という扱いにもなっているのです。



アルカリ性はなぜ肌に悪い?

皮膚のph値は弱酸性に保たれています。菌やカビから守るため、そして外部刺激から自分を守るためです。

酸性には比較的強いのですが、アルカリ性には弱いという特徴があります。

しかし肌には中和機能が備わっていて、アルカリ性に傾いても自分で弱酸性に戻せるようになっています。

ところが、あまりに強すぎるアルカリ性にさらされると中和しきれずアルカリ性に傾いたままになってしまうのです。

肌がアルカリ性に傾くと菌が繁殖しやすい環境となり、ニキビができたり肌が過敏になってアレルギーを起こしやすくなります。

ヘアカラーや白髪染めにかぶれなどのおそれがあるのは、肌にこのような特徴があるからなのです。

色が鮮やかでつややかな仕上がり

白髪の表面に色を載せるタイプのヘアマニキュアは、発色が良く鮮やかな色を出せるのが魅力です。

またキューティクルを壊さずに染めるため、ツヤのある自然な仕上がりになります。

髪質等によっても仕上がりの感想に個人差はありますが、「ヘアマニキュアを使ってからの方が髪にツヤが出てきたと思う」「サラサラ感が増した」「髪にハリが感じられるようになった」という人も多いです。


カラー展開が豊富

カラー展開

出典:シエロ ホーユー公式サイト

髪を傷めにくい酸性の毛染め剤には、ヘアマニキュアの他に「カラートリートメント」があります。

ただカラートリートメントの場合、各社におけるカラー展開がかなり少ないのがネックです。

「ブラウン」「ブラック」といったごく基本的なカラー2色しか展開していないメーカー・製品も珍しくありません。

「自分の髪の地色に合わせた色を使いたい」「もっとオシャレに白髪カバーを楽しみたい」という人からは、カラー展開が少ない点についての不満の声も聞かれています。

対してヘアマニキュアの場合、ヘアカラーや白髪染め(グレイカラー)に負けずとも劣らないカラー展開を行うメーカーも多いです。

特にブラウン系の色味が豊富で、同じブラウンでもレッド系、黄色系、オレンジ系、青やグレー系のアッシュ、深いブラウンといった細かな色味の違いを選ぶこともできます。


ヘアマニキュアのデメリットは?

皮膚に色が付くとなかなか落ちない

色が落ちない

酸性染毛料であるヘアマニキュアは、「髪の表面に吸着して色を付ける力が強い」という特徴を持っています。

そのため一度液剤が付いてしまうと、短時間のうちに髪だけでなく「肌」が染まってしまうのです。

生え際や襟足等についてしまえばその部分がとても目立ちますし、頭皮の分け目部分等に液剤が付いても不自然な仕上がりになってしまいます。

もちろん、ヘアカラートリートメントのように「素手で液剤を触る」ということもできません。

使用時には必ずビニール手袋を嵌めて、肌に色が付かないように保護クリーム等で丁寧に生え際等を保護しておく必要も出てきます。



白髪の気になる根元部分が染めにくい

上記のとおり「皮膚に付くと色が落ちない」という特徴を持つヘアマニキュアは、通常のヘアカラーやグレイカラー(白髪染め)やヘナのように「たっぷりと根元から付けて、ベタッと塗る」ということができません。

これをやってしまうと、頭皮のあちこちがヘアマニキュアの色味に染まってしまうからです。

ヘアマニキュアを塗る時には地肌から少量の間隔を開けて、液剤を塗っていくということになります。

ところが・・・これはつまり、もっとも気になる「伸びてきた白髪の部分」があまりキチンと染められないということになりますね。

通常、ヘアマニキュアは地肌から最低でも0.5センチ、平均1センチ程度は開けて塗ることが求められています。

ヘアカラーのように根元の部分ギリギリから染めることができないので、白髪が伸びてきて目立つまでの期間がやや早くなるわけです。

この点がヘアマニキュアの最も大きなデメリットと言えるかもしれません。


根元の白髪を今すぐ何とかしたいなら?

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雨や汗で落ちないか心配な方はアートネイチャーのアートミクロンプラビがおすすめです。お出かけ前にポンポンと塗った後、スプレーをシュッとふきかけるだけで白髪をカバーできます。スプレーでブロックするので落ちにくく帰宅後はシャンプーで洗い流せるので手入れも簡単です。

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自分で染める「セルフカラー」がかなり難しい

「根元から少量の間隔を開けて、髪に液剤を均等に塗る」・・・文章だけだとカンタンに見えますが、これは実際にやってみるとかなりの技術力を問われる塗布方法です。

髪をごく少量ずつ取りながら、地肌に付かないようにコーム等で丁寧に塗っていく必要があります。

例えば手で塗れるタイプ・ムースタイプ等のヘアカラーのように「手でサッと乗せて揉み込めばOK」というようなカンタンな塗布方法は使えません。

プロの美容師さんが居る美容院・ヘアサロンにお願いするのであれば、ヘアマニキュア用のキチンとした塗布方法で液剤を塗ってくれますから「地肌が染まる」といった心配は無いでしょう。

でも自分で染める「セルフカラー」の場合、特に後頭部をムラなく塗ること、生え際や襟足部分等の細かい部分をキレイに仕上げるのがかなり難しくなります。

セルフカラーにかなり慣れている人でないと、「地肌が染まってしまった...」という失敗をする可能性もあります。


地肌に色が付くのはイヤ&一緒に地肌ケアもしたい方には

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黒髪部分を明るい色にはできない

通常のヘアカラーやグレイカラー(白髪染め)にはブリーチ効果のある脱色成分が含まれているので、黒髪部分の色を軽く抜いてから好みの色を染め、明るい髪色にすることができます。

しかしヘアマニキュアには、このような脱色効果はありません。

黒髪・白髪といった「元々の髪の色」の上にマニキュアの色を載せていくので、元の色以上に明るい色にすることはできないのです。

そのため、例えば「黒髪の中に白髪がチラホラ入っている」という状態の髪にブラウン系のヘアマニキュアを入れれば、白髪の部分だけがブラウンで、地色は黒髪のままということになります。

色味の選び方によっては、髪色が統一されておらず均一感が出ないこともあるのです。


色持ちの期間はやや短め

色持ちが短い

白髪染めやヘアカラーが「永久染毛剤」と分類されるのに対し、ヘアマニキュアは「半永久染毛料」に分類されます。

その呼び名の通り、白髪染めと比較するとカラーの持続力がかなり落ちるのがヘアマニキュアです。

髪のタンパク質等の構成成分を一度破壊して色を中から染めこむ「ヘアカラー・グレイカラー(白髪染め)」とは異なり、「ヘアマニキュア」は髪の表面にコーティングさせるように色を付ける方式を取っています。

そのため一般的な白髪染めやヘアカラー(維持期間・平均4週間~5週間)に比べると色持ち期間はやや短く、美しい色合いを楽しめる期間は平均2週間~3週間前後となっています。

色が完全に落ちきる前に重ねてヘアマニキュアを行うことで色持ち期間は少し長くなりますが、平均的には「白髪染めよりは色持ちは弱い」と考えておいた方が良いでしょう。


別の色に切り替えにくい

「キレイな色」がキープできる期間は概ね3週間前後というヘアマニキュアですが、色が多少落ちても付着しているマニキュア成分は意外と多く残っています。

髪がヘアマニキュアでコーティングされている状態であるため、別の色を入れようとするとコーティングされた染料が邪魔してしまい、なかなか色をキレイに入れることができません。

特に白髪向けのヘアマニキュアは染毛力が強く濃い色が入るように作られているため、後から明るい色に変えようとしても「ほとんど色が乗らない」ということもあります。

例えばダークブラウンのマニキュアで1ヶ月以内に染めた髪の上から、ライトブラウン系のヘアマニキュアを載せても、白髪に色味がうまく入らないことが殆どです。

髪表面の成分が自然に全部落ちるまでには2ヶ月程度かかることもあります。

美容院・ヘアサロンにはヘアマニキュアを落とすための薬剤もありますが、完璧に成分を落としきってくれるものではありません。

「頻繁にカラーチェンジをしたい!」という人には、ヘアマニキュアはあまり向いた製品とは言えないでしょう。


おすすめヘアマニキュア製品

シエロ オイルイン ヘアマニキュア


シエロオイルインマニキュア

hoyu(ホーユー)

自宅用髪染め剤のトップメーカーとも言える「ホーユー」から発売された白髪染め専用のヘアマニキュアです。

オリーブオイル・ミネラルオイル・アルガンオイルの3種のツヤ成分が配合されており、髪を艷やかに仕上げてくれます。

液剤がジェルタイプなので髪に密着しやすく、染まりやすいのが特徴です。

カラー展開も6色と比較的幅広く、ウォームブラウン・シャイニーブラウン・ライトブラウンといった現代の女性たちが好む上品な茶系の展開に強い傾向が見られます。

同ブランドが展開している「シエロ ヘアカラー」にも対応した色展開なので、ヘアカラー(白髪染め)と同色系を選びやすいというのも助かりますね。


コーム先端に液がたまりにくい仕様
『オイルインヘアマニキュア』では、ワンプッシュで液剤が出て来るコーム型のボトルが採用されています。

コームの途中から液剤が出てくる仕様なので、コーム先端の汚れにあまり気を使わなくて良いのも嬉しいポイントと言えそうです。

ドラッグストアやスーパー等で購入できる一般的な市販のヘアマニキュア製品の中では、価格帯はやや高めかもしれません。

しかしその分ヒアルロン酸等の栄養成分も多種配合されており、「髪がツヤツヤになった」「髪が痛まなかった」といった口コミも多く見られています。


サロンドプロ ヘアマニキュア・スピーディ


サロンドプロヘアマニキュア

DARIYA(ダリヤ)

自宅用ヘアカラーのブランドとしても人気の「サロンドプロ」から出た白髪用のヘアマニキュア剤です。

「スピーディ」という名前のとおり、放置時間はなんと5分!「できるだけササッと白髪をカバーしたい」という人には助かるポイントですね。

カラー展開は4色で、『シエロ』に比べるとやや少なめとなっています。

とは言えナチュラルブラウン・アッシュブラウンといった女性の好みやすいブラウン系の展開になっているので、地色がベーシックな髪色であれば好みのカラーが見つけられるのではないでしょうか。


残った分は保存可能
サロンドヘアマニ中身

製品はチューブ型のボトルに入っている液剤を出し、専用のコームで塗る方式となっています。

ポンプタイプに比べるとちょっとテクニックが要りますが、残った分が次回に取っておけるので、部分染め等をしたい人や髪が短めの人にはコスパ的にも良い製品と言えるでしょう。

ドラッグストア・量販店等では、参考価格より更に10%~20%割引で販売されていることも多いです。

気軽に購入して白髪対策ができる価格帯なのも嬉しいですね。


メンズブローネ ヘアマニキュア クシ付き


メンズブローネ
男性向けのヘアマニキュアで早くから販売をされてきた定番人気の製品です。

ボトルのノズルがコーム状になっており、そこから泡タイプのマニキュア液が出てくる仕様となっています。

泡状なので液ダレが起こりにくく、男性の短い髪にもピタッと付いてくれるのが嬉しいポイントです。

泡タイプであれば、ふだん髪染めをあまりしない人にも、比較的使いやすいのではないでしょうか。

「細かい部分をもっと丁寧に仕上げたい」という方は、別途生え際用の小さなクシを用意しておくと良いでしょう。


付け替え用もある
ショートカットの男性であれば、ワンボトルで全体を3回くらいは染めることができる容量(72グラム)になっています。部分的に染める方であれば、5回~6回程度は1本で染めることができるでしょう。

またこちらの製品は「付け替え用」のボトル(コーム無し)が販売されているので、二本目からは更に安く購入することができます。

1回あたりのコストが200円~300円程度となりますから、かなりオトク感がありますね。

ただ本製品はカラー展開が1色で「ブラック」のみしかありません。

普段髪染め・ヘアカラー等を使わない方に向いた製品と言えます。


ヘアマニキュアの上手な塗り方

コールドクリーム

ヘアマニキュアは美容院・ヘアサロンでも施術を受けることができますが、近年ではご自宅でヘアマニキュアをされるという方も増えています。

ただヘアカラーや白髪染めとは塗り方に少々違いがあります。

自宅でヘアマニキュアをする場合の準備やコツを知っておきましょう。


用意するもの

ヘアマニキュア液剤以外には、以下のようなものを準備しておきます。


コールドクリーム

フェイスラインや襟足等に液剤を付着させないために使用します。コールドクリームが無い場合には、しっかりとした硬めのテクスチャーのハンドクリーム等でも代用OKです。


ヘアカラー用ケープ

首筋・洋服類への付着を防ぐため使用します。ヘアマニキュアでは色が付きやすいので、色が濃いものか使い捨てタイプのものを使用すると良いでしょう。


イヤーカバー

ビニール製の使い捨てタイプを使用します。イヤーカバーが無い場合には、食品用のラップで耳を巻いて代用します。


ビニール手袋

薄手でフィット感の高い髪染め用のビニール手袋を使用します。


ティッシュペーパー・コットン

顔や首に付いた汚れを拭うために使用します。


クレンジングジェル

付着した汚れを落とすために使用します。クレンジング剤が無いという場合には、液体石鹸等でも代用可能です。ただクレンジング剤の方が素早く液剤の付着を落とせます。


フェイスタオル

ヘアマニキュアの色がかなりしっかりと付きますので、色の濃いもの、もしくは捨てても構わないものを用意しましょう。


コーム
コーム

ヘアマニキュアを塗布するために使用します。目が少し粗目のものと、目が細かいものの二種類を用意しておくことをおすすめします。


ヘアクリップ

髪をブロッキングしたり、塗った髪をまとめておくために使用します。複数個あった方が作業がしやすいです。

100均を利用しておトクに揃える

上記のグッズ類は、ドラッグストア・量販店美容コーナー等の他、現在は100円ショップ等でも取り扱われています。 「コストを抑えて髪染めをしたい」という方は100均も有効利用してみると良いですね。


ヘアマニキュアを塗る前の準備

新聞紙を敷いておく

新聞紙を敷く

ヘアマニキュアは乾いた髪に塗布するので、バスルームだけでなく「お部屋で髪染めをする」という方も居ます。

ただ液剤が万一家具や床等にハネてしまうと汚れが取れなくなりますので、床には必ず新聞紙等を敷いて、ハネをカバーするようにしておきましょう。

またお風呂場で作業をする場合にも、洗面台等に新聞紙を敷いておいた方が後片付けがラクです。


メガネやアクセサリー類は全て外す

ピアス・ネックレス等のアクセサリー類は必ず全て外して下さい。酸性染料であるヘアマニキュアが付着することで、汚れが取れなくなったり、変色を起こす可能性もあります。


衣類は前開きのものを

前開きの服

衣類に万一ヘアマニキュアの液剤が付いた場合、色汚れを落とすのは非常に困難です。汚れても良い衣類を選びましょう。

また被るタイプのトップスは避け、カーディガン等の前開きタイプのものを着用します。


肌への液剤の付着を防止する

ケープはなるべく首の上側で巻くようにするか、ラップで一度首を巻いてからケープを被るようにします。

生え際・襟足等に塗るコールドクリームは、ヘアカラーの時よりも多めに・丁寧に塗り込むようにしましょう。


髪をよく梳かしておく

ヘアマニキュアはコーム(櫛)もしくはコーム型のブラシ等で塗布をしていく製品です。

髪にもつれ等があるとコームがうまく通らなかったり、少しずつ髪を取れずに仕上がりがキレイにならなかったりします。

ヘアブラシやコームで必ず事前に丁寧に髪を梳かしておきましょう。


汚れた時の応急処置の準備

コットンかティッシュペーパーにクレンジングジェルを含ませたものを、何枚か作っておきます。


ヘアマニキュアで白髪染めをする手順

ブロッキング

髪の長い方の場合には、事前にいくつかのパートに髪を分けてブロッキングしておきます。


マニキュア剤の塗布

余分なマニキュア液は取ってから

ビニール手袋を嵌めた手のひらにヘアマニキュア液剤を出し、コームの両面に液剤を付けます。手のひらに対してコームを垂直に立ててしごき、コームの縦の部分に付いている液剤を取っておきます。

白髪の多い部分・気になる部分から染める

頭皮に対してコームを垂直に立て、梳かすように塗っていきます。塗った場所の全体が濡れたようになるまでムラなく塗ってください。塗った箇所はクリップ等でとめておくと肌への汚れの付着を防げます。

後頭部は下から塗る

後頭部は襟足等の下の部分から順番に塗っていきます。

側頭部は抑えながら

側頭部は髪が垂れてきて顔を汚しやすいので、片方の手で髪をかきあげるように抑えながら塗っていきましょう。

目の細かいコームで細かい部分を塗る

生え際等の小さな部分には、目の細かいコームを使用します。地肌から5mm程度離した部分から塗り始めるように意識してみましょう。


放置・洗い流し

全体にマニキュア剤をなじませる

目の粗いコームでごく軽く全体をとかし、液剤をなじませます。

放置する

製品の説明書にかかれている放置時間どおりに放置をします。

シャンプーをする

ビニール手袋を嵌めた手で、シャンプーを行います。ヘアマニキュアの場合、シャンプーは2回行い、ヘアマニキュアの色が出なくなるまで、丁寧にすすぎを行います。汚れても良いタオルでしっかりとタオルドライしてから、すぐにドライヤーで髪をよく乾かします。


ポイント1:コームは必ず「垂直」に!

コーム(櫛)を地肌に対して寝かせるように動かしてしまうと、コームについた液剤が押し出されて地肌にヘアマニキュアが付着しやすくなります。コームは必ず地肌に対して垂直になるように持ちましょう。


ポイント2:コームの「タテ」の液剤は取る!

コーム(櫛)の先端部分にヘアマニキュアの液剤が付いていると、いくら垂直に地肌にコームを載せても先端部が地肌に触れ、液剤で地肌が染まってしまいます。

これを防ぐために、ビニール手袋を嵌めた手のひらでコームをタテにしごいて、先端部の液剤は取っておくようにしましょう。


ポイント3:汚れたらすぐに拭く!

ヘアマニキュアが肌に付いたら、即座に用意しておいたクレンジングジェル付きのコットンで汚れを取ります。

「後から取ればいい」と思っていたら染まってしまった・・・というケースが非常に多いので、早め早めに汚れは落とすようにしましょう。

また染毛後には、バスルームの中等に液剤がハネていないかよく確認します。万一汚れが付いていた場合には、すぐに石鹸・風呂場用洗剤等で洗浄をしてください。


白髪対策にヘアマニキュアを使う時の注意点

タオルや枕カバーの色移りに注意!

ヘアマニキュアは通常のヘアカラー・グレイカラー(白髪染め)に比べて、接触した繊維への色移りが起きやすい製品となっています。

ヘアマニキュア施術を行ってからの3日間~5日間程度は、髪を洗った後に使用する「タオル」には濃い色のもの、もしくは汚れても良いものを使用しましょう。

また髪と直接的に接触する「枕カバー」にも要注意!いくら髪が乾いている状態でも摩擦によってコーティングが剥がれ、色移りが起こることがあります。

施術をしてから数日間は枕カバーにも濃い色のタオルをかけて、カバー類への色移りを防ぎましょう。

車によく乗る方の場合には、ヘッドレストカバーの色移りにも注意した方が無難です。


施術直後の「雨」にも注意

色移り

ヘアマニキュアをしてから最初の1~2日間は、雨で髪が濡れただけでも染料が自然に落ち、衣類に色移りを起こすことが稀にあります。

「小雨だから大丈夫」と傘をささない・・・というのは危険です!

またロングヘアの場合には、大雨の時等に毛先の方が雨で湿ってしまいやすいのでご注意ください。

施術後数日間は色の濃い衣類を着用した方が、万一の色移りトラブルを回避しやすいです。


「汗」で色移りが起こることがある

ヘアマニキュアをしてから数日間は、頭皮や顔・首筋から出てくる「汗」で染料が落ちてしまうことがあります。

特に白髪染め用の色の濃いヘアマニキュアの場合、首筋から色の付いた汗が垂れてきて、肌や衣類を汚してしまうことも稀にあるので注意が必要です。

汗で色移りしやすい場面

  • スポーツ、アウトドア等の汗をかきやすい場面
  • 夏場のお出かけ
  • 湿度の高い日のお出かけ

ヘアマニキュア施術直後1日~2日間の間に上記のようなシーンがある場合には、できるだけ濃い色の汚れの目立たない衣類を身につける、濃い色のタオルで汗をこまめに拭いてチェックするといった対策を取った方が良いでしょう。


ヘアマニキュア後にはトリートメントでしっかりケア

ヘアマニキュア後のケア

ヘアマニキュアは通常の白髪染め・ヘアカラー等に比べれば髪・頭皮へのダメージが少ない染毛剤です。

しかし髪の表面をコートするように付着しているマニキュア剤が剥がれる時に同時に髪のキューティクルが剥がれ、施術後1週間~10日間程度が経過すると髪がゴワゴワしたり、きしむように感じられることがあります。

また酸性染料によって一時的に弱酸性の髪のphバランスが崩れることで、キューティクルが少し傷んでしまうこともあります。

髪のきしみ・パサつき・ゴワつき等を防ぐためには、施術後にできるだけ丁寧なトリートメントケアを行うことが大切です。

施術後最低一週間はヘアトリートメントでしっかりと髪の補修を行うようにしましょう。

髪へのダメージを最優先に考えるなら、白髪用カラートリートメントがおすすめです。髪の表面を薬剤で開いたりせずに髪を染めることができます。

白髪用カラートリートメントの選び方や特徴は下記のページで。

白髪染めトリートメント・カラートリートメントで白髪をカバー!上手な使い方や選び方は?


不安な場合にはパッチテストを

ヘアマニキュアはアルカリ成分・ジミアン等の刺激の強い成分を配合していないため、法律上ではパッチテスト不要という扱いになっています。

しかしだからといって「絶対に炎症やアレルギーが起きない」というものではありません。

多くのヘアマニキュアにはベンジルアルコール等の防腐剤が入っていますし、染料としてはタール色素という石油系の色素成分(赤色2号、黄色5号等)が使われています。

これらの成分が肌に付着すると、稀にかぶれや炎症といった肌トラブルを引き起こす可能性もあります。

「化粧品やヘアケア製品等でもかぶれることがある」「アレルギーで肌トラブルが起きやすい」という方の場合、事前にパッチテストを行われることをおすすめします。


おわりに

「地髪の色を脱色せず、表面に色を付ける」というスタイルのヘアマニキュアは、表面に付いた色が映えやすい「白髪」にこそ向いている髪染め剤とも言えます。

しかしその反面、地肌に色が付いてしまいやすい、タオル等に色移りがしやすいといった特性もありますので、それらの特性をよく考えた使用をすることが大切です。

ヘアマニキュアの特徴を総合していくと、以下のような人に向いた製品であると言えます。

ヘアマニュキュアはこんな人におすすめ

  • 白髪染め・ヘアカラー等による髪の傷みが気になる人
  • 白髪の量が多い人
  • 3~4週間に一度のペースで美容院もしくはセルフカラーができる人
  • セルフカラーをする場合、細かな作業が得意な人
  • 髪の色を頻繁には変えない人

特に「髪の傷みを抑えたい」という人にとって、ヘアマニキュアのダメージの少ない作用は「髪の救世主」とも言える存在となってくれるはずです。

色が長持ちしない・髪色を明るくできないという欠点もあるので、自分の白髪の生え方や痛み具合と相談した上で白髪染めを使うのも賢い選択です。

白髪量や髪質・使いやすさで選ぶ、失敗しない白髪染めのページでは白髪染めのメリットやおすすめの市販品を紹介しているので参考にしてみて下さい。

ヘアマニキュア・白髪染め、どちらも臨機応変にうまく使いこなして、白髪をキレイにカバーしてみましょう!




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