
「いつも肌がテカテカ」「すぐに化粧が崩れる」・・・オイリー肌(脂性肌)とはこんな悩みを持つ肌質のことですが、「肌質だから」と対策を諦めていませんか?
テカリや毛穴の黒ずみといった肌トラブルが増えているのは、今のお手入れや生活習慣のせいかもしれません。
オイリー肌に合ったスキンケアやメイク、生活習慣等を見直すことで、肌の状態を改善してみましょう!
今回はオイリー肌・脂性肌の特徴や原因、洗顔やクレンジング・食生活等の様々な対策方法を解説していきます。
「いつも肌がテカテカ」「すぐに化粧が崩れる」・・・オイリー肌(脂性肌)とはこんな悩みを持つ肌質のことですが、「肌質だから」と対策を諦めていませんか?
テカリや毛穴の黒ずみといった肌トラブルが増えているのは、今のお手入れや生活習慣のせいかもしれません。
オイリー肌に合ったスキンケアやメイク、生活習慣等を見直すことで、肌の状態を改善してみましょう!
今回はオイリー肌・脂性肌の特徴や原因、洗顔やクレンジング・食生活等の様々な対策方法を解説していきます。
肌のベタつき・脂浮きは、オイリー肌(脂性肌)の大きな特徴です。でも「ちょっと肌がベタつくから」と言って、必ずオイリー肌というわけではありません。
自分の肌がオイリー肌なのか、セルフチェックをしてみましょう。
夏のベタつきはノーマル肌でも起きますが、オイリー肌は秋冬にも皮脂分泌が活発です。
秋冬にも乾燥を感じない、口元・目元等にも乾きにくいという場合、オイリー肌の可能性が高くなります。
額から鼻筋・顎にかけての「Tゾーン」は、もっとも皮脂腺が活発になりやすい場所です。そのためノーマル肌や混合肌でもTゾーンの皮脂浮きは起きます。
しかし混合肌等の場合、目の周りや口元は乾燥しがち。
これに対してオイリー肌の場合は、Tゾーンに限らず額・頬等の顔全体に皮脂の過剰分泌が見られます。
テカリや皮脂浮きのオイリー肌にとって、最大の悩みの1つが化粧崩れです。
化粧崩れ防止については、今すぐできる対策を下記のページで紹介しています。是非チェックしてみて下さい。
今日からできる化粧崩れ防止テク!ヨレない・テカらないためのコツを徹底解説
フェイスライン(Uゾーン)ばかりにニキビ・吹き出物が増えている・・・という場合は、皮脂分泌の過剰ではなく、「隠れ乾燥」や「ターンオーバーの低下」等で毛穴づまりが起きている可能性が高いです。
オイリー肌の場合には、おでこや顎等のTゾーン、頬等の広い範囲にニキビができます。
フェイスライン(Uゾーン)や首などに多発するニキビは「大人ニキビ」が考えられます。詳しくは下記のページを参考にしてみて下さい。
大人ニキビには洗顔?サプリ?皮膚科?10代ニキビとの違いと対策
洗顔後に一時的に肌がつっぱり、その後に少しずつ皮脂が浮いてくる・・・という場合は、「オイリー肌」ではなく「隠れ乾燥肌・乾燥性脂性肌(インナードライ肌)」である可能性が高いです。
インナードライ肌は一見するとオイリー肌に似ていますが、肌の内側が激しく乾燥している状態です。
そのためインナードライの人がオイリー肌向けのスキンケア対策をすると、症状が悪化しやすくなります。
反対に「洗顔後も肌のつっぱり(乾燥感)をまったく感じない」という場合には、オイリー肌の可能性が高いです。
インナードライ肌のさらに詳しい特徴や、原因・おすすめのスキンケアについては下記のページで解説しています。こちらもチェックしてみて下さい。
オイリー肌になる原因は個人によって大きく異なります。複数の原因が絡み合い、オイリー肌によるニキビや毛穴開き等の症状を悪化させていることも多いのです。
脂性肌と年齢は密接な関係を持っています。それは年齢によって、体内のホルモンの分泌が変わるためです。
ホルモンには様々な種類があるのですが、ザックリと分けると「男性ホルモン」と「女性ホルモン」という2種類が挙げられます。
ちなみに、女性体内にも男性ホルモンは存在し、男性体内でも女性ホルモンは分泌されます。
ホルモンの役割
女性ホルモン(卵胞ホルモン/エストロゲン)
肌や髪をしなやかにする、子宮の働きを調整する、肌の皮脂分泌を抑制する 等
男性ホルモン(テストステロン、アンドロゲン等)
骨格や筋肉の成長を促進させる、血管を健康に保つ、肌の皮脂分泌を活性化させる 等
いわゆる「思春期」の頃は、第二次性徴と共にホルモン分泌が一気に活発になり、ホルモンバランスが乱れます。
男女ともに10代前半頃からは20歳頃までは、肌質がオイリー肌に傾きやすいのです。
「青春ニキビ」といった言葉があるのも、ホルモンの乱れで皮脂分泌が多く、皮脂でニキビが悪化しやすいためです。
男性の場合、30代~40代頃もテストステロンの働きが活発になりやすいため、肌がベタつきやすくなります。
「肌が脂ぎる」「肌がテカる」ことに悩んでいる大人の男性が多いのはこのせいです。
男女ともに思春期、男性の場合は壮年期には肌質がオイリーに傾きます。
肌質の変化に気づかずに今まで通りのスキンケアを続けているせいで、肌荒れが悪化してしまうケースも少なくありません。
「イライラしていたらニキビが増えた」という経験がある人、多いのではないでしょうか?
人間の肌はストレスを溜めるだけでも、皮脂分泌が乱れてしまうことがあります。
これは上記の「年齢」でご紹介した「ホルモンバランスの乱れ」が、ストレスによる自律神経の乱れでも起きるからです。
人間の脳は交感神経・副交感神経という2つの神経を切り替えながら、体をゆっくり休ませたり緊張させたりしています。
ところがストレスを長時間受け続けると、緊張状態を担う「交感神経」が常に活発になってしまうのです。
交感神経には男性ホルモンを活性化させる働きもあるため、ストレスフルな状態というのは、肌をベタつかせる原因となるのです。
体内のホルモン分泌の乱れは、生活サイクルの乱れでも起こります。例えば「寝不足」がその一例です。
このほか不規則な生活や、睡眠の質の悪化・・・このような体内時計の乱れが、肌の皮脂分泌を増やしているケースも多いのです。
肌が脂ぎる理由には、体内の栄養バランスの悪化も挙げられます。
体内のビタミンは、体の中で「消化(代謝)を助ける」「皮脂分泌を調整する」といった様々な役割を担うものです。
ところが極端なダイエット等で栄養素が不足すると、肌の皮脂分泌バランスが乱調してしまいます。
また偏りのある食生活を送っている場合も要注意です。
消化を助けるためにビタミンが多量に使われるため、皮膚の状態をコントロールするためのビタミンが不足し、肌がベタつきやすくなります。
美肌をつくるビタミンB群やビタミンCについては、下記のページで詳しく解説しています。
おすすめ食材や上手な摂り方を紹介していますので、是非参考にしてみて下さい。
ビタミンBの効果が肌荒れにいい理由~ビタミンB群が多い食品とサプリを賢く摂取する方法
ビタミンCのウソホント!誤解しやすいポイントと本当の効果とは
最近増えていると言われているのが、誤ったスキンケアによるオイリー肌の悪化です。
「とにかくサッパリすればいい」「皮脂が取れればいい」といった洗顔で肌の潤いが過剰に奪い取られ、結果的に皮脂分泌を増やすケースが少なくありません。
またスキンケア知識の不足によって、油分を多量に肌に与えてしまい、そのようなスキンケアがオイリー肌を招くケースもあります。
上記に思い当たる点が多い人の場合、毎日のスキンケアがオイリー肌を促進させている可能性も考えられます。
肌の皮脂分泌量は、毛穴の中にある「皮脂腺」の発達ぶりによっても変わってきます。
皮脂腺の大きさを決める要素が「男性ホルモンの分泌量」なのですが、この量は遺伝的要素が大きいと言われています。
「オイリー肌の親の子どもが必ずオイリー肌」というわけではありませんが、遺伝的・先天的体質が受け継がれやすい傾向があるのは事実です。
ただし同じ体質を受け継いでいる人でも、きちんとしたスキンケアをしているか・ホルモンバランスを整える工夫をしているかどうかで、実際の肌の状態は大きく変わってきます。
オイリー肌対策としては。まず毎日のスキンケアを洗顔から見直してみましょう。
ぬるま湯だけで顔を洗う「お湯だけ洗顔(お湯洗顔)」は、肌がキレイになる!と美容サイトや女性誌でも話題ですね。
しかしこれは、肌の皮脂分泌量が比較的少ないドライ肌~インナードライ肌向けの洗顔法です。
オイリー肌の皮脂量の場合、「ぬるま湯だけ」では皮脂をキレイに落としきれません。
残った皮脂が毛穴につまり、毛穴開き・ニキビ等のトラブルを生み出してしまいます。適切な量の洗顔料を使用して、余分な皮脂をきちんと取りましょう。
余分な皮脂を取ることは大切なのですが、「皮脂の取りすぎ」つまり「顔の洗いすぎ」はNG。肌を守るためには、皮脂はある程度は必要なものなのです。
人間の肌は洗顔で潤いを奪われると「皮脂膜が無くなった」と認識し、肌を保護するために皮脂分泌を開始します。
そして洗顔後2~3時間が経過すると「皮脂膜形成完了」とセンサー機能が働き、皮脂分泌量が穏やかになるのです。
ところが1日に何度も洗顔すると、この機能が乱れます。常に「皮脂膜不足」と勘違いした肌は活発に皮脂を分泌させ、オイリー肌を悪化させるのです。
オイリー肌さんの場合でも、洗顔料を使った洗顔は1日に2回まで(朝洗顔・夜洗顔)を原則としましょう。
「サッパリするから」と、40℃以上といった熱いお湯で顔を洗うのは厳禁です。高温のお湯は、肌のバリア機能が必要とするタンパク質までも溶かし出します。
洗顔後の肌を保護するために皮脂分泌量が増えやすく、洗顔後の肌がかえってベトつきやすくなるのです。
肌表面の皮脂は、34℃程度のお湯で十分に溶かし出せます。洗顔に使うのは、手で触れて「ぬるいな、ちょっと冷たいな」と感じる程度のぬるま湯で十分です。
必要な皮脂を落としすぎないための正しい洗顔方法について、更に詳しくは下記のページで解説しています。ぜひあわせて参考にしてみて下さい。
13のNG洗顔とおすすめの正しい洗顔方法 ~ 80%が間違ってる?
オイリー肌の洗顔料選びでは、「余分な皮脂はキチンと取る」「でも肌に負担はかけすぎない」の2点が重要になります。
特に気をつけたいのが、肌への負担です。洗浄力の強すぎる洗顔料を毎日使うと肌が疲れて、毛穴開きやニキビ等が悪化しやすくなります。
オイリー肌の洗顔料でNGなのは?
スクラブ・洗顔ビーズ等による肌摩擦の負担は、顔の皮膚には少々強すぎます。
石油系界面活性剤には脱脂力が強すぎるものも多いため、多量な配合は避けた方が無難。
また天然製品でも、オリーブオイル等のオイルインタイプの洗顔フォームは避けましょう。
アブラでギトギトしていると、爽快感を得るためのクールミント系の洗顔料を使いたくなりますが、クールミント系の洗顔料は肌が徐々に刺激に麻痺し、さらに強い爽快感を求めて肌負担となるような製品を選びやすくなってしまいます。
天然香料が少々入る程度であれば問題ないですが、できれば香料の少ない製品を選ぶのが理想的です。
洗顔フォーム・洗顔石鹸・パウダー洗顔の中では、オイリー肌さんには固形タイプの「洗顔石けん」がおすすめです。
石けんは洗浄分である石鹸素地(高級脂肪酸ナトリウム)の含有量が高く、洗浄力が洗顔フォーム系よりも強めとなっています。また石鹸の持つアルカリ性は、肌の皮脂を溶かす力にも優れています。
その割に、肌負担の心配があまりありません。洗顔フォームやパウダーに比べるとシンプルな作りなので、添加物の配合量が平均的に低いのです。
使用感がサッパリしていて、使用後に爽快感が得やすいのもポイントです。
下記のページでは、おすすめの洗顔料を肌質別にまとめてあります。こちらもあわせてチェックしてみて下さい。
おすすめ洗顔料を肌悩み別で紹介!乾燥・毛穴・ニキビ対策や肌質ごとの洗顔料選び
オイリー肌におすすめの洗顔石けん
コラージュ A脂性肌用石けん
オイリー肌におすすめの洗顔石けん
ヴァーナル センシティブザイフ
毎日の洗顔だけでは角栓のつまりが気になる・・・こんな時には、「酵素洗顔」でオイリー肌のスキンケアをしてみましょう。
酵素は皮脂を分解させる力が強く、毛穴の奥に固まってしまっている皮脂もキレイに流してくれます。
肌に残った古い角質も落とせるので、肌の「くすみ」がクリアになるのも魅力です。
ただし肌に対する刺激が強いため、毎日のケアというより「汚れが気になる時の特別ケア」として、週に1回~月1回のスペシャルケアとした方が良いでしょう。
オイリー肌におすすめの酵素洗顔
日本盛 プモア シルキーウォッシュ
オイリー肌におすすめの酵素洗顔
オバジC 酵素洗顔パウダー
リキッドクレンジングは「水」をベースにしているため使用感がサッパリとしており、オイリー肌さんに好まれがちです。
しかしリキッドクレンジングは界面活性剤や添加物の配合量が多く、肌に負担をかけやすいため、毎日のスキンケアにはあまり向いていません。
また手軽にメイクが落とせるシートクレンジングも、シートに含まれているのは「リキッドタイプ」です。
さらにシートクレンジングは「肌を紙で擦る」という摩擦の負担がかかるため、シミ・シワ等を作る原因にもなってしまいます。
オイリー肌さんのクレンジングには、リキッドよりは肌負担が軽めの「ジェル」がおすすめです。
ジェルタイプは基材に弾力があり、肌との摩擦抵抗力も比較的少なめで、肌負担が抑えられるのが魅力となっています。
特に乳白色のジェル(透明感が少ないもの)は合成界面活性剤の量が比較的少なめです。
毎日使うクレンジング剤としては、おだやかなクレンジングができる乳白色ジェル(乳化ジェル)が良いでしょう。
オイリー肌におすすめのクレンジングジェル
リ・ダーマラボ モイストゲルクレンジング
下記のページで、クレンジングジェルの特徴やおすすめクレンジングジェル商品を紹介しています。こちらも是非参考にしてみて下さい。
根強い人気!おすすめ市販クレンジングジェルと肌悩み別の選び方~毛穴の黒ずみやつまり、敏感肌にも
結論から言うと、オイリー肌にも保湿は必要です!
オイリー肌は皮脂分泌が多いので「潤っている」と勘違いされやすいのですが、実際には角質層が水分不足気味、というケースは多々あります。
自分の肌に合った基礎化粧品で、毎日ていねいなケアを行いましょう。
オイリー肌さんには、以下のような成分が配合された「サッパリ系」の化粧水がおすすめです。
オイリー肌向けの化粧水の成分
特にビタミンC誘導体は皮脂分泌の抑制に優れ、オイリー肌対策に向いた成分として注目されています。
エトヴォス 薬用アクネVCローションⅠ
ビタミンCが美肌に良いとされる理由については、下記のページで詳しく解説しています。あわせてチェックしてみて下さい。
ビタミンCのウソホント!誤解しやすいポイントと本当の効果とは
化粧水だけでは、残念ながら保湿は不完全です。化粧水の成分は多くが「水(水分)」なので、上からフタをしてあげないと水分が空気中に蒸発してしまいます。
ベタベタ感が気になず、油分の配合量が低い軽めの乳液で保湿をしてあげましょう。
オイリー肌向けの乳液の成分
オイリー肌におすすめの乳液
無印良品 乳液 敏感肌用さっぱりタイプ
せっかくの朝のメイクがお昼には台無し・・・こんなことにならないように、しっかりオイリー肌向けのメイク対策をしましょう。
オイリー肌さん向けの化粧下地では「皮脂を弾く力」を重視します。具体的には以下のような「皮脂くずれ対策成分」が入っているものを選ぶのがポイントです。
化粧崩れ対策成分名の例
上記の成分はシリコーンとフッ素樹脂を組み合わせた「合成シリコン」で、オイル成分であるにもかかわらず油を弾く性質を持っています。
オイルなので水分は当然はじき、さらにメイクと皮脂が溶け合わないため、化粧持ちがググっと長持ちするのです。
「今あるファンデーションの色や仕上がりは好きだけど、化粧持ちがちょっと・・・」という時等にも、まず化粧下地を切り替えることを考えてみると良いですよ。
オイリー肌におすすめの化粧下地
est(エスト)ロングラスティングベース
化粧崩れ防止のおすすめ化粧下地については、下記のページでさらに詳しく解説しています。こちらもあわせてチェックしてみて下さい。
化粧崩れを防ぐ化粧下地とスプレー&ミストを徹底比較!優秀おすすめ14選
ファンデーションには大きく分けて「パウダーファンデーション」「リキッドファンデーション」「クリームファンデーション」の3種類があります。
このうち、油性成分(エステル等の合成油脂)の配合量が最も多いのはクリームファンデーション。
次がリキッドファンデで、最も油が少ないのはパウダーファンデーションです。
皮脂浮き・皮脂くずれを防ぐには、皮脂の油と化粧品の油が結びつかないことが重要になります。
ですからオイリー肌の化粧崩れ対策では、油分の少ないパウダリーファンデーションを選ぶのがベスト!というわけです。
オイリー肌におすすめのパウダーファンデーション
KohGenDo グロスフィルムファンデーション
オイリー肌向け、また化粧崩れを防ぐおすすめファンデーションは、下記のページで詳しく解説しています。あわせてチェックしてみて下さい。
オイリー肌(脂性肌)のファンデーションの選び方&おすすめ~ツヤ感・崩れないプチプラやデパコス
化粧崩れしないファンデーションの選び方~ポイントは「肌質+崩れ方」!人気おすすめ8選
朝のお顔のお手入れは「洗顔→保湿→メイク」という順番ですよね。
でも保湿からメイクに入る前に「ティッシュオフ」の行程を挟むようにしてみると、化粧持ちがグッと良くなります。
メイク前の準備
「皮脂くずれ対策下地とファンデだけでは足りない!」という人は、フェイスパウダー(粉おしろい)を加えてみましょう。
通常ですと、フェイスパウダーはリキッドファンデーション等を塗った後の仕上げや、お化粧直しの時に使うものですね。
でもオイリー肌のメイク対策では、フェイスパウダーを「ファンデの前」に使います。
フェイスパウダーを使った皮脂対策テクニック
このテクニックは、特にテカリが気になる部分だけに「部分使い」をするのも手です。
いくら外側からスキンケアをしても、体の内側が「皮脂分泌をしやすいバランス」では肌の状態はがなかなか変わりません。
オイリー肌を改善するために、毎日の食生活を見直してみましょう。
ビタミンB2(リボフラビン)は、肌を健やかな状態にキープするために欠かせないビタミンです。
皮脂分泌を抑える働きもしているため、ビタミンB2が不足すると肌が皮脂過剰になり、ベタベタ感が促進します。
ビタミンB2が不足した状態が長く続くと、脂漏性湿疹等、重い皮膚炎を起こすこともあります。
皮脂のコントロールがキチンとできるように、以下のような食品を意識的に食べましょう。
ビタミンB2が豊富な食べ物
オイリー肌による肌荒れ改善のためには、ビタミンB6の摂取も大切です。
ビタミンB6は肌細胞の元となる「タンパク質」を代謝する時に欠かせないほか、皮膚の抵抗力を上げる働きも持っています。
カンタンに言えば、皮膚を丈夫にしてくれるビタミンなのですね。
ビタミンB6が豊富な食べ物
「レバーも納豆もよく食べるし大丈夫そう」と安心していませんか?実はビタミンBは、「脂肪の代謝」にも多く使われる成分です。
つまり以下のようなものを多く食べていると、「肌のためのビタミンB」が常に不足している状態に。
油ものの食べ過ぎで、肌がベタベタ・テカテカになってしまうのです!
オイリー肌になりやすい食べ物
特に外食系で多く使われるラードや背脂、バター・生クリーム等の「動物性脂肪」には注意が必要です。
飽和脂肪酸を多く含む動物性脂肪は悪玉コレステロールも増やし、食事で摂取した栄養素を肌に届けるための障害ともなります。
揚げ物や乳脂肪の多い製品はできるだけ控え、外食の回数を減らすといった工夫もしましょう。
極端なダイエット(肉抜きダイエット、単食ダイエット等)を行っている時にも、ビタミンBは欠乏しやすくなります。
「ダイエットを始めてからニキビができやすい」「ダイエットの間は顔がテカる」と感じたら、要注意です!かなりビタミンBが不足しているかもしれません。
ビタミンB群はバナナや納豆・鶏ささみ等のローカロリー食品からも摂取できます。
ダイエット中でもこれらの食品を意識的に食べて、ビタミンB不足にならないように気をつけましょう。
忙しい時などには食事がきちんと取れないこともありますよね。そんな時には、ビタミンBのサプリメントやドリンクでオイリー肌対策をしてみましょう。
なおサプリメントやドリンクには「医薬品」のものと「医薬部外品」のものがありますが、しっかり肌対策をしたい時には「医薬品(第三類医薬品)」がおすすめです。
「医薬品」は厚生労働省によって配合されている有効成分の効果が認められているもので、肌への適切な働きが期待できます。
医薬品は原則としてコンビニでは買えませんが、薬局の他ドラッグストア等で購入することができますよ。
なお医薬品ドリンクは「薬」の一種なので、アレルギー等の体質や他の薬との飲み合わせには要注意です。
特に通院中の人・妊娠中の人等は医師・薬剤師と相談の上で、使用サプリ・ドリンクを選択するようにしましょう。
オイリー肌対策におすすめのサプリ
チョコラBBドリンクII(第三類医薬品)
ビタミンB群が、肌に与える良い影響や効果的な摂取法についてを下記のページで詳しく解説しています。こちらもあわせて参考にしてみて下さい。
オイリー肌・脂性肌をさっぱりとした肌に近づけるために、毎日の生活習慣も見直してみましょう。
乾燥肌の人に比べ、オイリー肌さんは空気乾燥をあまり気にしない傾向があります。
肌がカサつかないので、部屋が乾燥していても大丈夫・・・と思ってしまうのですね。
ところが実際には、乾いた部屋の中にいると肌はドンドン皮脂を分泌していきます。
「乾燥させないように!」とセンサーが発動して皮脂を出しすぎ、テカリが目立ちやすいのです。
室内では湿度に気を使い、乾燥しないように適度に加湿をしましょう。加湿器を使うのがもっとも良い手ですが、水を入れた容器(コップ等)を置いておくだけでも少し空気がうるおいますよ。
乾燥しやすい場所
上記のような場所は、特に気をつけて加湿をしましょう。
「オイリー肌の原因」でご紹介したとおり、寝不足による自律神経の失調はホルモン分泌のバランスを崩す大きな要素です。
慢性的な寝不足に気づかず、肌荒れの原因が思い当たらない・・・というケースが多く、美容皮膚科医等からも度々警鐘されています。
適切な睡眠時間には個人差があるので、一口に「何時間寝るべき」とは言えません。
しかしアメリカの大学の調査では、6時間睡眠を切った状態が1週間続いた脳は、徹夜状態と同じであることが判明しています。
また6時間以下の睡眠が続くと自律神経の失調が起きやすく、うつ病を発生する率が高まることも指摘されるようになりました。
美容や肌の健康のためのひとまずの危険水域として、睡眠は「6時間」は確保するように意識したいところです。
たっぷり寝ることと美肌にはどんな関係があるのか、気になる方は下記のページも是非チェックしてみてください。
ホルモン分泌バランスを崩す「自律神経の失調」は、寝不足の他に「朝寝坊」「昼夜逆転生活」「食事抜き」等でも起きてしまいます。
生活サイクルはできるだけ崩さず、同じ時間に飲食や寝起きをすることも大切です。
特に「朝」はできるだけ同じ時間に起きて日光を浴び、1日の体内時計をリセットさせるようにしましょう。
現代の日本社会では、知らないうちに心にストレスが溜まってしまいがちですね。
また脳は「悩み」「イライラ」の他、「体の疲れ」や「緊張状態」等もストレスだと受け止めてしまいます。
例えば引越や入学等の生活環境の変化が起こるだけでも、一時的に脳は「ストレスフル」となるのです。
ストレスフルな状態が長期化するほど、肌の状態は悪化しやすくなります。
「趣味に打ち込む時間を作る」「好きなアロマを焚く」「軽い運動習慣を作る」等等、肌質の改善にはストレスを発散させる習慣を作ることも大切です。
ストレスと感じない状況でもストレスを受けていることがあります。ストレスについて詳しく知りたい場合は下記のページを参考にしてみてください。
スキンケアや生活習慣を切り替えた時、最初の数日は「皮脂が落ちていないのでは」「ベタつきが気になる」と感じる人は少なくありません。
これはオイリー肌の人が過剰に皮脂を取ることに慣れており、「潤いが適度に残った状態」を「不快」と感じてしまいやすいためであると言われています。
お手入れ方法が肌に合っているかどうかを知るには、最短でも2週間程度、理想的にはターンオーバの時期(1ヶ月程度)はお手入れを継続させることが大切です。
「炎症が劇症化した」といった場合は別ですが、1日~2日といった短期で結果を決めず、ゆっくりと肌の様子を見ていくようにしましょう。
オイリー肌におすすめのファンデーションや化粧水の、さらに詳しい紹介は下記のページがおすすめです。
あわせて参考にしてみて下さい。
オイリー肌のテカリを化粧水でカバー!さっぱり保湿で脂性肌におすすめの化粧水~メンズ用にも
オイリー肌(脂性肌)のファンデーションの選び方&おすすめ~ツヤ感・崩れないプチプラやデパコス
※本記事で紹介している製品の情報は公式サイト等で最新をご確認ください。
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