福岡中央銀行の住宅ローン＠審査、金利、借り換えの特徴

福岡中央銀行住宅ローン一覧

福岡中央銀行ではベーシックなプランや保障が手厚いプランなどいくつか用意しています。

新規借入専用

• 空き家活用ローン：空き家を解体・活用するためのプラン

新規借入・借り換え：両方対応

• 福中銀住宅ローン：福岡中央銀行におけるベーシックなプラン
• リフォームローン：住宅の増改築、修繕などに利用できる
• 不動産担保ローン：不動産を担保にして融資を受けられるプラン

 

『福中銀住宅ローン』新規借入の場合

最高6,000万円、最長35年のローンが組める 契約者の状況に合わせた金利優遇がある プロのFPが無料相談に対応している

• 対応範囲：新規借入・借換
• 融資額：10万円単位で100万円～6,000万円（6,000万円以上でも借入可能な場合あり）
• 融資単位：1か月単位で1年以上35年以内

申込み条件

用途

年齢

満20歳以上65歳未満で、最終返済時に80歳未満（※）の方。
※最終返済時に82歳未満でも可能な場合もある

収入

【給与所得者】

勤続年数が2年以上で、前年度税込年収が150万円以上あり、収入が安定している方

【法人役員、自営者】

同一事業継続年数が3年以上で、前年度税込年収が150万円以上あり、収入が安定している方

地域制限

福岡中央銀行の営業エリア内に居住または勤務している方。なお、福岡中央銀行は福岡県内に41店舗（2出張所含む）を展開しています。

その他

福中銀住宅ローンを申し込むにあたり、下記の条件も満たす必要があります。

担保と保証人

融資の対象となっている不動産（土地・建物）に対して、保証会社または福岡中央銀行が第1順位の抵当権を設定します。

担保になる建物に対しては融資期間以上に長期火災保険を付保しなければなりません。

福岡中央銀行は火災保険に対して質権を設定する場合もあります。なお、火災保険料は契約者が負担します。

保証人は保証会社を利用するため原則として不要です。

ただし、融資対象不動産の状況などに応じて保証人を必要とする場合もあります。

保証料

保証会社を利用するため保証料を支払う必要があります。保証料は融資金額・融資期間・担保評価額などによって決定されます。

なお、支払い方法は以下の2つです。

• 保証料内包型：保証料率を毎月の返済額に上乗せして支払います。融資時点には支払いの必要がありません。
• 保証料一括型：保証料を融資時点に一括払いで支払います。

事務手数料

福中銀住宅ローンを契約するにあたり、以下のような事務手数料も必要です。

保証会社手数料	54,000円
一部繰上返済（変動金利時）	5,400円
一部繰上返済（固定金利時）	32,400円
一括繰上返済（変動金利時）	5,400円
一括繰上返済（固定金利時）	43,200円
金利タイプ変更手数料	5,400円

※1回または1件あたりの税込金額

金利

福中銀住宅ローンには変動金利型と固定金利特約期間付型の2種類が用意されています。

適用金利は毎月見直しがされて、借入時点の金利が適用されます。申込時点の金利と異なる場合もあるため注意が必要です。

福中銀住宅ローンの返済方法は毎月元利均等返済のみになっています。

これは完済月まで毎月の返済額を一定にして支払う方法です。ボーナス加算返済も利用できます。

変動金利型

変動金利型とは金利情勢に応じて金利が変わるタイプです。金利の見直しは年2回（毎年4月と10月）に行われます。

変動金利型からはいつでも固定金利特約期間付型へ変更できます。

固定金利型

固定金利型とは一定期間にわたって金利が維持されるタイプです。福中銀住宅ローンでは「固定金利特約期間付型」として扱われています。

こちらは固定金利期間を3年、5年、10年のいずれかから選んで、その期間中の金利を固定します。

固定金利期間が終了すると変動金利型に移行しますが、再度、固定金利特約期間付型を選択することも可能です。

融資までの流れ

相談 ⇒ 申込 ⇒ 審査 ⇒ 融資決定 ⇒ 融資実行

申込み前のチェックポイント

• 福岡中央銀行の住宅ローンについて確認したいことがあれば店舗窓口、電話、FAXなどによる問い合わせがあります。いずれか都合のいい方法で連絡を取るといいでしょう。
• 住宅ローンの申し込みは店舗窓口、福中銀・ＦＰ保険プラザでのみの取り扱いになっています。実際に申し込むとなったらお近くの支店窓口等で申し込むといいでしょう。
• 住宅ローンを組むにあたっては購入価格だけでなく、抵当権設定費用、収入印紙代なども必要になります。これらの総額を踏まえて資金計画を立てるようにしてください。また、借入後にも税金などが発生するので、それらも加味して計画を立てましょう。
• 新規申込の際は一般的に運転免許証などの本人確認や、源泉徴収票・確定申告書などの諸特区証明書などが必要になります。あらかじめ用意しておくとスムーズに申込みできるでしょう。

 

公式サイトはこちら
 

 

『福中銀住宅ローン』借り換えの場合

福中銀住宅ローンは借り換えも利用できる住宅ローンです。

借り換えは他行で利用している住宅ローンから福中銀住宅ローンへ切り替えることを言います。

基本は新規借入と同じですが、申込み条件などで若干違いがあるので注意してください。

申込み条件

借り換えでは返済実績5年以上ある方が対象になっています。また、福岡中央銀行の住宅ローンからの借換でないことが条件です。

そのほか、年齢制限や所得制限などは新規借入と同じ条件で設けられています。

融資条件

融資条件としては最大6,000万円、最長35年以内という点では変わりありません。

ただし、借換目的の場合は住宅ローン借り入れ後1年以上経過している必要があります。

必要書類

借り換えでは通常であれば本人確認書類や所得証明書類のほかに、返済状況を確認できる書類を用意しておく必要があります。

あらかじめ返済計画表や返済用口座のコピーなども用意しておくといいでしょう。

申込み時のチェックポイント

• 借り換えは「ローン残高1,000万円以上」、「残期間10年以上」、「金利差1％以上」の場合にローン返済額の軽減が期待できると言われています。あくまで目安ではありますが、この条件に当てはまる場合は一度、専門スタッフに相談してみるといいでしょう。
• 借り換えを行うにあたっては保証料や登記費用、取扱手数料などの諸費用が発生します。これらを含めて返済条件が有利になる場合にのみ、借り換えをするべきです。

お問い合わせ方法

福岡中央銀行の住宅ローンについて確認したいことがあれば以下のような方法で確認できます。

店舗窓口

福岡中央銀行の店舗41か所で住宅ローンの相談ができます。基本的に平日9時～15時の営業なので、時間がある場合には訪問して相談するといいでしょう。

電話窓口

福岡中央銀行では電話での問い合わせにも対応しています。平日9時～17時に営業しているので、店舗窓口よりも余裕をもって相談が可能です。

なお、銀行窓口休業時日は受付していません。

FAX

忙しくて時間が取れない場合にはFAXでの相談も可能です。FAXであれば24時間受付を行っているので、営業時間を気にせず確認が取れます。

なお、相談申込書が専用で用意されているのでそちらを使うと便利です。

本店アトリウム

毎月第1、第3土曜日10時～17時には福岡中央銀行の本店アトリウムにて住宅ローンの無料相談会を開催しています。

相談会は予約制になっており、あらかじめ電話予約が必要です。平日に時間が取れない人でも相談しやすいでしょう。

 

その他の住宅ローン

福岡中央銀行ではその他にも契約者のニーズに合わせた住宅関連プランを多数用意しています。

三大疾病保障特約付住宅ローン

『三大疾病保障特約付住宅ローン』は福中銀住宅ローンに「三大疾病保障特約」が付帯されているプランです。

三大疾病保障特約とは、被保険者（契約者）が三大疾病（がん、脳卒中、心筋梗塞）になった場合に住宅ローンに保険金が充当されるプランです。

そのほか、申込み条件等の違いは、保険加入時年齢が満20歳以上50歳以下で、最終返済時が76歳未満でなければ加入できません。

また、三大疾病特約を付帯するにあたり保険料率が金利に上乗せされます。

リフォームローン

福岡中央銀行には2種類のリフォームローンが用意されています。使用用途が違うので、目的に合わせてプランを選ぶようにしましょう。

リフォームローン「カイリョウ」

『カイリョウ』は最大1,000万円、最長15年の融資が受けられるプランです。自宅の増改築・リフォーム全般に利用でき、太陽光発電やオール電化、エネファームなどの設置にも利用できます。

なお、申込にあたっては年齢や所得などの条件を満たす必要があります。担保や連帯保証人は不要ですが、保証会社を使わなければなりません。

リフォームローン グレードアップ

『グレードアップ』は最大500万円、最長10年の借入が可能なプランです。自宅の増改築・改修・補修資金として利用できますが、太陽光発電などには使えません。

こちらも申込条件には年齢や所得などがありますが、担保・連帯保証人は不要です。また、保証会社も不要になっています。

空き家活用ローン

空き家活用ローンとは空き家の解体ならびに、駐車場造形や賃貸を目的としたリフォームに利用できるプランです。

最大500万円、最長10年間にわたって融資を受けられます。

申込みにあたっては勤続年数や年収の制限がありません。また、担保や連帯保証人も原則不要になっています。

なお、保証会社は利用しなければならないプランです。

不動産担保ローン

不動産担保ローンとは契約者が保有している住宅を担保に融資を受ける方法です。福岡中央銀行では2種類のプランを扱っています。

不動産担保ローン（フリー型）

フリー型では資金使途が自由となっており、事業性資金以外の資金に充てることができます。例えば医療費や相続費用などに利用できます。

最大3,000万円、最長25年以内で融資を受けられます。

毎月の安定した融資さえあれば申込可能で、70歳まで契約できる可能性があります。

なお、返済方法は毎月元利均等返済になっており、月々の返済は発生します。

不動産担保ローン（不動産投資型）

不動産投資型は資金使途が資産形成を目的とする投資用不動産の購入資金となっています。

ワンルームマンションなどの購入に充てることができます。最大1億円、最35年まで融資を受けられるプランです。

申し込むにあたっては年齢制限や所得、勤続年数などの条件を満たさなければなりません。

そのほか、保証会社を利用する必要もあります。

アパートローンＶ

アパートローンＶは最大2億円、最長35年にわたり融資を受けられるプランです。賃貸専用の共同住宅の購入資金・増改築資金として利用できます。

これからアパート経営を始めようと考えている方にはぴったりのプランです。

申込み条件は年齢、年収、勤続年数などがあります。また、保証会社を利用する必要もあることが特徴です。

 

住宅ローン付随サービス

福岡中央銀行の住宅ローンを利用する場合は、下記のような付随サービスも使えます。

• インターネット・モバイルバンキング：個人ページを利用して入出金明細の照会や、残高の照会などが行えます。
• MUSBO（ムスボ）：クレジットカード一体型のICキャッシュカードです。金利優遇時の項目の1つです。
• ローンシミュレーション：インターネット上で福岡中央銀行の住宅ローンを組んだ際のシミュレートができます。金利優遇などの条件を踏まえても確認可能です。

 

保険について

団体信用生命保険

契約者は福中銀住宅ローンを契約するにあたり、団体信用生命保険に申し込まなければなりません。

団体信用生命保険とは被保険者が下記のいずれかに当てはまる場合に保険金によって住宅ローンを完成するものです。

なお、保険料は福岡中央銀行が負担します。

1. 保険期間中に死亡したとき
2. 保証開始日以降の傷害・疾病により所定の高度障害状態に該当したとき

長期火災保険

福中銀住宅ローンを契約する際は火災保険にも加入しなければなりません。

福岡中央銀行では「住宅ローン関連長期火災保険」も取り扱っており、大切な自宅や家財などを保障してくれます。

 

その他サービス

親子リレー返済

連帯債務契約を結んで親子二世代にわたって返済する方法です。親の年齢に関係なく住宅ローンを申し込むことが可能です。

対象になる連帯債務者は同居または同居予定の実子・養子とその配偶者です。

親子リレー返済を申し込む場合は親子ともに安定的な収入があり、かつ成人していることが条件となります。また、子供が団体信用生命保険に加入しなければなりません。

金利優遇制度

福中銀住宅ローンでは一定条件を満たすと基準金利よりも低い金利にて融資が受けられます。

さらに、金利優遇制度を利用することでさらにお得に借入可能になります。それぞれの条件は下記のとおりです。

Step1

Step1では基準金利よりも低い金利を適用するための条件が設けられています。条件は下記のいずれかを満たしている場合に適用されます。

Step2

Step2では「Step1」の適用金利よりもさらに低い金利ができます。制度の概要および条件については下記のとおりです。