食費の節約というと、外食を控えて自炊をすればOKということですよね。しかし、本当に自炊が外食よりおトクなのでしょうか。料理をするのが下手だったら?料理をする時間がなかったら?食費の節約が上手な人は自炊をしてるというイメージが強いかもしれません。
しかし、「食費がかかる=外食が多い」ということでもありません。外食も、自炊もバランスよく楽しみながら節約する方法があります。
自炊が苦手な人にとっては外食の方が安上がり!
たとえば外食で食べるメニューと同じものを自宅で作る場合、基本的には、安くできるものです。しかし、料理が苦手な人は、食材選びから予算オーバーするケースが多いのが現実です。失敗をしてしまい、作り直しをするとなると、電気、ガス代、水道代は単純計算で倍かかりますし、食材の買い直しが必要になれば、材料費の方が外食代より高くつくというのも珍しくありません。
上手に作れない、時間がかかってしまう、そして何より美味しくない・・・といった理由で、ストレスになってしまったら、これは節約にはなりませんよね。自炊が苦手な人にとっては外食の方が、いろいろなムダが出ないというケースもあるのです。
食費を「自炊用」「外食用」とあらかじめ分けておく
自炊が得意だし、時間もある!という人は、自炊を多めにして、たまに外食をするというパターンにするのがおすすめです。外食は、気分転換という役割も果たすので、まるっきりなくしてしまうと言う必要はありません。食費を「自炊用」「外食用」と分けておき、両方の予算の中で余った分は、もう片方の予算にプラスしてみるという使い方も、節約が楽しくなるひとつの方法です。
自炊で余ったお金でちょっと外食の回数を増やす、外食で余ったお金を自炊用に回していつもより贅沢な食材をプラスしてみるといった方法を取り入れてみてください。楽しく節約しながら、さらに楽しく使うといういい流れが出来ると思いませんか?もちろん、浮いた分を貯金に回してもOKですよね。
なんとなく外食はなるべく避ける
気づいたら使ってしまっていた!というのが節約に一番良くない方法です。知らないうちに使っていた、特に理由もないけどなんとなく、これほどムダな使い方はありません。外食するなら「外食を楽しむ」という目的をしっかりもってその時間を楽しむことをおすすめします。
食べたくないな~、行きたくないな~と思っている時に、お金を払ってなんとなく外食、これだけは避けるようにしましょう。食事は美味しく楽しむことに意味があります。意味もなくとりあえずにお金をかけるのはもったいないですよ。
食費削減の理想は「基本は自炊、ときどき外食」がベストと言われています。みなさんの現在の食生活、理想の形に近いですか?