料理代行は作り置きもOK!料金は?家事代行サービス徹底解説
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「朝昼晩の三食の料理をすべて作るのが大変!」と感じている人は多いのではないでしょうか。
とは言え、コンビニや外食ばかりになってしまうのは避けたい・・・そんな人達に今、注目されているのが家事代行業の中の「料理代行」サービスです。
かつては料理代行というと「家政婦さんを雇えるお金持ちの為のもの」というイメージがありましたが、現代ではグッと気軽に、料金的にも広い層が利用できるサービスになりました。料理代行で作り置きや買い出しもお願いできる等、サービス内容も年を追う毎に進化中です。
ここではそんな家事代行の「料理代行サービス」について、料金やサービス内容、業者選びのポイント等を詳しく解説していきます。
料理代行サービスの主なサービス内容
家事代行サービスの中でも「料理代行」は人気のサービスのひとつです。業者によって対応できるサービスには微妙に差がありますが、基本的なサービス内容を見てみましょう。
調理・盛り付け・配膳
自宅のキッチンの食材・調理道具を使用して、調理代行スタッフに朝食・昼食・夕食等の食事の調理をして貰う基本のサービスです。
料理代行スタッフの中には、調理師免許等の料理関係の資格を持っている人も大勢居ます。また資格者ではなくても、料理が得意で長年調理に携わってきた人がほとんどです。安定した技術で美味しい食事を作って貰うことができます。
味付けの濃さや焼き加減等は、もちろんお好みを伝えてオーダーすることもOK。最近の家事代行サービス業者では、留守中にスタッフに調理をしてもらえるところも増えています。帰宅後に出来たて・ホカホカの料理を食べることも可能です。
献立・メニュー作成
料理代行サービスでは、料理を作るだけでなく、献立やメニューの作成を依頼することもできます。献立を考えるのは意外と難しいもの。特に「アレルギーのある子ども向けのメニュー」「疾病のある高齢者向けメニュー」等になると、毎日違うメニューを考えるのが辛いと感じる人もいることでしょう。
調理代行スタッフには、栄養管理士等の専門資格を有していたり、病院や学校等で献立制作を担当していたという人も。料理のプロであるスタッフにメニュー作成をおまかせすれば、栄養の偏り等を心配する必要もありません。
もちろん、自分の好みや苦手な食べ物等も伝えておけば、好みを反映させた献立を考えて貰えます。
下ごしらえ(半調理)
料理代行サービスは、完全に調理をするのではなく「下ごしらえだけ」という半調理の注文をすることもできます。
【下ごしらえの例】
- 下味だけつけておいて欲しい
- 魚をさばいておいて欲しい
- 炒める状態に切っておいて欲しい 等
これなら帰宅してからササッと自分で調理をして、自分のペースで調理や食事を楽しむこともできますね。
「夕飯はスタッフさんに作って貰い、翌日の昼食分は下ごしらえをしておいて貰う」といった柔軟な対応も可能です。
作り置き・常備菜作成
最近注目されている「作り置き(常備菜)」ですが、数日分を自分一人で作るとなると意外と時間も手間もかかってしまうものです。休日が常備菜作りで潰れてしまい、作りおき生活が続かないという人も少なくありません。
その点、料理代行サービスでは、その日の食事を作るだけでなく、数日分の作り置き・常備菜の作成もお願いできます。
例えば一週間分の常備菜を作ってもらうというのもOK!これなら週1回料理代行スタッフに来てもらい、一週間は常備菜を温めて食べるといったローテーションを組むこともできますね。
後片付け・キッチン掃除
料理の後の皿洗いやコンロ・シンクまわりの片付けは、毎日となると面倒で大変なもの。でも料理代行サービスを使えば、調理だけでなく後片付けまでお願いすることができます。
スッキリと片付けられたキッチンであれば、次に自分が使う時にも気持ちよく料理ができることでしょう。
食材の購入代行(買い出し)
野菜や肉・米・パン等、毎日の食材の買い出しには時間もかかりますし、量によっては重くて大変ですよね。仕事が忙しくて食材を買いに行く時間も無いという人や、子どもが小さくて落ち着いて買い物ができないという人も多いことでしょう。
すべての家事代行業者ではありませんが、最近では食材の購入代行(買い出し代行)をオプションサービスとして準備している業者も増えています。必要な食材や調味料等もすべて買ってきてもらえるとても便利なサービスです。
食材の代金(実費)と買い物代行の料金(オプション料金)が発生しますが、家事の手間を大幅に省ける点が魅力となっています。
料理代行サービスを依頼するメリット
料理代行サービスは、ここ数年で依頼数が右肩上がりに増えている注目度の高いサービスです。料理代行サービスを依頼するメリットはどんなところにあるのでしょうか。
自分の時間を増やせる
一日三食の料理を自炊した場合、買い出しを含む1日の労働時間は2~3時間以上となります。仕事や家事・子育てに忙しい人にとって、この時間は貴重なものです。
料理代行サービスでプロに調理や買い出し・片付け等を任せれば、一週間あたりで10時間~20時間近くもの自分の時間を得ることができます。
栄養豊富でおいしい手料理が食べられる
「料理をする時間が無い」と食事を外食やインスタントまかせにしてしまうと、どうしても栄養が偏ってしまいがちです。また外食の塩分の多さや食品添加物等が気になるという人も多いことでしょう。
料理代行サービスで食事を作ってもらえば、おいしく温かな手料理を自宅で食べることができます。献立作成も依頼できますから、栄養面でも安心です。
肉体的な負担を減らせる
毎日の調理や後片付け・買い出し等の家事は、肉体的にも負担が大きなものです。特に病気療養中の方や、育児で忙しい方、ご高齢の方などだと、「毎日休まずに炊事をするのが辛い」という人が珍しくありません。
家事の代表的な存在である「料理」を代行してもらえば、肉体的な負担は大幅に軽減することができます。
自分好みにサービスを選べる
料理代行サービスでは、上でも解説したとおり「下ごしらえまで」といった自分好みの注文に対応してくれます。
例えば献立は自分で考えて、「買い出しと下ごしらえだけ」を代行スタッフに依頼するのもOK。これなら「自分でできるだけ料理を楽しみたいけれど、時間が無くて…」という人でも無理なく料理をすることができます。
料理をすべておまかせするのも良し、自分でやりたい部分は自分でやるのも良し。家庭ごとの細かな要望に柔軟に応えられる点が、料理代行サービスの大きな魅力なのです。
こんな人には料理代行サービスがオススメ!
様々なメリットがある料理代行サービスですが、特に次のような人からは高い評価を得ている傾向が見られます。
- 仕事が忙しい
- 子育て・育児で忙しい
- 病気療養中で体が辛い
- 高齢で家事が辛い
- 単身赴任や一人暮らし中
- 大家族で料理が大変
- 献立を考えられない
- 買い出しに行くのが難しい
- おいしく健康的な食事がしたい
思い当たる点があれば、料理代行サービスはきっとあなたに向いているはずです。
料理代行サービスの料金・値段はいくら?
では料理代行サービスの料金の値段はどのくらいなのでしょうか。代表的な家事代行サービス業者の値段やシステム、オプションサービス料金等を見ていきましょう。
料理代行サービスは、多くの業者で時間制の料金システムになっています。
料理代行サービスの料金システム例
Casy(カジー)
- 定期サービス 2,190円~2,390円/1時間(税抜)
- スポットサービス2,500円/1時間(税抜)
※
サービス1回につき、3時間以上1時間単位で利用
※
週1回~4週に1回の利用頻度で料金が下がるシステム
※
交通費700円別途発生
ベアーズ
- 定期プラン2,800円~/1時間(税抜)
- 延長30分毎 1,400円(税抜)
※
月2回4時間以上の利用
※
交通費別途発生
ライフソムリエール
- 定期サービス3,000円/1時間(税抜)
- 定期サービス スポットサービス4,000円/1時間(税抜)
※
1回3時間~
※
交通費別途発生
タスカジ
- 定期コース 1,500円~/1時間(税抜)
- スポットコース 1,750円~/1時間(税抜)
※
スタッフの設定料金により異なる
※
1回3時間固定、延長対応なし
※
交通費別途発生
料理代行(後片付け含む)の作業には最低3時間は必要となります(事業者によっては最低4時間の場合もあります)。
1回3時間としての平均料金は、大手の場合で7,500円~10,000円前後(交通費含まず)、個人業者の場合で6,000円~8,000円前後です。
定期サービスとスポットサービスの違い
料理代行の料金体系を見た時に「定期サービス」「スポットサービス」があって戸惑ったという人も多いかもしれませんね。それぞれのサービス内容には、次のような特徴があります。
料理代行の定期サービス
料理代行の定期サービスとは、月2回・毎週1回等、定期的に調理代行スタッフが自宅に訪れて、料理を作ってくれるシステムです。業者によって月間契約・半年契約・年間契約等の契約形態があります。
定期サービスの料金は基本的にスポットサービスに比べて割安に設定されています。その代わり、前日・当日のキャンセル代が割高という業者もありますので、その点には注意が必要です。
- 毎日の食事を作って欲しい
- 慣れたスタッフに来て欲しい
- 割安なコストで料理代行を頼みたい
- 長期的に料理代行を頼みたい
上のような場合には、定期サービスの利用を考えておいた方が良いでしょう。
料理代行のスポットサービス
料理代行のスポットサービスとは、その日だけ限定でスタッフに来てもらい、調理をしてもらうシステムです。家事代行業者によっては、前日夕方までの予約で調理に来てくれるスピード対応が可能というところもあります。
スポットサービスはその日限りのフリープランなので、長期契約型の定期サービスに比べると料金は割高です。
- 料理代行サービスを一度試してみたい
- パーティー向けの料理をお願いしたい
- 運動会のお弁当やイベントの料理を作ってほしい
- 単発的に料理代行を頼みたい
上のような場合は、まずスポットサービスからの利用からスタートしてみた方が良さそうです。
買い出し・購入代行サービスの料金
食材の買い出し・購入代行サービスについては、基本料金に含まれず、オプションサービス扱いとしている家事代行業者がほとんどです。
【購入代行サービスの料金例】
- Casy:1回あたり1,500円(税抜)※徒歩15分圏内の店舗を想定
- ベアーズ:1回2,800円(税抜)※1時間あたりを想定
1回に頼める買い物の量は、スタッフが一人で持てる荷物の範囲内と規定している業者が多いです。
原則として当日に作ってもらう料理の材料の買い出しということになりますが、荷物の範囲内であればその他の食材の買い出しを一緒にお願いできることもあります。
なお買い出し・購入代行については、業者によってオプションサービスの用意がない(買い出し対応ができない)場合があります。
料理代行サービスの業者を選ぶポイントは?
料理代行サービスの業者を選ぶ時には、料金面が気になるという人は多いことでしょう。でも業者選びのポイントは、料金だけではありません。
快適に、しかも安心して料理代行をおまかせするには、次のような点もチェックしておくことが大切です。
打ち合わせやトライアルがキチンとあるか?
料理代行で定期サービス(月2回・月4回等、定期的に調理スタッフが自宅に来るサービス)を利用する場合、サービス開始前にはまず会社との打ち合わせやトライアルがあるかどうかを確認しましょう。
【申込みから本サービス開始までの流れ】
問い合わせ
業者のホームページ・公式サイトや、電話等から申し込みをします。
打ち合わせ
家事代行業者の社員(マネージャー等)が自宅まで来るか、電話にて打ち合わせを行います。キッチンの利用手順、調理器具の収納場所、メニューの希望や献立の注意点、家族構成について等、質問次項の範囲はかなり幅広くなることが多いです。
調理スタッフ決定
打ち合わせの内容に基づいて、業者側が自宅で作業を行う調理代行スタッフを選定します。
トライアル・お試し
調理代行スタッフが自宅に来て、実際の調理代行サービスを行います。味付け、焼き方等の細かい要望がある場合には、直接調理スタッフに要望を伝えて構いません。
契約・定期サービス開始
調理代行スタッフのサービスの質に問題が無ければ、社員にそれを伝えて本契約・定期サービスの開始となります。
家事代行サービスを初めて利用する場合、家に他人を上げるのが不安だったり、知らない人にキッチンを使われることに慣れないという人も多いことでしょう。
様々な不安や疑問を解消し、納得の上でサービスを利用するためにも、しっかりとした打ち合わせやトライアルがあることは重要と言えます。本契約までがどのような流れになっているかは、必ず確認しておくことが大切です。
その日だけ利用する「スポットプラン」の場合は、トライアル(お試しサービス)は利用できません。調理器具の利用法等の詳しい打ち合わせを希望する場合には、事前に家事代行業者に確認をしておきましょう。
料理代行スタッフの指名ができる?
自宅に入る調理代行スタッフについて、「毎回同じ人の方が安心」と考える人は多いことでしょう。ご家庭で異なる食べ物の好みや焼き方等についても、細かくわかってくれているスタッフが担当してくれた方が嬉しいですよね。
家事代行サービスの中でも、調理代行については「専任制」を取る業者が比較的多く見られる傾向です。ただし必ずしも同じスタッフが自宅に来るとは限らず「曜日によって異なる」といった対応となる業者もあります。
また家事代行サービス業者によっては、スタッフの指名はオプションサービスとなり、別途指名料がかかることも。「できるだけ毎回同じ人に来てほしい」という場合には、スタッフの指名制度や専任制について確認しておいた良いでしょう。
料理代行スタッフを変更できる?
「何度か来てもらったけれど、料理代行スタッフさんと気が合わない」「別のスタッフさんに来てもらえないかな・・・」自宅で作業をしてもらう料理代行サービスでは、スタッフとの相性が合わない可能性も考えられます。
このような時、家事代行の会社に相談をして、別のスタッフに切り替えることができるかどうかも事前に知っておきたいところです。大手の家事代行サービスであれば、ほとんどの場合には別の調理スタッフに切り替えることができるでしょう。
しかし小規模の家事代行サービスであったり、お住まいの地域によっては、稼働できる調理スタッフに限りがあることも。このような場合には、同じ会社内での別スタッフへの交代が難しいこともあります。
特に「月に何度も来てもらう予定である」「年間契約型である」といったサービス利用の場合には、中途でのスタッフ切り替えの可否は確認をしておくことが大切です。
延長対応がある?
調理代行サービスの作業時間の延長ができるかどうかは、業者によって対応が異なります。例えば『ベアーズ』では、事前に申告をしておけば延長OK。規定の延長料金で、通常時よりも長く調理代行サービスを行ってもらえます。
反対に『タスカジ』ではサービスは1回あたり3時間の固定制になっており、原則として延長対応はできません。3時間以上の依頼をしたい場合には、事前に2つの時間枠(6時間枠)の依頼をする必要が出てきます。
- その週によって依頼したい作業が異なる
- ご家族のスケジュールが一定ではない
- どの程度調理代行を使うかまだわからない
上のような場合には、延長に対して柔軟な対応ができる家事大業者を選んだ方が良いでしょう。
夜間・休日の依頼ができる?
「帰宅が遅いけれど、できれば帰宅直後に温かい料理が食べたい」「家族が在宅している土日にまとめて料理を作ってほしい」といった要望を持つ人もいるはず。
しかし家事代行サービスの業者によっては、夜間や土日には対応ができないところもあります。大手では少ないですが、夜間や土日には料金が割増になるところもあるので注意が必要です。
【夜間・休日の対応例】
事業者 |
対応時間 |
土日対応 |
その他 |
ベアーズ |
9:00~20:00 |
○ |
|
CaSy(カジー) |
8:00~20:00 |
○ |
|
ライフソムリエール |
- |
○ |
|
タスカジ |
9:00~12:00 13:00~16:00 18:00~21:00 の3時間帯 |
スタッフにより異なる |
|
料理代行以外のサービスも頼める?
家事代行サービスには、料理代行以外に次のようなサービスがあります。
【家事代行サービスの例】
- 掃除(掃除機かけ・床拭き・風呂掃除・トイレ掃除等)
- 洗濯・アイロンがけ
- キッズ・ベビーシッター(育児サポート)
- シルバーサポート(高齢者の見守り・話し相手)
- その他(ベッドメイク、布団干し、靴磨き、水やり等)
幅広い家事代行サービスに提供している業者の場合、一人のスタッフが複数の業務を行えることもあります。
例えば『ベアーズ』は家事全般を扱う代行業者なので、プランを変更すれば料理以外の業務を合わせて依頼することもできます。
反対に「料理代行」に特化している業者の場合だと、その他の家事代行サービスを追加したり、プランを切り替えることはできません。
下記に当てはまる方は、幅広い家事代行サービスに対応できる業者を選んだ方が、今後様々な場面で家事をサポートして貰えることでしょう。
- 仕事が忙しく家事全般ができていない
- 育児や病気等で家事がおいつかない
- 料理以外の家事代行にも興味がある
- 単身世帯で料理代行だけだと規定時間が余りそう
なるナビの関連ページ
家事代行サービスのその他のサービスについて解説したページへのリンクです。併せてご覧ください。
損害保険に加入している?
料理代行の作業を行っている間には、スタッフが誤って食器を割ったり、調理器具を破損する可能性も考えられます。大手の家事代行サービス業者の場合には、このような万一のトラブルを想定し、損害補償保険に加入しているところがほとんどです。
保険に入っている業者であれば、万一の場合には保険金が下り、そこから物損の弁償金等を充てて貰えます。
しかし小規模な家事代行業者や個人で業務を行っているハウスキーパーの場合、損害保険未加入というケースも珍しくありません。
最悪の事態も想定し、料理代行サービスの契約前には必ず損害保険の加入状況を確認しておきましょう。
料理代行サービスを利用する際の注意点
料理代行サービスを快適に利用するために、次のような点に気をつけておくことも大切です。
調理器具・基本の調味料は必要!
家事代行業者の「料理代行サービス」では、スタッフが顧客の自宅にある調理器具や調味料を使用します。「シェフ出張サービス」のように、調理サービスのたびにスタッフに調理器具を持ってきてもらえるわけではありません。
ですから、料理代行サービスを利用するにあたっては、キッチンに次のような基礎的な調理器具・調理道具、調味料は置いておく必要があります。
【調理器具・調理道具】
必須となるもの
- 鍋(2~3個)
- 鍋フタ
- フライパン
- ボウル
- ざる
- 計量カップ
- 計量スプーン
- おたま(レードル)
- フライ返し
- 菜箸
- ピーラー
- 包丁
- まな板
- 食品用ラップ
- 小皿
- 保存容器(タッパー)
あった方が良いもの
- 電子レンジ
- オーブン
- フライパン用の蓋
- アルミホイル
- 保存袋
- 天ぷら鍋
- オイルポット 等
【調味料】
必須となるもの
- 砂糖
- 塩
- 酢
- 醤油
- 味噌
- みりん
- 調理酒
- サラダ油
あった方が良いもの
- ソース
- マヨネーズ
- ケチャップ
- コンソメ
- 小麦粉(薄力粉)
- 片栗粉
- 中華だし
- オイスターソース
- オリーブオイル
- ごま油
- 豆板醤
必要なものは事前打ち合わせで相談を
家事代行業者によって、規定の「必要な調理道具」は多少異なります。
「うちのキッチンにはあまり調理道具が無い」「調味料が揃っていない」という場合には、事前の打ち合わせでキッチンを見てもらい、必要なモノがどれだけあるか確認をしてもらいましょう。
序盤にコストがかかることも
調味料の揃い方で、調理スタッフが作れる料理のレパートリーには差が出ます。また電子レンジや天ぷら鍋等の調理器具があるかどうかでも、規定の時間内に作れる料理は変わってくるものです。
「調理代行スタッフに幅広くおいしい料理を作って欲しい」という場合、サービス利用当初には様々な調理器具や調味料を準備する必要が出てきます。
「キッチンにモノがあまり無い」という状態から料理代行サービスを利用する場合、サービス利用当初には調味料・器具購入のための実費が多少かかる可能性があると考えておいた方が良いでしょう。
調味料の期限切れに注意を
料理代行サービスでは、スタッフが食の安全を徹底するため、すべての食品の消費期限や賞味期限を厳守することが求められています。そこで起きやすいトラブルが、各ご家庭に備蓄されている「調味料の期限切れ」です。
特に単発のスポットサービスの場合、当日に複数の調味料が期限切れで使うことができず、作れる料理のレパートリーが限定されてしまったといったトラブルもよく見られています。
調理代行サービスを依頼する際には、指定された調味料類に期限切れが無いかをよく確認しておきましょう。
作りおきは1週間で完食が基本
調理代行スタッフに作ってもらった作り置き料理(常備菜)は、食中毒等のトラブルを防ぐため、原則として下記の期間内に完食することを求められます。
【手作り常備菜の消費期限】
- 冷蔵保存の食品の場合:原則として2~3日以内
- 冷凍保存可能な食品の場合:原則一週間以内
「作り置きをしてもらえるから」と言っても、何週間も料理を取っておけるというわけではありません。
期限を越えた料理については廃棄を求められますし、期限切れの料理を食べて何らかのトラブルが起きても、家事代行業者側の対応範囲外とされます。
調理代行サービスを断られる?
調理代行サービスでは、多くの業者が次のような場合に「サービス提供の中止・お断り」があることを表明しています。
【サービスお断りの例】
- キッチンや家屋内がモノで溢れていて作業できない
- キッチンの汚れが一般的な片付けの範疇を超えている
- 家屋内やキッチンに糞尿・害虫等の明らかな汚染がある
- インフルエンザ・新型コロナウイルス等の感染の恐れがある
- 家庭内に過度にアルコール摂取をしている人がいる 等
特に気をつけたいのが、「キッチンが足の踏み場もない」「コンロやレンジ等が著しく汚れている」といったトラブルです。
調理代行サービスでのキッチンの片付けや前掃除は、あくまでも「一般的なお片付け」のレベルまで。本格的な掃除が必要な場合には、別途キッチンのクリーニングを依頼する必要があります。
特にスポットサービスで調理代行を利用する場合だと、事前に業者との打ち合わせが無いケースがほとんどです。そのため業者側がキッチンの状態を把握しておらず、当日になってからキッチンの問題が判明し、サービスをお断りされてしまう事例も少なくありません。
「キッチンが片付いていないかも」と不安な場合には、事前に調理代行サービスが提供可能な状態かどうか、確認をしてもらうのも良いでしょう。
おわりに
調理代行サービスの内容や料金についての情報はお役に立ちそうですか?。手作りのおいしい食事がいただければ、日々の暮らしの快適さも大幅にアップしそうですね。調理にかかっていた時間を休息や趣味にあてて、自分磨きができる人も多いことでしょう。
まずは手軽なお試しサービス等から、調理代行サービスにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。