千葉銀行の住宅ローン一覧

千葉銀行では「住宅ローンベストチョイス21」をはじめ、目的別の住宅ローンを各種用意しています。

新規借入

  • 新築・新規購入コース:住宅ローンベストチョイス21の新規借入向けプラン
  • 住宅ローン「職人技」:つなぎ融資が不要なプラン

借り換え借入

  • 借り換えコース:住宅ローンベストチョイス21の借り換え借入向けプラン

新規借入・借り換え:両方対応

  • 長期固定金利型住宅ローン「フラット35」:住宅金融支援機構を活用している住宅ローン

選べる住宅ローンベストチョイス21「新築・新規購入コース」:新規借入

千葉銀行住宅ローン
  • 新築・購入資金としてピッタリのプラン
  • 最大1億円、最長35年間の融資も可能
  • 金利タイプが選べるかつ金利割引も適用可能
  • 対応範囲:新規
  • 融資額:10万円単位で最大1億円以内
  • 融資単位:1年単位で1年以上35年以内

申込み条件

用途
  • 住宅新築資金、住宅用土地購入資金
  • 土地付住宅もしくは集合住宅購入資金(中古物件を含む)
  • 増改築、改装、補修資金ならびに住宅関連設備資金
  • 住宅取得に伴う税金、諸費用など
年齢

貸出時年齢が満20歳以上満70歳未満、最終返済時年齢が満80歳未満の方

収入
【給与所得者】

安定的に継続した収入のある方

【法人役員、自営者】

安定的に継続した収入のある方

地域制限

原則として千葉銀行の営業エリア内です。

その他

新築・新規購入コースを利用するには以下のような条件も満たす必要があります。

  • 原則としてちばぎん保証株式会社の保証が受けられる方
  • 千葉銀行所定の団体信用生命保険に加入できる方

担保と保証人

融資対象になる住宅・土地を担保として、ちばぎん保証株式会社が第1順位の抵当権を設定します(住宅金融支援機構を併用する場合は第2順位とします)。

また、敷地に抵当権を設定しない場合には、借入対象になる住宅に長期火災保険を付保し、保険金請求権者にちばぎん保証株式会社を第1順位の質権者として設定します。

なお、ちばぎん保証株式会社が保証人になるため、原則としては別途保証人を用意する必要はありません。

ただし、担保提供者や所得合算者がいる場合には連帯保証人を用意する必要があります。

保証料

ちばぎん保証株式会社を利用するにあたり、保証料を支払う必要があります。保証料は借入時に支払う方法と、毎月の返済に保証料率を上乗せする方法の2つがあります。

借入時に保証料を支払う場合は、借入期間に応じて保証料が算出されます。また、返済額に上乗せする場合は、店頭表示利率に対して一定割合が上乗せされます。

事務手数料

千葉銀行の住宅ローンを利用するにあたっては以下の事務手数料を支払う必要もあります。

手数料一覧
事務取扱手数料 32,400円
金利変更手数料 5,400円
条件変更手数料 5,400円
一部繰上返済(変動金利) 5,400円
一部繰上返済(固定金利) 21,600円
全額繰上返済(変動金利) 21,600円
全額繰上返済(固定金利) 32,400円

※1回または1件あたりの税込金額

金利

千葉銀行の選べる住宅ローンベストチョイス21には金利選択型(変動金利・固定金利)と金利固定型(全期間固定金利)の2種類があります。適用される金利は借入時点の店頭表示金利であり、申込時点のものではないので注意をしてください。

返済方法は元利均等毎月返済のみで、これは貸出金額を返済期間で等分して月々の返済額を一定にする方式です。また年2回(1月と7月、2月と8月、6月と12月のいずれかの組み合わせ)のボーナス時増額返済も併用可能です。増額返済の返済可能額は貸出金額の50%以内です。

返済は約定返済日に指定の預金口座から自動振替によって返済されます。これに間に合わないと遅延損害金が発生するので注意が必要です。
変動金利型

新築・新規購入コースでは「金利選択型」を選らんだ場合に変動金利型を選ぶことができます。変動金利型とは借入期間中に4月1日と10月1日の年2回にわたり金利の見直しが行われ、6月と12月の約定返済日の翌日から新規金利が適用(増額返済適用時は増額返済日の翌日から適用)されるタイプです。

変動金利を選択する場合、金利だけでなく返済額も見直しが行われます。返済額の見直しは5年に1度見直しされ、従来の返済額の1.25倍を上限として新規返済額が適用されます。

変動金利型から固定金利型への変更は約定返済日に行うことができるようになっています。変更時には条件変更手数料が発生します。

固定金利型

「金利選択型」と「金利固定(全期間)型」の両方に固定金利型は用意されています。固定金利型は固定金利期間終了時まで金利の見直しが行われないタイプです。固定金利期間は2年、3年、5年、7年、10年、15年、20年の7つから選ぶことが可能です。

10年、15年、20年は初回申込時に限り選択できます。

固定金利型を選択している間は、返済額の見直しも適用されません。ただし、固定金利期間終了時に見直しが行われ、上限なく返済額が変更されます。

固定金利期間中は金利タイプの変更はできません。期間終了後には変動金利型と固定金利型のいずれかから選択することが可能になっています。また、選択しない場合には自動的に変動金利型に移行する決まりになっています。

融資までの流れ

相談 ⇒ 事前審査申込 ⇒ 住宅ローン申込 ⇒ 審査 ⇒ 住宅ローン契約 ⇒ 融資実行 ⇒ 抵当権設定

申込み前のチェックポイント
  • 千葉銀行の住宅ローンについて相談したい場合にはインターネットから事前予約が可能です。あらかじめ予約しておくことで時間に余裕をもって住宅ローンの質問などを行えます。
  • 千葉銀行ではインターネット上で返済シミュレーションを行えます。あらかじめ試算しておくことで資金計画のイメージをつけることができるでしょう。
  • 資金計画を立てる際には住宅や土地の購入代金だけでなく、それにかかる税金・諸費用などについても計算しておく必要があります。住宅取得にかかるすべての費用を踏まえて住宅ローンを組むようにしてください。
  • 住宅ローンを申込むにあたっては申込書のほかに、運転免許証などの本人確認書類、資金使途や不動産に関連する書類、所得証明書類などが必要になります。こうした書類が必要になることも理解しておきましょう。
  • 事前審査の申込みはインターネット上から手続き可能です。借入条件や個人情報などを入力すれば手続きできるので、すぐに審査結果が知りたい場合にはこちらから申し込むといいでしょう。

保険について

住宅ローン保険

団体信用生命保険

千葉銀行にて住宅ローンを申込む場合には必ず団体信用生命保険に加入しなければなりません。団体信用生命保険とは加入者が保険期間中に万が一、死亡または所定の高度障害状態になった場合に保険金を受け取れるプランです。これにより以降の住宅ローン返済の必要がなくなります。

こちらの保険料は千葉銀行が負担するものとなっています。
住宅ローン専用火災保険

火災保険とは火災などによって建物や家財に損害が発生した場合に、その損害を保障してくれる保険です。こちらの保険は任意となっており、加入する場合には別途、保険料の支払いが必要になります。

債務返済支援保険

契約者が借入期間中に万が一、ケガや病気で就業不能状態になった場合に、その期間中は返済額相当の保険金が支払われる保険です。債務返済支援保険の申込みは任意であり、加入する場合には保険料を支払わねばなりません。

その他サービス

据置期間

出産や育児、介護休業などのライフイベントに合わせて最長1年間の据置期間を設けることが可能です。こちらは借入期間中1回のみ利用できることになっています。

金利割引

千葉銀行では金利割引サービスを提供しています。プランには「全期間割引プラン」と「当初期間割引プラン」の2つが用意されています。店頭表示金利よりもお得に融資が受けられます。

なお、金利割引の適用条件は「千葉銀行にて給与振込を利用している方、今後利用できる方」となっています。その他にも、以下のような金利割引サービスが用意されています。

エコ住宅ローン

環境配慮型の住宅を新築・購入する場合には金利割引が適用されます。環境配慮型に該当する住宅は「オール電化住宅」もしくは「次世代ガス化住宅」のいずれかになっています。

オール電化住宅では東京電力の電力メニュー「電化上手」を契約して、全電化住宅割引が適用されていることが条件です。また、次世代ガス化住宅では家庭用ガスコージェネレーションシステムを設置していることが条件になっています。

耐震住宅ローン

耐震性能に配慮された住宅を新築・購入する場合に金利が割引されます。こちらの割引を適用するには「耐震等級2または3の住宅」もしくは「免震構造物」であることを満たしておく必要があります。

子育て応援住宅ローン

ミキハウス子育て総研株式会社が「子育てに優しい住まいと環境」と認定した住宅を購入した場合に、金利割引が適用されることになっています。

ちばの木活用住宅ローン

千葉県が認定している県産木材「ちばの木」を使用している住宅を新築・購入した場合に金利割引が適用されます。

環境配慮型住宅ローン「CASBEE柏」コース

柏市建築物環境配慮制度である「CASBEE柏」の格付ランクがA以上である住宅を新築・購入した場合に金利割引が適用されます。

ミックスタイプ借入

契約者のニーズに合わせて二つの金利プランを組み合わせることができます。変動金利型や固定金利型を組み合わせることができ、金利ごとのメリットを最大限に生かせます。

親子リレー返済

1つの住宅ローンを親子で連帯して債務を負います。子供の年齢で融資が受けられるので、親が高齢であっても住宅ローンを組むことができるプランです。

お問い合わせ方法

千葉銀行の住宅ローンについて気になる点があれば、以下の方法で問い合わせられます。

  • 店舗窓口
  • ローンプラザ
  • ひまわりラウンジ
  • 電話窓口
店舗窓口

千葉銀行の支店窓口では住宅ローンの相談を受け付けています。基本は平日9時~15時まで営業しており、千葉県全域に点在しているのでお近くの店舗にて相談するといいでしょう。

ローンプラザ

千葉銀行では住宅ローンの専用窓口としてローンプラザを開設しています。平日18時まで、土日祝日は17時まで営業しているので、時間がない人でも相談しやすくなっています。なお、店舗窓口は下記のとおりです。

  • 千葉中央ローンプラザ
  • 柏ローンプラザ
  • 船橋ローンプラザ
ひまわりラウンジ

千葉銀行ではひまわりラウンジという相談窓口も設置しています。ローンや保険といった金融商品の相談ができる専用窓口です。毎日10時~18時まで営業しています。なお、こちらはちばぎんひまわりラウンジ津田沼の1店舗のみです。

電話窓口

千葉銀行では住宅ローンの問い合わせ先として電話窓口も設置しています。電話はローンプラザに繋がっており、専門スタッフが住宅ローンの相談に乗ってくれます。営業時間は平日18時まで、土日祝日17時までとなっています。

 

公式サイトはこちら

 

選べる住宅ローンベストチョイス21「借り換えコース」:借り換え

住宅ローン借り換え

借り換えとはすでに他の金融機関で住宅ローンの契約をしている人が、別の住宅ローンへと切り替えることを言います。新築・新規購入コースとは以下の点で違いがあります。

申込み条件

借り換えコースでも年齢や所得に条件が設けられているほか、借り換え対象の住宅ローンに対して直近6か月間に遅滞がないことが条件になっています。また資金使途は、借り換えとそれにかかる諸費用、ならびに増改築や補修資金として利用できます。

融資条件

最大1億円、最長35年間の融資が受けられます。ただし、借入期間は現在契約中の住宅ローンの残存期間までとなっています。その他は基本的に新築・新規購入コースと同じです。

必要書類

新築・新規購入コースと同様に本人確認書類や物件関連書類、所得証明書類などが必要になります。また、現在借入中の住宅ローンの返済予定表、残高証明書、返済用通帳の写しが必要になります。

申込み時のチェックポイント

  • 千葉銀行では借り換え希望者に向けた住宅ローンシミュレーションも用意しています。どれくらいお得になるのかを確認するためにも、興味があれば一度試しておくといいかもしれません。
  • 借り換え借入は基本的に借入残高1,000万円以上、借入期間10年以上、金利差1%以上の3つの条件を満たす場合に有利とされています。こうした条件も参考にしつつ、まずは一度、窓口にて相談してみるといいでしょう。

その他の住宅ローン

千葉銀行ではその他にも目的別の住宅ローンを用意しており、ニーズに合ったプランを見つけることができます。

選べる住宅ローンベストチョイス21

千葉銀行の選べる住宅ローンベストチョイス21には『新築・新規購入コース』や『借り換えコース』だけでなく、そのほかにも3つのコースが用意されています。それが以下のとおりです。

住み替えコース

現在住宅ローンを組んでいる人が、新たに住宅を買い替える際に利用できるプランです。住宅に係る借入残高と売却価格との差額や、売却に伴う諸費用、新築・購入資金などに利用できます。基本的には資金使途以外は『新築・新規購入コース』と同じ内容であり、最大1億円、最長35年の融資が受けられます。

リフォームコース

契約者本人が居住中の住宅の増改築や改装、補修などに利用できるプランです。また、増改築等に伴う住宅関連設備の購入資金や、税金、諸費用などにも利用できます。リフォームローンも基本的には『新築・新規購入コース』と同様の条件になっています。

ちばぎん移住・定住促進プラン

移住・定住先が千葉県内の方専用のプランです。市町村が取り扱う移住・定住促進制度などを利用できる方のみが利用できます。最大8,000万円まで、最長35年間の融資が受けられます。その他の借入条件等は『新築・新規購入コース』と同じになっています。

プラスワンサービス

千葉銀行ではプラスワンサービスとして一般的な団体信用生命保険よりも手厚い保障のプランも用意しています。いずれのプランも契約者が保険料を負担する必要があります。それぞれのプラン内容・保障内容は以下のとおりです。

がん団信付ローン

がん団信付ローンとは団体信用生命保険に加えて、がん保障特約も付帯されているプランです。保険期間中にがん(悪性新生物)に羅患したと医師から診断確定されたときに保険金が支払われます。また、リビングニーズ特約も付帯されています。

3大疾病団信付ローン

3大疾病団信付ローンは団体信用生命保険に3大疾病保障特約が付帯されているプランです。3大疾病とはがん(悪性新生物)、脳卒中、急性心筋梗塞の3つのことを言い、所定の条件を満たした場合に保険金が支払われます。

11疾病団信付ローン

11疾病団信付ローンは「がん団信付住宅ローン」に加えて、所定の10種類の生活習慣病の保障が付帯されているプランです。10種類の生活習慣病は糖尿病、高血圧性疾患、腎疾患、肝疾患、慢性膵炎、脳血管疾患、心疾患、大動脈瘤・解離、上皮内新生物、皮膚がんです。これらになった場合にも保険金が支給され、以降の負担がなくなります。

ワイド団信付ローン

通常の団体信用生命保険よりも引受範囲を拡大しているプランです。健康上の理由で団体信用生命保険に加入できなかった人でも、ワイド団信付住宅ローンであれば加入できる可能性があります。

住宅ローン「職人技」

株式会社ERIソリューションが提供している「建築資金出来高支払管理制度」を利用している人に向けたプランです。着工前でも早期融資を受けられることになるので、「つなぎ融資」を受ける必要がなくなります。なお、融資条件などについては『選べる住宅ローンベストチョイス21』と同様で、最大1億円、最長35年間の融資が受けられます。

長期固定金利型住宅ローン「フラット35」

こちらのプランは住宅金融支援機構を活用した住宅ローンで、新規・借り換えの両方に対応しています。フラット35では契約者の住宅ローン債権を証券化して、それを元手に資金調達を行います。

最大8,000万円、最長35年間にわたって固定金利で融資が受けられます。なお、フラット35を利用するにあたり、住宅金融支援機構が定める技術水準などを満たしておく必要があります。

金利選択型セカンドハウスローン

別荘などのセカンドハウスの新築・購入に利用できるプランです。最大5,000万円、最長35年間にわたって融資を受けることができます。金利プランは「選択金利型」のみの扱いになっています。その他の融資条件等は『選べる住宅ローンベストチョイス21』と同じです。

無担保住宅ローン

借り換え資金や税金、諸費用などに利用できるプランです。住宅や土地などの担保が不要になっています。最大1,500万円まで、最長20年間にわたって融資を受けられます。金利タイプは「金利選択型」のみであり、保証人等は必要になっています。

住宅ローン付随サービス

千葉銀行で住宅ローンを契約すると、以下のような付随サービスも利用することができます。

ちばぎんポイントサービス「ひまわり宣言」

千葉銀行が提供しているポイントサービスです。ポイントに応じてATM利用料割引などの特典を利用できます。住宅ローン契約でもポイントが加算されます。

インターネットバンキング「ちばぎんマイアクセス」

千葉銀行が提供しているインターネットバンキングサービスです。ネットバンキングを利用すれば、一部繰上返済手数料を無料にできるなどの特典もあります。