横浜銀行住宅ローン一覧
横浜銀行では新規借入、借り換え、住替といった目的別にわかりやすく住宅ローンを提供しています。
新規借入専用
- 住宅ローン（新築・購入）：最大1億円まで新築や購入に利用できるプラン
借り換え専用
- 住宅ローン（借り換え）：4つの金利タイプが用意された借り換え専用のプラン
- 住宅ローン（住み替え）：住宅購入価格＋2,000万円まで借りられるプラン
新規借入・借り換え：両方対応
- 住宅ローン（フラット35）：住宅金融支援機構を利用した借入プラン
『住宅ローン（新築・購入）』新規借入専用
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- 対応範囲：新規借入
- 融資額：最大1億円以内（1億円以上は応相談）
- 融資単位：最長35年以内
申込み条件
用途
- 一戸建て・マンションの新築、購入資金（中古物件を含む）
- 住宅の増改築、補修、改装資金
- 上記、借入時に要する諸費用など
年齢
借入時年齢が満20歳以上で、最終返済時年齢が満82歳未満の方
収入
【給与所得者】
変動金利型・固定金利型の場合は条件なしで、超長期固定金利型の場合は前年度税込年収が400万円以上の方
【法人役員、自営者】
変動金利型・固定金利型の場合は条件なしで、超長期固定金利型の場合は前年度税込年収が400万円以上の方
地域制限
借入対象の物件は原則として神奈川県全域、東京都の一部および群馬県の一部です。
東京都は東京23区内と東京都下17市（昭島市、稲城市、国立市、小金井市、国分寺市、小平市、狛江市、立川市、多摩市、調布市、西東京市、八王子市、日野市、府中市、町田市、三鷹市、武蔵野市）です。
その他
横浜銀行住宅ローンを利用する場合は以下の条件も満たす必要があります。
- 横浜銀行所定の団体信用生命保険に加入できる方
- 横浜信用保証株式会社の保証が受けられる方
担保と保証人
担保は横浜信用保証株式会社が借入対象の物件の抵当権者となるように抵当権を設定します。抵当権の設定費用は契約者が負担します。
借入対象の住宅には火災保険を付保しなければなりません。場合によっては保証会社が保険金請求権に対して質権を設定することもあります。
保証会社を利用するので、保証人は必要ありません。ただし保証会社や横浜銀行の条件次第では収入合算者等を保証人とする場合もあります。
また、団体信用生命保険に加入しない場合は推定相続人1名以上の保証人が必要です。
保証料
横浜信用保証株式会社に対して保証料を支払わなければなりません。保証料は原則として借入時に「一括払い」です。
この保証料は借入金額や借入期間によって決定されます。
また、資金使途によっては借入時に保証料を支払わない方法もあります。この場合は借入金利に保証料が上乗せされることになります。
事務手数料
横浜銀行の住宅ローンを利用するにあたり、以下の事務手数料を支払う必要もあります。
| 取扱手数料（横浜信用保証） | 32,400円 |
|---|---|
| 取扱手数料（横浜銀行） | 75,600円 |
| 一部繰上返済（変動金利） | 5,400円 |
| 一部繰上返済（固定金利） | 32,400円 |
| 一部繰上返済（超長期固定金利） | 32,400円 |
| 全額繰上返済（変動金利） | 0円～3,240円 |
| 全額繰上返済（固定金利） | 43,200円 |
| 全額繰上返済（超長期固定金利） | 43,200円 |
| 条件変更手数料 | 5,400円 |
| 金利指定手数料 | 10,800円 |
※1回または1件あたりの税込金額
金利
横浜銀行住宅ローンの金利タイプは大きく「変動金利型」と「固定金利型」に分けられます。
さらに固定金利型は「固定金利指定型」、「固定金利型」、「超長期固定金利型」の3つに分類できます。合計で4つの金利タイプから選ぶことが可能です。
なお、金利は毎月見直しが行われて、借入時点の金利が適用されます。
返済方法は元利均等返済方法のみ選択可能です。これは毎月の返済額を一定にして、最終返済まで同じ金額を支払う方法です。
また借入金額の50％を上限として6か月ごとに増額返済（ボーナス返済）も併用できます。
ボーナス返済月は「6月と12月」、「7月と1月」、「8月と2月」の3種類から選択できます。
変動金利型
変動金利型とは借入期間中に金利の見直しが適用されるプランです。見直しは毎年2回（4月1日および10月1日）に行われ、それぞれ6月と12月の約定返済日の翌月から新規金利が適用されます。
つまり、新規金利での返済は7月ならびに1月の約定返済分からとなっています。
また金利を見直すにあたり、返済額も見直しが行われます。返済額の見直しは5年に1回（借入後10月1日を5回経過する）実施されます。
なお、見直し後の返済額は、見直し前の返済額の1.25倍が上限です。金利情勢の変動によっては最終返済日に未返済残高も一括返済する場合もあります。（ただし返済期間延長や分割返済などの相談は可能）
変動金利型を選択している間は約定返済日に「固定金利指定型」へ変更可能です。変更する場合は1週間以上前に申し込むようにしてください。
固定金利型
固定金利型とは借入期間中に金利を固定するタイプです。借入期間中に金利の見直しは行われません。
なお、横浜銀行では「固定金利指定型」、「固定金利型」、「超長期固定金利型」の3つに分けられます。
固定金利指定型
固定金利指定型とは固定金利期間を選んで、その期間中は金利の見直しが行われない方法です。
また、この期間は返済額の見直しも行われません。固定金利期間は3年、5年、10年の3種類から選べます。
固定金利期間が終了した時点で変動金利型へと移行します。終了時点で返済額の見直しも行われ、上限なく返済額が変更されます。
なお、変動金利型から固定金利指定型へは変更できます。
固定金利型
固定金利型は最長20年まで金利を固定できるタイプです。金利は借入時点のものが適用され、借入後に金利・返済額の見直しはありません。また、金利タイプの変更もできません。
超長期固定金利型
超長期固定金利型は最長35年まで金利を固定できるタイプです。借入期間が20年超の場合は「超長期固定金利型」を選択する必要があります。
超長期固定金利型も借入時の金利が最終返済日まで適用され、借入期間中は金利・返済額の見直しがありません。
なお、超長期固定金利型は「前年度税込年収400万円」でないと申込できません。また、最大8,000万円までの融資となっています。
融資までの流れ
相談 ⇒ 事前審査 ⇒ 結果連絡 ⇒ 正式手続き ⇒ 借入実行
申込み前のチェックポイント
- 相談だけであれば電話でも可能です。そのほか店舗窓口、ローンセンターでも相談可能なので、気になる点があれば専門スタッフに確認するようにしてください。
- 横浜銀行では仮審査を店頭窓口やウェブから申し込むことが可能です。借入内容や資金計画などを入力し送信すれば、3日程度で事前審査の結果を知ることが可能です。
- 正式手続きは住宅ローンセンターに訪れる必要があります。この時に申込書や住民票、運転免許証、源泉徴収票や確定申告書、住宅の売買契約書などを提出します。手続きが遅れる可能性もあるので、必要な書類はあらかじめ用意しておくといいでしょう。
- 住宅ローンを申込むにあたって、借入金額や借入期間は重要です。そのほか金利タイプや手数料、諸費用なども検討すべきことになるので、これらも併せて考えておくようにしてください。
- 横浜銀行では住宅ローンの借入・返済シミュレーションを行うことが可能です。資金計画を立てたり、借入のイメージをつけるのに役立てるといいかもしれません。
『住宅ローン（借り換え）』借り換え専用
基本的に住宅ローン（借り換え）は、新規借入・購入専用と同じ申込み条件・融資条件になっています。
ただし、一部条件が異なる点もあるので間違わないようにしておくことが肝心です。
申込み条件
年齢制限や年収などの制限は同じになっています。また、保証会社を利用すること、団体信用生命保険に加入することも条件です。
金利の割引を受けるためには、借入中の住宅ローンの返済実績が3年以上あり、最近1年間に延滞がないことが条件になっています。
融資条件
最大1億円まで融資を受けられるほか、金利タイプも4種類から選ぶことができます。
ただし、借入期間は契約中の住宅ローンの残存期間以内になっています。
必要書類
借り換え申込時には本人証明書や所得証明書だけでなく、現在借入中の返済予定表・返済口座通帳の写しが必要です。
また、借り換え契約時には不動産権利証なども必要になります。
申込み時のチェックポイント
- 借り換えは借入残高が1,000万円以上あること、残存期間が10年以上あること、金利差が1％以上あることの3つを満たす場合に有利と言われています。
最終的な返済額に大きな差が出るので、慎重に検討しましょう。
- 借り換え専用の返済シミュレーションも用意されています。どのくらい返済額が少なくなるのかを確認してみるといいでしょう。
また、詳細が気になれば専門スタッフに相談してみるといいでしょう。
その他の住宅ローン
横浜銀行の住宅ローンにはこのほかにもいくつかのプランが用意されています。プランごとにポイントを紹介していきます。
住宅ローン（住み替え）
『住宅ローン（住み替え）』は住宅の住み替え専用のプランです。基本的には新規借入・購入と同じ内容になっています。
住み替えプランの特徴は現在、居住中の住宅に住宅ローンが残っている方が、その残存分も合わせて借入できる点にあります。新たな住宅の新築・購入資金よりも最大で2,000万円を加算して借入可能です。
なお、契約するにあたり前年度税込年収が400万円以上あることが条件です。また、団体信用生命保険の加入と保証会社の利用も条件となっています。
住宅ローン（フラット35）
『住宅ローン（フラット35）』は住宅金融支援機構の仕組みを利用したプランです。フラット35は住宅金融支援機構が住宅ローン債権を買い取り、その買取代金を支払う仕組みを言います。
最大8,000万円、最長35年の融資が受けられ、また全期間固定金利で借入できます。ただし、フラット35を利用するには住宅金融支援機構が定める技術基準を満たしている必要があります。
また、借入割合や借入期間によって金利が変わるなどの特徴があるプランです。
リフォームローン
横浜銀行ではリフォームローンとして『リフォームローン（一般）』と『リフォームローン』の2つを用意しています。それぞれの違いは下記のとおりです。
リフォームローン（一般）
『リフォームローン』は本人または同居している家族が所有している住宅の増改築、改装費用として利用できるプランです。
他社のリフォームローンの借り換えにも利用できます。
最大1,000万円まで、最長15年間の借入が可能です。金利タイプは変動金利のみで、返済方法は元利均等返済方法が採用されます。
なお、保証会社は横浜信用保証株式会社か、ジャックス株式会社のいずれかから選べます。
ソーラーローン（太陽光発電設備向けリフォームローン）
『ソーラーローン』は太陽光発電設備を購入・設置するために利用できるプランです。また、太陽光発電設備を導入するのに必要なリフォーム費用にも利用できます。
最大500万円まで、最長15年間の借入ができます。また金利タイプは変動金利型で、返済方法は元利均等返済となっています。
こちらも横浜信用保証株式会社か、ジャックス株式会社から保証会社を選べます。
住宅ローン付随サービス
横浜銀行で住宅ローンの契約をすると、下記のような付随サービスも使うことが可能です。
- Club Off：株式会社リロクラブが提供しているサービスです。各種優待などが受けられる特典で、横浜銀行では「生活応援住宅ローン＜はまぎん＞ハッピーエブリデー」と「女性専用住宅ローン＜はまぎん＞ロング・エスコート」という形で提供されています。
- ＜はまぎん＞マイダイレクト：横浜銀行のインターネットバンキングサービスです。一部繰上返済手数料や金利タイプ変更手数料が無料で利用できるなどの特典があります。金利割引の適用条件の1つにもなっています。
- バンクカードローン：返済日に口座残高不足などの場合に自動的に立替えを実施してくれるサービスです。また、急な出費の際の借入にも利用できます。金利割引の適用条件の1つです。
- ＜はまぎん＞マイポイント：横浜銀行が提供しているポイントサービスです。ポイントに応じて手数料無料などの優遇を受けられます。
保険について
団体信用生命保険
横浜銀行で住宅ローンを契約する場合は以下に紹介する5つの団体信用生命保険のいずれかに加入しなければなりません。
それぞれ保障内容が異なるのでその違いを確認して加入してください。
団体信用生命保険
保険加入者が死亡または所定の高度障害状態になった際に保険金が支払われます。これにより以後の返済は不要になります。
なお、保険料は横浜銀行が負担するので、契約者に負担はありません。
ガン保障特約
団体信用生命保険にガン保障特約が付帯されている保険です。契約者が生まれて初めて悪性新生物（ガン）になった場合に診断給付金が支払われます。
これによって以降の返済が不要になります。また、リビングニーズ特約も付帯されており、「余命6か月以内」と判断された場合には特約保険金を受け取れます。
そのほか、月額返済支援保障ならびに一時金保障も付帯されています。なお、ガン保障特約に加入する場合は、加入者が保険料を負担する必要があります。
3大疾病保障特約
団体信用生命保険に3大疾病保障特約が付帯されているプランです。
契約者が「生まれて初めて悪性新生物になった」場合、「急性心筋梗塞により60日以上にわたり労働制限を要する」場合、「脳卒中によって60日以上にわたり言語障害・運動障害などが見られた」場合に保険金が支給されます。
なお、リビングニーズ特約と月額返済支援保障、一時金保障は付帯されません。また、加入者は保険料を負担しなければなりません。
8大疾病保障特約
3大疾病保障に5大疾病保障が付帯されているプランです。5大疾病とは高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎の重度慢性疾患を指します。
これらの疾病によって就業不能状態になり、12か月を超えて就業不能状態が続いたら保険金が支給されます。また3か月以上12か月以下であれば月々の返済額分の保険金が支給されます。
また、8大疾病保障特約にはリビングニーズ保障、月額返済支援保障、一時金保障なども付帯されています。
そのほか、ガン診断一時金保障にも加入できローン契約者の配偶者が女性特有のガンに疾患した場合にも保険金を受け取れます。
なお、8大疾病保障特約を付帯する場合は加入者が保険料を負担する必要があります。
ワイド団信
ワイド団信は通常の団体信用生命保険よりも引受範囲が広い保険です。また、リビングニーズ特約も付帯されています。
ワイド団信であれば持病を持っている方でも団体信用生命保険に加入できる可能性がある点が特徴です。なお、契約者は保険料を負担します。
ローン返済支援保険
ローン返済支援保険は加入者が病気やけがを負ったことで就業不能状態になった場合に、月々のローン返済額相当を保険金で返済できるものです。
保障期間は1回で最長3年となっています。なお、本保険は任意であり、保険料は契約者が負担します。
火災保険
横浜銀行での住宅ローンを契約する場合は長期火災保険に加入しなければならず、こうした契約者に向けて専用火災保険プランを提供しています。
集団の保険料割引が適用でき、通常よりも安く火災保険に加入できます。なお、本保険は任意であり、契約者が保険料を負担します。
その他サービス
おトクな金利プラン
店頭表示価格から割引された金利を適用できます。これは変動金利型・固定金利指定型のみが対象です。また、適用条件は以下のすべてを満たす方です。
- 前年度税込年収400万円以上の方
- 返済比率35％以内の方（返済比率とは年収に対する年間の返済額の割合）
- 正社員として勤続年数3年以上の方
- バンクカードローン（住宅ローン利用者口）契約・申込の方
- ＜はまぎん＞マイダイレクト契約・申込の方
なお、横浜銀行の都合によっては申込受付を中断する場合もあります。
お問い合わせ方法
横浜銀行の住宅ローンについて気になる点があれば、以下の方法で相談できます。
- 住宅ローンセンター
- ダイレクト住宅ローンセンター
- 支店融資窓口
住宅ローンセンター
横浜銀行では住宅ローン専用窓口として「住宅ローンセンター」を開設しています。
平日9時～15時、日曜日10時30分～16時まで営業をしており、専門スタッフが住宅ローンの相談に乗ってくれます。あらかじめ予約してから行くといいでしょう。
住宅ローンセンターは横浜市や川崎市など神奈川県全域に点在しています。また、東京都の一部エリアにも設置しています。
ダイレクト住宅ローンセンター
横浜銀行では住宅ローンに関する電話相談も受け付けています。電話窓口は平日9時～17時までになっています。
都合の合う時間帯に電話相談してみるといいでしょう。
支店融資窓口
横浜銀行では支店融資窓口でも相談が可能です。支店融資窓口では「金利種類の変更」や「繰り上げ返済」などについての相談ができるようになっています。基本的には平日9時～15時まで営業しています。
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