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小鼻の周りや口元・目元等の化粧崩れに悩んでいるという女性は、とても多い様子。
「朝に丁寧にメイクをしても、昼になる前にグズグズに崩れちゃう・・・」これでは困ってしまいますよね。
化粧品会社によるモニター調査では、「化粧崩れに悩んでいる」という人のうち、実に68%が肌質や化粧崩れの悩みに合っていないファンデーションを使っていたのだとか。
いま起こっている化粧崩れの原因が、ファンデーションとのミスマッチだった！という可能性が大きいんです。
つまり、化粧崩れを防止するためにまず見直したいのが「ファンデーション選び」と言えます。
ここでは化粧崩れをしないためのファンデーション選びのポイントや、化粧崩れ防止効果があると人気のファンデーションのランキング、メイク崩れをしないための裏ワザ等をご紹介していきます。
化粧崩れ防止にはまず3つの原因を知ることから
化粧崩れをしないファンデーションを選ぶために特定をしたいのが、「化粧崩れをする原因」です。
「化粧崩れの原因＝汗」と思いこんでいませんか？
汗対策をすればいいという思い込みから「とにかくウォータープルーフタイプ」「とにかく水に強いパウダリーファンデーション」を選んでしまい、これが化粧崩れを促進させている・・・ということもあるんですよ。
まずは化粧崩れが起きる3つの原因を知っておきましょう。
皮脂＋汗による化粧崩れ
一般的な「化粧崩れ」としてイメージされるのが、この「皮脂＋汗」による化粧崩れです。
皮脂は「脂（あぶら）」という漢字が含まれている通り、多くの油分が含まれています。
「ファンデーションの油分」とこの「皮脂」が混じりあうと、ファンデーションが溶け出してしまうんですね。
ファンデーションが溶け出して浮いた状態になったところに更に汗をかくと、汗がメイクを含んで流れ落ちてしまい、化粧崩れの原因となります。
乾燥による化粧崩れ
意外と知られていないのが、「乾燥による化粧崩れ」です。
肌細胞の水分量が低下して乾燥した状態になると、肌は表面を少しでも潤そうとして「皮脂」を分泌させてしまいます。
肌の内側はパサパサに乾いているのに、外側はベタベタ・・・という状態が起きているわけですね。
メイクと皮膚が接触する部分で皮脂浮きが起こることからメイクが浮いてしまい、化粧崩れの原因となります。
普通肌でもエアコンの影響で肌水分量が減る
また、更に化粧崩れを激しくするのが「エアコンによる乾燥」です。
エアコンの効いた箇所では空気中の水分量が極端に少なく、肌表面の水分はどんどん奪い取られていきます。
ファンデーション等のベースメイクの水分と肌水分が取られることでメイクの水分・油分のバランスが乱れ、メイクの密着力が落ちてしまうのです。
炎症による化粧崩れ
もうひとつ見過ごされがちなのが、炎症による化粧崩れです。ここで言う「炎症」とは、以下のような様々な肌トラブルを指します。
肌炎症の例
- ニキビ（青春ニキビ）
- 吹き出物（大人ニキビ）
- 赤み
- 腫れ
- 紫外線（日焼け）によるヒリヒリ感、乾燥
- 化粧品かぶれ・薬品かぶれによるもの 等
メイクがフィットしない状態になっている
炎症が起きている肌は、水分量・油分量のバランスが崩れやすい状態となっています。
乾燥によって角質がめくれあがっていたり、粉を拭いた状態となっていることも。
肌表面の皮丘が滑らかに並んだ状態になっていないためベースメイクが密着しにくく、ちょっとしたことでもメイク崩れが起きやすくなります。
特に敏感肌・アレルギー肌の方の場合、赤み・痒みといったハッキリとした炎症となっていなくても肌が熱を持った軽い炎症状態になっており、これがメイク崩れの原因となっていることもあります。
チェックリストで診断！あなたにピッタリの崩れないファンデーションは？
「皮脂＋汗」「乾燥」「炎症」・・・化粧崩れの原因がかなり違うことはわかっても、「では、自分の化粧崩れの原因はどれなんだろう」というと、よくわからないという人も多いのではないでしょうか？
ここでは肌質チェックやライフスタイル等から化粧崩れタイプを診断し、ピッタリのファンデーション選びのポイントをご紹介します。
オイリー・汗かきタイプとはどんな人？
オイリー・汗かきさんタイプとは、3つの原因のうち主に「皮脂＋汗」でメイクが崩れるタイプを指します。
オイリー・汗かきさんタイプのチェックリスト
- 10代の頃に青春ニキビになりやすかった
- 冬場になると化粧崩れしにくくなる
- Tゾーンの毛穴が丸く開きやすい
- 体温が比較的高い方だと思う
- 運動を定期的にしている
- 営業・外回り等の外勤が中心
- 揚げ物やスナック菓子をよく食べる
- 洗顔後、何も付けずに30分経っても肌がつっぱらない
- Uゾーン（フェイスライン周り）にも乾燥を感じない
オイリー・汗かきさんタイプの肌質は、オイリー肌から混合肌（ミックス肌）であることが多いです。
ふだんは混合肌・ノーマル肌で、季節や体調等によってオイリーに傾くということもあります。
年代は10代後半～20代前半に特に多い傾向があります。オイリー肌タイプに多い悩みが「毛穴の開き」。
下記のページで毛穴が開く原因や洗顔・スキンケアでの解消法を紹介しています。是非参考にしてみて下さい。
毛穴開きには4つの原因があった！あなたにあった毛穴対策はどれ？
オイリー・汗かきさんタイプにはパウダリーファンデーション
油分が少なく「皮脂溶け」をブロック
皮脂・汗が多い「オイリー・汗かきさんタイプ」の場合、何より避けたいのが「油分の多いファンデション」です。
皮脂に含まれる「油」がファンデの「油」を溶かして浮かせてしまうので、油分が多いほど化粧崩れしやすくなるんですね。
パウダリーファンデーションは粉と油の割合が平均「9：1」（油分10％以下）で作られており、パウダリー・リキッド・クリームの中で最も油分が少なくなっています。
皮脂による崩れを防ぎ、化粧持ちを長くしてくれるんです。
「水あり／水なし両用タイプ」がおすすめ
「オイリー・汗かきさんタイプ」では体温が高い方も多く、朝のお化粧をスタートする時点で肌が火照っており、すぐに化粧が崩れてしまう・・・というケースもよく見られます。
こんな時に便利なのが、「水あり」で使えるパウダリーファンデーションです。
パフに水を含ませてから肌に伸ばしていく「水ありパウダーファンデ」を使えば、化粧時の肌の温度を3℃～5℃近くも下げ、ヒンヤリとした状態でメイクができます。
汗・皮脂の浮きを抑えてメイクをすることで、ファンデと肌との密着度もアップ。
夏場の汗をかきやすい時期にも崩れにくいメイクが作れます。
水あり／水無しの両方に対応する「2wayタイプ」だと、様々な季節やシーンに合わせやすく更に便利です。
皮脂吸収パウダー・ポリマー配合が理想的
皮脂を吸い取って固める「皮脂吸収パウダー」や、余計な皮脂を弾いてくれる「合成ポリマー」が配合されたパウダリーファンデーションなら、肌表面はもっとサラサラの状態をキープできます。
皮脂崩れを防止するには、皮脂吸収パウダーやポリマー入りの下地とあわせて使うと、より効果的です。
下記のページでおすすめの化粧下地を紹介していますので、あわせてチェックしてみて下さい。
化粧崩れを防ぐ化粧下地とスプレー＆ミストを徹底比較！優秀おすすめ14選
乾燥・インドアさんタイプとはどんな人？
乾燥・インドアさんタイプとは、3つの原因のうち主に「乾燥」でメイクが崩れるタイプを指します。
乾燥・インドアさんタイプのチェックリスト
- 夏だけでなく冬も化粧崩れしやすい
- 洗顔後に何もつけないと5分程度で顔がつっぱる
- 洗顔後に肌を放置していると徐々に脂が浮く
- 肌にセロハンテープを押し付けると白いものがくっついてくる
- 事務・PC作業等の内勤、もしくは自宅に居る時間が多い
- 週末等もインドアで過ごすことが多い
- Tゾーンがベタつくことがあっても、Uゾーン（フェイスライン寄り）はカサつきやすい
乾燥・インドアさんタイプの肌質は、乾燥肌（ドライ肌）～インナードライ肌であることが多いです。
インナードライ肌は肌表面がベタつくため「オイリー肌」と混同されやすいのですが、顔のつっぱりを感じる・Uゾーンが乾きやすいといった「内側乾燥」の特徴を持っています。
ノーマル肌～混合肌の人でも、エアコンにあたっている時間が長い人の場合、乾燥・インドアタイプに傾くことがあります。
乾燥・インドアさんタイプにはリキッドファンデーション
水分の多さで潤いをキープ
乾燥・インドアさんタイプの場合、最も避けたいのは日中の乾燥です。
エアコン等で肌が乾燥するほど皮脂が過剰分泌され、ますます化粧崩れが起きやすくなります。
化粧崩れを防止するには、保湿性のあるリキッドファンデーションがおすすめ。
リキッドファンデーションは油性成分を液状化したものなのですが、水分の量が多く、70％以上は水で構成されています。
基礎化粧品で言えば、こっくりとした乳液で肌を保湿しているような状態を作れるんです。
Tゾーン崩れ等はルースパウダーでカバー
乾燥・インドアさんタイプでも、小鼻周り等は「皮脂＋汗」で化粧浮きをしてしまうこともあります。
こんな時には、汗浮きをしてしまう部分だけをルースパウダーでカバー！
表面にごく薄くルースパウダーを付けることで、乾燥させずに汗による崩れだけを防ぐことができます。
皮脂吸収下地・ファンデはNG
乾燥・インドアさんタイプの場合、「オイリー・汗かきさんタイプ」が使うような皮脂吸収をするファンデ・下地等を使うのはNGです！
合成シリコン・アスコルビン酸等の皮脂吸収力・皮脂抑制力の強い成分によって肌の乾燥が促進。
更にインナードライ化が酷くなり、化粧崩れが起きやすくなります。
仕上げのミストで崩れを防ぐ方法も！
乾燥崩れが気になる、でも時短できるパウダーファンデを使いたい、といった方には「メイク仕上げミスト」という方法があります。
数ある仕上げミストでも大ヒットとなった「資生堂アレルバリアミスト」、こちらを実際に使ってみた感想を下記のページで紹介しています。是非参考にしてみて下さい。
化粧崩れや乾燥は防げる？資生堂アレルバリアミストの体験レポート
乾燥・エイジング肌さんタイプとはどんな人？
乾燥・エイジング肌（30代肌・40代肌）さんタイプも、3つの原因のうち「乾燥」でメイクが崩れるタイプです。
ただ体質的に「乾燥肌～ドライ肌」寄りである「乾燥・インドアタイプ」とは異なり、原因に「エイジング」が含まれるタイプとなります。
乾燥・エイジング肌さんタイプのチェックリスト
- 乾燥ジワ（小じわ）が気になるようになった
- ここ数年で化粧崩れが気になるようになった
- 肌のくすみが気になる
- 目元・口元のたるみが気になる
- 乾燥・インドアタイプにも当てはまる部分が多い
人間の肌細胞は、年齢を重ねる毎に「コラーゲン」「セラミド（肌細胞間脂質）」等の潤い保持のための成分・機能が徐々に減少していきます。
そのため20代の頃はノーマル肌・混合肌だったという人でも、30代～40代になることで「インナードライ」もしくは「ドライ肌」へと傾きがちです。
自分の肌変化に気づかず、皮脂による化粧崩れだと思いこんでしまい、原因が「乾燥」であると気づきにくいタイプでもあります。
乾燥・エイジング肌さんタイプにはクリームファンデーション
水分＋油分でしっかりと保湿
クリームファンデーションは油分量・粉量の割合がリキッドタイプよりも多く、20％～23％程度が油分、50％程度が水分によって構成されています。
油分がしっかりとした被膜となって皮膚を包み込むので、リキッドタイプより更に保湿力が強いのが特徴です。
特に秋・冬に水分量が低下しがちな乾燥・エイジング肌さんの肌をしっかりと守り、乾燥による皮脂浮きを防ぎます。
カバー力アップでシミ・シワも隠せる
クリームファンデーションは粉（顔料等）の割合もリキッドタイプより多く、しっかりとしたカバー力があります。
パウダリー・リキッド・クリームの中では、最強のカバー力です。
肌のたるみによって目立ちがちな毛穴・小じわ等を少量でしっかりとカバーしてくれるのも、エイジング肌には嬉しいポイントですね。
乾燥やたるみで起こる毛穴の目立ちに、角質や皮脂をゴシゴシと取り除く洗顔はNG。
下記のページで毛穴開きのタイプに合ったおすすめの洗顔料を解説しています。是非チェックしてみて下さい。
黒ずみ毛穴や開き毛穴を解消！おすすめ洗顔8選～4つの毛穴タイプ別で解説
美容成分で肌をイキイキと
クリームファンデーションでは、肌を整えるスキンケア成分を配合した製品が多いです。
| 成分 |
働き |
アルガンオイル
アサイーオイル等の
ピュアオイル |
抗酸化作用
肌の再生力アップ等 |
ユキノシタエキス
シャクヤクエキス
ザクロエキス等の
天然植物エキス |
保湿、抗酸化、抗炎症対策等 |
| スクワラン |
保湿、抗菌、肌荒れ予防等 |
| ヒアルロン酸Na |
保湿 |
| プラセンタ |
細胞修復、抗酸化作用
ホルモン分泌調整による美肌作用 等 |
中には製品の50％～60％近くを化粧水・美容液に近い成分で構成している製品もあります。
メイクをしている間も、しっかりとスキンケアをしている状態になれるわけですね。
エイジング肌に嬉しい成分を日中にもキチンと与えていくことが、お化粧崩れの防止にも繋がります。
敏感肌・ニキビ肌さんタイプとはどんな人？
敏感肌・ニキビ肌さんタイプとは、3つの化粧崩れの原因のうち、主に「炎症」でメイクが崩れるタイプです。
敏感肌・ニキビ肌さんタイプのチェックリスト
- ニキビ・吹き出物が繰り返しできる
- 基礎化粧品やメイクアップ用品で肌荒れしやすい
- 生理前後・生理中に肌荒れが起きやすい
- 花粉症・食品アレルギー・ハウスダストアレルギー等、なんらかのアレルギーがある
- 日焼け、温度変化等でも肌に痒み・赤み等が発生しやすい
Uゾーン（フェイスライン中心）に繰り返し吹き出物ができるいわゆる「大人ニキビ」も、このタイプに含まれます。
皮脂によるニキビと違う大人ニキビの原因と正しいケアは下記のページで解説しています。
大人ニキビには洗顔？サプリ？皮膚科？10代ニキビとの違いと対策
敏感肌・ニキビ肌さんタイプにはパウダリーファンデーション
軽い密着のパウダリーで肌負担を低下
敏感肌・ニキビ肌さんの場合、ベースメイクによる肌への負担をできるだけ減らし、肌の炎症を防ぐことが化粧崩れの防止に繋がります。
リキッドタイプやクリームタイプのファンデーションは肌との密着度が高いため、敏感肌・ニキビ肌さんにはNG。
肌への負担が重すぎて、炎症を悪化させてしまいがちです。
肌との密着度が少なく、軽いつけ心地のパウダリーファンデーションの方が、肌負担を減らせます。
ミネラルパウダーなら肌刺激も少なめ
一般的なパウダリーファンデーションは顔料パウダーの一粒一粒の表面を、油性成分や界面活性剤・ポリマー等でコートする構成となっています。
この仕様によってカバー力・皮脂吸収力等を上げているわけですが、敏感肌さんにとってはこのような添加物入りのベースメイクは肌刺激が強すぎる可能性が大きいです。
余計なものを含まないシンプル設計となっているミネラルパウダーファンデーション等で、肌の刺激を抑えることをおすすめします。
敏感肌仕様なら抗炎症の成分も
敏感肌用に作られているファンデーションには炎症を抑える成分が配合されているタイプがあります。
薬用のファンデーションであれば、肌に付けながらもケアができます。
また、ファンデーションをつけることで紫外線や微粒子などの外部刺激から肌を守ることもできるんです。
ニキビ肌の場合はオイルフリーも重要
特にニキビ肌の場合、オイルフリーであることは大切です。
ミネラルオイルは酸化しやすい上に毛穴を広げやすく、ニキビを増やす一因に。
また一部のピュアオイルに含まれるオレイン酸は、ニキビの原因であるアクネ菌を増やす元となります。
化粧崩れしたくない人に！おすすめファンデーション人気ランキング
オイリー・汗かきタイプにおすすめ！パウダリーファンデーション
オルビス タイムレスフィットファンデーション
皮脂が出るほど崩れにくい！
「皮脂が出るほどパウダー機能が働いて崩れない」という、従来と真逆の発想で作られたサラサラ志向のパウダリーファンデーションです。
従来製品もオイリー肌さんの定番人気アイテムでしたが、リニューアルによって皮脂吸収力は更に140％もアップしました。
浮いた皮脂をすぐに固めて10時間耐久
(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー・（ジフェニルジメチコン／ビニルジフェニルジメチコン／シルセスキオキサン）クロスポリマー等の合成ポリマーパウダーが浮いてくる皮脂をサッと吸った上で固める構造なので、手触りは常にサラサラ。
更にパウダーをアミノ酸でコーティングしているために肌との密着力・肌なじみも良く、カバー力も従来品より力強く進化しています。
メーカーによるテストによれば、化粧持ち時間は10時間なんだとか。午前中に塗ったファンデーションが、夜までもつ計算ですね。
SPF30・PA+++と紫外線カット力もあり、オイリー・汗かきさんの初夏～初秋のファンデーションにはピッタリと言えます。
- 専用パフ付きリフィル11g：2,310円税込
- 別売りケース：770円税込
- メーカー：ORBIS（オルビス）
資生堂マキアージュ ドラマティックパウダリー EX
水あり水なし両用ファンデ
「水あり／水無しの両用で使いたい」という人におすすめなのが、資生堂マキアージュのパウダリーファンデーションです。
資生堂オリジナル技術である「ムースプレス製法」によって作られたパウダーは、水なしの場合にはムースを溶かし込んだようにフンワリと優しく、水ありの場合にはしっかりとしたカバー力を発揮してくれます。
こちらも複数のポリマーを配合しており、皮脂が分泌されるごとにフィット感が更に上がる設計なのが特徴です。
パウダー内部が空洞！そのオドロキの理由は？
更にパウダーの一粒一粒には撥水コート（ウォータープルーフコート）がされており、皮脂だけでなく汗にも強い作りになっています。
パウダーの内部は敢えて空っぽに作られているのもポイントです。
光が当たると空洞部が光を拡散するので、肌がどこから見ても輝くように見えるという仕掛け！
化粧崩れ防止対策になるだけでなく、気になる毛穴や小じわも目立たなくさせてくれます。
前作のUVよりコンパクトで持ち運びやすく、つや仕込みパウダーが配合されたためつやのある仕上がりへ肌をランクアップできます。
乾燥・インドアタイプにおすすめ！リキッドファンデーション
REVLON カラーステイ メイクアップND
乾燥肌用の「ND」タイプ
カラーステイ メイクアップDは2013年に発売開始、2014年に「アットコスメ」ベストコスメを獲得。
その後もずっとランキング上位をキープし続け、2017年には「殿堂入り」となった大人気のファンデーションです。
2019年にさらにつけ心地軽く、スルッとなめらかに伸びる改良がなされました。
「ND」シリーズは乾燥肌向けに作られており、皮脂量をコントロールしつつ、ゼニアオイエキス・マドンナリリー根エキス・シムビジウムグランジフロルム花エキス等の天然植物エキスで肌を潤す成分配合になっています。
乾燥肌向けながらカバー力も持つ優秀品
セミマットな仕上がりで、単品使いだときめ細かいしっとり肌、ルースパウダーを薄く重ねるとツルンとした陶器のような肌を簡単に作れます。
リキッドにしてはカバー力もあるので、開き毛穴が気になる人にもおすすめです。
伸びもよく、コスパ的にも優れているのも魅力です。
2,000円台と、崩れないリキッドファンデーションの中ではプチプラなのも嬉しいですね。
- 価格：2,200円税込
- 内容量：30ml
- メーカー：REVLON（レブロン）
エスティローダー ダブルウェア ステイ イン プレイス メークアップ
カバー力と崩れにくさに定評
こちらも2010年には早々にアットコスメの「殿堂入り」を果たしている定番人気のリキッドファンデ。
その人気ぶりに2017年に販売継続（追加発売）が行われたというほどですから、ファンの多さがわかりますね。
こちらのリキッドファンデは、シクロペンタシロキサン・トリメチルシロキシケイ酸等のシリコン化合物（シリコーンオイル）を多めに配合しており、全体的にカバー力と持続力に力を入れた配合であるのが特徴です。
肌への刺激も考慮
揮発性の高い成分が比較的多いので、塗った後から油分が徐々に空気に飛散してファンデがピッタリと肌に吸い付き、崩れにくいややマットな仕上がりとなります。
着色顔料をミネラル系に絞り込んでいたり、人工香料等を使わないなど、肌への刺激が強い成分を入れていないのも魅力です。
価格の高さが唯一の難点
価格帯はかなり高めですが、「肌に負担をかけず、乾燥をさせず、なおかつ崩れない」という難しいハードルをクリアしている高機能ファンデーションと言えるでしょう。
ただUVカット効果はSPF10PA＋＋とかなり弱いので、夏場にはUVカット効果の強い下地をあわせて使うことをおすすめします。
- 価格：7,040円税込
- 内容量：30mL
- メーカー：ESTEE LAUDER（エスティローダー）
乾燥肌タイプの場合は、スキンケアで肌にしっかりと水分を与えて、肌の土台を作ることが大事です。
下記のページで乾燥肌の化粧水の選び方とおすすめ化粧水を紹介していますので、是非あわせてチェックしてみて下さい。
乾燥肌が選ぶべき化粧水とは～セラミド・ヒアルロン酸などの保湿成分と年代別おすすめ化粧水を解説
乾燥・エイジング肌タイプにおすすめ！クリームファンデーション
カバーマーク ジャスミーカラー エッセンスファンデーション
クリームなのに重くならない
「クリームタイプのファンデーションだと、ベースメイクが厚く見えてしまいそう」と心配な人におすすめなのが、カバーマークのエッセンスファンデーションです。
カバー力がありしっかりと肌のアラをカバーしつつ、ナチュラルで透明感がある肌に見せてくれるのが特徴。
保湿成分としてスクワラン等が配合されており、肌をしっとりと潤して「乾燥による化粧崩れ」を防いでくれます。
プロの色判断で時間が経ってもくすまない
カバーマークのオリジナル理論である「ジャスミーカラー」による色構成で作られているため、つけてから時間が経っても肌が明るく見えるのもポイント。
ただしこのメリットを最大限受けるには、プロであるBAさんにきちんと色判定して貰うことが大切です。
また下地にコントロールカラー等を使うとファンデの色が濁り、くすみ肌に見えてしまいます。
白もしくは透明タイプの下地を使うようにしましょう。
- 価格：5,500円税込
- 内容量：ボトルタイプ30g
- メーカー：COVERMARK（カバーマーク）
アルビオン エクシアAL スーペリアクリームファンデーションEX
大人のツヤ肌になれる
「塗った瞬間に肌が劇的に変わる！」との口コミが多数見られる贅沢なクリームファンデーションです。
化粧崩れ・化粧よれ等の肌変化に対応する機能の他、くすみやすい肌を明るく見せる働きも持っており、午後になってもつけたてのような美しい状態を維持することが期待できます。
仕上がりには適度なツヤ感があるので、大人っぽい艶肌を演出できるでしょう。
美容成分の配合がかなり多い
また美容成分の種類・配合量が多いのもポイントです。
美白作用を持つアスコルビン酸（ビタミンC誘導体）や、肌のサビつきを防ぐ「抗酸化物質」であるイザヨイバラエキス、抗菌・血流促進作用等を持つタチジャコウソウエキス等、スキントリートメント作用を持つ成分が15種類近くも配合されています。
クリームファンデーションというより、美容液ファンデーションといった方が近いかもしれません。
化粧崩れとともに肌疲れが気になる方、ワンランク上の仕上がりにしたい人におすすめの逸品です。
- 価格：22,000円税込
- 内容量：30g
- メーカー：ALBION（アルビオン）
敏感肌・ニキビ肌タイプにおすすめ！パウダリーファンデーション
資生堂dプログラム 薬用スキンケアファンデーション パウダリー
肌荒れでも使いたい薬用タイプ
ニキビや赤みにちょっとした違和感など、肌が過敏になっている時におすすめなのがdプログラムのパウダリーファンデーションです。
炎症を抑える成分として、これまでスキンケアにしか使っていなかった「トラネキサム酸とグリチルリチン酸ジカリウム等」の2つの成分を同時に配合しています。
日中ファンデーションをつけながらも、肌あれを防ぐことができる構成になっています。
ベースメイクで肌の保護も
パウダータイプなら油分の使用が少なく、ニキビの気になる状態でもふんわりと軽い感触で使うことができます。
3種のパウダーで皮脂を抑えつつもなめらかな肌を演出します。
敏感肌用でも色味が豊富な5色展開、そして紫外線吸収剤不使用ながらSPF17・PA++で日常のUV対策もバッチリです。
肌が不安定な時はノーメイクがいいと思いがちですが、全く何も付けないとなると外気の微粒子や紫外線等の刺激をダイレクトに受けるので、そんな時ほどベースメイクが重要なのです。
- 本体：3,080円税込 スポンジ付き
- ケース：1,100円税込
- メーカー：資生堂
トゥベール ミネラルパウダリーファンデーション
セラミド配合のミネラルファンデ
「潤い力」と「バリア力」の働きに力を入れている、ちょっと珍しいミネラルファンデーション。
ミネラル粒子に細胞間脂質であるセラミド（ヒト型セラミド2、3、6II）をコーティングさせることで、肌との馴染みの良さを高め、パウダーが均一に付着するように工夫されています。
たっぷりの保湿成分
更に保湿成分としてヒドロキシプロリン・エクトイン・プロリン等のアミノ酸、ニガハッカエキス・アセチルヒアルロン酸Na等も配合。
「従来のミネラルファンデだとパサつくことがある・・」と感じていた「敏感肌＋乾燥肌」の人にも使いやすい設計となっています。
パフにもヒアルロン酸配合
通販限定の製品ですが、到着後30日間は色の交換をしてもOKです！通販でも自分の肌色にぴったりと馴染む色を探せるのが嬉しいですね。
コンパクトタイプなので持ち運ぶのもカンタン。
更に専用パフにもヒアルロン酸が使われており、しっとりと柔らかく、崩れにくい仕上がりにしてくれます。
- 価格：3,090円税込
- 内容量：12g
- メーカー：TOUT VERT（トゥヴェール）
- 公式サイトでキャンペーン価格の設定がある場合あり
オンリーミネラル 薬用ホワイトニングファンデーション
全成分はたったの4つ
「酸化チタン」「酸化亜鉛」「酸化鉄」「マイカ」全成分はこれだけ！という、究極のシンプルさを誇るパウダーファンデーション。
まさに「オンリーミネラル」＝『ミネラルだけ』です。
ミネラル粒子を非常に細かく作っているので肌との密着力が高く、肌に優しい設計ながらカバー力・持続力が比較的あるのが魅力です。
洗いすぎによる肌悩みに
クレンジング不要で石鹸のみでオフできるので、「強いクレンジング剤で肌が乾燥し、敏感肌に傾いてしまっている」という人にもピッタリ。
また油分やシリコンオイル類を一切含まないので、ニキビを増やしたくないという人にも向いています。
裏技アイテムのベビーパウダーを使って、更に化粧崩れを防止！
「肌にピッタリのファンデーションを選んだけど、まだ化粧崩れが心配」「今日は一日中アウトドアだけど、絶対に化粧崩れしたくない！」
そんな時におすすめなのが、ベースメイクにベビーパウダーをプラスする方法です。
ベビーパウダーにはコーンスターチ（デンプン）が含まれており、皮脂や汗をサッと吸収してくれます。
更にタルク（ケイ素マグネシウム）が余計な水分（汗）を蒸発させてくれるので、肌は一日中サラサラに。
特に夏場の化粧崩れには強い効果を発揮してくれるアイテムなんです。
リキッド・クリームファンデーションにベビーパウダーを使う
リキッド・クリームファンデの場合には、ベビーパウダーをルースパウダーの代わりのように使います。
普段どおりのベースメイク
下地→リキッドファンデーション（もしくはクリームファンデ）で、通常通りメイクを行います。
ブラシまたはパフでつける
メイクブラシもしくはパフにベビーパウダーを乗せて、手の甲で余分な粉を落とします。
顔全体に薄くパウダーを伸ばしていきます。ブラシの場合は肌を滑らせるように、パフは肌を軽く抑えるように伸ばしましょう。
ハンドプレスでなじませる
顔全体を手のひらでやさしくハンドプレスし、パウダーをなじませます。
パウダーを付けすぎた場合には、ハンドプレスする前にブラシかパフで軽くはたき落とします。
パウダリーファンデーションにベビーパウダーを使う
パウダリーファンデーションの場合には、下地の後に使って皮脂吸収力を高めます。
下地までを普段どおりにつける
下地を顔全体に通常通りに塗ります。
ファンデ前にベビーパウダー
メイクブラシにベビーパウダーを乗せて、手の甲で余分な粉を落とします。顔全体にごく薄くパウダーを塗っていきます。
余分な粉をはらってからファンデーションを
何も付けていなパフ（もしくはブラシ）を肌に滑らせ、余計な粉をしっかり落とします。その後、いつものパウダリーファンデーションで仕上げていきます。
※ファンデーションは通常よりも薄付きの仕上がりになります。
ベビーパウダー＋水を使った「潜水法」で化粧崩れ防止効果は最強に！
水とベビーパウダーのデンプンが結びつくと「ノリ（接着剤）」のような密着力を持ち、水分が乾くことで肌から剥がれにくい状態になります。
この密着作用を使った化粧崩れ防止法が『潜水法』です。
普段のベースメイクを仕上げる
通常通りにファンデーションでお化粧を仕上げます。
ベビーパウダーをのせて水をつける
ベビーパウダーをたっぷりと肌に乗せます。顔が真っ白になる程度でもOK！
顔全体を洗面器（もしくは洗面台）にはった水につけて、30秒間そのまま浸けておきます。
水分をとって完了
顔を上げたら、ティッシュ1～2枚を顔に平らに乗せて、水分を吸い取ります。ティッシュを何回か替えながら水分を吸い取って仕上げます。
※ティッシュは軽く乗せて、水を吸い取るように使います。ゴシゴシとこすったり、ぬぐったりしないように注意しましょう。
おすすめベビーパウダー：資生堂ベビーパウダー（プレスド）
使いやすさ抜群のプレストタイプ
サラサラの粉ではなく、固形タイプのベビーパウダーです。1度にドバっとつかず、粉の飛び散りもありません。
適量を薄くつけることができるので、ファンデーションと併用する場合にピッタリです。
携帯用としても便利です。
- 価格：385円税込
- 内容量：50g
- メーカー：資生堂
化粧崩れ防止にベビーパウダーを使う場合の注意点
白浮きしないように注意
潜水法以外（水を加えない方法）でベビーパウダーを使う場合には、粉を多く乗せすぎないように注意しましょう。
ルースパウダーと異なり真っ白なので、顔が白浮きしやすくなります。
乾燥肌・敏感肌の人は常用NG
特に『潜水法』は、肌の持つ水分も奪い取る作用があります。
そのため乾燥肌・敏感肌の人が何回も『潜水法』を連続で行うと、乾燥が促進してしまう可能性が大きいです。
特別な時のみの使用に限ること、また肌が不安定な時の使用は避けることをおすすめします。
おわりに
ファンデーションを自分の肌に合ったものに変えるだけでも、化粧持ちは大きく変わってくるものです。
自分の肌タイプにあわせてメイクアイテムをしっかり見直す、プラスアイテムや下地を上手に活用することで、意外とカンタンに「崩れない肌」になれますよ！
小鼻周辺の崩れが特に気になる方は下記のページがおすすめです。
毛穴開きのタイプに合わせた化粧下地選びと、ブラシやスポンジなどツールを変えるだけメイクのりが格段に上がります。
毛穴開きは化粧下地とメイクツールで徹底カバー！おすすめ化粧下地とブラシ＆スポンジ10選
※商品情報は公式サイト等で最新をご確認ください。
