『北國住宅ローン』の評価まとめ

北國銀行住宅ローンのメイン商品である「北國住宅ローン」とネット銀行を項目別に分けて比較して表にまとめます。北國銀行の公式サイトだけ見ていては、よくわからない特徴を比較することによって、わかりやすくします。

北國住宅ローンの一番の特色は分割実行ができることです。分割実行ができる金融機関は少ないので評価が高いです。また、諸費用(保証料と手数料の合計)は定額で金利の上乗せも無い点も良いです。
 
しかし、金利は一番良い優遇金利でもネット銀行と比べると高いです。特に変動金利は非常に高いのでおすすめできません。

項目ごとの比較の詳細は各セクションで確認できます。

北國銀行「北國住宅ローン」 vs ネット銀行 ~ 項目別比較まとめ
比較項目 評価
融資方法
良い
保証料と手数料
良い
定額制のネット銀行と同等諸費用の詳しい評価
審査:申込条件
良い
収入・勤務年数の制限無し審査と申込条件の詳しい評価
保険:団信と特約
いまいち
金利上乗せ幅は低め。特約は8大疾病の1つだけ。ワイド団信は無し団信と特約の詳しい評価
一部繰上返済手数料
悪い
ネットバンキングの対応無しで有料繰上返済手数料の詳しい評価

北國銀行の住宅ローン一覧

上記では北國銀行のメインである「北國住宅ローン」とネット銀行を比較しました。北國銀行には他にも下記のような住宅ローンがあります。

新規借入・借り換え:両方対応

『北國住宅ローン』新規借入れの場合

北國
  • 一括実行、分割実行が選べる
  • 保証料が不要
  • 8大疾病保障団信が利用可能
  • 借入種別:新規借入
  • 融資額:100万円~1億円以内(10万円単位)※1
  • 融資期間:1年~40年以内 ※2

※1 担保評価額・年収により、対応できる金額には上限あり
※2 土地のみの購入の場合は30年

審査と申込み条件

年齢

20歳~65歳以下で、完済時年齢が80歳以下の人

収入

安定・継続した収入のある人

良いの?悪いの?他行と比較!

「勤続2~3年、年収200~300万円」が一般的な申込み条件です。北國銀行の住宅ローンは「安定・継続した収入のある人」とされています。勤続年数や収入で申し込みをあきらめることが無いため利用しやすいです。
 
ネット銀行では?
勤務年数6ヵ月以上、年収100万円以上のイオン銀行、年収200万円以上(勤続年数の指定無)のauじぶん銀行、北國銀行と同じ「安定継続した収入」が条件の住信SBIネット銀行があります。いずれも低金利なのでおすすめです。
 
ただし、年収や勤続年数の指定が無いからと言って、誰でも借りられる訳ではありません。返済能力の見込めない方は銀行からの融資が難しい点も考えに入れておきましょう。
 

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その他

団体信用生命保険に加入できる人

資金使途

下記の住宅関連資金全般(諸費用を含む)

  • 住宅用土地の購入資金
  • 土地付き住宅・マンションの購入資金(新築・中古)
  • 住宅の新築・増改築資金

※融資対象物件が建築基準法等の法令に合致していることが必要です。また、店舗・常務所等併用住宅の場合は取扱いに制限があることがあります。

融資方法

希望により一括実行または、分割実行が選べます。

一括実行

一括実行は一般的な融資方法です。融資が必要になるタイミングで担保とする物件が存在する..例えば、建売住宅、中古住宅、マンション購入などの場合利用されます。

分割実行

融資額のうち必要な金額を分割して融資を受けられる仕組みです。注文住宅のように、建物完成前にまとまったお金が必用な場合に対応してもらえます。

分割貸出中は無担保での対応となり、全額実行時点で担保が設定されます。建物完成までは返済は不要なうえ、団信の対象は融資開始時点より始まるのでもしもの際も安心です。

建物完成時に融資額が余ってしまったら、繰上返済が無料でできます。逆に融資額が足りなくなってしまった場合も柔軟な対応を相談できます(希望通りにならない場合もあります)。

分割実行のメリットとデメリット

分割実行が利用できる銀行は少ないです。分割実行の対応がない銀行の場合、つなぎ融資を利用することになりますが、無担保なため金利は3%以上と分割実行より高くなります。
 
分割実行は住宅ローンと同じ金利を利用できます。また、条件を満たせば住宅ローン控除の対象となります。
 
また、登録免許税が割高になる点、抵当件設定費用の必要があるなどのデメリットもあります。

 

良いの?悪いの?他行と比較!

北國住宅ローンは分割実行が選択できます。分割実行ができる金融機関は少ないので、注文住宅を検討している方におすすめです。
 
ネット銀行では?
低金利で人気のネット銀行のほとんどは分割実行の対応がありません。
 
つなぎ融資についてはイオン銀行は店舗のみの対応が可能となっており、SBI新生銀行ではグループ会社での『住宅つなぎローン(アプラスブリッジローン)』を紹介してます。
 
つなぎ融資の方が金利が高いことは確かですが、その他にかかる費用も含めた全体で比較することが大切です。
 

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金利

変動・固定金利選択型となり、期間中に変動金利・期間指定の固定金利を選択できます。

変動金利

北國銀行の短期プライムレート連動長期貸出金利を参考とする「標準金利」に連動する変動金利となります。年2回(4月1日・10月1日)に金利が見直しとなり、変動後の利率が7月・1月の返済分から適用されます。

  • 金利が変動した場合においても、5年間は元利返済額は変更なし。(元金と利息の割合のみ変更)
  • 5年毎に返済金額が見直しされるときに返済額が増額となる場合には旧返済額の1.25倍が上限
  • 借入期間終了時に元金・利息に未払い分がある場合には、原則返済期日に一括返済
期間指定の固定金利

期間指定(2年・3年・5年・10年・20年)の固定金利を選択できます。

  • 固定金利期間満了後には変動金利になる。
  • 再度期間指定の固定金利を選択することが可能。その時点での金利が適用される。
  • 所定の手数料を支払うことにより、固定金利の適用期間中でも再度固定金利の選択が可能。

返済方法

毎月の元利均等返済となります。なお、融資額の50%を上限として、ボーナス返済を併用することもできます。

返済日は7日・17日・27日から選択できます(北國銀行の休業日の場合は翌営業日となります)。

良いの?悪いの?他行と比較!

北國銀行の返済方法は元利均等返済のみです。元利均等返済のみの対応は一般的ですが、中には元金均等返済も選択可能な銀行があります。
 
ネット銀行ではauじぶん銀行と住信SBIネット銀行で元金均等返済も可能です。
 
元利均等返済と元金均等返済の違い
元金均等返済の一番のメリットは返済総額が元利均等に比べて低くなる点です。元利均等返済と元金均等返済のメリット・デメリットについて詳しくは住宅ローン2種類の返済方法で解説しているので参考にしてみてください。
 

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保証料と手数料

保証料

保証会社を利用しないため、保証料は必要ありません。

事務取扱手数料

一括実行も分割実行も1件の申込みあたり、1回のみ支払いです。

1件あたりの事務取扱手数料
一括実行 110,000円
分割実行 165,000円

※税込

良いの?悪いの?他行と比較!

保証料と手数料の合計を比較(3,000万円30年間で借りた場合)
銀行名 保証料と手数料の合計
北國銀行:一括実行 110,000円
北國銀行:分割実行 165,000円
auじぶん銀行、住信SBIネット銀行 660,000円(税込)
イオン銀行:定額型 110,000円
SBI新生銀行 55,000円

北國銀行はネット銀行と同じで保証料は不要です。
 
手数料は借入額により変動しない定額制(借入額によらず手数料は一定)なので、借入額が大きい方はお得です。
 
手数料はauじぶん銀行や住信SBIネット銀行のような定率制(手数料は借入額により変動)に比べて北國銀行は低くなります。
 
北國銀行と同じ定額制の銀行でも、SBI新生銀行のように低額に抑えられるところもあります。ネット銀行の中ではSBI新生銀行は金利が高めではありますが、北國銀行よりは低金利です。総額で比較検討してみると良いでしょう。
 

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繰上返済手数料

北國銀行では窓口のみで、ネットバンキングのでの対応はありません。一部も全額も共通して下記の手数料になっています。固定金利期間中の手数料は変動金利期間中に比べて高いので、固定金利から変動金利へ移行する時に一緒に行う利用者が多いようです。

変動金利期間中 5,500円
固定金利期間中 30,000円

※税抜

良いの?悪いの?他行と比較!

北國銀行ではネットバンキングでの繰上返済はできません。窓口で有料のみとなっています。
 
ネット銀行では?
一方、auじぶん銀行や、SBI新生銀行などのほとんどのネット銀行では一部繰上返済の手数料は無料でできます。その中でもソニー銀行は全額繰上返済でも手数料が無料なので、早期返済を目指す方にはおすすめです。

 

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その他の手数料

固定金利選択手数料

  • 固定金利期間中に固定金利を再選択:55,000円
  • 上記以外の場合:5,500円

※税込

条件変更手数料

条件変更手数料は11,000円となります。※税込

保険について

住宅ローン保険

団体信用生命保険と特約の種類
保険種別 金利上乗せ率
⼀般団信 0%(無料)
8大疾病特約付き団信 +0.1%

団体信用生命保険

利用者が死亡・高度障害となった場合に、ローン残高相当額の保険金が支払われて、ローンが返済できる保険です。保険料は北國銀行が負担します。

地銀協8大疾病補償付債務返済支援保険

保険料を金利に上乗せ(+0.1%)して利用者が一部負担することで、以下の「8大疾病補償付債務返済支援保険」に加入することが出来ます。

通常の団体信用生命保険の保障内容のほか、以下のような保障が受けられます。

  • 病気やケガにより、所定の状態(就業不能状態等)が30日間超継続している場合、保険金として毎月のローン返済相当額が最大12か月支給されます。
  • 8大疾病(脳卒中・がん・急性心筋梗塞・慢性膵炎・慢性腎不全・肝硬変・糖尿病・高血圧症)により、所定の状態(就業不能等状態等)が12か月超継続している場合、ローン残高相当額の保険金が支払われます。

良いの?悪いの?他行と比較!

8大疾病補償は+0.3~0.4%の金利上乗せが一般的なので、北國銀行の+0.1%の金利上乗せで8大疾病が利用できる点は評価が高いです。
 
ネット銀行では?
auじぶん銀行 (※)やソニー銀行のようにがん50%団信(がん診断でローン残高が半分になる)が無料で加入できます。また、住信SBIネット銀行では8疾病保障が無料で利用できます。0円で安心な保障がつけられるので、おすすめです。
※新団信は2023年7月1日以降お借入れの方に適用
 

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その他:連帯債務の範囲

夫婦・親子での連帯債務による利用も可能です。

保証人

原則保証人は不要ですが、共有者がいる場合・同居家族で年収を合算する場合にはその人が連帯保証人として参加する必要があります。

保証会社を利用しないため、保証料は必要ありません。

担保

融資対象物件に、原則として第一順位の抵当権が設定されます。

融資対象物件の建物には時価額・融資期間以上の長期火災保険を付保する必要があります(火災保険に質権が設定される場合もあります)。

抵当権の疑問

「抵当権」とは簡単に言うと、ローンの契約者がローンを返済できなくなった時のために銀行などが家や土地を担保にとっておくことです。実際に契約者(債務者)がローンを返せなくなった時には銀行や保証会社(抵当権者)が抵当権が設定された家を売って弁済にあてます。

融資までの流れ

仮審査申込(窓口・インターネット)→仮審査回答→本審査申込(窓口)→本審査回答→契約・融資実行となります。

必要書類

申込時に必要となる書類は以下の通りです。これ以外に依頼される場合もあります。

  • 印鑑証明書:2通(発行後3か月以内)
  • 収入の証明書(サラリーマン):源泉徴収票か給与証明書等
  • 収入の証明書(個人事業者):納税証明書その1・2[過去3年分記載のあるもの]、確定申告書控と付表3年分
  • 収入の証明書(会社役員):源泉徴収票か給与証明書等、経営会社の決算書2期分
  • 資金使途の確認資料:工事請負契約書・売買契約書等
  • 融資物件の確認資料:土地・建物の登記簿謄本・公図・配置図・平面図等

問い合わせ方法

ローンセンター

金沢等を中心に11ヶ所のローンセンターが設置されており、ローンの相談・申込ができます。
営業時間は平日9時~17時・土日祝9時~17時となります(福井・富山・砺波ローンセンターを除く)。

  • 金沢西部ローンセンター
  • 小松ローンセンター
  • 高岡ローンセンター
  • 砺波ローンセンター
  • 富山ローンセンター
  • 富山東部ローンセンター
  • 中能登ローンセンター
  • 福井ローンセンター
  • 北國ローンセンター
  • 野々市ローンセンター
  • 松任ローンセンター

良いの?悪いの?他行と比較!

ローンセンターがあるので、土日祝日や平日の銀行が閉まってしまう時間でも気軽に相談できます。仕事を休むことなく対面で相談できるのは、メリットが大きいです。
 
ネット銀行では?
ネット銀行だから、対面相談は無理と思っている方も多いのですが、店舗は少ないものの対応しているところがあります。北國銀行のローンセンターは17時までですがイオン銀行は店舗により21時まで営業しているところがあるので便利です。

住宅ローン相談窓口のあるネット銀行
イオン銀行 イオンの一部店舗(土日祝日も営業)
SBI新生銀行 ローンセンター、ファイナンシャルセンター(全国に店舗あり TV相談も可能店舗あり)
住信SBIネット銀行 SBIマネープラザ(全国に店舗あり)
ソニー銀行 CONSULTING PLAZA(東京都中央区銀座)、ソニー生命株式会社など

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北國銀行の本支店

北国銀行の各窓口で相談・申込が出来ます。各支店の営業時間内での対応となります。

インターネット

北国銀行のホームページや北國銀行のインターネットバンキングから、仮審査の申し込みが可能です。

電話

ダイレクトセンターのフリーダイヤルで問い合わせが可能です(平日のみ:9:00~20:00)

 

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『北國住宅ローン』借り換えの場合

住宅ローン借り換え

新規の場合との違いは以下の通りです。

  • 借入種別:借り換え
  • 融資額:100万円~1億円以内(10万円単位)※1
  • 融資期間:借換する融資の残存期間か、「40年-融資対象物件の築後経過年数」のいずれか長い期間

※1 担保評価額・年収により上限あり

資金使途

住宅ローンの借換資金とその諸費用が対象となります。

必要書類

借換対象ローンの返済予定表と残高がわかる書類が必要です。

『住宅金融支援機構証券化住宅ローン』新規借入れ・借り換え両方対応

住宅金融支援機構と提携した全期間固定金利の住宅ローンです。北國住宅ローンとの違いは以下の通りです。

  • 借入種別:新規借入・借り換え
  • 融資額:100万円~8,000万円以内(1万円単位)※
  • 融資期間:15年~35年以内で1年単位、完済時の年齢が80歳までの期間が上限
    利用者の年齢が60歳以上の場合は、10年が下限

※住宅購入価格等の100%が上限

審査と申込み条件

  • 70歳未満の人
  • 年収に占める年間返済額(今回の住宅ローンを含む)が一定割合以下の人
    (400万円未満=30%以下、400万円以上=35%以下)

※一定の条件に該当すれば所得合算は可能です。

資金使途

利用者かその親族が居住する住宅の建築・購入資金とその為に利用しているローンの借換資金

融資対象物件

  • 住宅の床面積が70㎡以上(マンションの場合は30㎡で可)
  • 新築住宅もしくは中古住宅
  • 住宅金融支援機構の定める技術基準に適合する住宅
  • 請負金額・購入金額が1億円未満(土地資金を含む)

金利

全期間の固定金利となります。

返済方法

毎月の元利均等返済・元金均等返済が選択できます。

なお、融資額の40%を上限として、ボーナス返済が併用できます。

担保

融資対象物件に対して、住宅金融支援機構により第一順位の抵当権を設定されます。

建物には火災保険(保険金額=融資金額か時価額の低い方、融資期間以上の長期一括払い)に加入する必要があります。

加入する火災保険は住宅金融支援機構の特約火災保険は利用できません

北國銀行の窓口で販売している火災保険に加入することは可能です。

保証人

不要です。

事務手数料(消費税込)

33,000円が必要です。

団体信用生命保険

住宅金融支援機構の団体信用生命保険に原則加入することとなります。

保険料は利用者の負担となります。

『北國無担保住宅ローン』新規借入れ・借り換え両方対応

無担保で1,000万円まで利用できる住宅関連資金とその借換に利用できる住宅ローンです。北國住宅ローンとの違いは以下の通りです。

  • 借入種別:新規借入・借り換え
  • 融資額:100万円~1,000万円以内で1万円単位、年収により上限あり
  • 融資期間:1年~10年以内で1か月年単位、原則、借換対象の住宅ローンの残存期間内

審査と申込み条件

年齢

20歳~65歳以下で、完済時年齢が70歳以下の人

その他

借換の場合には、この住宅ローンによる借換で、自宅の担保設定がすべて無くなる場合のみ対応可能です。

申込時点までに、北國銀行に普通預金を開設することが必要です。

資金使途

  • 住宅新築資金
  • 住宅購入資金(新築・中古)
  • 住宅ローンの借換資金
  • 上記に係る諸費用(収入印紙、火災保険料、登記費用、借換時の返済手数料・振込手数料・必要な経過利息等)

※リフォーム資金には利用できません。

金利

変動金利、全期間の固定金利を選択できます。

返済方法

毎月の元利均等返済となります。

融資額の40%を上限として、ボーナス返済が併用できます。

担保

担保は必要ありません。

手数料(消費税込)

  • 事務取扱手数料:11,000円
  • 繰上返済手数料:5,500円
  • その他変更手数料:11,000円

必要書類

  • 運転免許証のコピー表裏(所持していない人はパスポートか健康保険証のコピー)
  • 所得確認資料:給与所得の人は源泉徴収票か公的所得証明のコピー(融資額が300万円超の場合)、自営業者の人は公的所得証明書のコピー
  • 資金使途の確認資料:工事請負契約書・見積書のコピー
  • 融資対象物件の登記簿謄本(土地・建物)

 

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『北國リフォームローン』新規借入れ・借り換え両方対応

無担保のリフォームローンで、15年まで対応できるところが特徴です。

北國住宅ローンとの違いは以下の通りです。

  • 借入種別:新規借入・借り換え
  • 融資額:10万円~1000万円以内(1万円単位)
  • 融資期間:15年以内(1か月年単位)
北國銀行のインターネットバンキングである「Happy!ライン」から申し込む「Happy!ライン専用リフォームローン」の場合は300万円まで

審査と申込み条件

  • 20歳~65歳以下で、完済時年齢が70歳以下の人
  • 安定・継続した収入がある人(学生は除く)
  • リフォームローン申込までに北國銀行の普通預金口座を開設できる人

資金使途

  • 利用者・利用者の家族が居住する住宅のリフォーム資金全般
  • 車庫の新築・増改築資金
  • 北國銀行以外で利用しているリフォームローンの借換資金

※融資金は、返済用口座にいったん入金した後に支払先に振込で支払うことが必要です。

金利

全期間の固定金利となります。

なお、以下の取引を行っている場合には、店頭表示金利から一定割合優遇されます。

取引数が多くなるほど、優遇幅が拡大します。

「Happy!ライン専用リフォームローン」に該当する場合が一番安くなります。
  • 給与振込又は年金振込
  • 口座振替(1件毎に優遇対象としてカウント)
  • Happy!ライン
  • 北國Visaデビットカード

担保・保証人

担保・保証人は原則不要です。

なお、同居家族の年収を合算する場合には、連帯保証人として参加することが必要です。

手数料(消費税込)

  • 繰上返済手数料5,500円
  • それ以外の変更手数料11,000円

必要書類

仮審査に合格後、本申込までに下記書類を準備することが必要です。

  • 本人確認書類のコピー(免許証・パスポート・健康保険証。来店で受け付ける場合には現物を持参)
  • 所得確認資料(給与所得者の場合):300万円超申し込みの場合には、源泉徴収票か公的所得証明書のコピーが必要
  • 所得確認資料(自営業者の場合):100万円超申し込みの場合には、公的所得証明書が必要
  • 資金使途が確認できる書類のコピー:見積書・工事請負契約書のコピー、返済予定表のコピー(借換のみ)

融資までの流れ

仮審査申込(Happy!ライン、ホームページ、メールオーダー、FAX、窓口)→仮審査回答 の後、希望により3つの契約方法が選択できます。

郵送を利用した場合には、本申込・契約のための来店が不要となりますが、融資条件により窓口への来店が必要となる場合もあります。

  • Happy!ライン経由:Happy!ラインにログイン後、融資希望日等を入力すると、本審査後に返済用口座に振り込まれます。
  • 郵送経由: 仮審査終了後、申込書が郵送されてくるため、申込書を記入し、必要書類と返送すると、本審査後に返済用口座に振り込まれます。
  • 窓口経由:窓口に必要書類を持参して仮審査の回答後2週間以内に来店し、申込手続きをすると、本審査後に返済用口座に振り込まれます。