クラウドファンディング02

5種類あるクラウドファンディングの中で、購入型クラウドファンディングと寄付型クラウドファンディングは、資金提供者がリターンの金銭を受け取ることがありません。

お礼の品を受け取れるくらいですが、資金提供した個人・団体が成長する姿を見るのはうれしいものです。

ただし、興味があってもどこに資金提供してよいか分からない、どのクラウドファンディング運営業者を選べばいいのか分からない人もいるでしょう。

そこで本ページでは、購入型と寄付型、それぞれの特徴を説明するとともに、それぞれのクラウドファンディング運営業者の特徴も徹底的に紹介します。

 

目次

購入型と寄付型クラウドファンディングの特徴とは?

5種類のクラウドファンディングの特徴は下記のようになります。

種類 金銭の受取 資金提供方法
融資型 貸付
ファンド型 投資
株式型 投資
購入型 支援
寄付型 支援

購入型・寄付型ともに、支援先の企業や個人から参加者に対して金銭的な見返りはないという点で共通しています。

金銭的なリターンはありませんが、代わりに商品やサービス、支援先から感謝の気持ちを受け取ることになります。

では、購入型と寄付型では何が異なるのかを、次のセクションから見ていきましょう。

5つのクラウドファンディングの違いについて詳しく知りたい方には下記のページで説明しているので参考にしてみてください。

クラウドファンディングとは?5種類を比べて解説 – 貸付型 ファンド型 株式型 購入型 寄付型

 

購入型クラウドファンディングの5つの特徴

アイデアいろいろ

特徴1:対象となるプロジェクトは多岐に渡る

購入型クラウドファンディングの対象となっているプロジェクトは、多岐に渡ります。

例えば、業界トップクラスの購入型クラウドファンディングの運営業者「マクアケ」では、以下のようなプロジェクトを募集しています。

  • 【VIP会員募集】新宿Neo中華スペシャリティーコースご招待&原価で飲める会員権
  • スマホアプリと連動するスマート縄跳びをあなたの新しい運動習慣に!LR-02
  • イギリス発!高機能カジュアルスーツ「ULTRA SUIT」防水・防汚・ストレッチ
  • インテリアになる「あなただけのオリジナル写真たて」思い出が見えるように
  • 現実とゲームが融合!? 拡張現実スマホシューティングゲーム「AR GUN」※現在募集が打ち切られている可能性があります

 
グルメやスポーツ、ファッションやエンターテインメントなど、プロジェクトのジャンルは多岐に渡っており、応援したいプロジェクトがきっと見つかるでしょう。

 

特徴2:プロジェクトの成功・発展を見守れる

物質的でないメリットとしては、参加したプロジェクトの成り行きを見守ることができる点が挙げられます。

クラウドファンディングには、購入型の他にも融資型や株式型もあり、現在は融資型が成長しています。しかし、融資型と株式型は、どちらかというと金銭を目的としたドライな関係です。

一方、購入型クラウドファンディングの参加者は、「パトロン」のような感じです。

そのプロジェクトに共感してお金を出しているので、プロジェクトに対する思い入れはかなり強く、成功・発展したときの充足感は、融資型・株式型とは一味違います

 

特徴3:気になる商品・サービスをいち早くゲットできる

ギフト2

購入型クラウドファンディングのプロジェクトに参加すると、その企業から参加者に対して、該当する商品・サービスの提供をいち早く受け取れます。

「気になる商品を人よりも早く手に入れたい」と思う人にとっては、最高のサービスです。

 

特徴4:何がもらえるかは企業による

購入型クラウドファンディングに参加してもらえるのは、基本的に参加したプロジェクト企業の商品・サービスです。

しかし、購入型クラウドファンディングで何をプレゼントするかに、特に決まりはありません。

中には、「サンキューカード」1枚だけというプロジェクトもあり、物質的なメリットはさほど多くありません。

 

特徴5:目標金額に達しないと開始しない場合もある

購入型クラウドファンディングに限った話ではありませんが、クラウドファンディングには「All or Nothing型」と「All In型」があります。

「All or Nothing型」は目標金額に達しないとプロジェクトが開始しませんが、「All In型」は目標金額に届かなくてもプロジェクトが開始されます。

しかし、後者の購入型クラウドファンディングの場合、支援金は全額返金されますので、安心してください。

 

寄付型クラウドファンディングの特徴

ハート

特徴1:ノーリスク

寄付型クラウドファンディングにはリスクがありません。融資型、ファンド型、株式型は投資した金額が元本割れすることが「リスク」であり、その可能性はあります。

一方の寄付型クラウドファンディングは、一度寄付してしまえばそれで終わりですのでリスクは全くありません。

ただし、寄付した企業が寄付金を持ち逃げしたり倒産したりした場合、それは厳密な意味でリスクと呼べるかもしれません。

 

特徴2:控除を受けられる

寄付型クラウドファンディングの中には、住民税や所得税の控除を受けられるものもあります。

対象のプロジェクトに寄付をすれば、寄付金額から2000円を差し引いた金額を、翌年度の税金から控除してくれるのです。実質、2000円の寄付と同じですね。

 

特徴3:満足感を得られる

寄付型クラウドファンディングを利用すると、対象の企業や団体からお礼状が届くことが多くあります。

お礼状には感謝の気持ちとともに、寄付金がどのように使われているかも記載されていることもあります。

自分の寄付金が有効活用されていることを知れば「寄付してよかった」と思うでしょう。

 

特徴4:詐欺行為の可能性もある

不安

特徴1で、「寄付した企業が寄付金を持ち逃げしたり倒産したりした場合、それは厳密な意味でリスクと呼べるかもしれません。」と述べましたが、中にはそんな企業・団体もあります。

持ち逃げや倒産はないにせよ、寄付したお金が本来とは違う使い方をされると、自分の善意を踏みにじられたような気持になってしまいます。

 

特徴5:リターンはない

寄付にリターンを求めるものではありませんが、寄付型クラウドファンディングにはリターンがありません。せいぜいお礼状くらいです。

ただし、ふるさと納税とコラボした寄付型クラウドファンディングでは、「お礼の品」として地元の名産品などがもらえる場合もあります。

 

購入型クラウドファンディングの6つの運営業者を比較

ここまで、購入型クラウドファンディングと寄付型クラウドファンディングの特徴を紹介してきました。

ただしあくまでも概要であり、実際はクラウドファンディングを運営する業者によっても、その特徴は大きく異なります。

そこでここからは、購入型クラウドファンディングと寄付型クラウドファンディングを運営する業者を比較しようと思います。

まずは、購入型クラウドファンディング運営業者を数字で比較してみましょう。

社名 Readyfor CAMPFIRE MotionGallery
設立年月 2014年7月 2011年1月 2011年7月
資本金 1000万円 11億6000万円 200万円
募集案件数 4405件(2018年3月現在) 約8000件(2017年8月現在) 1274件(2018年3月現在)
累計調達額 37.8億円(2017年3月現在) 45億円(2018年3月現在) 3億5000万円(2015年6月現在)
企業側が払う手数料 17% 17% 10%~20%(※1)

※1 目標額到達の成否による

社名 マクアケ 未来ショッピング GREEN FUNDING
設立年月 2013年5月 2016年11月サービス開始(※2) 2011年6月
資本金 1億900万円 25億円(日本経済新聞) 9485万円
募集案件数 常時100~200件 17件(2018年3月現在) 48件(2018年3月現在)
累計調達額 20億円(2016年10月現在) 不明 5億2000万円
企業側が払う手数料 20% 22.8% 9%~20%(※3)

※2 1876年日本経済新聞
※3 サービスによって異なる

購入型クラウドファンディングでは老舗の部類に入るReadyfor(レディーフォー)やCAMPFIRE(キャンプファイヤー)は、利用者からの信頼も厚いため、募集案件数も非常に多いです。

一方で、サービス開始から間もないものの、マクアケの累計調達額の多さを見ると、急成長ぶりがうかがえます。

手数料の低さならば、MotionGallery(モーションギャラリー)です。

表で紹介した、6社の購入型クラウドファンディング運営業者の特徴をそれぞれ紹介していきます。

 

社会貢献系プロジェクトが多い「Readyfor(レディーフォー)」

社会貢献

まずは、国内初の購入型クラウドファンディング運営業者「Readyfor(レディーフォー)」です。

 

プロジェクト・支援者の数が多い

2011年3月にサービスを開始したレディーフォーは、累計6152件のプロジェクトをリリースしました。現在では1カ月に約200件のプロジェクトを掲載するまでになっております。

プロジェクトの数に比例して、支援者の数も増加の一途をたどり、総支援者数は25万8592人に及びます。
※実績の数字:2017年3月29日時点

 

社会貢献系プロジェクトが多い

レディーフォーは、他の購入型クラウドファンディングと比較して、社会貢献系プロジェクトが多いのが特徴です。2018年3月現在、サイトで募集中のプロジェクトには以下のようなものがあります。

  • 北海道・鉄道史の誇り。往年の「特急おおぞら」を国鉄色で未来へ
  • 貧困の連鎖をここで断ちきる。シングルマザーの”自立”を支える家
  • いのちを語る「津波復興祈念資料館・閖上の記憶」を遺したい
  • 家に居がちな一人暮らし高齢者が気軽に集える場所をつくりたい!

海外の貧困を解消するプロジェクトから、地方創生系のプロジェクト、さらに身近な問題解決のプロジェクトまで、社会に貢献できるプロジェクトがたくさんあります。

「プロジェクトにお金を出すことで自分も社会貢献できる」という精神的充足感を得られます。

 

ユニークなクラウドファンディングもある

一般的な購入型クラウドファンディングに加えて、レディーフォーでは以下のようなユニークなクラウドファンディングも実施しています。

Readyfor VOYAGE 国際協力の寄付型クラウドファンディング
緊急災害支援プログラム 迅速に支援金を送れるシステム
大学向けクラウドファンディング 大学や研究室が資金を募る
Readyfor ふるさと納税 自治体が資金を募り、お礼の品がもらえる

Readyfor(レディーフォー)のリターンや手数料など詳しい情報は下記のページをご確認ください。
Readyfor(レディーフォー)を徹底解説 ~ 手数料・運用期間・配当・長所・短所

 

ファッション専門やソーシャルレンディングもある「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」

ファッション

次に紹介するのは、レディーフォーと並ぶ購入型クラウドファンディング運営業者の老舗である「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」です。

 

Readyforと肩を並べる調達額、支援者数

CAMPFIRE(キャンプファイヤー)の累計調達額は45億円、プロジェクト総数は1万1000件以上、総支援者数は45万人以上(いずれも2018年3月現在)です。

この数字は、レディーフォーにも引けを取らないどころか、勢いはキャンプファイヤーの方があるかもしれません。

 

ファッション特化型クラウドファンディング「CLOSS」

キャンプファイヤーでは、ファッション特化型クラウドファンディング「CLOSS」を立ち上げています。

CLOSSに応募したファッションブランドは、書類審査やプレゼンテーション審査で絞り込まれ、選ばれたブランドはCLOSSとともにブランドビジネスを拡大していきます。

どちらかというと、コンサルタントの側面が強いです。

 

ソーシャルレンディングも行なっている

もっとお金を必要とする方のために、2017年8月、「CAMPFIREレンディング」というソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)がスタートしました。

通常の融資審査では決算書などが重視されますが、CAMPFIREレンディングはそれだけが審査の対象ではありません。支援者による評価が、ソーシャルレンディングの大きな審査ポイントとなるのです。

CAMPFIRE(キャンプファイヤー)と他社との手数料の比較などより詳しい解説は下記のリンクからご確認ください。
CAMPFIRE(キャンプファイヤー)を徹底解説 ~ 手数料・運用期間・配当・長所・短所

 

クリエイティブ系を中心としている「MotionGallery(モーションギャラリー)」

映画館

映画祭への出展作品もある

2011年7月に設立された購入型クラウドファンディング運営業者「MotionGallery(モーションギャラリー)」は、他の購入型クラウドファンディング運営業者とは一線を画しています。

モーションギャラリーは、映画を中心として、芸術やゲーム、出版や音楽など、クリエイティブ系のプロジェクトを中心としています。過去には、カンヌ国際映画祭、東京国際映画祭、釜山国際映画祭などへ作品を送り込んでいます。

 

海外のクラウドファンディングとも提携

2014年、モーションギャラリーは、北アメリカの大手クラウドファンディング運営業者「Indiegogo(インディーゴーゴー)」と提携を行ないました。

希望するプロジェクトは、モーションギャラリーとともにIndiegogo(インディーゴーゴー)にも掲載されるので、資金調達の可能性がより広がります。

モーションギャラリーが窓口となっていますので、Indiegogo(インディーゴーゴー)と英語でやり取りをする必要がないのも、安心ですね。

Motion Gallery(モーションギャラリー)のもっと詳しい特色や募集実績などは下記のページをご覧ください。
Motion Gallery(モーションギャラリー)を徹底解説 ~ 手数料・運用期間・配当・長所・短所

 

成長著しい「マクアケ」

提携

「マクアケ」は、かつて「サイバーエージェント・クラウドファンディング」という名前でした。

社名こそマクアケと変更になりましたが、株主は依然として株式会社サイバーエージェントです。

 

金融機関との提携に積極的

マクアケは、購入型クラウドファンディング運営業者の中では最も多い、85行を超える金融機関と連携・提携を行なっています。

そのほとんどが地方銀行ですが、中にはみずほ銀行といったメガバンクの名前もあります。

みずほ銀行とマクアケの連携は、以下のような流れで行われます。

  1. みずほ銀行はクラウドファンディングを希望する企業にマクアケを紹介する
  2. みずほ銀行はマクアケにクラウドファンディングを希望する企業を紹介する
  3. マクアケはクラウドファンディングを希望する企業に融資を実施・サポートする

 
マクアケ側のメリットは、より多くの顧客を獲得できる点、みずほ銀行側のメリットは企業の将来性を見極められる点です。

 

1億円以上調達したプロジェクトも

マクアケは、サービス開始後3年間で15億円の資金を調達しました。この勢いは他の購入型クラウドファンディング運営業者をしのぎます。

また、1000万円以上の資金を調達したプロジェクトも27件と業界最多です。

さらに、1億2000万円以上を集めた「glafitバイク」のプロジェクトは、国内購入型クラウドファンディングのプロジェクトの中で、調達額ナンバーワンです。

Makuake(マクアケ)の購入金額や登録の流れなど詳細な情報は下記ページをご覧ください。
Makuake(マクアケ)を徹底解説 ~ 手数料・運用期間・配当・長所・短所

 

日経が運営する「未来ショッピング」

チケット

「未来ショッピング」は、日本経済新聞社が運営する購入型クラウドファンディングです。

 

ユーザーへの訴求力が抜群

日本経済新聞では、紙媒体だけでなく様々なメディアをリリースしています。日経電子版やNIKKEI STYLEなどがあります。

日経電子版は自己投資意欲の強い若手リーダーや女性キャリア、エグゼクティブ向けで、NIKKEI STYLEは第一線で活躍する30代~40代のビジネスパーソン向けです。日経ユーザーにはプロジェクトが告知されますので、見逃すことがありません。

また、未来ショッピング派チケット購入型クラウドファンディング「ENjiNE」と提携をしています。

ENjiNEはクラウドファンディングで唯一、LINEの公式パートナーです。6800万人以上いるLINEユーザーにも、メッセージでプロジェクトの詳細が知らされます。

 

チケット購入型を採用

未来ショッピングでは、チケット購入型を採用しています。

購入したチケットと商品・サービスを引き換える形となっており、購入したチケットは第三者へのプレゼントも可能です。他の人へのプレゼントにもぴったりですね。

未来ショッピングの強みや他社との手数料比較などより詳しい解説は下記ページをご覧ください。
未来ショッピングを徹底解説 ~ 手数料・運用期間・配当・長所・短所

 

多くのプロジェクトの成功率が高い「GREEN FUNDING(グリーンファンディング)」

ダルマ

「GREEN FUNDING(グリーンファンディング)」は、Tポイントを運営する「カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社」と資本提携を行なっています。

 

目標金額達成率が高い

掲載数を重視する購入型クラウドファンディング運営業者が多い中、グリーンファンディングは目標金額達成率を重視しています。

グリーンファンディングと国内同業他社2社、そして世界有数のクラウドファンディング運営業者である「キックスケーター」で、比較してみましょう。

社名 目標金額達成率
GREEN FUNDING(グリーンファンディング) 89%
CAMPFIRE(キャンプファイヤー) 26%程度
Readyfor(レディーフォー) 65%~70%
キックスケーター 35%

50%行けば上出来な達成率ですが、GREEN FUNDINGは驚異の89%です。企業は満額調達できる可能性が高く、資金提供者も不成立になる可能性が低くなります。

 

グループ内でのサポートが強力

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社は、ツタヤなどを擁する企業です。そのため、GREEN FUNDINGを利用した企業に対しては、店舗などで以下のような様々なイベントを開催してくれます。

  • トークイベント
  • 写真展示会
  • ガジェット体験会
  • 試飲会
  • サイン&握手会
  • 書籍、CD、DVDの販売サポート

 
プロジェクトの成功率が、より高まるのも納得です。その結果、良質な企業が集まり、資金提供が積極的に行なわれる、好循環が生まれています。

グリーンファンディングのプロジェクトや購入資金などより詳細な内容は下記のページをお読みください。
グリーンファンディングを徹底解説 ~ 手数料・運用期間・配当・長所・短所

 

寄付型クラウドファンディング運営業者の特徴を比較

購入型と比較すると、寄付型クラウドファンディングの運営業者数は多くありません。

社名 JAPAN GIVING ふるさとチョイス
設立年月 2012年10月 2013年9月
資本金 400万円 750万円
募集案件数 9654件(2018年3月現在) 29件(2018年3月現在)
累計寄付額 12.3億円 2億1000万円(2015年8月現在)

 

寄付型に特化した「JAPAN GIVING(ジャパンギビング)」

寄付

2001年、前身となる「JUST GIVING(ジャパンギビング)」がイギリスから上陸しました。

ライセンスが切れたことにより、2015年、JAPAN GIVING(ジャパンギビング)にサービス名を変更しました。

 

ユニークなチャレンジャー制度

ジャパンギビングでユニークなのは、チャレンジャー制度です。

これは自らが「チャレンジャー」となり、寄付先と目標額を設定して、自らが何らかのチャレンジをすることで他の人から献金を受け取り、そのお金を寄付する制度です。

例えば、以下のようなチャレンジ制度があります。

第11回湘南国際マラソン 参加料+5万円でチャリティチャレンジャーに、目標タイムを設定
アジア・アフリカ 2000人の子ども達に教育の贈り物を届けたい 読書マラソン、講演会、メイクセミナーなど

自分に十分なお金がなくても、自分が何らかのチャレンジをすることで寄付の原資を集められるのは、非常にいいですね。

ジャパンギビングの決済方法や手数料など詳しい解説は下記ページをご覧ください。
ジャパンギビングを徹底解説 ~ 手数料・運用期間・配当・長所・短所

 

ガバメントクラウドファンディング専門の「ふるさとチョイス」

ふるさと納税

何かと話題となっているふるさと納税ですが、その総合サイトとして2012年にリリースされたサイトが「ふるさとチョイス」です。

全国の自治体を網羅しており、ふるさと納税を利用すると、税の控除やお礼の品が受け取れます。

 

特定の目的への寄付もできる

一般的に知られているふるさと納税は、目的はよく分からないがとりあえず自治体に寄付するスタイルです。

しかし、ガバメントクラウドファンディングとして2014年にリリースされた特設サイトでは、以下のように利用目的をかなり絞っています。

自治体名 プロジェクト名
埼玉県深谷市 ふっかちゃん子ども福祉基金「夢の架けはし」プロジェクト
佐賀県NPO支援 明治維新150年!佐賀の伝統工芸を未来へ
東京都墨田区 【第12弾】すみだ北斎美術館企画展「Hokusai Beauty ~華やぐ江戸の女たち~」を支援しよう!
石川県能登町 日本三大漁港の小木港でイカの漁獲量が激減!イカ釣り船団を応援しよう

全国各地で、福祉系や地方創生系のプロジェクトを募集しています。

ふるさとチョイスの返礼品やプロジェクト案件の例などより詳しいな情報については下記のページで確認できます。
ふるさとチョイスを徹底解説 ~ 手数料・運用期間・配当・長所・短所

 

まとめ

購入型・寄付型クラウドファンディングは、金銭の受取がありません。そのため、融資型やファンド型クラウドファンディングと比較すると、パトロン的な意味合いが強くなります。

パトロンになるにしても、クラウドファンディング運営業者によって取り扱っているジャンルは異なります。

まずはサイトを見て、自分の応援したいプロジェクトがあるかを探しましょう。気に入ったプロジェクトがあれば、応援してもいいかもしれません。