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ニキビを本気で撃退したいと思ったら、まず見直したいのが洗顔方法と洗顔料です。
毎日「なんとなく」もしくは「肌に良い」と思って続けていた洗顔方法が、実はニキビを増やしていることもあります。
自分の肌質やニキビの状態にピッタリな洗顔料を選び、ニキビにやさしい洗顔習慣を身に着けましょう。
ここではニキビを治したい人向けの洗顔料の選び方や、プチプラ・市販製品も多数登場するニキビ洗顔料おすすめランキングを紹介していきます。
アゴや首に多発する「大人ニキビ」に特化して対策したい方は、下記「大人ニキビ」のページもあわせて参考にしてみて下さい。
大人ニキビには洗顔?サプリ?皮膚科?10代ニキビとの違いと対策
これはNG!ニキビが悪化する洗顔チェックリスト
「顔を洗う習慣だけでそんなに肌が変わる?」と半信半疑の人も多いのではないでしょうか?ニキビが多い人、ニキビがなかなか治らない人には、実はいくつかの洗顔の傾向があるのです。毎日の洗顔を振り返ってみましょう。
タイプA「洗い残しタイプ」
- 洗顔の時のお湯の温度を気にしたことがない
- 洗顔の時間はトータルで3分以下
- 泡立てネットを使っていない
- 顔を洗う時に鏡を見ない
- 洗顔料は価格やパッケージで適当に選んでいる
「タイプA」に思い当たるところが多い人は、洗顔による「洗い残し」が多いタイプ。
皮脂汚れ・老廃物等がキチンと取り切れておらず、毛穴に詰まった皮脂によってニキビができている可能性も考えられます。
タイプB「洗いすぎ・すすぎ残しタイプ」
- 洗顔の時のお湯の温度を気にしたことがない
- 洗顔の時間はトータルで3分以下
- 泡立てネットを使っていない
- 顔を洗う時に鏡を見ない
- 洗顔料は価格やパッケージで適当に選んでいる
最近多いと言われているのが、こちらの「タイプB」です。タイプBは、「顔はキチンと洗っているつもり」というタイプ。
ところが洗いすぎて肌に負担をかけていたり、「すすぎ残し」でニキビを増やしています。
洗われすぎて疲れた皮膚が皮脂を過剰に分泌してしまい、ベタベタ肌になっていることもあるのです。
肌表面は皮脂テカ、肌内部には水分が足りないこの状態を「インナードライ肌」と呼びます。
インナードライ肌になる原因や、詳しい対策は下記のページで詳しく解説していますので、ぜひあわせて参考にしてみて下さい。
インナードライ肌になりやすい6つの原因と対策~改善は洗顔や食べ物で
毎日徹底!ニキビができた時のベストな洗顔方法
ではニキビ肌にはどのような洗顔をすれば良いのでしょうか?理想的な洗顔方法を見てみましょう。
1.前髪はあげておでこを出す!
洗顔を始める前に、必ずヘアバンドやクリップで髪(前髪)をまとめましょう。
どんなに短い前髪の人でも、髪は必ず止めることが大切です。
前髪をおろしたままの状態だと「生え際・こめかみ」の部分の洗浄・すすぎが不十分になり、ニキビが増える原因になります。
また洗顔後の濡れた後の顔に、前髪をすぐに下ろすのもNG。化粧水や乳液等による保湿が終わるまでは、クリップはつけたままにしておくようにします。
2.お湯の温度は35℃前後
洗顔には、35℃前後の「ぬるま湯」を使います。手で触れた時に「温かい」と感じたら、38℃以上であることが多いのでNGです。
顔を洗う際、熱すぎるお湯ではタンパク質や皮脂が余分に流れ出しすぎて、洗顔後の皮脂分泌を増やしてしまいます。
反対にまったく温めていない冷たい水では、皮脂をきちんと洗い流すことができません。
特に夏場は「冷たい水が気持ちいいから」と水で顔を洗う人が多いですが、これは皮脂づまりを起こす要因です。
「少しぬるいな」と感じる程度のお湯を使うようにしましょう。
ぬるま湯が良い理由
- 熱すぎるお湯=大事な皮脂を取って余計皮脂が出る
- 冷たい水=皮脂がかたまってしまい取り切れない
3.まず1分の「予洗い」で毛穴を開く
洗顔料を顔につける前に、ぬるま湯だけでゆっくり1分間、顔を洗う習慣をつけましょう。
「軽く濡らす」ではなく「お湯で洗う」という意識を持つことが大切です。
しっかりとお湯で洗うことで毛穴が開き、その後のニキビ洗顔料の洗浄力がきちんと発揮されます。
4.もっちり・しっかりした泡を作る
いくら高級なニキビ洗顔料を使っていても、泡立てが不十分ではまったく意味がありません。
洗顔料をお湯に溶かしだだけの状態では、洗浄力は十分に発揮されません。
また、洗顔料がねっとり濃いままだとすすぎ残し(石けんカス)が多くなり、ニキビの元・アクネ菌を増やすエサを肌に与えることになります。
よく泡立った洗顔料は、泡切れもよくスムーズに洗い流すことができるのですよ。
洗顔料(固形石けんや洗顔フォーム)は「洗顔ネット」を使ってしっかりと泡立てましょう。
片手にネットを持ったら石けんをつけるかフォームを適量載せて、揉み込むように泡立てていきます。
ピンポン玉2個~3個程度、モチッとした固くしっかりとした泡が立つまで泡立ててください。
5.脂っぽい部分からできたての泡を置く
顔を洗う順番は、皮脂分泌の多い場所から少ない場所というのが鉄則です。作りたての新しい泡を皮脂の多い部分に使いましょう。
洗うパーツの順番
- Tゾーン(おでこや鼻)
- 頬
- 顎
- こめかみ
- 口元
- 目のまわり
しっかりと泡立てた泡は、まずTゾーン(額や鼻)にのせて、丁寧に洗っていきましょう。
ゴシゴシとこすらず、クルクルと円を描くように洗うのがコツ。爪は絶対に立てず、余計な力も入れません。
指は中指・薬指・小指の3本だけを使うと、手の力が適度に抜けます。
ニキビが炎症化している場所は特に力を入れないことが大切です。
6.すすぎは2分以上かける
洗顔料の成分を肌から完全にすすぎ落とすには、「洗った時間の2倍の時間」をすすぎにかける必要があります。
つまり洗顔料で1分間顔を洗ったら、すすぎは2分以上は必要なのです。
すすぎ残しはニキビを増やす原因のひとつです。
特に上でご紹介した「タイプB」に思い当たる点が多かった人は、「洗うこと」よりも「すすぐこと」を重点的に行うようにした方が良いかもしれません。
洗顔料の成分が残りやすいのは以下のポイントですので、特に丁寧にすすぎましょう。
すすぎのこしのポイント
こめかみ・はえぎわ・鼻の付け根の両脇・小鼻・顎の裏
7.清潔なタオルで水分を取る
顔を洗ったら濡れた肌を放置せず、すぐに水分を清潔なタオルで拭き取ります。
ゴシゴシこすらず、やわらかく水分を吸い取らせましょう。
その後、時間をおかずに保湿(化粧水などでのスキンケア)を行います。
失敗しない!ニキビ洗顔料の選び方4つのポイント
ニキビを改善するには、洗顔方法だけでなく毎日使う洗顔料を見直すことも大切です。洗顔料選びのポイントは大きく分けて4つあります。
ニキビ肌洗顔料で見るべきは「オイルフリー」!
ニキビ肌向け洗顔料を選ぶ時、何より大切なのが「オイル(油)」を使っていないことです。
「洗顔料にオイルは入らないのでは?」と思う人も多いかもしれません。
しかし、「石けん」とは、動物性や植物性油脂をベースにその他の成分を混ぜて作られたものなのです。
現在でもナチュラル志向の洗顔石けん等では、オリーブ油や大豆油等の様々なオイルを基盤にしていたり、保湿剤の一種としてピュアオイルを配合していることがあります。
乾燥肌や年齢肌の人には良いものであるこのオイルですが、ニキビ肌にはあまり良い影響をもたらしません。
「しっとり洗顔」は皮脂づまりを増やす
ニキビは皮脂や老廃物が毛穴に詰まることによって起こります。
オイル(油脂)が多い洗顔料の場合、顔の皮脂をしっかりと取り切れなかったり、油脂成分が皮膚表面に残って毛穴づまりを促進させてしまうことも多いのです。
ニキビの元のアクネ菌が増加?
オリーブ油などピュアオイルの一部に含まれる「オレイン酸」は、ニキビを増やす常在菌「アクネ菌」の大好物です。
また毛包炎等のトラブルを引き起こす「マセラチア菌」等も、このような油脂成分を好みます。
既に炎症ニキビ(赤いニキビ)ができている箇所にオレイン酸が多い洗顔料を使用すると、アクネ菌の増殖を促し、さらにニキビが悪化してしまう恐れがあるのです。
ニキビ肌の洗顔に避けたほうがいいオイル例
- オリーブオイル
- 紅花油・サンフラワーオイル
- グレープシードオイル
- ミネラルオイル(鉱物油)等
上記のようなオイルを配合しない洗顔料を選ぶようにしましょう。
なお、天然香料として用いられるエッセンシャルオイル(精油)は、「オイル使用」の範疇には含まれません。
2.白ニキビ?赤ニキビ?段階ごとに成分を選ぶ
「ニキビ(尋常性ざ瘡)」は、その症状の進み具合によって見た目が違います。
白ニキビ
ニキビの初期症状。色味がほとんどなく、毛穴に皮脂がつまり、肌が小さくプツッと盛り上がった状態です。この状態のまま治癒することもあります。
黒ニキビ
白ニキビの中央部(皮脂・老廃物)が酸化して、黒ずんだ状態。ホクロやソバカスのように見えることもあります。
赤ニキビ
白ニキビ・黒ニキビが悪化して、皮膚組織に強い炎症を起こした状態です。中心部が赤く腫れたように見えます。かゆみ・痛みを伴うこともあります。
現在の肌の上にあるニキビで最も多い段階はどれでしょうか?症状の進み具合にあわせて、ニキビ洗顔料を「成分」で選んでみましょう。
白ニキビには「抗炎症成分」
初期状態である白ニキビは、比較的穏やかなケアでも治しやすいニキビです。
赤ニキビ向けのような強い成分で肌に刺激を与えるより、炎症を抑える「抗炎症成分」で肌トラブルを穏やかに鎮めた方が良いでしょう。
白ニキビにおすすめの成分例
- グリチルリチン酸2K
- グリチルリチン酸ジカリウム
- アラントイン
- 甘草エキス
- ハトムギエキス
- ヨクイニンエキス 等
「ニキビ用」でなくてもOK!
ニキビ用(アクネ化粧品)と書いていなくても、抗炎症成分を配合していてノンオイル・低刺激といった条件を満たした洗顔料なら、白ニキビ対策に使ってOKです。
抗炎症成分は敏感肌用の洗顔料や美白洗顔石けん等にも配合されています。
黒ニキビには「ピーリング成分」
皮脂が黒ずんだ「黒ニキビ」がよくできる人は、毛穴が固くふさがってしまいやすい状態になっていることが多いです。
これはターンオーバーの低下で新しい皮膚との交換ができておらず、古い角質が肌に堆積していることが原因です。
肌表面の角質を取り除く「ピーリング成分」で不要な角質を除去し、皮脂や老廃物が毛穴に溜まりにくい状態を作りましょう。
肌が薄い人は白ニキビ向け洗顔料との併用で
肌が薄い人・肌が敏感な人がピーリングをしすぎると、肌が乾燥しやすくなったり、かえってニキビが増えてしまうことがあります。
このような場合には、ふだんは白ニキビ向け(抗炎症剤配合)の穏やかな洗顔料でケアをしつつ、週1~月1回のペースでピーリングをしてみるのがおすすめです。
赤ニキビには「抗菌成分」
炎症がすすんだ「赤ニキビ」ができている場合、ニキビの中にはアクネ菌がいっぱいいる状態です。
これ以上ニキビが悪化したり増えたりしないように、アクネ菌を抑制する成分が配合された洗顔料を使ってみましょう。
赤ニキビにおすすめの成分例
- イソプロピルメチルフェノール
- サリチル酸
- オクトピロックス(R)
- ミコナゾール硝酸塩
- 感光素201号 等
赤ニキビ状態がなくなったら切り替えを
ニキビの元であるアクネ菌等の細菌は、元々から顔の皮膚の上で生きている「常在菌」です。
そのため抗菌・殺菌成分で長期間アクネ菌を殺菌しつづけると、肌の上の常在菌バランスが乱調してしまい、肌のバリア機能が弱まってしまうことがあります。
赤ニキビの状態がおさまったら、抗菌成分配合の洗顔料の使用はしばらくお休みをしましょう。
この時には白ニキビ用等のおだやかな洗顔料に切り替えましょう。
3.肌質で成分を選ぶ
10代にできやすい思春期ニキビは、肌が皮脂分泌活発な状態になっていることで起こるケースが多いです。
カンタンに言えば「オイリー肌」に傾いている人が多いということですね。しかし、ニキビ肌の人の誰もが必ずしも皮脂分泌が活発であるとは限りません。
最近では10代~20代でも過剰な洗顔やクレンジング剤の使用等によって、肌が乾燥しているケースが増えています。
この場合、肌が乾燥で固くなったことで毛穴が固くふさがりやすくなり、ニキビができているケースもあるのです。
そのため「ニキビが出来ているから」といって、一概に洗浄力が強い洗顔料を選ぶのはNG。
自分の肌の状態をチェックしながら、肌質に合った成分を選びましょう。
オイリー肌~ノーマル肌には皮脂吸着成分
常に肌がテカっている、洗顔をしてもすぐに脂ぎってしまう・・・そんなオイリー肌の人や、生理周期等の時に肌が油っぽくなりやすい人には、皮脂を吸着・除去してくれる成分を配合した洗顔料がおすすめです。
オイリー肌~ノーマル肌におすすめの成分
- クレイ(粘土)
- 酵素
- イオウ
- ビタミンC誘導体
- 黒炭(炭) 等
ドライ肌~インナードライ肌はアミノ酸系洗浄剤
肌がつっぱりやすい、カサつきやすい・・・そんな乾燥肌やインナードライ肌の人は、今までの洗顔料の界面活性剤(洗浄剤)が強すぎている可能性もあります。
肌への刺激が穏やかなアミノ酸系界面活性剤を使った洗顔料に切り替えてみましょう。
ドライ肌~インナードライ肌におすすめの洗浄成分
- ココイルグリシンNa
- ミリストイルグルタミン酸K
- ココイルグルタミン酸Na 等
また、以下のような保湿成分(保湿剤)を配合した洗顔料を選ぶのも手です。
ドライ肌~インナードライ肌におすすめの保湿成分例
- ヒアルロン酸Na
- リピジュア(R)
- セラミド(スフィンゴ糖脂質)
- グリセリン 等
4.固形・フォーム・泡タイプそれぞれのメリットで選ぶ
いくらニキビに良い洗顔料を選んでも、キチンと泡立てができなかったり、使うのが面倒で置いておきっぱなしでは意味がありませんね。
1日2回の洗顔を毎日無理なく続けてゆくには、ライフスタイルに合った洗顔料を選ぶことも大切です。
コスパ重視なら固形石けん・ソープバータイプ
「ニキビ洗顔料にお金をかけたくない!」「できるだけコストを抑えたい」という場合、固形石けんタイプ(ソープバータイプ)はおすすめです。
ニキビ洗顔料の中でも平均的に価格帯がプチプラで、1回使用量も少なめなので、コストパフォーマンスに優れています。
ただし洗顔料の扱いに慣れていない人の場合、泡立てをしっかりと行うのに手間と時間がかかるのがネック。
泡立てが甘いと石鹸水のような状態になり摩擦による負担が増えます。
また泡が立っていないと石けんカスが肌に残りやすいので、泡立て不足はニキビ増加に直結しやすいのです。
さらに無添加タイプの固形石けんはバスルーム等に置きっぱなしだと溶けてしまうので、ソープボックスにキチンと入れて別途保管する必要があります。
またフタをあけて乾燥させすぎると泡立ちが悪くなるので注意しましょう。
肌のケアだけでなく、スキンケアアイテムそのもののお手入れもマメにできる人向けです。
固形石鹸はこんなメリットとデメリット
- 何と言っても価格が安い!
- 泡立ての手間がある
- ケースで保管しないと溶ける
- 乾燥させすぎもダメ
携帯性と汎用性なら洗顔フォームタイプ
部活や出張・旅行等、家以外の場所で顔を洗うことが多い人には、携帯性の高い洗顔フォームタイプが良いでしょう。
また、ニキビ洗顔料の種類がもっとも多いのもこのフォームタイプです。
とりあえず迷ったらフォームタイプから選んでみてはいかがでしょうか。
固形石鹸はこんなメリットとデメリット
- 種類やサイズが最も多い!
- 価格帯も選べる
- 泡立てもラク
手軽さ重視なら泡タイプ・ボトルタイプ
上でも解説しましたが、ニキビのある肌の洗顔では「泡だて」がとても重要になります。でもしっかりとした泡を立てるのは意外と大変なものです。
フォームタイプを選んでみたものの、朝晩2回の泡立てにウンザリして続かない・・・という人も居るようです。
こんな時には、押すだけで泡が出てくるポンプタイプ(泡タイプ)の洗顔料が良いでしょう。
洗顔ネットでしっかり泡立てた泡に比べると濃密さに劣ることもありますが、「ほとんど泡立てていない洗顔」を続けるよりははるかに良い洗顔方法と言えます。
固形石鹸はこんなメリットとデメリット
- 泡立ての手間がない
- 頑張らなくてもふわふわの泡
- 濃密さはフォームタイプが上
10代・高校生にも人気!プチプラのニキビ洗顔料ランキング
では実際には、どんなニキビ洗顔料を買えば良いのでしょうか?
まずは思春期ニキビに悩む10代・高校生からも人気のプチプラのニキビ向け洗顔料を見ていきましょう。
1,000円台で買えるニキビ洗顔料を紹介していきます。
ファンケル アクネケア 洗顔クリーム
今あるニキビケアだけでなく「できにくい肌」にする
ニキビと肌のバリア機能の関係に着目したのが、ファンケルのアクネケアラインです。
バリア機能が低下した肌にも安心して使えるよう殺菌剤等の添加物を使わず、トラブルを鎮める芍薬エキス・抗炎症作用を持つ桃仁エキスなど、独自の「和漢植物エキス」を配合して、ニキビを抑制しつつしできにくい肌へと整えます。
毛穴づまりや皮脂ケア成分も
古い角質を絡め取るカンテンなどの毛穴そのものへのケア成分も配合し、キメ細かいクリーミィな泡が汚れをやさしく包んで落とし、ツルスベ肌へと導きます。
- 価格:1,540円税込
- 内容量:90g 約30日分
- メーカー:ファンケル
無添加アクネケア 薬用ニキビ1ヵ月集中セット
洗顔のみでもいいですが、トライアルセットでラインで使ってみると満足度はさらに高くなるでしょう。
サンソリット スキンピールバー
角質除去成分配合のソープバー
AHA(グリコール酸)配合のピーリング石鹸です。汚れを落としつつ余分な角質も洗い落とし、肌が本来持つターンオーバーをサポートします。
肌悩み別でAHA配合濃度を変えているのが特徴で、ニキビ肌には抗炎症や抗菌作用を持つティートゥリーオイルが配合された赤のバーががおすすめです。
柔らかなメレンゲのようなたっぷりの泡が立ちます。
4種類を試せるセットもおすすめ
ニキビ向けの赤から使うのもいいですが、トライアルセットなら4種類全てを試すことができる上に、価格も1,000円台とお手頃です。
AHAはいきなり配合の高いものを使うと肌荒れを起こすこともあるため、まずは最も弱いAHA0.6%配合のマイルドから始めて、徐々に濃度を上げていくのがいいでしょう。
早く治したいあまり毎日使いたくなりますが、最初は週に2回程度にしておきましょう。
溶けやすいというクチコミもあるので、小さく切って使うか浴室ではなく洗面台に置いておくと長持ちします。
- 参考価格:2,200円~5,500円程度
- 内容量:135g
- メーカー:サンソリット
オルビス 薬用クリアウォッシュ
満足度の高いロングセラー洗顔
1990年の登場以降、100万人以上が使用したという大人気シリーズ「薬用クリアシリーズ」の洗顔フォームです。
ニキビ等の肌荒れ予防効果を実感した人の率が90%と、非常に高い満足度を得ているロングセラーアイテムとなっています。
簡単にニキビができないような肌へ導く
薬用クリアウォッシュの特徴は、肌のバリア機能に着目している点です。
肌の抵抗力そのものを底上げすることで、ニキビができにくい肌を作ることを目指しています。
そのために配合されているのが、紫根(しこん)という紫草の植物の根から抽出したエキス。
紫草は漢方では古くから解毒薬等にも用いられてきた他、日本でも薬として重宝されてきた植物です。
不安定な肌のニキビに
このほか甘草(カンゾウ)から抽出したグリチルリチン酸ジカリウムや浸透性コラーゲン等、「肌を守ること」を重視した成分を多種配合しているのが大きな特徴となっています。
「生理の時期になると周期的にニキビができる」「白ニキビが繰り返しできる」といった、ニキビができやすい不安定な肌のケアにピッタリの洗顔料と言えそうです。
サンプル等でお試しもできる
唯一の難点としては、販売している実店舗がやや少ない点が挙げられるかもしれません。
しかし「オルビス」は公式サイトの通信販売では、
商品発送後30日以内の場合なら開封後の商品でも返品を受けつけてくれる他、無料サンプルの配布等も積極的に行っています。
ネット通販でも気軽におためしができるので、通販が初めてという人でもチャレンジしやすいのではないでしょうか。
- 価格:1,430円税込
- 内容量:120g
- メーカー:オルビス化粧品
牛乳石鹸スキンライフ 薬用洗顔フォーム
赤ニキビにおすすめのロングセラー洗顔料
ニキビ肌を考えたブランド『スキンライフ』の洗顔フォームです。
『スキンライフ』は牛乳石鹸の人気ブランドで、こちらの洗顔フォームもニキビ洗顔料の定番とも言われるロングセラーアイテムです。
アクネ菌等を防ぐ殺菌成分として「イソプロピルメチルフェノール」を配合。
アクネ菌が増殖しやすい、赤ニキビが多い人に特におすすめです。
泡立ちが良く、
泡立てに慣れない人でもモコモコの泡をカンタンに作れるのもポイント。
コストパフォーマンスに優れたアイテムと言えるでしょう。
柑橘系の香りあり
ただ近年のリニューアルでグレープフルーツエキスが加えられたため、その天然香料の香りでやや口コミ評価が分かれています。
柑橘系の香りが気にならない人なら使いやすいアイテムではないでしょうか。
- 参考価格:495円税込
- 内容量:130g
- メーカー:牛乳石鹸共進社
ロゼット 薬用アクネ洗顔フォーム
皮脂づまりの思春期ニキビにピッタリ
天然の硫黄(イオウ)を配合している洗顔フォームです。
イオウには皮脂分泌を抑制して肌をサラサラにする作用があるのに加え、角質を柔らかくして毛穴に皮脂が詰まるのを防ぐピーリング作用、さらにアクネ菌等の細菌繁殖を防ぐ殺菌作用もあります。
思春期ニキビ対策にはピッタリの成分を配合しているというわけですね。
ちょっとでも乾燥する場合には向かない
さらに殺菌成分として「感光素201号(ピオニン)」も配合しており、かなりニキビに対して強く攻めるタイプの配合となっています。
なおイオウ系の香り(温泉のような香り)はかなり好みが分かれるので、その点には要注意です。
店頭テスター等であれば、一度香りを確認した方が良いかもしれません。
また
イオウの脱脂力はかなり強いので、少しでも肌乾燥を感じる人には不向き。
毎日ベタベタ肌に悩んでいるオイリー肌さん向けのニキビ洗顔料です。
- 参考価格:547円税込
- 内容量:130g
- メーカー:ロゼット
岡インターナショナル 薬用ハトムギ洗顔フォーム
炎症を抑えるのがメイン
肌荒れ対策の成分として昔から使われてきたハトムギエキス(ヨクイニンエキス)を配合した洗顔フォームです。
さらに有効成分(抗炎症成分)としてグリチルリチン酸2Kも配合しており、そこにモモ葉エキス・アロエエキス等の天然整肌成分を加えるなど、「ニキビ等の炎症の抑制」に力を入れた配合となっています。
初期のニキビや肌が強くない人に
「イソプロピルメチルフェノール」や「サリチル酸」など、殺菌系成分を入れたニキビ洗顔料だと刺激が強くてピリピリするという人向け。
またアクネ菌の多い赤ニキビではなく、ポツポツとした白ニキビ(初期症状のニキビ)ができやすい人のニキビケアにも向いています。
ただ洗顔フォームがやや固く、泡立てに時間が少しかかりやすいのがネックかもしれません。洗顔の際には使いやすい泡立てネットを併用すると良いでしょう。
店舗で買えない時はネット購入を
また、ネットでは「近所に取扱店舗が無い」といった口コミも見られました。
「薬用ハトムギ洗顔フォーム」は「マツモトキヨシ」等の大型ドラッグストアの他「ドン・キホーテ」等の量販店でも販売されていますが、専用コーナー等が無かったり、取扱いしない店舗もあるようです。
Amazon・ヨドバシカメラ・ビックカメラ等のほとんどの大手通販モールでは取扱いがありますので、お近くで見つけられない場合にはネット購入を考えてみてはいかがでしょうか。
- 参考価格:600円前後~
- 内容量:125mL
- 発売元:岡インターナショナル
口コミで人気のニキビ洗顔料ランキング
プチプラ製品だけでなく、クチコミや雑誌等で高評価のニキビ系洗顔も気になるところですよね。
ここでは、通販で人気のブランド製品や洗顔パウダー等、高評価のスペシャルなニキビ洗顔料をを紹介します。
ノブ ACアクティブ ウォッシングフォーム
幅広い年代のニキビ対策に
臨床皮膚医学に基づいて生まれた低刺激系のスキンケアブランド『NOV』によるニキビ対策アクネ洗顔フォームです。
思春期ニキビから大人ニキビまで、幅広いニキビ肌ユーザーから口コミで高評価を受けています。
殺菌と毛穴づまり除去でなめらか肌へ
ニキビの元である
アクネ菌を殺菌する成分「サリチル酸(BHA)」に加えて、肌をやさしくピーリングする「フルーツ酸(グリコール酸・AHA)」も配合しています。
ニキビ菌の繁殖を抑えながら毛穴づまりの元である古い角質層を除去し、肌をなめらかな状態へと導いてくれます。
ニキビができにくい処方のテスト済
肌荒れ予防成分・抗炎症成分であるグリチルリチン酸2Kも指定量が配合されているため、厚生労働省から医薬部外品(薬用製品)としての認定も受けています。
ニキビができにくい処方であるを確認する「ノンコメドジェニックテスト」も受けており、安心して使用できるのもポイントです。
スペシャルケアとしても
マイルドピーリング用の洗顔料として、週に1~2回のニキビ用のスペシャルケアに使用する人も多いようです。
価格が少々高いのが難点ですが、一度使って「他の洗顔料に戻れない」と感じたという口コミも目立つなど、クオリティの高さには定評があります。
ACアクティブシリーズ7品にプレゼント3品がついたトライアルなら、1,650円で送料無料でお試しできます。
- 価格:2,750円税込
- 内容量:100g
- メーカー:常盤薬品
- 10点セットお試し:1,650円税込※送料無料
カネボウ suisai(スイサイ) ビューティクリア パウダーウォッシュ
洗顔パウダー人気No.1!
2014年から連続で洗顔パウダー市場の1位を独走している酵素洗顔パウダーです。
タンパク質を分解する酵素(プロアテーゼ)と皮脂を分解する酵素(リパーゼ)が、毛穴の奥の皮脂汚れや古いタンパク質(角質)をしっかり浮かせて分解します。
普段の洗顔では取れにくい汚れをスッキリと除去してくれます。
黒ずみ毛穴や白ニキビにおすすめ
酵素成分は湿気や温度で働きが低下してしまうため、従来は洗顔には使えないと言われていました。
しかし顆粒の状態にしてからシルクでコーティングすることによって成分の働きが安定し、洗浄成分として活躍するようになったのです。
皮脂の詰まりによる黒ニキビ・白ニキビができやすい人に特に向いた洗顔料成分と言えます。
低刺激なアミノ酸系洗浄成分
その他の洗浄成分はアミノ酸系(ラウロイルグルタミン酸Na、ミリストイル化グルタミン酸Na)なので、肌に負担をかけにくいのも魅力。
ただ元々のバリア機能が弱まっている人の場合、頻繁な酵素洗顔が刺激となることもあります。
ニキビ向けのスペシャルケアとして、週1~2回(肌が弱い人は月1~2回程度)の使用に留めておくと良いでしょう。
スペシャルケアならコスパもいい
量に対して価格がかなり高めなのですが、毎日の使用でなければそこまでコストはかかりません。
15個入りのトライアルサイズも販売されていますので、まずはこちらから試してみるのも手です。
- トライアル15個:900円前後
- 32個:2,000円前後~
- メーカー:カネボウ
ドラッグストアや薬局でOK!市販のニキビ肌向け洗顔料ランキング
会社帰りやちょっとしたお出かけのついでに、ドラッグストアや薬局等でニキビ洗顔料が買えると便利ですよね。
また「お店で製品を見て、確かめてから買いたい」という人も多いことでしょう。
薬局・ドラッグストア・量販店等、市販品のニキビ洗顔料で人気の製品を紹介します。
クレイ洗顔「資生堂アクアレーベル ホワイトクリアフォーム」
クレイによる天然皮脂吸着効果
地下で固まった粘土質から掘り起こされる「ホワイトクレイ」のパウダーを配合した洗顔フォームです。
ホワイトクレイの天然の皮脂吸着力が肌の余計な脂をスッキリとオフ。
さらに肌の上にたまった古い角質も除去して、「毛穴づまり」によるニキビの増加を予防してくれます。
保湿成分も配合
保湿成分として「ヒアルロン酸Na」も配合されているので、洗い上がりはスッキリツルツルながらもなめらかです。
毛穴に皮脂が詰まって酸化する「黒ずみニキビ」が起こりやすい人、ニキビに加えて肌のザラツキが気になっている人には特に向いている成分配合と言えそうです。
赤ニキビは避けたほうが無難
資生堂ブランドの中では価格帯が安く、気軽に購入できる点も魅力となっています。
ただし赤く炎症化したニキビが複数できている場合、クレイパウダーが刺激となることもあるのが心配です。
白ニキビ・黒ニキビ等、ニキビの初期症状もしくはニキビ予防向けの対策に使った方が良いでしょう。
- 価格:1,045円税込
- 内容量:130g
- メーカー:資生堂
敏感肌でも使える酵素洗顔「コラージュ リペアホワイトピール」
敏感肌でも毎日使える酵素パウダー洗顔
皮脂と不要な角質が混ざった角栓を酵素の力ですっきり洗い、ニキビの原因を取り去るコラージュのパウダー洗顔です。
タンパク質でできた古い角質を酵素の力で除去、さらに毛穴付近の角質を柔らかくして詰まった角栓を落としやすくしてくれます。
ふんわり柔らかな泡が作れるので、ゴシゴシ力を入れず泡でなでるように洗うだけでOK!
敏感肌でも使えるようエタノールや香料は無添加にした低刺激性で、敏感肌向けスキンケアを多数販売している製薬会社の洗顔料というところも安心です。
ドラッグストアはもちろん、ネットでも購入することができます。
花王キュレル 皮脂トラブルケア泡洗顔料
かさつきとテカる部分の差が激しい人に
花王の敏感肌向けブランド『キュレル』から新しく登場した、ニキビ等の皮脂トラブル用の洗顔料です。
皮脂が出るのに顔がつっぱる・皮脂が出やすい箇所と乾燥する箇所がある等、「乾燥+皮脂過剰」の肌、混合肌でニキビに悩んでいる人に向いています。
敏感肌のニキビ対策に安心
「ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸Na」等が余分な皮脂を溶解させつつ、グリセリンやソルビトール液が肌のうるおいをやさしく保護。
人間の皮膚と同じ弱酸性の処方なので、肌に対する負担も少なめです。
香料・着色料・アルコール(エチルアルコール)等の刺激物も使われていないので、「敏感肌だけどニキビ対策したい」という人のケアにもピッタリではないでしょうか。
詰替でコストも浮く
ワンプッシュでモコモコの泡が出てくる「泡タイプ」なので、朝の忙しい時の洗顔にも便利です。
リピート使用する人向けに、よりプチプラな詰替え用タイプがあるのも助かるポイントとなっています。
- 本体150ml:1,300円~1,500円程度
- 詰替130ml:1,000円前後程度
- メーカー:花王
持田製薬 コラージュAフェイシャルソープ
低刺激ながらも皮脂はしっかり取る
酵素洗顔と同じく持田製薬の洗顔料ですが、こちらは肌のベタつき・テカリ・皮脂分泌が多いニキビ肌向けの泡タイプ洗顔フォームです。
ラウリン酸Na・オレイン酸TEA等の洗浄剤が余分な皮脂をしっかりと取ってくれます。
余計な成分を入れない低刺激設計で、
美容皮膚科等でもプロの医師からよく推奨されている製品です。
濃厚泡が欲しい人は石鹸もおすすめ
泡立てずに使える泡ポンプタイプなのも、手軽で良い点のひとつです。
ただし他の泡タイプ洗顔料に比べると
少し泡立ちがゆるいのが唯一の難点でしょうか。
洗顔中に泡が消えてしまいやすいので、ゴシゴシと強くこすらないように注意しながら洗顔をしてください。
「自分でしっかり泡立てたい!」「もっとモコモコ泡で洗いたい!」という人は、同じコラージュシリーズの固形石けんタイプ(750円・税抜)も販売されているので、そちらを使ってみるのも手です。
- 価格:1,650円税込
- 内容量:150mL
- メーカー:持田ヘルスケア
おわりに
ニキビが肌にできた時に「とりあえず市販薬を塗っておけばいいか」と考える人は少なくありません。
でも「ニキビができた」ということは、今までの洗顔方法では肌バランスが悪いということなんです。
スキンケアの見直しをしなければ、、今後もニキビが繰り返しできてしまう恐れもあります。
今までのニキビ洗顔料選びや洗顔方法をしっかりと見直して、「今の自分」にあった洗顔を続けるようにしましょう。
清潔な肌作りをていねいに行うことが、ニキビ撃退・ニキビ予防の早道となるはずです。
※本記事で紹介している製品の情報は公式サイト等で最新をご確認ください。