愛知銀行の住宅ローン一覧

愛知銀行では住宅ローンや住宅関連ローンの2種類を用意しています。

新規借入・借り換え:両方対応

  • 住宅ローン:基本のプランで愛銀ディーシーカードまたは中日本総合信用の2種類がある
  • 住まいる いちばん:全国保証株式会社を使った住宅ローン
  • リフォームローン:住宅の増改築やリフォームに利用できる

 

『住宅ローン((株)愛銀ディーシーカード)』新規借入の場合

愛知銀行住宅ローン
  • キャンペーン適用で大幅に金利割引できる
  • 一部繰上償還が無料で利用できる(月一回まで)
  • 団信や就業支援保険など各種保険が充実している
  • 対応範囲: 新規借入
  • 融資額:10万円単位で100万円以上5,000万円以内
  • 融資期間:1年単位で2年以上30年以内

申込み条件

用途
  • 契約者本人またはその家族の居住用住宅の新築資金
  • 新築・中古マンション、土地付住宅の購入資金の購入資金
  • 住宅の増改築・修繕資金
  • 住宅用土地の購入資金(3年以内に建築予定のあるものに限る)
  • 上記の目的で借入した住宅ローンの借り換え資金
年齢

申込時年齢が満20歳以上満65歳未満で、完済時年齢が満75歳未満の方

収入
【給与所得者】

勤続年数が3年以上あり、税込年収が250万円以上あって安定した収入がある方

【法人役員、自営者】

営業年数が3年以上あり、過去2年間の税込年収が250万円以上あって安定した収入がある方

地域制限

基本的に愛知県内の物件が対象です。また、愛知県内でも市街化調整区域内にあることで建設許可が得られないもの、農地のため転用許可の得られないものは契約できません。

その他

愛知銀行で住宅ローンを組むには以下の条件も満たしておく必要があります。

  • 所定の団体信用生命保険に加入できること
  • 保証会社株式会社愛銀ディーシーカードの保証が受けられること

担保と保証人

融資対象になる住宅とその敷地に保証会社が第1順位となる抵当権を設定する必要があります。なお、土地を所有している場合も、住宅と敷地の両方を担保に設定しなければなりません。

また、担保になる建物には長期火災保険を付保する必要があります。この火災保険は契約者自身が負担しなければなりません。

そのほか、保証人は保証会社を利用するので原則不要になっています。ただし、物件共有者・所得合算者などがいる場合は、その人が連帯保証人になる必要があります。

保証料

保証会社に株式会社愛銀ディーシーカードを利用する場合は一括前払い方式にて保証料を支払うことになります。

これは融資実行時点で保証料の全額を支払う方法を言います。なお、保証料は融資期間と融資金額などにより決定されます。

事務手数料

愛知銀行で住宅ローンを組むにあたっては下記の事務手数料を支払う必要があります。

事務取扱手数料 税込54,000円/1件
固定金利選択手数料 税込10,800円/1回
一括繰上償還手数料(変動金利型) 税込5,400円/1回
一括繰上償還手数料(固定金利選択型) 税込37,800円/1回
一部繰上償還手数料 0円/1回(月1回に限る)
返済条件変更手数料 税込5,400円/1回

金利

愛知銀行の住宅ローンには変動金利型と固定金利選択型の2タイプが用意されています。

借入時点の金利は申込時点のものではなく、実際の借入日の金利が適用されることになっています。そして、これらの金利は原則として見直されます。

返済方法には元利均等毎月返済と元金均等毎月返済(変動金利型のみ)の2種類から選択できます。

このうち元利均等返済とは毎月の返済額を一定にする方法で、元金均等返済とは徐々に返済額を少なくする方法を言います。

変動金利型

変動金利型とは年2回(4月と10月)、金利の見直しが行われる金利タイプです。

仮に金利の変更が生じたら、それぞれ6月と12月の返済日の翌日から新金利が適用されることになります。

なお、市況の金利によっては金利が高くなることもあれば、低くなるケースもあります。

変動金利型では金利の見直しに伴って、5年に1度、返済額の見直しも行われます。この見直し額も金利次第で、増額することもあれば、減額することもあります。

仮に増額することになっても、新返済額は旧返済額の25%を上限に調整されます。

この変動金利からは固定金利選択型へ金利タイプを変更できます。

なお、変更にあたっては住宅ローン変更契約書を提出する必要があり、その後最初に訪れる約定返済日に金利タイプが変更されることになります。

固定金利型

固定金利型とは固定金利期間を定めて、その間は金利の見直しが実施されない金利タイプを言います。

愛知銀行の住宅ローンではこれを「固定金利選択型」として提供しており、3年、5年、10年の3期間から選べるようになっています。

なお、固定金利期間中は金利タイプの変更はできないようになっています。この固定金利期間が終了した際に、変動金利型か固定金利選択型を選べるようになります。

ただし、この場合は利率や返済額の見直しも行われるようになっています。

融資までの流れ

相談 ⇒ 申込み ⇒ 契約手続き ⇒ 融資実行

申込み前のチェックポイント

  • 住宅ローンを組むにあたって大事になるのは返済計画です。実際にいくらまで借入して、毎月いくらの返済が必要になるのか確認した上で、無理のない返済計画を立てるようにしてください。
  • 住宅ローンの試算は店舗窓口でできるようになっています。また、ウェブサイト上でも専用のシミュレーションが用意されているので、いずれかの方法で月々の返済額がいくらになるのか確認するとよいでしょう。
  • 住宅ローンを契約するにあたっては運転免許証などの本人確認書類や、源泉徴収票などの所得証明書類が必要になります。また売買契約書などの物件関連書類も必要になる場合があるので、あらかじめこれらを用意しておくと相談・申込みがしやすくなります。
  • 住宅ローンの申込みから契約までは2週間から1か月程度は期間を要します。もし住宅建設費用が必要になると分かったら、なるべく早くに融資の相談をしたり、ローンの申込みを済ませるようにしてください。

その他サービス

金利割引(変動金利型)

住宅ローン契約者のうち変動金利型を選択している方に対して、金利割引のキャンペーンを実施しています。

その条件とは「住宅ローンの割引金利取扱い期間中に申込みして、一定期間中に借入すること」で、これによって店頭表示金利から大幅割引を適用して借入できます。

なお、もし愛知銀行に給与振込指定がある場合にはさらに金利割引が適用されるので、よりお得に住宅ローンを組むことができるようになります。

金利割引(固定金利選択型)

変動金利型とは別に、固定金利選択型でも金利割引を実施しています。金利割引の条件は「割引金利取扱期間に申込み、契約すること」です。

さらに、固定金利選択型では「オール電化住宅」「ガス省エネ住宅」「耐震住宅」もしくは「名古屋市緑化」「太陽光発電」に当てはまる場合に割引率が良くなります。

もし、こうした環境配慮型住宅を購入・新築する場合には固定金利選択型も検討してみるといいかもしれません。

お問い合わせ方法

愛知銀行の住宅ローンについて聞きたいことがあれば下記の方法で相談が可能です。

  • ローンプラザ
  • 電話窓口
ローンプラザ

愛知銀行では住宅ローン専門窓口としてローンプラザを愛知県内17か所に設置しています。

このうち5か所では土日祝日も営業しているので、平日に時間が取れない人でも安心して相談できるようになっています。

  • ローンプラザ栄(平日・土日祝日営業)
  • ローンプラザ日進梅森(平日・土日祝日営業)
  • ローンプラザナゴヤハウジングセンター春日井(平日・土日祝日営業)
  • ローンプラザ神宮東(平日・土日祝日営業)
  • ローンプラザ豊田(平日・日曜営業)
電話窓口

仕事や家事などが忙しくて来店する余裕がない方は電話でも相談可能になっています。

電話相談の営業時間は平日9時から17時までなので、この時間帯に合わせて相談してみるとよいでしょう。
 

公式サイトはこちら
 

 

『住宅ローン((株)愛銀ディーシーカード)』借り換えの場合

住宅ローン借り換え

愛知銀行の住宅ローンは借り換え借入にも利用できるプランです。借り換えとはすでに住宅ローンを組んでいる方が、他行で新たに住宅ローンを組み直すことを言います。

新規借入との違いは以下の通りになっています。

申込み条件

新規借入と同じく年齢制限や勤続・営業年数、所得などの条件を満たしている必要があります。

また、借り換えでは過去の返済実績・遅滞の有無なども確認した上で契約可能かを判断されます。

融資条件

融資条件も基本は新規借入と同じで、最高5,000万円、最長30年までの借入ができます。

ただし、既存住宅ローンの状況によって融資条件が制限される可能性もあるので、窓口で相談するようにしてください。

必要書類

借り換えの申込みにあたっては、本人確認書類や所得証明書類、物件関連書類のほかに、既存住宅ローンの返済計画表や返済用通帳のコピーなどの提出が必要になります。

事前に用意してくことで相談や申込みがしやすくなります。

申込み時のチェックポイント

  • 一般的に借り換えは「残高1,000万円以上」「残期間10年以上」「金利差1%以上」の3つを満たす場合にした方がいいと言われています。あくまで目安なので、もし金利が高いなどの不満がある場合には一度相談してみるとよいでしょう。
  • 愛知銀行のウェブサイトでは「借り換えシミュレーション」もできるようになっています。必要事項を入力することで、どの程度メリットがあるのか確認できるので、参考までに試してみるといいかもしれません。

 

その他の住宅ローン

愛知銀行では通常の住宅ローンのほかに、以下のようなプランも用意しています。

住宅ローン(中日本総合信用(株))

こちらは保証会社に中日本総合信用株式会社を利用するプランです。融資金額が200万円以上5,000万円以下、融資期間が最長35年間まで申込みできる特徴があります。

また、中日本総合信用株式会社への保証料の支払方法には「一括前払方式」のほかに、「毎月払方式」も選択できます。

毎月払方式を選択すると、毎月の金利に保証料率を上乗せして支払うことになります。

住まいる いちばん(全国保証(株))

こちらのプランは全国保証株式会社を保証会社に利用するプランとなっています。『住まいる いちばん』は新規借入と借り換え借入の両方に対応しています。

申込みにあたっては年齢のほか、勤続・営業年数、年収などの諸条件を満たす必要があります。

融資金額は最大1億円までで、融資期間は最長35年まで設定できます。このプランではA、B、C、D、Eコースの5つ用意されており、そのコース次第で保証料が決定されます。

その他は基本的に住宅ローンと同じような融資内容になっています。

リフォームローン

自宅の増改築や住宅機器の購入などのリフォームに使うことができるローンです。新規借入と借り換え借入の両方に利用できます。

最大500万円、最長7年間の融資条件にて借入でき、申込みにあたり年齢制限や収入、居住地域の制限などが必要です。

もしリフォームローンを契約したいなら、インターネットやFAXなどから予約審査申込みできます。

太陽光発電ローン

自宅に住宅用太陽光発電システムを設置するために利用できる住宅ローンです。こちらは新規のみに対応しており、最大300万円、最長10年以内の借入が可能です。

申込みにあたっては年齢や年収、勤続年数などの条件を満たし、また株式会社愛銀ディーシーカードを利用する必要があります。

ホームサポートローン・なか総アシスト

リフォームや増改築などに利用できるローンで、最大500万円で最長15年以内での借り入れが可能です。

申込みにあたっては年齢や年収、勤続年数などの諸条件を満たす必要があります。

こちらのプランでは中日本総合信用株式会社の保証を利用しなければなりません。

住宅諸費用ローン

住宅ローンの契約時に必要な諸費用などに利用できるプランです。また、空き家の解体にも利用できます。

融資条件は500万円以内、融資期間は15年以内までとなっています。申込みにあたっては年齢、年収などが必要です。

そのほか、このプランでは株式会社セディナを保証会社に利用します。

 

住宅ローン付随サービス

愛知銀行で住宅ローンを利用する際には、以下のような付随サービスも利用できます。

  • 愛銀Aiダイレクト:愛知銀行のインターネットバンキングサービスです。残高・取引明細照会や、振込・振替などに利用できます。

保険について

住宅ローン保険

団体信用生命保険

愛知銀行で住宅ローンを組むにあたって、契約者は必ず団体信用生命保険に加入しなければなりません。

この団体信用生命保険とは契約者(被保険者)が万が一死亡したり、所定の高度障害状態になったりした際に、保険金で残りの住宅ローン残額を償還する保険を言います。

なお、保険料は愛知銀行が負担することになるので、契約者は負担せずにすみます。

返済支援保険

返済支援保険とは契約者(被保険者)が病気やケガで30日を超えて就業不能状態が続いている際に、保険金によって月々の住宅ローンを返済する保険を言います。

この保険は任意保険になっており、満20歳以上満60歳以下の健康で勤労収入のある方が申込できます。この保険に加入しておくことで、万が一の病気やケガをしても安心できるのです。

失業時生活サポート保険

失業時生活サポート保険とは契約者が非自主的に失業した際に、保険金で住宅ローンを返済する保険を言います。

具体的には勤務先の倒産や事業主から解雇、再就職先で失業前よりも収入が減った際に保険金を受け取れます。

こちらの保険も任意になっており、満20歳以上満64歳以下の方で雇用保険の一般保険者期間が6か月以上ある方が対象です。