キッズシッターの料金・サービスまるわかりQ&A
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卒園や入学、引越し、学期の切り替わり等をきっかけに「キッズシッターを使ってみようかな」と考えている人も多いのではないでしょうか?
近年はキッズシッターサービスに力を入れる企業も増え、料金システムやサービス内容も多様化しました。ただその分、キッズシッターの料金相場や選び方がよくわからず、困っているという人も増えているようです。
ここではキッズシッターの料金やサービス、学童との比較等、キッズシッターを初めて使う人のよくある疑問をQ&A形式でご紹介していきます。初めてのキッズシッター選びの参考にしてみてください。
1.キッズシッターの料金相場は?
キッズシッターの料金相場の平均値は、1時間あたり平均1,300円~1,700円となっています。ただし「契約内容」や「サービスの使い方」等で料金相場が大きく変動するので、違いをよく理解しておくことが大切です。
派遣型・マッチング型・個人事業型の料金相場
キッズシッターは大きく3つのタイプがあります。
それぞれ料金相場とメリット・デメリットについて、違いを知っておきましょう。
派遣型キッズシッターの料金相場と長所短所
「派遣型」とはキッズシッターが企業に社員として登録しており、『企業のサービス』としてシッターサービスを提供する方式です。
派遣型キッズシッターの場合、料金相場は1時間あたり2,000円~3,000円となっています。
派遣型のメリット
- 質の高いサービスが期待できる
- 登録シッターが多数居るので切り替えもカンタン
- サポート体制が手厚い
- サービス内容が幅広い
派遣型であれば万一のトラブル時には会社に間に入ってもらえますし、賠償保険の加入等の点でも安心感があります。シッターと合わない時に別のシッターに替えてもらいやすいのもメリットです。
マッチング型の料金相場と長所短所
「マッチング型」とはキッズシッター向けのマッチングサイトに登録しているシッターと、サイトを通じて取引ができるサービスのことです。
登録シッターは原則フリーランスとなっています。マッチング型のキッズシッターの料金相場は1時間あたり1,000円~1,400円です。
マッチング型のメリット
- たくさんのシッターから選べる
- 初めてでも利用しやすい
- 単発でも利用しやすい
マッチング型のデメリット
- 長期契約はしにくい
- シッターのクオリティにバラつきがある
- サポート体制にバラつきがある
マッチングサイトに登録しているシッター数はどんどん増えているので、選択肢が多いのは嬉しいポイントです。反面、学生バイト等も多いので、実績にはやや不安があるシッターが居る点は否定できません。
個人事業型の料金相場と長所短所
「個人事業型」とは、キッズシッター自身が独立して事業を起こしており、フリーランスとして働いているスタイルです。ベビーシッターと顧客は直接契約を結びます。
個人事業型のキッズシッターの料金相場は1時間あたり1,300円~1,800円となっています。
個人事業型のメリット
- 同じシッターに長く来てもらえる
- サービスに都合をつけてもらいやすい
- 地域情報に強い
個人事業型にしているキッズシッターだと、延長保育やスケジュール変更等に比較的融通をつけてもらいやすいことが大きなメリットです。ただ万一の際に企業やサイトが間に入らないため、実績がある人をしっかり選ぶ必要があります。
定期利用・単発利用の料金相場
キッズシッターのサービスには「定期利用」「単発利用(スポットサービス)」の2種類があり、それぞれで料金相場が異なります。
定期利用の料金相場
キッズシッターの定期利用とは「週に1回」「月2回」等、頻度を決めて定期的にシッターに来訪してもらうサービスです。キッズシッター定期利用時の料金相場は、1,200円~1,600円となっています。
ただし、定期利用サービスでは上の基本料金に加え、次のような料金が発生する業者も多いです。
キッズシッターの基本料金以外の費用
入会金 |
平均相場10,000円~30,000円前後) |
年会費 |
10,000円~20,000円 |
入会費・年会費のコストは、上の料金相場には含まれていません。ただし企業によっては年会費を収めることで、基本料金から10%~15%の割引を行うところもあります。
単発利用(スポット)の料金相場
キッズシッターの単発利用(スポットサービス)とは、「親の入院中の塾の送迎をお願いしたい」「両親の旅行の日だけ見守りをお願いしたい」等、期間限定的なシッターサービスのことを言います。
キッズシッターを単発利用する場合の料金相場は1,600円~2,500円と、定期利用に比べて高めです。また派遣型の場合、登録会員にならないとスポットサービスが利用できない企業もあります。
2.ベビーシッターとキッズシッターの違いは?
ベビーシッターサービスとキッズシッターサービスには、法律上等の厳密な違いはありません。ベビーシッター・キッズシッターサービスを並行して提供している業者が多いです。
ただキッズシッターサービスを提供する業者の場合、次のような事業の傾向が見られます。
12歳~15歳のシッターも可能
ベビーシッターのみのサービス提供を行う業者の場合、子どもの受け入れ対象年齢は小学校低学年まで、10歳位までというところも多いです。
これに対してキッズシッターサービスを提供するところの場合、対象年齢は最高12歳(小学校6年)~15歳(中学校3年)までと、高学年・中学生まで対応する業者が多い傾向にあります。
【キッズシッター対象年齢の例】
ベアーズ |
12歳まで |
モルモル |
小学校6年生まで |
キッズライン |
15歳(中学生)まで |
自宅以外でのサービス提供OK
ベビーシッターサービスのみを提供する業者だと、サービス提供場所は原則として「顧客の自宅のみ」と限定していることが多いです。
送迎サービス・お出かけサービス等がオプションに付いていることはありますが「自宅に一切入らないでシッターサービスをする」というところはほとんどありません。
対してキッズシッターサービスの場合、「送迎のみの単独サービス」「動物園や水族館等へのお出かけ」等、自宅にシッターが入らない形でのサービス提供も多く行われています。
教育系・習い事サービスの充実
小学生~中学生を対象にしたキッズシッターサービスの場合、英会話やピアノ等の教育系サービスに力を入れているところが多いです。
またシッターさんによっては、学校の宿題を一緒にやったり、わからないところを教えてくれるといった家庭教師兼任型のサービスを提供する人も居ます。
3.キッズシッターを使うメリットは?
キッズシッターサービスを利用するメリットとしては「安全」「健康」「上達」「リフレッシュ」の4つが挙げられます。それぞれを詳しく解説していきます。
子どもの安全管理がきちんとできる
子どもだけでの留守番や移動では、どうしても危機管理体制が弱くなりがちです。プロのキッズシッターに子どもに付いていてもらうことで、安全管理体制をきちんと敷くことができます。
スクリーンタイムを減らせる
スクリーンタイムとは、テレビやスマホ・iPad等の液晶画面を観続ける時間のことを言います。家族や友だち等と一緒に居ない時間が多い子どもほど、スクリーンタイムは長くなってしまいがちです
スクリーンタイムの長さは「視力が落ちる」といった問題だけではありません。ブルーライトの照射による自律神経の乱れから睡眠の質が落ちたり、コミュニケーション能力が落ちるといった問題も指摘されています。
キッズシッターという大人とのコミュニケーションを持つことでスクリーンタイムが減少すれば、子どもの心身を健康に保つことにも繋がるのです。
趣味やスキルを獲得できる
習い事や勉強等を一緒に見てくれるキッズシッターであれば、子どもは日々の生活の中で新たな趣味や技術・知識を獲得することができます。スキルの種類によっては、受験や部活等でそれらのスキルを発揮することもできることでしょう。
家族の息抜き・リフレッシュができる
家事・育児に常に関わるご家族は、なかなかリフレッシュをする時間が取れないものです。プロのキッズシッターに子どもを見てもらえば、ご家族は安心して「自分の時間」を持つことができます。
仕事が忙しい時はもちろんですが、結婚記念日やパーティー等の用事のためにキッズシッターを利用する人も近年では増加している傾向です。
4.学童とキッズシッターならどちらが良い?
子どもを見てもらうサービスとしては、キッズシッターの他に「学童(学童保育)」がありますね。「学童とキッズシッターのどちらを利用するか悩んでいる」という人も多いのではないでしょうか。両方の特徴を比較してみました。
学童保育の特徴
学童の良い点
学童の良い点
- コミュニケーション能力が上がりやすい
- 公立学童だと費用が安め
- イベントに参加できる
学童に参加をすれば、学校のクラス以外の友だちとの接触も増えます。同世代や年齢の違う子どもたちとの接触が増加することで、コミュニケーション能力の上達が期待できることでしょう。
また公立学童の場合だと、費用は1ヶ月あたり5,000円~7,000円程度と費用はお安めです。
別料金になりますが夏季休暇・冬期休暇中にはキャンプや課外教室等のイベントを開催する学童も多く、様々な体験をすることもできます。
学童の良くない点
学童の良くない点
- 預かりは原則17時~18時まで
- 土日・祝日は原則対応NG
- 学習習慣が無いことが多い
- マンツーマン対応はしてくれない
公立の学童保育の場合、預かり時間は原則として平日の夜6時(18時まで)です。延長保育を行わない学童も珍しくありません。
また民間型学童保育の場合でも、当日の急遽の延長保育は受け入れられないケースもあります。夜間・休日対応等に柔軟な民間学童になるほど、月間料金が5万円~7万円になってしまうのもネックです。
また公立型学童保育では基本的に「自由に遊ぶ」というスタイルなので、勉強等をしっかり見てもらうことは難しいです。民間型だともう少し積極的な施設も多いですが「学習塾」ではないので、子どもにやる気が無いと放任されてしまうこともあります。
キッズシッターの特徴
キッズシッターの良い点
キッズシッターの良い点
- 夜間の見守りや送迎のみのサービスもある
- マンツーマンでしっかり対応してくれる
- 勉強や習い事等を見てくれるシッターも居る
キッズシッターの場合、夕方~夜間の対応や塾等の送迎のみのサービスを行う等、柔軟な対応をしてくれるところも多いです。集団管理ではなくマンツーマン対応なので、お子さんの個性に合わせたきめ細やかな指導や安全管理が期待できます。
シッターによっては家庭教師代わり、習い事の先生代わりになってくれることも。より多様なサービスがあるのがキッズシッターの特徴と言えるでしょう。
キッズシッターの良くない点
キッズシッターの良くない点
- 公立学童に比べて費用がかかる
- 出かけられる場所には制限がある
- シッターとの相性が重要になる
キッズシッターサービスでも、動物園や水族館等のお出かけへの同伴はOKというケースは多いです。宿泊サービスを設けているシッターも居ます。しかし課外教室レベルの遠出となると、対応できるシッターは少なくなってしまいます。
またキッズシッターの場合、お子さんとの相性も重要になります。お子さんと気が合い、うまくやっていけるシッターを見つけるまでに時間がかかってしまうケースも見られます。
こんなご家庭にはキッズシッターがおすすめ
学童・キッズシッターそれぞれの特徴を見ていくと、次のようなケースには特にキッズシッターが合っていることがわかります。
- 夜の留守番や塾・習い事の送迎等も見てほしい
- 子どもの勉強や習い事の進捗が心配
- 子どもが受け身な性格だと思う
- 子どもが引っ込み思案なタイプだと思う
- マイペースにのびのびと育ってほしい
学校や塾・習い事等で引っ込み思案なタイプや、受動的なタイプだと、学童では指導員の目から外れてしまいがちなことが多いです。
またご家庭の都合に合わせてより柔軟にサービス対応してほしいという場合には、キッズシッターの方が合っているでしょう。
用途に合わせて使い分けるのも手!
キッズシッターは、概ね1日に2時間位から利用できることが多いです。また学習塾や習い事はもちろん、学童から自宅までの送迎のみを行うキッズシッターサービスもあります。
例えば通常は公立の学童保育を利用して、週に何度かだけキッズシッターによるお迎えと夜までの見守りサービスを利用するといった方法もできるわけです。それぞれの特徴を知っておけば、うまく使い分けをすることもできますね。
5.キッズシッターに資格はあるの?
キッズシッターには法律上で定められた資格(国家資格等)はありません。
しかし次のような資格を保有しているキッズシッターは「能力が高い」と判断されやすく、人気が集まっています。シッター選びの重要なポイントにもなるので、代表的な資格を知っておきましょう。
幼稚園教諭・保育士資格
3歳~7歳位までの子どもを対象としたキッズシッターサービスの場合、幼稚園教諭・保育士資格を有しているシッターは特に人気があります。
幼稚園教諭は文部科学省認定、保育士は厚生労働省認定のれっきとした国家資格であり、その資格を取得するには大学や短大・専門学校等で専門的な授業を履修しなくてはなりません。小さな子どもを見るプロとも言える存在であり、安心感が高いです。
小学校教員免許
小学校教員免許は、文部科学省認定の教員免許状です。短大・大学・専修いずれかで所定の単位を取得し、さらに採用試験を受けて「先生」の免許を取ります。
家庭の都合や結婚・出産等を契機にして小学校教諭を退職したという人も意外と多く、7歳~12歳位までを対象としたキッズシッターとして人気があります。
看護師資格
病児・障害児等を対象としたキッズシッターでは、特に看護師免許保持者が高い人気を得ています。子どもへの安全管理の考え方がしっかりしている、病変などに対する感覚が鋭いといった点が安心感に繋がりますね。
ただし看護師有資格者であってもシッターサービス中に医療行為はできませんので、その点には注意が必要です。
学習塾講師検定
学習塾講師検定とは、社団法人全国学習塾協会が実施している民間資格です。
3級だと合格率がほぼ100%という気軽な資格なのですが、集団指導1級だと合格率15~17%という非常に狭き門となっています。
塾講師経験者だと、この検定を受けている人も多いです。小学校低学年以上になると、塾講師・教諭等の経験者の方が子どもとうまく学習を進めていきやすいという傾向も見られます。教育面に力を入れたキッズシッターサービスを求める際には、参考にしておくと良いでしょう。
チャイルドマインダー
チャイルドマインダーとは、イギリスで生まれた少人数保育のことを言います。イギリスでは1990年に「家庭保育の資格者」として、国家職業資格となりました。
日本では現在まだ民間資格であり、ヒューマンアカデミー、NCMA,Japan、チャイルドマインダージャパンのそれぞれが資格認定講座を行っています。
チャイルドマインダーとして自宅で少人数保育を行っている人もいますが、保有資格を活かしてキッズシッターとして訪問保育を行っている人も少なくありません。
6.キッズシッターと英会話を学べる?
近年では英語ができるキッズシッターによるサービスも人気です。ネイティブのシッターもいれば、英語が話せる日本人によるキッズシッターサービスもあります。
英会話キッズシッターサービスの料金相場
英会話可能なキッズシッターの場合の料金相場は、1時間あたり2,000円~4,000円となっています。ネイティブ講師を抱える専門的なキッズシッターサービスだと、料金は最低3,000円~とやや高めです。
【英会話シッター料金例】
事業者 |
基本料金 |
その他料金 |
ACE英会話ベビーシッター |
90分 5,975円 |
- 入会費20,000円税別
- 年会費10,000円税別
- 交通費別途発生
|
マミーヒルズ |
120分 6500円 |
- 入会費20,000円税別
- 年会費10,000円税別
- 交通費別途発生
|
リトルハグ |
60分 3,000円 |
- 入会費30,000円税別
- 年会費5,000円税別
- 交通費別途発生
|
親子での英会話教室もできる
『リトルハグ』や『ACE英会話』などでは、シッターが子どもの面倒を見るだけでなく、ご家庭での親子英会話教室にも対応しています。「子供だけでなく自分も英会話を学びたい」「レッスン後にも親子で英会話を続けたい」という人にもピッタリです。
ネイティブが良い?日本人シッターが良い?
英会話対応キッズシッターを選ぶ場合、ネイティブのシッターを選ぶべきか日本人(バイリンガルシッター)にすべきか悩む人も多いところでしょう。それぞれの特徴をまとめてみました。
ネイティブキッズシッターの良い点・悪い点
- 発音や英語力が高い
- より「会話力」のある英語が学べる
- 勉強の仕方やシッター内容がおおらかになりやすい
- 細かい指示が伝わらないことがある
ネイティブのキッズシッターの場合、より「日常会話」に即した英語を肌で学べるのが魅力です。その反面、日本語コミュニケーションは苦手という人も多く、細かなお願いが伝わりにくいことも考えられます。
日本人キッズシッターの良い点・悪い点
良い点
- 発音・英語力に個人差がある
- より「受験力」のある英語が学べる
- 家庭教師に近い指導ができるシッターも居る
- 細かな指示もカンタンに伝わる
日本人シッターの場合、発音等の力はその人の環境や学力などによるところが大きいです。
ただネイティブではない分だけ「英語を学ぶという経験」をしてきているので、子どもにわかりやすく英語を教えてくれたり、受験に強い英語の学び方を教われる利点があります。
7.キッズシッターに料理や家事もしてもらえる?
キッズシッターの中には、調理や掃除等の家事代行を同時にお願いできるところもあります。反対に、家事サービスには制限がある業者も多いので注意が必要です。
家事代行とキッズシッターが両立できるケース
家事代行・シッターサービスの両方を提供している業者としては、次のようなところがあります。
事業者 |
内容 |
料金 |
家事代行サービス かじまある |
料理代行、お掃除・お片付け・お買い物など |
1時間 3,400円~ |
ぽっかぽか |
ハウスキーパー・キッズシッター併用サービス |
1時間 2,200円~3,300円(入会費10,000円税別) |
キッズライン |
シッターによって対応サービスは変動 |
1時間 2,000円~ |
家事サービスは原則NG?
「家事代行サービス」と「ベビーシッター・キッズシッターサービス」の両方を提供している派遣業者はたくさんあります。それに対して「シッターが家事も子どもの見守りの併用して行ってくれる」というところは意外と少なめです。
原則としてのキッズシッターができる家事の範囲は「子どもの調理の温め・盛り付け」と、「子どもの遊びや学習で使った道具等の片付け」位までになります。
「子どもの食事を作って欲しい」「食器や台所の片付けもお願いしたい」となると『家事代行』の範疇となるため、NGとなるケースが多いです。契約前にできるサービスの範囲をよく確認しておきましょう。
8.キッズシッター選びのポイントは?
キッズシッターを選ぶ時には「保険」「キャンセル・延長規定」「交通費規定」など、基本料金やサービス内容以外の点にも目を配ることが大切です。
保険の確認
キッズシッターサービスの場合、賠償責任保険への加入は必須です。派遣型・マッチング型はほとんどの場合に企業かサイトが保険に加入していますが、フリーランスの人でも加入状況を必ず確認しましょう。
また保険内容についても十分にチェックを!賠償保険の内容によっては、賠償責任が「子どものケガ」等に制限されており、家財に対しては保証が無い保険もあります。
送迎のみのキッズシッターサービスであれば、家財保険は無しでも良いでしょう。しかし自宅にシッターを招き入れる場合、家財(食器や家具・貴重品など)になんらかの破損が起きる可能性はゼロではありません。
シッターが家財保証の派遣に入っていないと、シッター自身(または派遣会社)が実費で弁償・保障等を行うこととなり、顧客とのトラブルになりがちです。きちんと保険に入っているサービスを選びましょう。
キャンセル・延長時の料金規定
キャンセルの場合の料金規定や、延長時の料金規定は事前に必ず確認しましょう。これらの規定は業者(シッター)によって大きく異なります。
個人シッターの場合だと、ある程度キャンセルや延長時の対応に融通を効かせてくれるところも多いです。反面、派遣型等の場合だと、当日延長は基本料金の150%、前日キャンセルでも基本料金の50%発生等の条件を設けているところも少なくありません。
指名システムの確認
派遣型のキッズシッターサービスを選ぶ場合には、事前に「指名システム」がどのようになっているかをよく確認しましょう。会社によっては同じシッターさんに来てもらうための「指名料」が発生するところもあります。
また派遣型でもマッチング型でも、人気のシッターさんは指名でスケジュールが埋まってしまいやすいです。長期的に同じ人に来てもらえるかどうか、万一合わない場合のスイッチングはどうなるか等はしっかりチェックしておきましょう。
お試しサービス・単発サービスはある?
キッズシッターサービスで何よりも大事なのは、お子さんとキッズシッターの相性です。
「子どもとシッターは仲良くやっていけそうか?」「家の中での暮らし方は?」といった点を知るには、実際にサービスを使ってみるのが一番。
キッズシッター料金が安めの「お試しサービス」や、入会費無しで使える単発サービス等を使って、お子さんとキッズシッターの様子をチェックしてみてはいかがでしょうか。
おわりに
キッズシッターの料金やサービス内容、選び方のポイント等の情報はお役に立ちそうですか?小さな乳児だった時と小学生になってからでは、お子さんに合うシッターサービスが変わってくる・・・というケースは意外と多いようです。
お試しサービス等をうまく使って、お子さんとご家庭にピッタリ来るキッズシッターを見つけましょう!