オリックス株式会社 ファクタリング
基本情報
融資可能額 | - |
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対応地域 | - |
申込み対象 | 事業開始後1年以上及び、月額300万円以上の債権を有する診療所や介護事業、調剤薬局事業を営む法人及び個人事業主 |
取引先制限 | - |
最短融資日数 | - |
電話受付 | 平日9時~17時 |
手数料 | - |
保留金率 | - |
2社間ファクタリング対応 | 3社間のみ |
取引先に知られないか?
3社間ファクタリングのため、取引先に知られてしまう
3社間ファクタリングと3社間ファクタリングの違いや、ファクタリングの仕組みについて下記ページで詳しく解説しているので、一緒にご覧ください。
ファクタリングで資金調達するには?~ 仕組み、償還請求権、メリットデメリットを解説
契約までの流れ
オリックス株式会社が提供しているファクタリングサービスは、診療報酬債権を買い取るタイプのファクタリングサービスとなっています。
診療報酬債権を買い取るタイプのファクタリングの場合は、必ず保険支払機関に通知をするという仕組みになっているために、3社間のファクタリングです。
そのため、取引先に対してバレてしまうということが挙げられますが、一般的な企業が行うファクタリングと違って、ファクタリングをしていることによって資金繰りに焦っているという状況が知られてしまった場合でも、次回以降の取引に支障をきたしてしまうということがありませんので、それほど心配することではありません。
こちらでは、オリックス株式会社が提供しているファクタリングサービスを利用する際には、どのような手続きをすれば良いのかということについて詳しく紹介していきます。
- 相談後に申し込みをする
- 申し込み者の事業についての審査が行われる
- 審査完了後、契約の締結を行う
- 契約締結後に債権を買い取ってもらった代金が入金される
- 申し込み者がオリックス株式会社と、債権譲渡契約を締結する
- 申し込み者が保険支払機関に対して、債権譲渡の通知を行う
- 申し込み者が保険支払機関に対して、診療報酬等を請求する
- オリックス株式会社が申し込み者に対して、買取代金の支払いをする
- 保険支払機関がオリックス株式会社に対して診療報酬等の支払いをする
- 買取代金と診療報酬等の支払額の差額をオリックス株式会社が申し込み者に返金する
診療報酬債権タイプのファクタリングの場合は、通常のファクタリングサービスと比べると、手続きの流れが独特になっていますので、これだけだと分かりづらいと思います。
そのため、それぞれの項目に対して、詳細な紹介をしていきます。
申込みの前に…
オリックス株式会社のファクタリングサービスでは、申し込みをすることによって手続きがスタートすることになりますが、申し込みをする前にファクタリングについての説明を受けるところから始まることが特徴的です。
そのため、まずは相談をするための手続きをしなければいけないのですが、オリックス株式会社のファクタリングを利用するためには、問い合わせ窓口が電話での窓口しか設置されておらず、平日の9時~17時のみの受付となっているために、この時間内に手続きをしなければならないということになります。
相談の手続きをして、相談が完了してから申し込みをすることが出来る仕組みになっていますので、早急に現金が必要だという場合でも、現金化するまでには少し時間がかかってしまうということを知っておいて下さい。
申し込みをした事業の審査
申し込みが完了すると、申し込み者が営んでいる事業についての審査が行われることになります。
オリックス株式会社のファクタリングサービスでは厳正な審査が行われることになっていて、事業を開始してから1年以上が経過している状態で、月額300万円以上の債権が発生している状態でないと利用することが出来ない仕組みになっています。
この条件をクリアしている状態ならば、それほど厳しい審査ではないということが挙げられますが、この条件をクリアしていなければ絶対に利用することが出来ないということになりますので、その点に関しては注意が必要です。
契約内容を確認と契約締結
審査が完了すると、契約内容についての確認が行われます。
内容を確認した上で、契約をすることに問題がないようならば、その場で契約を締結する事になります。
契約を締結する際には、基本的にオリックス株式会社の営業所に赴いて手続きをするということになります。近隣にオリックス株式会社の営業所が無いという場合なら、その旨を相談することによって、担当者に訪問してもらうことも可能なので、都合が悪いことがあるならば、細かいことでも相談することが重要です。
入金
契約が締結すると、買い取ってもらった債権分の代金が入金されます。
契約の締結から入金までに掛かる時間は短くなっていますが、契約の締結までに時間がかかってしまうこともありますので、すぐに現金化しなければならないという場合は、何日までに現金化する必要があるのかということを相談時に申告しておくことが大切です。
お金や売掛金の流れ
オリックス株式会社のファクタリングサービスは、3社間のファクタリング取引のみとなっているために、2社間のファクタリングと比べると、お金や債権の移動の流れが少々異なります。
さらに、オリックス株式会社が提供しているファクタリング取引は、診療報酬債権のファクタリングのみとなっているために、一般の企業が利用することが出来ず、診療所や介護事業、調剤薬局事業などを営んでいる法人や個人事業主に限定されています。
そのため、お金や債権の移動が難しくなっていますが、基本的な3社間取引と変わりないので、こちらでは、それらについて詳しく紹介していきます。
このような流れになっていて、医療系の債権をファクタリングする際には、必ず保険支払機関に通知するという流れとなっているために、この流れは珍しいものではありません。
また、上記でも少し紹介したように、一般的な企業が行うファクタリングの場合は、売掛金を買い取ってもらうタイプのファクタリング取引となっているために、資金繰りに苦しんでいるということが判明してしまいます。
ファクタリングをしていることが取引先に知られてしまうと、今後の取引に支障をきたしてしまう事がありますが、診療報酬等の債権の場合は医療機関ということもあり、ファクタリングをしていることが知られてしまった場合でも、今後の経営状況が変化するということはありません。ファクタリングをしていることが知られてしまっても心配することがないということに繋がります。
オリックス株式会社のファクタリングサービスのポイント
こちらでは、オリックス株式会社が提供しているファクタリングサービスの中でも、特徴的な項目を抜き出して紹介していきます。
オリックス株式会社のファクタリングサービスは一般的な売掛金を買い取ってもらうタイプのファクタリング取引ではありませんので、色々と特殊な内容になっています。
診療・介護・調剤報酬債権に特化
オリックス株式会社のファクタリングサービスは、診療報酬等の債権のみのファクタリング取引が可能です。
そのため、一般的な企業が行っている売掛金をファクタリングする取引の場合は利用することが出来ませんので注意して下さい。
そして、オリックス株式会社のファクタリング取引は全て3社間ファクタリングとなっているために、保険支払機関に対して通知をしなければならないということになります。
ファクタリングをしていることが知られてしまった場合でも、今後の事業経営に支障をきたしてしまうということがありませんので、安心して資金を調達することが可能です。
債権の条件
オリックス株式会社のファクタリングサービスを利用する際の注意点としては、事業開始後1年以上が経過していて、月額300万円以上の債権が発生している状況でないと利用することが出来ないということが挙げられます。
そのため、基本的にはある程度の顧客数を抱えている法人または個人事業主しか利用することが出来ないということにもなりますので、その点に関しては注意が必要です。
約2ヶ月先の債権を….
診療報酬等の債権が現金化出来るのは、基本的に2ヶ月ほど先の話になります。
しかし、オリックス株式会社のファクタリングサービスを利用することによって、約2ヶ月先の債権を早期に現金化することが出来ます。
一般的な企業が振り出している売掛金と違って、保険支払機関が倒産をしてしまって、債権を回収することが出来ないということはありませんが、資金繰りに苦しんでいて、今すぐにでも債権を現金化したいという方も多いです。
そのような場合でも、早期に現金化することが出来るサービスを提供していますので、安心してサービスを利用することが出来ます。
会社概要
会社名 | オリックス株式会社 |
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住所 | 東京都港区浜松町2丁目4番1号 世界貿易センタービル |
規模 | 株主資本 2,682,424百万円、従業員数 31,890名 |
設立年月日 | 1964年4月 |
事業内容 | 多角的金融サービス業 |