三菱UFJファクター株式会社のファクタリング

基本情報

融資可能額 1億円~
対応地域
申込み対象 所定の審査をクリアできた企業
取引先制限
最短融資日数
電話受付 平日9時~17時
手数料
保留金率
2社間ファクタリング対応 3社間のみ

取引先に知られないか?

3社間ファクタリングのため、取引先に知られてしまう

 
3社間計約と2社間契約の違いと、手数料やファクタリングのメリット、デメリットについては下記のリンクから開くページを参考にしてみてください。
ファクタリングで資金調達するには?~ 仕組み、償還請求権、メリットデメリットを解説

契約までの流れ

三菱UFJファクター株式会社のファクタリングサービスの申し込みから契約までの流れを紹介していきます。

三菱UFJファクター株式会社では、3社間ファクタリングのみの提供となっているために、2社間ファクタリングとは異なった流れになっています。

  1. 電話または問い合わせフォームを使って申し込みをする
  2. 保有している売掛債権を振り出している企業の調査が行われる
  3. 調査完了後、取引先に対してファクタリング契約の承諾が通知される
  4. 申し込み者に契約内容の通知が行われる
  5. 3社間で契約を締結し、売掛債権の買取代金が入金される

このような流れになっていて、2社間ファクタリングと違い、取引先にファクタリング取引をしていることが知られてしまいます。

そのため契約時には申し込み者と取引先、そして三菱UFJファクター株式会社の3社間で契約を締結するという仕組みになっています。

相談と申し込み

相談

申し込みをする前に三菱UFJファクター株式会社のファクタリング取引について相談をすることも可能です。

また、三菱UFJファクター株式会社では、ファクタリング以外の資金調達方法についても提供していますので、もしかすると申し込み者にとってベストな資金調達方法を教えてもらえるかもしれません。

申し込み方法

申し込み方法として用意されているのは、電話での申し込みと、公式サイトに設置されている問い合わせフォームからの申し込みの2つとなっていますが、早く売掛債権を現金化したいという場合は、営業時間内に電話での申し込みをすると良いでしょう。

電話での申し込みをおすすめする理由としては、ファクタリング取引の申し込みをするだけではなく、上記で紹介したような相談に乗ってもらえるということもあり、さらに契約時に必要な書類などについても前もって教えてもらうことも可能なので、スムーズな手続きをすることが可能です。

問い合わせフォームからの申込みの場合でも、メールでの連絡になるのではなく、必ず受付時間内に電話で申込内容についての確認が行われますので、どちらの申し込み方法を選択しても手続きに関しては同じように進行していくことになります。

取引先の調査が行われる

申し込みが完了すると、売掛債権を振り出している企業の調査が行われます。

この調査では、簡単に言えば取引先の実績や信用度を調べています。この評価によって売掛債権を買い取ってもらった時の買い取り率が変動することになりますので、申し込み者にとって最も重要なポイントの一つです。

ファクタリング契約の承諾通知(1)

取引先の調査が完了すると、三菱UFJファクター株式会社が取引先に対してファクタリング契約の承諾を通知します。

この際に取引先がファクタリング契約の承諾に同意しないと、申し込み者のファクタリング取引が出来ません。

取引先にとっては、売掛債権を支払う企業が申込者から三菱UFJファクター株式会社へ変更されるというだけなので、あまり変わりないということになりますが、申し込み者と取引先の関係性によっては承諾を拒否される可能性もありますので注意して下さい。

ファクタリング契約の承諾通知(2)

承諾の通知が完了すると、三菱UFJファクター株式会社が申し込み者に対して、契約内容の通知が行われます。

通知される内容については、ファクタリング取引の全貌となっていますので、こちらで通知された内容の通りに契約を締結するということになります。

契約を締結し、買取代金が入金される

契約内容に問題がなければ、申し込み者と取引先、そして三菱UFJファクター株式会社の3社間で契約が締結されることになります。

3社で足並みを揃えて契約を締結するということになりますので、お互いの企業の日程を合わせる必要があります。

そのため、2社間ファクタリングに比べると少し時間がかかってしまうという点が3社間ファクタリングのデメリットとなります。

契約の締結が完了すると、その場で売掛債権の買取代金が入金されるということになりますので、早急に売掛債権を現金化したいという場合は、全ての手続きをスムーズに行うことが重要です。

お金や売掛金の流れ

三菱UFJファクター株式会社のファクタリングのお金や売掛債権がどのような流れで移動するのかということについて詳しく紹介していきます。

三菱UFJファクター株式会社では、3社間のファクタリングのみを提供していますので、申し込み者の視点から見ると手続きが面倒ということはありませんが、2社間ファクタリングとは大きく異なります。

  1. 申し込み者が取引先に対して、売掛債権を発生させる
  2. 発生した売掛債権を、申し込み者が三菱UFJファクター株式会社に買い取ってもらう
  3. 三菱UFJファクター株式会社が取引先に対して、ファクタリング取引の承諾の通知を行う
  4. 三菱UFJファクター株式会社が申し込み者に対して、買取代金を支払う
  5. 取引先が三菱UFJファクター株式会社に対して、売掛債権の代金を支払う

申し込み者が売掛債権を三菱UFJファクター株式会社に買い取ってもらった後は、取引先と三菱UFJファクター株式会社の間で手続きが行われますので、申し込み者が行う手続きというものはありません。

契約の段階でも紹介しましたが、三菱UFJファクター株式会社のファクタリング取引は3社間ファクタリングのみとなっていますので、取引先に対して資金繰りが苦しくなっているということを宣言する行為というように映ってしまいます。

そのため、今後の取引に影響を与える可能性もあるということを知っておいて下さい。

欧米では一般的になっているファクタリングサービスでも日本国内での認知度は、まだまだ低いです。ファクタリング取引をすることによって、取引を停止させられてしまったという話を耳にすることも多いので、その点に関しては注意が必要です。

ファクタリングサービスの詳細

こちらでは、三菱UFJファクター株式会社が提供しているファクタリングサービスの中でも、特徴的なものをいくつか抜き出して詳しく紹介していきます。

買取金額の最低額が…

三菱UFJファクター株式会社が提供しているファクタリングサービスを利用することが出来る条件として、買い取りをしてもらう売掛債権の総額が1億円以上となっています。

そのため、売掛債権が1億円に達していないと利用することが出来ないために、起業間もない企業や零細企業のように高額の売掛債権を保有していない企業の場合は利用するのが難しいかもしれません。

回収リスクを軽減

三菱UFJファクター株式会社のファクタリング取引では、売掛債権を早期に現金化するというだけではなく、回収リスクを軽減することが出来るというのもメリットの一つです。

基本的に売掛債権というのは期日になると売掛金分の代金が支払われるという仕組みになってます。

それまでの期間に売掛債権を振り出している企業が倒産してしまったり、支払うことが出来ない状態になったりすると不良債権となってしまうリスクがあります。

三菱UFJファクター株式会社に買い取りをしてもらうことによって、ほぼ満額の売掛債権を現金化することができます

そして、買い取りをしてもらった後に取引先が倒産してしまった場合でも、申し込み者が支払いをする義務を負わないという契約になっているために、売掛債権を回収するリスクを軽減することが出来るということに繋がります。

国際ファクタリングにも対応

近年では国内企業が海外に輸出入を行ったり、海外で事業を行ったりするケースが多くなっていて、海外の企業に対して売掛債権が発生しているというケースも多いです。

そのような場合に、売掛債権を早期に現金化するのは難しいとされていますが、三菱UFJファクター株式会社では、国際ファクタリングにも対応しているために、海外の企業に対しての売掛債権も早期に現金化することが可能です。

三菱UFJファクター株式会社の会社概要

会社名 三菱UFJファクター株式会社
住所 東京都千代田区神田淡路町2丁目101番地 ワテラスタワー
規模 資本金20億8千万円、従業員数473名(2016年11月8日現在)
設立年月日 1977年6月
事業内容 一括ファクタリング業務、ファクタリング業務、代金回収業務