遠賀信用金庫の住宅ローン一覧

遠賀信用金庫の住宅ローンは、借り換え専用のラインナップが豊富です。

借り換え専用

  • 借換住宅ローン:保証料が不要。以前払った保証料が返還されることもあります。
  • おんしん返済期間短縮型住宅ローン:借り換えの際に、まとまったお金があれば返済に回すことで低めの金利で借りられます。
  • 借換え住宅ローンPLUS!(プラス):住宅ローンの借り換えとフリーローンを1本化したようなローン。
  • おんしん無担借換保住宅ローン:担保がいらない借り換え用ローン。最長5年間、借入れ期間を延ばすことも可能。

新規借入・借り換え:両方対応

  • しんきん保証基金付住宅ローン:基本的に変動金利となる、新規・借り換え対応可能な住宅ローン。
  • おんしんクイック無担保住宅ローン:無担保かつ保証人不要の借りやすいローン。
  • 長期固定住宅ローン(フラット35):住宅金融支援機構の全期間固定型住宅ローン。借り換えにも利用可能。

 

『しんきん保証基金付住宅ローン』新規借入・借り換え両方対応

遠賀信用金庫住宅ローン
  • 金利は当初固定金利というものがなく、最長で10年周期の変動型です。
  • 団体信用生命保険、火災保険など保険の取り扱いも充実しています。
  • 保証料や手数料など、各諸費用も借入れの対象となります。
  • 対応範囲:新規借入・借り換え
  • 融資額:50万円~8000万円
  • 融資期間:最長35年以内

申込み条件

用途

所有者本人または家族が住むことを目的とした土地・住宅の購入・新築・建替、増改築・リフォーム、およびそれらの他金融機関からの借り換え。

それに付随する登記・保険料・手数料などの諸費用。

年齢

申込時20歳以上70歳未満、かつ完済時に80歳未満であること。

収入

年収100万円以上で、安定継続した収入があること。それに加えて、以下の勤続年数を必要としています。

【給与所得者】

1年以上

【自営業者・法人役員】

3年以上

その他(保証会社名、必要書類など)
  • 団体信用生命保険に加入できること。
  • 保証会社は、一般社団法人しんきん保証基金です。最終的にこの会社の審査に通らないと借入はできません。
  • 原則的に、保証人を付ける必要はありません。ただし、審査時に年収を合算した場合、その人は連帯保証人とする必要があります。
  • 対象物件の土地・建物を担保に供します。抵当権設定順位は第一順位です。もし返済ができずに物件を売却した場合、まずそのお金は返済に回されます。

保証料

保証会社への保証料を、一括前払いで支払います。これも借入れの対象になります。

事務手数料 (金額は税抜き)

  • 融資手数料30,000円がかかります。
  • 繰上返済をする場合は、1回につき5,000円かかります。
  • 担保調査事務手数料が10,000円~かかります。対象物件が遠賀信用金庫の営業区域外にある場合は、15,000円追加となります。また、登記費用などは別途実費でかかります。

金利

変動金利型となり、変動する周期が5種類あります。1年を超えるものを、ここでは固定金利と分類します。

変動金利

年に一度金利を見直します。半年に一度の金融機関が多いですが、1年に1回と頻度が少ない分、急激な金利の上昇時でもリスクが引くですが、下降時にメリットを得られるタイミングも遅くなります。

固定金利

1年を超える周期のものは、2年・3年・5年・10年周期の4種類あります。

他の金融機関は、当初固定期間を過ぎると周期を選ぶものが多いですが、こちらは変動周期が固定になります。

例えば5年を選ぶと、5年後に金利が見直され、それからまた5年後に見直され…という流れが基本的に完済まで続きます。

融資までの流れ

申込み前のチェックポイント

ローンシミュレーションは、遠賀信用金庫のホームページでもできます。金利を2段階で設定できるので、金利の変動を見込んだシミュレーションができます。

家賃や借り換え前のローンと返済額を比較してみましょう。

返済

  • 元利均等返済方式か、元金均等返済方式を選びます。
  • ボーナス払いも併用できます。借入金額の半分が上限です。

その他サービス

暮らしのあんしんコーナーというものがあり、困りごとの相談を受け付けています。家の修繕、リフォームなどの相談もできます。

フリーダイヤルと店舗で受け付けており、取引がなくても利用できます。

問合せ方法

休日ローン相談会を設けており、日曜などに住宅ローン・消費者ローンの相談ができます。

開催する店舗は、月毎に遠賀信用金庫のホームページで公開されています。

 

公式サイトはこちら
 

 

『借換住宅ローン』借り換え専用

住宅ローン借り換え

こちらの住宅ローン以外でも借り換えに対応していますが、しんきん保証基金付住宅ローンの場合は1年間以上返済実績に遅れがないことが必要です。

「しんきん保証基金付住宅ローン」との違いは以下のとおりです。

  • 対象者は、遠賀信用金庫の営業区域に住んでいる方です。
  • 借り換え時の年齢が20歳以上65歳未満、完済時80歳以下であること。
  • 原則として、給与振込口座に遠賀信用金庫を指定すること。
  • 水道料金など公共料金の口座振替を3種目以上、遠賀信用金庫で行うこと。
  • 最後の支払を増額することで、それまでの返済負担額を減らすことができます。その場合、最後の返済額の上限は借入額の1割です。
  • 手数料は4万円(税抜き)です。
  • 繰上返済手数料は5000円(税抜き)かかります。
  • 返済方法は元利均等返済方式のみ。
  • 保証料は無料です。さらに、借り換え前のローンを組む時に払っていた保証料が戻ってくる場合があります。
  • 配偶者か同居している家族を連帯保証人にする必要があります。
  • 遠賀信用金庫の会員となる必要があります。最低1万円の出資金が必要です。住宅ローン利用者は、ATM手数料が無料になります。
  • 借り換え前の住宅ローン返済実績が3年以上あり、直近1年以内の返済に遅れがないこと。
  • 対象物件に、借り換え前の住宅ローン以外の抵当権が設定されていないこと。
  • 信用情報機関の不適格者、いわゆるブラックリストに載っていないこと。
  • 借入上限額は5000万円です。
  • 長期火災保険への加入が必須となります。保険期間は借入期間以上であることが条件です。

 

その他の借り換えローン

おんしん返済期間短縮型住宅ローン

借り換えの際、一部を一括で返済(繰上返済)すると、その金額に応じて金利が低くなります。最低50万円以上を一括で返済する必要があります。「借換住宅ローン」との違いは以下のとおりです。

  • 借入期間中の繰上返済手数料は年2回まで無料です。
  • 基本的に対象物件に抵当権が設定されますが、借入額が1000万円未満の場合は無担保にすることも可能です。無担保にすれば抵当権登記のための手数料などがかからなくて済みます。
  • 借入期間は、35年以内です(借り換え前の期間よりも延ばすことはできません)。
  • 手数料は4万円(税抜き)。

借換え住宅ローンPLUS!(プラス)

借り換えと同時に教育資金やクルマの購入資金を借入れることで、ローンが一本化できます。金利は、住宅ローンの金利に若干上乗せになり、フリーローンや教育ローンよりも低くなる可能性が高いです。そのほか「借換住宅ローン」との違いは以下のとおりです。

  • 自営業者、法人役員は対象になりません。
  • 追加する住宅ローン以外の借入は、500万円が上限です。
  • 手数料は6万円(税抜き)です。

おんしん無担借換保住宅ローン

「借換住宅ローン」との違いは以下のとおりです。

  • 借入上限額は1000万円まで。
  • 期間は最長15年、かつ借り換え前の残り期間+5年間以内です。
  • 担保は不要です。
  • 収入合算者も連帯保証人になります。

 

その他の住宅ローン

おんしんクイック無担保住宅ローン

  • 申込時の年齢が20歳以上であること。
  • 遠賀信用金庫の営業区域内に住んでいるか、勤めていること。
  • 保証会社はしんきん保証基金です。
  • 親族用の住居など、セカンドハウスにも利用できます(別荘は利用不可)。
  • 借入上限額は1500万円
  • 借入期間は3ヶ月以上20年以内です。
  • 金利は変動金利のみ。
  • 次のいずれかの条件に当てはまれば、1項目ずつ金利が優遇されます。遠賀信用金庫の給与または年金の振込指定があること、カードローン契約をしている(または新規に契約する)こと、公共料金の口座引き落としを3種目以上行うこと。
  • 元利均等返済方式です。
  • 担保および保証人は不要です。
  • 手数料はかかりません。
  • 出資金1万円を払い込み、遠賀信用金庫の会員になる必要があります。出資金に対しては年1回配当金が支払われます。
  • 必要書類は、次のとおり。運転免許証などの本人確認書類、所得証明書などの収入を確認できる書類、売買契約書などの用途が確認できる書類、対象物件の登記簿、銀行印、返済予定表および返済用口座の通帳(借り換えの場合)

長期固定住宅ローン(フラット35)

買取型のフラット35です。

  • 申込時に70歳未満であること。
  • 年収に占める住宅ローンの割合が、400万円未満で30%、400万円以上で35%以下であること。
  • 対象物件の床面積が一戸建ての場合70平米、マンションの場合30平米以上あること。
  • フラット35が認める技術基準に適合し、検査済証明書を取得する必要があります。
  • 金利は全期間固定です。
  • 原則的に、団体信用生命保険に加入します。金利とは別に保険料が発生します。

 

関連ローン

リフォームローン

  • 遠賀信用金庫の営業区域に住んでいるか、働いていること。
  • 申込時に20歳以上であること。
  • 保証会社はしんきん保証基金です。
  • 用途はリフォームまたは他金融機関によるリフォームローンの借り換え、空き家解体費用(事業用建物除く)。リフォームの場合は、同時に100万円までインテリアの購入資金も対象になります。
  • リフォームの目的がエコ関連設備導入の場合は、「リフォームプラン・エコ」として、金利が優遇されます。対象になる設備は、太陽光発電システム、ガス給湯器、家庭用蓄電池などです。
  • 借入金額は10万円以上1000万円以下(空き家解体の場合は500万円以下)。
  • 借入期間は15年以内です。
  • 担保および保証人は不要です。
  • 団体信用生命保険には加入できません。
  • 借入れたお金は、借入者本人の口座に振込まれます。

 

住宅ローン付随サービス

「おんしん返済期間短縮型住宅ローン」を利用する場合は、返済用の口座がATM手数料無料になります。

 

保険について

住宅ローン保険

団体信用生命保険

加入は必須です。借入者の死亡時や高度障害状態になった際に、残った住宅ローンが保険で返済されるもので、保険は金利に含まれています。特約を付ける場合は、保険料が別途金利に上乗せされます。

3大疾病保障特約

通常の団体信用生命保険の保障内容に加えて、がんと診断されたときや、心筋梗塞・脳卒中で障害残った場合などにも保険がおり、住宅ローンが返済されます。

就業不能保障特約

病気やケガで3ヶ月以上働けなくなった時に、その間の住宅ローンを保険で返済します。働けない期間が1年を超えた場合は、残りの住宅ローンが全て返済されます。

火災保険「しんきんグッドすまいる」

住宅ローン向けの長期火災保険です。長期で契約することにより、保険料が割安ですむようになります。保証範囲も広く、住宅購入時には付けることが多いです。

債務返済支援保険「しんきんグッドサポート」

生命保険の一種で、就業不能保障特約団体信用生命保険に似ていますが、こちらは1ヶ月以上の療養を余儀なくされた場合、保険会社が代わりにローンの返済をする契約です。

 

借換専用や保険など、バックアップが充実した遠賀信用金庫の住宅ローン

遠賀信用金庫の住宅ローンは、まず借換専用の商品が4つもあることが印象的です。

それだか借り換えに力を入れており、相応の実績があるものと思われます。

団体信用生命保険の特約や火災保険・生命保険などの住宅ローンに関連する保険によるバックアップ体制が充実。

休日のローン相談会など、相談しやすい環境も整っています。