AGA治療はクリニック選びが重要!おすすめ比較ポイントを解説
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最近、TVでもよく「AGAは治療できる!」というCMが流れるようになってきましたね。「病院で治せるものだったんだ」と、驚かれた人も多いのではないでしょうか?
でもAGA治療に興味を持ちつつも「どんな病院に行けばいいのかわからない」「病院に行くのが恥ずかしい」と、治療を先延ばしにしてしまっている人も、まだまだ沢山いらっしゃるようです。
AGA(男性型脱毛症)にキチンと対処をするためには、自分に合い信頼できるクリニック(医療機関)を選ぶことが何よりも大切になります。
AGA治療を始める第一歩として、まずは医療機関選びのコツを抑えておきましょう。
ここでは医療機関におけるAGAの治療内容や、AGA治療を行う病院の種類、クリニック選びのポイント等、クリニック選びの指針となる情報を解説していきます。
AGAとは?
AGAは成人男性の男性型脱毛症のことです。多くが20代以降で発症し、ほとんどで頭頂部やおでこの生え際に発症するといった特徴があります。
毛髪には「成長期」「退行期」「休止期」という3つのサイクルがあり、本来、新しい頭髪が生え始めてから成長が止まるまでの「成長期」は2年~6年とされています。
しかし、AGAの成長期は数か月から1年と非常に短く、毛髪が強くしっかり伸び切らないまま退行期を迎えて抜けてしまうのです。
AGAは進行性ですので、放置すれば脱毛の範囲が広がったり毛髪が生えてこなくなる可能性が高くなります。
AGAの原因は何?
AGAには3つの物質が関わります。まずAGAの直接的な原因となるのがDHT(ジヒドロテストステロン)、これが髪の成長を止めてしまうホルモンです。
そしてDHTを生み出してしまうのが、男性ホルモンの「テストステロン」と「5αリダクターゼ」という睾丸等から生成される酵素です。
テストステロンは、気持ちにハリを出したり前向きな気分のもとになる大切なホルモンですが、5αリダクターゼと結合するとDHTに変わってしまうのです。
その他、毛根部への血流が停滞する・毛包が縮小するなどの理由で髪の成長が低下し、抜け毛を誘発することも考えられます。
AGA治療で目指すのは育毛と発毛
AGA治療では、大きく分けて2つの目的をもとに、治療方針や処方薬を決定します。
育毛:髪を太く強くする
髪の成長が弱まる前に、DHT(ジヒドロテストステロン)や5αリダクターゼの働きを阻害し、太く抜けにくい髪へスムーズに成長させようというのが「育毛」です。
育毛ならセルフケアと変わらないのでは?と思う方もいるかもしれません。
AGA治療における「育毛」は、ヘアサイクルを研究し効能効果の裏付けをしっかり取った医薬品で行います。また、専門の医師や毛髪診断士による頭皮や髪の診察もあります。
医療機関の育毛治療は、それだけの価値のある結果を目指しますので自宅でのケアとは別物です。
発毛:髪を作る元に直接作用して髪をはやす
そして2つめは、発毛組織に直接作用し髪が生えるのを促す「発毛」です。AGA治療のイメージはこちらのほうが大きいかもしれません。
使用する薬や治療の方法に多少の違いはあるかもしれませんが、AGA治療といえばどの医院やクリニックでも「育毛と発毛」、この2つを目指して行われます。
では、AGA治療はどこに行けば受けられるのでしょうか。次の章で解説していきます。
AGA治療はどこで受けられる?病院選びの第一歩、病院の種類を知る
AGAの治療ができるのは、AGA専門のクリニックだけ・・・と思い込んでいませんか?
実はAGAの治療は、総合的な美容施術を行う美容クリニック(美容皮膚科・美容形成外科等)でも受けられる他、皮膚科や内科といったいわゆる「普通の病院」でも受けることができるんです。
とは言え、病院の種類によっては受けられる治療内容や料金等にも大きな違いが出てきます。
ここではそれぞれのクリニックのメリット・デメリットを解説していきましょう。
一般病院(皮膚科・内科等)
大学病院等の総合病院の他、近年では個人医院でもAGA診療を行うところが増えています。
一般病院のメリット
- 処方薬の価格が比較的安い
- 通いやすい医院が選べる
- 心理的ハードルが低い
処方薬のコストを多少抑えられる
AGAの治療は通常の疾患とは異なり、国民健康保険・その他健康保険の保険適用外となります。
そのため内服薬の処方もいわゆる「3割負担」(一部負担)ではなく「全額負担」です。
また自由診療となることから処方薬の価格は一定していません。つまり病院・クリニックが料金を決められるため金額が異なるわけですね。
とは言え一般病院の場合、処方薬の価格は平均的に比較的抑えられている傾向にあります。
AGA治療にかけるコストを抑え、無理なく治療を続けたいという人にとっては助かるポイントと言えるでしょう。
例として、AGA治療で処方されやすい5αリクターゼ阻害薬(プロペシア等)の1ヶ月あたりの価格は9,000円~13,000円前後に設定されていることが多いです。
病院の数が多い
一般病院のメリットとしては、「院の数が多い」という点も挙げられます。
例えば東京都内の場合、皮膚科診療を行う医院の数は2500件を越えます。
もちろん全ての一般病院で必ずAGA診療が受けられるわけではありませんが、数の面では美容クリニック・専門クリニックを圧倒しています。
自宅から近い・勤務先からも通いやすい等、無理なく通える医院を選びやすいわけです。
専門医院より気軽に行ける
AGAの治療をスタートすることに対し「専門の病院に行くのに抵抗がある」「知らない病院に行きたくない」と感じている方も多いのではないでしょうか?
しかし皮膚科・内科といった一般的な医院であれば、風邪を引いた時や皮膚の炎症が起きた時と同じ感覚で気軽に病院を受診することができます。
検査・問診が簡易になりやすい
一般病院では、治療を開始するにあたってきちんとした検査が準備されていないことも珍しくありません。
男性ホルモン値や5αリクターゼ活性度等を調べるために血液検査等を行う医院も無いことはないのですが、これはかなり珍しい方であると考えておいた方が良いでしょう。
カンタンな問診だけでAGA治療向け内服薬の治療を推奨され、診療はほとんど無しというパターンが一般的です。
この点について「カンタンに薬を出して貰えて良い!」と感じる人もいるかもしれません。
詳しい検査もナシで治療を進めてしまうと・・・
しかし問題なのは「そもそも薄毛の原因がAGA(男性型脱毛症)だけなのか、他の原因も関わっているのか」という点を追求できないままに治療がスタートしてしまうという点です。
薄毛の原因にはAGA以外にも血行の不良・ストレス・栄養状態の不良・脂漏性皮膚炎等の様々なものがあります。
男性ホルモン以外の原因が組み合わさっていることで、薄毛が促進されているケースも多いのです。
簡易な問診や検査では、このような複合的な薄毛の原因を突き止めにくい点は考慮しておくべきでしょう。
専門知識を持つ医師が少ない
一般病院でのAGA治療対応がスタートしてからはまだ日が浅く、残念ながらAGAや薄毛(脱毛症全般)に対する専門知識をキチンと持った医師が在籍している確率はかなり低いというのが現状です。
前述のとおり初回の検査・問診が簡易的になる傾向を持っているだけでなく、定期通院時にも現状確認だけで診療を終わらせてしまうケースが少なくありません。
「AGAのわからない点について知りたい」「薄毛の状態について相談をしながら治療を進めていきたい」という人にとっては、不安を覚える可能性も考えられます。
治療内容が限定される(人によっては効果を感じにくい)
一般病院での治療を受ける最も大きなデメリットとしては、治療内容が「内服薬(5αリクターゼ阻害薬・プロペシア)」の一本槍にほぼ限定されてしまう点が挙げられます。
5αリクターゼを阻害し男性ホルモンDHTによる毛乳頭への攻撃を抑制すれば、確かに今後の薄毛の進行が止まる効果は得られます。
また薄毛の進行度合いが軽度である場合には、DHT抑制によってヘアサイクルが正常化し、毛乳頭の働きが再度活発となる(発毛へと導かれる)可能性もあるでしょう。
しかしながら、プロペシアとは「直接的に発毛をさせる薬」ではないという点には注意をしておくべきです。
AGAが進行しており毛母細胞の働きが停止している場合、DHTの抑制に加えて更に「発毛」を促すための治療を行う必要が出てきます。
つまりAGAの状態や原因によっては、プロペシア服薬のみでは薄毛の改善に繋げにくかったり、効果を実感するまでに非常に時間がかかる可能性も考えられます。
美容皮膚科・美容整形外科(男性向け美容クリニック等)
美容クリニックとは、レーザー脱毛や美白手術、美容整形等の美容に関わる施術を行う医療機関のことです。
エステサロンや育毛サロン等とは異なり、国家資格を取得した医師及び看護師による専門的な医療行為を受けることができます。
近年ではヒゲ脱毛等を行う男性専門の美容クリニック(メンズ美容クリニック)も多数登場しています。
美容皮膚科・美容整形外科のメリット
- 検査が丁寧に行われる確率が高い
- 服薬治療以外の治療法を持つ医院が増加
- プライバシー対応に優れる
一般病院よりも検査が丁寧に行われる確率が高い
美容皮膚科・整形外科等の美容クリニック(特に男性向けのクリニック)では、現在AGA治療に対しての対応に力が入れられる傾向が見られています。
血液検査・触診等の頭皮治療向けの検査で原因を特定し、適切な治療が受けられる可能性も高いです。
投薬治療以外の治療法を持つ医院が増加
美容皮膚科・整形外科では、5αリクターゼ阻害薬である「プロペシア」の他、唯一の発毛効果が認められているミノキシジルの外用薬、「ロゲイン」等の処方を行う医院が多い傾向にあります。
また近年ではHARG治療を取り入れる等、AGA最先端治療のための設備投資・技術向上を積極的に行っている医院も増えている傾向です。
一般病院に比較して、より専門的な診療が受けられる可能性は高くなります。
プライバシー対応に優れる
美容クリニックに訪れる患者さんは、「ニキビ跡を無くしたい」「ヒゲを脱毛したい」「二重まぶたの手術をしたい」等、「人に知られずに治療を受けたい」という人がほとんどです。
そのため美容クリニックでは玄関や受付が目立たない作りにしたり、ロビーを個室風に作る等、患者のプライバシーを考慮した対応を行っています。
美容皮膚科・美容整形外科(美容クリニック)のデメリット
- 医院によって設備・治療技術のバラつきがある
- 処方薬の料金が高額になりやすい
医院によって設備・治療技術に程度が異なる
美容クリニックと一口に言っても、その技術力や設備のレベルは様々です。
AGA治療に力を入れていないクリニックの場合、一般病院とほとんど変わらないような「簡易的な服薬治療のみ」を行っているところもあります。
美容皮膚科診療・美容整形等の多種の外来を受け付けているクリニックの場合、後述する「クリニック選びのポイント」等も参照しつつ、AGAへの対応力を事前にきちんと確認しておく必要があるでしょう。
処方薬の料金が高額になりやすい
美容クリニックの場合、一般病院に比べて処方薬の料金が高くなりやすい傾向にあります。
例えば「プロペシア」のみの服用の場合でも、一般病院が1万円前後なのに比べて美容クリニックでは平均2万円~2万3,000円前後、医院によっては3万円以上となることもあるようです。
AGA専門クリニック
前述した「美容クリニック」の派生系で、AGA(男性型脱毛症)の治療のみに特化をさせた専門のクリニックです。
近年AGA治療の需要が上がっていることから、徐々にその数が増えています。
AGA治療専門クリニックのメリット
- 専門知識を持った医師による治療
- AGAの検査・治療法が幅広い
- 定期カウンセリング・アフターケアの充実
専門知識を持った医師による治療
「AGA専門」という医師の数がいまだ少ない日本において、AGA治療専門クリニックでは在籍医師全員が「AGA・薄毛のプロフェッショナル」となっています。
症状の進行度合い・原因等、個人差が出やすいと言われるAGAで一人ひとりに最適な治療を受けられる可能性は3種の病院の中で最も高いと言えるでしょう。
AGAの検査・治療法が幅広い
AGA専門のクリニックでは、幅広い治療が行われています。
例えば内服薬だけではなくミノキシジル外用薬をあわせてより早い発毛効果を狙ったり、皮膚の状態にあわせて抗炎症剤・ビタミン剤等も処方する等、より現在の頭皮状態に合わせた治療が行われるわけです。
また専門機関ではHARG治療等の最先端技術についての対応も早く、AGAの原因や進行度に合った効果の感じられる治療を受けられる可能性が高くなります。
定期カウンセリング・アフターケアの充実
AGA治療専門クリニックでは、通院の度に問診だけでなく綿密な検査や状態確認を行うのが通例となっています。
また定期的なカウンセリングの中で、薄毛の改善度・体質等に合わせ、その都度適切に処方や治療方針の切り替えが行われるのもメリットです。
また薄毛に改善が見られ頻繁な通院が必要なくなった場合でも、丁寧なアフターケアが行われる傾向にあります。
髪の状態・頭皮状態を将来的にも良好に保っておきたい人にとって、とても安心できるポイントですね。
AGA治療専門クリニックのデメリット
- クリニック数が少ない上、都心に集中
- 治療費が高額になりやすい
クリニック数が少ない
AGA治療を専門に行うクリニックは、現在徐々にその数を増やしています。
とは言えその数は一般病院や全般的な美容外来を行うクリニックに比較すれば少ないのが現状です。
特に都心部以外での医院展開数には弱さが見られています。
お住いの地域によっては、定期的な通院が難しい可能性も考えられます。
治療費が高額になりやすい
様々な治療が受けられるのが魅力のAGA専門クリニックですが、診療内容が幅広くなるほど、治療にかかる金額も高くなるのが最大のデメリットと言えます。
例えばHARG療法の場合、半年~1年弱の治療にかかる費用は最低でも50万円~60万円以上であり、クリニックによっては200万円以上かかるケースも見られています。
医療ローンが組めたりクレジットカード払いを受け付けているクリニックも多いため、1ヶ月あたりの支払い料金を抑えられることもありますが、薄毛の進行度合いによってはコストが掛かりやすい点は留意しておくべきでしょう。
AGA治療の治療とは一体何をする?
「AGA(男性型脱毛症)は病院で改善できる」ということは知っていても、「実際にどんな治療を行うのか」という点についてはまだ知らないという人も多いことでしょう。
「育毛」や「発毛」という結果を出すために何をするか?がAGA治療の具体的な内容ですが、治療には様々なものがあり、病院によって準備している設備や方法も異なります。
そのため病院選びをキチンと行う上では、現在の日本では基本的にどんな治療法が行われているのかを事前に知っておくことも大切です。
AGA治療は投薬が中心
医療機関で行われるAGA(男性型脱毛症)治療は投薬がメインです。
髪の成長を止めるホルモンの元となる「5αリクターゼ」という酵素を抑えたり、発毛組織に作用する医薬品を使います。
治療薬の種類は少なく、特に発毛薬は近年開発されたものなので、医療機関によって処方される薬が全く違うということはありません。
よって薬の単剤処方に関しては、どのクリニックもほぼ変わらないと思っていいのですが、クリニックの独自プランで治療する場合は、AGA治療成分を配合したクリニックオリジナルの薬剤が使われることが多いです。
治療薬には内服と外用薬がありますので、具体的にどのような医薬品が使われるかを詳しく解説していきましょう。
内服薬による治療
投薬治療の中でも最も多いのが「内服薬(飲み薬)」による治療法です。
内服薬には育毛タイプと発毛タイプ、どちらのパターンもあり、最もよく使われるのが以下の医薬品です。
プロペシア・フィナステリド(育毛治療)
プロペシア・フィナステリド(育毛治療)は、頭髪の成長を遅くするホルモンを抑える内服薬です。
具体的に解説すると、これらは「5αリクターゼ」の活性化を抑えることを目的としています。
抜け毛や薄毛の原因である「DHT」は、「テストステロン」と「5αリクターゼ」が結合して作られるため、「5αリクターゼ」を弱めてしまえば髪の成長を抑えるDHTも必然的に少なくなる、つまり抜け毛・薄毛の進行も食い止められる、というわけです
どちらも「フィナステリド」が主成分
プロペシアは成分名ではなく医薬品の名称、商品名のようなもので、成分はフィナステリドです。
医療機関によって「プロペシア1ヶ月分」または「フィナステリド1ヶ月分」と書かれていることがありますが、プロペシアの主成分はフィナステリドです。
では2つの違いですが、プロペシアが先行して発売されたもの、フィナステリドはプロペシアのジェネリック医薬品、というだけです。つまり効果の面では同じです。
どうしても先行のプロペシア、という人は別ですが、ジェネリックであるフィナステリドなら安価で処方できるというメリットも是非知っておいて下さい。
ミノキシジルタブレット等(発毛治療)
ミノキシジルタブレットは発毛を促す内服薬です。血流増加や毛包の縮小を止めたり、小さくなった毛包を大きく成長させる効果があります。
毛髪は、毛根にある毛乳頭や毛母細胞という部分で作られます。そこへ血流が届いて栄養や酸素が行き渡ればしっかりとした髪を作ることできます。
AGAでは、皮下に埋まった毛髪全体を包む「毛包」が小さくなってしまうのですが、その縮小を食い止めたり大きく成長させることができれば、新しい毛髪を作ることが可能になります。
ミノキシジルの副作用
「ミノキシジル」は元々高血圧対策のために開発された薬でしたが、血管の拡張してによる発毛効果が認められたため、その後厳しい臨床試験によって有用性が裏付けされAGA治療にも用いられるようになりました。
裏を返せば、ミノキシジルには血圧への作用があるということです。
血管拡張による血圧の低下や、皮膚への刺激(ピリピリ感・痒み・赤み)等の副作用もあるため、持病や体質によっては服用ができない人も居ます。
ミノキシジルの内服の推奨度は低い
ミノキシジルは、実は外用で使うのがメインです。
内服薬は体内の血流に乗って流れていくため成分の吸収が早く、高い効果が比較的早く表れることもあります。
しかしもともと高血圧の薬だったことから、めまい・頭痛・動悸・多毛症などの副作用も、内服であるだけに見過ごせません。治療期間中は毎日薬を飲み続けるため、肝臓への負担も心配です。
内服のミノキシジルタブレットは外用に比べて症例数が少ないことからも、皮膚科学会での推奨度はD(行うべくではない)とされています。
AGA治療にはそれぞれ強い希望があるとは思いますが、ミノキシジルの内服に関しては、医師のアドバイスをよくきいた上で慎重な決断が必要です。
個人輸入で海外から取り寄せて服用するのは最もおすすめしません。
ザガーロ(育毛治療)
ザガーロはプロペシアやフィナステリドに次ぐ育毛治療の新薬で、主成分はデュダステリドです。AGA治療薬として認可を受け2016年に発売されるようになりました。
もともとは前立腺肥大の治療薬として以前から使われていたもので、「AGA治療薬として」の新薬となります。
プロペシアにはジェネリック医薬品がありますが、まだ新しいザガーロは2019年現在でジェネリックはありません。よって薬代は比較的高めになるでしょう。
ザガーロとプロペシアとの違いは?
ザガーロ(デュダステリド)はプロペシア(フィナステリド)で改善が見られなかった方への対策です。
DHT(髪の成長を遅するホルモン)の元となる5αリダクターゼを阻害する、という基本的な効果は同じですが、5αリダクターゼのⅠ型とⅡ型という2つの型のうち、プロペシア等はⅡ型のみを阻害しますがザガーロはⅠ型・Ⅱ型のどちらも阻害できるのです。
ならば最初からザガーロでいいのでは?
5αリダクターゼⅠ型とⅡ型、どちらも阻害できるなら最初からザガーロを使えばいいのでは?と思いますよね。
実は、AGAによる抜け毛や薄毛はⅡ型のほうが関わりが深く、Ⅱ型だけを阻害するプロペシア等でもAGAの予防は十分期待できるのです。
とはいえAGA原因は複雑に絡み合うため、現在はプロペシア等で改善が見られない時の次の一手として、ザガーロが使われています。
新薬であっても、プロペシアからザガーロに変えれば必ず毛髪が伸びる、というわけではありません。
プロペシアはザガーロより数年早く使われていて実績豊富ですから、それで十分な効果実感があればわざわざ新薬にする必要はないということですね。
どうしても新薬を試したい方は、病院やクリニックで相談してみて下さい。
AGAコラム:ザガーロとアボルブ
ザガーロと前立腺肥大の治療薬アボルブ、実は中身は全く一緒です。
アボルブは「前立腺肥大症治療薬」としての承認を受けているため、「AGA治療」の名目では販売できません。そこで内容はそのまま、AGA治療薬として再び承認を受けたのがザガーロなのです。(ちなみにどちらも医師の処方で使うことができます。)
名前や目的が全く違う薬の成分が同じとは...医薬品の世界は複雑なものですね。
外用薬による治療
発毛成分配合の塗布剤(薬用育毛剤等)がAGAの外用薬です。
AGAの治療では、「外用薬のみ」で対処をすることは殆どありません。
しかし現在の薄毛の促進状況や頭皮環境等に合わせ、より早い改善効果をもたらすために内服薬とあわせて外用薬が処方されることも多い傾向です。
ロゲイン(発毛治療)
「ロゲイン」は、日本で唯一発毛効果を承認された成分「ミノキシジル」を配合した外用薬です。
働きの弱くなった毛包を成長期毛包へと改善させる、細く弱くなった毛髪をコシのある太い毛に成長させる、などの効果が期待できます。
ちなみに毛の本数が増えるわけではありません。産毛だったり細すぎて見えなかった毛が太くなって、毛髪が増えたように見えるのです。
剤形は一般的なリキッドと、塗りやすく改良されたフォームタイプがあります。
リアップとロゲインの関係
ミノキシジル配合の市販発毛剤といえば「リアップ」が有名です。
リアップは、ロゲインを開発した米国の製薬会社と大正製薬が権利契約を結んで試験開発し、日本の厚生労働省から承認を受けた医薬品です。
つまり、日本で承認を受けている医薬品はリアップのみ、ということになります。
ちなみにロゲインはアメリカのFDAから承認を受け、世界的に発売される人気薬です。
ロゲインのメリットとは?
リアップは発売当初ミノキシジル1%の配合でした。一方ロゲインは5%の配合であったため、クリニック等でロゲインを処方するメリットは明確でした。
しかし2019年現在、リアップX5ではミノキシジルを国内最大濃度の5%配合しており、ロゲインと主成分の差は全くなくなっています。
さらに、リアップの特許が切れミノキシジル5%の後発の市販薬が次々と発売されており、ユーザーにとってはロゲインだけに絞る理由は少なくなっています。
ではロゲインにするメリットとは何でしょうか?
それは価格です。クリニック等ではロゲインは1ヶ月分4,000円~6,000円程度に対し、リアップX5は市販で7,000円を超えます。
また、クリニックでは直接頭皮環境や診療をした上で、プロペシア等の内服も処方してもらえるため、より深い進行度でも改善の期待ができます。
AGAコラム:現在の市販発毛剤事情
リアップは1999年の発売以来、20年近く発毛薬業界を独占してきましたが、2010年を過ぎてその特許が切れはじめ、2019年になって新しいミノキシジル製剤が各社から発売されるようになりました。
スカルプDシリーズでおなじみのアンファーからは「スカルプD メディカルミノキ5」、ロート製薬から「リグロEX5」など、その他製薬会社からも発売されています。選択肢がひろがることはユーザーにとっては嬉しいものですね。
グリチルレチン酸2K等の消炎成分配合剤(頭皮環境の正常化)
誤ったヘアケアや過剰な皮脂分泌等により頭皮が炎症を起こしている状態の場合、ミノキシジル等の発毛成分が肌に合わず、刺激となってしまうこともあります。
このような場合には鎮静効果のある外用薬でまず炎症を抑え、頭皮環境を正常に戻していくことを優先的に行い、その後育毛や発毛治療と移っていきます。
2タイプの同時処方でより早い効果を
プロペシアなどの「育毛治療」でAGAの進行を食い止めながら、「発毛促進」のミノキシジルを同時に処方することで、より早い改善効果を感じられます。
発毛促進を目的とした内服薬ではミノキシジルタブレットが代表的ですが、クリニックによってはミノキシジルのような発毛成分と、その他髪に必要なビタミンやミネラル剤を独自に配合した薬品を処方することもあります。
毛髪再生治療
毛髪再生治療とは、髪を生やす部分である「毛乳頭」を活性化させるための成分(発毛成分・成長因子等)を直接的に細胞に与えることで、より強く発毛を促す治療方法です。
「メソセラピー療法」「HARG療法」「AGA肝細胞再生治療」等と呼ばれることもあります。
毛乳頭(毛母細胞)の機能の弱体化が進んでいる場合や、内服薬・外用薬等による治療での症状改善が見られない場合等に用いられることが多い治療法です。
最もダイレクトに成分を毛母細胞に与えられることから、AGAの症状が進んでいる人でも比較的効果を実感しやすいと言われています。
注射器等の器具を用い、頭皮に成分を注入する方法が一般的です。
注入される「カクテル(HARGカクテル)」の成分内容・配合度合い等についてはクリニックにより異なります。
植毛治療(自毛植毛)
自分の髪を脱毛した箇所に移植する方法が自毛植毛による植毛治療です。
AGAの進行が非常に進んでおり、内服薬・毛髪再生治療等による治療では症状の改善が難しい場合に用いられる治療法です。
また薄毛の状態をより目立たなくしたい時も用いられる方法です。
自毛植毛では主に本人の後頭部から毛根を採取し、これを「ドナー」として脱毛症の箇所に移植を行うのが一般的です。
移植した毛根がきちんと定着すれば、その後も繰り返し髪が生えてくるようになります。
仕上がりの自然さが最大のメリット
カツラや人工毛植毛とは異なり、ごく自然な仕上がりになる点が最大のメリットです。近年では技術向上により、比較的広範囲の脱毛症の場合でも自毛植毛が行えるようになっています。
AGA治療で「良い病院」を選ぶポイントは?
病院選びの際には次のポイントをチェックしながら探してみて下さい。
治療法の種類
治療の症例・医師の経歴やAGA治療実績
料金のわかりやすさ
無料カウンセリングがあるか
立地や診療日・診療時間
治療法が複数準備されているか
「早くAGAを改善したい!」と考えるのであれば、クリニック側がどのような治療法を準備しているのかを事前に調べておいた方が良いでしょう。
AGAの進行状況や頭皮環境の状態は、人によって大きく異なります。
5αリクターゼ阻害薬(プロペシア等)の服用のみで頭皮環境が正常化されるケースもありますが、毛乳頭の働きが大きく低下していたり、頭皮環境が悪化している場合には別の形での治療を行うことも必要です。
治療方法がひとつしかない医院にかかった場合、その治療法で効果が見られなかった時に「次の手」を打つことができません。
別の病院を探して、また一から治療を始めることにもなりかねないわけです。
AGA治療を積極的に行うクリニックであれば、公式サイト上でも医院で準備している治療方法や設備ををわかりやすく提示しています。
また一般医院等で治療内容が不明である場合には、事前に電話等で問い合わせをしておくのも手です。
医師の経歴・AGA治療実績等を確認できるか
「適切な診療を受けたい!」と思うのであれば、AGA治療に対する経験が豊かで技術力の高い医師が在籍している医院を選びましょう。
AGAに適切に対処していくためには、担当医師がAGAのみならず薄毛・脱毛症に関する様々な専門知識や経験を持っている必要があります。
しかし日本でのAGA治療が一般的になってからはまだ日が浅く、AGA治療希望者の需要に対して専門知識・技術をきちんと持った医師の数が不足しているのが現状です。
大変残念なことではありますが、ほとんど検査や診察もしないまま、内服薬のみを処方して終わりにするといったケースも珍しくありません。
美容クリニック・AGA専門クリニック等の場合、公式サイトで医師の経歴・治療実績等を公開している医院もあります。
またクリニックの口コミサイト等を参考にしながらリサーチをしてみるのも手です。
AGA治療の症例が閲覧できるか
クリニックの治療実績を測る上で大きな目安となるのが、症例が確認できるかどうかです。
「症例」とは病気等の疾患の症状の実例のことで、AGAの場合には治療開始前・治療中・治療後の患者の症状の写真(主に頭部写真)が症例ということになります。
症例が公開されており、なおかつその症例が幅広いクリニック程、経験実績が豊かである可能性が高いというわけですね。
AGAにはM型・O型・複合型等様々な薄毛箇所のパターンがありますし、その進行度合いも人それぞれです。
様々なAGAのケースに応じて適切な診療方針が取られ、症例で確かな改善が見られているようであれば、信頼のおけるクリニックであると言えるでしょう。
ネットの症例数だけで決めてしまわない
症例については公式サイト等で大規模な情報公開を行っているクリニックもありますが、Web上での情報公開を一部に留めているクリニックもあるようです。
より多くの症例を見せてもらいたい場合には、初回の相談やカウンセリングの際等に症例の閲覧を希望してみましょう。
そういった要望への対応も医院を選ぶ判断の1つになるはずです。
価格の表示・料金プラン提示がわかりやすいか
前述の通り、AGAの治療にかかる診療代や薬品代は自由診療となるため料金・価格が一定していません。
クリニックAでの診療代が6,000円なのに、クリニックBの診療代は3,000円といったこともあるわけです。
「安ければいい」と言い切れるものではありませんが、代金についての内容が不明瞭なクリニックの場合、法外な価格を提示される恐れもあります。
以下のような代金や料金プランについて、公式サイトやパンフレット等でできるだけ明朗にされているクリニックを選びましょう。
料金関連での確認項目
- 1回あたりの診療代
- プロペシア・ミノキシジル等の薬品代(1ヶ月あたり)
- その他の治療の料金プラン
クレジットやローンへ対応しているか
また「AGA治療を始めたいけれど、手持ちのお金が少なくて不安」「料金を一度には払いきれないかもしれない」という人の場合、クリニックがクレジット払いや医療ローンに対応をしているかどうかを確認することも大切です。
現在では料金の一部をクレジット払いにし、残金をローン分割にするといった柔軟な支払い方法に対応しているクリニックも登場しています。
無料でカウンセリング/初回診療/頭皮検査が受けられるか
上記で紹介した「治療法・料金」等の情報については、ある程度はインターネット上(公式サイトや口口コミサイト等)でも確認することができます。
しかしそのクリニックがどんな医院なのか、担当医師がどんな人なのかといった部分は、自分の目で確かめるしかありませんよね。
とは言え、病院の内情がわからないままにいきなり受診するクリニックを決めるのでは不安を覚える人も多いことでしょう。
現在ではこのような患者の不安に寄り添うため、初めて来院をした人の代金を無料とするクリニックも増えています。
無料サービスの一例
事前無料カウンセリング
AGAの不明点についての相談受付、料金プランや治療方針についての相談、他院で出された治療方針についてのセカンドオピニオン等
初回診療無料
担当予定医師による初回の診療代金が無料
頭皮検査無料
頭皮環境状態の測定、頭皮環境改善のためのアドバイス等
※クリニックによってサービス内容・無料のサービス範囲等は異なります。
自分に合うクリニックを選ぶためにも、このようなサービスは積極的に利用しておいた方が良いでしょう。
通いやすい立地にあるか
意外と盲点となりやすいのが、病院の立地やアクセスの良さです。
「良い病院なら遠くても頑張って通うから、アクセスは関係ない!」と思われる方も多いかもしれません。
しかしAGA治療は風邪等の病気・疾患とは異なり、長期的な通院を必要とするものです。
数週間~数ヶ月通っておしまいというわけではないのですね。
通院の頻度は治療内容や院によって異なるものの、服薬治療のみの場合でも月1回ペースでの通院が必要となるのが一般的です。
また毛髪再生治療(HARG治療)といった最先端技術を用いる治療を必要とする場合には、更に通院の頻度が増える可能性も考えられます。
自宅から通いやすい・職場から通いやすい・駅近にある等、無理なく通える立地にある医院を選ぶようにした方が、長期的に見てAGAの改善に繋がることでしょう。
無理なく通える開業日・診療時間か
クリニックへのアクセスと共に確認をしておきたいのが、開業日と診療時間の問題です。
例えば一般的な病院の場合、開業日が平日のみ・開業時間が夕方までである医院も珍しくありません。
平日に休みが取れない人、早い時間に勤務を終わらせられない人等の場合、定期的な通院が難しくなることも考えられるでしょう。
反対に夜間診療を受け付けている、土日診療があるといったクリニックであれば、スケジュールに合わせた通院を行いやすくなります。
AGA治療ができるクリニックを紹介~メリット・デメリット比較
銀座総合美容クリニック
銀座総合美容クリニックの基本データ
開院 |
2008年 |
主な治療内容 |
発毛・育毛の投薬治療(内服・外用) 育毛メソセラピー AGA遺伝子検査など |
症例数の目安 |
185万人が通院 |
拠点数 |
2院 東京・大阪 |
診療時間 |
平日:午前11時~午後8時 日曜・祝日 午前11時~午後7時 水曜休診 |
無料カウンセリング |
あり |
無料頭皮検査 |
なし |
料金体系 |
【初月費用】 1,000円(カウンセリング・初診料・内服液(発毛を促す+進行予防))
【2ヶ月目以降 治療費】
維持する治療:2,000~7,150円/月
生やす治療:9,700~19,250円/月
【その他 ※希望者のみ】血液検査、ノーニードル育毛メソセラピー、頭皮ケアシャンプー、AGA遺伝子診断などもあり
|
クレジット・ローンへの対応 |
不明 |
銀座総合美容クリニックの特徴・良い点
銀座総合美容クリニックの特徴・良い点
- 明確に提示された治療費
- 3つの視点から行う効果分析
- データで客観的に変化を測定
3つの視点から見る効果分析
銀座総合美容クリニックは、東京院は新橋や銀座駅から徒歩1分程度、(大阪院も北新地駅から徒歩1分)の通いやすい立地にあるAGAクリニックです。
開院当初は院長自身も髪に悩んでおり、そこから長年治療を続けていく中で、ただ「髪を生やす」だけが治療ではないことを改めて実感し、常に患者ひとりひとりの発毛だけでない満足を目指す治療に努めています。
その治療方針の一つが、3つの軸で行う効果の評価です。
効果分析の3つの軸
- 自分で感じる発毛の効果
- 医師(他者)が見て感じる発毛効果
- 外見の変化とは別にして、治療自体に満足しているかどうか
発毛効果と治療に対する満足を分けて考える姿勢は、なかなかシビアですね。
特許技術で毛量変化を数値化
さらに第4の判断軸として「メディカルボールドスケール法(毛量変化測定法)」を用いています。これは、毛量と毛量変化を画像にして数値化する発毛の判断方法です。
メディカルボールドスケール法
具体的な数値で表れることが発毛実感につながり、患者の満足感をより高めることができます。
この「メディカルボールドスケール法(毛量変化測定法)」は、銀座総合美容クリニックが特許を取った独自技術です。
毛量変化を客観視する施策にはまだ続きがあり、3Dプリントの「SCALP SCULPTURE(スカルプ スカルプチャー)」というのが最新の技術です。
まだ試験的な導入ではありますが、自分の頭部を2次元ではなく3次元で見て効果を検証できる画期的な取り組みと言えそうです。
ちなみに公式ホームページには、かなり多くの症例を見ることができますので、是非参考にしてみて下さい。
治療費は比較的リーズナブル
初月にかかる費用と次月以降にかかる費用が明確に提示されているので安心して始められます!
成長因子を直接頭皮に入れる育毛メソセラピーは、他クリニックより5,000円~1万程度安く施術が可能です。
これらの治療費は公式ホームページでも明確に開示されていて、表示料金以外がかからないという安心感が魅力です。
また、基本的は内服や外用の投薬がメインとなるので、不要な治療を追加されることはありません。
銀座総合美容クリニックの不安な点
クリニックが2院と少なめ
最大のデメリットは、やはりクリニックが東京と大阪に2院のみということでしょう。
AGAが発症しはじめる20代以降の世代は、仕事も忙しく引越しや転勤も少なくありません。
東京近郊から離れてしまうと通うことができなくなってしまう、というのはなかなか不便ですね。
ただ、2つのクリニックであれば管理が分散せずに質の高い治療を期待できる、という見方もできます。
治療の方法がシンプル
銀座総合美容クリニックも、基本は投薬治療です。育毛メソセラピーもありますが、HARG療法やライトセラピーなどはありません。
AGA治療の最先端治療などあらゆる手段を試してみたい、多くの治療法から最適なものを選びたいという方には、選択肢が少ないと感じるでしょう。
ですが、クリニックの方針に「どんなに良い治療でも継続できなければ意味がない」という考えがあります。
投薬だけに絞らず成長因子による治療も取り入れていることから、なるべく費用を抑えながらも効果を出せるものを厳選した、とも言えるのではないでしょうか。
銀座総合美容クリニックを公式サイトでチェック
Dクリニック
Dクリニックの基本データ
開院 |
1999年(メンズヘルスクリニック東京として) |
主な治療内容 |
発毛・育毛の投薬治療(内服・外用) 【オプション検査】 AGAリスク遺伝子検査・ミネラル検査など |
症例数の目安 |
21年間で255万人以上の来院 |
拠点数 |
全国6院(うち女性専門2院) 東京・丸の内(男女各1院ずつ)、名古屋・栄(男女待合室別)、大阪・梅田(男女各1院ずつ)、福岡・天神(男女待合室別) |
診療時間 |
平日午前10時~午後7時 土日午前9時~午後6時 (東京院の場合※各クリニックで異なる) |
無料カウンセリング |
あり |
無料頭皮検査 |
なし |
料金体系 |
【単剤処方治療】 初回来院12,100円~15,900円 2回目以降12,100円~15,950円 【アドバンスト発毛治療】 初回来院11,000円 2回目以降16,500円~35,200円 (いずれも診察など + 1ヶ月分の薬代含む)
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クレジット・ローンへの対応 |
クレジットカード対応あり |
Dクリニックの特徴・良い点
Dクリニックの特徴・良い点
- 発毛を目的とした薄毛治療の専門
- 治療費は月35,200円以上かからない
- 一人ひとりに合わせた細かい治療
1999年から薄毛治療一筋のクリニック
Dクリニックは薄毛治療専門のクリニックで、特に発毛に重点を置いた治療を行っています。
1999年に前身であるメンズヘルスクリニック東京を開院してから、延べ255万人の患者を見てきました。
dクリニックの診察
男性のAGAだけでなく、女性の脱毛症についても女性専門のクリニックを立ち上げて、プライバシーに配慮しつつ対応しています。
常に新しい頭髪治療法を研究し、論文発表を重ねながら実際の治療に活かしており、アンファーの初代「スカルプD」は、Dクリニックの医師が研究に関わっています。
髪以外の専門分野も活かす「総合頭髪治療」
Dクリニックで勧めるのは、AGAを多角的な視点から見て治療していく「総合頭髪治療」です。
皮膚科や薬学だけでなく、形成外科やメンタルケア・アンチエイジングなど、幅広い分野の専門医と連携して治療方針を固めていきます。
Dクリニックの総合頭髪治療
AGAとその他原因の複合の場合も
薄毛・抜け毛はAGAだけに起こるものではありません。ストレス等が原因の一時的な場合もあれば、免疫疾患による円形脱毛症もあり、それらが複合している場合も考えられます。
一方向でなく色々な角度から薄毛や抜け毛原因の根本を見極めることで、AGAの進行を止め発毛へと進んでいく可能性がぐっと高くなります。
治療薬によるムダ毛も対応
AGA治療を始めると、なかには体毛の濃さが気になってくる方もいます。そういった方にはDクリニックでは脱毛の施術もできます。ただし、院が限られている(東京院・新宿院・名古屋院)ので注意しましょう。
その人だけの治療法「アドバンスト発毛治療」
Dクリニックの診察
AGAと言っても人によって頭皮状態や進行具合は大きく違います。
全ての人に同じタイミングで同じ薬を出す、といった流れ作業的な治療ではなく、その人のAGA状況や生活習慣にまで合わせた治療をするのがDクリニックの「アドバンスト発毛治療」です。
「AGA治療はプロペシアとロゲインでなんとかなる」と思い込んでいる方もいるかもしれませんが、どちらかひとつで十分な改善見込みがある、投薬は皮膚状態の改善を待ってから、そもそもAGAではない、など最適な治療の道は1本ではありません。
あなたの状態にピッタリ合った治療を専門医に選んでもらえれば、不要な出費を抑えてできる限りの早い効果を実感できるはずです。
月上限を固定!明確な料金設定
「アドバンスト発毛治療」では、2回め以降は診察と薬代と合わせて、最大でも35,200円以上かかりません。明確な料金が提示されていれば、治療の予算の計画も立てやすいですね。
月3万円代なら継続できそうな費用ではないでしょうか。Dクリニックでは医療ローンをすすめていないので、無理のない金額に設定しているのでしょう。
治療薬単剤の処方も可能
ちなみに薬の単剤処方もできますが、こちらは薬が変われば治療費も変わってきます。単剤の処方は発毛目的ではなくAGAによる抜け毛を予防です。
「アドバンスト発毛治療」は推奨ではありますが、無理やりゴリ押ししているわけではありません。医師との相談で最終的に自分で希望する治療を決めることができます。
そもそも治療が必要なのか?という判断も含めて、まずは医師のカウンセリングをおすすめします。
駅チカ・AGAクリニックとわからない外観
患者のプライバシーへの配慮もDクリニックの魅力です。外からAGAクリニックとわかる大きな看板は設置せず、男女別の入り口や待合室を設けています。もちろん男性専門院もあります。
クリニックは全て徒歩5分程度の駅チカですし、人通りを避けたオフィスビルの中に入っているので、普段の通勤のような感覚で通うことができます。
Dクリニックの不安な点
治療パターンは投薬のみ
Dクリニックの治療は投薬のみというシンプルな内容です。
HARG療法やグロスファクター(成長因子)など有効成分の注入、自毛植毛などは行っていません。数あるAGA治療全てから吟味して方法を選びたいという人には、物足りなく感じるでしょう。
ただ、AGA治療の中心は投薬であり、特に発毛に関してはミノキシジルが日本で唯一効果を認められています。また、非接触振動圧刺激を加えた治療(※東京院と新宿院のみ対応)も始まっています。
あれこれと手を出さず、高い効果が期待でき、かつ誰もがチャレンジしやすい方法に絞った実直な姿勢とも言えます。
治療費がやや高め?
一定額以上費用がかからない、という上限があるのは安心ですが、一方で毎月の費用が他のAGAクリニックよりもやや高いという口コミも見られます。
Dクリニックでは初診料や毛髪診断等が無料ではないので、その分を含めるとトータルの金額は高めになってしまうようです。
しかし、医師と綿密に相談して納得しながら治療を進めていけるところは、Dクリニックのメリットです。
AGA専門クリニックに行ったことがない方・AGAの知識がなく不安な方は、少々値が張ってもこのような手厚いケアのあるクリニックが向いているのではないでしょうか。
Dクリニックを公式サイトでチェック
ゴリラクリニック
ゴリラクリニックの基本データ
創業 |
2007年(ゴリラクリニックとしては2014年から) |
主な治療内容 |
発毛・育毛の投薬治療(内服・外用) ノンストレス3注入(成長因子注入) |
症例数の目安 |
AGAも含めた男性治療累計 約124万件 |
拠点数 |
全国18院 【東京】新宿本院・渋谷・池袋・銀座・上野・町田 【神奈川】横浜 【埼玉】大宮
【大阪】梅田・心斎橋 【京都】烏丸 【兵庫】三宮 【名古屋】名古屋駅前・栄
【福岡】天神 【北海道】札幌 【宮城】仙台 【広島】広島
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診療時間 |
午前11時~午後8時※年末年始等除く |
無料カウンセリング |
あり |
無料頭皮検査 |
あり |
料金体系 |
【初診や検査】
初診と再診療・カウンセリング・予約キャンセル・頭髪検査全て0円 ※コース外の麻酔や単剤購入時は追加料金あり
【内服や外用薬・30日分】
フィナステリド4,800円(トライアル2,000円)
アボルブ9,800円(トライアル6,000円)
AGA外用薬6,500円(トライアル4,000円)
ミノキシジル錠2.5mg100錠15,000円
血液検査1回5,000円
【ノンストレス3注入】
ミノフィア1回19,000円(トライアル1回5,000円)
メソラインヘア1回25,000円(トライアル1回10,000円)
HARG1回月々3,200円※41回払(トライアル1回80,000円)
※全て税込(医療ローン分割払いは税込)
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クレジット・ローンへの対応 |
あり |
ゴリラクリニックの特徴・良い点
ゴリラクリニックの特徴・良い点
- 薬の種類が豊富
- 痛みを軽減した3種の注入
- 全てが男性専門クリニック
トライアル価格で気軽にお試し
ゴリラクリニックのトライアル価格
メンズ医療脱毛でも知名度のあるゴリラクリニックではAGA治療も可能です。全国に18院を展開し、夜は8時までで土日も診療しています。
治療内容としては基本的な投薬治療をベースに、投薬の効果を底上げする成長因子の注入やHARG療法も行っています。
各種の治療メニューにはトライアル価格が設けられていて、例えば内服で最も推奨度の高いフィナステリドは、トライアル価格なら30日分を2,000円で試すことができます。
投薬治療は6回(半年)または12回(1年)のコースから選び、コース契約の場合は1回の血液検査と、外用薬の形状をリキッドまたはフォームタイプに切り替えられる、といった保証がついてきます。
新薬のデュタステリド剤を扱っている
主なAGA治療薬
投薬治療のメインは、長年使われ続け実績の多いフィナステリド剤になることが多いのですが、ゴリラクリニックでは新薬のデュタステリド剤(アボルブ)も扱っています。
治療費は少し上がってしまいますが、プロペシアやフィナステリドでイマイチ効果を感じられなかった人にも期待の持てる薬です。
ゴリラクリニックではミノキシジル錠の扱いもありますが、ミノキシジル内服は国内承認を受けておらず、外用よりも吸収が良い分副作用も出やすくなります。
もしミノキシジル錠を希望する場合は、使うメリットだけでなくデメリットもよく理解し、医師としっかりと相談してからにしましょう。
手頃な治療費&割引もある
割引の種類
ゴリラクリニックは、カウンセリングはもちろん初診と再診料・頭髪検査料・予約キャンセルが全て0円で、基本的に表示料金以外は一切かかりません。
他のエステやサロンでのAGAケアから乗り換える「のりかえ割」、2人で予約・来院・契約をする「ペア割」を利用すれば、コース金額から最大15%の割引も受けられます。
AGA治療は安いものではなく、また割引のないクリニックも多いため、トライアル価格の設定や割引があるのはかなりメリットとなります。
カード分割より年率が下がる医療分割も使えるため、月々3,200円から負担の少ないAGA治療が可能です。
ゴリラクリニックの不安な点
コース中心の治療
治療メニューは、投薬ではトライアルを除いて6回または12回、成長因子の注入は1回・6回・12回と、回数コースのみとなっています。
つまり半年か1年単位での治療になる、ということです。様子を見つつ途中で治療法を変えたり、治療自体をやめることも考えている、という方には少し迷うポイントとなるでしょう。
ただ、AGA治療は1ヶ月2ヶ月の短期間で明らかな結果が出るものではないですし、薬の変更については相談次第で可能と思われます。
コース契約では血液検査や外用薬の形状変更などのサービスもつくため、さほど大きなデメリットではなさそうです。
基本的な治療薬に加え、ミノキシジル内服やHARG療法もできるので、主なAGA治療はほぼ受けられるというメリットの面に着目したいところです。
ゴリラクリニックを公式サイトでチェック
AGAスキンクリニック
AGAスキンクリニックの基本データ
創業 |
2011年 |
主な治療内容 |
オリジナルの発毛薬(内服・外用)による投薬 ミノキジェット(注入治療)、Dr’sメソ(AGAメソセラピー) 一般薬、植毛、ヘアタトゥー |
拠点数 |
提携院も含め全国50院以上 ※全てのクリニックで同じ治療が可能
|
診療時間 |
午前10時~午後22時※21時のところもあり |
無料カウンセリング |
あり |
無料頭皮検査 |
あり |
料金体系 |
【初診や検査】
初診と再診療・カウンセリング・血液検査0円※一部例外の院あり
【治療プラン例】
・予防・AGAの進行を遅らせたい方:初診3,700円/月(再診以降6,200円/月)~
・発毛を希望の方:15,400円/月
・効果的な発毛を希望の方:38,500円/月
・より効果的な発毛を希望の方:93,500円/月
【追加治療】MINOXI JET(ミノキジェット)、Dr'sメソ治療(AGAメソセラピー)、エクソバイタル、エクソソーム点滴など
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クレジット・ローンへの対応 |
あり |
AGAスキンクリニックの特徴・良い点
世界的に認められた治療
世界に認められるAGAスキンクリニックの治療
AGAスキンクリニックは、AGA治療専門の全国50院以上を展開するクリニックです。クリニックには提携院も含まれていますが、系列院であればどこへ行っても同じ治療を受けることができます。
「発毛実感率99.4%」という驚異的な数字を叩き出しているのは、クリニックオリジナルの治療方法です。
2011年~2017年までの約6年間、18,000人以上のモニター患者の治療方法をまとめた論文により、AGAスキンクリニックの治療に実際に発毛効果がある、ということが認められています。
治療から3~4ヶ月で78%、4ヶ月~6ヶ月では99.4%の患者が発毛を実感している、というデータからもその効果が証明されています。
AGA治療のメインとなっているのは、オリジナルの発毛薬「Rebirth」です。
医師開発のオリジナル発毛薬「Rebirth」
オリジナル発毛薬「Rebirth」
AGAスキンクリニックのみで処方できる「Rebirth」には、タブレットとリキッドの2タイプがあります。
内服タブレットにはフィナステリドとミノキシジルという、AGAに欠かせない2つとアミノ酸やビタミン類も加え、さらに有効成分を吸収しやすくする独自処方がされています。
リキッドタイプはミノキシジルを主成分としています。内服と外用のWの効果でより発毛する環境を作り出せるため、AGAの予防や進行を遅らせるのではなく、発毛を希望する場合はこちらが有効です。
自分自身も薄毛に悩んだ医師によって開発された医薬品で、その医師本人も「Rebirth」を使用し発毛を実現させています。
その他、発毛因子のカクテル注入、ノンニードルで痛みのないジェット注入など、豊富な施術メニューがあります。
月額でわかりやすい治療費
AGAスキンクリニックは、カウンセリング・初診料・再診料・血液検査等の初期費用は無料です。
料金プランは効果をどこまで求めるかにより段階的に設定できるようになっており、月額の費用を把握できるようになっています。
薬の服薬だけでなくDr’s メソ治療(オリジナル発毛カクテルの注入)などを追加してより効果的な発毛を促すプランもありますが、月額がわかるので安心です。
返金制度・交通費補助がある
AGAスキンクリニックでは治療費の返金と交通費補助制度を設けています。
6ヶ月後の治療経過を写真で比較した場合、患者側とクリニック側双方で効果がない、と判断した場合は支払った費用が全額返金されます。しかし、返金された場合はその後治療を続けることはできません。
その他の条件もありますので、詳細はカウンセリングで確認しておきましょう。
交通費に関しては、往復2,000円以上かかる場合に初回のみ補助が出ます。
AGAスキンクリニックの不安な点
発毛治療はやや高め?
「AGAの進行を遅らせたい」場合のプランはかなりリーズナブルな料金設定となっています。しかし、「より効果的な発毛を希望」の場合は月額約10万円とリーズナブルとは言い難い金額に跳ね上がります。
この高めな期間は人により異なりますが、発毛を実感後、必要最低限な薬だけにレベルダウン(減薬)する「継続プラン」も用意されています。
継続がキーとなるAGA治療なのでこの継続プランは重要です。継続プランは条件などあるのでカウンセリングで良く確認しておくと良いでしょう。
AGAスキンクリニックを公式サイトでチェック
TOMクリニック
TOMクリニックの基本データ
設立 |
2013年 |
主な治療内容 |
内服・外用薬での治療 注入治療(再生促進メソセラピー・発毛促進メソセラピー) 毛髪再生医療(PRP療法) 機械治療(エレクトロポレーション) |
症例数の目安 |
不明※症例写真はクリニックにて閲覧可能 |
拠点数 |
1院(新橋) |
診療時間 |
午前10時~午後8時 |
無料カウンセリング |
あり |
無料頭皮検査 |
あり(治療する場合のみ) |
料金体系 |
【初診や検査】
カウンセリング無料・初診料無料(頭皮チェック「BUSH」) ※治療しない場合は3,000円
血液検査5,000円・遺伝子検査20,000円
【治療】
・TOMオリジナル濃縮増毛実感コース(6ヶ月):月額30,000円
【治療費】
・内服薬(約1ヶ月分):6,000~40,000円
・TOMエッセンス:10,000円
・PRP治療:1本100,000円
・TOMヘアグロースカクテル:1回60,000円
【注入治療】
・再生促進メソセラピー:1回49,000円
・発毛促進メソセラピー:1回49,000円
【電気導入治療】
エレクトロポレーション(ノーニードルメソセラピー):1回50,000円
※全て税抜 |
クレジット・ローンへの対応 |
あり |
TOMクリニックの特徴・良い点
TOMクリニックの特徴・良い点
- 頭皮に注目した3本柱のAGA治療
- 「PRP療法」など豊富な注入治療
- 植毛にも対応
投薬だけでない多彩な治療法
多彩な治療法
TOMクリニックは、強い髪を生やす土壌とも言える「頭皮環境」に注目したAGA治療を行っています。
日本皮膚科学会においてAランク(強く勧められる)とされる、ミノキシジルやフィナステリドでの投薬治療はもちろん、最新医療を利用した注入治療が特徴的です。
治療前に、まずは「BUSH」と呼ばれる頭皮・頭髪チェックをドクターが行います。マイクロスコープを使い専門ドクターが詳細に診察していきます。
その後は、TOMクリニックでの3つの治療の柱となる「内服治療」「注入治療」「電気治療」の3つの治療法から、現在の頭皮状態に合わせた治療法を提案します。
最新の再生医療「PRP療法」
傷がかさぶたとなり皮ふが再生されるのは血小板の働きによるものです。そのような自然治癒力を応用したのが、最新医療のPRP療法です。
医療現場では断裂した筋や靭帯の修復促進・ひざ軟骨の修復促進といった目的ですでに活用され、また美容皮膚科ではたるみやシワの改善で利用されています。
方法としては、自分の血液から専用の遠心分離機で「多血小板血漿(PRP)」を取り出し、頭皮に直接注入します。
PRP療法のイメージ
成長因子やタンパクが豊富が含まれた多血小板血漿(PRP)を頭皮に与えることで、弱った細胞機能の修復を促して、健康な髪を作る頭皮を再生しようというわけです。
自分の血液が原料なのでアレルギー等の心配もなく安全であることもメリットです。
高品質注入器「U225(メソガン)」使用
U225(メソガン)
針を使う注入治療にはどうしても痛みを伴い、また出血や液漏れといったデメリットもありました。
これらのデメリットを補う最新の高度な注入器がU225(メソガン)です。フランスの航空産業技術に基づいて開発されています。
注入時の安定性と少ない振動で、麻酔なしでも痛みはぼぼ無く、1分間に最大425回もの連続注入ができるため治療時間も短くて済みます。
また、薬液を注入する深さ・量や回数も正確にコントロールするので、いつでもベテラン医師レベルの注入が可能となりました。
TOMクリニックでは、PRP療法やメソセラピーでこのU225(メソガン)を使用しています
電気を使ったエレクトロポレーションも
エレクトロポレーション
「針」ときくだけでも不安になる方には、「エレクトロポレーション」という電気を使った注入方法もあります。
エレクトロポレーションとは電気穿孔法というもので、電気の力で肌に一時的に極小のすき間を開け通り道を作って、有効成分を深部まで浸透させる技術です。
美容皮膚科では名の通る施術法で、その浸透力はイオン導入の20倍とも言われています。
痛みもダウンタイムも殆どないながらも高い浸透率を持つ点がメリットです。
TOMクリニックの不安な点
治療費が高めとなる可能性もある
TOMクリニックの特徴のひとつである最先端の注入治療は、例えばPRP治療であれば1回100,000円がかかります。
最も安価のメソセラピーでも49,000円ですので、投薬治療と注入治療を組み合わせる場合は、治療費がかさむことが考えられるでしょう。
ただ、オリジナルの増毛コースでは6ヶ月分の治療が180,000円、月額では30,000円で治療ができます。
体験価格となりますが、内服治療薬とエレクトロポレーションがセットになったコースですので、薬の相性や注入の効果を実感してみるには良い内容と言えそうです。
もちろん、注入治療が不要であればハッキリと意思表示して構いません。治療内容と費用とを納得した上で治療を開始できます。
クリニックが2院のみ&設立が新しい
TOMクリニックは新橋の1院のみです。通える方の範囲は限られてくるのがデメリットでしょう。
また設立が2013年と、比較的新しいため症例数においては何十年も続けるクリニックと比べてしまうと少なくなってしまうでしょう。
ちなみにTOMクリニックでは「医療機関ホームページガイドライン」に従って、体験談やキャンペーン告知を控えています。
AGA治療希望者にとって目を惹く内容をあえて掲載しない、という厳格な姿勢には好感が持てますし、そのようなクリニックであれば症例数の違いもさほど気にならないのではないでしょうか。
クリニックの症例写真はカウンセリングで閲覧することができます。
TOMクリニックを公式サイトでチェック
MSクリニック
MSクリニックの基本データ
設立 |
2015年 |
主な治療内容 |
オーダーメイドの投薬治療(内服・外用) 発毛メソセラピー 症状に合わせたビタミン・ミネラル剤 |
症例数の目安 |
不明※詳細な症例写真はある |
拠点数 |
2院(新宿・横浜) |
診療時間 |
午前10時~午後8時 |
無料カウンセリング |
あり |
無料頭皮検査 |
あり |
料金体系 |
【初診や検査】
初診料と再診料・カウンセリング・血液検査:無料
【治療プラン】
・AGA治療薬セット(オーダーメイド):15,000円/月~
【薬の単剤処方】
・AGA治療薬(ジェネリック):初月4,200円
・プロペシア:8,000円
・ザガーロ:10,000円
【オプション治療や検査】
・AGA発毛メソセラピー(オーダーメイド):35,000円/月~
・DHT男性ホルモン検査:15,000円
・AGA遺伝子リスク検査:30,000円
※全て税抜 |
クレジット・ローンへの対応 |
あり |
MSクリニックの特徴・良い点
MSクリニックの特徴・良い点
- 720パターンから最適な治療をオーダーメイド
- 月額4,200円から始められる
- 男性専門・全て完全個室
- 返金保証制度あり
豊富なパターンの治療をオーダーメイド
世界に認められるAGAスキンクリニックの治療
MSクリニックは、新宿と横浜に2院を持つクリニックです。男性専門で、初診から診察や施術など完全個室で対応しています。
AGA治療は720パターンから最適な治療を組み合わせ、自分だけの治療をするオーダーメイドの処方が中心です。
投薬にはフィナステリドやデュタステリド、さらにミノキシジル錠もあり、外用のミノキシジルは一般的な5%剤だけでなく、2%、7%、12%、15%と幅広い濃度が用意されています。
発毛に特化した成長因子を直接注入
メソセラピーのイメージ
成長因子を直接頭皮に注入するのが、発毛メソセラピーです。
例えばKGF(ケラチン細胞増殖因子)は、髪が作られる時に必要なケラチンを補充し発毛を促進し、VEGF(血管内皮増殖因子)は血管細胞の増殖により血流を高めるという成長因子です。
これらの発毛に特化した成長因子を組み合わせた「プレミアム複合成長因子」を注入して、発毛の効果を底上げしていきます。
投薬のみの治療に比べ、同じ期間でも最大で2倍近くも高い発毛効果を発揮します。
治療は月々4,200円~
AGAの予防や進行を止めるジェネリック薬剤の処方であれば初月は月4,200円、2ヶ月目以降は6,000円です。
内服や外用、ビタミン剤等を組み合わせる「オーダーメイド処方」は15,000円~、発毛メソセラピーは35,000円~となってます。
2つを合わせた複合的な治療となると、最低50,000円からという平均的な価格になっています。
治療モニターや返金保証あり
MSクリニックの返金制度
MSクリニックのAGA治療では、発毛効果が見られなかった時の返金保証制度があります。
また、治療費が最大半額になる治療モニターも募集しています。
モニターは、AGA治療の写真撮影や体験談、学会発表やWEB等のメディア掲載に同意できる方が対象となりますが、プライバシーに関わる情報は一切公開されませんので安心して下さい。
割引は、治療の内容と公開できる範囲で20%~50%OFFのいずれかになります。
予防ではなく、本格的な発毛治療となると費用が上がってくるので、高めの費用が予想される方には特におすすめです。
返金やモニターには条件・定員がありますので詳細はカウンセリングで詳しくご確認下さい。
AGAスキンクリニックの不安な点
2院のみ&比較的新しいクリニック
クリニックは新宿と横浜の2院のみのため、通院できる方は都心近郊の方に限られてくるのがデメリットです。
また、比較的新しいクリニックということもあり、歴の長いクリニックに比べると治療実績がやや少ない可能性があります。
ただ、治療費の返金制度があることや、治療の前後だけでない、経過を追った細かい症例写真を掲げていることからも、治療内容には自信をもって取り組んでいる印象を受けます。
症例数の多さだけでクリニックの良し悪しが決まるわけではありませんので、実際にカウンセリングで医師の対応や院の雰囲気を確かめてみるのがいいでしょう。
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秋葉原中央クリニック
秋葉原中央クリニックの基本データ
設立 |
不明(開院25年以上) |
主な治療内容 |
内服・外用薬での治療 HARG療法(毛髪再生医療) ホルモンバランス治療 LEDセラピー 遺伝子検査 |
症例数の目安 |
不明※症例写真サイト掲載あり |
拠点数 |
1院(東京・秋葉原)※中央クリニックグループとしては18院
【北海道】札幌・帯広 【宮城】仙台 【石川】金沢
【東京】新宿・秋葉原 【神奈川】横浜・川崎 【埼玉】大宮 【茨城】水戸
【愛知】名古屋 【静岡】浜松 【大阪】大阪 【兵庫】神戸
【岡山】岡山 【広島】広島 【福岡】福岡 【鹿児島】鹿児島
|
診療時間 |
午前10時~午後6時 |
無料カウンセリング |
あり |
無料頭皮検査 |
あり |
料金体系 |
【初診や検査】
カウンセリング無料・初診料・再診料無料 血液検査は5,000円
【内服・外用薬】
・プロペシア1箱28錠 (約1ヵ月): 6,900円
・ザガーロ1箱30錠:1ヵ月10,000円・3ヵ月27,000円
・パントガール内服:1ヵ月8,000円・3ヵ月21,000円
・ルグゼバイブ内服:1ヵ月9,000円・3ヵ月24,000円
・ヴィヴィスカル内服:1ヵ月11,000円・3ヵ月30,000円
・ロゲイン 1本60㏄(1ヵ月分):1本6,000円・3本15,000円
・ミノキシジルタブレット内服:30錠6,000円・90錠13,500円
【HARG療法】※4週間に1回
・HARG1/3:トライアル1回80,000円 1回120,000円・6回480,000円・集中コース6回720,000円
・HARG2/3:トライアル1回100,000円 1回150,000円・6回600,000円・集中コース6回900,000円
・HARG3/3:トライアル1回120,000円 1回180,000円・6回720,000円・集中コース6回1,080,000円
※カクテル追加:各1回30,000円~
【メソヘアー(育毛治療)】
1回50,000円・6回198,000円
【LEDセラピー (HARGと同時) 】
1回5,000円
【CYJヘアフィラー(発毛治療)】
1本:70,000円(トライアル50,000円)
4本:200,000円(1本あたり50,000円)
6本:320,000円(1本あたり40,000円)
※全て税抜 |
クレジット・ローンへの対応 |
あり |
秋葉原中央クリニックの特徴・良い点
秋葉原中央クリニックの特徴・良い点
- 「HARG療法」の毛髪再生認定医療機関
- 薬剤やメソセラピーの種類がかなり豊富
- トライアル価格でお試し可能
- エリア満足度1位※
※2016年6月現在
治療方法や薬剤の豊富さが魅力
投薬やメソセラピーの種類が豊富
秋葉原中央クリニックは、東京・秋葉原にある美容総合クリニックです。開院から25年以上という長い歴史と治療パターンや処方の多様さが魅力です。
例えばAGAの進行を抑制する薬品であれば、純正プロペシア・フィナステリドジェネリックの2つを用意、さらに新薬のデュタステリドにもザガーロやアボルブの2種類があります。
発毛薬のミノキシジル外用には有名なロゲインの他に2種、さらにミノキシジルタブレットまで扱いがあり、予算の都合に合わせたあらゆる処方が可能です。
もうひとつの魅力であるメソセラピーには、認定医療機関でしか受けることができないHARG療法以外にも、さまざまな方法から選択できます。
1つのクリニックで受けられるAGA治療としては、十分すぎるほど治療の選択肢があります。
「HARG療法」を始めとする多彩な再生医療
HARG療法とは、幹細胞から抽出された150種以上もの成長因子AAPEに、毛髪再生に必要なビタミンやアミノ酸を配合したカクテルを注入するAGA治療です。
HARG療法に使うカクテル
注入された成長因子が停止した細胞にシグナルを出して働きかけ、本来の機能を回復させることを目指します。
HARG療法は国内外でも数千例の臨床例があり、安全性や効果の実績が取れている治療法ですが、どこの医療機関でもできるわけではありません。
HARG療法ができるのは、「毛髪再生認定医療機関」という専門の医療施設に限られており、秋葉原中央中央クリニックは千代田区内で施術可能は4院のうちの1つとなっています。
針が苦手という方には、炭酸ガス噴射の圧力で浸透させる「メドジェット」というノンニードルの方式もあります。
PRP療法とPFC毛髪療法
「PRP療法」とは、自分の血液からPRP(多血小板血漿)を抽出して頭皮に注入する再生医療です。
PRPは止血や細胞修復などの働きを持ち、またコラーゲン生成などで頭皮環境を整える働きも期待できます。
注入のイメージ
「PFC毛髪療法」とは、PRPからさらに6種類の成長因子を取り出して10倍に濃縮したものを注入します。
FGF(組織修復など)・EGF(上皮細胞の成長促進など)といった様々な成長因子を直接頭皮に入れ込み、弱った細胞に働きかけることができる最新医療です。
成分は自分の血液から抽出するのでアレルギーの心配やダウンタイムは殆どありません。
標準の治療だけでは物足りない方には、検討の価値のある治療法です。
プライバシーに配慮した個別対応
プライバシーについても配慮がされています。
待合室も1つ1つ独立し、仕切りや配置を工夫し他の人が見えないようになっており、もちろんカウンセリングや診療は個室です。
治療後の帰宅まで他の患者さんと顔を合わせることなく終了できます。
個別の待合室でプライバシーに配慮
秋葉原中央クリニックの不安な点
再生医療はかなりの高額
処方薬剤や治療法の種類が多い秋葉原中央クリニックには、さしあたりデメリットとなるものが見当たりません。
「ここに通いたいのに遠すぎて通えない」というクリニックの少なさが、大きなデメリットとして際立ってきてしまうでしょう。
ただし、こちらは全国に15院以上展開する中央クリニックというグループの1つなので、他地域のグループ院に通院するという手もあります。
治療内容や費用に多少の違いがあるため、秋葉原中央クリニックと同じ治療ができるかどうかは調べておいたほうがいいでしょう。
また、投薬治療に加えてHARGやその他の再生治療を行うと、治療費が数十万とかなりの高額となりますので、どこまで踏み込んだ治療をするかはよく検討しておくことをおすすめします。
秋葉原中央クリニックを公式サイトでチェック
髪のクリニックSeed
髪のクリニックSeedの基本データ
設立 |
2017年開院 |
主な治療内容 |
内服・外用薬での治療 注入治療(ヘアフィラー) その他シャンプーやマッサージなど |
症例数の目安 |
不明 |
拠点数 |
1院(東京・渋谷) |
診療時間 |
火・木:午前10時半~午後7時
水:午後1時~午後6時(第一水曜日は休診)
土:午前10時半~午後6時
|
無料カウンセリング |
あり(LINEでの無料相談) |
無料頭皮検査 |
不明 |
料金体系 |
【初診や検査】
初診料3,000円 再診料は無料(診察のみの場合3,000円)
血液検査5,000円
※オンライン診療では5,000円+薬送料800円
【治療プラン】
・AGA脱毛進行抑制プラン:1ヶ月4,900円
・発毛促進プラン:1ヶ月18,800円
【オリジナル処方薬】※すべて1ヶ月分
・フィナステリド:4,900円
・デュタステリド:6,900円
・ミノキシジル(内服or外用):9,300円
【ヘアフィラー注入治療】
6回(3ヶ月):250,000円※モニタープラン価格
・エレクトロポレーション(医療イオン導入)の場合
1回 51,500円
8回 360,500円
・オートインジェクション(スタンプ式自動注入機)の場合
1回 53,600円
8回 377,000円
※その他回数あり
【オプション治療】
・通電マッサージ:注入治療に+4,800円
・イーポレーション スカルプミニ(ホームケア品):50,000円
【オリジナル発毛治療セット】
フィナステリド、ミノキシジル(外用or内服)、オリジナル育毛サプリ、ケトコナゾール配合シャンプー
1ヶ月分19,800円
3ヶ月分56,400円
※全て税抜
|
クレジット・ローンへの対応 |
クレジットのみ |
髪のクリニックSeedの特徴・良い点
髪のクリニックSeedの特徴・良い点
- 踏み出しやすいオンライン診療
- いつでもチャットで無料相談
- 業界最低水準の治療費に挑戦
気軽に治療を開始「オンライン診療」
髪のクリニックSeedは、LINEを使ったオンラインでのAGA診療に対応しています。
「治療のたびに他の人を顔を合わせるのに躊躇する」「近くにAGA専門クリニックがない」といった方には、誰とも対面せず通院の交通費もかからないオンラインの診断が救いとなるのではないでしょうか。
AGA治療の男性専門院を探す手間も省けて、慣れた場所で診察できればリラックスして治療にあたれますね。
オンライン治療の流れ
LINEで初診予約
初診の日時を予約します。電話やインターネットでも予約できますが、その後の問診等も考えるとLINEが便利です。初診前の問診票の記入や治療を希望する部位の画像もオンラインで送信します。初診のみ、原則対面での診断になります。
2回目からオンライン治療開始
予約日時にクリニックからLINEビデオ通話が来ますので、希望や現状を伺いながら個人に合わせた治療法を決定していきます。
処方と会計
予約時のIDで専用サイトにアクセス、診察料と薬代をクレジットカードまたは銀行振込にて支払します。医師の確認後にオンライン処方がメールで届きます。
薬の発送
決済完了で薬や検査キットを発送します。薬が届いたら同梱の資料をもとに服用します。
その後の治療
通院するのと同じように定期的にオンラインで経過を診察します。再診料はかかりません。
LINEアプリでマンツーマンサポート
seedのマンツーマンサポート
治療開始後は、専用のLINEを使って医師のマンツーマンでサポートしています。
薬の副作用について、治療中の体調変化や疑問などは遠慮なく相談できますし、さらに生活習慣改善のアドバイスもあります。
体質と症状に合わせた的確なアドバイスを、時間・場所を問わずリアルタイムで受け取ることができます。
業界最低水準を目指す治療費
業界低水準を目指す治療費
継続することが重要といわれる薄毛治療で、ネックとなるのが治療費の高さですが、Seedの治療費は他クリニックと比較しても非常に始めやすい価格になっています。
AGAの進行を防ぐプランなら月々4,900円から、発毛促進のプランでも他クリニックで3万円以上かかるところを毎月18,800円で治療を続けることができます。
薬品の送料に800円がかかってしまいますが、通院にかかる交通費を考慮すると、特に遠方在住の場合は割安となることもあるでしょう。
プラン |
費用 |
内容 |
AGA脱毛進行抑制プラン |
4,900円/月 |
フィナステリド内服 |
発毛促進プラン |
18,800円/月 ※3ヶ月プラン適用価格 |
フィナステリド、ミノキシジル、ケトコナゾール配合シャンプー、育毛サプリのセット |
医師以外のカウンセリングはしない
髪のクリニックSeedでは医師以外のスタッフがカウンセリングをすることはありません。
治療のために仕事を休んだり予定を開けたりと、そのための時間を作って来院することを院長自身もよく理解しており「患者の時間をムダにしないため」と名言しています。
多くのクリニックがカウンセリング専門のスタッフや毛髪診断士によるカウンセリングを行っている中で、治療専門の医師からの情報提供に徹する姿勢は好感が持てますね。
髪のクリニックSeedの不安な点
必ずしもオンライン治療ができるわけではない
オンライン治療が特徴的なクリニックですが、AGA症状の状態や進行度によって対面での診療をすすめています。
そのため、通院が難しい遠方在住の方が対面診療を進められた場合、Seedではなく他クリニックの案内をすることも十分あり得ます。
オンライン治療を希望して行っても100%受けられる保証がない、というのは少し不安材料となるでしょう。
マンツーマン相談には条件あり
治療時の相談や生活面でのチャット相談ができるのは、オリジナル発毛治療セットを処方した方が対象となっていて、単剤の処方の場合はチャット相談の対象外となる可能性が高いです。
どのプランが対象となっているかが少しわかりづらいので、マンツーマンサポートを重視している方は、どの治療が対象となっているかを予め確認しておいたほうがいいでしょう。
髪のクリニックSeedを公式サイトでチェック
おわりに~クリニックに対して何を重視するか?
スピードかコストか。予防か治療か。
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「AGAを治したい」という目的は同じでも、医療機関選びで何を重視するかは人によって異なるものです。
「一刻も早く薄毛を目立たなくしたい」という『効果の速さ』を重視する人もいるでしょうし、「できるだけコストをかけたくない」という『料金面』を重視する人もいるでしょう。
また症状が軽度であり予防的な目的で診療をスタートするのと、AGAが進行していて最新治療も視野に入れての病院選びをするのでは、医療機関に求める技術力・設備力等も異なってくるはずです。
そのため、「AGA治療に最も良い医療機関」は一概に決定しづらいところがあります。
「継続できること」が最も重要
しかしいずれの場合でもAGA治療のために大切になるのは「医療機関にきちんと通い続ける」という点です。
いくら理想的と思われる医療機関に巡り合っても、様々な事情で通院を中断してしまえば、せっかくの治療の意味もなくなってしまいます。
前述したとおり、AGAの治療は長期的な通院を必要とするものですから、料金面・スケジュール面等で無理なく通うことのできる医院を選ぶことも大切です。
クリニックを決める際には、AGAの改善のためにどの程度費用をかけられるか、時間はやりくりできるかといった点を事前によく考えておきましょう。