住信SBIネット銀行「ネット専用住宅ローン」の一番の特色は全疾病保障に無料で加入できることです。その他の特徴を他行と比較しながら説明していきます。

  • 無料の全疾病保障
  • 低金利
  • ローン契約をWEBで完結できる
  • 返済資金の移動が自動かつ手数料無料

住信SBIネット銀行「ネット専用住宅ローン」の評価まとめ

住信SBIネット銀行「ネット専用住宅ローン」と他のネット銀行の住宅ローンを項目別に比較して表にします。項目ごとに比較することによって公式サイトを見ていてもわからない特色を明確にします。

住信SBIネット銀行「ネット専用住宅ローン」は全疾病保証が無料で利用でき、変動金利はネット銀行の中でも最も低い水準です。金融機関で取り扱っていることが少ない元金均等返済も選択できます。

住信SBIネット銀行「ネット専用住宅ローン」 vs その他ネット銀行 ~ 項目別比較まとめ
比較項目 評価
保証料と融資事務手数料
ふつう
融資事務手数料はネット銀行で標準的保証料と融資手数料の詳しい評価
審査:申込み条件
いまいち
「安定かつ継続した収入」と明確な条件の提示がない申込み条件の詳しい評価
繰上返済・金利変更
まぁ良い
一部を除き、無料で利用可能。ネット銀行の平均よりは無料範囲が広い繰上返済手数料の詳しい評価
返済方法
とても良い
元金均等返済も選べる返済方法の詳しい評価
保険:団信と特約
まあ良い
全疾病保障やがん診断給付金(女性限定) が無料。ただしワイド団信はなし団信と特約の詳しい評価

では各項目を詳しく見ていきましょう。

住信SBIネット銀行住宅ローン ネット専用8疾病保障付住宅ローン

住信SBIネット銀行住宅ローン
  • 通常の住信住宅ローンより低金利
  • 8大疾病・団信が保険料0円
  • 一部繰上返済が手数料無料
  • 対応範囲:新規・借り換え
  • 融資額:500万円~1億円以下(10万円単位)
  • 融資単位:1年~35年以下(1ヶ月単位)

⇒ 対面で住宅ローンの相談をしたい方はこちら

金利

住信SBIネット銀行のネット専用8疾病保障付住宅ローンには変動金利型と固定金利型の2タイプが用意されています。借入後に金利タイプを変更できます。

変動金利型

住信SBIネット銀行では変動金利型は「変動金利タイプ」と呼ばれます。

変動金利型では実際の借入時点の金利が適用されます。毎年2回(4月1日、10月1日)金利の見直しを行います。そして、新しい金利が6月と12月から適用されることになっています。なお、変動金利型から固定金利型へは毎月の約定返済日に変更することが可能です。

固定金利型

住信SBIネット銀行の住宅ローンでは、固定金利型を「固定金利特約タイプ」といいます。

特約固定期間は2年、3年、5年、7年、10年、15年、20年、30年、35年(全期間)から選ぶことができます。ただし、特約期間中は変動金利へ変更することができません。この特約期間終了時点で金利タイプを再度選択することが可能になっています。

ミックス・ローン

ネット専用住宅ローンであれば金利タイプを「変動金利」と「固定金利」の両方から選ぶことができます。金利タイプを組み合わせることで、将来の金利上昇リスクに備えることができ、また返済額を抑えることも可能になります。

金利タイプの組み合わせは「10万円単位」で自由に組み合わせることが可能です。またその割合も自由に組み合わせることができるので、最適なプランを作ることが可能になっています。

返済方法

住信SBIネット銀行では返済方式に「元利均等返済」と「元金均等返済」があります。元利均等返済の場合は毎月の返済額を一定にできます。一方、元金均等返済は最初の返済負担が大きく、徐々に返済額が小さくなる方法です。

約定返済日(毎月に返済期日)は12日、17日、22日、27日のいずれかから選ぶことが可能です。返済日の19時までの入金が当日扱いになるので、19時以降になると遅延損害金(年利14%)がかかるので注意をしてください。
 

良いの?悪いの?他行と比較!

元金均等返済の有無
銀行名 元金均等返済対応
auじぶん銀行
住信SBIネット銀行
イオン銀行 ×
ソニー銀行 ×
SBI新生銀行 ×

元金均等返済に対応している金融機関は少なく、ほとんどが元利均等返済のみとなっています。住信SBIネット銀行は返済方法を元金均等返済と元利均等返済から選べる点は有利です。
 
元金均等は元利均等に比べて当初月々の返済額が高くなりますが、総返済額を低く抑えられます。他にもauじぶん銀行でも元金均等返済を選ぶことができます。
 
元利均等返済と元金均等返済の選び方などについては住宅ローン2種類の返済方法で解説しているので一緒にご覧ください。
 

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保証料と手数料(諸経費)

保証料

保証会社の保証が付かないため不要です。

住宅ローンの保証料とは

融資事務手数料

住信SBIネット銀行の住宅ローンを契約する場合には、下記のような手数料がかかります。

  • 事務取扱手数料(融資事務手数料):借入金額×2.2%
  • 印紙代や登記費用等

 

良いの?悪いの?他行と比較!

融資事務手数料は分割払い(ローン返済と共に分割払い)と一括払い(借入時に支払う)の選択が可能です。
 
ここでは一括払い利用し、3,000万円を30年ローンで借りた場合の融資事務手数料を試算し、5つのネット銀行間で比較してみましょう。
 

 

融資事務手数料の比較(3,000万円30年間で借りた場合)
銀行名 融資事務手数料
ソニー銀行 定額制:44,000円(定率制に金利0.3%上乗せ)
定率制:660,000 円
SBI新生銀行(安心パックなし) 定額制:55,000円
定率制※:660,000円※変動/固定セレクト住宅ローン
auじぶん銀行 660,000円
住信SBIネット銀行 660,000円
イオン銀行 定額型:110,000円(定率型に金利0.2%上乗せ)
定率型:660,000円

手数料には定額制(借入額に関係なく一定の金額)と定率制(借入額 × 一定の%)があります。
 
ソニー銀行「住宅ローン」、次点でSBI新生銀行手数料が他行に比べて低くなっています。こちらはそれぞれ定額制です。
 
低率制のauじぶん銀行は借入額の2.20%(税込)、住信SBIネット銀行は借入額の2.2%を借入時に一括で支払います。
 
手数料は金利とともに返済総額の多寡を左右する要因ですから、しっかり比較検討することをおすすめします。
 
比較検討の際は、手数料だけでなく、返済額(元本と金利負担分)と諸経費(融資手数料や保険など)を合計した返済総額で比べるようにしてください。
 

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住宅ローンにかかる費用は?

繰上返済と金利タイプ変更の手数料

繰上返済手数料

繰上返済時の手数料は以下の通りです。

種別 手数料
一部繰上返済 0円
全額繰上返済(変動金利期間中) 0円
全額繰上返済(固定金利期間中) 33,000円

金利タイプ変更手数料

金利タイプを変更する時には手数料は発生しません。

 

良いの?悪いの?他行と比較!

住宅ローンの返却期間は長く、必ずしも申し込み時に想定した通りにことが運ぶとは限りません。収入や支出が増えたり減ったり、金利が下がったり上がったり…そんな局面で関係してくるのが金利変更手数用や繰上返済手数料です。
 

銀行名 金利変更手数料 一部繰上返済手数料 全額繰上返済手数料
auじぶん銀行 0円 0円 変動金利適応中 ⇒ 0円
固定金利適応中 ⇒ 33,000円(税込)
SBI新生銀行 固定金利へ変更 ⇒ 55,000円(税込) 0円 0円(※1)
ソニー銀行 変動金利から変更 ⇒ 0円
固定金利から変更 ⇒ 有料
0円 0円
イオン銀行 0円 0円 55,000円(税込)
住信SBIネット銀行 0円
変動金利期間、固定金利特約期間終了時
0円 変動金利期間中 ⇒ 0円
固定金利特約期間中 ⇒ 33,000円(税込)

※1 場合により有料
 
住信SBIネット銀行は固定金利の全額繰上返済のみ有料となっています。SBI新生銀行(一部有料)・ソニー銀行は全額繰上返済も無料ですから、気になる方はこちらの銀行もチェックしてみてください。
 
ただし、住信SBIネット銀行の手数料も特段高い印象はありませんし、全額繰上返済はあっても1度のみですから、影響はそれほど大きくないかもしれせん。
 

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住宅ローンの繰り上げ返済とは
途中で返済条件を変更するには
 

審査と申込み条件

用途

契約者本人または、家族が住む下記の用途に利用できます。

  • 住宅の新築・購入資金
  • 上記、住宅の新築・購入にかかる諸費用
  • 現在借入中の住宅ローン借換資金
  • 上記、住宅ローン借換にかかる諸費用

借入れ予定日までの時間

新規借入れの場合、借入予定日が申込日から45日以上が必要です。

年齢

仮審査時点で満20歳以上、借入時点で満65歳以下、完済時点で満80歳未満

収入

給与所得者、法人役員、自営者

安定的かつ継続した収入がある方

 

良いの?悪いの?他行と比較!

 

申込み条件を比較
銀行名 給与所得者
前年度税込年収
自営業
前年度所得
イオン銀行 100万円以上 100万円以上
auじぶん銀行 200万円以上 200万円以上
SBI新生銀行 300万円以上 2年平均300万円以上
ソニー銀行 400万円以上 400万円以上
住信SBIネット銀行 安定かつ継続した収入

住宅ローンの一般的な申込条件は「年収200~300万円以上」と言われています。
 
住信SBIネット銀行は明確な条件の提示がなく曖昧です。誰もでも申し込みは可能ですが、審査に通過できるかは不明です。
 
ちなみに、インターネット銀行の中で比較的申込みしやすいのはイオン銀行で「年収100万円以上」から申し込みが可能です。
 

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住宅ローン審査の概要
 

地域制限

日本国内全域が対象です。

ただし、借地上・保留地上の物件と離島にある物件は対象外です。

その他

三井住友信託銀行指定の団体信用生命保険に加入できる方

保険について

住宅ローン保険

団体信用生命保険

被保険者(契約者)が万が一、死亡・高度障害になった場合に、保険金が支払われる保険です。これによって以後の住宅ローンの支払いは0円になります。

団体信用生命保険と特約(保障)の種類
保険種別 金利上乗せ率
団体信用生命保険 0%(無料)
全疾病保障(8疾病) 0%(無料)
全疾病保障・ガン診断給付金付(女性限定) 0%(無料)

8疾病保障特約付団体信用生命保険

住信SBIネット銀行が提供する「ネット専用8疾病保障付住宅ローン」は、保険料金が無料で8疾病保障特約付団体信用生命保険に加入できるプランです。

全疾病保障特約(8疾病)

3大疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中)または5つの重度慢性疾患(高血圧症、糖尿病、安政肝不全、肝硬変、慢性膵炎)によって3か月以上就業不能状態が続いた場合に、月々のローン返済を保障します。また、その後12カ月が経過しても就業不能状態が続く場合には、保険金が住宅ローンに充当されます。それによって以降の返済額が0円になります。

全疾病保障・ガン診断給付金付(女性限定「アンジェリーナ」)

契約者が女性の場合は8疾病保障特約に加えて、ガン診断給付金を付帯することが可能です。こちらのガン診断給付金も契約者に保険料の負担はありません。

ガン診断給付金

契約後3カ月を過ぎた後に初めてガンに疾患し、医者から診断確定された場合に30万円の診断給付金が契約者に支払われます。

 

良いの?悪いの?他行と比較!

 

ネット銀行の団信を比較
銀行名 保険料 ワイド団信
auじぶん銀行 がん50%保障団信 ⇒ 無料
がん100%保障団信 ⇒ 年0.05%金利上乗せ
がん100%保障団信プレミアム ⇒ 年0.15%金利上乗せ
(※)
有り⇒ 年0.3%の金利上乗せ
SBI新生銀行 安心保障付団信 ⇒ 無料(安心パック加入で手数料11万~16.5万円) 無し
ソニー銀行 がん50%保障 ⇒ 無料
がん100%保障 ⇒ 年0.1%金利上乗せ
3大疾病保障特約 ⇒ 年0.2%金利上乗せ
生活習慣病団信 ⇒ 年0.2%金利上乗せ
有り ⇒ 年0.2%金利上乗せ
イオン銀行 ガン保障特約 ⇒ 年0.1%金利上乗せ
8疾病保障 ⇒ 年0.3%金利上乗せ
有り⇒ 年0.3%金利上乗せ
住信SBIネット銀行 全疾病保障 ⇒ 無料
がん診断給付金(女性限定) ⇒ 無料
無し

※新団信は2023年7月1日以降お借入れの方に適用
◎上記全ての銀行で一般団信は無料
 
いざという時のために保険に入っていると安心ですね。
 
住信SBIネット銀行の住宅ローンは「全疾病保障」が無料で付帯します。この保障はあらゆる病気や怪我で就業不能状態に陥った場合、ローン返済を負担してくれるという優れモノです。
 
ただし、他行で提供されている無料・金利上乗せ等で付加できる特約(団信)はありません。いざという時のより手厚い安心を手に入れたい場合は、生命保険などを活用するか、他社の住宅ローンの特約などを選択肢に入れるとよいでしょう。
 

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住宅ローンに必要な保険①「団体信用生命保険」

ペアローンと収入合算

一人で契約するよりも2人の収入を対象として借入れすることにより、借入額を増やすことができるのがペアローンと収入合算です。この二つの方法は銀行によって条件等が異なります。

ペアローン

契約者となれるペアは同居している親族(夫婦や親子)で、婚約者の場合は原則として借入れ実行前に入籍することが条件です。またペアローンを組む際は同じ商品に限定されます。つまり、片方をフラット35、もう片方をネット専用住宅ローンで利用することはできません。

一人が主債務者となり、もう一人が連帯保証人となって契約します。2本の契約になるので諸費用は2倍になりますが住信SBIネット銀行ではネットでの契約書となるため収入印紙代はカットできます。契約者それぞれが住宅ローン控除の対象となるので所得税控除額を増やすメリットもあります。

なお、借入金額と持分割合が異なると、贈与とみなされる可能性があるため契約時には注意をしてください。

収入合算

同居している親族(夫婦や親子)を収入合算者として、審査対象に収入に含めることができます。ただし、収入に含めることができるのは収入合算者の収入の50%を限度とします。合算者の収入合算者の条件は下記の通りです。

  • 借入時に満20歳以上満65歳以下の方
  • 安定かつ継続した収入のある方
  • 申込者と同居している親、子、配偶者、兄弟など
    (婚約者の場合は原則として借入れ実行前に入籍が必要)
  • ペアローンを組んでないこと

収入合算のデメリットは、下記のとおりです。

  • 住宅ローン控除の対象とならない。
  • 収入合算者は団信加入できない。

ペアローン・収入合算の仕組みや選び方など詳しい内容は下記のページをご覧ください。

夫婦で借りる住宅ローン@ペアローンと収入合算の違いとは?

担保と保証人

三井住友信託銀行を第1順位の抵当権者として、融資対象の土地・建物に抵当権を設定します。また、原則として保証人は必要ありません。仮に収入合算者もしくは担保提供者がいる場合は、保証人として設定します。

なお、住信SBIネット銀行で住宅ローンを契約する場合には、火災保険に加入する必要があります。抵当権の設定や火災保険の保険料は契約者が負担しなければなりません。

住宅ローンに必要な保険②「火災保険・地震保険」

融資までの流れ

  1. 仮審査申込
  2. 正式審査申込
  3. 契約手続
  4. 融資実行

融資までにかかる時間

仮審査申込日から融資まで一カ月半以上かかります(仮審査申込み日から3営業日以内に仮審査結果の連絡がきます)。時間に余裕を持った申込みをしましょう。

申込み前のチェックポイント

  • 住宅ローンを契約する際には資金計画が重要です。一般的には頭金として購入資金の20%程度は用意しておく必要があります。諸費用もかかるため25%程度用意できるのが望ましいです。
  • 住信SBIネット銀行は金利タイプと金利プランの組み合わせによって返済額等が変わります。それぞれの違いを知って自分に合った金利にすることが大事になっています。
  • 返済方式も2種類用意されており、返済の負担具合が異なります。一定金額を払い続ける元利均等返済にするか、徐々に負担が軽くなる元金均等返済にするかをよく考えて選ぶことがポイントです。
  • 契約に当たって本人確認書類や所得証明書類、そのほか物件関係書類等が必要になります。申込み前にあらかじめ用意をしておくとスムーズに契約を進めることができます。
  • 住信SBIネット銀行では住宅ローンのシミュレーションも可能になっています。ニーズに合わせて借入や返済試算をすることが可能なので、自分にあった計画を立てるといいでしょう。

お問い合わせ方法

住信SBIネット銀行では住宅ローンの相談について専門店にて相談ができます。

SBIマネープラザ

SBIマネープラザは住信SBIネット銀行を所属銀行としている銀行代理業者です。住宅ローン等の相談をすることが可能になっています。土日等も予約にて相談することができるので、あらかじめ時間を見つけて予約をしておくといいでしょう。※2020年1月6日時点の情報

 

借り換え時:ネット専用8疾病保障付住宅ローン

住宅ローン借り換え

ネット専用8疾病保障付住宅ローンは借換えにも対応した住宅ローンです。基本的には新規借入と同様ですが、融資額と借入期間に違いがあります。

  • 融資額:最大1億円(担保評価額の最大200%まで)
  • 融資期間:最大35年(35年-借換対象ローン経過期間)

その他の住宅ローン

住信SBIネット銀行ではその他のローンとして次のようなプランも用意をしています。

ミスター住宅ローンREAL

ネット専用住宅ローンが主力の住信SBI銀行ですが、対面販売の住宅ローンもあります。それがミスター住宅ローンREALです。ミスター住宅ローンREALは銀行代理業者のSBIマネープラザで取り扱われています。

ミスター住宅ローンREALの特徴はネット専用住宅ローンと同様で、好金利が実現できていることです。また、その他の借入・返済条件等もネット専用住宅ローンと基本的には同じです。

フラット35・フラット35S

住信SBIネット銀行では住宅金融支援機構による長期固定金利住宅ローン「フラット35」を契約することも可能です。フラット35とは契約者の住宅ローンを証券化して、それを元手に融資を実行する商品のことをいいます。なお、住信SBIネット銀行では2つのタイプを用意しています。

  • フラット35:一般的な住宅の購入・借換に利用できる住宅ローンです
  • フラット35S:省エネルギー性や耐震性に優れた住宅の購入に利用できる住宅ローンです。フラット35よりも低金利で借入ができます。なお、借換には使えません。

フラット35とSBIネット銀行ネット専用住宅ローンの違いは下記の点でみられます。

審査と申込み条件

借入申込時に70歳未満であり、完済時に80歳未満である方です。また、年収に対して返済額が基準以下でないとなりません。その基準は下記の通りです。

年収と返済比率の指定
年収 返済比率
400万円未満 30%以下
400万円以上 35%以下

借入条件・返済条件

融資金額は100万円以上、800万円以下で1万円単位で借入が可能になっています。また、返済期間は15年以上最大35年までです。なお、金利は全期間固定金利となっており、利率は融資比率によって異なります。

担保・保証人

原則として保証人等は必要ありません。ただし、住宅金融支援機構を抵当権者として融資対象の物件に抵当権を設定する必要があります。

こうした点に違いが見られます。一番の違い資金調達方法が異なり、金利に差が出る点です。こうした住宅ローンプランがあることも知っておくといいでしょう。

フラット35、フラット35Sって何?