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さまざまな資金使途に低利のフリーローンを利用しよう

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フリーローンは、低金利で多額を借りられる有担保型と即日審査でインターネットや電話でも借りられる無担保型があり、さまざまな資金用途に利用できるローンです。

カードローンやクレジットカードのキャッシングより低利で借りられる点が大きな特徴です。

フリーローンは資金使途自由ではない

フリーローンは銀行が取扱っており、多目的ローンとも呼ばれています。借入れたお金は、さまざまな資金使途に利用できます。主な資金使途は次のとおりです。

  • 海外旅行などの旅行資金
  • 家電やパソコンなどの機械・機器の購入
  • インテリアやエクステリア関連の購入・工事資金
  • 引越しに伴う引越し業者委託代金
  • ピアノやバイオリン等の楽器類の購入
  • バレエ等の習い事費用
  • 長期入院や手術代金などの費用
  • インプラント等の歯科治療
  • 介護機器やバリアフリー化対応
  • 老人ホーム関連資金
  • 仏壇や墓石などの購入や弔祭資金
  • 自転車・ロードバイク・水上バイク等の趣味資金
  • ファッションやアクセサリー資金
  • 賃貸アパート入居時の敷金・礼金
  • ほか

フリーローンといっても、利用者が何でも自由にお金を使えるわけではありません。

フリーローンは、申込時に見積書や契約書パンフレットなど、借入れたお金の使いみちが確認できる資料の提出が必要です。資金使途が確認できない資金には借りることはできません。

また、自営業者が事業の支払いに要する資金やギャンブルなどの投機に使う資金、複数回にわたって定期的に支払いが発生する生活資金、個人間の売買契約の資金などにも利用できません。

フリーローンを検討するときには、資金使途が申込条件に合っているか、確認する必要があります。

有担保型と無担保型がある

フリーローンには、有担保型と無担保型の2種類があります。

有担保型は、不動産などの担保を銀行に差出すことで低利で高額を借りることができます。別荘やクルーザー、キャンピングカーなど、数百万円から数千万円程度の高額な商品を購入するときに便利です。

無担保型は、有担保型に比べて利用限度額が小さく金利も少し高くなりますが、インターネット、無人契約機、電話などで申込みができ、即日審査で結果が出るなど、使い勝手の良さがセールスポイントです。

インテリアや旅行、パソコン、自転車などの購入代金として利用することができます。

あらかじめ使いみちが確認できる資金であることは、有担保型も無担保型も同じです。

フリーローンの有担保型と無担保型の比較
有担保型 無担保型
資金使途 見積書や契約書等で使いみちが確認できる資金 見積書や契約書等で使いみちが確認できる資金
借入れできない
資金使途
事業性資金、投機性資金、生活資金、資金使途を確認できない資金 ほか 事業性資金、投機性資金、生活資金、資金使途を確認できない資金、個人間の売買契約 ほか
利用限度額 50万円~1億円以内
(担保による)
10万円~300万円以内
申込条件
  • 満20歳以上満70歳以下
  • 団体信用生命保険に加入できる
  • 保証会社の保証を受けられる
  • 満20歳以上満65歳以下
  • 税込年収200万円以上(個人事業主は所得金額)
  • 現在安定した収入がある人(年金収入のみの人は不可)
審査 あり、数日を要する あり、即日審査
借入利率(金利) 変動金利・年2.775%(保証料外枠方式) 変動金利・年5.975%
借入期間 30年以内(1ヵ月刻み) 10年以内(1ヵ月刻み)
担保 必要 不要
手数料・保証料 必要 不要
申込方法 店頭 店頭、インターネット、無人契約機、電話

フリーローンとカードローンやクレジットカードのキャッシングとの違い

無担保型のフリーローンとカードローンやクレジットカードのキャッシングは、少額の借入れができることは同じですが、いくつか違いがあります。

フリーローンは金利が低い

フリーローン(無担保型)の借入利率(金利)は年5.975%程度(2015年10月現在)。対して、カードローンは10%程度(フリーローンと同一金融機関で比較)、キャッシングは18%程度です。利息の返済負担を計算すると、フリーローンが断然有利です。

借入れが1回きりのフリーローン

カードローンやキャッシングは、利用可能枠の範囲内なら何度でも借入れが可能です。対して、フリーローンは一度の買い物にしかお金を使うことができません。買い物が決まっていて、フリーローンの申込条件をクリアできるなら、フリーローンがお得です。

フリーローンには収入要件がある

カードローンやクレジットカードには学生や専業主婦(主夫)、年金暮らしの高齢者でも利用できるものがありますが、フリーローン(無担保型)は、税込年収200万円以上といった収入要件があります。年収がそれ以下の人や収入があっても公的年金のみの年金生活者は、利用することができません。

専用ローンでさらにお得なフリーローンを活用しよう

フリーローンには、ブライダルローン、パートやアルバイトでも利用できるローン、インターネット申込み専用のローン、メモリアルローンなどの専用ローンがあり、金利優遇や付帯サービスなどが受けられます。借入資金の資金使途や申込条件などさまざまな観点で比較検討し、目的に合ったお得なローンを選びましょう。

フリーローンと専用ローン

さまざまな資金使途に活用できるフリーローンに対し、フリーローンの中でも特定の資金使途に限られているのが専用ローンです。専用ローンには食事や旅行の割引特典がある女性専用フリーローン、結婚式や披露宴、新婚旅行の資金に使えるブライダルローン、パートやアルバイトでも利用できる収入証明不要型ローンなど、さまざまな種類があります。

専用ローンには、フリーローンにはない金利優遇や付帯サービスがあるため、資金使途が専用ローンに合っているときはぜひ利用したいローンです。フリーローンは、一般の銀行のほか、ネット専業銀行でも取扱っています。

主な専用ローンの種類と特徴

女性専用フリーローン

女性しか申込みができない専用フリーローンです。食事・旅行等の割引優待、ホテル・リゾート・温泉等の宿泊割引・予約、グルメ・スポーツクラブ・エステ・スクール等の割引、セキュリティ・家事代行・育児・介護等の優待、映画・遊園地等エンターテイメント関連の割引など、女性にとってうれしい付帯サービスを受けられるのが特徴です。

資金使途の確認や所得証明が不要のローンもあります(内容は金融機関により異なる)。

ブライダルローン

結婚式、披露宴、新婚旅行、婚礼衣装購入・レンタル費用などを資金使途とした専用フリーローンです。借入可能額は10万円以上500万円以内で10年以内に返済します。

申込みから借入れまで、審査に2週間程度かかることがあります。結婚諸費用の支払うためにまとまったお金がないときに新郎・新婦の助けになるローンです。

収入証明不要型ローン

申込みに年齢や年収要件がないため、パートタイマーやアルバイトでも利用できるフリーローンです。最短2時間のスピード審査で、最大300万円まで借入れ可能です。プライベートローンとあわせてカードローンセット型で契約すると、0.3%程度の金利優遇を受けられます。

ネット専業銀行のフリーローン

ネット専業銀行ですので、インターネットで申込みの手続きができます。同じ銀行で住宅ローンやカードローン、同じグループで証券口座を利用していると、0.5%から1.0%程度の金利優遇を受けられるため、他の銀行のフリーローンに比べて低利で借りることができるのが最大の特徴です。資金使途は事業性資金でなければ原則自由で、使い勝手の良いローンです。

メモリアルローン

墓地・墓石・墓苑・仏壇・仏具購入、葬儀、法要費用などを資金使途とする専用ローンです。10万円以上500万円まで借りられ、葬儀、法要、お盆、お彼岸のときの出費に役立てることができます。借入利率(金利)は5%程度と低利なことが大きなメリットです。

インターネットでの申込みが主流

フリーローン、専用ローンは、ネット専業銀行はもちろんのこと、一般の銀行でも、インターネットで申込みが可能なものが多くあります。インターネットを利用すると、明細書が郵送されずインターネット上で確認できたり、インターネット経由で繰上げ返済をすると手数料が無料になったりするなどのメリットがあります。

フリーローンを検討する際は、資金使途、申込条件、借入上限額、借入利率(金利)、金利優遇、審査期間、収入証明提出の有無、付帯サービスの有無など様々な観点から、自分に合った最適な商品を選ぶようにしましょう。

なお、フリーローンは、メガバンクのほか、各都道府県に本店のある地方銀行、信用金庫などで取り扱っています。地方銀行のフリーローンは、利用できる人に居住地等の範囲の制限がありますので、検討にあたっては、それぞれの金融機関に確認してください。

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