杜の都信用金庫の住宅ローン一覧

杜の都信用金庫には様々なタイプの住宅ローンがあります。

新規借入・借り換え:両方対応

  • 住まいるいちばんネクストV:変動金利・固定金利から選択可能
  • 住まいるサポート:最大1億円の借り入れが可能
  • しんきん保証基金保証付住宅ローン:年金受給者の方でも利用できる可能性あり

借り換え専用

  • 住まいるアシスト:リフォーム資金としても利用可

 

『住まいるいちばんネクストV』新規借入・借り換え両方対応

杜の都信用金庫住宅ローン
  • 最大1億円の融資額
  • 原則として保証人不要
  • 借地での取り扱い、親子リレーローンも可
  • 対応範囲: 新規借入・借換え
  • 融資額:100万円以上1億円以内(1万円単位)ですが、不動産担保評価額の200%が上限となります。
  • 融資期間:2年以上35年以内(1か月単位)

申込み条件

用途
  1. 一戸建て(新築・中古共に可)の購入資金
  2. マンション(新築・中古共に可)の購入資金
  3. 土地の購入資金(3年以内に住宅建設が予定されている場合に限る)
  4. 一戸建ての新築資金
  5. 増改築・リフォーム資金
  6. 他金融機関住宅ローンの借り換え資金
  7. 上記に関係する諸費用

ただし【6】に関しては、返済実績が1年以上あり、直近1年間に返済遅延がない場合に限られます。また、一定の条件を満たせば、借り換え+リフォームの用途で利用することも可能です。

年齢

借り入れ時の年齢が満20歳以上満65歳未満で、返済完了時の年齢が満80歳未満の方。

収入・勤労年数
給与所得者

前年度の税込年収が100万円以上で継続して安定的な収入のある方。勤続年数に関しては、正社員・公務員・医師・弁護士・税理士・公認会計士の方は1年以上ですが、親族が経営している法人に勤務されている方は、勤続1年以上かつ通年決算2期以上となります。

法人役員、自営者

通年決算2期以上で、前年度の税込年収が100万円以上、継続して安定的な収入のある方。

地域制限

杜の都信用金庫の下記営業区域内に居所を有する、もしくは勤務地のある方

宮城県仙台市、多賀城市、塩竈市、名取市、栗原市、大崎市、岩沼市、登米市(旧本吉郡津山町を除く)、東松島市(旧桃生郡矢本町を除く)、柴田郡/柴田町・川崎町・村田町・大河原町、亘理郡/亘理町・山元町、宮城郡/利府町・松島町・七ヶ浜町、黒川郡/富谷町・大郷町・大和町・大衡村、加美郡/加美町・色麻町、遠田郡/美里町・涌谷町
その他

団体信用生命保険に加入できる方、全国保証株式会社の保証を受けられる方。

日本国籍を有する、もしくは永住許可等を受けている方。信用情報の点で問題が無く、反社会的勢力に該当しない方。

また、申し込み者の住居とは別に、親や子供が居住する住宅の購入や新築等にかかる住宅ローンの取り扱いも可能です。

担保と保証

本ローンを利用して取得する予定の土地・建物等の不動産に対して、杜の都信用金庫が第一順位となる、抵当権を設定する必要があります。
また、全国保証株式会社の保証を利用するので、原則として保証人は必要ありません。

ただし、所得合算者及び担保提供者は、連帯保証人または連帯債務者となる必要があるので注意しておきましょう。

保証料

全国保証株式会社の定めにより、所定の保証料を支払う必要があります。保証料は、融資金額・融資期間・担保評価等をもとに決定されます。

各種手数料

取扱手数料

11,880円(貸付用紙代含む)の手数料が必要です。

繰上返済手数料

変動金利(固定金利選択特約期間も含む)か全期間固定金利か、臨時内入れか繰上完済かによって手数料が異なります。

変動金利(固定金利選択特約期間も含む)の場合、臨時内入れは1回毎に21,600円、繰上完済は32,400円の手数料が必要となります。

全期間固定金利の場合、臨時内入れは1回毎に5,400円、繰上完済は3,240円の手数料が必要となります。ただし、融資後7年を超えた後の繰上完済の場合は、手数料を必要としません。

固定金利選択特約設定時手数料

固定金利を選択する際に、1回毎に5,400円の手数料が必要となります。

条件変更時手数料

債務者変更等の条件変更を行う際には、1件ごとに10,800円の手数料が必要となります。

金利

金利には、「全期間固定金利」、「変動金利」、「固定金利選択特約付」の3種類があります。

固定金利

固定金利型では、杜の都信用金庫所定の利率が適用されます。

変動金利

杜の都信用金庫所定の利率が適用されますが、毎年4月1日と10月1日の基準日(休日の場合は翌営業日)に融資利率の見直しが行われ、基準日における杜の都信用金庫住宅ローン基準金利に連動して、金利が上下されます。

見直し後の新利率は、それぞれ7月と翌年1月の約定返済分から、適用されます。

なお、原則として約定返済日の7営業日前までに希望を出すことにより、固定金利選択の特約を結ぶことが可能です。固定金利選択時には、上記した手数料が必要となります。

また、借り入れ後、10月1日での融資利率見直しが5回行われるまでは、返済額は変更されません。

その間に融資利率の変更があった場合には、返済中の元本分と利息分の割合を調整して、返済額に変更がないようにします。なお、新たに算出される返済額は、旧返済額の1.25倍が上限となっています。

固定金利選択特約付

固定金利選択特約付では新規借入時に、3年・5年・10年のいずれかの固定金利特約期間を選択し、固定金利特約期間中は借り入れ当初の金利が適用されます。

固定金利特約期間中は、金利タイプ及び期間の変更はできません。

原則として、固定金利特約期間が終了する7営業日前までに、今後の金利設定を固定金利もしくは変動金利のいずれにするかを選択します。

ただし、この際に固定金利を選んだ場合の金利は、借り入れ当初の金利とは異なっている可能性があることに注意しておきましょう。

また、再度固定金利を選択する場合には、変動金利の場合と同様に手数料が必要となります。固定金利選択の申請がない場合には、自動的に変動金利の選択となります。
 

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返済方法

返済方法は元利均等返済で、融資金額の50%以内であれば、ボーナス時増額返済を併用することも可能です。

申込み前のチェックポイント

  • 勤続年数や条件などの条件を全て満たしているか、今一度確認しましょう。
  • 借り入れ金額は妥当か、返済のための資金計画はきちんとした根拠に基づいているかということを見直しましょう。

 

保険について

住宅ローン保険

火災保険

借地の場合には、本ローンを利用して取得する予定の物件に対して、火災保険の付保を行う必要があります。

債務返済支援保険

病気やケガで30日以上の入院や、医師の指示による自宅療養を余儀なくされる場合に、住宅ローンの残高相当の金額が保険金として支払われ、実質的に住宅ローン残高が0円になります。

ただし、加入に際しては審査が必要ですので、住宅ローン申し込み時に相談するようにしましょう。

その他の住宅関連ローン

住まいるサポート

申し込み条件や資金使途などは、住まいるいちばんネクストVと大きく違う点はありませんが、融資限度額の上限が多少異なります。

住まいるいちばんネクストVでは「不動産担保評価額の200%」が上限となっていましたが、住まいるサポートでは「不動産担保評価額の100%+500万円」が上限となります。

これにより、不動産担保評価額が500万円未満の場合には、住まいるサポートのほうが融資限度額上限が高くなり、不動産担保評価額が500万円超の場合には、住まいるいちばんネクストVのほうが、融資限度額上限が高くなることになります。

不動産担保評価額を基準にして、住まいるいちばんネクストVか住まいるサポートか、どちらを利用するのかを検討するのがいいでしょう。

住まいるアシスト

住まいるアシストは、リフォーム資金や他金融機関住宅ローンの借り換え資金として利用することができますが、用途に応じて融資限度額が異なります。

リフォーム資金の場合は500万円、借り換え資金の場合は1,000万円、これらに関する諸経費資金の場合は500万円です。融資限度額及び、融資期間をよく確認した上で申し込むことが重要です。

しんきん保証基金保証付住宅ローン

住まいるいちばんネクストVが、全国保証株式会社の保証を利用するのに対して、しんきん保証基金保証付住宅ローンは、一般社団法人しんきん保証基金の保証を利用します。

融資限度額や申し込み条件も少しずつ異なっているので、両者を検討する場合には、それらの違いをしっかりと認識しておく必要があります。

つなぎ住宅ローン

各種、住宅に関する借り入れの「つなぎ資金」として利用できるのが、本ローンです。

あくまでつなぎ資金なので、融資期間は最長で1年と非常に短く、返済方法も一括での返済となります。