CCクリームとは?BBクリームとの違い~機能と人気で選ぶおすすめ6選

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CCクリーム

BBクリームの登場以降、女性たちの間では「時短メイク」や「シンプルメイク」が定番となりつつあります。

後発アイテムとして、「CCクリーム」をはじめとする様々なアイテムも登場するようになりました。

でも「CCクリームって、BBクリームとはどう違うの?」と迷っている人も多いのではないでしょうか?

また「結局はBBクリームやファンデーションと同じでしょ」と勘違いしたままCCクリームを購入して、「思っていたのと違った!」と不満を感じる口コミもネット上では見られているようです。

CCクリームには、ファンデーションやBBクリームとは異なる特徴があります。独特の特徴を知って上手に使いこなすことで「ナチュラルな美肌」に見せてくれる役立つアイテムなんです。

CCクリームをうまく使って、「キレイな素肌」を演出してみませんか?

ここではCCクリームの特徴やメリット・デメリット、上手な選び方のコツについて解説していきます。




最初に知っておきたい!CCクリームの基礎知識

CCクリームの基礎

BBクリームのことはぼんやりと知っていても、CCクリームについて全く知らない方も多いはず。

CCクリームとは何か、BBクリームとの違い、どんな目的で作られたのかを解説します。


CCクリームの「CC」って何?

CCクリームの「CC」のことを「ビタミンCが入っているから」と思っている人も多いようです。

確かにCCクリームには様々な美容成分が配合される傾向にありますが、残念ながら名称の理由は「ビタミンC」ではありません。


CはコンプリートのC?

CCクリームを発売した元祖は、化粧品ナンバーワン・ブランドと名高い『CHANEL(シャネル)』であると言われています。

この時の製品名は「The original complete correction」。「Complete(全てを兼ね備えた、完全な)Collection(集積したもの、集めたもの)」という意味で名付けられたようです。

スキンケア、紫外線防止、メイクアップ、保湿・・・様々な対策をひとつにまとめたものの略称として「CC」が生まれたわけですね。

ところが様々なメーカーから同様のアイテムが発売されるようになると、「CC」についての解釈が異なるものが出てきました。

現在では、「CC」に以下のような意味合いがあるとするメーカーが主流となっています。

CCクリームの「CC」とは

Color Control(カラー・コントロール)

素肌の色を整え、肌を明るく健やかに見せる

Correct Combo(コレクト・コンボ)

肌を修正し、適切な状態へと導く

Color Change(カラー・チェンジ)

現在の肌色よりも、赤みやくすみの無い肌色へと変えていく

いずれにしても「肌の色を補正し、美肌に見せる時短アイテム」といった位置づけをするメーカーが多い傾向にあります。


BBクリームとはどう違うの?

「BBクリーム」と「CCクリーム」は、その名前も時短メイクといった用途も似ているため、「同じようなものではないの?」と思われがちです。

確かに「美容成分を多めに配合し、時短メイクにも使える」といった点では、とても似ていると言えるでしょう。

ところがBBクリームとCCクリームには、意外と大きな違いがあります。

CCクリームは元々「化粧品」として開発された製品であり、肌に対する働きや特徴としては以下のような点が重視されています。

CCクリームの特徴

カモフラージュ

色を均一に補正する程度、ツヤ感の光でぼかす

透明感・自然さを重視

こってり塗って隠さない

スキンケア感覚

美容液・乳液・下地のような軽めのテクスチャー

一方のBBクリームとは『blemish balm』(ブレミッシュバーム)を省略した言葉で、「傷に塗る軟膏」といった意味合いを指しています。

BBクリームはドイツの美容皮膚科医が手術後のリバビリやダウンタイム中のメイクとして開発した「医療品」です。

そのため時短メイクアイテムとして販売されるようになった現在でも、BBクリームは以下のような特徴を持つ傾向にあります。

BBクリームの特徴

隠す

色ムラや毛穴など肌のアラはしっかり塗って隠すことがメイン

カバー力重視

下地機能よりはコレ1本でベースメイクが完結できるオールインワンアイテム

軽いファンデーション感覚

美容クリーム・軟膏のようなこっくりとしたテクスチャー

ごく簡単にまとめれば、BBクリームはより「ファンデーション」(クリームファンデ・リキッドファンデ)に近く、CCクリームは「補正効果のある下地」に近いと言っても良いでしょう。


CCクリームにはこんな機能がある

透明感のあるナチュラルな仕上がり

素肌感

CCクリームの最大のメリットは「素肌感・透明感が出る」という点と言えます。

使用した人の口コミでは「CCクリームでメイクしたら、『ノーメイクなのに肌がキレイだね』と言われた」「すっぴん風に見せられる」といった感想も多く見られました。

BBクリームを使ったことのある人の中で、「こってり塗った感じがする」「厚化粧に見える」という点が気になった人も多いのではないでしょうか?


BBクリームでは目元・口元とのバランスが合わないことも

日常メイクに使われやすいBBクリームですが、意外と「素肌らしさ」が出ず、「ポイントメイクもしっかりしないとバランスが悪くなる」と感じる人も少なくありません。

その点CCクリームは、デイリーメイクをナチュラルにしたい人・素肌のような仕上がりにしたい人に向いています。

また旅先や出張・お泊りの時等に「完全なすっぴんを見せるのはイヤ」と思う人が、薄化粧感覚で使うことも多いようです。


素肌感はそのままで、色や光で肌悩みを補正する

色味補正

CCクリームは微妙な色補正や光を反射させる粒子を使った発光効果(屈折効果)等によって、以下のような肌の悩み・トラブルを穏やかにカモフラージュしてくれます。

CCクリームでカモフラージュできる肌悩み

  • 赤み(頬の赤み、小鼻まわりの赤み等)
  • 毛穴(Tゾーン毛穴、頬のエイジング毛穴等)
  • 小じわ(乾燥ジワ等)
  • 凸凹感(ニキビ跡等)
  • クマ(目元の青グマ、茶色っぽいクマ等)

つけ心地が軽い

CCクリームはファンデーションやBBクリームに比べてテクスチャーがサラリとしており、つけ心地が軽い傾向にあります。

「BBクリームだとベタついてイヤ」「お化粧をすると肌が疲れる」という人には嬉しい特徴ですね。

また水性タイプの製品も多く、油脂の分泌が多い人・油性成分を避けたい人にも向いています。


一本である程度ベースが完成する

CCクリームにはBBクリーム同様、多様な美容成分が配合される傾向にあります。

現在では保湿成分の配合を重視したものの他、エイジング成分・美白成分等の機能性に特化したCCクリームも販売されるようになりました。

乳液+美容液+薄いファンデーション」といった3つの機能性を持たせた多機能型基礎化粧品となっています。

単品で使用する場合には、朝の洗顔後には「化粧水後にCCクリームを塗るだけでOK」というツーステップ・スタイルを取るものがほとんどです。

中には「洗顔後にはこれ一本」と謳うワンステップ製品もあります。朝のケアを時短したい人にとって、とても助かる存在と言えるでしょう。


時短メイクでもきちんとUVカットできる

UVカット

シミやシワ・たるみの原因ともなる紫外線は、年間を通じてしっかり防止しておきたいものです。

でも忙しい朝のメイク時間に「秋冬にも日焼け止めをきちんと塗る」というプロセスは意外と手間がかかりますよね。

CCクリームではUVカット機能を備えたものが多く、時短メイクでも紫外線防止対策がきちんと行えます。


ファンデーションの下地としても

ファンデ下地

CCクリームはナチュラルメイクのための「単品使い」だけでなく、ファンデーションを塗る前の「下地」としても使用できる製品です。

デイリーメイクには単品使いですっぴん風仕上げにして、デートやパーティーの時には下地として使い、ファンデーションのノリや仕上がりを一段良くする・・・といった多面的な使い方ができます。

また「下地用」に特化させたCCクリームも多いです。

通常のスキンケア・メイクアップですと、

化粧水→美容液→乳液→化粧下地→コントロールカラー→ファンデーション

このような6ステップの手間が必要ですが、CCクリームを下地に使えば

化粧水→CCクリーム→ファンデーション

スキンケアからベースメイクまでのプロセスは3ステップまで短縮できます。

日中向けのしっかりオフィスメイクでも、夜向けのちょっと濃い目のメイクでも、短時間でベースが作れるという点でCCクリームは助かる存在なのです。


CCクリームのデメリット

カバー力が弱い

前述の通り、CCクリームはファンデやBBクリームのような「肌のアラを塗って隠す」ということを目的とした製品ではありません。

微妙な色彩の補正、光の当たり方による補正等によって、様々な肌の悩みを「ごまかす」製品と言っても良いでしょう。

そのためコンシーラーのように、気になるシミをしっかりと塗って隠す・クマがまったく見えない状態にするといった強力なカバー力は期待できません。

目立つシミ・クマ等が気になる場合には、別途ポイント用のファンデやコンシーラー等でカバーしていく必要があります。

シミやクマ、ほうれい線を隠せるおすすめのコンシーラーはこちらのページで解説しています。参考にしてみて下さい。

クマ・シミ・赤み隠しに!コンシーラーの使い方と選び方~おすすめアイテムや使う順番も解説


「メイク感」はほとんどない

メイク感を出す

「素肌感・透明感」が魅力のCCクリームですが、その分、単品使いの場合には「メイクをしていないように見える」という仕上がりになりがちです。

例えばメイクが必須のオフィスの場合は、CCクリームのみの使用ではベースメイクをしていないかのように捉えられてしまうかもしれません。

また着物向けメイク、パーティー用メイクといった場合だと、しっかりとしたポイントメイクとのバランスがうまく取れない可能性も考えられるでしょう。

「単品使い」の場合は、「すっぴんよりはいい」くらいのデイリーメイク・カジュアルなシーン向けのメイクと考えた方が無難です。


販売ブランド・メーカーが少なめ

爆発的な人気商品となったBBクリームの場合、日本国内での発売製品数は今や900種類を超える状態となっています。

『Dior(ディオール)』『SHISEIDO(資生堂)』といった一流ブランドから、『ちふれ』『CANMAKE』等の人気プチプラ系ブランド、ドラッグストアで購入できるアイテム等、選択肢は多彩です。

しかし「後発商品」といった印象の強いCCクリームは、根強いファンを獲得しつつも、残念ながらBBクリームほどの「大ヒット」とはなっていないのが現状です。

発売製品数は150~170点程度に留まっています。BBクリームやリキッドファンデーションに比較すると、選択肢がやや少ないわけです。


色展開が少ない

ファンデーションの場合、1アイテムに対するカラー展開は少なくとも4色(ピンク系・オークル系の各2色ずつ)はあるのが原則です。

色展開を重視するブランドであれば、1アイテムに対して16色~20色近い展開を行うものもあります。つまり「自分の肌色にピッタリと来るカラー」を見つけやすいわけですね。

ところがCCクリームについては、各メーカーの発売点数は「1ブランド(1アイテム)に対して1~2色」という程度に留まっていることがほとんどです。

自分の肌と馴染みが良く、なおかつ肌の悩みをうまく隠してくれるカラーを探すのが難しくなる可能性も考えられます。

毛穴パテ職人

毛穴パテ職人のCCクリームは2色展開
SANA

例えばSANA毛穴パテ職人は3種類の展開ですが色味は「自然な肌色」「明るい肌色」の2色のみ。

マットやモイスト、ブライトという分け方から、色よりも仕上がりの感触を重視しているようです。


平均価格はやや高い

CCクリームは『CHANEL(シャネル)』『CLINIQUE(クリニーク)』といった外資系一流ブランドや韓国コスメ、国産の場合でも高級系ブランドで展開される傾向が強いです。

反対にプチプラ系ブランドの展開は少々少ない傾向を見せています。

これがどのような結果をもたらすかというと、「BBクリームより平均的な価格がやや高めになる」というわけです。

近年では『KATE/カネボウ』等の比較的リーズナブルなコスメブランドや、ロート製薬等の製薬会社系から発売される製品も増え、平均価格の下降傾向は見せています。

とは言えアイテムの平均価格は2,500円~3,500円クラスのものが多く、1,000円台製品では選択肢が狭まります。

「とにかく安くメイクを済ませたい」という人の場合、自分の肌にピッタリと来るアイテムを見つけるのが少し難しくなるかもしれません。

やはりBBクリームの方が使い勝手が良さそう、という方はこちらのページがおすすめです。

人気のBBクリームとは?塗り方や選び方、機能別のおすすめアイテムを紹介


失敗しないCCクリーム~選び方と使い方

失敗しない選び方

前述の「CCクリームの基礎知識」で解説したように、CCクリームの定義・考え方はメーカーによって大きく異なります。

例えばCCクリームを「時短向けのオールインワン化粧品」とするメーカーもあれば、「肌悩みを隠すための下地」としているブランドもあるわけです。

そのためCCクリームを選ぶ場合には、まず使用目的をハッキリとさせておくことが大切です。


単品で使う

オールインワン化粧品・時短メイク用品として使う


下地として使う

塗った後にファンデーションを使用する


UVケア対策に使う

日常紫外線対策もしくはレジャー用紫外線対策


スキンケア重視で使う

乾燥肌・ニキビ肌・美白・アンチエイジング等、肌質・肌の悩みをメイク用品でもケアしたい時。

以下にはそれぞれの使い方に合った製品選びのコツ、おすすめ製品を紹介していきます。


CCクリームだけで使うなら→肌色系カラー展開をチェック

肌色ベース

「これ一本でスキンケアとメイクを済ませたい」「毎日は軽めのメイクでOK」という時短目的の人の場合には、CCクリームの単品使用がメインということになりますね。

この場合、選び方では以下の点がポイントとなります。

  • 色展開が肌色ベースのものか(BBクリーム・ファンデに近い色展開か)
  • 日本人の肌色に合った色展開がされているか
  • ブランド内での色展開が多いか(テスター等で自分の肌色・悩みに合ったものを選べるか)

外資系一流ブランドでも、日本国内販売品については「日本人の肌に合わせた色展開」を行うメーカーが多数あるので心配は要りません。

ただし海外からのお土産品・並行輸入品等の場合には、色展開・成分配合が微妙に違っていることがありますので注意しましょう。


カラー展開の豊富さでおすすめ『モイスチャーサージCCクリーム』

クリニークモイスチャーサージCC

ベージュ系の4色展開
クリニーク

クリニークのモイスチャーサージCCクリーム30は、東洋系の肌に合わせたナチュラルベージュの他、日本人女性に多い悩みである「黄色っぽくくすむ(黄ぐすみ)」「夏になると肌色が濃くなる」といった問題に合わせた4色展開が行われています。

標準的な肌色の人から色白の人まで、幅広い肌に合わせやすいCCクリームと言えるでしょう。

機能性・成分配合ともにバランスが良く「1本で確実にケアとメイクを済ませたい」という人向けの製品です。


肌色補正や下地として使いたい→肌の悩み向けカラー展開で選ぶ

「メイク下地」としてCCクリームを選ぶ場合、「コントロールカラー」のような使い方をするのがおすすめです。

肌色系のクリームを選ぶより、以下のような悩みに合わせたカラーのCCクリームを選んだ方が肌悩みをうまくカバーできます。


紫・ラベンダー系...くすみ飛ばし

日本人女性、特に年齢肌の人に多い「黄くすみ」を飛ばしやすい色です。下地として使うことで透明感が生まれ、大人の女性らしい上品な肌色になります。


黄色・オレンジ系...色ムラを自然にカバー

ヘルシーでナチュラルな雰囲気に仕上がります。また肌の色ムラ、シミやソバカス等を自然にカバーしやすい色です。


ピンク・ローズ系...毛穴対策に

柔らかで女性らしい雰囲気に仕上がります。また毛穴を目立たせない色でもあるので、頬毛穴等が気になる人にもおすすめです。


グリーン・ブルー系...赤ら顔対策に

肌の色黒さをカバーし、明るさのある白い肌に仕上げます。

またニキビ肌・赤ら顔等のカバーにも有効です。ただし塗りすぎると不健康そうに見えてしまうため、使用量には注意しましょう。

コントロールカラーの色の役割については下記のページで詳しく解説しています。是非参考にしてみて下さい。

コントロールカラーの使い方を解説!色の選び方&おすすめコントロールカラーも


肌色コントロールで肌悩みにおすすめ
『資生堂dプログラム 薬用スキンケアベースCC』

dプロ_スキンケアcc

資生堂 25g 3色

資生堂の敏感肌用ブランド「dプログラム」から出ているCCクリームです。

肌荒れ防止と炎症を抑える成分、トラネキサム酸とグリチルリチン酸ジカリウムの2種類を配合し、肌が不安定な時でも使えるCCクリームです。

ゆるめのクリームといった感じのテクスチャーで肌に密着するので、一般的なCCクリームよりカバー力があります。

色はナチュラルベージュ、ブルーグリーン、ベビーピンクの3色で、シミ・赤み・くすみや血色のなさに対応できるカラーが揃っています。

ナチュラルベージュは黄み寄りのタイプなので、クマやシミにピンポイントに使ったり、イエローベースの方におすすめです。



UVカット機能を重視→「SPF・PA表示」をチェック

UVカット機能

日焼け止めとしての効果を重視するのであれば、「SPF」と「PA」の表示及び指数の強さはしっかり確認しておきましょう。


SPF値(Sun Protection Factor)とは

日焼け肌・シミ・ソバカスの原因となる「紫外線B波(UV-B)」を防止するための指数です。

日本で販売される製品はSPF10~SPF50が主流で、50以上のものは「50+」と表示されます。


PA値(Protection Grade of UVA)とは

シワ・たるみの原因となる「紫外線A波(UV-A)」を防止するための指数です。日本では「PA+」~「PA++++」までの4つの指数表示が認められています。


UV-Aは冬でもふりそそぐ

特に重視しておきたいのが、冬季になっても照射量が落ちない「UV-A(紫外線A波)」への対策です。

SPF指数の大きさだけでなく「PA表示」があること、また指数が「PA++」以上はあることを目安としておくと良いでしょう。

日焼け止めだけじゃダメ!UV対策徹底講座


強いUVカット機能でおすすめ『ラナレイ プリズムCCクリーム』

ラナレイプリズムCC

ラナレイ

1本で8役もの機能を持つラナレイプリズムCCクリーム(ジェイ・ウォーカー)は「SPF50、PA+++」というUVカット機能に優れたCCクリームです。

CCクリームの範囲であれば、国内最強クラスの紫外線防止効果となっています。

この指数であれば、ビーチや登山・スキー、リゾート地等の紫外線を強力に浴びる場所であっても、しっかり紫外線をカットできるでしょう。

独自の製法である「オイルセパレート」という方式を取り入れているのも「プリズムCCクリーム」の特徴となっています。


成分を肌に密着「オイルセパレート」

オイルセパレートとは、伸びの良さを支えるオイル成分は付着させた後に揮発し、残った美容成分・ファンデーション成分がしっかりと肌に密着する構造を指します。

過剰な油分が肌に残らないため、化粧ヨレ・午後の肌のテカリといった問題を回避してくれるのです。

公式ネットショップからの購入であれば30日の返金保証も設けられており、気軽に試せる点も魅力となっています。


乾燥肌・敏感肌の方には→保湿成分をチェック

「冬場の外気やエアコンで肌が突っ張る」「頬や顎がカサカサする」そんな場合には、保湿を重視したCCクリームを選びましょう。

保湿というと「油分」ばかりに目が行ってしまいがちですが、ヒアルロン酸Na・乳酸Naといった「保水のための美容成分(保湿成分)」がきちんと配合されているか確認することが大切です。


保湿成分でおすすめ『米肌(MAIHADA)肌潤 マルチCCクリーム』


『米肌(MAIHADA)』は乾燥肌への対策を徹底して研究したKOSEによるブランドで、CCクリームでも保湿力が重視されています。

角質細胞を内側から潤す力があるとされる「米の胚芽油」や、「米ぬか酵素分解エキス」、「ハトムギ発酵液」「乳酸Na」等の天然抽出素材が多く配合されているのが特徴です。

更に乳酸菌である「ビフィズス菌発酵エキス」なども加えられ、肌を保湿しながらふっくらと整えてくれます。

「保湿系」というと重い仕上がりをイメージする人が多いですが、仕上がりは比較的サラサラと軽めです。


オイリー肌・ニキビ肌には→オイルフリーのアイテム

皮脂分泌が過剰であるオイリー肌、また10代~20代前半でニキビができやすい人の場合、メイク用品はできるだけ油分の少ないものであることが大切です。

特にニキビが既に出来ている場合、メイクアップ化粧品の油脂が酸化した「過酸化脂質」がニキビの刺激となり、症状を悪化させてしまう恐れがあります。

CCクリームはクリームファンデーション・BBクリームに比べ油分の使用量は少なめな傾向にありますが、できれば完全オイルカットをした製品を選んだ方が良いでしょう。


オイルフリーでおすすめ『スキンモイスチャーベース』

オルビス_スキンmベース

ORBIS(オルビス)

100%オイルカットのCCクリーム「スキンモイストベースCC」がリニューアルし、「スキンモイスチャーベース」となりました。

こちらも完全オイルカットです。

ヒアルロン酸やハチミツといった保湿成分・美容成分を87%配合という点は変わらず、大気汚染物質をバリアする成分が新たに配合されました。

ピンクベージュカラーの1色展開もそのままで、リニューアル前のCCクリームと同様の使い方ができます

「SPF28・PA+++」と紫外線防止指数も比較的あり、日常的な紫外線対策であればこちらでも十分と言えるでしょう。

紫外線吸収剤を使用していないので、肌への負担を軽くしたい人にもおすすめです。


シミ・シワ・たるみ対策なら→美白・アンチエイジング成分をチェック

美白対策・エイジング対策は、夜間だけでなく24時間行うことが大切であると言われています。

美容成分が高配合されたCCクリームであれば、ナチュラルメイクをしながら肌のお手入れもできるというわけですね。

美白・エイジング対策をしたい場合には、以下のような成分が配合されているかをチェックしておきましょう。


ビタミンC誘導体

ビタミンC

シミ・ソバカスの原因となるメラニン色素の生成を抑え、肌をトーンアップさせてくれる成分です。

またコラーゲン生成に欠かせない栄養素でもあり、定期的に補うことで肌のハリを整える効果もあると考えられています。

「美白+エイジング」の両方に役立つ存在というわけですね。特に肌への刺激が穏やかで吸収性の高い「APPS」は美白作用が高いと言われています。


フラーレン

エイジングの元となる「肌の酸化(悪玉活性酸素による角質細胞への攻撃)」を抑える働きを持った成分です。

強い抗酸化作用を持ち、肌をイキイキと若々しく保ってくれます。更にコラーゲンの生成を促進させる働きを持つことから、シワ対策にも有効であると考えられています。


プラセンタ

豚や馬等の胎盤からの抽出物で、アミノ酸やミネラルを豊富に含んでいます。

肌のターンオーバーを正常化させる「核酸」、抗酸化作用の強い「活性ペプチド」、新しい肌作りを促進する「細胞増殖因子(EGF)や線維芽細胞増殖因子(FGF)等、ハリのある肌作りに欠かせない成分が凝縮されたエキスです。

シミの無い白い肌へ!徹底美白したい人のための化粧品・食事・サプリとは?


美白・アンチエイジング対策でおすすめ『フラーレンCCクリーム』

フラーレンCC

ビューティモール

BeautyMallの「フラーレンCCクリーム」はフラーレン(リポフラーレン)を高濃度で配合しているだけでなく、APPS・VCエチル(ビタミンCエチル)・VCIP(油溶性ビタミンC誘導体)・APSと4種ものビタミンC誘導体も加えられ、「美白+エイジング」の両者に対応したCCクリームです。

更に保湿力の強いヒト型セラミド(セラミド2、セラミド3、セラミド6)も配合されており、乾燥ジワやほうれい線等への対策も期待できます。

こちらも価格帯が少々高いですが、オールインワン化粧品(乳液+美容液+クリーム+UVケア+下地+コンシーラー+ファンデーション)としての7つの機能を兼ね備えています。

スキンケア+時短メイク用としての単体使用が可能なので、全ての基礎化粧品・メイク用品を単体アイテムで揃えるのに比べれば、コストカットになるでしょう。

カラー展開はナチュラルオークル一色のみとなるので、この色合が肌に合っていれば、とても便利なCCクリームであると言えます。


おわりに

「CCクリーム」についての情報はいかがでしたか?

最近では女優さんやモデルさんがInstagramやFacebook等で「すっぴん顔」を披露することも増えていますが、実はここでも「CCクリーム」が密かに活躍しているようです。

あなたのまわりに居る「素肌がキレイ」という人も、こっそりCCクリームを活用しているのかもしれませんね。

また、透明感のあるナチュラルな美肌は、近年人気のナチュラルファッションやノームコアスタイルのファッションとも相性抜群です。

自分の肌にピッタリと合ったCCクリームを見つけて「しっかりメイクじゃないのにキレイ」という肌を演出してみましょう!
※本記事で紹介している製品の成分内容・価格などは最新の情報をサイトでご確認下さい。





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