目次
山形銀行の住宅ローン一覧
新規借入専用
- 金利選択型住宅ローン「オーダーメイド」:山形銀行の住宅ローンの主力。金利や団体信用生命保険の種類を組み合わせて選択できる「ミックスプラン」と呼ばれる制度があり、名前のとおりオーダーメイドで色々な組み合わせが選択できます。
『金利選択型住宅ローン「オーダーメイド」』新規借入専用
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- 借入種別:新規借入専用
- 融資額:100万円~1億円(1万円単位)の範囲内で設定 中古住宅は3000万円まで(山形・仙台地区の場合は4000万円まで)が上限
- 融資期間:1年~35年(1年単位)の範囲内※資金使途が借地上の住宅新築資金である場合は20年・住宅新築予定のない土地購入資金である場合は25年が上限
申込条件
資金使途
- 住宅取得用土地の購入
- 建売住宅の購入
- 住宅の新築・増改築
諸経費部分については、
- 外構工事にかかる費用
- 登記費用
- 火災保険料
- 保証会社に支払う保証料
- 消費税
などは必要な資金として含めることが出来ます。
年齢
20歳以上66歳未満で、完済時の年齢が82歳未満の人
団体信用生命保険
山形銀行が指定した団体信用生命保険に加入できることが必要です。
金利
変動金利もしくは期間指定の固定金利を選択できます。
変動金利
山形銀行が定める「住宅ローンプライムレート」を基準として半年毎(4月1日および10月1日)に適用される金利が変動します。その際、以下の条件で返済額が変更となります。
- 利率が変更しても返済額は5年間は変わりません。(元金と利息の割合がが変更)
- 5年毎の返済額の見直しで返済額が増える場合でも見直し前の1.25倍が上限
- 以上の返済額の見直しの結果、借入期間終了後に元金・利息に未払い分が発生した場合は最終返済日に一括返済することが必要
固定金利
- 期間毎の固定金利が選択できる(2年・3年・5年・10年・15年)。
- 固定金利期間中は金利が変動せず、その期間の返済金額も確定。
- 固定期間が経過した場合は再度固定金利を選択することが出来ます。
返済方法
毎月の元利均等返済となります。
融資額の50%を上限として、6か月毎のボーナス返済も併用できます。
保証人
山形銀行が指定する保証会社の保証を受けるため保証人は不要。
ただし、山形銀行もしくは保証会社が保証人を必要とした場合には、保証人が必要。
担保
保証会社が融資対象物件(土地・建物)に原則第一順位の抵当権を設定することとなります。
手数料
- 住宅ローン1件ごとに54,000円(税込)
また、以下のような場合にも手数料が必要となります。
- 全額繰上返済:21,600円
- 一部繰上返済:固定金利を選択している期間中32,400円、その他5,400円
- 固定金利選択:5,400円
- 各種条件を変更する場合にも、所定の手数料が必要
保証料
一括もしくは分割。
分割の場合は、金利に一定割合を上乗せして支払うこととなります。
一括での支払い例
金額1000万円、期間20年の場合、73,910円~222,010円
ミックスプランについて
住宅ローン「オーダーメイド」では、ミックスプランとして、金利・借入金額・団体信用生命保険の種類を組み合わせて利用することが出来ます。
また、借入契約が2口に分かれるため、手数料や契約関係書類が2口分となり、結果として諸費用が増額となる可能性があることにも注意が必要です。
(夫)借入1200万円、変動金利、がん団信
(妻)借入 800万円、固定金利(10年)、8大疾病団信
融資までの流れ
仮審査の申込(山形銀行の窓口・ホームページ)→仮審査結果の連絡→本申込(山形銀行の窓口)→本申込結果の通知→住宅ローンの契約→融資金の交付
必要書類
- 健康保険証
- 所得を確認するための書類(給与収入の人は源泉徴収票・所得証明書、個人事業の人は納税証明書のその1・その2を3年分)
- 印鑑証明書(3か月以内に発行されているもの)2通
- 住民票謄本(同居家族が全員記載されているもので3か月以内に発行されているもの)
- 融資対象物件の土地・建物の登記簿謄本(3か月以内に発行されているもの)・公図
- 資金使途を確認するための資料(売買契約書・建築確認済通知書・建物の図面等)
- 融資対象物件以外に不動産を所有している場合は、固定資産課税台帳の写し等
申込前のチェックポイント
必要書類を確実に揃えましょう
足りないものがあると、場合によっては再度訪問しないと申込が出来ないことがあります。
必要な資料の数字は控えておきましょう
仮審査の申込時に、勤務先の資本金・従業員数や預金・借入の残高などが必要となりますので、事前に調べておくとよいでしょう。
不明点があればローンの相談窓口に行きましょう
必要な資金の総額とそれを準備する方法については事前に考えていきましょう。
必要な資金の総額についてよくわからない時には、ローンの相談に行く際に窓口の人に教えてもらうのもよい方法です。
自己資金として考えている金額についてはその確認ができる資料(通帳等)も持参すると、よりスムースに相談が出来ます。
毎月の返済の計画もしっかりと
毎月の返済について、毎月とボーナス払いで支払できる金額を先に考えておきましょう。
ボーナス払いを希望する人は、過去のボーナスの金額等も調べておくとよいでしょう。
問い合わせ方法
仮審査の申込や住宅ローンについての相談・問い合わせをしたい場合には、以下の3つの方法があります。
なお、仮審査の申込だけであれば、山形銀行のホームページ上からでも可能です。
山形銀行の支店窓口に訪問
山形銀行の支店の融資窓口で相談できます。
ホームページから事前に予約していくことが可能です。
相談可能な時間帯は銀行窓口の営業時間となります。
住宅ローンプラザに訪問
12店舗ある住宅ローンプラザに訪問して相談できます。店舗に併設されているローンプラザや土日営業をしているローンプラザもあり、営業時間も個別に違うため、訪れる前に調べていくとよいでしょう。
- 住宅ローンプラザ酒田(土曜日も営業)
- 住宅ローンプラザ寒河江
- 住宅ローンプラザ新庄
- 住宅ローンプラザ鶴岡(土曜日も営業)
- 住宅ローンプラザ天童(土曜日も営業)
- 住宅ローンプラザ長井
- 住宅ローンプラザ山形北(土曜日も営業)
- 住宅ローンプラザ山形南
- 住宅ローンプラザ米沢(土曜日も営業)
- 住宅ローンプラザ仙台
- 住宅ローンプラザ荒井(土・日も営業)
- 住宅ローンプラザ泉中央(土・日も営業)
電話
山形銀行の各支店・住宅ローンプラザ・本店のフリーダイヤルに電話して、住宅ローンについて問い合わせすることもできます。
『「オーダーメイド」』借り換え用
借り換えの場合も、「オーダーメイド」を利用します。その際、新規借り入れと違う点は以下の通りです。
資金使途
- 住宅取得用土地の購入
- 建売住宅の購入
- 住宅の新築・増改築などに使用した資金の借り換え資金
必要書類
現在利用しているローンの返済予定表が必要
『長期固定金利住宅ローン「フラット35」』その他住宅ローン

住宅ローンとしては「オーダーメイド」の他に、金利が全期間固定となる「フラット35」があります。
また、無担保での新規借り入れ用住宅ローン・借り換え用住宅ローンも用意されています。
- 借入種別:新規借入
- 融資額:100万円~8000万円(1万円単位)の間で設定(建設費・購入価格の100%が上限)
- 融資期間:15年~35年(1年単位)(60歳以上の人の申込の場合は10年~35年、80歳になるまでの年数が上限)
利用できる人
- 借入時に70歳未満で完済時80歳未満の人
- 日本国籍の人、または永住許可などを受けている外国人
- 安定・継続した収入がある
- 年収に占める総借入の年間返済額の割合が、年収400万円未満なら30%以内、年収400万円以上なら35%以内である
資金使途
本人・親族が居住するための住宅建築・購入資金(セカンドハウスにも利用可能)
※増改築資金には利用できません。
対象となる住宅
- 戸建住宅なら床面積70㎡以上、マンションなら床面積30㎡以上
- 住宅の耐久性について、住宅金融支援機構の記述基準に該当すること
- 建設費・購入価格(土地の取得費用を含む)が1億円以内
返済方法
元利均等返済または元金均等返済。融資額の40%を上限にボーナス払いも併用できます。
担保・保証人
住宅金融支援機構が融資対象の土地・建物に第一順位の抵当権を設定します。保証人は必要ありません。
金利
全期間固定金利(融資期間・融資率によって適用となる利率が違います)
事務取扱手数料を定率方式とした場合は、適用金利を△0.1%とします。
保証料
保証会社を利用しないため、保証料は必要ありません。
事務手数料
定額方式・定率方式が選択できます。
その他
住宅金融支援機構の団体信用生命保険(機構団信・3大疾病付機構団信)のいずれかに加入する必要があります。
その際、保険料は債務者の負担となります。
『無担保住宅ローン』新規借入対応
- 借入種別:新規借入
- 融資額:30万円~1000万円(1万円単位)、「フラット35」の不足資金に使用する場合は500万円が上限、新築・購入価格(除く諸費用)の70%が上限
- 融資期間:6か月~20年(6か月単位)
利用できる人
- 20歳以上66歳未満で、完済時に76歳未満の人
- 勤続(営業)年数が2年以上
- 安定・継続した収入がある人
資金使途
- 本人が居住・所有する住宅の新築・購入(中古・マンションを含む)
- 「フラット35」利用時に不足する資金
返済方法
毎月の元利均等返済。
なお、融資額の50%を上限としてボーナス払いが併用できます。
金利
変動金利と期間を指定した固定期間が選択可能。
金利選択型住宅ローンの店頭表示金利+0.5%となります。
担保
担保・保証人は不要ですが、保証会社の保証が必要となります。
保証会社が必要とした場合は保証人が必要となる場合があります。
手数料
- 1件あたり10,800円(税込)
- 繰上返済・固定金利選択時にも所定の手数料が必要
その他
山形銀行が指定する団体信用生命保険に加入することが条件となります。
無担保借り換えローン
- 借入種別:新規借入・借り換え
- 融資額:50万円~2000万円(1万円単位)、借り換え資金のみの場合は住宅ローンの現在残高と諸費用の合計額が上限、自営業者の人は1000万円が上限
- 融資期間:6か月~20年(6か月単位)、借り換えする住宅ローンの残り期間に3年を加えた期間が上限
無担保住宅ローンと違う点は以下の通りです。
資金使途
- 住宅ローンの借換資金(山形銀行の住宅ローンの借り換えには利用できません)
- 借り換えと同時にする新規のリフォーム資金
- 借り換えにかかる諸費用(抵当権解除費用、繰上返済手数料、経過利息)
金利
変動金利と期間を指定した固定期間を選択可
金利選択型住宅ローンの店頭表示金利+0.1%となります。
保険について

団体信用生命保険
団体信用生命保険として、以下の5種類を用意しています。
一般団信
死亡・高度障害時に融資残高相当額の保険金が支払われる通常の団体信用生命保険です。
がん団信
加入条件
借入時の年齢が20歳~51歳未満で完済時に82歳未満の場合に加入できます。
保険が支払われるのはどんな時?
- 死亡・高度障害時
- がんと診断された場合
- リビングニーズ特約により、保険会社から余命6か月以内と診断された場合
上記の場合に融資残高相当額の保険金が支払われます。
8大疾病団信
加入条件
借入時の年齢が20歳~51歳未満で完済時に82歳未満の場合に加入できます。
保険が支払われるのはどんな時?
- 死亡・高度障害時
- 8大疾病(がん・脳卒中・急性心筋梗塞・慢性腎不全・肝疾患・慢性膵炎・糖尿病・高血圧性疾患)
- リビングニーズ特約により、保険会社から余命6か月以内と診断された場合
により所定の状態となった時に融資残高相当額の保険金が支払われます。
ライフサポート団信
団体信用生命保険と就業不能保険を組み合わせた保険です。
加入条件
借入時の年齢が20歳~51歳未満で完済時に76歳未満の場合に加入でき、住宅ローン金利に+0.3%上乗せされます。
保険が支払われるのはどんな時?
- 死亡・高度障害時
- 3大疾病(がん・脳卒中・急性心筋梗塞)
- 1年以上の就業不能状態が続いた時
で所定の状態となった時に融資残高相当額の保険金が支払われます。
ハートフル団信
健康上の理由で通常の団体信用生命保険に加入できない人でも加入できる可能性のある団体信用生命保険です。
加入条件
借入時の年齢が20歳~51歳未満で完済時に82歳未満の場合に加入でき、住宅ローン金利に+0.4%上乗せされます。
保険が支払われるのはどんな時?
- 死亡・高度障害の時
上記の場合に融資残高相当額の保険金が支払われます。
火災保険
住宅ローンを利用する場合には建物に時価相当額の火災保険を付保することが必要となります。
山形銀行では、総合保障のついた住宅ローン利用者専用の火災保険を販売しており、団体割引が適用となるため、おトクな保険料で加入できます。
債務返済支援保険
住宅ローンの利用者が被保険者となる保険契約で、30日超のけがや病気による長期入院などにより就業が出来なくなった場合にローンの返済額と同額の保険金がローン利用者に支払われる仕組みです。
利用できる人
- 住宅ローンを借入する時点で20歳~66歳未満で、完済時に76歳未満の人
- 現在、就業している人
- 保険会社から加入を承諾された人(告知書により健康状態を告知します。場合によっては加入できない場合もあります)。
保険料
山形銀行が負担しますが、住宅ローンの金利が0.15%上乗せになります。
保険対象期間
住宅ローンを利用した日の翌月1日から完済時まで(または76歳になる日の属する月の1日まで)
保険金額
入院により就業不能となった期間1か月につき、年間返済額合計額の1/12が支払われます。
填補期間
1回の入院につき、最長で3年間支払われます。
その他
上記の保障内容に加えて、8大疾病での就業不能時には融資残高分の保険金が支払われて借り入れ負担がなくなる8大疾病保障付債務返済支援保険もあります。
こちらを選択する場合は住宅ローンの金利が+0.2%上乗せとなります。
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