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炎症を起こしたニキビが頬や顎にプックリ・・・こんな「赤ニキビ」は見た目に目立つだけでなく、痛い・かゆいといった違和感があるのも困りものですね。
また赤ニキビは対策を間違えてしまうとニキビ跡になったり、再発しやすい面倒なニキビでもあります。
ニキビが「赤ニキビ」になってしまったら、どんな対策を取れば良いのでしょうか?
ここでは赤ニキビを治し、キレイな肌を取り戻すための対策やニキビ跡の予防法等を解説していきます。
赤ニキビとは?見分け方や特徴
赤ニキビとは、その名のとおり見た目が赤っぽいニキビのことを指します。
ぷっくりと腫れることも多いため、見た目だけでもハッキリと分かりやすいです。
まずはこの赤ニキビについて、基本的な特徴を知っておきましょう。
赤ニキビは白・黒ニキビの重症化
「赤ニキビが肌に突然できる」ということはありません。
ニキビ(尋常性ざ瘡)にはいくつかの段階があるのですが、赤ニキビはその中でも比較的重症度の高いニキビの段階となっています。
ニキビの段階
白ニキビ
ニキビの初期症状。プツッと小さく色味はほぼありません。毛穴の奥に皮脂や老廃物が詰まった状態ですが、炎症は起きていません。
黒ニキビ
詰まった皮脂が酸化して黒ずみ、見た目が黒っぽくなります。シミ・ホクロのように見えることも。この状態もまだ炎症は起きていません。
赤ニキビ
白ニキビもしくは黒ニキビが炎症を起こして、赤く腫れた状態です。医学用語では「炎症性ざ瘡(えんしょうせい・ざそう)」と呼ばれます。
肌の状態によっては、複数あるニキビのうち、白ニキビと赤ニキビが混じっていたり、黒ニキビと赤ニキビが混じっていることもあります。
赤ニキビの原因はアクネ菌の増殖
なぜニキビが炎症を起こすのでしょう?その原因とも言えるのが「アクネ菌」です。
アクネ菌はいつも肌に居る常在菌
アクネ菌(正式名称プロピオニバクテリウム・アクネス)は、カゼ菌やウイルスとは違い「外からやってくる雑菌」ではありません。
ふだんから私たちの肌で生きている「常在菌(じょうざいきん)」の一種です。
アクネ菌は細かく種類分けをすると66種類以上も存在しています。
そしてほとんどのアクネ菌は、肌のph(ペイハー)を弱酸性の状態に維持している「善玉菌(良い役割をしている菌)」なのです。
ところが一種類だけ、ニキビの原因となる悪いアクネ菌がいます。このアクネ菌が増えてしまうと、ニキビが悪化するのです。
悪玉アクネ菌はなぜ炎症を起こす?
アクネ菌には以下のような特徴があります。
アクネ菌(悪玉菌)の特徴
- 皮脂やオレイン酸をエサにする
- 空気に触れないところが好き
- リパーゼ酵素を作り出す
皮脂づまりの毛穴はアクネ菌の最適環境
毛穴の中に皮脂がたまった「白ニキビ(もしくは黒ニキビ)」は、悪玉アクネ菌にとって「好物である皮脂がたくさんある環境」とも言える状態です。
さらに毛穴が皮脂でふさがっているので空気に触れることがなく生きやすいので、アクネ菌はどんどん毛穴の中で増えていきます。
しかし、白ニキビの状態ではまだ炎症は起きていません。
白ニキビの状態のまま放置し、増殖し続けたアクネ菌は「リパーゼ酵素」を作ります。この酵素に脂肪を分解させる働きがあります。
分解された皮脂が炎症の物質
脂肪を分解させるなら肌に悪いことはないのでは?と考えたくなりますね。実はニキビの原因は皮脂そのものではないのです。
このリパーゼ酵素によって分解された脂肪(皮脂)は、「遊離脂肪酸(ゆうりしぼうさん)」に変化し、これが炎症を引き起こしてしまうのです。
炎症状態である毛穴(毛包)には、その炎症を鎮めようと白血球が集まり毛穴を攻撃します。
すると毛穴が破れ周囲にまで炎症が広がってしまう悪循環となるわけです。
赤ニキビは痛い・かゆい
炎症化している赤ニキビは「痛い」や「かゆい」といった症状をもたらし、ほとんどかゆみや痛みが無い白ニキビや黒ニキビとは大きな違いがあります。
なお「かゆみ」については「耐えられない」といったほどの大きな症状とはならないことがほとんどです。
しかし、摩擦や接触しやすい場所にできた赤ニキビは「痛い」と感じられるケースが多く見られます。
赤ニキビはニキビ跡が残りやすい
炎症を起こした赤ニキビは、毛穴内部に膿やしこりが溜まって広がることもあり、治った後でも表面や肌細胞の奥にダメージが残って、クレーターや色素沈着などのいわゆる「ニキビ跡」が肌に残る傾向にあります。
赤ニキビができてしまったら、ニキビを治すだけでなく「赤ニキビ跡」を作らない対策をすることも大切です。
ニキビ跡の例
赤っぽいニキビ跡
赤ニキビの炎症がおさまった直後にできやすいです。肌の炎症がまた残っている状態です。
茶色っぽいニキビ跡
赤ニキビがほぼ治った後に肌に残ります。肌を守るためのメラニン色素(黒色色素)が増えてしまっている状態です。
クレーター状の跡
肌細胞が破壊され、凹んでしまった状態です。赤ニキビがさらに悪化して膿が大きく溜まった状態になるとクレーター跡が残りやすくなります。
赤ニキビができた時のスキンケア対策
ニキビが進行して「赤ニキビ」になってしまったら、まず切り替えるのがスキンケアです。
赤ニキビができた時の洗顔料は?
最初に見直したいのが、1日2回の洗顔に使う洗顔料です。スクラブ入り等の摩擦力が強い洗顔料はNGです!
泡で優しく洗いながら、配合されている成分がニキビに働きかけるものを選びます。
オイリー肌なら「サリチル酸」入り洗顔料
肌が常に脂っぽくベタベタしている、食事や睡眠に気を遣っても皮脂の分泌が活発・・・このような「オイリー肌」で赤ニキビができた時には、「サリチル酸」を配合した洗顔料がおすすめです。
サリチル酸は殺菌効果が高く、赤ニキビの炎症の元となる「アクネ菌」の繁殖を抑える他、その他の雑菌も殺菌して炎症の悪化を防いでくれます。
また、サリチル酸には古い角質を取り除く「ピーリング効果」もあります。
肌に古い角質がたまっている状態は、毛穴が皮脂で詰まる原因のひとつですから、肥厚した角質をサリチル酸で取り除いて毛穴を正常な状態に戻し、ターンオーバーを正常化させれば肌全体のニキビ予防効果も期待できます。
サリチル酸入おすすめ洗顔料①
ノブ ACアクティブ ウォッシングフォーム
サリチル酸やAHAでマイルドピーリング
殺菌成分のサリチル酸・抗炎症のグリチルリチン酸2Kの、ニキビを撃退する2つの成分が入った洗顔料です。アクネ菌の増殖を抑え、赤みやハレなどの炎症を防ぎます。
ニキビケアしながらも、つるりとした肌に導いてくれるのもこの洗顔料のポイント。
AHAの角質柔軟効果で古い角質を柔らかくして、毛穴づまりや黒ずみ・余分な皮脂をつるりとなめらかに洗い上げるので、次に使う化粧水や美容液等の浸透を良くする効果も期待できます。
価格が少々高いのが難点ですが、一度使って「他の洗顔料に戻れない」と感じたという口コミも目立つなど、クオリティの高さには定評があります。
同ラインの化粧水やクリームにはヒアルロン酸・リピジュア・セラミドといったたっぷりの保湿成分を配合しているので、オイルではなく保湿成分を与えたい大人ニキビには特におすすめしたいアイテムです。
- 価格:2,750円税込
- 内容量:100g
- メーカー:常盤薬品
- 10点セットお試し:1,650円税込※送料無料
サリチル酸入りおすすめ洗顔料②
ナリス アクネグラン 薬用クリーミーウォッシュ
泡切れの良さも赤ニキビ肌向け
有効成分としてサリチル酸を配合した薬用(医薬部外品)のニキビ向け洗顔料です。
泡立ちが良く、少量でもモコモコっとした泡がカンタンに作れるのが特徴。
しっかりした泡が立てられるので、痛い・かゆい赤ニキビを摩擦で刺激せず、やさしく洗い上げることができます。
泡切れも良く、赤ニキビを悪化させる原因となる
余計な成分が肌に残らないのも嬉しいポイントと言えるでしょう。
ニキビ向けの洗顔料としては、洗い上がりは比較的しっとりとしてソフトです。
- 価格:1,430円税込
- 内容量:100g
- メーカー:ナリス化粧品
乾燥肌・敏感肌は「グリチルリチン酸2K」の洗顔料
少しでも乾燥を感じる場合やデリケートな肌、年齢が20代後半以上の場合、肌へのピーリング作用が強い「サリチル酸」を毎日使用するのは避けた方が良いです。
肌のターンオーバー力が追いつかず、肌が薄くなって乾燥が促進されてしまう恐れがあります。
この場合には、炎症を抑える「グリチルリチン酸2k」(グリチルリチン酸ジカリウム)が配合された洗顔料を選びましょう。
グリチルリチン酸2kには抗炎症作用があり、赤ニキビ等の肌の炎症を穏やかに鎮めてくれる働きが期待できます。
肌への作用も比較的穏やかなので、乾燥肌・敏感肌の人でも毎日のスキンケアに安心して取り入れられるのも魅力です。
グリチルリチン酸2K入りおすすめ洗顔料①
「資生堂dプログラム エッセンスイン クレンジングフォーム」
肌荒れケアと保湿を両立
2019年1月に、従来の「コンディショニングウォッシュ」から「エッセンスイン クレンジングフォーム」に生まれ変わって新発売されました。
変更されたポイントは、
肌あれ防止の成分として「グリチルリチン酸2K」と保湿成分の「H-スタビライジングB」を新たに配合している点です。
ニキビの赤みやハレを鎮め、肌のしっとり感を上げた内容になっています。
たっぷりとしたクッション泡で汚れを包み込み、ゴシゴシとこすらず肌摩擦をおさえて洗えるところも嬉しい進化ポイントです。
- 価格:2,090円税込
- 内容量:120g
- メーカー:資生堂
グリチルリチン酸2K入りおすすめ洗顔料②
「花王キュレル 泡洗顔料」
泡切れの良さも赤ニキビ肌向け
敏感肌や乾燥肌の人に特に少ないと言われる
肌の必須成分「セラミド」を守るために作られた洗顔料です。
肌が必要とする潤い機能は奪わずに、赤ニキビ悪化の原因となる余分な皮脂や汗汚れ等はキチンと洗い流してくれます。
有効成分(消炎剤)としてグリチルリチン酸2Kを規定量配合しており、薬用(医薬部外品)の認定を受けています。
ポンプを押すだけできめ細やかな泡が出てくるので、忙しい朝の洗顔にも便利です。
- 本体150ml:1,000円~1,300円程度
- メーカー:花王
赤ニキビができた時の化粧水や乳液は?
赤ニキビができた時には、基礎化粧品も赤ニキビ向けの成分が入っているものを選びたいところです。おすすめの代表的な成分を紹介します。
ビタミンC誘導体入り化粧水で赤ニキビ跡の予防も
赤ニキビができた時に向いた美容成分が「ビタミンC誘導体」です。
ビタミンC誘導体には、肌の過剰な皮脂分泌を抑える働きがあります。
そのため、毛穴の中に皮脂がどんどんたまってニキビが悪化するのを防ぐ効果が期待できるのです。
またビタミンCには、肌の黒ずみやシミの元である「メラニン色素」の生成を抑える働きもあります。
赤ニキビが茶色っぽいニキビ跡にならないための予防対策にもなるのです。
ビタミンC誘導体には「水溶性」と「油溶性」の2種類がありますが、皮脂抑制効果を狙うのなら水溶性のビタミンC誘導体がおすすめです。
ビタミンC誘導体成分名の例
- リン酸アスコルビルマグネシウム
- リン酸アスコルビルナトリウム
- L-アスコルビン酸-2グルコシド
- パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(APPS)
なおビタミンC誘導体は、ニキビ向けの化粧水だけでなく、美白用化粧水にも多く配合されています。
ただし美白化粧水のすべてが必ずビタミンC誘導体入りとは限りませんので、成分配合は必ずチェックするようにしましょう。
エトヴォス 薬用アクネVCローションⅠ
働きの早いビタミンC誘導体を配合
ミネラルメイクやセラミドスキンケア等が人気のETVOSでは、ニキビケア向けのスキンケアにビタミンC誘導体が配合されています。
肌でビタミンCとして働き始めるのが早いビタミンC誘導体「VCエチル」を採用し、
皮脂コントロール力をすばやく発揮します。
肌荒れや炎症防止の成分としてグリチルリチン酸2K(甘草エキス)も配合されているので、炎症を抑えたい赤ニキビにおすすめです。
油分ではなく水分で肌を潤す
ヒアルロン酸やリピジュア・天然保湿因子(NMF)といったといった効果の高い保湿成分も加えられていて、肌内部の乾燥でバリア機能が崩れた大人ニキビ肌にも使えます。
肌の刺激となるシリコンやパラベン、界面活性剤、鉱物油など6つの成分が不使用となっています。
メイクの上から使えるスポッツジェルやさらりと潤すクリームジェルなどの4点お試しセットなら、ニキビケアスキンケアがラインで使えます。
- 価格:4,180円税込
- 内容量:150ml
- メーカー:ETVOS(エトヴォス)
ビタミンC誘導体入りおすすめ化粧水
ドクターシーラボ フォトホワイトC 薬用ホワイトニングローションEX
さっぱり感触の皮脂づまりケア
「
肌に届いてからの持続力が強い」と言われるビタミンC誘導体「L-アスコルビン酸2-グルコシド」を配合した化粧水です。
また「アーティチョークエキス」「セイヨウナシエキス」「プルーン酵素分解物」等の植物成分を配合しており、肌を柔らかく整えて皮脂の毛穴づまりを防いでくれます。
化粧水のテクスチャーや使い心地はかなりサッパリ系なので、ベタベタした保湿ケアが苦手な人にもおすすめです。
着色料や合成香料・ミネラルオイル・パラベン等の刺激物を使わない処方なのも嬉しいポイント。
ローションをたっぷりとコットンに浸して、赤みやニキビ跡の残りが気になる部分を軽くコットンパックしてあげるのもおすすめです。
- 価格:4,180円税込
- 内容量:180mL
- メーカー:ドクターシーラボ
- 公式サイト・定期購入割引あり
アラントイン入り化粧水は赤ニキビのある敏感肌にも
ビタミンC誘導体入りの化粧水は、バリア機能が低下した敏感肌や乾燥肌には少々刺激が強い場合もあります。
こんな時の赤ニキビ対策におすすめなのは「アラントイン」という成分です。
アラントインは動物の羊膜から発見された成分で、現在では「尿素」から化学合成されて作られています。
抗炎症作用があり、アレルギー等の皮膚刺激に対する対抗策として、またニキビ対策として用いられます。
ニキビ跡を作らせないためのケアに
さらにアラントインには、細胞増殖作用もあります。皮膚の表皮細胞が増殖するのを助ける働きが強く、その効果はやけどや湿疹の薬にも用いられるほどなのです。
赤ニキビによって肌が傷つくのを防止して、赤ニキビ跡予防をしてくれるというわけですね。
アラントインは低刺激性なので、敏感肌や乾燥肌の人でも使いやすい成分となっています。
「赤ニキビ対策がしたいけど、強い成分だと刺激になってしまう」という人は試してみる価値があるのではないでしょうか。
ピオニン(感光素201号)入り化粧水で攻めのニキビケア
「もっとしっかり赤ニキビの炎症を抑えたい」という時には、ピオニン(感光素201号)が配合された化粧水を試してみるのも手です。
ピオニン(感光素201号)はシアニン系の色素で、強い抗菌性があるのが特徴となっています。
アクネ菌が殺菌できるとともに、黄色ブドウ球菌等の雑菌が発生するのも抑え、肌を清潔な状態に保ってくれるのです。
皮脂の分泌量が非常に多く、アクネ菌が過剰発生してしまう場合の頼りになる対策となることでしょう。
古い角質除去も
またピオニン(感光素201号)は抗酸力も強く、古い角質を除去する働きも持っています。
さらにメラニン色素の生成を抑える働きもあるため、ニキビ跡の予防対策にもなってくれます。
ニキビ向けのメディカルコスメや医薬部外品等の有効成分としてピオニン(感光素201号)配合されていることからも、その効果の強力さが伺えますね。
サプリで赤ニキビ改善&ニキビ跡予防!
白ニキビや黒ニキビが赤ニキビにまですぐに悪化する、赤ニキビが何度も再発する・・・これは肌の表面だけでなく「肌細胞を作る栄養バランス」がかなり乱れているサインです。
健康な肌細胞を作る力が失われていると、赤ニキビは治りにくく、さらに赤ニキビ跡もできやすくなります。
不足しがちな栄養素をサプリメントで補って、体の内側からも赤ニキビを治していきましょう。
美肌作りに欠かせないビタミンC
赤ニキビ対策にまず摂取したいのが「ビタミンC」です。
スキンケアの「ビタミンC誘導体」の項目でもご紹介したように、ビタミンCには黒ずみ・茶色いニキビ跡の元となる「メラニン色素」が作られるのをジャマする働きがあります。
赤ニキビを茶色いニキビ跡にしないために、まず摂りたい栄養素なのです。
さらにビタミンCは、肌のみずみずしさや弾力の元となる「コラーゲン」を生成する役割を持っています。
体の中のビタミンCが欠乏すると、肌が固くなりがちに。毛穴もふさがりやすくなって、どんどん赤ニキビが増えてしまう・・・というわけですね。
ところがビタミンCは、体内では自己生成することができず野菜や果物・サプリメントなどから摂取するしか無いのです。
さらにビタミンCは以下のような要素で体からどんどん失われてしまいます。
ビタミンCが破壊される原因
- 紫外線
- 睡眠不足
- 運動、疲労
- 飲酒
- ストレス
- 喫煙(タバコ)
「最近、生活が不規則かも」という人はもちろん、毎日外に出て活発に活動している人も「ビタミンC不足」という可能性が高いのです。
ビタミンCは体の中に数時間しか溜めておけないので、1日に2~3回に分けて、定期的にビタミンCを補給するようにしましょう。
ビタミンCのおすすめサプリメント
キューサイ コラリッチ 早摘みアセロラビタミンC
自然由来の良質ビタミンC
真っ赤な小さな果実「アセロラ」から抽出したビタミンCで作られたサプリメントです。
自然由来のビタミンCは、化学的に作られた合成ビタミンCよりも体に吸収されやすく、的確に肌へと届くと言われています。
「コラリッチ」のビタミンCサプリでは、ビタミンC含有量が最も高くなる熟す前のアセロラからビタミンCを抽出しています。
1日3粒で155mg、良質なビタミンCを手軽に摂取することが可能です。
- 内容量:42粒
- メーカー:キューサイ
- ※定期購入割引あり
できてしまった赤ニキビ跡には「L-システイン」
L-システイン(チオセリン)はアミノ酸の一種です。
体内でできてしまったメラニン色素を、体の外へと運び出す働きを持っています。
上でご紹介した「ビタミンC」がメラニン色素が作られるのを未然にジャマするのに対して、「L-システイン」は「生まれてしまったメラニン色素」にも働きかけることができるのです。
つまり、もう茶色っぽい赤ニキビ跡になりつつある・・・という時の対策にもなってくれるというわけですね。
またL-システインには、紫外線等によって生まれる酸化物質のひとつ「カルボニル化タンパク質」が増えるのを抑える抗酸化の働きもあります。
肌を弱らせる酸化物質を作らせないことで肌のバリア機能をアップさせ、ニキビが悪化しにくい・できにくい肌を作ってくれるのです。
L-システインのおすすめサプリメント
エスエス製薬 ハイチオールC ホワイティア
たった2錠でL-システイン補給
シミ・そばかす・肌の炎症等のための医薬品です。
成人1日量分で、
L-システイン240mg、ビタミンC(アスコルビン酸)500mgが含有されています。
1日たった2錠でOKという手軽さも魅力。エスエス製薬独自の製剤技術によって、従来の製品よりも粒が小さくなっており、錠剤が飲みにくい人でもスムーズに飲めるようになっています。
なおハイチオールCは「医薬品(薬)」という扱いなので、他の薬との飲み合わせ等が不安な場合には医師・薬剤師に事前に相談をしましょう。
組み合わせると強力になる「トラネキサム酸」
トラネキサム酸は、必須アミノ酸のひとつである「リシン」から人工的に合成されたアミノ酸の一種です。
炎症を起こす酵素「プラスミン」を抑える働きを持っており、抗炎症成分として医療用の治療薬等にも用いられています。
また女性ホルモンの乱れによって生まれるメラノサイト(肌の黒ずみの根源)をブロックする働きがあり、現在ではシミや肝斑、そしてニキビなどの炎症後の色素沈着対策の成分としても注目されるようになりました。
上で紹介した「L-システイン」と組み合わせることで、メラニン色素(ニキビ跡の黒ずみの元)を防止する効果がより高まると考えられています。
なおトラネキサム酸単体でのサプリメント販売は、現在国内では行われていません。
肝斑用の市販薬を使用するか、美容皮膚科等で販売されている医薬用サプリメントを購入する必要があります。
皮脂のバランスを整える「ビタミンB群」
何度も赤ニキビが再発する、毛穴に皮脂がつまりやすい、肌のベタベタが収まらない・・・このような場合、ビタミンB群が不足している可能性も考えられます。
ビタミンB2は、脂質を代謝し体の各部に届け、丈夫な皮膚や粘膜を作る栄養素です。
またビタミンB6は肌細胞の元「タンパク質」を代謝するのに欠かせません。
さらにビタミンB7(ビオチン)は、みずみずしい肌の元「コラーゲン」を作るために必須のビタミンです。
これらのビタミンB群が不足すると、肌のバリア機能が弱まるだけでなく、新しい肌を作るターンオーバーの機能が低下します。
古い角質が肌表面に留まって肌がゴワつき、毛穴が詰まる=ニキビ・吹き出物のできやすい肌になってしまうのです。
さらにビタミンB不足では脂質が正常が代謝されなくなるため、余分な皮脂が過剰分泌される「ベタベタオイリー肌」に傾きます。
ビタミンBが不足する原因
- 揚げ物やスナック菓子等の脂質の多い食事
- 飲酒
- 砂糖を入れた清涼飲料水、コーヒー、菓子類
- 肉・魚等を抜く過剰なダイエット 等
上記のような食事に思い当たる点が多い人は、ビタミンBの補給を考えてみましょう。
ビタミンB群のおすすめサプリメント
DHCビタミンBミックス
たった2錠でL-システイン補給
ビタミンB1・B2・B6・B12・ナイアシン・パントテン酸、そしてビオチン(ビタミンB7)をまとめて摂取することができる便利なサプリメントです。
マルチビタミンB群のサプリメントではシェアナンバーワンを誇っています。
1ヶ月分(約30日分)で200円台と、リーズナブルな価格なのも助かりますね。
コンビニエンスストアやドラッグストア等でも買えるので、手軽にチャレンジできます。
1日分は2粒ですが、効率的に摂取するなら朝1粒・夜1粒に分けて飲むのがおすすめです。
- 価格:247円税込
- 内容量:1日2粒目安・30日分
- メーカー:DHC
赤ニキビ跡を作らないための対策
赤ニキビの炎症が少しおさまって来た時には、ついつい気を抜いてしまう人が多いのではないでしょうか。
でもこの時の対策の有無で、赤ニキビ跡ができるかどうかが決まります!
赤ニキビを茶色いニキビ跡やクレーター跡にしないための対策を知っておきましょう。
帽子や日傘で紫外線対策を
赤ニキビができた後の肌細胞は、大きなダメージを負っている状態です。これをさらに疲れさせてしまうのが、紫外線(UVA・UVB)による刺激。
ニキビが治りたての箇所を陽の光にあてるのは、傷が治りきっていないところをもう1回ヤケドさせているようなものなのです。
ニキビができた時・治った時には、紫外線をカットする対策を毎日取ることが一番!一番手軽なのは、帽子や日傘等で紫外線を遮る方法です。
UVカット率が99%以上の表示がある製品を選び、キチンと紫外線を遮りましょう。
なおUVB(紫外線B波)は冬になると照射量が落ちますが、UBA(紫外線A波)は冬でも夏とほとんど変わらない量が降り注いでいます。
秋冬だからといって、紫外線対策をサボるのはNGですよ。
赤ニキビを再発させない日焼け止め選び
日傘等が使えない時やアウトドアにでかけたい時は、日焼け止めで紫外線対策をすることも大切です。
でも「とにかく強い日焼け止め」を選ぶのは良くありません。
日焼け止めの成分の刺激によって、赤ニキビが再発してしまうためです。
肌への負担が少ない日焼け止めを選ぶようにしましょう。
ニキビ肌にも使いやすい日焼け止めの選び方
オイルの少ないもの
肌に膜を貼るような強い油分を多く含むものだと、油脂が毛穴に詰まって新たなニキビを作ったり、ニキビを悪化させる原因になります。
オイル使用が少量でサラリとしたものを選びましょう。
「汗・水をはじく」「強力ウォータープルーフ」などの表示が無いものなら、オイルが少ないタイプを選べます。
数値はSPF20~30前後、PA++程度&紫外線吸収剤不使用
紫外線散乱剤と紫外線吸収剤の違い
画像出典:花王
紫外線吸収剤は、自分が化学変化を起こし熱に変換したりすることで紫外線を吸収して、肌に届く紫外線をブロックするしくみです。
変化後の物質が肌に残るという点で肌への刺激が大きくなるため、紫外線吸収剤ではなく紫外線散乱剤を使うタイプのものを選んだ方が無難です。
また、SPF(紫外線B波カット指数)やPA(紫外線A波カット指数)は、高くなるほど肌への負担も大きくなります。
普段遣いのものであればSPF20程度でも十分です。
高いSPFで肌をカバーするより、軽めのSPFでこまめに付け直しをした方が紫外線カット力は続きます。
紫外線散乱剤には酸化チタンや酸化亜鉛などの金属物質が使われるので、金属アレルギーの方は避けて下さい。
お湯や石けんで落とせるもの
日焼け止めを落とすために別途クレンジングが必要なタイプだと、クレンジング剤で皮膚に負担をかけてしまいます。
お湯や石けんだけでカンタンに落とせることが明記されている製品を選びましょう。
保湿成分を配合しているもの
日焼け止めを塗っている肌は乾燥してしまいがちです。
「ヒアルロン酸Na」「グリセリン」等の保水成分を配合していて、付けながら肌を潤すタイプの日焼け止めの方が安心です。
ジェルタイプよりミルクタイプがおすすめ
製品によっても刺激の度合いは異なりますが、一般的にミルクタイプの日焼け止めの方が刺激がおだやかで使いやすい傾向です。
クリームタイプは油脂が多いので避けましょう。
ニキビ肌のおすすめ日焼け止め①
ポーラ ホワイティシモ UVブロック ミルキーフルイド
サラリ感触でしっかり紫外線ブロック
紫外線吸収剤フリーでも、SPF30・PA+++という充分な紫外線防止効果のある日焼け止めです。
クリームタイプではありますが、テクスチャは伸びやすくなめらかで、伸ばした感触はミルクといった感じ。
みずみずしくさっぱりとした使用感で、ニキビ肌の方でも気持ちよく使うことができますし、紫外線吸収剤フリー製品にありがちな白浮きやきしみもありません。
2歳以上の子どもにも使えるマイルドな成分で、もちろん石けんだけでスルリと落とせます。
- 価格:3,850円税込
- 内容量:50g
- メーカー:POLA(ポーラ)
ニキビ肌のおすすめ日焼け止め②
ユースキンS UVミルク
紫外線吸収剤不使用でもしっとりな使い心地
「小さな子どもでも使える日焼け止め」として人気のユースキンSの日焼け止めミルクです。
SPF25、PA++なので、夏場でも日常生活の紫外線対策であれば十分に活躍してくれます。
毎日使っている石けんや洗顔料でスルッと日焼け止めが落とせるのも嬉しいポイントです。
保湿成分としてヒアルロン酸やアミノ酸、しその葉エキス等が配合されており、塗った後の触り心地は適度にしっとりです。
アルコールや紫外線吸収剤・香料・着色料等の刺激物が配合されていないため、赤ニキビやニキビ跡が気になる肌にも負担をかけにくいです。
- 実売価格:700円~800円前後
- 内容量:40g
- メーカー:ユースキン製薬
赤ニキビ跡をコンシーラーで隠してはダメ?
ニキビが治った跡の赤みとできるだけ早く隠したい・・・と思う人は多いことでしょう。
でも赤ニキビ跡をファンデーションやコンシーラー等で隠すのはあまりおすすめできません。
ニキビができてから完全に肌の状態が元に戻るまでには、実は6ヶ月もかかります。
一見治ったように見える「赤みのあるニキビ跡」は、炎症の跡が肌に強く残っている状態なのです。
ニキビが治ったように見えていても、肌の奥ではまだ炎症が完全に収まりきっておらず、アクネ菌が増殖しやすい状態にあります。
この時に赤いニキビ跡をムリにコンシーラーやファンデーションで塗り隠してしまうと、化粧品の油分や成分が刺激となり、赤ニキビを再発させることにつながってしまいます。
特に油分の多い「クリームファンデーション」や「リキッドファンデーション」「コントロールカラー」等を繰り返し使うのは止めましょう。
どうしてもニキビ跡を隠す時には緑のコンシーラー
上で紹介したとおり、赤いニキビ跡は原則としてメイクで隠すのはNGです。
でもパーティーやイベントへの出席・証明写真の撮影等、「どうしても赤いニキビ跡を隠したい!」という時もありますよね。
そんな時には緑色のコンシーラーを使い、できる限り軽めのメイクでニキビ跡を隠すようにしましょう。
緑色は赤の反対色なので、少しコンシーラーを使うだけでも赤みを消すことができます。
ほんの少しだけコンシーラーをつけたら、上からは軽いルースパウダー等でカバーをしましょう。
コンシーラーの上にさらに油分多めのファンデーションは重ねないでください。
顔全体の赤みにおすすめ「資生堂dプログラム 薬用スキンケアベースCCグリーン」
つけているだけでニキビや肌あれを防止
肌あれや炎症予防の有効成分、トラネキサム酸とグリチルリチン酸2Kが配合されたカラーコントロール下地です。
メイクしながらニキビ悪化の予防ケアができます。
顔全体に赤ニキビが広がって、赤ら顔の印象を与えてしまう方にはグリーンがおすすめ。毛穴補正パウダーの光拡散効果で毛穴まで目立たなくしてくれます。
ニキビのもとになりにくい処方もされているので、安心して使うことができますね。ゆるめのクリームタイプで、摩擦を起こさずスルリと伸びていきます。
- 価格:2,750円税込
- 内容量:25g
- メーカー:資生堂
ポイントカバーにおすすめコンシーラー
キャンメイク カバー&ストレッチコンシーラーUV C01ライトグリーン
プチプラでも密着&低刺激コンシーラー
プチプラのメイクブランドとして定番人気である『CANMAKE』のリキッドタイプコンシーラーです。
伸縮性のストレッチパウダーが肌にピタッと吸着して気になる部分を隠してくれます。
香料や紫外線吸収剤・アルコール・タール系色素等、刺激が強い成分を使わない処方になっているのも魅力。
チップで塗り拡げるタイプなので、小さなニキビ跡にも広めの部分にも塗りやすいです。
ニキビ跡カバーの他、小鼻の横の赤みや頬の赤み隠し等にも使えます。
- 価格:858円税込
- 内容量:7.5ml
- メーカー:井田ラボラトリーズ
おわりに~治すより前に悪化させないスキンケアを心がける
上で解説したとおり、赤ニキビは肌の炎症が強く起こっている状態のニキビです。
そして赤ニキビによる炎症の影響を受けて、ニキビができている周辺や顔全体の皮膚も過敏になっています。
洗顔やクレンジング等のスキンケアでは、肌全体を優しくいたわり、保護してあげることを意識しましょう。
※本記事で紹介している製品の情報は公式サイト等で最新をご確認ください。