稚内信用金庫の住宅ローン一覧
新規借入・借り換え:両方対応
- 住宅ローン 「わが家」:新規から借り換えまで、基本的に最初に検討すると良い住宅ローンとなります。
- わかばリフォームローン:リフォームを検討している場合は、検討するべき住宅ローンとなります。
- わかば無担保住宅ローン:担保、保証人無しで住宅ローン契約をする事が可能となります。(しんきん保証協会の保証を受ける場合に限ります。)
借り換え専用
- 長期固定金利型住宅ローン 稚内しんきん「フラット35」:住宅ローンを担保とした長期金利をベースとしている為、長期間の融資を前提としている場合は適切なプランとなります。
『住宅ローン「わが家」』新規借入・借り換え両方対応
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- 対応範囲 :新規(借り換えも対応)
- 融資額 :50万円以上8000万円以内(融資額は1万円単位)
申込み条件
稚内信用金庫の住宅ローン契約を結ぶ際には、次の4つの前提条件を満たしている必要があります。
- 企業に勤めている会社員、もしくは公務員の場合は勤続年数が1年以上となる事。
- 法人役員の場合は勤続年数が3年以上となる事。
- 自営業者や個人で働いている場合は営業年数が3年以上となる事。
- 日本の公的年金となる国民年金・厚生年金・各種共済年金を受給している事。
また、勤務先や勤務状態に加えて安定継続した収入があり、住宅ローンの申込人本人の前年度の税込年収が100万以上となる必要があります。
(公的年金受給者の場合は、1年間あたりの年間受給額が100万円以上となる必要があります。)
上記以外の雇用状態となる契約社員・嘱託社員・派遣社員・パート・アルバイト・育児休業中の場合は、一般社団法人しんきん保証基金の信用補完制度を通じた保証を受ける事が出来ません。ですので、もしも現状で借入れ条件に該当しない場合は、稚内信用金庫に再度確認する事をお勧めします。
そして、申し込み時に以下の点についても確認をしておく必要があります。
- 稚内信用金庫所定の団体信用生命保険に加入可能となる事。
- 日本国籍を保有している、もしくは海外からの永住者及び永住権を取得している事。
- 一般社団法人しんきん保証基金の保証を受ける事が可能となる事。
また、それ以外の条件に付随して、住宅ローンの申し込み時の本人が以下の項目の内の2項目以上の取引を稚内信用金庫と契約者本人がしている必要があります。
- 給与振込の講座開設
- 公共料金(電気・電話・水道・ガス(プロパンガス含む)・NHK)3種以上
- カードローン「おてがる」
- しんきんカード
ただし、【2】、【3】、【4】の取引に関しては新規契約という形式でも問題ありません。
ですので、住宅ローン契約をする段階で給与振込先を変更する、公共料金の支払い先とする等しておくと良いでしょう。
しんきん保証基金とは?
一般社団法人しんきん保証基金は、住宅ローン契約者本人が信用金庫から住宅ローンや教育ローン等の融資を受けようとする時に「しんきん保証基金がその契約における保証人」となる事で、借入れをより容易にする信用補完制度を提供しています。
その為、保証人を事前に探しておかなくてもしんきん保証基金が保証人となってくれます。
用途
稚内信用金庫の住宅ローン「わが家」は、契約者本人またはその家族が居住する為の物件や建物のその資金の用途として限定します。
- 新築一戸建ての購入資金
- 中古一戸建ての購入資金
- 新築マンションの購入資金
- 中古マンションの購入資金
- 一戸建ての購入資金
- 住宅の増改築・リフォーム資金の購入資金
- 住宅用土地の購入資金
- 住宅ローンの肩代わり資金(いわゆる借り換え資金)
また、上記物件の取得に関わる登記費用、融資保証料、火災保険料、設定監督手数料も資金の用途に含める事が可能となります。
年齢
稚内信用金庫に会員、または会員資格持つ事が可能で満20歳以上から70歳以下、そして最終返済時の年齢が満80歳以下の方となります。また、前提として住宅ローン契約の支払いにおける責任能力者の方に限ります。
融資期間
融資期間は1年以上35年以内となります。また、ローンの資金使途によって保証期間が変更される可能性があります。
担保
住宅ローン「わが家」を契約する際には、融資対象となる物件に関しては、原則として第1順位の抵当権を設定し、かつ融資対象が個人名義ではなく、共有名義の場合は共有名義人の持分に関しても担保提供が必要となります。
その他
- 住宅ローンを稚内信用金庫で契約する際は、団体信用生命保険に加入する必要があります。ただし、団体信用生命保険料に関しては稚内信用金庫が負担をし、かつ一部繰上返済と一括返済手数料も原則不要となります。
- 契約物件には全貸付期間中に相当する長期火災保険に加入する必要があります。また、借地上の建物の場合には保険金額請求額に対して質権を設定し、確定日付を合わせて付します。そして、支払うべき火災保険料は契約者本人が負担をする必要がありますが、住宅ローン契約時の借入金に参入可能となります。
- 住宅ローン契約のおける返済額の試算に関しては、稚内信用金庫の窓口等で確認する事となります。
- 稚内信用金庫から契約者への融資金に関しては、原則として支払先への振込となります。
- 住宅ローンに関する詳細や具体的な質問をする必要がある場合は、最寄りの稚内信用金庫支店へと予約する事をお勧めします。
- 8大疾病保証付債務返済支援保険もあり、住宅ローン金利決定時に上乗せする形で保険を新たに付随させる事が可能となります。
保証料
稚内信用金庫は一般社団法人しんきん保証基金の信用補完制度通じた保証を提供しています。その為、契約者はしんきん保証基金が定める保証料を一括で支払う必要があり、保証料に関しては借入金に算入可能となります。
また、必要となる保証料は契約物件の評価額に依存する為、契約毎に確認する事をお勧めします。
以下、保証料を支払う際の細かな注意点となります。
契約期間中にローンの繰上返済をした場合は一部保証料が返戻されます。また、返戻保証料は最終返済予定日までの残存期間等の要因によって異なります。なお、返戻保証料が1.000円未満の場合は返戻されませんので注意が必要です。
金利
稚内信用金庫の住宅ローン「わが家」には、次の3つの金利体系があります。
端的に言えば、変動金利型と固定金利型がある。という事になります。
随時変動金利型
住宅ローンの借入当初の利率を、稚内信用金庫の短期最優遇貸出金利に所定の金利を上乗せした金利を適用していきます。
借入後の金利の利率に関しては、稚内信用金庫短期最優遇貸出金利の変更が生じた場合はその変動幅と同じだけ引き下げ、または引き上げられます。
また、金利が変更された後は金利の改定日から1ヶ月後の応当日を経過し、最初に到来する約定返済日の翌日から適用される形式となります。
10年固定金利期間特約付変動金利型
住宅ローンの借入当初の利率を、稚内信用金庫の短期最優遇貸出金利に所定の金利を上乗せした金利を適用していきます。
借入時点の金利が適用されるのは融資実行日から起算した固定金利期間10年に限定されます。
借入後の金利の利率に関しては、稚内信用金庫短期最優遇貸出金利の変更が生じた場合はその変動幅と同じだけ引き下げ、または引き上げられます。
また、金利が変更された後は金利の改定日から1ヶ月後の応当日を経過し、最初に到来する約定返済日の翌日から適用される形式となります。
20年固定金利期間特約付変動金利型
住宅ローンの借入当初の利率を、稚内信用金庫の短期最優遇貸出金利に所定の金利を上乗せした金利を適用していきます。
借入時点の金利が適用されるのは融資実行日から起算した固定金利期間20年に限定されます。
借入後の金利の利率に関しては、稚内信用金庫短期最優遇貸出金利の変更が生じた場合はその変動幅と同じだけ引き下げ、または引き上げられます。
また、金利が変更された後は金利の改定日から1ヶ月後の応当日を経過し、最初に到来する約定返済日の翌日から適用される形式となります。
返済
稚内信用金庫における返済方法として、次に2つが存在しています。
元金均等返済
元金均等払い(元金 + 利息)が返済をするにつれて少なくなっていく返済方法となります。
元利均等割賊返済
元利均等割賦返済とは、返済額(元金 + 利息)が常に一定の為に返済計画が立てやすい返済方法となります。
また、返済金額の50%を上限金額としたボーナス併用返済も合わせて利用可能となります。
借り換えの場合の注意点
稚内信用金庫の住宅ローンの借り換えには住宅ローン「わが家」は利用出来ない為に注意が必要です。
『稚内しんきん「フラット35」』借り換え専用
住宅ローン「わがや」との違い
- 対応範囲 :借り換え
- 融資額 :100万円以上8000万以内(融資額は1万円単位)
住宅ローン「わがや」とは違い、フラット35は独立行政法人住宅金融支援機構の証券化支援事業(買取型)を活用した住宅ローンとなります。
契約後と同時に独立行政法人住宅金融支援機構が住宅ローンを買い取る形式となっています。
買取型の住宅ローンとは?
フラット35(住宅ローン)の仕組みは一般に「機構型」と呼ばれていて、民間の金融機関と「住宅金融支援機構」とが提携をする形式で提供されています。
簡単に言えば、フラット35(住宅ローン)を取り扱う民間の金融期間から住宅金融支援機構が買い取り、その買い取ったフラット35を担保とする債権を発行する事で長期の資金調達を行います。
その結果、民間金融期間が長期の固定金利で住宅ローンを一般消費者に対して提供する仕組みを創出しています。
ですので、消費者 => 銀行 => 支援機構という構図が存在していると考えると良いでしょう。
申込み条件
特に認識しておくべき点は、住宅ローンを新規に借入れする際の「一年間あたりの返済比率」つまり、年間返済額が年収に対して次の基準割合を満たしている必要性があります。
年収 | 返済比率 |
---|---|
400万円未満 | 30%以下 |
400万円以上 | 35%以下 |
返済比率とは?
単純に言えば、税込年収が100万円の人なら年間の返済額が30%、つまり30万円を超えないように借入れをする事を求めている。という事になります。
通常この返済比率が35%を超える場合は、最低限の生活を送る事が難しいとされている為に、多くの民間金融機関や返済比率を35%以下としています。
用途
住宅の建設に必要な資金、または住宅(新築・中古)の購入に必要な資金として利用する場合。
- 住宅の床面積が一戸建て住宅の場合は、70m²以上。共同住宅(マンションを含みます)の場合は契約車の専有面積が30m²以上となる必要あり。
- 住宅の建設費(土地の購入費も含められます。)、もしくは購入価額が1億円以下(税込)
- 独立行政法人住宅金融支援機構が定めた技術基準に適合する住宅となる必要がある。
- 住宅建設の場合、上記【1】~【3】の他、竣工時に建築基準法に定める検査済証が交付される住宅。
- 住宅購入の場合、上記【1】~【3】の他、申込日以前2年以内に完成したもの、または工事中のもの(未着工のものを含む)で、まだ人が住んだことのない住宅。
- 共同住宅の場合、上記【1】~【3】の他、住宅金融支援機構が定める維持管理基準に適合する住宅
- 中古住宅購入の場合、上記【1】~【3】の他、借入申込日において築後年数が2年を越えている住宅または既住住宅となる事。
住宅ローンの借り換え資金として利用する場合
上記の【1】から【3】の他に、借入れから1年以上が経過しており、かつ正常に返済が終了している事が条件となります。
また、住宅取得時に借入れた住宅ローンの総融資額が8000万円以下で、かつ住宅の建設費、又は購入価額が100%以内の住宅ローンとなります。
年齢
住宅ローン「わがや」とは大きな違いはなく、申込み時の年齢が70歳未満で、かつローン完済時の年齢が満80歳未満となり、注意をしておくべき点は、年齢が以下ではなく未満に限定されている点です。
その為、フラット35の場合は年齢の区分が80歳を超えない段階で完済をする必要があります。以下と未満の違いに関しての差異を確認する事をお勧めします。
融資期間
融資期間は15年以上35年以内(1年単位)となり、申込み時の年齢が60歳以上の場合は10年以上となります。
また、住宅ローンの借り換えとして利用の場合は、上記の融資期間の最大値となる35年から、住宅を取得したときに借り入れた住宅ローンの経過期間を減じた期間になります。
金利
金利に関しては固定金利だけとなります。また、かかる金利は返済期間に応じて決定。
その他
- 保証人は不要となります。
- 1部繰上返済については1回100万円以上となり、かつある一定の前提条件が存在する為に稚内信用金庫の各支店にて確認する事をお勧めします。
その他の住宅ローン
わかばリフォームローン
特徴
自宅や家族内のリフォームを検討しているなら、まず最初に検討すべき住宅のリフォームローンとなります。
融資額も1万円以上1000万円以下と融資を受けやすい傾向にあり、かつ空き家解体などの場合は、500万円以内とさらに個人でも融資を受けやすくなっています。
比較
その他の住宅ローンと比較をすると、特に現状の物件のリフォームに関する資金の融資を念頭においている人に対しての住宅ローンとなり、かつ住宅のインテリアや家電等の購入資金にも捻出する事が可能となります。
その為、リフォーム全般に適した住宅ローンと言えます。
向いている人
子供が生まれた場合や、二世帯住宅を検討している人たちで新たにリフォームをしようとしている場合や、電力自由化に伴いエコ関連設備に充当させたい場合に適しています。
また、融資期間が6ヶ月以上15年以内(一ヶ月単位)での融資となるので、短期的な融資を受かる場合にも適しています。
わかば無担保住宅ローン
特徴
しんきん保証協会の保証を受ける事で、無担保かつ保証人無しで住宅ローンや借り換えローン、そしてリフォーム資金などに融資金を充当する事が可能となります。
基本的に短期的な融資を受けたい場合には最適な住宅ローンととなります。
比較
その他の住宅ローンと比較しても1000万までを融資可能額としている為に、他行借入れ金がある程度まで返し終えている場合なら選ぶと良いでしょう。
向いている人
無担保かつ保証人無しで住宅ローンを契約したいと考えている場合。
- 投稿タグ
- 稚内信用金庫