宮古信用金庫の住宅ローン＠審査、金利、借り換えの特徴

宮古信用金庫住宅ローン

宮古信用金庫には様々なタイプの住宅ローンがあります。

新規借入・借り換え：両方対応

• 「金利選択型」しんきん住宅ローン：固定金利・変動金利を選択可能
• みやしん住宅ローン 住まいる いちばんネクストV：最大1億円の融資額
• 全期間固定金利住宅ローン：固定金利で返済計画が立てやすい
• 住宅ローン「復興」：融資額500万円以内であれば無担保も可
• しんきん無担保住宅ローン：無担保で最大1,500万円の融資額

 

『金利選択型しんきん住宅ローン』新規借入・借り換え両方対応

最大8,000万円の融資額 太陽光発電システム等の導入にも利用可能 3大疾病団信・就業不能団にも加入可

• 対応範囲：新規借入・借り換え
• 融資額：8,000万円以内ですが、借地上の建物の場合は3,000万円以内となります。
• 融資期間：1年以上35年以内ですが、借地上の建物の場合は1年以上30年以内となります。

申込み条件

用途

年齢

借り入れ時の年齢が満20歳以上満70歳未満で、返済完了時の年齢が満80歳以下の方。

収入・勤労年数

【給与所得者】

現在の勤め先への勤続年数1年以上で、前年度の年収が100万円以上、継続して安定的な収入のある方。

【法人役員、自営者】

現在の勤め先への勤続年数、もしくは営業年数3年以上で、前年度の年収が100万円以上、継続して安定的な収入のある方。

地域制限

宮古信用金庫の下記営業区域内に居所を有する、もしくは勤務地のある方

その他

団体信用生命保険に加入できる方、一般社団法人しんきん保証基金の保証を受けられる方、宮古信用金庫の融資審査基準を満たし、確実な返済が見込まれる方。

また、公的年金を受給中の方でも利用することが可能です。

団体信用生命保険に3大疾病特約を追加する場合は0.2%、就業不能特約を追加する場合は、0.3%金利が上乗せされます。

担保と保証

本ローンを利用して取得する予定の土地・建物等の不動産に対して、原則として宮古信用金庫が第一順位となる、抵当権を設定する必要があります。

また、一般社団法人しんきん保証基金の保証を利用するので、原則として保証人は必要ありません。

ただし、年収合算者及び担保提供者は、連帯保証人または連帯債務者となる必要があるので注意しておきましょう。

保証料

一般社団法人しんきん保証基金の定めにより、所定の保証料を一括で支払う必要があります。

保証料は、融資金額や融資期間等によって決定されます。

各種手数料

住宅ローン新規取扱手数料

融資金額が1,000万円以下の場合は54,000円、1,000万円超の場合は10,8000円が必要となります。

繰上償還手数料

固定金利期間中か変動金利期間中か、一部繰上償還か全部繰上償還かによって手数料が異なります。

固定金利期間中の一部繰上償還は21,600円、残債額100万円以上の全部繰上償還は32,400円の繰上償還手数料が必要となります。

残債額100万円未満の全部繰上償還の場合は、手数料は無料です。

変動金利期間中の一部繰上償還は3,240円の繰上償還手数料が必要となります。

全部繰上償還の場合は、償還年数3年以内は3,240円、償還年数3年超5年は2,160円、償還年数5年超7年以内は1,080円の手数料が必要です。

償還年数7年超の場合は、手数料は無料です。

条件変更手数料

担保権等の条件変更手数料は5,400円です。

固定金利再選択時手数料

固定金利選択期間終了時に、再度固定金利を選択する場合には、5,400円の手数料が必要となります。

金利

金利には、「変動金利型」、「固定金利選択型」の2種類があります。

変動金利型

全期間変動金利となります。

宮古信用金庫所定の利率が適用されますが、毎年4月1日と10月1日の基準日（休日の場合は翌営業日）に融資利率の見直しが行われ、基準日における宮古信用金庫所定の基準金利の変動幅と同じだけ、利率が上下されます。見直し後の新利率は、それぞれ5月と11月の約定返済日の翌日から適用されます。

固定金利選択型

固定金利選択型では新規借入時に、2年・3年・10年のいずれかの固定金利期間を選択し、固定金利期間中は金利の変動はありません。

固定金利期間が終了するタイミングで、今後の金利設定を固定金利もしくは変動金利のいずれにするかを選択します。

ただし、この際に固定金利を選んだ場合は、固定期間終了時点での金利が適用されるため、借り入れ当初の金利とは異なっている可能性があることに注意しておきましょう。

債務者からの申請がない場合には、自動的に変動金利の選択となります。

返済方法

返済方法は、毎月元金均等返済・毎月元利均等分割返済の2種類から選択することが可能で、融資金額の50%以内であれば、ボーナス返済を併用することも可能です。

また、1年以内であれば、元金返済を据え置くこともできます。

申込み前のチェックポイント

• 勤続年数や条件などの条件を全て満たしているか、今一度確認しましょう。
• 借り入れ金額は妥当か、返済のための資金計画はきちんとした根拠に基づいているかということを見直しましょう。

 

公式サイトはこちら
 

 

保険について

火災保険

担保物件に対して、保険料長期一括前払いとなる長期火災保険に加入した上で、原則として宮古信用金庫が第一順位となる質権を設定する必要があります。

火災保険の期間はローンの返済期間以上で、保険金額は建物の時価とします。
 

その他の住宅関連ローン

みやしん住宅ローン 住まいる いちばんネクストV

みやしん住宅ローン 住まいる いちばんネクストVも、土地・住宅の購入資金や他行住宅ローンの借り換え資金として、利用することが可能です。

「金利選択型」しんきん住宅ローンとの違いは、申し込み条件の年齢上限が、満70歳未満ではなく満65歳未満になっていることや、年収に対するローン返済の割合等が盛り込まれていることです。

返済割合に関しては、総返済額が年収400万円未満であれば30%以内、400万円以上であれば35%以内が目安となります。

あくまで目安であり、実際に融資を受けられるかどうかや融資金額に関しては、宮古信用金庫の判断によります。

また、団体信用生命保険に3大疾病特約を追加する場合には、申し込み時の年齢上限が満50歳未満になる点については特に注意が必要です。

全期間固定金利住宅ローン

全期間固定金利住宅ローンでは、給与所得者の場合の申し込み条件が「勤続2年以上」となっています。

会社員・公務員の方は、「金利選択型」しんきん住宅ローンの申し込み条件と比べて、勤続期間が1年長く必要になっていることに注意しましょう。

住宅ローン「復興」

住宅ローン「復興」では、被災者の方が新しく居所を構えることをサポートするため、住宅ローンの新規取扱手数料が融資額1,000万円以下・1,000万円超の場合のどちらも、通常の取り扱い手数料の半額となっています。

この特別取扱手数料を利用するためには、罹災証明書が必要となります。また、融資金額が500万円以内の場合は、無担保でも融資を受けることが可能です。

申し込み条件で注意しておきたいのは、自営業の方の年収が「前年度」ではなく、「過去2年間の各年度」で判断されるということです。

昨年度の業績が好調だったとしても、一昨年の業績が不振であれば、総合的に判断されて融資を受けられない可能性があることを、念頭に入れておきましょう。

しんきん無担保住宅ローン

しんきん無担保住宅ローンは、融資金額が1,000万円以下の場合には、団体信用生命保険に加入しなくても利用することが可能です。

融資金額が1,000万円超でも、法定相続人1名を連帯保証人とすることで、団体信用生命保険に加入することなく利用することが可能です。

また、上述のその他の住宅関連ローンと違い、空き家解体にかかる費用としても利用することが可能なのが特徴です。