川崎信用金庫の住宅ローン＠審査、金利、借り換えの特徴

川崎信用金庫の住宅ローン一覧

川崎信用金庫の住宅ローンは、金利タイプを比較的自由に変更できます。

新規借入・借り換え：両方対応

• 固定金利選択型住宅ローン舞・HOME２１＜自由自在＞：金利タイプが変更可能。
• かわしん住宅ローン：25年まで全期間固定。
• かわしん住宅ローン【フラット35】【フラット50】：長期間固定の公的な住宅ローン。

『固定金利選択型住宅ローン舞・HOME２１＜自由自在＞』新規借入の場合

変動金利から固定金利のへの変更はいつでも自由にできます。 一部の金利優遇は、固定期間経過後も引き継がれます。 保証会社は3社用意されています。

• 対応範囲： 新規借入・借り換え
• 融資額：100万円〜1億円（しんきん保証は8,000万円、みずほ保証は5,000万円）
• 融資期間：35年以内（しんきん保証は1年〜、全国保証は2年〜）借地の場合は30年以内。

申込み条件

用途

住宅の購入、新築・改築、他金融機関からの借り換え。建築基準法などの法令に違反している場合は不可です。

年齢

借入実行時20歳〜60歳、完済時80歳以下（しんきん保証は申込時20歳〜70歳、全国保証は申込時20〜65歳）。

団体信用生命保険に3大疾病特約を付けた場合、借入実行時50歳未満であること。

収入・勤労年数

前年年収が100万円以上あり、安定継続した収入があること。

給与所得者

勤続1年以上

法人役員

勤続3年以上

自営者

同一場所・同一業種で3年以上営業していること。

地域制限

川崎信用金庫の営業地区に住んでいるか勤めていること。範囲は次のとおりです。

その他

• 保証会社は一般社団法人しんきん保証基金、全国保証株式会社、みずほ信用保証株式会社のいずれかを利用します。審査の内容によって、川崎信用金庫が決めます。
• 反社会的勢力に該当する人は借入できません。
• 対象物件を川崎信用金庫または保証会社に担保として提供します。
• 保証人は原則不要ですが、川崎信用金庫または保証会社の判断によっては必要となることもあります。
• 借入期間終了まで、長期火災保険に加入する必要があります。質権設定（保険金の請求権を担保に入れること）することもあります。
• 固定金利を選択した場合、カードローンを契約すると、借入期間中ずっと（固定期間経過後も）金利が優遇されます。
• インターネットまたはFAXでかんたんに仮審査申込ができます。
• 川崎信用金庫の会員になり、10,000円出資する必要があります。

保証料

保証料は、保証会社・借入金額・借入期間・年収などの属性などによって変わります。
借入時に一括で保証料を払います

• みずほ保証は一括型のみ、しんきん保証と全国保証は一括型に加えて毎月払型があります。
• 毎月払型は、金利に上乗せする形で保証料を払います。
• 全国保証の一括払い保証料は、借入金額1,000万円、期間20年の場合、66,320円〜284,230円です。

事務手数料（金額は税抜き）

• みずほ保証の場合、事務手数料30,000円＋新規実行手数料1,000円
• 全国保証の場合、50,000円
• 不動産担保事務取扱手数料50,000円
• 繰上返済手数料5,000円

金利

変動金利

• いつでも固定金利に変更可能です。変更する場合、手数料3,000円（税抜）かかります。
• 年に2回、4月1日および10月1日時点で金利が見直されます。利率が上昇した場合、返済額自体は5年間変わりませんが、未払利息としてローン残高に加えられます。

  大幅に上昇した場合でも、返済額の上限は変更前の1.25倍までと決められています。いわゆる5年ルールと125％ルールという一般的な住宅ローン商品に共通した仕組みです。

固定金利

• 当初固定期間を2年・3年・5年・10年のなかから選びます。
• 期間満了後、固定金利と変動金利のなかから再度選ぶことができます。
• 手数料が期間終了時に3,000円かかります。

公式サイトはこちら
 

返済方法

• 元利均等返済方式のみ取り扱っています。
• 借入額の50％までボーナス返済ができます。

申込み前のチェックポイント

申込の流れは次のとおりです。

必要書類を提出します。川崎信用金庫と保証会社で審査をします。審査には1〜2週間程度かかります。

借入者と川崎信用金庫の間で、住宅ローン契約を結びます。この時に印紙税が2万円程度かかります（借入額1,000万円〜5,000万円の場合）。

ローンが実行され、借入金が支払われます。このときに、一括払保証料、火災保険料、事務手数料などがかかります。

同じ日に抵当権の設定を行います。登録免許税および司法書士への手続き代行料がかかります。

入居開始となります。

川崎信用金庫のホームページでローンシミュレーションができます。住宅ローン専用で、金利のタイプなどを選択でき、保証料なども簡単に計算してくれるので、使いやすいと思います。借り換え用のシミュレータもあります。

必要書類

1. 住宅ローン申込書、同意書など（川崎信用金庫がひな形を用意するもの）。
2. 印鑑証明書2通（借入者および、保証人か担保提供者がいればその人のも必要）。
3. 住民票2通
4. 運転免許証の裏表コピー。ない場合は、健康保険証。
5. 給与所得者の場合、直近の住民税決定通知書および源泉徴収票。
6. 会社経営者の場合、直近の住民税決定通知書および源泉徴収票に加えて、会社決算書㈫期分。
7. 自営業者の場合、3期分の確定申告書および納税証明書その1・2。
8. 売買契約書、見積書、重要事項説明書などのコピー。
9. 公図のコピー、対象物件の登記簿謄本
10. 借入実行後、転居した場合にはその後の住所変更届および住民票。

問合せ方法

• 最寄りの店舗に相談します。受付時間は平日の午前9時〜午後5時まで。フリーダイヤルでも平日午前9時〜午後5時まで受け付けています。
• インターネットまたはFAXで仮審査申込をした場合、担当の支店から連絡がきます。

借り換えの場合

全て新規と借り換えの両方に対応しています。借り換えの場合は、返済予定表と返済用口座の通帳が必要です。

川崎信用金庫ホームページに、借入残高や金利を入力すると、借り換え後の返済額と比較できる住宅ローンシミュレーターがあります。
 

その他の住宅ローン

かわしん住宅ローン

舞・Ｈｏｍｅ２１《自由自在》との違いは次のとおりです。

• 全期間固定金利です。
• 借入期間は25年以内です。
• 元利均等返済方式または元金均等返済方式のどちらかを選ぶことができます。

かわしん住宅ローン【フラット35】【フラット50】

• 機構買取型のフラット35・フラット50です。
• 申込時年齢が70歳未満、完済時80歳未満の人が利用できます。
• 税込み年収に対して、他の目的ローンやカードローンなどと合わせた返済額が、35％以下であること（税込年収400万円未満の場合は30％）。
• 借入期間はフラット35が15年以上35年以内、フラット50が36年以上50年以内。
• 返済方法は、元利均等返済方式か元金均等返済方式です。ボーナス払いは借入額の40％まで。
• 借入期間が20年以下か超えるかで金利が違います。
• リフォームには利用できません。
• 団体信用生命保険は任意加入です。保険料は別途かかります。
• 手数料は30,000円または借入額の1.62％（いずれも税抜）。

関連ローン

リフォームローン

• 借入額が700万円を超える場合、川崎信用金庫に入会する必要があります。
• 借入実行時20歳以上の人が対象です。
• 保証会社は一般社団法人しんきん保証基金です。
• 個人信用情報に事故履歴がないこと。返済の遅滞などによって、いわゆるブラックリストに載っていないことです。
• 用途は本人および家族が所有し居住する住宅の増改築・修繕などのリフォーム資金、それらの他金融機関からの借り換え、住宅ローンの借り換え（リフォームを同時に行う場合）、家電等の購入資金（リフォームを行いそのローンを組む場合で、100万円まで）、空き家解体費用（500万円まで）
• 借入金額は1,000万円まで。
• 借入期間は3ヶ月〜15年です。
• 金利タイプは変動金利のみ。
• 保証料の支払方法は毎月払型のみ。

保険について

団体信用生命保険

住宅ローンを利用するときには、原則的に団体信用生命保険に加入する必要があります。死亡または所定の高度障害状態になった際に、保険金で残りの住宅ローンが完済されます。

保険料は金利に含まれますが、特約を付けた場合は金利に上乗せして払います。

3大疾病特約

死亡・高度障害のほか、がんと診断されるか脳卒中・心筋梗塞で就業が制限される事態になった場合に、保険が適用されます。

長期火災保険（THE すまいの保険）

住宅ローンを利用するときに加入が必須となります。補償内容に合わせて、6種類の契約プランがあります。

地震や落雷、事故などにも対応可能です。個人賠償責任や施設賠償責任保険などの特約を付けることもできます。