岩手銀行

岩手銀行のカードローン『エルパス』の基本情報

融資最高額 800万円
金利 年3.5％～年14.6％
収入証明書不要利用額 借入限度額500万円以下
預金口座 必要（仮審査申込時は不要）
アルバイト（パート） 可能
  • 1,000円単位で借り入れ可能
  • 来店不要
  • 仮審査はネットからも簡単

 

即日融資

現在、銀行のカードローンは即日融資に対応してません。

 

申し込みの流れ

岩手銀行のカードローン「エルパス」の申込は、借入可能額10万円以上800万円以内となっており、審査によって決められます。通常、パソコンやスマホを利用したインターネットでの仮審査の申込みから始められますので、来店する必要はありません。

審査結果は、岩手銀行からの電話により連絡を受けられるようですが、審査を通過した場合には、運転免許証などの本人確認書類を提出しなければなりません。

500万円を超えた借入限度額を希望する場合、または500万円を超えた借入限度額で審査を通過した場合には、申込時または契約前までに源泉徴収票や所得証明書等の年収が確認できる書類も合わせて提出することとされています。事前に年収が確認できる書類を準備しておくことで、申込がスムーズになるでしょう。

これらの必要書類をFAXまたは郵送で行うことによって、正式な申込手続が完了し、契約後およそ2週間程度でローン専用カードが発行、郵送されます。

 

申込み条件

地域制限

岩手銀行の営業店のあるエリアに居住、または勤務先があることが条件となっています。借入、返済に利用する預金口座は、岩手銀行の預金口座とされているため、銀行側の管理等の側面から、地域制限を営業エリアに限定しているようです。

年齢

満20歳以上から満70歳未満の方が利用できます。

年収の有無について

申込人本人の収入に限らず、世帯収入があれば利用することができます。学生やパート・アルバイト、年金の受給者や専業主婦も利用することができます。

保証会社

アコム株式会社です。アコム株式会社の保証が受けられることには、注意しておく必要があります。

利用期間

3年ごとの自動更新となっています。

書類等について

各種申込書類等については、原則提出不要です。
収入証明書類は、借入限度額が500万円以下の場合は不要です。

 

借入・返済の方法

借入方法

岩手銀行のカードローン「エルパス」は、カードローン商品となっていますので、契約後に発行されるローン専用カードを利用して、岩手銀行の本支店ATMや提携のATMで借入を行うことができます。借入金額は1,000円から1,000円単位で行うことができますが、ATMの１日当たりの引出限度額が100万円までとなってる点には留意しておきましょう。

借入残高が借入限度額の範囲内であれば、いつでも、何度でも借入を行うことができますが、初回申込時に限り、カードの到着を待たず即座に借入金を直接、預金口座への振込を指定することも可能となっています。また、申込後、事前に登録することで、インターネット・モバイルバンキングを利用した借入や返済を行うことができます。ただし、インターネット・モバイルバンキングを利用した借入は1日当たりの限度額が300万円までとなっています。

借入利率

岩手銀行のカードローン「エルパス」の借入金利は、固定金利となっており、借入可能額によって、適用される借入利率に違いがあります。

借入可能額により返済利率一覧表
借入可能額 返済利率（年率）
200万円以下 14.60%
200万円超～300万円以下 10.50%
300万円超～400万円以下 7.50%
400万円超～500万円以下 4.50%
500万円超～800万円以下 4.00%
800万円 3.50%

返済方法

返済日は、毎月5日（休日の場合は翌営業日）となっています。返済日の前日残高を基準として毎月の返済額（返済元金+利息）が確定する残高スライド方式を採用しており、指定する返済用預金口座から自動引き落としによって返済されます。毎月の返済とは別に、任意で返済することも可能です。任意の返済について、返済可能な指定日などの規定はなく、いつでも返済することができます。最短では、借入を行った翌日から返済することができるため、給与支給日までの短期のつなぎなど、すぐに返済することで、借入金利を最小限に抑えることができるなど、便利な仕組となっています。

返済手段は、岩手銀行のカードローン「エルパス」の専用カードを利用して、ATM入金によって返済する方法や岩手銀行の支店窓口で入金し、返済する方法、インターネット・モバイルバンキングサービスを利用して返済する方法があります。ATM入金による返済は1,000円単位で、支店窓口やインターネット・モバイルバンキングサービスを通じた返済は1円単位で行うことができます。

残高スライド方式による返済額一覧表
返済日の前日残高 毎月の返済額
(返済元金+利息)
10万円以下 2,000円
10万円超20万円以下 4,000円
20万円超30万円以下 6,000円
30万円超40万円以下 8,000円
40万円超50万円以下 10.000円
50万円超60万円以下 12,000円
60万円超70万円以下 14,000円
70万円超80万円以下 16,000円
80万円超90万円以下 18,000円
90万円超100万円以下 20,000円
100万円超150万円以下 25,000円
150万円超200万円以下 30,000円
200万円超250万円以下 35,000円
250万円超300万円以下 40,000円
300万円超400万円以下 45,000円
400万円超800万円以下 50,000円
その他

岩手銀行のカードローン「エルパス」は、担保や保証人は必要ありません。また、新規契約時のカード発行手数料は無料となっており、年会費や入会費等の手数料もありません。カードローンご利用帳のような通帳の発行はありません。

お取引明細が必要な際には、支店窓口、または岩手銀行エルパス受付センター宛の専用回線を設けています。平日は9:00～21:00、土日、祝日は12/31～1/3の年末年始を除く9:00～18:00が受付時間となっていますので、不明な点は十分、確認しておきましょう。

 

公式サイト

 

岩手銀行のその他のカードローン

岩手銀行では、過去に「いわぎんスーパーマイカード」を取扱っておりましたが、2016年9月現在では、カードローン「エルパス」のみの取り扱いとなっています。カードローン「エルパス」は、借入や返済方法が多様であることに加えて、借入可能額の設定金額が幅広く、柔軟性が高いカードローン商品であることから、併用する利用がなかったようです。

 

岩手銀行のその他のローン

岩手銀行は、大手地銀ならではの個人向けローン商品をラインナップとして取り揃えており、カードローン「エルパス」の他にも、住宅関連向けのローンや、マイカー、教育資金向けローンなどの使途が決められたローン商品、使途自由のフリーローンを取扱っています。

岩手銀行では、前述の「エルパス」に加えて、フリーローンやオートローン、学費ローンの仮審査申込や返済などのシミュレーションをインターネットを通じて行うことができますので、仮審査の申込までは支店窓口へ出向く必要はありませんが、岩手銀行のカードローン「エルパス」以外の他の個人向けローン商品の正式申込は、支店窓口で申込手続きを行うこととなっています。

岩手銀行では、カードローン「エルパス」に限り、インターネットで審査や申込が完結できる個人向けローン商品となっています。また、それぞれの個人向けローン商品の概要説明において、少額の場合や状況に応じた利用方法として、岩手銀行のカードローン「エルパス」の利用をおススメしています。こういった側面からも、個人向けローン商品において、岩手銀行のカードローン「エルパス」は、岩手銀行が自信を持って注力している様子が伺えます。

フリーローン〈クイック-α〉

  • 使いみちは自由、借り換え・おまとめもOK！
  • 主婦・パート社員・年金生活者もOK
  • 所得証明書不要！運転免許証だけで申込みOK
  • 金利は固定5.5%から
フリーローン〈クイック‐α〉
利用限度額 300万円
実質金利（年） 5.5～14.5％
申し込み資格 20歳～（完済時75歳以下）
使途 制限なし（ただし、事業性資金は除く)
所得証明書
必要な書類 普通預金のお届出印
運転免許証（運転免許証がない場合はパスポートまたは健康保険証）
保証人、担保 不要
申し込み資格 電話連絡が可能である
安定継続した収入がある
保証会社の保証が必要

いわぎん　学費ローン

  • 金利は2.2%から！
  • あらゆる教育資金に利用可能
  • 約1週間で借入可能！
  • ネット申込みなら来店不要で仮審査の結果がわかる！
いわぎん　学費ローン
利用限度額 500万円
実質金利（年） 2.2～5％
申し込み資格 20～65歳（完済時満70歳以下）
使途 授業料
（1度に借入れできる金額は1年分が上限）
他金融機関の学費ローンの借換え
入学一時金（入学金・教材費・制服代等）
仕送資金（家賃含む）
1年分の前払い家賃
授業料および受験に伴う交通費、宿泊費
アパート入居時の敷金、礼金、前払い家賃、引っ越し費用
所得証明書
必要な書類 普通預金の届出印
本人確認資料として運転免許証、健康保険証、パスポートのいずれか
就学する本人との親子関係が確認できる書類（健康保険証、源泉徴収票、住民票)
※借入希望額が100万円以下は不要
合格通知書（写）または在学証明書
使いみちが確認できる資料
所得証明書類（原則として源泉徴収票、住民税決定通知書、自営業者の方は納税証明書または確定申告書 ）
保証人、担保 原則不要
申し込み資格 勤続（営業）年数2年以上
安定継続した収入があること
地銀協団体信用生命保険への加入ができ、
かつ岩手銀行所定の保険会社の保証が必要

 

岩手銀行の基本情報

岩手銀行の概要

岩手銀行は、岩手県を地盤とし、預金量約3兆2千億円、貸出金は約1兆7千億円、単体自己資本比率（国内基準）13.03％（平成28年3月現在）を有し、107の本支店と1か所の出張所を開設している岩手県で最大手の地方銀行です。

通称「いわぎん」と呼ばれている岩手銀行は、銀行業務を通じて岩手県内の発展を担っていますが、最近では宮城県内の仙台を中心に営業基盤の拡大を進めており、経営基盤をより強固なものとしています。

岩手銀行は、「みどりの銀行のイーハトーヴ宣言」を掲げ、地元の方との積極的なコミュニケーションを通じて地域の永続的発展に貢献し、「理想のいわて・東北」が現実のものとなるよう積極的に行動しています。

本業の金融サービスを通じて、地域経済や産業の活性化を目指すほか、「再生可能エネルギーの普及に向けた支援」「岩手県県有林の森林づくりへの支援」「いわぎんの自然保護活動」などを通じた自然保護活動に取り組んでいます。

また、福祉文化の向上や地域行事への協賛事業などを通じて、地域の人々の豊かなこころを育む活動などにも取り組んでいます。

岩手銀行の業績

平成26年3月期の業績は、コア業務純益が前年同期比で3億円減少の110億円、当期純利益は前年同期比で12億円増加の76億円となりました。

預金等残高は前期末比で117億円減少し3兆2846億円、貸出金残高は前期末比で277億円増加し1兆6389億円となっています。なお、総貸出金に占める地域向け貸出金の割合は、64.7％です。

また、自己資本比率は13.12％となり、引き続き高い水準を維持しています。

岩手銀行の特徴の一つとして、堅実経営があげられます。1990年初頭のバブル期において岩手銀行は、他の銀行の積極的な貸し出しに追随することなく、慎重な貸し出し姿勢を崩さなかった結果、バブル崩壊以降、各銀行が不良債権に悩まされる中で、岩手銀行は堅実な経営を継続してきました。

結果として、現在、預金残高に占める貸出金の残高比率は他の銀行よりも低くなっており、貸し出しの取組み状況は、他の同規模の銀行にやや見劣りするものとなっています。貸出金に充てられない預金、つまり余っているお金の活用方法について、一般に、銀行は有価証券運用を行っています。

岩手銀行は、慎重な貸し出し姿勢で銀行経営を営んでいるため、自然と有価証券運用の比率が高くなる傾向にあります。しかし、国債や社債といった債券、流動性の高い資産を中心に有価証券の運用資産を構成しており、運用の側面においても慎重な姿勢がみられます。

堅実経営の裏付けは、信用格付けから確認することもできます。信用格付けとは、対象となる企業や組織の事業動向や財務内容などを基に格付け会社が総合的な財務の健全性を判断し、信用の度合いを簡単な記号で表示したものを意味します。

企業や組織の信用リスク（債券などの元本や利子の支払いが行われない危険性）や破たん、倒産のリスクなどを比較する際に利用されますが、岩手銀行は格付投資情報センターより長期でA格を取得（2016年2月1日付）、スタンダード＆プアーズより長期でA格を取得（2015年12月8日付）しています。

それぞれの格付け会社は日本国債の格付けを、AA+（格付投資情報センター：2016年6月6日付）、A+（スタンダード＆プアーズ：2016年6月1日付）としており、日本国債の信用格付けと比較してもあまり差が見られない点は、岩手銀行の信用格付けの高さを裏付けています。

岩手銀行の取組み

岩手銀行では、他の大手地方銀行や都市銀行と同じく、預金業務や貸出業務に加えて、投資信託や保険商品などの預かり資産販売業務など、多種多様な金融商品を取り揃えています。近年では、金融商品の販売や提供における業務の無人化、特にスマートフォンなどを通じたインターネット取引の環境整備に注力しており、いわぎんアプリなど、独自のソフトウェアの開発にも尽力しています。

岩手銀行は、平成28年より3年間の新中期経営計画を開始していますが、厳しい事業環境に置かれた現状を勘案した上で、復興事業に注力した地方創生への取組や個人向けローン、投資信託などの預かり資産販売の強化を柱としています。特に、個人向けローンのフリーローン、カードローンについては重点的推進を掲げており、注力する姿勢が伺えます。これらの経営姿勢を利用者側から見れば、ローンの取組が歓迎されることとなりますので、丁寧かつスムーズな対応が期待できるでしょう。

関連ニュース

2005年3月、株式会社岩手銀行は、アイフル株式会社と事業者向け無担保ローン保証業務提携をしました。
岩手銀行はアコムとローン保証（信用保証）業務提携をしています。

岩手県の豆知識

岩手県の県庁所在地は、岩手銀行の本店がある盛岡市です。しかし、他県の人から「青森県」盛岡市と間違えられたりと、やや存在感に欠けるともいわれています。

盛岡市は、行政的にはもちろん、経済的にも岩手県の中心なのですが、イーハトーブで有名な花巻市、民話の故郷として知られる遠野市など、県内の他都市と比べても知名度で劣っている感があります。

かろうじて有名なのが「盛岡冷麺」。主に焼肉店で提供される辛味のある冷麺で、口直し用の付け合せに、リンゴ、すいか、ナシなどのフルーツが載せられるのが特徴です。

わんこそば、じゃじゃ麺と並んで、「盛岡三大麺」と称されているとか。

YouTube動画

「【盛岡冷麺】焼肉屋さんで冷麺だけもOK／ご当地女子のいいね！FileNo.46」

旅＊東北ちゃんねる

 

 

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