白髪染めトリートメント・カラートリートメントで白髪をカバー!上手な使い方や選び方は?

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トリートメントで優しく染める

白髪対策と言えば、ヘアカラーや白髪染めで染める方法を取るのが一般的とされています。

でも「毎回白髪染めで染めると、髪の傷みが気になる」「美容院に行ったり、自宅で髪染めの準備をするのが手間」と感じている人も多いのではないでしょうか?

「もっと髪をいたわりながら白髪をカバーしたい」「手間をかけずに、気軽に白髪を染めたい」そんな人達から、現在人気を得ているのが「カラートリートメント(白髪染めトリートメント)」です。

今回はカラートリートメントを白髪対策に使うメリット・デメリットや、白髪トリートメント選びのコツ、上手に髪を染める方法等、カラートリートメントについての様々な情報をご紹介していきます。


髪が喜ぶ白髪用トリートメント

KAMIKA 白髪染めカラートリートメント
白髪対策で地肌ケア・美髪も叶う
  • リニューアル版でパワーUP
  • ジアミン・パラペン無添加
  • 350gの大容量
※ 白髪染め:物理的な着色効果による




カラートリートメントを使うメリット・デメリット

メリット

カラートリートメントとは、カンタンに言えば髪に栄養を与える「ヘアトリートメント」に染色成分が配合されたものを指します。

「ヘアカラートリートメント」「白髪染めトリートメント」と呼ばれることもあります。

まずはカラートリートメントを使い始める前に、白髪対策にカラートリートメントを使うメリット・デメリットを知っておきましょう。


カラートリートメントのメリットは?

髪を傷めにくい

白髪染めで髪がパサパサになるワケ

髪を染める製品には様々な種類がありますが、いわゆる「白髪染め」「おしゃれ染め」や「ヘアカラー」などは、「酸化染毛剤」という種類にあたります。

この「酸化染毛剤」は、染める時に一度脱色をしながら、化学染料で色を付ける方法を取ります。

クリームタイプ等の白髪染めを使う時、1剤と2剤を事前に混ぜますよね。ごくカンタンに言えば、「脱色用の成分」と「色をつけるための成分」を混ぜて、一気に脱色と染色を行っているというわけなんです。

酸化染毛剤は一度脱色をするので色が強く入りますが、その脱色成分が髪のメラニン色素を強く分解するため、髪には大きな負担がかかります。

ヘアカラーをした時、髪がパサパサになってしまった…ということ、ありませんか?白髪をカバーするために頻繁に白髪染め・ヘアカラーを繰り返せば、白髪になっていない髪まで傷んで、髪のツヤが失われてしまうんです。


カラートリートメントは表面に色をつける

これに対し、ヘアマニキュアやヘアカラートリートメントは「染毛料(半永久染毛料)」という部類に入ります。染毛料には脱色剤が含まれていません。

髪の内側の成分は分解せずに、髪の表面だけに色を付けるようなイメージの髪染め製品です。

髪の内側のメラニンやケラチン等のタンパク質を破壊しにくいため、髪に与えるダメージは酸化染毛剤に比べて大きく軽減できます。

ちなみに、カラートリートメントとヘアマニキュアは、髪の表面に色を付ける点は同じですが、染まり方に少し違いがあります。

ヘアマニキュアの特徴については、下記のページで解説していますので是非参考にしてみて下さい。

白髪対策にヘアマニキュアがいい理由とは?4つのメリットとおすすめ商品


頭皮への刺激が少ない

いわゆる「白髪染め」や「ヘアカラー」には、「パラフェニレンジアミン」「メタフェニレンジアミン」などのジアミン系・「パラアミノフェノール」などのフェノール系の酸化染料が含まれています。

しかしこれらの染料は刺激が非常に強く、接触によって頭皮のかぶれや炎症(接触性皮膚炎)、最悪の場合には皮膚アレルギーを引き起こしてしまうこともあります。

刺激が強い酸化染料

  • パラフェニレンジアミン
  • メタフェニレンジアミン
  • パラアミノフェノール

白髪染めで白髪が増えることにも

ヘアカラーや白髪染めをした時に、後から頭皮が少し痒くなったり、フケがたくさん出たということはありませんか?大きな炎症とはならなくても、酸化染毛剤の付着は頭皮に対して大きな負担をかけています。

頭皮が疲れれば、色素細胞であるメラノサイトの活動力が弱まり、黒髪の「黒さ」の元となるメラニン色素の生成力も落ちてしまいます。白髪をカバーするために行っている白髪染めで、かえって白髪が増える…という結果も考えられるのです。


刺激のある染料を使わない白髪カラートリートメント

しかし「ヘアカラートリートメント」の場合、染料にはHC染料や塩基性染料という安全性の高い染料が用いられています。

頭皮に対するダメージを減らしながら、白髪をカバーしていけるというわけですね。敏感肌の人やアレルギーが気になる方にも比較的使いやすい製品です。

【おすすめカラートリートメント】
KAMIKA 白髪染めカラートリートメント


無添加5要素
公式サイトより引用

「5つの無添加」で優しく艶髪へ
KAMIKAの白髪染めカラートリートメントはジアミン系色素を始め、アルカリ剤、パラペン、鉱物油、紫外線吸収剤が入っていない塩基性染料を使用したトリートメントです。第三者機関によるパッチテストの試験も行っています。

肌や髪に優しいだけでなく、美髪成分を配合しているので使うほどツヤツヤ髪へ導きます。

美髪成分ヘマチン・メリタンが髪の傷んだ部分に入り込みます。ドライヤーで乾かすときにγ-ドコサラクトンが熱によりしっかりと髪に閉じ込めてくれます。そのため、うねりやダメージヘアが気になる方におすすめです。

350gの大容量ボトルで使いやすい
KAMIKAは低刺激なため毎日使用しても問題なく、350gと大容量なので長く潤いのある黒髪をキープできます。

使用時はプッシュするだけなので周りを汚さず簡単。ボトル内は二重構造のエアレス容器を採用しているので最後までスムーズに使い切れます。
※ 白髪染め:物理的な着色効果による

  • 通常購入:5,800円税込
    定期購入:2,970円税込 ⇒ クーポン利用で2,470
  • 内容量:350g

手軽に染められる

濡れた髪にも使用できるタイプのヘアカラートリートメントなら、使い方は基本的に従来のトリートメントやコンディショナーと同じです。

毎日のシャンプーの後にサッと塗って放置するだけで、手軽に白髪に色を付けることができます。

ヘアカラーやおしゃれ染め・白髪染めのように、ケープを巻いて1剤と2剤を混ぜあわせて…といった準備をする必要もありません。

「白髪対策はしたいけど、髪を染める時間がなかなか取れない」「頻繁に染めるのがついつい面倒で、伸びた白髪が目立ってきてしまう」という人にはとても助かりますね。

生え際だけの白髪・少ない白髪には、さらに簡単に隠せるスティックやマスカラタイプの白髪隠しもあります。

おすすめアイテムを下記で紹介していますので、是非チェックしてみて下さい。

白髪隠しはマスカラ?タイプ別の比較おすすめ6選!ファンデやスティック、パウダーなど


カラートリートメントのデメリットは?

カラートリートメントのデメリット

一回では染まらない

カラートリートメント・白髪染めトリートメントの染毛力は、ヘアカラーや通常の白髪染めに比べると穏やかです。

美容院でヘアカラーをした時のように、1回でスパッと色が入ると即効性は期待できません。

白髪に色がしっかりと入るまでの期間は製品によって差があるものの、通常3回使用~5回使用で白髪が目立たなくなるとしている製品が多いです。

1日1回のヘアトリートメントを行った場合、白髪カバーの効果がしっかりと感じられるのは大体3日~1週間後程度であると考えておいた方が良いでしょう。


色べ持ちは比較的短い

ヘアカラー・白髪染めといった酸化染毛剤は「永久染毛剤」というグループに入り、髪を染める効果がかなり長持ちします。

もちろんある程度のカラーの褪色はありますが、一度入れた色味は平均2ヶ月~3ヶ月程度維持することが可能です。

しかしカラートリートメントはヘアカラーのように髪の内部にまで染料を浸透させず、表面に載せるような色の付け方をする「半永久染毛料」です。

シャンプーで表面につけた色が徐々に落ちてしまい、色持ち期間はヘアカラー等に比べてかなり短く平均1週間~10日前後となっています。

色持ち期間が短いものですと、3日~5日でカラーが落ちてしまうものもあります。

白髪にキレイに色が入っている状態を維持するには、平均週に2~3回、製品によっては毎日のカラートリートメントの使用が必要です。


髪を明るくすることはできない

カラートリートメント・白髪染めトリートメントには脱色効果のある成分は入っていません。

そのため、ヘアカラーのように黒髪をそれ以上明るくすることはカラートリートメントではできないのです。

例えばブラウン系のカラートリートメントを「黒髪+所々が白髪」という状態の髪に使用した場合、黒髪の部分はそのままで、白髪の部分が茶色に染まるということになります。


カラートリートメント・白髪染めトリートメントの選び方

カラートリートメントのメリット・デメリットを知った上で「使ってみよう!」と思ったら、次は製品選びですね。

現在では様々なカラートリートメントが販売されていますが、仕様・成分などには意外と違いがあります。

自分に合った一本を探すポイントを抑えておきましょう。


色の染まりはどう?放置時間は短い?

白髪用カラートリートメントで最も重要なポイントは「しっかり染まるのかどうか」ですよね。

基本的に放置時間が長いほど染まりやすくはなりますが、中には短時間でも驚くほど染まる製品もあります。


放置時間が短めタイプ

放置時間が5分~10分程度の製品です。最短では3分といったものもあります。

お風呂に入る時間が短い、毎日大体シャワーで済ませてしまう....という人でも、5分程度の放置時間であれば先に洗髪を済ませて、体を洗う時間に白髪を染めることができますね。

普段トリートメント等をあまり行わないという男性の方でも、5分程度の放置であれば無理なく白髪染めを続けていけるのではないでしょうか。

ただ放置時間が短いタイプは、どちらかというと染色力がやや弱く、色持ちが短い傾向が見られます。

週3回~5回、製品によっては毎日の使用が推奨されることもあります。製品によってはコストが嵩むこともありますので、その点は考慮しておいた方が良いでしょう。

【おすすめカラートリートメント】
アートネイチャー LABOMO(ラボモ) スカルプアロマ ヘアカラートリートメント ルミエ


ラボモヘアカラートリートメント

放置時間はたった3分!
かつら・増毛メーカーとして有名な「アートネイチャー」から登場したヘアカラートリートメントです。

放置時間はカラートリートメントの中では非常に短くわずか3分です。この短時間では例外といえる高い染毛力があります。

ガゴメエキス・ホホバ種子オイル・甘草根エキス等の地肌・髪に優しい成分も多く配合されているので、いわゆる「白髪染め」で髪の傷みが気になっている方にもおすすめです。

短時間で色落ちも少ない
染める力が強いので使用時にはビニール手袋の使用が推奨されています。「短時間で染められるトリートメントにしては色落ちがしにくい」という口コミが多いので時短優先で使いたい方にむいています。

明るめの髪色をキープしたい方は、ある程度染まった時点で間隔を空けるなど調節すると良いでしょう。

  • 通常価格:3,740円税込
    定期購入価格:2,992円税込
  • 内容量:200g
  • メーカー:アートネイチャー

放置時間が長めのタイプ

放置時間に15分~20分以上を推奨しているタイプです。中には30分程度の放置を推奨している製品もあります。

濡れた髪に使用できるタイプの場合には、洗髪してトリートメントをした後に湯船にゆっくり浸かったりして、しっかりと染めていくイメージです。


色持ちが長いものが多い

1回の白髪染めにかかる時間はやや長くなりますが、放置時間が長いタイプの方が色持ち期間は平均的に長めです。

週に1~2回、製品によっては10日~2週間に1回といったペースでOKのものもあります。

「普段はいつも使っているトリートメントで髪のケアをしたい」「週末等の時間に余裕がある時にしっかり染めたい」「カラートリートメントにかかる費用を抑えたい」という方には、こちらの方が向いているかもしれません。


頭皮ケア成分や毛髪補修の成分は入ってる?

白髪用カラートリートメントを選ぶ人は、髪の痛みや頭皮の乾燥に悩んでいることが少なくありません。

中には白髪染めに配合されるジアミン等の刺激成分が原因で、白髪染めが使えないという場合もあるでしょう。

白髪染めヘアケア製品には他に「カラーリンス」がありますが、カラートリートメントとの大きな違いは、毛髪補修や頭皮ケア成分が豊富であるところです。

カラーケアと同時に髪そのものをケアしたい場合は、タンパク質やオイル成分など毛髪補修成分や、地肌を守る海藻成分等がより豊富に入っているものをおすすめします。


【おすすめカラートリートメント】
髪萌カラーアップ


頭皮を活性化させる成分配合
頭皮を活性化させるセンブリ、にんじん、レンゲソウ、ジオウ、芍薬、クワ、ゆずの7つのハーブエイジングケア成分が配合されています。

また、毛髪サイクルを整えるF-フコダインが含まれるガゴメエキスも配合しているため毛母細胞にも作用しイキイキした髪作りを促してくれます。

白髪染めに配合される刺激成分の1つ「ジアミン系色素」を使っていない低刺激のカラートリートメントです。

アロエ、ローズマリー、しそ、イチョウ、チンピなど5種類の植物性ハーブ保湿成分配合で、ツヤとハリのある髪が期待できます。

  • 単品購入:2,420円 ⇒ 定期購入:2,178円
  • 容量:150g
  • 発売元:株式会社 プロ・アクティブ

カラー展開は豊富にある?

髪の地色

「白髪を目立たなくする」という染め方の場合、カラートリートメントは自分の元々の髪の色に近い色味のものを選びます。

髪が黒い方であればカラートリートメントの色味はブラック系かアッシュグレイ等、地色が赤みがかった髪色の方ならダークブラウン系といった具合ですね。

しかしヘアカラー等で髪の地色を明るめにされている方の場合、ダークブラウン系では色が濃すぎてしまうこともあるようです。


多色展開ならオリジナルカラーを作れることも

一般的なカラートリートメントは色展開が少なく、ブラック・ダークブラウンの2種類しか無いといった製品も珍しくありません。

しかし近年ではヘアカラーを楽しまれている女性のために、マロンブラウン・ココアブラウンといったブラウン系の色展開を増やしている製品もあります。

色展開が多い製品であれば、同種の2色を混ぜあわせて自分好みの色味を作ることも可能、メッシュのようにしたい方の場合には、敢えて明るめの色を使用するといった方法もあります。

「ヘアカラーの色をキレイに保ちながら白髪カバーもしたい!」という場合には、色展開の多い製品を選ぶと白髪でも好みのカラーでオシャレを楽しめます。


【おすすめカラートリートメント】
レフィーネ ヘッドスパ トリートメントカラー



豊富な5色のカラー展開
ブラウン系の色展開が豊富で、ローズブラウンやマロンブラウンといったおしゃれ感を出せる色味も揃っているのが特徴です。

頭皮ケア成分に、ケラチンやコラーゲンなどの毛髪補修成分も配合してあり、ハリ・コシアップのふんわりとしたしあがりとなります。

染まりがいいのに手袋なしで使えるところも評価ポイントです。

10分程度で染まるとの記載がありますが、最初に使う時は20分程度放置し、しっかり色を定着させましょう。色が入った後は10分放置でも大丈夫です。

  • 内容量:140g
  • 通常価格:2,610円税込
  • 定期初回限定価格:1,980円税込 ※送料・手数料別 定期は2回以上の継続が必要です
  • 発売元:レフィーネ

乾いた髪、濡れた髪の両方に使える?

カラートリートメントには、大きく分けて以下の3つの種類があります。

カラートリートメントの種類

  1. 乾いた髪に塗布して染色するタイプ
  2. シャンプー後等の濡れた髪に塗布して染色するタイプ
  3. 乾いた髪、濡れた髪の両方に使えるタイプ
すぐに染めたい人には

カラートリートメントの染色力は、基本的に乾いた髪に塗布した方が高まります。

そのため今までまったく白髪に色を入れていなかった人、一刻もはやく白髪をカバーしたい人の場合、乾いた髪に使用する「1」のタイプ、もしくは「3」の両用タイプが合っているということになりますね。


お風呂のついでに染めたい人には

ただ乾いた髪にしか使用できないタイプだと、週に1~2回はわざわざ髪を染めるための時間を取らなくてはならなくなります。

お風呂やシャワーで髪を洗うついでに....といった手軽な方法は取れません。

反対に「2」の濡れた髪にしか使えないタイプの場合、洗髪のついでに毛染めができるのは便利ですが、染毛力は比較的穏やかです。

「できるだけ早く色を入れたい」「今日はしっかり染めたい」という時になかなか染まらないということも考えられます。


一番便利なのは?

もちろんその人のライフスタイルによっても、ベストなカラートリートメントのタイプは異なるものです。

しかし「できれば早めに色を入れたい、でも普段は手軽に染めたい」と考える人の場合、「乾いた髪、濡れた髪の両方に使える」と明記されている製品を選んだ方が良いでしょう。

両方に使えるタイプであれば、初めて利用する時や、時間のある時には乾いた髪に塗布してしっかりと白髪を染められますし、「今日はサッと染めたい」という日にはお風呂に入りながら染められます。

その日の状態にあわせて使い分けられるタイプの方が、無理なく白髪カバーを継続できるのではないでしょうか。


【おすすめカラートリートメント】
フラガール カラートリートメント


フラガールカラートリートメント
公式サイトより引用

乾いた髪でも使えるトリートメント
プロ用ヘアコスメメーカーから登場した本格派のカラートリートメントです。乾いた髪にも濡れた髪にも使用することができます。髪染め剤にありがちなツンと来る匂いがなく、穏やかな香りなのもポイントが高いです。

保湿成分としてマカダミアナッツオイル・ココヤシ果実エキスが配合されており、仕上がりはしっとりと滑らか。

オーガニック認定を受けたローズマリー・アルテア・セージ等のハーブ成分も配合され、頭皮の状態も穏やかに整えてくれます。

以前は購入できる実店舗がやや限られていましたが、メーカーの公式ホームページやamazon等のネットモールで気軽に購入できます。

  • 内容量:250g
  • メーカー:ファインケメティックス

カラートリートメントは素手で塗布する?手袋を使う?

通常のヘアトリートメントであれば、素手で髪に塗ることができるのは当然ですよね。でもカラートリートメントの場合、製品によっては使用時に手袋を嵌めたり、専用のブラシを使うものもあります。

手袋着用・ブラシ使用の製品の方が、全体的に染毛力が強い傾向です。

ただ「毎日のシャンプーで気軽に白髪染めをしたい!」という場合には、素手で触れることができるカラートリートメントの方がラクかもしれません。

購入をする際は素手で使用することができるか、手肌・顔等に付着した場合に石鹸で落とせるかといった点を確認するようにしておきましょう。

購入前に確認するポイント

  • 素手で使用することができるか
  • 付着した場合に石鹸で落とせるか

リンス・育毛剤・整髪料と併用できる?

カラートリートメント製品によっては、使用直後のリンス・コンディショナーや育毛剤、整髪料等の使用によって著しい色落ちが起きてしまうこともあります。

例えば朝のシャンプー後にカラートリートメントを使いたい....というような場合には、整髪料等と併用NGといった記載が無いかどうか、事前に公式サイト等で説明書きを確認しておきましょう。


価格設定は自分に合っている?

カラートリートメントは「1日使用しておしまい」という製品ではありません。

週に2~3回、製品によっては毎日使用することで白髪カバーの効果が発揮される製品です。

製品の推奨する使用量・使用頻度・髪の長さ・白髪の量によっても一本を使い切るまでの期間は異なりますが、平均的には1本を1ヶ月~1ヶ月半程度で使い切り、再度購入をするという方が多いようです。

いくら理想的な成分配合の白髪染めトリートメントでも、続けて使用できなければ意味がありませんよね。

その他のヘアケア・白髪対策とあわせて無理なく続けられる価格設定のものを選ぶようにしましょう。

【おすすめカラートリートメント】
ビゲン カラートリートメント ホーユー


ビゲンカラートリートメント
公式サイトより引用

手軽に使えるプチプラ商品
自宅でできる白髪染めやヘアカラーのメーカーとして有名な『ホーユー』から2016年に登場したヘアカラートリートメントです。

2,000円~3,000円台のカラートリートメントが多い中、ビゲンのカラートリートメントは1,000円以内で買える気軽な価格設定となっています。

シャンプー後の濡れた髪への使用をメインとしており、素手でサッと塗れる手軽さも魅力です。

ただ染まり具合は比較的穏やか。どちらかというと「ヘアカラー(白髪染め)をしてから次の期間までの褪色を防いで、ヘアカラーの回数を減らす」というヘアカラーとの併用を主眼とした製品となっています。

  • 参考価格:800円台~1,000円台
  • 内容量:180mL
  • メーカー:ホーユー

カラートリートメントの上手な使い方

カラートリートメント・白髪染めトリートメントで白髪に色をキレイに入れるにはどうしたらよいのでしょうか?濡れた髪・乾いた髪それぞれの使い方について、コツをご紹介していきます。


シャンプー後の濡れた髪に使う場合

シャンプー後の濡れた髪

毎日のシャワー・入浴時に髪を染める時の使い方です。

トリートメントを使う手順 ~ 濡れた髪編

  1. 通常通りにシャンプーを行います。
  2. 髪の水気をタオルで拭きます。
  3. ヘアカラートリートメントを適量出し、髪に塗っていきます。白髪が気になる箇所には多めに塗りましょう。
  4. 目の粗いクシ、もしくは手ぐしで全体を軽く梳かします。
  5. 毛先・全体を軽く手で揉み込みます。
  6. シャワーキャップを被ります。
  7. 製品の指定時間の放置を行います。
  8. 36℃前後のぬるめのお湯で、色が出なくなるまでしっかりとすすぎます。
  9. 汚れても良いタオルで髪をよく拭き、ドライヤーで乾かします。

ノンシリコンのシャンプーを使用する

シリコンや合成ポリマーが多く入ったシャンプーを使用すると、シャンプーの成分が髪をコーティングしてしまい、髪に色が入りづらくなると言われています。

できればノンシリコンのシャンプーを使った方が、色の入りが良くなることが期待できます。

【おすすめノンシリコンシャンプー】haru kurokamiスカルプ

haru_kurokamiシャンプー
ノンシリコンシャンプーは髪がきしみやすいですが下記の保湿成分を配合しているので髪の仕上がりが柔らかく、髪が長めの女性も利用しやすいです。

アミノ酸を始めアオモジ果実油、オレンジ油、ハイブリッドローズ花、カミツレ花エキス等の天然由来保湿成分を、多種配合したスカルプシャンプーとなっています。

洗浄成分は「ココイルグルタミン酸TEA・コカミドDEA・ココイルメチルアラニンNa」と高級アミノ酸系成分のみに限定されており、高級アルコール系の配合はされていません。

30日間の返金保証制度があり、頭皮や髪に合うかが不安な人でも試しやすい商品になっています。

価格は3,000円台ですがリンスやコンディショナーがいらないので、全体の費用は比較的抑えられます。

  • 通常価格:3,960円 ⇒ 定期コース 3,168円税込※送料無料
  • 内容量:400ml 約2カ月分
  • 発売元:株式会社nijito
  • 初回は30日間全額返金保証つき

シャンプー後の水気はタオルで取る

シャンプー後に水気が多く残っていると、水分がカラートリートメントの成分を弾いてしまい、染毛力が落ちてしまいます。

特に問題なのが、白髪が目立ちやすい根本の部分です。手で髪を絞るだけでは地肌周辺に水分が残っていて、なかなか色が入らなくなってしまいます

シャンプー後には髪の水気をタオルでザッと取るようにしておきましょう。


シャワーキャップの上からタオルを巻く

カラートリートメントでは、染色中の温度を適度に上げた方が染色力が上がるものも多いです。

放置時間中に湯船に浸かったりシャワーキャップを被った上からタオルを巻いておけば、髪の温度を高い状態に維持できます。

ただし、汗が流れるほど熱い状態を維持するのはNGです!地肌から出た汗でヘアカラー成分が弾かれてしまい、却って染毛力が落ちる恐れがあります。

適度な温かさを維持するようにしましょう。


乾いた髪に使う場合

ブラッシング

しっかりと白髪を染めたい時の使い方です。特に初めてカラートリートメントで白髪に色を入れる場合には、最初の3回程度は乾いた髪に使用することをおすすめします。

トリートメントを使う手順 ~ 乾いた髪編

  1. 髪をヘアブラシでよく梳かしておきます。
  2. ヘアカラートリートメントを適量出し、髪全体に塗っていきます。
  3. 白髪が特に気になる箇所に二度塗りをするように塗ります。
  4. 目の粗いクシで、根本からやや先から軽く梳かします。
  5. 手袋を嵌めた手で、髪全体をよく揉み込んでなじませます。
  6. シャワーキャップを被り、放置します。
  7. 放置時間が過ぎたら、36℃程度のぬるめのお湯で色が出なくなるまでしっかり濯ぎます。
  8. 汚れても良いタオルで髪をよく拭き、ドライヤーで乾かします。

汚れた髪・整髪料が付いた髪はNG

頭皮に脂がたくさん出ていたり、整髪料が髪に付いていたりすると、それらの油分が染色料を弾いてしまい、カラートリートメントの染毛力が落ちてしまいます。

特に根本部分に白髪が目立ってリタッチをしたい時には注意が必要です。

地肌から出た脂のせいで、「一番染めたい根本の部分に全然色が入らない!」ということもあります。

汗をかいた、整髪料でセットしてある場合

整髪料をしっかり付けている、暑くて汗をたくさんかいてしまった....という場合には、一度髪をシャンプーしてからよく乾かし、最低1時間程度おいてからトリートメントを行った方が良いでしょう。洗髪・ドライヤー後2~3時間が経過した清潔な地肌・髪に使用ができれば更に理想的です。


コーミングに注意

トリートメントをなじませるためにはクシでコーミングをしますが、コーミングのやり方には要注意です。

目の細かいコーム(櫛)を浸かって梳かすと、せっかく塗ったトリートメント剤が毛先の方に溜まってしまいます。必ず粗目のクシを使用するようにしましょう。

また最も地肌に近い場所からクシを入れると、色をよく入れたい根本部分のトリートメント剤が剥がれてしまいがちです。

地肌からやや離れた箇所から、軽くコームを入れるようにしていきましょう。


手でよく揉み込む

乾いた髪にヘアカラートリートメントを付けると、濡れた髪に比べて伸びが悪いために「染めムラ」ができやすくなります。

これを防ぐためには、手でしっかりと揉み込んで全体をよく馴染ませることが大切です。

ただ乾いた手でカラートリートメントに触れると手肌・爪が染まってしまいやすいので、「素手OK」と書かれている製品でもビニール手袋等を使用することをおすすめします。


シャワーキャップの上から温める

放置時間中にシャワーキャップの中の温度を上げておくと、白髪染めトリートメントの染毛力が上がりやすくなります。

シャワーキャップの上から蒸しタオルをあてたり、タオルを巻いた上からドライヤーで温風を当てるのも手です。


カラートリートメントを使用する時の注意点

カラートリートメントの注意点

最後にカラートリートメントを使う時に気をつける点を知っておきましょう。


敏感肌・アレルギーがある方はパッチテストを

カラートリートメントにはヘアカラー・白髪染めのような刺激の強い成分が含まれていないため、説明書等ではパッチテストの必要性は記載されていません。

しかし敏感肌・アレルギーがある方の場合、染色成分等に反応して痒みや赤みといった炎症が起きる可能性もあります。

本格的な使用を開始する前に、パッチテストを行っておくことをおすすめします。


パーマ・ヘアカラー前には使用を止める

カラートリートメントに含まれる髪染めのための成分は、美容室でのパーマやヘアカラーのアルカリ成分と反応して変色を起こすことがあります。

パーマ・ヘアカラーを行う場合には、最低でも2週間前からカラートリートメントの使用を中止して、成分が髪に残らないようにしておき予約時に美容師さんに相談するといいでしょう。

またパーマ・ヘアカラー後も、1週間程度はカラートリートメントを使わないようにすることをおすすめします。


別メーカーの製品を混ぜない

同一メーカーの製品であれば混ぜて使用してもOKですが、メーカーの異なる製品を混ぜるのは避けた方が無難です。

染毛成分の配合バランスが異なるため、色の出方が不安定になったり、最悪の場合には色ムラが起きてしまう可能性も考えられます。


髪が喜ぶ白髪用トリートメント

KAMIKA 白髪染めカラートリートメント
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おわりに

髪を振る女性

カラートリートメント・白髪トリートメントの人気が上がるにつれて、カラートリートメント製品の幅はどんどん拡がるようになっています。

まずは色々な製品を1本ずつ試していって、色味や使い方の違い等を比べてみるのも手ですね。自分に合った髪色・使い方の一本を見つければ、白髪対策はグッと楽になるはずです。

カラートリートメントのように手軽にできるお手入れ方法として、カラーリンスも市販されています。

比較的男性からの人気が高いですが、黒やブラウンなど定番カラーを好む女性からも支持されています。

カラートリートメントよりは待ち時間も短いため染め具合は落ちる反面、手軽さが格段にアップするのでヘアケアに時間をかけたくない人にはおすすめです。

カラーリンスの選び方や使い方などについては、下記のページで細かく解説していますので、ぜひあわせて参考にしてみて下さい。

白髪対策にカラーリンス・コンディショナーはどう?使い方の秘訣やメリット・デメリットを徹底解説!





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